JPS6030683A - 酵素固定樹脂組成物並びにその製造法及び再生法 - Google Patents
酵素固定樹脂組成物並びにその製造法及び再生法Info
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- JPS6030683A JPS6030683A JP58138774A JP13877483A JPS6030683A JP S6030683 A JPS6030683 A JP S6030683A JP 58138774 A JP58138774 A JP 58138774A JP 13877483 A JP13877483 A JP 13877483A JP S6030683 A JPS6030683 A JP S6030683A
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- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N11/00—Carrier-bound or immobilised enzymes; Carrier-bound or immobilised microbial cells; Preparation thereof
- C12N11/02—Enzymes or microbial cells immobilised on or in an organic carrier
- C12N11/08—Enzymes or microbial cells immobilised on or in an organic carrier the carrier being a synthetic polymer
- C12N11/082—Enzymes or microbial cells immobilised on or in an organic carrier the carrier being a synthetic polymer obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は酵素固定樹脂組成物並びにその製造法及び再生
法に関する。本発明の酵素固定樹脂組成物岐巨大網目構
造を有し、窒素を有するイオン交換基が活性水素を有し
ないスチレン−ジビニルベンゼン系塩基性イオン交換樹
脂のマクロポア内に多価アルデヒドでお互いに架橋され
た酵素を包含してなることを特徴とする。
法に関する。本発明の酵素固定樹脂組成物岐巨大網目構
造を有し、窒素を有するイオン交換基が活性水素を有し
ないスチレン−ジビニルベンゼン系塩基性イオン交換樹
脂のマクロポア内に多価アルデヒドでお互いに架橋され
た酵素を包含してなることを特徴とする。
従来吸着法による固定化酵素の製造に際してはマクロ多
孔型又は巨大網目構造の陰又は陽イオン交換樹脂が用い
られているが次のごとき問題点がある。
孔型又は巨大網目構造の陰又は陽イオン交換樹脂が用い
られているが次のごとき問題点がある。
例えばポリフェノール系の弱塩基性陰イオン交換樹脂で
あるデュオライ)A7を用いる方法(%開昭49−80
160)では吸着が強いので溶出し難く再生が困難であ
る。このためさらに親水性基を導入して疎水性に基づく
吸着を弱める工夫がされているが(%開昭53−858
90)十分でない。
あるデュオライ)A7を用いる方法(%開昭49−80
160)では吸着が強いので溶出し難く再生が困難であ
る。このためさらに親水性基を導入して疎水性に基づく
吸着を弱める工夫がされているが(%開昭53−858
90)十分でない。
一方、スチレン−ジビニルベンゼン系の弱塩基性陰イオ
ン交換樹脂であるアンバーライトIRA−904などを
用いる方法(特開昭5゜−53584)では一般に酵素
の吸着がゆるく使用中に徐々に離脱し、又多糖類の優先
吸着が生ずる(特開昭54−147992)。
ン交換樹脂であるアンバーライトIRA−904などを
用いる方法(特開昭5゜−53584)では一般に酵素
の吸着がゆるく使用中に徐々に離脱し、又多糖類の優先
吸着が生ずる(特開昭54−147992)。
又固定化酵素を用いる連続反応では反応槽での雑菌汚染
が問題となることが多く、この対策として高基質濃度、
中高温度の条件設定が行われる。しかしこの措置は同時
に樹脂の劣化(例えば不可逆的に吸着した多糖類等によ
る基質と酵素との接触の妨害等)をもたらすことが多い
。
が問題となることが多く、この対策として高基質濃度、
中高温度の条件設定が行われる。しかしこの措置は同時
に樹脂の劣化(例えば不可逆的に吸着した多糖類等によ
る基質と酵素との接触の妨害等)をもたらすことが多い
。
上記事情にかんがみ本発明者らは樹脂の劣化が少なく、
可逆的吸着の容易なスチレン−ジビニルベンゼン系の塩
基性陰イオン交換樹脂を選び、吸着の弱い欠点を多価ア
ルデヒドによる架橋でカバーすることによシ高基質濃度
、中高温での連続使用に耐え、かつ再生使用の可能な酵
素固定樹脂組成物を得ることができることを見い出し本
発明を完成した。多価アルデヒドは酵素中の官能基、特
にアミノ基と化学結合することによシ酵素を架橋する。
可逆的吸着の容易なスチレン−ジビニルベンゼン系の塩
基性陰イオン交換樹脂を選び、吸着の弱い欠点を多価ア
ルデヒドによる架橋でカバーすることによシ高基質濃度
、中高温での連続使用に耐え、かつ再生使用の可能な酵
素固定樹脂組成物を得ることができることを見い出し本
発明を完成した。多価アルデヒドは酵素中の官能基、特
にアミノ基と化学結合することによシ酵素を架橋する。
この観点から、樹脂中の窒素を有する官能基は活性水素
を有しないことが必要である。
を有しないことが必要である。
次に本発明をさらに詳しく説明する。
巨大網目構造を有し、窒素を有するイオン交換基が活性
水素を有しないスチレン−ジビニルベンゼン系塩基性陰
イオン交換樹脂としてはアイマックA208.A20R
(デュオライトインターナショナル社(フランス)社の
商品名入デュオライトA378.A369.A368[
ダイヤモンドジャムロック社(アメリカ)社の商品名〕
、HPA75.HPA25 (三菱化成工業■の商品名
〕等が使用される。
水素を有しないスチレン−ジビニルベンゼン系塩基性陰
イオン交換樹脂としてはアイマックA208.A20R
(デュオライトインターナショナル社(フランス)社の
商品名入デュオライトA378.A369.A368[
ダイヤモンドジャムロック社(アメリカ)社の商品名〕
、HPA75.HPA25 (三菱化成工業■の商品名
〕等が使用される。
多価アルデヒドとしては特に限定はないが、炭素数2〜
10の飽和脂肪族ジアルデヒドが好適に用いられる。例
えばグリオキサール、マロンアルデヒド、スクシンアル
デヒド、グルタルアルデヒド、アジボアルデヒド等であ
る。
10の飽和脂肪族ジアルデヒドが好適に用いられる。例
えばグリオキサール、マロンアルデヒド、スクシンアル
デヒド、グルタルアルデヒド、アジボアルデヒド等であ
る。
本発明で使用する酵素としては特に限定はなく、酸化還
元酵素、転移酵素、加水分解酵素、リアーゼ、イソメラ
ーゼ、リガーゼなどがあげられる。特にグルコースイソ
メラーゼ、グルコアミラーゼ、フマラーゼ、アスパルタ
ーゼ、リパーゼ、インベルターゼ、グロテアーゼ、ウレ
アーゼ、アミノ酸オキシダーゼ等が好適である。
元酵素、転移酵素、加水分解酵素、リアーゼ、イソメラ
ーゼ、リガーゼなどがあげられる。特にグルコースイソ
メラーゼ、グルコアミラーゼ、フマラーゼ、アスパルタ
ーゼ、リパーゼ、インベルターゼ、グロテアーゼ、ウレ
アーゼ、アミノ酸オキシダーゼ等が好適である。
次に本発明の酵素固定樹脂組成物の製造について述べる
。本酵素固定樹脂組成物は巨大網目構造を有し、窒素を
有するイオン交換基が活性水素を有りないスチレン−ジ
ビニルベンゼン系塩基性陰イオン交換樹脂を酵素含有液
に接触させて該樹脂に酵素を吸着させ、ついで該樹脂を
該酵素の基質溶液に接触させ、さらに該樹脂を多価アル
デヒド溶液に接触させることにより得ることができる。
。本酵素固定樹脂組成物は巨大網目構造を有し、窒素を
有するイオン交換基が活性水素を有りないスチレン−ジ
ビニルベンゼン系塩基性陰イオン交換樹脂を酵素含有液
に接触させて該樹脂に酵素を吸着させ、ついで該樹脂を
該酵素の基質溶液に接触させ、さらに該樹脂を多価アル
デヒド溶液に接触させることにより得ることができる。
酵素含有液としては菌体破砕液もしくけそのろ液、F液
の硫安沈殿、溶媒沈殿によシ得た粗酵素の水又は緩衝液
溶液、J[溶液をさらに透析したもの、精製酵素溶液な
どが用いられる。
の硫安沈殿、溶媒沈殿によシ得た粗酵素の水又は緩衝液
溶液、J[溶液をさらに透析したもの、精製酵素溶液な
どが用いられる。
酵素溶液の濃度は蛋白として0.01〜200my/l
の範囲が適尚である。
の範囲が適尚である。
樹脂の使用量は吸着させる酵素量として規定でき、通常
o、 i〜100mg/d樹脂の範囲が適当である。
o、 i〜100mg/d樹脂の範囲が適当である。
酵素の吸着は通常バッチ式で攪拌下0〜40℃で30分
〜72時間行う。カラムに樹脂を充填して酵素溶液を通
塔して吸着させてもよい。
〜72時間行う。カラムに樹脂を充填して酵素溶液を通
塔して吸着させてもよい。
pHは酵素の安定pH域で行うが、p H調整は緩衝液
によるのが好ましい。
によるのが好ましい。
ついで固液分離するか又はすることなく樹脂を該酵素の
基質溶液と接触させる。これは基質と活性中心とを一時
的に結合させて後の多価アルデヒド処理において活性中
心が影響を受けることを予防するためである。接触の方
式は酵素の吸着と同様バッチ式でもカラム式でもよい。
基質溶液と接触させる。これは基質と活性中心とを一時
的に結合させて後の多価アルデヒド処理において活性中
心が影響を受けることを予防するためである。接触の方
式は酵素の吸着と同様バッチ式でもカラム式でもよい。
基質としては各酵素の基質を用いればよく、例えばフマ
ラーゼではフマル酸、リンゴ酸、これらのナトリウム、
アンモニウム、カリウム塩等、グルブースイソメラーゼ
ではグルコース、7ラクトース等、グルコアミラーゼで
は可溶性殿粉、マルトース、グルコース、マル))IJ
、t −−X等力用いられる。基質溶液としては基質
の水溶液、緩衝溶液等を使用する。
ラーゼではフマル酸、リンゴ酸、これらのナトリウム、
アンモニウム、カリウム塩等、グルブースイソメラーゼ
ではグルコース、7ラクトース等、グルコアミラーゼで
は可溶性殿粉、マルトース、グルコース、マル))IJ
、t −−X等力用いられる。基質溶液としては基質
の水溶液、緩衝溶液等を使用する。
接触時の基質濃度は0.1mM〜1.0Mとし、基質が
電解質である場合はそれによる酵素の脱着を防ぐため0
.2M以下とするのが好ましい。
電解質である場合はそれによる酵素の脱着を防ぐため0
.2M以下とするのが好ましい。
基質の使用量は多価アルデヒドと競争して活性中心を保
護する目的に照らして多価アルデヒドを基準にその10
〜1ooo倍モル程度とするのが適邑である。
護する目的に照らして多価アルデヒドを基準にその10
〜1ooo倍モル程度とするのが適邑である。
処理温度、pHは酵素の吸着の場合と同様でよく、時間
は基質および多価アルデヒドの量によ!710分〜10
時間程度変わりうるが通常30〜60分である。
は基質および多価アルデヒドの量によ!710分〜10
時間程度変わりうるが通常30〜60分である。
次に固液分離することなく混合物を多価アルデヒド溶液
と接触させる。接触方式は基質処理の場合と同様でよい
。多価アルデヒド溶液としては通常多価アルデヒドの水
溶液、水に難溶性の場合はメタノール、エタノール溶液
等を用い、接触時の濃度は1〜100mMとするのが適
当である。多価アルデヒドの使用量は酵素に対して酵素
蛋白1 mg当#)0.001mM〜1mMの範囲で用
いる。
と接触させる。接触方式は基質処理の場合と同様でよい
。多価アルデヒド溶液としては通常多価アルデヒドの水
溶液、水に難溶性の場合はメタノール、エタノール溶液
等を用い、接触時の濃度は1〜100mMとするのが適
当である。多価アルデヒドの使用量は酵素に対して酵素
蛋白1 mg当#)0.001mM〜1mMの範囲で用
いる。
多価アルデヒド処理は通常0〜40℃で1分〜48時間
行う。又pHは緩衝液等を用いて酵素の安定領域で一定
にコントロールするのが好ましい。
行う。又pHは緩衝液等を用いて酵素の安定領域で一定
にコントロールするのが好ましい。
多価アルデヒド処理後、緩衝液又は水、メタノール、エ
タノール等にて洗浄して未反応の多価アルデヒド、未反
応の蛋白等を除き酵素固定樹脂組成物を得る。
タノール等にて洗浄して未反応の多価アルデヒド、未反
応の蛋白等を除き酵素固定樹脂組成物を得る。
本酵素固定樹脂組成物は活性発現が良好で副反応を実際
上伴わない。また耐熱性の向上が認められ、例えば40
〜70℃での長期連続使用でも活性を維持し得る。
上伴わない。また耐熱性の向上が認められ、例えば40
〜70℃での長期連続使用でも活性を維持し得る。
又一定期間使用し劣化した酵素固定樹脂組成物を0.2
〜5Mの塩を含有する鉱酸水溶液に接触させることによ
p1多価アルデヒドによる架橋を切り離し酵素を脱着し
て樹脂を再生することができる。
〜5Mの塩を含有する鉱酸水溶液に接触させることによ
p1多価アルデヒドによる架橋を切り離し酵素を脱着し
て樹脂を再生することができる。
塩としては強酸の強アルカリ塩もしくは弱アルカリ塩、
特に強アルカリ塩が好ましい。例えば硫酸、塩酸、す/
酸等のアルカリ金属塩(塩化ナトリウム、硫酸ナトリウ
ム等)、アルカリ土金属塩(塩化カルシウム等)、アン
モニウム塩(塩化アンモニウム等)が用いられる0鉱酸
としては硫酸、塩酸、リン酸等が用いられる0 接触の態様としてはバッチ式で攪拌する、カラムに充填
した樹脂組成物に再生液を通塔する等が適用される。
特に強アルカリ塩が好ましい。例えば硫酸、塩酸、す/
酸等のアルカリ金属塩(塩化ナトリウム、硫酸ナトリウ
ム等)、アルカリ土金属塩(塩化カルシウム等)、アン
モニウム塩(塩化アンモニウム等)が用いられる0鉱酸
としては硫酸、塩酸、リン酸等が用いられる0 接触の態様としてはバッチ式で攪拌する、カラムに充填
した樹脂組成物に再生液を通塔する等が適用される。
接触時の操作条件は鉱酸濃度0,5〜6規定、40〜9
5℃が適当である。
5℃が適当である。
再生樹脂に再び前記と同様の酵素固定化操作を施すこと
により酵素固定樹脂組成物を得ることができ、このもの
の活性、特性は新樹脂使用の場合とはは同様の水準を維
持している。
により酵素固定樹脂組成物を得ることができ、このもの
の活性、特性は新樹脂使用の場合とはは同様の水準を維
持している。
さらに2回、3回の再生、再使用についても同様の特性
を維持できる。
を維持できる。
担体の再生、再使用については電解質塩水溶液処理及び
酸処理による方法があるが(特開昭5l−70871)
、架橋を切りて再生するには塩含有鉱酸水溶液によるこ
とを要し、本発明の再生方法は上記特開昭の方法とは根
本的に相違する。
酸処理による方法があるが(特開昭5l−70871)
、架橋を切りて再生するには塩含有鉱酸水溶液によるこ
とを要し、本発明の再生方法は上記特開昭の方法とは根
本的に相違する。
以下実施例をもって本発明を説明する。
実施例1゜
グルコース10%、リン酸−カリウム0,5チ、尿素0
.6チ、硫酸マグネシウム(7水塩)0.05チ、ペプ
トン2q6、肉エキス0.05%、ビオチン50γ/l
を含む培地300dを200 Q@/容三角フラスコに
入れ7マラーゼ産生菌コリネバクテリウムグルタミカム
ATCC21513を接種して培養温度30℃で48時
時間表り培養を行う。培養液から菌体を集菌、洗浄し、
凍結乾燥後9Iiの菌体を得る。菌体を5oy7tの濃
度に0.1 Mリン酸緩衝液(pH6,0)K分散し、
超音波処理を行う0 担体としては、本発明にかかる担体としてアイマックA
208(デュオライト・インターナショナル社フランス
)、対照としてデュオライトA6(ダイヤモンドジャム
ロック社アメリカ)を用いる。いずれの担体についても
レジン水にて充分洗浄後、0.1 M IJン酸緩衝液
(pH6,0)で緩衝化する0次に上記で調製した粗酵
素懸濁液を活性値として200U/Ml樹脂の割合で室
温にて16時間接触させる。蛋白の吸着量はいずれも9
0チ以上である。その後、酵素の安定化剤として0.1
Mフマール酸ナナトリウム水溶液樹脂と同量加える。上
清液を抜き取った後樹脂と同量の0.24グルタルアル
デヒド水溶液を樹脂に加え室温30分間反応させる。
.6チ、硫酸マグネシウム(7水塩)0.05チ、ペプ
トン2q6、肉エキス0.05%、ビオチン50γ/l
を含む培地300dを200 Q@/容三角フラスコに
入れ7マラーゼ産生菌コリネバクテリウムグルタミカム
ATCC21513を接種して培養温度30℃で48時
時間表り培養を行う。培養液から菌体を集菌、洗浄し、
凍結乾燥後9Iiの菌体を得る。菌体を5oy7tの濃
度に0.1 Mリン酸緩衝液(pH6,0)K分散し、
超音波処理を行う0 担体としては、本発明にかかる担体としてアイマックA
208(デュオライト・インターナショナル社フランス
)、対照としてデュオライトA6(ダイヤモンドジャム
ロック社アメリカ)を用いる。いずれの担体についても
レジン水にて充分洗浄後、0.1 M IJン酸緩衝液
(pH6,0)で緩衝化する0次に上記で調製した粗酵
素懸濁液を活性値として200U/Ml樹脂の割合で室
温にて16時間接触させる。蛋白の吸着量はいずれも9
0チ以上である。その後、酵素の安定化剤として0.1
Mフマール酸ナナトリウム水溶液樹脂と同量加える。上
清液を抜き取った後樹脂と同量の0.24グルタルアル
デヒド水溶液を樹脂に加え室温30分間反応させる。
樹脂を十分洗浄後固定化酵素担体A(アイマックA20
8)、B(デュオライトA6)を得る。
8)、B(デュオライトA6)を得る。
この固定化酵素を10m容量のジャケット付カラムに充
填し50℃流速8V=0.3で1M7マール酸ナトリウ
ム水溶液を通塔する。担体Aで約80%、担体Bで約7
8チのリンゴ酸への転換率が20日間にわたって得られ
、連続生産が可能である。
填し50℃流速8V=0.3で1M7マール酸ナトリウ
ム水溶液を通塔する。担体Aで約80%、担体Bで約7
8チのリンゴ酸への転換率が20日間にわたって得られ
、連続生産が可能である。
実施例2゜
実施例1の担体を更に1次月運転を続けると転換率は担
体Aで約78%、同Bで約75チに低下するが、雑菌の
汚染は全くない。更に、樹脂をカラムよシ抜き取j)
0.5 Mの塩化ナトリウムを含む0.5N硫酸を加え
70℃に加熱し、2時間保持する。樹脂をレジン水で洗
浄後、再び実施例1と同じ方法で酵素固定化を試みる。
体Aで約78%、同Bで約75チに低下するが、雑菌の
汚染は全くない。更に、樹脂をカラムよシ抜き取j)
0.5 Mの塩化ナトリウムを含む0.5N硫酸を加え
70℃に加熱し、2時間保持する。樹脂をレジン水で洗
浄後、再び実施例1と同じ方法で酵素固定化を試みる。
粗酵素懸濁液を実施例1と同様に調製し、200’[J
/ w+l樹脂の割合で酵素液と吸着させる。蛋白の
吸着量はA担体で90%、B担体で40%である。同様
にフマール酸ナトリウム溶液を加え実施例1と同様にグ
ルタルアルデヒドを用いて架橋固定化する。十分洗浄し
た固定化酵素担体A及びBをそれぞれ1Qslカラムに
充填し、S V = 0.3でIMフマール酸ナナトリ
ウム水溶液通塔する。流出液のリンゴ酸への転換率は担
体Aで20日間80%が維持でき、担体Bでは1白目2
5チ、10日口重5%、20日0で11チと急速に低下
する。
/ w+l樹脂の割合で酵素液と吸着させる。蛋白の
吸着量はA担体で90%、B担体で40%である。同様
にフマール酸ナトリウム溶液を加え実施例1と同様にグ
ルタルアルデヒドを用いて架橋固定化する。十分洗浄し
た固定化酵素担体A及びBをそれぞれ1Qslカラムに
充填し、S V = 0.3でIMフマール酸ナナトリ
ウム水溶液通塔する。流出液のリンゴ酸への転換率は担
体Aで20日間80%が維持でき、担体Bでは1白目2
5チ、10日口重5%、20日0で11チと急速に低下
する。
実施例3゜
ストレプトマイセス・フェオクロモゲネス(at re
ptomyces phaeochromoganes
) IFo 3105含水菌体25.9をpH80,
02Mリン酸緩衝液中で自己消化させたのち、濾過して
グルコースイソメラーゼ酵素液を得る。
ptomyces phaeochromoganes
) IFo 3105含水菌体25.9をpH80,
02Mリン酸緩衝液中で自己消化させたのち、濾過して
グルコースイソメラーゼ酵素液を得る。
pH8に緩衝化したデュオライ)A378(ダイヤモン
ド・ジャムロック社アメリカ)を酵素液に懸濁させpH
8,2に調整したのち、約16時間室温でゆるやかに攪
拌する。
ド・ジャムロック社アメリカ)を酵素液に懸濁させpH
8,2に調整したのち、約16時間室温でゆるやかに攪
拌する。
ついで上清を除きグルコース1%水溶液を5゜d加え1
0分ゆるく攪拌後上清を抜き去9.0.2%グルタルア
ルデヒド水溶液59mを加え室温にて30分間ゆるく攪
拌し、架橋を行う。
0分ゆるく攪拌後上清を抜き去9.0.2%グルタルア
ルデヒド水溶液59mを加え室温にて30分間ゆるく攪
拌し、架橋を行う。
樹脂をカラムに移してよく水洗した後、この不溶性酵素
カラムにMl1804 0.05M、 COC/25X
10−’M含んだぶどう糖0.5M液を60℃で1時間
に50 Qad (5v=to )の速度で通液する。
カラムにMl1804 0.05M、 COC/25X
10−’M含んだぶどう糖0.5M液を60℃で1時間
に50 Qad (5v=to )の速度で通液する。
流出液の果糖(システィンカルバゾール法)は30 y
ng / dである。
ng / dである。
8V=4にて通塔した場合は果糖は46■/ m/ s
ぶどう糖(グルコースオキシダーゼ法)は44mg /
mと51チの異性化率が得られる。更に糖液を5V=
4にて20日間連続通塔する。
ぶどう糖(グルコースオキシダーゼ法)は44mg /
mと51チの異性化率が得られる。更に糖液を5V=
4にて20日間連続通塔する。
異性化率は20日後で49チである。ここで樹脂をカラ
ムより抜き出し、よく水洗した後0.5M塩化ナトリウ
ムを含む0.5 N硫酸を加え70℃に加熱し、2時間
保持する。樹脂を洗浄後、最初の固定化と同様に再固定
化を試みた。同様に固定化した担体に8V=10で通塔
した流出液の果糖は31℃g/mであシ新しい樹脂と同
等の活性発現が認められる。
ムより抜き出し、よく水洗した後0.5M塩化ナトリウ
ムを含む0.5 N硫酸を加え70℃に加熱し、2時間
保持する。樹脂を洗浄後、最初の固定化と同様に再固定
化を試みた。同様に固定化した担体に8V=10で通塔
した流出液の果糖は31℃g/mであシ新しい樹脂と同
等の活性発現が認められる。
実施例4゜
グルコアミラーゼ(長潮産業■製)をpH445の0.
1M酢酸紛衝液に溶解して1,1耐あたシ酵素を蛋白と
して14票9含有する溶液を調製する。膣液ioyをH
PA75樹脂(三菱化成工業■)5yに加えて37℃の
恒温槽で16時時間表うすると樹脂11Llfiす22
■の蛋白が吸着される。
1M酢酸紛衝液に溶解して1,1耐あたシ酵素を蛋白と
して14票9含有する溶液を調製する。膣液ioyをH
PA75樹脂(三菱化成工業■)5yに加えて37℃の
恒温槽で16時時間表うすると樹脂11Llfiす22
■の蛋白が吸着される。
更に、樹脂を洗浄後、上清を除き可溶性デンプン1q6
水溶液5dを加えゆるく攪拌後上清を抜き取り、ついで
0.2%グルタルアルデヒド水溶液5 w+lを加え室
温にて30分間ゆるく攪拌し架橋を行う。
水溶液5dを加えゆるく攪拌後上清を抜き取り、ついで
0.2%グルタルアルデヒド水溶液5 w+lを加え室
温にて30分間ゆるく攪拌し架橋を行う。
樹脂をカラムに移してよく水洗した後、この不溶性酵素
カラムに可溶性デンプン10q6水溶液を5V=1.0
.50℃にて通塔する。通塔液のグルコース濃度は31
目85.!i’/j、10日目83 !/lである。
カラムに可溶性デンプン10q6水溶液を5V=1.0
.50℃にて通塔する。通塔液のグルコース濃度は31
目85.!i’/j、10日目83 !/lである。
更に50日通塔するとグルコース濃度は80E/lと若
干低下するが雑菌汚染は顕著には認められない。更にこ
の樹脂をぬきと9、水洗した後0.5−M塩化ナトリウ
ムを含む0.5N硫酸を加え70℃に加熱し、2時間保
持する。樹脂を洗浄後、新樹脂と同様に扱い再固定化を
行う。
干低下するが雑菌汚染は顕著には認められない。更にこ
の樹脂をぬきと9、水洗した後0.5−M塩化ナトリウ
ムを含む0.5N硫酸を加え70℃に加熱し、2時間保
持する。樹脂を洗浄後、新樹脂と同様に扱い再固定化を
行う。
得られる樹脂をカラムに移してこの不溶性酵素カラムに
可溶性デンプン10チ水溶液をS■−1,0,50℃に
て通塔する。通塔液のグルコース濃度は3日目85 F
l/l、10日口重 3 g/lである。
可溶性デンプン10チ水溶液をS■−1,0,50℃に
て通塔する。通塔液のグルコース濃度は3日目85 F
l/l、10日口重 3 g/lである。
対照としてデュオライト人7樹脂を用いて前述の固定化
を試みる。得られる酵素固定樹脂をカラムにつめ可溶性
デンプン10%水溶液を5V=1.0.50℃にて通塔
する。通塔液のグルコース濃度は3日月Bog/l、l
O日口重 811/lである。更に20日後には401
!/1までに低下する。ついで前述の実施例と同様に再
生、再固定化を行う。再固定化担体を用いた通塔液のグ
ルコース濃度は3日目30g/l、10日口重5Ii/
lと再生使用には充分な結果が得られない。また新たに
デュオライトA7酵素固定化樹脂を上と同様に調製し、
可溶性デンプン10q6水溶液を5V=1.0.40℃
にて通塔する。この場合には雑菌汚染が徐々に進行し、
グルコース濃度は3日月にて75f/l、10日月には
e o y/lと低下する。これはアイマックA20S
U樹脂でも全く同様である。、。
を試みる。得られる酵素固定樹脂をカラムにつめ可溶性
デンプン10%水溶液を5V=1.0.50℃にて通塔
する。通塔液のグルコース濃度は3日月Bog/l、l
O日口重 811/lである。更に20日後には401
!/1までに低下する。ついで前述の実施例と同様に再
生、再固定化を行う。再固定化担体を用いた通塔液のグ
ルコース濃度は3日目30g/l、10日口重5Ii/
lと再生使用には充分な結果が得られない。また新たに
デュオライトA7酵素固定化樹脂を上と同様に調製し、
可溶性デンプン10q6水溶液を5V=1.0.40℃
にて通塔する。この場合には雑菌汚染が徐々に進行し、
グルコース濃度は3日月にて75f/l、10日月には
e o y/lと低下する。これはアイマックA20S
U樹脂でも全く同様である。、。
更にデ鼻オライドA7樹脂を用いるグルタルアルデヒド
を用いない固定化法と比較する。デエオライ)A7樹脂
10a+/をグルコアミラーゼ溶液(前述の蛋白として
14■/IILl濃度にo、 iM p H4,5酢酸
緩衝液を用いて調製したもの)20rrtljと混合し
、37℃に16時時間表う固定化する。蛋白は23■が
吸着される。樹脂を各5rttlずつ2本のカラムにつ
め洗浄後、この不溶性酵素カラムに可溶性デンプン10
%水溶液をS V = 1.0にて通塔する。1本のカ
ラムでは温度を50℃(実験A)に、他方は40℃(実
験B)に保持する。実験Aでは流出液のグルコース濃度
は3日月’18f/II、10日目65 f/11と活
性低下が大きい。実験Bでの流出液のグルコース濃度は
3日月73f/l、10日日5sy/lと低下し雑菌汚
染が認められる。
を用いない固定化法と比較する。デエオライ)A7樹脂
10a+/をグルコアミラーゼ溶液(前述の蛋白として
14■/IILl濃度にo、 iM p H4,5酢酸
緩衝液を用いて調製したもの)20rrtljと混合し
、37℃に16時時間表う固定化する。蛋白は23■が
吸着される。樹脂を各5rttlずつ2本のカラムにつ
め洗浄後、この不溶性酵素カラムに可溶性デンプン10
%水溶液をS V = 1.0にて通塔する。1本のカ
ラムでは温度を50℃(実験A)に、他方は40℃(実
験B)に保持する。実験Aでは流出液のグルコース濃度
は3日月’18f/II、10日目65 f/11と活
性低下が大きい。実験Bでの流出液のグルコース濃度は
3日月73f/l、10日日5sy/lと低下し雑菌汚
染が認められる。
いずれの担体(実験A及びB)についても再生再固定化
を試みる。再生条件は0.5M塩化ナトリウムを含む0
.5N硫酸中で70℃に加熱する方法(実験A−1,B
−1)4N苛性ソーダを用い60℃に加熱する方法(実
験A−2,B−2)を比較する。再生した樹脂を用い最
初の固定化と同様に行う。蛋白の吸着量はA−1101
11g、B−110■tA−2:15■、B−213〜
と初回に比べて吸着能は低下し、樹脂をカラムに充填し
、10%可溶性デンプン水溶液を40℃、8 V =
1.0にて通塔すると流出液のグルコース濃度は38目
にてA−120屏9/Ikl、 B−118Q/su、
A−225調g/−1B−220wg/−にすぎない
。
を試みる。再生条件は0.5M塩化ナトリウムを含む0
.5N硫酸中で70℃に加熱する方法(実験A−1,B
−1)4N苛性ソーダを用い60℃に加熱する方法(実
験A−2,B−2)を比較する。再生した樹脂を用い最
初の固定化と同様に行う。蛋白の吸着量はA−1101
11g、B−110■tA−2:15■、B−213〜
と初回に比べて吸着能は低下し、樹脂をカラムに充填し
、10%可溶性デンプン水溶液を40℃、8 V =
1.0にて通塔すると流出液のグルコース濃度は38目
にてA−120屏9/Ikl、 B−118Q/su、
A−225調g/−1B−220wg/−にすぎない
。
昭和59年7月q日
特許庁長官 殿
1、事件の表示
昭和58年特許願第138774号
2、発明の名称
酵素固定樹脂組成物並びにその製造法及び再生法3、補
正をする者 事件との関係 特許出願人 郵便番号 100 住 所 東京都千代田区大手町−丁目6番1号名 称
(102>協和醗酵工業株式会社明細書の特許請求の範
囲の欄及び発明の詳細な人の平均マクロポア半径及び0
.1mI/g以上、特許0.2〜1.Oml/gのマク
ロポア容量を有するもの、例えばアイマックA2O3,
A2OR〔デュオライトインターナショナル社(フラン
ス)の商品名〕、レバチッ)MP500A(バイエル社
(西ドイツ)の商品名〕、デュオライ)A378.A3
6’9.A3681:ダイヤモンドシャムロック社(ア
メリカ)の商品名〕、HPA75.、HPA25 (三
菱化成工業■の商品名〕等が好ましく使用される。」 (3)6頁下1行の「mg/m+樹脂」をrmg−蛋白
/m1−樹脂」に訂正する。
正をする者 事件との関係 特許出願人 郵便番号 100 住 所 東京都千代田区大手町−丁目6番1号名 称
(102>協和醗酵工業株式会社明細書の特許請求の範
囲の欄及び発明の詳細な人の平均マクロポア半径及び0
.1mI/g以上、特許0.2〜1.Oml/gのマク
ロポア容量を有するもの、例えばアイマックA2O3,
A2OR〔デュオライトインターナショナル社(フラン
ス)の商品名〕、レバチッ)MP500A(バイエル社
(西ドイツ)の商品名〕、デュオライ)A378.A3
6’9.A3681:ダイヤモンドシャムロック社(ア
メリカ)の商品名〕、HPA75.、HPA25 (三
菱化成工業■の商品名〕等が好ましく使用される。」 (3)6頁下1行の「mg/m+樹脂」をrmg−蛋白
/m1−樹脂」に訂正する。
(4)8頁下2行の「酵素蛋白」を「蛋白」に副圧する
。
。
(5)122頁下8のrsV−0,3jをr S V
= 0.3(供給容量/担体容量・hr)Jに゛訂正す
る。
= 0.3(供給容量/担体容量・hr)Jに゛訂正す
る。
(6)133頁下4と3行の間に次の文を加入する。
[さらに、固定化酵素担体Δの再生・再使用を(り返す
場合、2回目、3回目の再使用においても流出液のリン
ゴ酸への転化率は20日間80%を維持できる。」 (7)19頁5行のあとに次の実施例を加入する。
場合、2回目、3回目の再使用においても流出液のリン
ゴ酸への転化率は20日間80%を維持できる。」 (7)19頁5行のあとに次の実施例を加入する。
「実施例5゜
アイマックA2O5の代わりにレバチットMP500A
を用いて実施例1と同様の操作をくり返す場合、同様の
結果が得られる。」特許請求の範囲 (1)巨大網目構造を有し、窒素を有するイオン交換基
が活性水素を有しないスチレン−ジビニルベンゼン系塩
基性陰イオン交換樹脂のマクロポア内に多価アルデヒド
でお互いに架橋された酵素を包含してなる酵素固定樹脂
組成物。
を用いて実施例1と同様の操作をくり返す場合、同様の
結果が得られる。」特許請求の範囲 (1)巨大網目構造を有し、窒素を有するイオン交換基
が活性水素を有しないスチレン−ジビニルベンゼン系塩
基性陰イオン交換樹脂のマクロポア内に多価アルデヒド
でお互いに架橋された酵素を包含してなる酵素固定樹脂
組成物。
(4)該樹脂がアイマックA2O3,A2OR,デュオ
ライトA378.’A369’、A368.上バチット
MP500Δ、ダイアイオンHPA75゜HPΔ25よ
り選ばれる特許請求の範囲第1項記載の酵素固定樹脂組
成物。
ライトA378.’A369’、A368.上バチット
MP500Δ、ダイアイオンHPA75゜HPΔ25よ
り選ばれる特許請求の範囲第1項記載の酵素固定樹脂組
成物。
垣 多価アルデヒドが炭素数2〜10の飽和脂肪族ジア
ルデヒドである特許請求の範囲第1項記載の酵素固定樹
脂組成物。
ルデヒドである特許請求の範囲第1項記載の酵素固定樹
脂組成物。
(6) 該酵素が酸化還−酵素 転移酵素、加水分解酵
素、リアーゼ、イソメラーゼ及びリガ一二5よ囮 巨大
網目構造を有し、窒素を有するイオン交換基が活性水素
を有しないスチレン−ジビニルベンゼン系塩基性陰イオ
ン交換樹脂を酵素含有液に接触させて該樹脂に酵素を吸
着させ、ついで該樹脂を該酵素の基質溶液に接触させ、
さらに該樹脂を多価アルデヒド溶液に接触させることを
特徴とする酵素固定樹脂組成物°の製造法。
素、リアーゼ、イソメラーゼ及びリガ一二5よ囮 巨大
網目構造を有し、窒素を有するイオン交換基が活性水素
を有しないスチレン−ジビニルベンゼン系塩基性陰イオ
ン交換樹脂を酵素含有液に接触させて該樹脂に酵素を吸
着させ、ついで該樹脂を該酵素の基質溶液に接触させ、
さらに該樹脂を多価アルデヒド溶液に接触させることを
特徴とする酵素固定樹脂組成物°の製造法。
−■ 巨大網目構造を有し、窒素を有するイオン交換基
が活性水素を有しないスチレン−ジビニルベンゼン系塩
基性陰イオン交換樹脂のマクロポア内に多価アルデヒド
でお互いに架橋された酵素を包含してなる酵素固定樹脂
組成物を一定期間使用後02〜5Mの塩を含有する鉱酸
水溶液に接触させることを特徴とする酵素固定樹脂組成
物の再生法。
が活性水素を有しないスチレン−ジビニルベンゼン系塩
基性陰イオン交換樹脂のマクロポア内に多価アルデヒド
でお互いに架橋された酵素を包含してなる酵素固定樹脂
組成物を一定期間使用後02〜5Mの塩を含有する鉱酸
水溶液に接触させることを特徴とする酵素固定樹脂組成
物の再生法。
Claims (5)
- (1) 巨大網目構造を有し、窒素を有す石イオン交換
基が活性水素を有しないスチレン−ジビニルベンゼン系
塩基性陰イオン交換樹脂のマクpボア内に多価アルデヒ
ドでお互いに架橋された酵素を包含してなる酵素固定樹
脂組成物。 - (2)巨大網目構造を有し、窒素を有するイオン交換基
が活性水素を有しないスチレ/−ジビニルベンゼン系塩
基性イオン交換樹脂がアイマックA2O8,A2OR,
デュオライトA378.A369.A368.ダイアイ
オンHPA75.HPA25よシ選ばれる特許請求の範
囲第1項記載の酵素固定樹脂組成物。 - (3)多価アルデヒドが炭素数2−10の飽和脂肪族ジ
アルデヒドである特許請求の範囲第1項記載の酵素固定
樹脂組成物。 - (4)巨大網目構造を有し、窒素を有するイオン交換基
が活性水素を有したいスチレン−ジビニルベンゼン系塩
基性陰イオン交換樹脂を酵素含有液に接触させて該樹脂
に酵素を吸着させ、ついで該樹脂を該酵素の基質溶液に
接触させ、さらに該樹脂を多価アルデヒド溶液に接触さ
せることを特徴とする酵素固定樹脂組成物の製造法。 - (5)巨大網目構造を有し、窒素を有するイオン交換基
が活性水素を有しないスチレン−ジビニルベンゼン系塩
基性陰イオン交換樹脂のiクロポア内に多価アルデヒド
でお互いに架橋された酵素を包含してなる酵素固定樹脂
組成物を一定期間使用後0.2−5 Mの塩を含有する
鉱酸水溶液に接触させることを特徴とする酵素固定樹脂
組成物の再生法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58138774A JPS6030683A (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | 酵素固定樹脂組成物並びにその製造法及び再生法 |
EP84304959A EP0132998B1 (en) | 1983-07-29 | 1984-07-20 | A process for the production of enzyme fixed resin material and a method for the regeneration thereof |
DE8484304959T DE3462270D1 (en) | 1983-07-29 | 1984-07-20 | A process for the production of enzyme fixed resin material and a method for the regeneration thereof |
BE0/214025A BE901085A (fr) | 1983-07-29 | 1984-11-19 | Matiere resineuse a enzymes fixees; sa preparation et sa regeneration . |
CH5559/84A CH666905A5 (de) | 1983-07-29 | 1984-11-21 | Traegergebundenes enzym, verfahren zu seiner herstellung und verfahren fuer seine regeneration. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58138774A JPS6030683A (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | 酵素固定樹脂組成物並びにその製造法及び再生法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6030683A true JPS6030683A (ja) | 1985-02-16 |
Family
ID=15229878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58138774A Pending JPS6030683A (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | 酵素固定樹脂組成物並びにその製造法及び再生法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0132998B1 (ja) |
JP (1) | JPS6030683A (ja) |
BE (1) | BE901085A (ja) |
CH (1) | CH666905A5 (ja) |
DE (1) | DE3462270D1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998006829A1 (fr) * | 1996-08-12 | 1998-02-19 | Fujisawa Pharmaceutical Co., Ltd. | Procedes pour preparer des bioreacteurs |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB8725333D0 (en) * | 1987-10-29 | 1987-12-02 | Monsanto Europe Sa | Immobilised enzymes |
JPH0746990B2 (ja) * | 1988-04-06 | 1995-05-24 | 三菱化学株式会社 | 固定化酵素剤 |
US5215905A (en) * | 1989-12-29 | 1993-06-01 | Miwon Co., Ltd. | Immobilization of fructosyltransferase on a basic, porous anion-exchange resin |
CA2735452C (en) | 2008-09-30 | 2022-02-01 | Fresenius Medical Care Holdings, Inc. | Covalently immobilized enzyme and method to make the same |
ITFI20120139A1 (it) * | 2012-07-06 | 2014-01-07 | Inalco S A S Di Giovanni Cipollett I & C | Enzimi immobilizzati su matrici polimeriche di stirene-divinil benzene e loro impiego in produzioni industriali. |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5094187A (ja) * | 1973-12-25 | 1975-07-26 | ||
JPS5325029A (en) * | 1976-08-19 | 1978-03-08 | Takashi Miura | Veranda |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1492937A (en) * | 1973-12-28 | 1977-11-23 | Beecham Group Ltd | Enzyme complexes and their use |
JPS574313B2 (ja) * | 1974-12-23 | 1982-01-25 | ||
JPS5736986A (en) * | 1980-08-13 | 1982-02-27 | Tanabe Seiyaku Co Ltd | Immobilized aminoacylase agent and its preparation |
DD153130A1 (de) * | 1980-09-12 | 1981-12-23 | Wolfgang Hettwer | Verfahren zum regenerieren von organischen enzymtraegermaterialien |
-
1983
- 1983-07-29 JP JP58138774A patent/JPS6030683A/ja active Pending
-
1984
- 1984-07-20 EP EP84304959A patent/EP0132998B1/en not_active Expired
- 1984-07-20 DE DE8484304959T patent/DE3462270D1/de not_active Expired
- 1984-11-19 BE BE0/214025A patent/BE901085A/fr not_active IP Right Cessation
- 1984-11-21 CH CH5559/84A patent/CH666905A5/de not_active IP Right Cessation
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5094187A (ja) * | 1973-12-25 | 1975-07-26 | ||
JPS5325029A (en) * | 1976-08-19 | 1978-03-08 | Takashi Miura | Veranda |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998006829A1 (fr) * | 1996-08-12 | 1998-02-19 | Fujisawa Pharmaceutical Co., Ltd. | Procedes pour preparer des bioreacteurs |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3462270D1 (en) | 1987-03-05 |
EP0132998A1 (en) | 1985-02-13 |
BE901085A (fr) | 1985-03-15 |
CH666905A5 (de) | 1988-08-31 |
EP0132998B1 (en) | 1987-01-28 |
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