JPS6030618Y2 - 回転式熱交換器のシ−ル装置 - Google Patents
回転式熱交換器のシ−ル装置Info
- Publication number
- JPS6030618Y2 JPS6030618Y2 JP1981048628U JP4862881U JPS6030618Y2 JP S6030618 Y2 JPS6030618 Y2 JP S6030618Y2 JP 1981048628 U JP1981048628 U JP 1981048628U JP 4862881 U JP4862881 U JP 4862881U JP S6030618 Y2 JPS6030618 Y2 JP S6030618Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating body
- sealing
- sealing material
- heat exchanger
- rotary heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sealing Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は空気調和、熱回収、除湿(乾燥)等に利用する
回転式熱交換器(顕熱、潜熱、全熱)のシール装置に関
するものである。
回転式熱交換器(顕熱、潜熱、全熱)のシール装置に関
するものである。
従来の回転式熱交換器のシール装置は、第1図に示すよ
うに、ケーシング1にシール材2,3が固定され、シー
ル材2,3の先端部が回転体4との摺接によりシールを
行っているが、回転体4がシール材2,3との摺接によ
り摩耗、損傷を生じ゛易く、それに伴う粉塵を発生し易
い欠点があり、更にその摩耗等を考慮する必要があるた
め、シール材2. 3のシール圧力の増強やシール材2
,3の材料の選択に制約を受けてシール効果を増大する
ことが困難であり、また回転体4のシール材2.3と摺
接する部分が回転体4に於ける流路5.6を狭めて回転
体4が本来の熱交換機能を十分に発揮し得ないものであ
った。
うに、ケーシング1にシール材2,3が固定され、シー
ル材2,3の先端部が回転体4との摺接によりシールを
行っているが、回転体4がシール材2,3との摺接によ
り摩耗、損傷を生じ゛易く、それに伴う粉塵を発生し易
い欠点があり、更にその摩耗等を考慮する必要があるた
め、シール材2. 3のシール圧力の増強やシール材2
,3の材料の選択に制約を受けてシール効果を増大する
ことが困難であり、また回転体4のシール材2.3と摺
接する部分が回転体4に於ける流路5.6を狭めて回転
体4が本来の熱交換機能を十分に発揮し得ないものであ
った。
そこで本考案は、回転体に設けたシール材がケーシング
に設けたガイド板に摺接するようにして回転体の摩耗、
損傷及びこれに伴う粉塵発生を防止でき、しかもシール
材のシール圧力の増強やシール材材料の選択ができてシ
ール効果を容易に高められる回転式熱交換器のシール装
置を提供しようとするものである。
に設けたガイド板に摺接するようにして回転体の摩耗、
損傷及びこれに伴う粉塵発生を防止でき、しかもシール
材のシール圧力の増強やシール材材料の選択ができてシ
ール効果を容易に高められる回転式熱交換器のシール装
置を提供しようとするものである。
以下、本考案の第2図、第3図に示す一実施例について
説明すると、回転式熱交換器11は、ケーシング12と
回転体13を備え、回転体13は、回転体本体14の中
心部を軸15中夫のボス16に取付け、軸15の両端を
ケーシング12の前後に設けた軸受17に支承し、図示
を省略したが適宜の駆動機構により回転可能となってい
る。
説明すると、回転式熱交換器11は、ケーシング12と
回転体13を備え、回転体13は、回転体本体14の中
心部を軸15中夫のボス16に取付け、軸15の両端を
ケーシング12の前後に設けた軸受17に支承し、図示
を省略したが適宜の駆動機構により回転可能となってい
る。
そして本例は、回転体本体14の前後両端部の外周及び
内周に夫々環状のシール材18.19を固定してシール
材18の稍々内向きの先端部及びシール材19の稍々外
向きの先端部を回転体本体14の端面から適当に突出さ
せ、回転体本体14の端面に適当間隔を置いてケーシン
グ12内の外縁部及び中央部に夫々ガイド板20.21
を設け、これらガイド板20.21に夫々シール材18
゜19の先端部を摺接させ、一方、回転体本体14の前
後両端面には周方向等間隔で放射状にシール材22〜2
2を突設し、複数(図では左右)の流路23.24の境
界に於いてガイド板20,21に連設した扇形状ガイド
板25.25にシール材22〜22の先端部を摺接可能
となし、回転体13が回転した際シール材22〜22の
何れかが摺接状態となる大きさに扇形状ガイド板25を
形成している。
内周に夫々環状のシール材18.19を固定してシール
材18の稍々内向きの先端部及びシール材19の稍々外
向きの先端部を回転体本体14の端面から適当に突出さ
せ、回転体本体14の端面に適当間隔を置いてケーシン
グ12内の外縁部及び中央部に夫々ガイド板20.21
を設け、これらガイド板20.21に夫々シール材18
゜19の先端部を摺接させ、一方、回転体本体14の前
後両端面には周方向等間隔で放射状にシール材22〜2
2を突設し、複数(図では左右)の流路23.24の境
界に於いてガイド板20,21に連設した扇形状ガイド
板25.25にシール材22〜22の先端部を摺接可能
となし、回転体13が回転した際シール材22〜22の
何れかが摺接状態となる大きさに扇形状ガイド板25を
形成している。
なお、図に於いて、26は軸受17の支持材である。
このようにした本例に於いては、回転体13を回転させ
ると、回転体13に取付けた環状のシール材18.19
が夫々ガイド板20.21に摺接しつつ回動するので、
ケーシング12の内部27と各流路23,24間のシー
ルが行われ、一方、回転体13に取付けた放射状のシー
ル材22〜22が流路23,24間の扇形状ガイド板2
5,25にそのシール材22〜22の何れかを順次摺接
しつつ回動するので、流路23,24間のシールが行わ
れる。
ると、回転体13に取付けた環状のシール材18.19
が夫々ガイド板20.21に摺接しつつ回動するので、
ケーシング12の内部27と各流路23,24間のシー
ルが行われ、一方、回転体13に取付けた放射状のシー
ル材22〜22が流路23,24間の扇形状ガイド板2
5,25にそのシール材22〜22の何れかを順次摺接
しつつ回動するので、流路23,24間のシールが行わ
れる。
このため回転体本体14はなんらシール材18,19.
22と摺接しないこととなって摩耗、損傷を生じないも
のであり、また回転体本体14の端面にはシール材との
摺接面を要しないので回転体本体14の端面を流路23
,24として有効に利用できる。
22と摺接しないこととなって摩耗、損傷を生じないも
のであり、また回転体本体14の端面にはシール材との
摺接面を要しないので回転体本体14の端面を流路23
,24として有効に利用できる。
なお、回転体13の構造上、シール材18,19又はシ
ール材22の何れか一方が回転体13に取付は難い場合
には、その何れか一方をケーシング12に、他方を回転
体13に取付けることも可能である。
ール材22の何れか一方が回転体13に取付は難い場合
には、その何れか一方をケーシング12に、他方を回転
体13に取付けることも可能である。
上記のように本考案は、回転式熱交換器に於いて、ケー
シング内部と流路間は各流路間をシールするシール材を
回転体に設け、ケーシングには前記シール材に対応して
摺接するガイド板を設けたことを特徴としており、使用
時に回転体に設けたシール材がケーシングに設けたガイ
ド板に摺接することとなり、従って回転体の摩耗、損傷
及びこれに伴う粉塵発生を防止でき、しかもシール材の
シール圧力の増強やシール材材料の選択ができてシール
効果を容易に高めることができる。
シング内部と流路間は各流路間をシールするシール材を
回転体に設け、ケーシングには前記シール材に対応して
摺接するガイド板を設けたことを特徴としており、使用
時に回転体に設けたシール材がケーシングに設けたガイ
ド板に摺接することとなり、従って回転体の摩耗、損傷
及びこれに伴う粉塵発生を防止でき、しかもシール材の
シール圧力の増強やシール材材料の選択ができてシール
効果を容易に高めることができる。
第1図は従来の回転式熱交換器のシール装置の側断面図
、第2図は本考案の一実施例の側断面図、第3図は同上
例の正面図である。 11・・・・・・回転式熱交換器、12・・・・・・ケ
ーシング、13・・・・・・回転体、14・・・・・・
回転体本体、15・・・・・・軸、16・・・・・・ボ
ス、17・・・・・・軸受、18,19・・・・・・シ
ール材、20,21・・・・・・ガイド板、22・・・
・・・シール材、23,24・・・・・・流路、25・
・・・・・ガイド板、26・・・・・・軸受支持材、2
7・・・・・・内部。
、第2図は本考案の一実施例の側断面図、第3図は同上
例の正面図である。 11・・・・・・回転式熱交換器、12・・・・・・ケ
ーシング、13・・・・・・回転体、14・・・・・・
回転体本体、15・・・・・・軸、16・・・・・・ボ
ス、17・・・・・・軸受、18,19・・・・・・シ
ール材、20,21・・・・・・ガイド板、22・・・
・・・シール材、23,24・・・・・・流路、25・
・・・・・ガイド板、26・・・・・・軸受支持材、2
7・・・・・・内部。
Claims (1)
- 回転式熱交換器に於いて、ケーシング内部と流路間又は
各流路間をシールするシール材を回転体に設け、ケーシ
ングには前記シール材に対応して摺接するガイド板を設
けたことを特徴とする回転式熱交換器のシール装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981048628U JPS6030618Y2 (ja) | 1981-04-04 | 1981-04-04 | 回転式熱交換器のシ−ル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981048628U JPS6030618Y2 (ja) | 1981-04-04 | 1981-04-04 | 回転式熱交換器のシ−ル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57165983U JPS57165983U (ja) | 1982-10-19 |
JPS6030618Y2 true JPS6030618Y2 (ja) | 1985-09-13 |
Family
ID=29845359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981048628U Expired JPS6030618Y2 (ja) | 1981-04-04 | 1981-04-04 | 回転式熱交換器のシ−ル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6030618Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-04-04 JP JP1981048628U patent/JPS6030618Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57165983U (ja) | 1982-10-19 |
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