JPS6030150B2 - 電源供給装置 - Google Patents
電源供給装置Info
- Publication number
- JPS6030150B2 JPS6030150B2 JP51098507A JP9850776A JPS6030150B2 JP S6030150 B2 JPS6030150 B2 JP S6030150B2 JP 51098507 A JP51098507 A JP 51098507A JP 9850776 A JP9850776 A JP 9850776A JP S6030150 B2 JPS6030150 B2 JP S6030150B2
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- JP
- Japan
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- voltage
- power supply
- transistor
- boost
- diode
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、テレビジョン受像機に使用して有効な電源供
給装置に関するもので、特に整流回路の変換効率を高め
ることを目的とするものである。
給装置に関するもので、特に整流回路の変換効率を高め
ることを目的とするものである。
従来、整流素子としてはゲルマニウムダイオードおよび
シリコンダイオードの2種類が主として用いられており
、.整流時の順方向電圧降下はゲルマニウムダイオード
0.2V前後、シリコンダイオード0.8V前後となっ
ている。このことから、露源電圧の低い回路においては
、順方向電圧降下の小さいゲルマニウムダイオードを用
いた方が整流効率は高くなる。しかしながら、近年、ゲ
ルマニウムダイオードは特殊な検波用のポィンコンタク
ト形以外は生産が望めず、整流用で高周波用(水平発振
周波数程度)としての接合形は人手が不可能となってお
り、実際の回路においてはシリコンダイオードを使用せ
ざるを得ないという問題があった。
シリコンダイオードの2種類が主として用いられており
、.整流時の順方向電圧降下はゲルマニウムダイオード
0.2V前後、シリコンダイオード0.8V前後となっ
ている。このことから、露源電圧の低い回路においては
、順方向電圧降下の小さいゲルマニウムダイオードを用
いた方が整流効率は高くなる。しかしながら、近年、ゲ
ルマニウムダイオードは特殊な検波用のポィンコンタク
ト形以外は生産が望めず、整流用で高周波用(水平発振
周波数程度)としての接合形は人手が不可能となってお
り、実際の回路においてはシリコンダイオードを使用せ
ざるを得ないという問題があった。
本発明は、高周波で動作可能な、しかもゲルマニウムダ
イオードと同等以下の順方向電圧降下の等価ダイオード
をもつ電源供給装置を提供せんとするものである。
イオードと同等以下の順方向電圧降下の等価ダイオード
をもつ電源供給装置を提供せんとするものである。
以下、本発明および従釆例について説明するが、ここで
はブーストアップ方式(供給電源電圧より等価的に動作
電源電圧を高める方式)を用いた水平偏向出力回路のブ
ーストダィオードをシリコントランジスタに置換する場
合を例にとって説明する。まず最初に、フーストダィオ
ードとしてシリコンダイオードを用いた従来例の回路お
よび動作について第1図の図面に従って説明する。
はブーストアップ方式(供給電源電圧より等価的に動作
電源電圧を高める方式)を用いた水平偏向出力回路のブ
ーストダィオードをシリコントランジスタに置換する場
合を例にとって説明する。まず最初に、フーストダィオ
ードとしてシリコンダイオードを用いた従来例の回路お
よび動作について第1図の図面に従って説明する。
第1図において、1は水平駆動回路、2は駆動トランス
、3は水平出力トランジスタ、4はダンパーダィオード
、5は共振コンデンサ、6は直流阻止用コンデンサ、7
は偏向コイル、8はフライバックトランス、9および1
0はフライバックトランス8の1次巻線と2次巻線、1
1はブーストダィオード、12は直流電源、13はブー
ストコンデンサ、14及び15はフライバックトランス
8の1次巻線9に設けられたブーストアップ量を決定す
るための巻線端子、16は高電圧整流用ダイオード、1
7は高電圧平滑用コンデンサ、18は出力端子である。
、3は水平出力トランジスタ、4はダンパーダィオード
、5は共振コンデンサ、6は直流阻止用コンデンサ、7
は偏向コイル、8はフライバックトランス、9および1
0はフライバックトランス8の1次巻線と2次巻線、1
1はブーストダィオード、12は直流電源、13はブー
ストコンデンサ、14及び15はフライバックトランス
8の1次巻線9に設けられたブーストアップ量を決定す
るための巻線端子、16は高電圧整流用ダイオード、1
7は高電圧平滑用コンデンサ、18は出力端子である。
水平駆動回路1の出力電圧を駆動トランス2を介して水
平出力トランジスタ3のベースへ印放し、そのコレクタ
にブーストダイオード11とフライバックトランス8の
1次巻線9を介して直流電源12の電圧を供給すれば、
水平出力トランジスタ3は入力電圧に応じてオン、オフ
動作を行なう。このような水平出力トランジスタ3のオ
ン、オフ動作によって、走査期間の前半はダンパーダィ
オード4を介して、そして後半は水平出力トランジスタ
3を介して偏向コイル7に鏡歯状波電流が流入し、水平
出力トランジスタ3がオフとなる時点からダンパーダィ
オード4がオンとなるまでの帰線期間において、偏向コ
イル7と共振コンデンサ5の時定数で決定されるフライ
バックパルス電圧がフライバックトランス8の1次巻線
9に発生する。上記のごとくして帰線期間に発生したフ
ライバックパルス電圧は、フライバックトランス8の昇
圧作用により、1次側よりも大きな電圧を2次巻線10
‘こ誘起し、この誘起電圧は高電圧整流用ダイオード1
6と高電圧平滑用コンデンサー7で整流、平滑され、出
力端子18へ所要の直流高電圧を発生する。
平出力トランジスタ3のベースへ印放し、そのコレクタ
にブーストダイオード11とフライバックトランス8の
1次巻線9を介して直流電源12の電圧を供給すれば、
水平出力トランジスタ3は入力電圧に応じてオン、オフ
動作を行なう。このような水平出力トランジスタ3のオ
ン、オフ動作によって、走査期間の前半はダンパーダィ
オード4を介して、そして後半は水平出力トランジスタ
3を介して偏向コイル7に鏡歯状波電流が流入し、水平
出力トランジスタ3がオフとなる時点からダンパーダィ
オード4がオンとなるまでの帰線期間において、偏向コ
イル7と共振コンデンサ5の時定数で決定されるフライ
バックパルス電圧がフライバックトランス8の1次巻線
9に発生する。上記のごとくして帰線期間に発生したフ
ライバックパルス電圧は、フライバックトランス8の昇
圧作用により、1次側よりも大きな電圧を2次巻線10
‘こ誘起し、この誘起電圧は高電圧整流用ダイオード1
6と高電圧平滑用コンデンサー7で整流、平滑され、出
力端子18へ所要の直流高電圧を発生する。
この出力端子18から得られる直流高電圧は図示してい
ないが、ブラウン管のアノード電極へ供給される。第2
図は第1図における各部の電圧、電流波形図である。
ないが、ブラウン管のアノード電極へ供給される。第2
図は第1図における各部の電圧、電流波形図である。
すなわち、第2図のaは駆動入力電圧、bは水平出力ト
ランジスタ3のコレクタ電流、cはダンパーダィオード
4のダンパー電流、dはフライバックトランス8の1次
側フライバックパルス電圧、eは偏向コイル7の偏向電
流、fは1次巻線9の端子14−15間に発生する誘起
電圧の波形である。第2図fに示した如く、端子14一
15間に誘起電圧が発生することから、定常動作時にお
いては、ブーストコンデンサ13には走査期間を通じて
第2図fに示す平均レベル電圧VBと直流電源12の電
源電圧の和がブーストダイオード11を介して印加され
る。
ランジスタ3のコレクタ電流、cはダンパーダィオード
4のダンパー電流、dはフライバックトランス8の1次
側フライバックパルス電圧、eは偏向コイル7の偏向電
流、fは1次巻線9の端子14−15間に発生する誘起
電圧の波形である。第2図fに示した如く、端子14一
15間に誘起電圧が発生することから、定常動作時にお
いては、ブーストコンデンサ13には走査期間を通じて
第2図fに示す平均レベル電圧VBと直流電源12の電
源電圧の和がブーストダイオード11を介して印加され
る。
この動作によって、ブーストコンデンサ13は直流電源
12の電源電圧より高い電圧に充電される。即ち、定常
動作において、水平出力トランジスタ3へ供給される電
源電圧は等価的に1次巻線9の端子15に接続された直
流電源12の電源電圧より大きなブーストコンデンサ1
3の充電電圧と等しくなり、直流電源12からブースト
ダイオード11を介して出力回路へ流入する電流は、ブ
ーストコンデンサ13の放電による上記ブーストコンデ
ンサ13の両端電圧の低下を補なう分だけとなる。この
場合のブースト電圧、即ちブーストコンデンサ13の充
電電圧は、直流電源12の電源電圧と第2図fに示した
電圧VBの和からブーストダィオード11の厭方向電圧
降下を差し引いたものと等しくなる。
12の電源電圧より高い電圧に充電される。即ち、定常
動作において、水平出力トランジスタ3へ供給される電
源電圧は等価的に1次巻線9の端子15に接続された直
流電源12の電源電圧より大きなブーストコンデンサ1
3の充電電圧と等しくなり、直流電源12からブースト
ダイオード11を介して出力回路へ流入する電流は、ブ
ーストコンデンサ13の放電による上記ブーストコンデ
ンサ13の両端電圧の低下を補なう分だけとなる。この
場合のブースト電圧、即ちブーストコンデンサ13の充
電電圧は、直流電源12の電源電圧と第2図fに示した
電圧VBの和からブーストダィオード11の厭方向電圧
降下を差し引いたものと等しくなる。
このことから、フーストアツプの変換効率は、ブースト
ダィオード11の順方向電圧降下の大きさに左右され、
特に低電圧回路では前記電圧降下を小さくしないと変換
効率の低下をまね〈ことになる。しかしながら、現状で
はシリコンダイオードをフーストダィオードとして用い
ざるを得ず、変換効率の低下はまぬがれないという問題
がある。
ダィオード11の順方向電圧降下の大きさに左右され、
特に低電圧回路では前記電圧降下を小さくしないと変換
効率の低下をまね〈ことになる。しかしながら、現状で
はシリコンダイオードをフーストダィオードとして用い
ざるを得ず、変換効率の低下はまぬがれないという問題
がある。
なお、第1図の回路において、ブーストアップの比率は
、フライバックトランス8の1次巻線9の端子14のタ
ップの位置で変化させられる。上述の問題点に対処した
本発明の一実施例の回路構成なるびに、その動作を第3
図および第4図に従って説明するが、第1図で説明した
ものと同じ作用をなすものは同一の符号を付し、重複す
るような説明については省略する。第3図において、1
9はフライバックトランス8に巻装された第3巻線、2
0‘ま等価ダイオードとしてのNPN形のシリコントラ
ンジスタで、コレクタ端子14に、ェミツタは直流電流
12に接続されている。21および22は前記トランジ
スタ20のベースと第3巻線19の一端との間に並列に
して接続された入力調整用の抵抗器とオフ時のスピード
アップ用コンデンサである。なお、前記第3巻線19の
他端はトランジスタ20のェミッタに接続されている。
次のこの実施例の動作について説明する。
、フライバックトランス8の1次巻線9の端子14のタ
ップの位置で変化させられる。上述の問題点に対処した
本発明の一実施例の回路構成なるびに、その動作を第3
図および第4図に従って説明するが、第1図で説明した
ものと同じ作用をなすものは同一の符号を付し、重複す
るような説明については省略する。第3図において、1
9はフライバックトランス8に巻装された第3巻線、2
0‘ま等価ダイオードとしてのNPN形のシリコントラ
ンジスタで、コレクタ端子14に、ェミツタは直流電流
12に接続されている。21および22は前記トランジ
スタ20のベースと第3巻線19の一端との間に並列に
して接続された入力調整用の抵抗器とオフ時のスピード
アップ用コンデンサである。なお、前記第3巻線19の
他端はトランジスタ20のェミッタに接続されている。
次のこの実施例の動作について説明する。
第3図の回路が定常動作を行なっているものと仮定すれ
ば、フライバックトランス8の1次巻線9に発生したフ
ライバックパルス電圧は、昇圧作用によつて第3巻線1
9に誘起電圧を生じさせる。第3巻線19の両端に謙起
された電圧は、抵抗器21とコンデンサ22の並列回路
を介してトランジスタ20のベース・ェミツタ間に印力
0される。この場合、トランジスタ20へ印加される電
圧の極性を第4図aの如く設定して走査期間にベース電
流を流入せしめ、かつ前記トランジスタ20が走査期間
を通じて十分飽和状態に達するように、抵抗器21、コ
ンデンサ22の定数および第3巻線19の巻回数などを
設定しておく。この設定に依り、トランジスタ20のエ
ミツ夕・コレクタ間は走査期間を通じて固有の飽和電圧
まで低下し続ける。一方、トランジスタは、ベース電流
が十分に供給され飽和状態の基では電源電圧の極性には
関係なく、正、負両方向のコレクタ電流を流せる性質を
有する。
ば、フライバックトランス8の1次巻線9に発生したフ
ライバックパルス電圧は、昇圧作用によつて第3巻線1
9に誘起電圧を生じさせる。第3巻線19の両端に謙起
された電圧は、抵抗器21とコンデンサ22の並列回路
を介してトランジスタ20のベース・ェミツタ間に印力
0される。この場合、トランジスタ20へ印加される電
圧の極性を第4図aの如く設定して走査期間にベース電
流を流入せしめ、かつ前記トランジスタ20が走査期間
を通じて十分飽和状態に達するように、抵抗器21、コ
ンデンサ22の定数および第3巻線19の巻回数などを
設定しておく。この設定に依り、トランジスタ20のエ
ミツ夕・コレクタ間は走査期間を通じて固有の飽和電圧
まで低下し続ける。一方、トランジスタは、ベース電流
が十分に供給され飽和状態の基では電源電圧の極性には
関係なく、正、負両方向のコレクタ電流を流せる性質を
有する。
即ち、双極性を有する。それ故に、第1図のブーストァ
ップの動作で説明した如く、走査期間において1次巻線
9の端子14−15間に誘起された電圧VBと直流電源
12の電源電圧の和電圧は、トランジスタ20のェミツ
タからコレクタ方向の負方向コレクタ電流をもって、ブ
ーストコンデンサ13を所要のブースト電圧に充電する
。次に帰線期間においては、トランジスタ2川こベース
電流が供給されなくなり、該トランジスタ20のェミッ
タ・コレクタ間はカットオフ状態となる。
ップの動作で説明した如く、走査期間において1次巻線
9の端子14−15間に誘起された電圧VBと直流電源
12の電源電圧の和電圧は、トランジスタ20のェミツ
タからコレクタ方向の負方向コレクタ電流をもって、ブ
ーストコンデンサ13を所要のブースト電圧に充電する
。次に帰線期間においては、トランジスタ2川こベース
電流が供給されなくなり、該トランジスタ20のェミッ
タ・コレクタ間はカットオフ状態となる。
即ち、トランジスタ20は、走査期間においてオン状態
を呈し、帰線期間ではオフ状態を呈することから、第1
図で示したブーストダイオード11と等価な動作を行な
うことになる。なお、帰線期間において、1次巻線9の
端子14一15間に発生したパルス電圧は、トランジス
タ20のェミツタ・コレクタ間に印加されるが、前記パ
ルス電圧はコレクタに対して正極性パルス電圧となるの
で、前記トランジスタ20の耐圧さえ十分見込んでおけ
ば、逆方向電圧が印加されてブレークダウンを引き起こ
すというようなことは無い。等価ダイオードとしてのト
ランジスタ20を介して充電されるブーストコンデンサ
13のブースト電圧は、直流電源12の電線電圧と第2
図fに示す電圧VBの和から、前記トランジスタ20の
ェミッタ・コレクタ間の飽和電圧を差し引いたものと等
しくなる。
を呈し、帰線期間ではオフ状態を呈することから、第1
図で示したブーストダイオード11と等価な動作を行な
うことになる。なお、帰線期間において、1次巻線9の
端子14一15間に発生したパルス電圧は、トランジス
タ20のェミツタ・コレクタ間に印加されるが、前記パ
ルス電圧はコレクタに対して正極性パルス電圧となるの
で、前記トランジスタ20の耐圧さえ十分見込んでおけ
ば、逆方向電圧が印加されてブレークダウンを引き起こ
すというようなことは無い。等価ダイオードとしてのト
ランジスタ20を介して充電されるブーストコンデンサ
13のブースト電圧は、直流電源12の電線電圧と第2
図fに示す電圧VBの和から、前記トランジスタ20の
ェミッタ・コレクタ間の飽和電圧を差し引いたものと等
しくなる。
ここで、トランジスタのェミッタ・コレクタ間の飽和電
圧は、十分なべ−ス電流の基では0.1V〜0.2V程
度まで低下し、シリコンダイオードの数分の1となり、
ゲルマニウムダイオードと同等か、それ以下とすること
も可能となる。第4図bは第3図の実施例で得られた等
価的ブーストダィオードの日頃方向電圧の従来のものと
の比較を示している。
圧は、十分なべ−ス電流の基では0.1V〜0.2V程
度まで低下し、シリコンダイオードの数分の1となり、
ゲルマニウムダイオードと同等か、それ以下とすること
も可能となる。第4図bは第3図の実施例で得られた等
価的ブーストダィオードの日頃方向電圧の従来のものと
の比較を示している。
第4図cは等価ダイオードを介して出力回路へ流入する
電流の波形を示している。第4図bの結果から明らかな
ように、トランジスタ20のェミッタ・コレクタ間は十
分低い飽和電圧に達しており、ブーストアップの変換効
率はゲルマニウムダイオードと同等か、それ以上となっ
ている。
電流の波形を示している。第4図bの結果から明らかな
ように、トランジスタ20のェミッタ・コレクタ間は十
分低い飽和電圧に達しており、ブーストアップの変換効
率はゲルマニウムダイオードと同等か、それ以上となっ
ている。
また、シリコントランジスタを使用することから動作周
波数もゲルマニウムダイオードに比して十分高く選定す
ることが可能となる。なお、トランジスタ201こベー
ス電流を係給するための余分な電力が必要となるが、こ
の電力は供給電力の数十分の1以下で済むことから、フ
ーストアップの変換効率を低下せしめることや殆んど無
い。また、入力電流調整用としてトランジスタ20のベ
ースに導入している抵抗器21、コンデンサ22は、第
3巻線19の巻装条件を選定することで省略することも
可能である。以上、述べたように本発明によればシリコ
ン化による整流効率(変換効率)の低下を防止すること
ができるので、低電圧回路に用いれば非常に有効なもの
となる。
波数もゲルマニウムダイオードに比して十分高く選定す
ることが可能となる。なお、トランジスタ201こベー
ス電流を係給するための余分な電力が必要となるが、こ
の電力は供給電力の数十分の1以下で済むことから、フ
ーストアップの変換効率を低下せしめることや殆んど無
い。また、入力電流調整用としてトランジスタ20のベ
ースに導入している抵抗器21、コンデンサ22は、第
3巻線19の巻装条件を選定することで省略することも
可能である。以上、述べたように本発明によればシリコ
ン化による整流効率(変換効率)の低下を防止すること
ができるので、低電圧回路に用いれば非常に有効なもの
となる。
第1図は従来のブーストアッブ式水平偏向装置の回路図
、第2図a,b,c,d,e,fは第1図の各部の信号
波形図、第3図は本発明の一実施例の回路図、第4図a
,b,cは第3図の各部の信号波形図である。 8……フライバックトランス、9・・・・・・1次巻線
、12・・・・・・直流電源、13・・・・・・フース
トコンデンサ、14,15・・・・・・端子、19・・
…・第3巻線、20・・・・・・トランジスタ、21・
・・・・・抵抗器、22・・・…コンテ十ンサ。 第1図 第2図 第3図 第4図
、第2図a,b,c,d,e,fは第1図の各部の信号
波形図、第3図は本発明の一実施例の回路図、第4図a
,b,cは第3図の各部の信号波形図である。 8……フライバックトランス、9・・・・・・1次巻線
、12・・・・・・直流電源、13・・・・・・フース
トコンデンサ、14,15・・・・・・端子、19・・
…・第3巻線、20・・・・・・トランジスタ、21・
・・・・・抵抗器、22・・・…コンテ十ンサ。 第1図 第2図 第3図 第4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 1次巻線、2次巻線、駆動巻線を有し、かつ前記1
次巻線の一端はコンデンサを介して接地されるとともに
、その1次巻線の一部より被整流端子を導出するごとく
構成されたトランスと、コレクタが前記被整流端子に接
続され、エミツタは直流電源に接続され、かつベース・
エミツタ間に前記トランスの駆動巻線から得られる電圧
が与えられるようにされたシリコントランジスタを具備
し、前記シリコントランジスタの逆方向コレクタ電流に
よつて前記コンデンサを充電するごとく構成したことを
特徴とする電源供給装置。 2 特許請求の範囲第1項において、トランスはフライ
バツクトランスであることを特徴とする電源供給装置。 3 特許請求の範囲第1項または第2項において、シリ
コントランジスタのベース回路には抵抗器とコンデンサ
の並列回路が含まれていることを特徴とする電源供給装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51098507A JPS6030150B2 (ja) | 1976-08-17 | 1976-08-17 | 電源供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51098507A JPS6030150B2 (ja) | 1976-08-17 | 1976-08-17 | 電源供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5323517A JPS5323517A (en) | 1978-03-04 |
JPS6030150B2 true JPS6030150B2 (ja) | 1985-07-15 |
Family
ID=14221548
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51098507A Expired JPS6030150B2 (ja) | 1976-08-17 | 1976-08-17 | 電源供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6030150B2 (ja) |
-
1976
- 1976-08-17 JP JP51098507A patent/JPS6030150B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5323517A (en) | 1978-03-04 |
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