JPS6136876Y2 - - Google Patents

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JPS6136876Y2
JPS6136876Y2 JP1981193123U JP19312381U JPS6136876Y2 JP S6136876 Y2 JPS6136876 Y2 JP S6136876Y2 JP 1981193123 U JP1981193123 U JP 1981193123U JP 19312381 U JP19312381 U JP 19312381U JP S6136876 Y2 JPS6136876 Y2 JP S6136876Y2
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JP
Japan
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cylinder
grease
plunger
piston
oil cylinder
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JP1981193123U
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JPS5899596U (ja
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  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、とくにプランジヤ式のグリス供給装
置に関する。
グリス供給装置は、プランジヤ式のポンプを用
いて強制的に多数の潤滑部分にグリスを供給する
装置であり、例えば車両等の軸受の潤滑に多く利
用されている。従来のグリスを用いたプランジヤ
式グリス供給装置は、特開昭54−152754号公報
や、第1図に示すような例が存在する。第1図に
示す例にあつて、1はポンプ本体をなすシリンダ
ブロツクである。このシリンダブロツク1内の第
1図における右側には左右方向を中心軸とする大
径の空気シリンダ2が設けられており、該シリン
ダブロツク1内の左側に前記空気シリンダ2と同
一軸をなす小径の油シリンダ3が形成され、か
つ、この油シリンダ3の右半部分が該空気シリン
ダ2内に突出されている。前記空気シリンダ2内
に、リングパツキング4が嵌着されたカツプ形の
ピストン5が左右方向に摺動可能に嵌着され、前
記油シリンダ3にプランジヤ6の左端部が嵌挿さ
れ、当該プランジヤ6と油シリンダ3によつてポ
ンプ部8が形成されている。
このプランジヤ6は空気シリンダ2の左端底部
とプランジヤ6の右端に設けられたバネ座7間に
弾装されたもどしバネ9により前記ピストン5に
当接され、該ピストン5は常時右方向へ付勢され
るようになつており、該ピストン5が動作しない
場合に於ては、第1図に示す如く、右端にある。
前記空気シリンダ2の右端面には、供給口10を
有するシリンダカバ11が装着されており、この
シリンダカバ11の外側に電磁弁12が装備され
ている。この電磁弁12は、外部に設けられた空
気タンク(図示せず)と接続されて所望の際に、
前記供給口10を通じて空気シリンダ2のピスト
ン5側部に圧縮空気を圧送する機能を有してお
り、この圧縮空気の供給により、前記ピストン5
を前記もどしバネ9に抗して左方へ移動せしめ、
同時に前記プランジヤ6を駆動するようになつて
いる。また、前記電磁弁12を切換え、圧縮空気
の圧送を停止し、ピストン5の右側部分を大気に
開放することにより、ピストン5の復帰を行なわ
しめるようになつている。一方、前記空気シリン
ダ2のピストン5の左側部分は、エアーブリーザ
ー13を介して常時大気に開放されている。
前記油シリンダ3は、該油シリンダ3の左端部
にキヤツプボルト14が螺合されており、これに
より内部が密閉されるようになつている。また、
この油シリンダ3の左端部近傍の上下位置には、
吸入口15及び吐出ポート16が設けられてい
る。前記吸入口15は吸込弁としてのチエツク弁
17を介して吸入ポート18と接続されており、
さらに、後述するグリス容器22と連通されるよ
うになつている。一方、吐出ポート16には、図
示しない分配器等を介して、グリスの供給先と接
続されている。
このように形成された油ポンプ本体の上側に、
グリス貯蔵部19が装備されている。このグリス
貯蔵部19は前記シリンダブロツク1の上端面に
ねじ止めされたホルダー20と、このホルダー2
0に被嵌された保護ケース21内に収納されたグ
リス容器22とから成る。前記ホルダー20の中
央部には、上方に突設されたねじ部23及び、こ
のねじ部23側と前記シリンダブロツク1の吸入
ポート18とを連用する補給ポート24が設けら
れている。そして、前記ねじ部23に、グリス容
器22の口部25を下向きにして螺合することに
より、該グリス容器22の固定がなされると同時
に、前記ポート24の先端がグリス容器22の蓋
を破り、これによつてグリス容器22内と前記シ
リンダブロツク1のポンプ部8とが連通されるよ
うになつている。このグリス容器22は、蛇腹状
に形成されており、この蛇腹部28の上端部には
キヤツプ26が嵌着されている。このキヤツプ2
6はグリスの使用につれて徐々に降下し、グリス
がなくなると、スイツチ27を閉じて該グリスの
消費を通報せしめるようになつている。
このように構成されたプランジヤ式のグリス供
給装置は次のように動作する。ここで、前記ポン
プ部8には、予めグリスが充満されており、また
ピストン5及びプランジヤ6は第1図の状態に復
帰されているものとする。今、グリスを各潤滑箇
所へ供給するとき、例えば車両の所定走行距離毎
に、前記電磁弁12が開き、図示しない空気タン
クから送られる圧縮空気を空気シリンダ2内へ圧
送する。この圧縮空気の注入により前記ピストン
5はもどしバネ9に抗して左方へ押圧され、これ
に伴い前記プランジヤ6も左方へ移動する。この
プランジヤ6の移動により、油シリンダ3内に充
満されたグリスが加圧され、前記吐出ポート16
より吐出される。このとき、前記グリス容器22
への逆流はチエツク弁によつて阻止される。そし
て吐出ポート16から吐出したグリスが図示しな
い分配器を介して各潤滑部分へ供給されることと
なる。このグリスの供給が終了すると、前記電磁
弁12が圧縮空気の圧送を停止すると同時に、空
気シリンダ2のピストン5の右側部分を大気に開
放する。これにより、前記ピストン5はもどしバ
ネ9の作用で右方向へ付勢され、該ピストン5及
びプランジヤ6が原位置に復帰し、このとき、吐
出ポート17より先のグリス吸い戻すと同時に、
グリス容器22からチエツク弁17を介して油シ
リンダ3内にグリスが吸入され、次回の供給の準
備がなされる。
ところで、前述のプランジヤ式グリス供給装置
に於て、潤滑剤の吐出圧は、装置の形状・寸法が
同一ならば、作動用の圧縮空気圧で定まり、また
圧縮空気圧が一定ならば、空気シリンダの径及び
油シリンダの径等装置各部の形状寸法で定まる。
従つて同じグリス供給装置を用いて、高い吐出圧
を得ようとする場合圧縮空気源をより高圧なもの
に変更しなければならず、付属設備に多大な負担
がかかり、一方、同一の圧縮空気源を利用する場
合には、グリス供給装置全体を変更しなければな
らず、製造に手間がかかると同時にコスト高にな
るという不都合がある。
本考案は、かかる従来技術の欠点に鑑みなされ
たものであつて、簡単な構成で、装置全体を変更
することなくグリスの吐出圧を変えることがで
き、従つて、種々の機械に対し互換性を有する安
価なグリス供給装置を提供することを目的とす
る。
本考案は、第1のシリンダの他端部に、該第1
のシリンダより小さな径を有する第2のシリンダ
を嵌合し、この第2のシリンダに前記第1のプラ
ンジヤに当接して駆動される第2のプランジヤを
装備するとともに、該第2のシリンダと吸入口と
を連通せしめたことにより、前記目的を達成しよ
うとするものである。
以下、本考案の一実施例を第2図に基づいて説
明する。
図中、従来技術と同一の構成要素は同一符号を
用いる。
第2図に於て、第1のシリンダとして前記油シ
リンダ3の左端部に、前述したキヤツプボルト1
4の代わりに、第2のシリンダ30が嵌合されて
いる。この第2のシリンダ30は、油シリンダ3
と同一軸をなすように配設され、かつ、前記油シ
リンダ3の内径より小さな内径に形成されてい
る。また、前記第2のシリンダ30は、油シリン
ダ3との嵌合部が前記吸入口15を閉鎖しない位
置となるように装備されている。前記第2のシリ
ンダ30内には、更に、第2のプランジヤ31が
左右方向に摺動自在に密着嵌挿されている。この
第2のプランジヤ31は、右端に油シリンダ3よ
り僅かに小さな径を有するツバ部32が設けられ
ており、このツバ部32の左側端面と前記第2の
シリンダ30の右端面との間に第2のもどしバネ
33が配設されている。この第2のもどしバネ3
3で第2のプランジヤ31が第1のプランジヤと
しての前記プランジヤ6の先端に当接されるよう
になつている。また、この第2のプランジヤ31
内には、前記油シリンダ3と、第2のシリンダ3
0とを連通するための連通孔34が穿設されてお
り、この連通孔34の第2のシリンダ30側近く
にチエツク弁35が装備されている。前記第2の
シリンダ30の左端部には、吐出管36が螺合さ
れており、この吐出管36の右端面が前記第2の
プランジヤ31のストツパの機能を果すようにな
つている。また、前述した吐出ポート16は栓3
7によつて止栓されている。前記吐出管36に
は、更に、第1図の場合と同様に図示しないパイ
プ分配器を介して各潤滑部分に接続されている。
その他の構成部分は前述した従来技術と全く同様
に構成されているため、同一の番号を付して説明
を省略する。
次に上記実施例の全体的動作を説明する。ただ
し予め第2のシリンダ30、連通孔4及び油シリ
ンダ3内がグリスで充満されており、第1、第2
のプランジヤ6,31が原位置に復帰しているも
のとする。前記電磁弁12が開き、空気シリンダ
2内に圧縮空気が圧送されると、前記もどしバネ
9に抗してピストン5が左方に押圧され、これに
より第1のプランジヤ6が左へ移動する。この第
1のプランジヤ6の移動に伴なつて該第1のプラ
ンジヤ6に当接した第2のプランジヤ31が第2
のシリンダ30内に挿入されていく。このとき、
前記第2のもどしバネ33の付勢力が弱いので、
第1のプランジヤ6に働く押圧力が僅んどそのま
ま第2のプランジヤ31に伝達される。従つて、
前記第2のプランジヤ31は前述したように小径
に形成されているため、第2のシリンダ30内に
充満したグリスが高圧に加圧され、前記吐出管3
6より吐出されることとなる。このとき、前記グ
リス容器22への逆流はチエツク弁17によつて
阻止され、また、前記連通孔34に設けられたチ
エツク弁35によつて、油シリンダ3から第2の
シリンダ30内に押出されるグリスに負荷がかけ
られ、該第2のシリンダ30内の高圧状態が維持
される。そして吐出管36から吐出したグリスが
図示しないパイプ、分配器を介して各潤滑部分へ
供給される。グリスの供給が完了すると、電磁弁
12が圧縮空気の圧送を停止すると同時に空気シ
リンダ2のピストン5の右側部分を大気に開放す
る。これにより前記ピストン5及び第1のプラン
ジヤ6がもどしバネ9の作用で右方向へ復帰する
とともに第2のもどしバネ33の作用で第2のプ
ランジヤ31が右方向へ復帰し、このとき同時に
前記チエツク弁17及び35を介して第2のシリ
ンダ30及び油シリンダ3内に次回供給用のグリ
スが吸入充満される。
この実施例によれば、圧縮空気源等を変更する
ことなく従来のグリス供給装置に簡単なプランジ
ヤ・シリンダ機構を付加するのみで、グリスの吐
出圧を高圧にすることができ、前記第2のプラン
ジヤの径を適当に選べば約2倍以上の吐出圧が得
られる。従つて、例えば大型車両等高い吐出圧が
要求される場合であつても、一般車両に用いるグ
リス供給装置をそのまま使用でき、別途にグリス
供給装置を用意したり、圧縮空気源の変更を要し
ない。
以上のように、本考案によれば簡単な構成でグ
リスの吐出圧を変えることができ、安価で互換性
の高いグリス供給装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のプランジヤ式グリス供給装置を
示す構成図、第2図は本考案の一実施例に係る構
成図である。 3……第1のシリンダとしての油シリンダ、5
……駆動手段の要部をなすピストン、6……第1
のプランジヤ、15……吸入口、30……第2の
シリンダ、31……第2のプランジヤ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 グリスの吸入口15を有する第1のシリンダ3
    と、この第1のシリンダ3の一端部に嵌挿され、
    駆動手段によつて往復動される第1のプランジヤ
    6とを備えたグリス供給装置において、 前記第1のシリンダ3の先端部に、該第1のシ
    リンダ3より小さな径を有する第2のシリンダ3
    0を嵌合し、この第2のシリンダ30に前記第1
    のプランジヤ6に当接して駆動される第2のプラ
    ンジヤ31を嵌挿すると共に、該第2のプランジヤ
    31に一端を第2のシリンダ30と連通し、他端
    を第1のシリンダ3と連通する連通孔34を形成
    し、この連通孔34にチエツク弁35を設けたこ
    とを特徴とするグリス供給装置。
JP19312381U 1981-12-28 1981-12-28 グリス供給装置 Granted JPS5899596U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19312381U JPS5899596U (ja) 1981-12-28 1981-12-28 グリス供給装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP19312381U JPS5899596U (ja) 1981-12-28 1981-12-28 グリス供給装置

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Publication Number Publication Date
JPS5899596U JPS5899596U (ja) 1983-07-06
JPS6136876Y2 true JPS6136876Y2 (ja) 1986-10-25

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ID=30106493

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JP19312381U Granted JPS5899596U (ja) 1981-12-28 1981-12-28 グリス供給装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6321833Y2 (ja) * 1985-02-22 1988-06-15
JPS6321834Y2 (ja) * 1985-02-22 1988-06-15
JP6258095B2 (ja) * 2014-03-24 2018-01-10 ブリヂストンフローテック株式会社 グリス供給装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4022003Y1 (ja) * 1964-02-21 1965-07-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4022003Y1 (ja) * 1964-02-21 1965-07-29

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JPS5899596U (ja) 1983-07-06

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