JPS6031144Y2 - 近接スイツチのケ−ス - Google Patents

近接スイツチのケ−ス

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Publication number
JPS6031144Y2
JPS6031144Y2 JP16441880U JP16441880U JPS6031144Y2 JP S6031144 Y2 JPS6031144 Y2 JP S6031144Y2 JP 16441880 U JP16441880 U JP 16441880U JP 16441880 U JP16441880 U JP 16441880U JP S6031144 Y2 JPS6031144 Y2 JP S6031144Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
resin
detection coil
proximity switch
coil
Prior art date
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Expired
Application number
JP16441880U
Other languages
English (en)
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JPS5786243U (ja
Inventor
昭光 小形
俊彦 丸尾
Original Assignee
オムロン株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by オムロン株式会社 filed Critical オムロン株式会社
Priority to JP16441880U priority Critical patent/JPS6031144Y2/ja
Publication of JPS5786243U publication Critical patent/JPS5786243U/ja
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  • Electronic Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、内部に樹脂を充填して検出コイル部と回路
基板とを封入するようにした近接スイッチのケースの改
良に関する。
一般に近接スイッチは、悪雰囲気中で専ら使用される性
質上、耐油性、耐水性といったシール性が重視されるの
で、これを完壁に行なうために、一側端が開口した箱状
のケース内に検出コイル部と回路基板とを配置した状態
で、ケース内部に樹脂を充填して各部品を完全に封入し
たものがある。
この樹脂充填型の近接スイッチに用いられるケースとし
ては、従来第1図、第2図に示すように、特に隔壁など
を具備しない単純な箱状の合成樹脂製ケース1が一般的
であり、検出面となる一端の内壁1a下部には、円盤状
の検出コイル部2の座りを安定させるための突起3・・
・が形成されていて、検出コイル部2はこの突起3・・
・上で上記内壁1aに密接させた位置決めされるように
なっていた。
ところで、近接スイッチでは、コイル定数のバラツキや
回路のバラツキがすくなからず生じるため、最終的に組
立時に検出距離の調整を施す必要があるが、樹脂充填型
のものでは、コイルの線間に樹脂が浸透することによっ
てコイル定数が変化してしまうので、上記の調整は検出
コイル部2のみが樹脂充填された状態で行なわなければ
ならない。
従って、従来のケース1においては、検出コイル部2を
樹脂につけて上記の突起3・・・上に載置接着し、この
状態で回路基板4の回路調整を行なった後にケース1内
に樹脂を注入充填するといった繁雑な作業手順となり、
極めて作業性が悪かった。
そこで、先に、近接スイッチのケース内部に隔壁(仕切
板)を設設け、一方の隔室には検出コイルを挿入し、他
方の隔室には回路基板などを挿入するものとし、これに
より検出コイルをいちいち樹脂液につけてからケースに
接着固定しなくても済むようにすることが提案された。
さらに、近接スイッチのケース内部に樹脂流通のための
溝を設けて樹脂液の流れを良好にし、検出コイルの樹脂
被覆を良好ならしめることが提案された。
しかしながら、ケースに検出コイルを接着固定する際の
位置決めの面倒は解決されていない。
しかも、検出コイルと回路基板との結線の都合上ケース
上縁よりも隔壁上縁の高さを一段低くしておくと、検出
コイル側の隔室に樹脂液を充填するため、隔壁の上限ま
でその樹脂液を注入した際に、隔壁の両端上縁からケー
ス側へと樹脂液が流れ出し充填不十分となる虞れがあっ
た。
この考案は係る問題点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は、仕切板(隔壁)によって検出コイル側と回路
基板側との分離独立構成を維持しながら、簡単かつ確実
に検出コイルを収納固定することができるとともに、検
出コイル側への樹脂液の充填を良好ならしめることがで
きる近接スイッチのケースを提供することにある。
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
第3図はこの考案に係るケース11を用いた近接スイッ
チの分解斜視図であって、同図において、12はコア1
3内に環状のコイル14を組入れてなる円盤状の検出コ
イル部、15は検出距離調整用の回路を含む処理用の回
路が実装された回路基板、16はほぼぼU字形の取付部
16aを有するゴムチューブ、17はリード線を示して
いる。
ケース11は、合成樹脂の一体形成品である。
従って、この種の近接スイッチのケース程度に合合威樹
脂を成形加工した場合にあっては、ケース11の板状部
分にバネ的な弾性が生じ、厚さ比較的薄くした部位は適
度の弾性部分となる。
そして、第4図およ第5図にも示すように、一側面、具
体的には上面が開口した矩形の箱状をなし、その前端部
には前端壁18と並行に仕切板19が一体の形成されて
いるとともに後端片22は上記ゴムチューブ16を固定
するためのほぼU字形の欠切部21を有し、かつこれを
挟んで取付用の貫通孔22.22が形成されれている。
上記仕切板19は第5図に示す如く、ケース11外壁よ
り一段低く形成され、かつケース11両側壁23.23
に接する両端上縁に傾斜部24.24が延長形成されて
いる。
ケース11内の空間は、この仕切板19によってコイル
部収納部収納室25と基板収納室26とに隔成され、基
板収納室26にはガイド溝27,2Bにより回路基板1
5が垂直位置で支持されるようになっている。
また、上記コイル部収納室25においては、仕切板19
内壁面に上下方向に延びた凸部19a、19b形戊され
ている一方、ケース11一端壁18の内壁面がその左右
両側が僅かな凸面18aに、中央部が僅かな凹面18b
に各々形成されており、ここに挿入された検出コイル部
12は、主に仕切板19の弾性によって、上記凸部19
a、19bと凸面18a、18aとにより圧接挾持され
て前後方向の位置決めがなされ、かつケース11両側へ
き23.23によって左右方向への位置決めがなされる
ようになっている。
従って、上記構成のケース11を用いた近接スイッチの
組立手順としては、まず検出コイル部12をコイル部収
納室25内に挿入するとともに、回路基板15およびゴ
ムチューブ16を各々取付け、始めにコイル部収納室2
5にのみ樹脂液を注入充填する。
そしてコイル14の線間に樹脂が浸透した状態で検出距
離の調整を行なった後に、基板収納室26に樹脂液を注
入充填する。
なお、この充填樹脂はケース11と同色の不透明樹脂が
用いられ、一般に蓋板を用いることなくケース11上面
部分を構成する。
すなわち、上記構成のケース11にあっては、主に仕切
板19の弾性によって、凸部19a、19bと凸面18
a、18aとの間に圧接挟持力を与え、またその間の寸
法は成形加工時に決定されるから、検出コイル部12を
挿入するだけで常に確実な位置決めが行なえるとともに
、樹脂充填圧により検出コイルが浮き上がるのを防止で
きる。
しかも仕切板19に傾斜部24.24が延長形成されて
いるため、仕切板19上限まで注入された樹脂液が、い
わゆる毛管現象により基板収納室26側に流れる虞れが
ない。
また、検出コイル部12のみ樹脂中に封入でできるので
、従来のように検出コイル部12を−々樹脂液につけて
接着固定するものに比較して組立作業性が大幅に向上、
しかもコイル14を樹脂中に確実に封入した状態で回路
調整を施すことができるので、検出精度のバラツキを防
止できる。
また、コイル部収納室25への樹脂液注入に際して、凸
部19a、19b、凸面18aにより適宜な流通間隙が
確保されているため、樹脂液の流れが良好となり、特に
一端壁8の凸面18bによってコイル14前面を樹脂で
確実に被覆でき、シール性が向上する。
以上の説明で明らかなように、この考案に係る近接スイ
ッチのケースによれば、仕切板によって検出コイル側と
回路基板側との分離独立構成を維持しながら、簡単かつ
確実に検出コイルをケースに収納固定することができる
とともに、検出コイル側への樹脂液の充填を良好ならし
めることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は従来の近接スイッチのケースを示す平面図、第
2図は第1図における■−■線断面図、第3図はこの考
案を適用した近接スイッチの分解斜視図、第4図はその
ケースのみの平面図、第5図は第4図における■−V線
断面図である。 11・・・・・・ケース、12・・・・・・検出コイル
部、15・・・・・・回路基板、16・・・・・・ゴム
チューブ、19・・・・・・仕切板、24・・・・・・
傾斜部、25・・・・・・コイル部収納室、18a・・
・・・・凸面、18b・・・・・・凹面、19a・・・
・・・凸部、19b・・・・・・凸部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一側面が開口された箱状をなし、かつ内部に樹脂を充填
    することにより、検出コイルと回路基板とが封入される
    合成樹脂の近接スイッチのケースであって; 前記ケース内の前端部には、ケースと一体に成形加工で
    形成された仕切板によってコイル部収納室が隔成され; かつ、前記仕切板には、ケース前端壁との対向面に検出
    コイルを圧接挾持回前に凸部が形成されるとともに、ケ
    ース両側壁に接する両端上縁に樹脂の流出防止用の傾斜
    部が形成されてなることを特徴とする近接スイッチのケ
    ース。
JP16441880U 1980-11-17 1980-11-17 近接スイツチのケ−ス Expired JPS6031144Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16441880U JPS6031144Y2 (ja) 1980-11-17 1980-11-17 近接スイツチのケ−ス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16441880U JPS6031144Y2 (ja) 1980-11-17 1980-11-17 近接スイツチのケ−ス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5786243U JPS5786243U (ja) 1982-05-27
JPS6031144Y2 true JPS6031144Y2 (ja) 1985-09-18

Family

ID=29523151

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16441880U Expired JPS6031144Y2 (ja) 1980-11-17 1980-11-17 近接スイツチのケ−ス

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JP (1) JPS6031144Y2 (ja)

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JPS5786243U (ja) 1982-05-27

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