JPS6031000Y2 - 給油装置 - Google Patents

給油装置

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Publication number
JPS6031000Y2
JPS6031000Y2 JP4782981U JP4782981U JPS6031000Y2 JP S6031000 Y2 JPS6031000 Y2 JP S6031000Y2 JP 4782981 U JP4782981 U JP 4782981U JP 4782981 U JP4782981 U JP 4782981U JP S6031000 Y2 JPS6031000 Y2 JP S6031000Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
check valve
lubricating oil
oil supply
fixed
Prior art date
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Expired
Application number
JP4782981U
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English (en)
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JPS57160844U (ja
Inventor
豊 平井
卓史 野口
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by トヨタ自動車株式会社 filed Critical トヨタ自動車株式会社
Priority to JP4782981U priority Critical patent/JPS6031000Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、主として鍛造プレスにおける潤滑油の給油装
置に関するものである。
従来、鍛造プレス等に潤滑油を供給するに当っては、エ
アーポンプ等により潤滑油を圧送してこれを所定の製品
あるいは型に吹き付ける手段が採られている。
しかしながら、この手段によるときは、プレス機本体、
トランスファーユニット、ボルスタを含む型等の配置上
から、潤滑油のエア配管および吹き付はスペースが満足
にとれないという問題があり、また、一定量の潤滑油を
定位置に吹き付けることについても問題がある。
本考案は、従来技術における上記のような諸問題を解決
するためになされたもので、その目的とするところは、
第1には小スペースでしかもエアーポンプ等を必要とし
ない給油装置、第2にはプレス機における上ラムの上下
運動およびワークのトランスファー作動に対し同期させ
得る給油装置、第3には一定量の潤滑油を定位置に供給
させ得る給油装置を提供することにある。
次に、本考案の一実施例の構成および作用を図面に基づ
いて説明する。
第1図は、本考案に係る給油装置を鍛造プレスに使用し
た場合の縦断面図で、プレス機の上ラムの上死点の状態
、第2図は、その下死点の状態を示す。
図において、1は給油装置で、固定部1a、ノズル部1
bとシリンダ部1cとからなる。
固定部1aの軸方向中心部には油供給孔la’およびこ
れに連通ずる貫通孔2が穿設され、該貫通孔2の下方に
はさらにコイルバネ3により上方に付勢されて貫通孔2
の通路を閉塞するように形威したチェック弁4(本実施
例ではボールが使用されている)が設けられている。
固定部1aの上方部はプレス機の上ラム5にボルト6に
より固定され、上ラム5の昇降と同期して作動するよう
にされると共にその下方部はシリンダ部1cの内側壁に
嵌合している。
また、ノズル部1bは、その軸方向中心部には貫通孔7
が穿設され、その下方にはコイルバネ8により上方に付
勢されて前記貫通孔7の通路を閉塞するように形威した
チェック弁9(本実施例ではボールが使用されている)
が設けられている。
そして、ノズル部1bの上方部はシリンダ部1cの内側
壁に嵌合し、固定部1aの下方部トノ間にコイルバネ1
0を介してシリンダ室11を形威し、ノズル部1bの下
方部端にはノズル12が形成されている。
なお、固定部1aとシリンダ部1c、ノズル部1bとシ
リンダ部1cとの両嵌合部には作動時における気密性を
保持するためそれぞれOリング13.14が配設されて
いる。
本考案に係る給油装置を使用するに当っては、先ず、準
備手段として、別に設けられた潤滑油タンク(図示せず
)から自重により矢印Aにて示す如く潤滑油を落下させ
て貫通孔2内にこれを貯留し、また、シリンダ室11に
も初期給油として予め潤滑油を注入しておく。
そして、給油装置の作動を始めさせることになる。
以下は、その作動中の各機構の作用の説明である。
上ラム5が第1図に示すような上死点状態にあるときは
、チェック弁4,9はいずれもそれぞれコイルバネ3,
8によって押し上げられているため潤滑油を通過させる
ための貫通孔2,7は閉塞された状態にある。
したがって、シリンダ室11内にある潤滑油は排出され
ない。
上ラム5が第2図に示すように矢印Bの如く下降し、下
死点付近に達する時点になると、ノズル12が、レール
15上に置かれ且つトランスファー16にセットされて
いる製品17の上面に接触し始める。
そうすると、ノズル部1bがシリンダ部1c内で上方に
摺動し、シリンダ室11に内圧がかかることとなる。
このとき潤滑油通過用の貫通孔2は、チェック弁4がコ
イルバネ3により押し上げられているうえ内圧がかかる
のでそのチェック弁4により閉塞され、他方、油排出用
の貫通孔7は、その下方のチェック弁9に下方向きに圧
力がかかり、コイルバネ8の付勢力に抗してチェック弁
9が開くためノズル12の噴出口と連通し、矢印Cおよ
びDの如く潤滑油は流れ、符号18で示すような状態で
排出される。
次に、上ラム5が上昇すると、ノズル部1bは上ラム5
の上昇と同期してコイルバネ10の弾撥力により元の位
置まで復帰するのであるが、このとき、チェック弁9は
コイルバネ8により上方に付勢されているうえシリンダ
室11には負圧が発生するので貫通孔7は閉塞され、他
方、チェック弁4はシリンダ室11の負圧によりコイル
バネ3の付勢力に抗して吸引され開される。
そして貫通孔2内に貯留されている潤滑油はシリンダ室
11内に流入し、上ラム5が上死点に達した時点ではシ
リンダ室11内には潤滑油が充填され、初期の状態とな
り矢印Eで示す動作で1サイクルが完了する。
ここで付言すると、本実施例は、芯バリ抜前の工程にお
いて、製品17の中心部に潤滑油を留め、次工程の芯パ
リ抜パンチ(図示せず)に必然的に型潤滑がなされた内
容を説明している。
本考案は、上述の如き構成よりなり、また、作用するも
のであるから、小スペースで一定量の潤滑油を定位置に
供給することが可能であり、また、ノズルが押されるス
トロークを変えれば潤滑油の吐出量も任意に設定するこ
とが可能である。
さらに、また、本考案に係る給油装置は、駆動源として
上ラムの昇降を利用しているため特に別個の駆動源を設
けることなく、また、特に各機能部品とのタイミングを
配慮することなく独自に給油することができ、また、ど
のような製品形状に対しても給油装置の取り付は位置の
調整およびノズルの形状の変更をすれば、一定の給油ま
たはより広範囲の給油を自由に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る一実施例の上ラムの上死点の状
態の断面図、第2図は、上ラムの下死点の状態の上方部
を省略した断面図、である。 1・・・・・・給油装置、1a・・・・・・固定部、1
b・・・・・・ノズル部、1c・・・・・・シリンダ部
、4・・・・・・チェック弁、5・・・・・・上ラム、
9・・・・・・チェック弁、10・・曲コイルバネ、1
1・・・・・・シリンダ室、12・・・・・・ノズル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上方部をプレス機の上ラムに固定し、かつ、チェック弁
    を内蔵した給油孔を軸方向中心部に有する固定部の下端
    部と、同じく先端にノズルを有し軸方向中心部にチェッ
    ク弁を内蔵した油排出孔を有するノズル部の上端部とを
    、シリンダ部の両端部にそれぞれ嵌合して前記固定部の
    下端部と前記ノズル部の上端部との間にシリンダ室を形
    成すると共に両者をコイルバネにより上下に付勢したこ
    とを特徴とする給油装置。
JP4782981U 1981-04-02 1981-04-02 給油装置 Expired JPS6031000Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4782981U JPS6031000Y2 (ja) 1981-04-02 1981-04-02 給油装置

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JP4782981U JPS6031000Y2 (ja) 1981-04-02 1981-04-02 給油装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57160844U JPS57160844U (ja) 1982-10-08
JPS6031000Y2 true JPS6031000Y2 (ja) 1985-09-17

Family

ID=29844600

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JP4782981U Expired JPS6031000Y2 (ja) 1981-04-02 1981-04-02 給油装置

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JPS57160844U (ja) 1982-10-08

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