JPS6030049B2 - 密封形電磁継電器 - Google Patents

密封形電磁継電器

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JPS6030049B2
JPS6030049B2 JP8562379A JP8562379A JPS6030049B2 JP S6030049 B2 JPS6030049 B2 JP S6030049B2 JP 8562379 A JP8562379 A JP 8562379A JP 8562379 A JP8562379 A JP 8562379A JP S6030049 B2 JPS6030049 B2 JP S6030049B2
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JP
Japan
Prior art keywords
base
sealed
terminal
electromagnetic relay
cover
Prior art date
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Expired
Application number
JP8562379A
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English (en)
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JPS569926A (en
Inventor
孝司 田中
勤 谷口
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Tateisi Electronics Co
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Publication of JPS569926A publication Critical patent/JPS569926A/ja
Publication of JPS6030049B2 publication Critical patent/JPS6030049B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は密封形電磁形電器に関するものである。
従来、密封形電磁総電器としては、第7図に示すように
、継電器本体1の端子2をベース3から導出し、ベース
3とケース4の側部開□端部とで形成される凹部に密封
樹脂5を充填したものが提供されている。
しかしながら、このものでは端子2がベース3に圧入方
式にて固定されているため、内部を密封構造とするには
ベース3とケース4の接合部分のみならず端子2の導出
部にも密封樹脂5を充填する必要があり、密封作業に際
しては樹脂5が端子2の先端部分に付着しないように配
慮しなければならず、作業性が悪い。
しかも、端子2に外力が加わって動いたりすると密封樹
脂5が損傷して密封性が損なわれるおそれがあり、その
ために密封樹脂5を必要以上に厚く充填しなければなら
なかった。さらに、密封樹脂5が端子2とベース3との
隙間及びベース3とケース4との隙間からケース4内に
侵入し、継電器本体1の動作に支障を来たす欠点を有し
ていた。一方、密封樹脂5は通常加熱硬化性のものが使
用されているが、この場合ベース3あるいはケース4に
あらかじめ空気孔を形成しておき、樹脂5が硬化したの
ち該空気孔を封着する必要がある。
この封着は常温硬化樹脂を空気孔に充填することにより
行われているが、これではポットライフが短かく、作業
性が悪く、自動化が困難である欠点を有していた。本発
明はこのような欠点に鑑みてなされたもので、その主た
る目的は端子部の後処理による密封を不要とし、密封作
業が容易で密封性がよく、密封樹脂が内部に侵入して継
電器本体の動作に支障を釆たすことがないとともに、外
観をも損うことのない密封形電磁継電器を提供すること
にある。
他の目的は、空気孔の封着を能率的かつ自動的に行うよ
うにした密封形電磁継電器を提供することにある。以下
、本発明を添付図面に従って説明する。
第1図ないし第3図において、本発明に係る密封形電磁
継電器は、概略、ベース10と、該ベース10内に収納
された電磁石20、接点部30と、カバー40と、密封
樹脂45とから構成されている。電磁石20、接点部3
0はともに周知のもので、電磁石20はコイル21を巻
回したスプール22の中心に鉄心23を隊合し、可動鉄
片24を第3図中左端を回動自在としたもので、可動鉄
片24の先端には接点駆動用カード25が固定されてい
る。髭点部3川よ可動接触片31に設けた可動接点32
と、接点端子36に設けた固定接点34とからなり、可
動接触片31は接点端子35に接続され、かつ上記カー
ド25の突起26にて駆動される。また、接点端子35
,36及びアース端子37、コイル端子38,38はベ
ース10の両側部から導出され、コイル端子38,38
間には逆起防止用タドィオー39が接続されている。ベ
ース10は上面を開口した箱形をなし、適宜合成樹脂に
て一体成形したもので、上記端子35〜38はインサー
ト成形にてベース1川こ固定されている。
カバー40は平板状をなし、ベース10の上部に形成し
た開□部11に取付けられ、その表面は関口段部上面1
2と同一平面を構成している。密封樹脂45はカバー4
0の表面とべ‐ス10の開□段部上面12ごとにわたっ
てコーティングしたもので、ダレの出ないチキントロピ
ツク性樹脂が使用される。コーティング方法としてはシ
ルクスクリーン方法等によるが、手塗りでもよい。上記
カバー40はコーティング時にベース10から剥れない
ように仮止めしておくことが好ましい。
この仮止めは第4A図、第4B図あるいは第5A図、第
5B図に示すように、コテ先50をベース10とカバー
40との接合部41に当接させ、該接合部41を加熱済
着させることすなわち熱カシメにて行われる。第4A図
は接合部41の四辺にスポット的に熱カシメを行う錫場
合を示し、第5A図は接合部41の全周に熱カシメを行
う場合を示す。いずれの場合にもコテ先50‘こ溶融樹
脂が付着しないようにコテ先50と接合部41との間に
テフロンシート(図示せず)を介在させておくとよい。
また、仮止めの強度を強くするには、開口段部上面12
を0.1〜0.2肋程高くしてカシメ代をとればよい。
一方、ベース1川こ設けた空気孔13の外部関口には段
付の大径孔14が形成され、上記密封樹脂45が硬化し
たのちに縦電器自体を第3図中上下を逆に設置し、大径
孔14に二液非混合タイプの二種の常温硬化樹脂をそれ
ぞれ点滴し、その樹脂46にて空気孔13を封着する。
この場合、二種の常温硬化樹脂は点滴しやすにように、
あるいは空気孔13からベース10内に侵入しない粘度
のものを選択することが好ましい。なお、本実施例では
、念のためにスプール22の一部22aを空気孔13に
0.2〜0.3側の隙間を設けて臨ましめ、該隙間で樹
脂が溜まるようにしている。なお、ベース1川こ設けた
凹部16は鉄心23をアース端子37に接続するための
もの、凹部17はダイオード39をコイル端子38に接
続するためのもの、凹部18は固定接点34を端子36
に固着するためのもの、凹部19は可動接触片31を端
子35に固着するためのもので、それぞれ端子37,3
8,35にて密封されている。また、空気孔13の封着
は第6A図、第6B図に示す熱カシメによっても行うこ
とができる。すなわち、空気孔13の周部に筒状の小突
起15を設け、該小突起15をコテ先5川こて加熱溶着
させる。この場合、コテ先50と小突起15との間にテ
フロンシート(図示せず)を介在させることは、上記カ
バー40の仮止めと同様である。以上の説明で明らかな
ように、本発明によれば、端子はベースにインサート成
形にて固定され、端子周りを密封する必要がなく、かつ
密封箇所には端子がないため、及び密封樹脂をコーティ
ングするカバー表面とべ‐スの関口段部上面とは同一平
面を構成しているため、密封作業は容易であり、密封樹
脂を薄くしても上記従来のように端子に外力が加わって
密封樹脂が損傷するおそれがない。しかも、チキントロ
ピック樹脂はダレが出ないので、コーティング面の緑部
から垂れ下って外観を損ったり、カバーとべ‐スとの接
合部から内部に侵入して継電器本体の動作に支障を来た
すこともない。また、上記実施例に示したように、ベー
ス10とカバー40との接合部41に熱カシメを施せば
、カバー40をベース10に仮止めでき、密封樹脂45
のコーティング時にカバー40が剥れる不具合を防止で
きる。
あるいは、ベース10‘こ設けた空気孔13に熱カシメ
を施したり、二液非混合タイプの二種の常温硬化樹脂を
それぞれ点滴して空気孔13を封着すれば、封着作業を
能率的かつ自動的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る密封形電磁継電器の平面図、第2
図、第3図はそれぞれ第1図のローロ線断面図、m−m
線断面図、第4A図ないし第5B図はベースの仮止め工
程を示す断面図、第6A図、第6B図は空気孔の封着工
程を示す断面図、第7図は従来の密封形電磁継電器の断
面図である。 10・・・・・・ベース、11・…・・閉口段部、12
・・・・・・閉口段部上面、13・・・・・・空気孔、
14・・・・・・大径孔、20・・・・・・電磁石部、
30・・・・・・接点部、35〜38・・・・・・端子
、40・・・・・・カバー、45・・・・・・密封樹脂
。 第1図 第2図 第3図 第4A図 第4B図 第5A図 第5B図 第6A図 第6B図 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 封着された空気孔を有するベースと、該ベース内に
    収納された電磁石部及び接点部と、上記ベースにインサ
    ート成形にて固定された端子と、該端子が導出されてい
    ないベースの上部に形成した開口段部に、該開口段部上
    面と同一平面を構成するように取付けた平板状のカバー
    と、該カバーの表面とベースの開口段部上面とにわたつ
    てコーテイングしたチキソトロピツク性を有する密封樹
    脂とからなることを特徴とする密封形電磁継電器。 2 上記ベースとカバーとの接合部に熱カシメを施し、
    カバーをベースに仮止めしたことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の密封形電磁継電器。 3 上記ベースに設けた空気孔に熱カシメを施して封着
    したことを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項
    記載の密封形電磁継電器。 4 上記ベースに設けた空気孔の外部開口を段付きの大
    径孔とし、該大径孔に二液非混合タイプの二種の常温硬
    化樹脂をそれぞれ点滴して空気孔を封着したことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載の密封形電
    磁継電器。
JP8562379A 1979-07-05 1979-07-05 密封形電磁継電器 Expired JPS6030049B2 (ja)

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JP8562379A JPS6030049B2 (ja) 1979-07-05 1979-07-05 密封形電磁継電器

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JPS569926A JPS569926A (en) 1981-01-31
JPS6030049B2 true JPS6030049B2 (ja) 1985-07-13

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ID=13863964

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JPS60258216A (ja) * 1984-06-04 1985-12-20 Toa Nenryo Kogyo Kk プロピレン共重合体の製造方法

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JPS569926A (en) 1981-01-31

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