JPS6030035A - 電子管用コレクタ - Google Patents
電子管用コレクタInfo
- Publication number
- JPS6030035A JPS6030035A JP13901583A JP13901583A JPS6030035A JP S6030035 A JPS6030035 A JP S6030035A JP 13901583 A JP13901583 A JP 13901583A JP 13901583 A JP13901583 A JP 13901583A JP S6030035 A JPS6030035 A JP S6030035A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- collector
- vacuum
- joints
- sealing
- copper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J23/00—Details of transit-time tubes of the types covered by group H01J25/00
- H01J23/02—Electrodes; Magnetic control means; Screens
- H01J23/027—Collectors
Landscapes
- Microwave Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は超大電力電子管のコレクタに関するものであシ
、とシわけ、その構造に係るものである。
、とシわけ、その構造に係るものである。
放送用、通信用、工業用に、広く用いられている大電力
電子管は近年、その工業用、用途が拡大し、その高周波
出力がMWがら百数十MWに及ぶ超大電力電子管とも呼
ぶべき物が要求されつつある。この様な超大電力電子管
は、その用途によシμsオーダーの超短パルス動作から
連続動作にまで動作時間が及んでいる。この様な動作時
間の範囲のうち、数百ms動作から連続動作の動作時間
を要求される、超大電力電子管の設計上の問題点の1つ
に、コレクターの耐熱疲労破壊構造をいかにするかとい
う問題がある。すなわち、コレクターにおいてはビーム
エネルギーの全て、又はその一部がコレクター内面にお
いて熱に変換され、熱交換過程を経て、外部に放出され
ておシ、これにより電子管の動作が安定になされる。こ
のメカニズムが安定になされず、例えばコレ、フタ−内
面における熱入力が放熱量を上回ってコレクタ内面の温
度が上昇し続け、コレクタ材料の融点を超える事になれ
ば、コレクタは破壊し、真空外囲器として機能しなくな
シ、電子管は致命的な損傷を受け機能を停止する。この
ためコレクタ内面の熱入力を、そのコレクターの放熱特
性に見合った量以下に抑える事が必要で、このため出力
がMW級以上、動作時間が百ms以上の超大電力電子管
においてはコレクターの大きさは従来の電子管のそれと
比べ、かなシ大きなものとなる。例えばビーム電圧90
KV、出力1.4MW、108のクライストロン用のコ
レクターはコレクター横断面内径が数十α、長さが1m
以上という大きさになる。コレクタは、真空外囲器とし
て用いられるのでガス放出が少ない事、又熱伝導が良い
事などを考慮して、多くは無酸素銅で作られる。しかし
、この様な大きなコレクターを、−個の無酸素鋼の鋳塊
から削り出す事は、現在では無理で必シ、現実には数個
の部分に分割した部品をロー接、溶接等で一体に形成し
て作られている。
電子管は近年、その工業用、用途が拡大し、その高周波
出力がMWがら百数十MWに及ぶ超大電力電子管とも呼
ぶべき物が要求されつつある。この様な超大電力電子管
は、その用途によシμsオーダーの超短パルス動作から
連続動作にまで動作時間が及んでいる。この様な動作時
間の範囲のうち、数百ms動作から連続動作の動作時間
を要求される、超大電力電子管の設計上の問題点の1つ
に、コレクターの耐熱疲労破壊構造をいかにするかとい
う問題がある。すなわち、コレクターにおいてはビーム
エネルギーの全て、又はその一部がコレクター内面にお
いて熱に変換され、熱交換過程を経て、外部に放出され
ておシ、これにより電子管の動作が安定になされる。こ
のメカニズムが安定になされず、例えばコレ、フタ−内
面における熱入力が放熱量を上回ってコレクタ内面の温
度が上昇し続け、コレクタ材料の融点を超える事になれ
ば、コレクタは破壊し、真空外囲器として機能しなくな
シ、電子管は致命的な損傷を受け機能を停止する。この
ためコレクタ内面の熱入力を、そのコレクターの放熱特
性に見合った量以下に抑える事が必要で、このため出力
がMW級以上、動作時間が百ms以上の超大電力電子管
においてはコレクターの大きさは従来の電子管のそれと
比べ、かなシ大きなものとなる。例えばビーム電圧90
KV、出力1.4MW、108のクライストロン用のコ
レクターはコレクター横断面内径が数十α、長さが1m
以上という大きさになる。コレクタは、真空外囲器とし
て用いられるのでガス放出が少ない事、又熱伝導が良い
事などを考慮して、多くは無酸素銅で作られる。しかし
、この様な大きなコレクターを、−個の無酸素鋼の鋳塊
から削り出す事は、現在では無理で必シ、現実には数個
の部分に分割した部品をロー接、溶接等で一体に形成し
て作られている。
前記した如く、コレクタはビームエネルギーを熱エネル
ギーに変換して放出する機能をはたしているが、コレク
ターに入力されるビームエネルギーは通常高周波出力エ
ネルギーにほぼ匹敵する量となるため超大゛心力電子管
においては、現実的な大きさにコレクタを設計するとコ
レクタ内面の温度は、摂氏数百度に達してしまう。しか
も放熱のためコレクタ外部は冷却しているので、コレク
ター内外面で数百度の温度差が、存しこのため、コレク
タ肉厚部に熱応力が発生する。パルス動作させる超大電
力電子管では、繰返し動作毎にこの熱応力が発生する事
になるが、前記した如く、コレクタが数個の部分の接合
よシ成っていて、その接合部は、機械工作上の理由や接
合作業上の理由から不連続部となシやすく、そのためこ
の熱応力がこの接合部もしくはその近傍に集中し、この
だめの疲労破壊で極めて、短時間に、コレクタが真空外
囲器として機能しなくなる事がしばしば発生する。
ギーに変換して放出する機能をはたしているが、コレク
ターに入力されるビームエネルギーは通常高周波出力エ
ネルギーにほぼ匹敵する量となるため超大゛心力電子管
においては、現実的な大きさにコレクタを設計するとコ
レクタ内面の温度は、摂氏数百度に達してしまう。しか
も放熱のためコレクタ外部は冷却しているので、コレク
ター内外面で数百度の温度差が、存しこのため、コレク
タ肉厚部に熱応力が発生する。パルス動作させる超大電
力電子管では、繰返し動作毎にこの熱応力が発生する事
になるが、前記した如く、コレクタが数個の部分の接合
よシ成っていて、その接合部は、機械工作上の理由や接
合作業上の理由から不連続部となシやすく、そのためこ
の熱応力がこの接合部もしくはその近傍に集中し、この
だめの疲労破壊で極めて、短時間に、コレクタが真空外
囲器として機能しなくなる事がしばしば発生する。
本発明は、この様な現状に対し、熱疲労破壊が起きても
長時間真空外囲器として使用できる。コレクタの構造を
提供する事を目的とする。
長時間真空外囲器として使用できる。コレクタの構造を
提供する事を目的とする。
以下図に従い本発明を説明する。第1図は、電子管の代
表例として、多空胴型クライストロンの概念を模式的に
示したものである。電子銃1よシ発せられた電子ビーム
6は、高周波回路2を通過してコレクター3に入射し、
補集される。電子ビーム6は、電子銃1で運動エネルギ
ーを与えられ高周波回路部2に入射し、高周波入力端子
4より入力された高周波信号と相互作用をなし高周波出
力端子5よシ増幅された高周波信号を出力して後コレク
ター3に入射し、コレクタ内面で補集され持っている運
動エネルギーを全て熱にかえる。通常、電子銃で与えら
れた運動エネルギーの50〜60チ程鹿しか高周波エネ
ルギーにならず、残りはほとんどコレクターで熱となる
。
表例として、多空胴型クライストロンの概念を模式的に
示したものである。電子銃1よシ発せられた電子ビーム
6は、高周波回路2を通過してコレクター3に入射し、
補集される。電子ビーム6は、電子銃1で運動エネルギ
ーを与えられ高周波回路部2に入射し、高周波入力端子
4より入力された高周波信号と相互作用をなし高周波出
力端子5よシ増幅された高周波信号を出力して後コレク
ター3に入射し、コレクタ内面で補集され持っている運
動エネルギーを全て熱にかえる。通常、電子銃で与えら
れた運動エネルギーの50〜60チ程鹿しか高周波エネ
ルギーにならず、残りはほとんどコレクターで熱となる
。
第2図は従来よシある超大電力電子管用コし/フタ−の
断面構造の一例を模式的に示したもので、この図ではコ
レクタは4つの部分ti合部7で接合して形成されてい
る。前記した如く、この接曾部7の近傍よりしばしば真
空洩れが発生し、電子管を破壊する。
断面構造の一例を模式的に示したもので、この図ではコ
レクタは4つの部分ti合部7で接合して形成されてい
る。前記した如く、この接曾部7の近傍よりしばしば真
空洩れが発生し、電子管を破壊する。
第3図は、本発明の一実施例の断面構造を模式的に示し
たものである。コレクタの各部が接合部7で接合される
のは第2図に示した例と同じであるが、コレクタ各部の
基体11には肉厚が薄くて変形が容易で封入皿9がロー
接されておシかつガス抜き穴lOが1ヶ以上らけられて
いる。封入皿9は、コレクタ各部の基体11にめらかじ
めロー接されていても良いし、又、接合部7をロー接す
る時、同時に基体11にロー接しても良い。真空外器と
しては接合部7をロー接後に対向する封入皿9の対を溶
接して完成する。
たものである。コレクタの各部が接合部7で接合される
のは第2図に示した例と同じであるが、コレクタ各部の
基体11には肉厚が薄くて変形が容易で封入皿9がロー
接されておシかつガス抜き穴lOが1ヶ以上らけられて
いる。封入皿9は、コレクタ各部の基体11にめらかじ
めロー接されていても良いし、又、接合部7をロー接す
る時、同時に基体11にロー接しても良い。真空外器と
しては接合部7をロー接後に対向する封入皿9の対を溶
接して完成する。
本発明によるコレクタでは、コレクタ各部の接合部に真
空洩れを起こす様な、微小クラック、ピンホールが発生
しても、真空封止は外側の封入皿9によってなされてい
るためコレクタは真空外囲器として十分機能するし基体
11の接合部7近傍も、真空外囲器としては、短時間で
機能しなくなっても、構造体としては十分な強度を有し
ておシ、長時間の繰シ返し動作に耐える。封入皿9の材
質としては、銅、銅−ニッケル合金、コバール、SUS
等を用いる事ができ、またそれらの表面をメッキしたも
のも使用できる。
空洩れを起こす様な、微小クラック、ピンホールが発生
しても、真空封止は外側の封入皿9によってなされてい
るためコレクタは真空外囲器として十分機能するし基体
11の接合部7近傍も、真空外囲器としては、短時間で
機能しなくなっても、構造体としては十分な強度を有し
ておシ、長時間の繰シ返し動作に耐える。封入皿9の材
質としては、銅、銅−ニッケル合金、コバール、SUS
等を用いる事ができ、またそれらの表面をメッキしたも
のも使用できる。
なお本発明は、多空胴型クライストロンを例示して説明
したが進行波管、ジャイロトロン等のコレクターにも適
用できる事は明らかである。
したが進行波管、ジャイロトロン等のコレクターにも適
用できる事は明らかである。
第1図は多空胴型クライストロンの概念を模式的に示し
た断面図、第2図は従来よりあるコレクタの断面図、8
3図は本発明の一実施例を示す断面構造図である。 1・・・・−・電子銃、2・・・・・・高周波回路、3
・・・・・・コレクタ、4・−・・・・高周波入力端子
、5・・・・・・高周波出力端子、6・・・・・・電子
ビーム、7・・・・・・接合部、8・・・・・・ビーム
入口、9・・−・・封入皿、10・・・・・・貫通穴、
11・・・・・・コレクタ部品基体。 ・、−−イ゛/
た断面図、第2図は従来よりあるコレクタの断面図、8
3図は本発明の一実施例を示す断面構造図である。 1・・・・−・電子銃、2・・・・・・高周波回路、3
・・・・・・コレクタ、4・−・・・・高周波入力端子
、5・・・・・・高周波出力端子、6・・・・・・電子
ビーム、7・・・・・・接合部、8・・・・・・ビーム
入口、9・・−・・封入皿、10・・・・・・貫通穴、
11・・・・・・コレクタ部品基体。 ・、−−イ゛/
Claims (1)
- 複数個の部分をろう接して形成され、該接合部近傍に貫
通穴を有し、かつ該接合部外側に薄肉の真空封止用封入
皿を設け、該封入皿にょシ真空封止したことを特徴とす
る電子管用コレクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13901583A JPS6030035A (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | 電子管用コレクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13901583A JPS6030035A (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | 電子管用コレクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6030035A true JPS6030035A (ja) | 1985-02-15 |
Family
ID=15235479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13901583A Pending JPS6030035A (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | 電子管用コレクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6030035A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04106840A (ja) * | 1990-08-24 | 1992-04-08 | Nec Corp | 電子ビーム管用コレクタ |
JP2020087705A (ja) * | 2018-11-26 | 2020-06-04 | キヤノン電子管デバイス株式会社 | マイクロ波管及びマイクロ波管の製造方法 |
-
1983
- 1983-07-29 JP JP13901583A patent/JPS6030035A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04106840A (ja) * | 1990-08-24 | 1992-04-08 | Nec Corp | 電子ビーム管用コレクタ |
JP2020087705A (ja) * | 2018-11-26 | 2020-06-04 | キヤノン電子管デバイス株式会社 | マイクロ波管及びマイクロ波管の製造方法 |
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