JPS6031305Y2 - 同軸フィルタ埋設シャ−シによるモジュ−ル接続構造 - Google Patents
同軸フィルタ埋設シャ−シによるモジュ−ル接続構造Info
- Publication number
- JPS6031305Y2 JPS6031305Y2 JP7951379U JP7951379U JPS6031305Y2 JP S6031305 Y2 JPS6031305 Y2 JP S6031305Y2 JP 7951379 U JP7951379 U JP 7951379U JP 7951379 U JP7951379 U JP 7951379U JP S6031305 Y2 JPS6031305 Y2 JP S6031305Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coaxial
- connection
- module
- chassis
- filter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Waveguides (AREA)
- Filters And Equalizers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は回路ユニットからなるモジュールの取付けの改
良に係り、同軸フィルタ埋設シャーシによるモジュール
接続構造に関する。
良に係り、同軸フィルタ埋設シャーシによるモジュール
接続構造に関する。
マイクロ波乃至ミリ波帯による通信装置にわいては、Ｉ
Ｃ回路等により１つの機能を果すように構成された回路
ユニットからなるモジュール、例えば増幅器モジュール
あるいは逓倍器モジュール等はシャーシ床板の両面に多
数取付けられ相互に接続されて各種電子・通信装置を構
成する。
Ｃ回路等により１つの機能を果すように構成された回路
ユニットからなるモジュール、例えば増幅器モジュール
あるいは逓倍器モジュール等はシャーシ床板の両面に多
数取付けられ相互に接続されて各種電子・通信装置を構
成する。
従来のシャーシにおける床板両面に取付けられたモジュ
ール同志の同軸接続構造を第１図に示す。
ール同志の同軸接続構造を第１図に示す。
シャーシ床板３内に同軸構造を形成するための内導体１
３およびその周囲を円筒状に囲む誘導体１２が埋設され
シャーシ床板３自体がシールド用外導体の作用を行ない
同軸接続部７が構成される。
３およびその周囲を円筒状に囲む誘導体１２が埋設され
シャーシ床板３自体がシールド用外導体の作用を行ない
同軸接続部７が構成される。
このような同軸接続部７の内導体１３の上下両端面に接
続端子差込用挿入口２０が形成されここに各モジュール
１，２の接続端子８が挿入され上下のモジュール１，２
同志が接続される。
続端子差込用挿入口２０が形成されここに各モジュール
１，２の接続端子８が挿入され上下のモジュール１，２
同志が接続される。
モジュール１はステム６上にセラミック基板５を設け、
このセラミック基板５上に形成した配線パターンと接続
端子８とを金リボン９で接続し外周部をシールド用蓋４
で覆って構成される。
このセラミック基板５上に形成した配線パターンと接続
端子８とを金リボン９で接続し外周部をシールド用蓋４
で覆って構成される。
接続端子８の周囲のステム６内には誘電体１１および金
属環１０が埋設され同軸構造を構成する。
属環１０が埋設され同軸構造を構成する。
このような構成の同軸接続構造を有するシャーシにおい
ては、例えば増幅器モジュールあるいは逓倍器モジュー
ル等のように高調波を発生するモジュールを接続した場
合この高調波成分が信号成分とともに接続部を通過して
次のモジュールに伝達するため正規の信号の振幅や位相
歪の原因となる。
ては、例えば増幅器モジュールあるいは逓倍器モジュー
ル等のように高調波を発生するモジュールを接続した場
合この高調波成分が信号成分とともに接続部を通過して
次のモジュールに伝達するため正規の信号の振幅や位相
歪の原因となる。
従って、このような場合には高周波成分を除去するため
にローパスフィルタモジュールを各モジュール間に介入
して接続する必要がある。
にローパスフィルタモジュールを各モジュール間に介入
して接続する必要がある。
即ち、例えば第１図においてモジュール１を増幅器とす
ればこの直後に接続スルモジュール２をローパスフィル
タとしこのローパスフィルタを介してモジュール１とモ
ジュール１４とを接続させなければならない。
ればこの直後に接続スルモジュール２をローパスフィル
タとしこのローパスフィルタを介してモジュール１とモ
ジュール１４とを接続させなければならない。
従って、従来のシャーシにおいては取付けるモジュール
数が増加し、組立作業やコスト、重量等の点で不利であ
りまた、装置小型化への障害となっていた。
数が増加し、組立作業やコスト、重量等の点で不利であ
りまた、装置小型化への障害となっていた。
本考案は上記の点に鑑みなされたものであって、シャー
シ床板のモジュール接続部に同軸フィルタ構造を埋設し
て形成することによりフィルタモジュールを必要としな
い同軸フィルタ埋設シャーシによるモジュール接続構造
を提供することを目的とする。
シ床板のモジュール接続部に同軸フィルタ構造を埋設し
て形成することによりフィルタモジュールを必要としな
い同軸フィルタ埋設シャーシによるモジュール接続構造
を提供することを目的とする。
第２図は本考案に係る同軸フィルタ埋設シャーシによる
モジュール接続構造の一実施例の部分断面図である。
モジュール接続構造の一実施例の部分断面図である。
モジュール１５を構成するステム６上にセラミック基板
５が設置されこのセラミック基板５上に形成した配線パ
ターンは金リボン９を介して接続端子８に接続される。
５が設置されこのセラミック基板５上に形成した配線パ
ターンは金リボン９を介して接続端子８に接続される。
この接続端子８の周囲には同軸構造を形成するためにガ
ラス材料等からなる誘電体１１およびその周囲のコパー
ル等からなる金属環１０がステム６内に埋設される。
ラス材料等からなる誘電体１１およびその周囲のコパー
ル等からなる金属環１０がステム６内に埋設される。
シャーシ床板３内には同軸構造を形成する内導体１３が
埋設される。
埋設される。
この内導体１３は２段の平行な円板状部１９を有し各円
板状部１９問およびそれらの外側には誘電体１８が充填
されさらにその外周には円筒状に別の誘電体１７の層が
設けられる。
板状部１９問およびそれらの外側には誘電体１８が充填
されさらにその外周には円筒状に別の誘電体１７の層が
設けられる。
内導体１３の雨露出端面にはこのシャーシ床板３の上下
両面に取付ける各モジュール１５．１６の接続端子８，
８ｂを差込むための挿入口２０が形成される。
両面に取付ける各モジュール１５．１６の接続端子８，
８ｂを差込むための挿入口２０が形成される。
以上のような構成のシャーシの同軸接続部においては、
内導体１３の小径部がインダクタンス要素に相当し、円
板状部１９とシャーシ３間がキャパシタ要素に相当して
ローパスフィルタ等価回路を構成するため、モジュール
１５で発生した高調波はこの同軸接続部で除去され信号
成分のみが下面のモジュール１６に伝達される。
内導体１３の小径部がインダクタンス要素に相当し、円
板状部１９とシャーシ３間がキャパシタ要素に相当して
ローパスフィルタ等価回路を構成するため、モジュール
１５で発生した高調波はこの同軸接続部で除去され信号
成分のみが下面のモジュール１６に伝達される。
従って、新たにローパスフィルタ機能ヲ有するモジュー
ルを取付ける必要はなくシャーシ上に取付けるモジュー
ル数が減少し組立作業が楽になり装置の小型化が遠戚さ
れ、重量的、コスト的にも有利になる。
ルを取付ける必要はなくシャーシ上に取付けるモジュー
ル数が減少し組立作業が楽になり装置の小型化が遠戚さ
れ、重量的、コスト的にも有利になる。
なお、同軸フィルタ構造はローパスフィルタ型に限定さ
れるものではなく、例えば第３図に示すように外導体２
２に環状凹所２１を形成して所定の周波数の信号を除去
するＢＲＦ （ＢａｎｄＲｅｊｅｃｔｉｏｎ Ｆｉｌｔ
ｅｒ）として形成してもよい。
れるものではなく、例えば第３図に示すように外導体２
２に環状凹所２１を形成して所定の周波数の信号を除去
するＢＲＦ （ＢａｎｄＲｅｊｅｃｔｉｏｎ Ｆｉｌｔ
ｅｒ）として形成してもよい。
第１図は従来のシャーシの同軸接続部の部分断面図、第
２図および第３図は本考案に係るシャーシの同軸接続部
の各別の例を示す部分断面図である。 １、 ２． １４． １５． １６・・・・・・モジュ
ール、３・・・・・・シャーシ床板、８・・・・・・接
続端子、１２，１７．１８・・・・・・誘電体、１３・
・・・・・内導体、１９・・・・・・円板状部、２０・
・・・・・接続端子差込用挿入口、２１・・・・・・環
状凹所。
２図および第３図は本考案に係るシャーシの同軸接続部
の各別の例を示す部分断面図である。 １、 ２． １４． １５． １６・・・・・・モジュ
ール、３・・・・・・シャーシ床板、８・・・・・・接
続端子、１２，１７．１８・・・・・・誘電体、１３・
・・・・・内導体、１９・・・・・・円板状部、２０・
・・・・・接続端子差込用挿入口、２１・・・・・・環
状凹所。
Claims (3)
- （１）シャーシ床板に、両端に接続端子差込用挿入口が
形成された接続用内導体を貫通させて同軸接続部を埋設
し、該接続用内導体の挿入口にそれぞれ同軸接続を必要
とするモジュールの同軸接続端子を該床板の両側から挿
入し該モジュールをシャーシ床板に取付けることにより
モジュール間の同軸接続を行うようにするものであって
、上記同軸接続部を同軸フィルタとしたことを特徴とす
る同軸フィルタ埋設シャーシによるモジュール接続構造
。 - （２）同軸フィルタはその内導体が複数の平行な円板状
拡大径部を有するローパスフィルタとして形成したこと
を特徴とする実用新案登録請求の範囲第１項記載の同軸
フィルタ埋設シャーシによるモジュール接続構造。 - （３）同軸フィルタはその外導体が複数の平行な環状凹
所を内導体周囲に有するバンドリジェクションフィルタ
として形成したことを特徴とする実用新案登録請求の範
囲第１項記載の同軸フィルタ埋設シャーシによるモジュ
ール接続構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7951379U JPS6031305Y2 (ja) | 1979-06-13 | 1979-06-13 | 同軸フィルタ埋設シャ−シによるモジュ−ル接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7951379U JPS6031305Y2 (ja) | 1979-06-13 | 1979-06-13 | 同軸フィルタ埋設シャ−シによるモジュ−ル接続構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55181370U JPS55181370U (ja) | 1980-12-26 |
| JPS6031305Y2 true JPS6031305Y2 (ja) | 1985-09-19 |
Family
ID=29312913
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7951379U Expired JPS6031305Y2 (ja) | 1979-06-13 | 1979-06-13 | 同軸フィルタ埋設シャ−シによるモジュ−ル接続構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6031305Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-06-13 JP JP7951379U patent/JPS6031305Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55181370U (ja) | 1980-12-26 |
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