JPS603001Y2 - ウエビングロツク装置 - Google Patents
ウエビングロツク装置Info
- Publication number
- JPS603001Y2 JPS603001Y2 JP1979138276U JP13827679U JPS603001Y2 JP S603001 Y2 JPS603001 Y2 JP S603001Y2 JP 1979138276 U JP1979138276 U JP 1979138276U JP 13827679 U JP13827679 U JP 13827679U JP S603001 Y2 JPS603001 Y2 JP S603001Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- webbing
- locking member
- clamping
- locking
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 21
- 230000003313 weakening effect Effects 0.000 description 6
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 5
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 5
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 3
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/34—Belt retractors, e.g. reels
- B60R22/36—Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency
- B60R22/42—Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency having means for acting directly upon the belt, e.g. by clamping or friction
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/28—Safety belts or body harnesses in vehicles incorporating energy-absorbing devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車両緊急時に乗員を拘束して保護するシートベ
ルト装置に用いられるウェビングロック装置に係り、特
に乗員拘束用ウェビングの長手方向移動を瞬時に阻止し
て乗員を確実に拘束させるウェビングロック装置に関す
る。
ルト装置に用いられるウェビングロック装置に係り、特
に乗員拘束用ウェビングの長手方向移動を瞬時に阻止し
て乗員を確実に拘束させるウェビングロック装置に関す
る。
車両乗員が着座した後には自動的に拘束用ウェビングを
装着させることができる自動装着型シートベルト装置が
提案されている。
装着させることができる自動装着型シートベルト装置が
提案されている。
この自動装着型シートベルト装置に用いられて車両の通
常走行状態においてはウェビングの巻取軸からの巻出し
を自由に可能とし、かつ車両緊急時にはウェビングの巻
出しを急激に停止させるウェビングロック装置が提案さ
れており、このウェビングロック装置は巻取軸と乗員装
着部との間のウェビングを一対のロック部材で挾持して
ウェビングの長手方向移動を阻止することにより乗員を
緊密に拘束するようになっている。
常走行状態においてはウェビングの巻取軸からの巻出し
を自由に可能とし、かつ車両緊急時にはウェビングの巻
出しを急激に停止させるウェビングロック装置が提案さ
れており、このウェビングロック装置は巻取軸と乗員装
着部との間のウェビングを一対のロック部材で挾持して
ウェビングの長手方向移動を阻止することにより乗員を
緊密に拘束するようになっている。
このロック装置のロック部材はウェビングとの間の摩擦
力を増大して確実にウェビングをロックするべくその挟
持面は波形とされており、車両緊急時には一対の波形面
がウェビングの中間部を波形に屈曲させてウェビングと
ロック部材との間の摩擦力を増大するようになっている
。
力を増大して確実にウェビングをロックするべくその挟
持面は波形とされており、車両緊急時には一対の波形面
がウェビングの中間部を波形に屈曲させてウェビングと
ロック部材との間の摩擦力を増大するようになっている
。
ところがこのロック部材はウェビング挾持時にウェビン
グの大きな張力を受けるために所定強度を維持する形状
とする必要があり、生産能率が著しく低下する原因とな
っている。
グの大きな張力を受けるために所定強度を維持する形状
とする必要があり、生産能率が著しく低下する原因とな
っている。
また波形面によるロック部材は比較的大型で大重量とな
るため口ツク装置の小型、軽量化を妨げる原因となって
いる。
るため口ツク装置の小型、軽量化を妨げる原因となって
いる。
またロック部材の挾持面を平坦な形状とした場合には車
両緊急時にウェビングの張力がロック部材の挾持部分で
急激に変化してウェビングの強度が弱まる恐れがある。
両緊急時にウェビングの張力がロック部材の挾持部分で
急激に変化してウェビングの強度が弱まる恐れがある。
本考案は上記事実を考慮し、形状が極めて簡単でありか
つ適切な張力勾配のもとにウェビングを挾持してウェビ
ングの強度が弱まるのを防止すると共に確実に乗員を拘
束することが可能なウェビングロック装置を提供するこ
とを目的としている。
つ適切な張力勾配のもとにウェビングを挾持してウェビ
ングの強度が弱まるのを防止すると共に確実に乗員を拘
束することが可能なウェビングロック装置を提供するこ
とを目的としている。
本考案は、巻取軸と、該巻取軸を回転可能に支持するフ
レームと、前記巻取軸のウェビング巻出し方向回転を阻
止する緊急ロック手段と、前記フレームに揺動可能に支
持された移動ロック部材と、前記フレームに固定され、
該移動ロック部材と対向する固定ロック部材とから成る
ウェビングロック装置において、前記ウェビングは巻取
軸から前記両ロック部材近くのフレームに支持されたロ
ーラを経由して対向する両口ツク部材間の間隙を通り、
さらに前記移動ロック部材に支持されたもう一つのロー
ラに巻掛けられる経路を備え、これらのロック部材の少
なくとも一方の挾持面はロック時に挾持間隙を巻取軸側
から乗員装着部側にかけて次第に増大させる曲率面とさ
れ、前記ロック部材の一方の挾持面のウェビング装着部
位両側には、ロック時の両口ツク部材間の間隙を所定値
に維持するストッパが挟持面から膨出形成されている装
置によって目的を達成したものである。
レームと、前記巻取軸のウェビング巻出し方向回転を阻
止する緊急ロック手段と、前記フレームに揺動可能に支
持された移動ロック部材と、前記フレームに固定され、
該移動ロック部材と対向する固定ロック部材とから成る
ウェビングロック装置において、前記ウェビングは巻取
軸から前記両ロック部材近くのフレームに支持されたロ
ーラを経由して対向する両口ツク部材間の間隙を通り、
さらに前記移動ロック部材に支持されたもう一つのロー
ラに巻掛けられる経路を備え、これらのロック部材の少
なくとも一方の挾持面はロック時に挾持間隙を巻取軸側
から乗員装着部側にかけて次第に増大させる曲率面とさ
れ、前記ロック部材の一方の挾持面のウェビング装着部
位両側には、ロック時の両口ツク部材間の間隙を所定値
に維持するストッパが挟持面から膨出形成されている装
置によって目的を達成したものである。
以下本考案の実施例を図面に従い説明する。
第1,2図には本考案の第1実施例が示されており、乗
員拘束用ウェビング10の一端はコ字状フレーム12へ
軸支された巻取軸14に巻取られている。
員拘束用ウェビング10の一端はコ字状フレーム12へ
軸支された巻取軸14に巻取られている。
このウェビング10の図示しない他端は乗員の装着部へ
と至っている。
と至っている。
また巻取軸14にはコ字状フレーム12の一方の脚部1
6へ取すつけられたぜんまいばね巻取装置18によりウ
ェビング10の巻取り方向(第2図矢印A方向)に付勢
されている。
6へ取すつけられたぜんまいばね巻取装置18によりウ
ェビング10の巻取り方向(第2図矢印A方向)に付勢
されている。
コ字状フレーム12の脚部16と他方の脚部20との間
にはボウル22が回動可能に軸支されており、巻取軸1
4へ固着された一対のラチェットホイル24と対応して
いる。
にはボウル22が回動可能に軸支されており、巻取軸1
4へ固着された一対のラチェットホイル24と対応して
いる。
このボウル22は脚部20から垂下される振子26が車
両加速度を検知して揺動した場合に傾動されてラチェッ
トホイル24とかみ合い、ラチェットホイル24及び巻
取軸14の巻出し回転を停止させるようになっている。
両加速度を検知して揺動した場合に傾動されてラチェッ
トホイル24とかみ合い、ラチェットホイル24及び巻
取軸14の巻出し回転を停止させるようになっている。
なおコ字状フレーム12は取付ボルト28により振子2
6の軸線が垂直となるように車体30へ取りつけられて
いる。
6の軸線が垂直となるように車体30へ取りつけられて
いる。
コ字状フレームの脚部16.20には支軸32によりロ
ックレバ−34が軸支されている。
ックレバ−34が軸支されている。
このロックレバ−34には支軸32へ小ローラー36が
先端部に軸支されるピン38へ大ローラ−40がそれぞ
れ回転可能に軸支されており、巻取軸14から巻出され
るウェビング10の中間部がこれらのローラー36.4
0に巻掛けられた後に乗員の装着部へと至っている。
先端部に軸支されるピン38へ大ローラ−40がそれぞ
れ回転可能に軸支されており、巻取軸14から巻出され
るウェビング10の中間部がこれらのローラー36.4
0に巻掛けられた後に乗員の装着部へと至っている。
このロックレバ−34の中間部には移動ロック部材42
が取りつけられており、ロックレバ−34と共に支軸3
2回りに回動するようになっており、この移動ロック部
材42は脚部16,20に掛は渡された固定ロック部材
44と対向している。
が取りつけられており、ロックレバ−34と共に支軸3
2回りに回動するようになっており、この移動ロック部
材42は脚部16,20に掛は渡された固定ロック部材
44と対向している。
ここにロックレバ−34は脚部16.20に掛は渡され
たスプリングピン46を介してコ字状フレーム12へ取
りつけられるねじりコイルばね48の付勢力を先端に掛
は渡されたピン50を介して受けることにより、支軸3
2回りの付勢力を受けている。
たスプリングピン46を介してコ字状フレーム12へ取
りつけられるねじりコイルばね48の付勢力を先端に掛
は渡されたピン50を介して受けることにより、支軸3
2回りの付勢力を受けている。
この付勢力によりロックレバ−34は移動ロック部材4
2が固定ロック部材44から離間する方向に最大量回動
されて第2図図示状態で停止している。
2が固定ロック部材44から離間する方向に最大量回動
されて第2図図示状態で停止している。
このロックレバ−34は車両緊急時にウェビング10の
張力が増大するとこの張力を大ローラ−40を介して受
け、ねじりコイルばね48の付勢力に抗して回動しく第
2図矢印B方向)、移動ロック部材42が固定ロック部
材44方向へ接近して両者間にウェビング10を挾持す
るようになっている。
張力が増大するとこの張力を大ローラ−40を介して受
け、ねじりコイルばね48の付勢力に抗して回動しく第
2図矢印B方向)、移動ロック部材42が固定ロック部
材44方向へ接近して両者間にウェビング10を挾持す
るようになっている。
(第4図参照)。前記固定ロック部材44について詳し
く説明すると第3図ないし第5図に詳細に示される如く
固定ロック部材44の挾持面52は所定曲率Rのもとに
屈曲されており、第4図に示される如くロン時に挾持さ
れたウェビングの巻取軸側54から乗員装着部側56に
かけて挾持間隙を次第に増大させるようになっている。
く説明すると第3図ないし第5図に詳細に示される如く
固定ロック部材44の挾持面52は所定曲率Rのもとに
屈曲されており、第4図に示される如くロン時に挾持さ
れたウェビングの巻取軸側54から乗員装着部側56に
かけて挾持間隙を次第に増大させるようになっている。
一方移動ロツク部材42の挟持面58は平坦面とされて
おり、固定ロック部材44の両端部付近に突出するスト
ッパー60の当接用となっている。
おり、固定ロック部材44の両端部付近に突出するスト
ッパー60の当接用となっている。
このストッパー60が挾持面58へ当接した場合には両
口ツク部材42.44間の間隙が所定値以下になるのを
防止し、ウェビング10が必要以上の圧力で挾持されて
ウェビング10の強度が弱まるのを防止するようになっ
ている。
口ツク部材42.44間の間隙が所定値以下になるのを
防止し、ウェビング10が必要以上の圧力で挾持されて
ウェビング10の強度が弱まるのを防止するようになっ
ている。
このように構成された本実施例の作動を説明すると、第
1、第2図は車両の通常走行状態であり、乗員はウエビ
ワグ10を巻取軸14から巻出すことにより装着可能で
あり、また車両走行中はウェビング10の巻出し長さを
調節できるので運転姿勢の変更が可能である。
1、第2図は車両の通常走行状態であり、乗員はウエビ
ワグ10を巻取軸14から巻出すことにより装着可能で
あり、また車両走行中はウェビング10の巻出し長さを
調節できるので運転姿勢の変更が可能である。
この通常走行状態においてはウェビング10へぜんまい
ばね巻取装置18の付勢力のみが作用しているのでウェ
ビング10の張力は比較的低く、ロックレバ−34はこ
のねじりコイルばね48の付勢力によりウェビング10
の張力に打ち勝って第2図図示状態を保持しているので
、移動ロック部材42は固定ロック部材44から離間し
ておりウェビング10の長手方向移動を妨げることはな
い。
ばね巻取装置18の付勢力のみが作用しているのでウェ
ビング10の張力は比較的低く、ロックレバ−34はこ
のねじりコイルばね48の付勢力によりウェビング10
の張力に打ち勝って第2図図示状態を保持しているので
、移動ロック部材42は固定ロック部材44から離間し
ておりウェビング10の長手方向移動を妨げることはな
い。
次に車両が衝突等の緊急状態に陥った場合には振子26
が車両加速度を検知して揺動するためボウル22は傾動
してラチェットホイル24とかみ合い、巻取軸14のウ
ェビング巻出し回転が急激に停止される。
が車両加速度を検知して揺動するためボウル22は傾動
してラチェットホイル24とかみ合い、巻取軸14のウ
ェビング巻出し回転が急激に停止される。
これと同時に図示しないウェビング10の他端を装着し
た乗員は衝突方向に激しく投げ出されるのでウェビング
10には巻取軸14から巻出される方向に力が作用して
ウェビング10の張力が急激に増大する。
た乗員は衝突方向に激しく投げ出されるのでウェビング
10には巻取軸14から巻出される方向に力が作用して
ウェビング10の張力が急激に増大する。
このためウェビング10の張力によってロックレバ−3
4はねじりコイルばね48の付勢力に抗して支軸32を
中心に回動される。
4はねじりコイルばね48の付勢力に抗して支軸32を
中心に回動される。
この回動により移動ロック部材42は固定ロック部材4
4と接触してウェビング10の中間部を挾持するため乗
員の装着部で発生する大きな張力はロック部材42.4
4間で支持され、小ローラー36と巻取軸14との間の
ウェビングに大きな張力が生ずることはない。
4と接触してウェビング10の中間部を挾持するため乗
員の装着部で発生する大きな張力はロック部材42.4
4間で支持され、小ローラー36と巻取軸14との間の
ウェビングに大きな張力が生ずることはない。
この結果巻取軸14へ層状に巻取られたウェビングが高
張力のもとに巻出されるいわゆる巻き締り現象が生ずる
ことがなく、またこの小ローラー36と巻取軸14との
間のウェビングに伸びが発生することもないので乗員は
ウェビングにより緊密な拘束状態となることができ安全
が保証される。
張力のもとに巻出されるいわゆる巻き締り現象が生ずる
ことがなく、またこの小ローラー36と巻取軸14との
間のウェビングに伸びが発生することもないので乗員は
ウェビングにより緊密な拘束状態となることができ安全
が保証される。
上記のロック部材42.44間の挾持間隙の変化をグラ
フにより説明すると、第6図に示される如く本実施例の
挟持面は所定曲率のもとに変化されているので巻取軸側
から乗員装着部側へ至るに従い次第に挟持間隙Yが増大
されている。
フにより説明すると、第6図に示される如く本実施例の
挟持面は所定曲率のもとに変化されているので巻取軸側
から乗員装着部側へ至るに従い次第に挟持間隙Yが増大
されている。
これに対して第6図破線は傾斜した平坦面により挟持間
隙を変化させる例が示されている。
隙を変化させる例が示されている。
この結果第7図に示される如くロック時におけるウェビ
ング圧縮量t′は第6図の挟持間隙に反比例することに
なる。
ング圧縮量t′は第6図の挟持間隙に反比例することに
なる。
またこのウェビング圧縮量t′に対する挟持荷重W(ロ
ック時にロック部材42.44が受ける反力)はウェビ
ング圧縮量の増大に従って急激に変化する二次曲線状態
となっている(第8図)。
ック時にロック部材42.44が受ける反力)はウェビ
ング圧縮量の増大に従って急激に変化する二次曲線状態
となっている(第8図)。
従って第9図に示される如く乗員装着部側56から巻取
軸側へ至る挾持面の挾持荷重Wはほぼ直線的に減少する
ようになっており、このため急激な張力の変化がなくウ
ェビング10が挟持部においてウェビングの強度が弱ま
る不具合を解消することができる。
軸側へ至る挾持面の挾持荷重Wはほぼ直線的に減少する
ようになっており、このため急激な張力の変化がなくウ
ェビング10が挟持部においてウェビングの強度が弱ま
る不具合を解消することができる。
なお第9図破線で示される如く挟持面が平坦面の場合に
は挾持荷重が急激に変化するためウェビング10が挾持
部分においてウェビングの強度が弱まるおそれを有して
いる。
は挾持荷重が急激に変化するためウェビング10が挾持
部分においてウェビングの強度が弱まるおそれを有して
いる。
なお、上記固定ロック部材44にはストッパー60が設
けられているため挟持面52からのストッパー60の突
出量を調節することにより挾持間隙が所定値以下に至る
ことを防止できて挟持荷重をウェビングの強度が弱まる
限界内に規制することができ、異常荷重がウェビングへ
加わった場合にもウェビングを挟持間隙から摺りだして
ウェビングの強度が弱まるのを防止することができる。
けられているため挟持面52からのストッパー60の突
出量を調節することにより挾持間隙が所定値以下に至る
ことを防止できて挟持荷重をウェビングの強度が弱まる
限界内に規制することができ、異常荷重がウェビングへ
加わった場合にもウェビングを挟持間隙から摺りだして
ウェビングの強度が弱まるのを防止することができる。
次に第10図には本考案の第2実施例が示されており、
この実施例においては前記実施例と異り移動ロック部材
42の挾持面58に曲率面が形成されている。
この実施例においては前記実施例と異り移動ロック部材
42の挾持面58に曲率面が形成されている。
この実施例においても挟持間隙を乗員装着部側56にか
けて次第に増大することができるので前記実施例と同様
の効果を得ることも可能である。
けて次第に増大することができるので前記実施例と同様
の効果を得ることも可能である。
なお上記曲率面はロック部材の一方に限らず双方に設け
ることも当然可能である。
ることも当然可能である。
以上説明した如く本考案に係るウェビングロック装置は
挟持面を所定曲率面とすると共に、一方のロック部材の
挟持面に、ロック時の両ロック部材間の間隙を所定値に
維持するストッパを膨出形成したのでロック装置が著し
く小型軽量化できると共にロック部材の加工が極めて容
易となりかつロック時に挟持部のウェビングを確実に保
持してウェビングの強度が弱まるのを防止することがで
きる優れた効果を有する。
挟持面を所定曲率面とすると共に、一方のロック部材の
挟持面に、ロック時の両ロック部材間の間隙を所定値に
維持するストッパを膨出形成したのでロック装置が著し
く小型軽量化できると共にロック部材の加工が極めて容
易となりかつロック時に挟持部のウェビングを確実に保
持してウェビングの強度が弱まるのを防止することがで
きる優れた効果を有する。
第1図は本考案に係るウェビングロック装置の第1実施
例示す正面図、第2図は第1図■−■線断面図、第3図
はロック部材を示す拡大部、第4図は第3図の作動図、
第5図は固定ロック部材を示す斜視図、第6図は巻取軸
側から乗員装着部側へ至る長さに対する挟持間隙の変化
を示すグラフ、第7図は巻取軸側から乗員装着部側へ至
る長さに対するウェビング圧縮量を示すグラフ、第8図
はウェビング圧縮量に対する挟持荷重を示すグラフ、第
9図は乗員装着部側から巻取軸側へ至る長さに対する挟
持荷重を示すグラフ、第10図は本考案の第2実施例を
示すロック部材の拡大図である。 10・・・・・・ウェビング、14・・・・・・巻取軸
、42・・・・・・移動ロック部材、44・・・・・・
固定ロック部材、52.58・・・・・・挾持面。
例示す正面図、第2図は第1図■−■線断面図、第3図
はロック部材を示す拡大部、第4図は第3図の作動図、
第5図は固定ロック部材を示す斜視図、第6図は巻取軸
側から乗員装着部側へ至る長さに対する挟持間隙の変化
を示すグラフ、第7図は巻取軸側から乗員装着部側へ至
る長さに対するウェビング圧縮量を示すグラフ、第8図
はウェビング圧縮量に対する挟持荷重を示すグラフ、第
9図は乗員装着部側から巻取軸側へ至る長さに対する挟
持荷重を示すグラフ、第10図は本考案の第2実施例を
示すロック部材の拡大図である。 10・・・・・・ウェビング、14・・・・・・巻取軸
、42・・・・・・移動ロック部材、44・・・・・・
固定ロック部材、52.58・・・・・・挾持面。
Claims (1)
- 巻取軸と、該巻取軸を回転可能に支持するフレームと、
前記巻取軸のウェビング巻出し方向回転を阻止する緊急
ロック手段と、前記フレームに揺動可能に支持された移
動ロック部材と、前記フレームに固定され、該移動ロッ
ク部材と対向する固定ロック部材とから成るウェビング
ロック装置において、前記ウェビングは巻取軸から前記
両ロック部材近くのフレームに支持されたローラを経由
して対向する両口ツク部材間の間隙を通り、さらに前記
移動ロック部材に支持されたもう一つのローラに巻掛け
られる経路を備え、これらのロック部材の少なくとも一
方の挟持面はロック時に挾持間隙を巻取軸側から乗員装
着部側にかけて次第に増大させる曲率面とされ、前記ロ
ック部材の一方の挾持面のウェビング装着部位両側には
、ロック時の両口ツク部材間の間隙を所定値に維持する
ストッパが挾持面から膨出形成されていることを特徴と
するウェビングロック装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979138276U JPS603001Y2 (ja) | 1979-10-04 | 1979-10-04 | ウエビングロツク装置 |
US06/187,814 US4371126A (en) | 1979-10-04 | 1980-09-16 | Webbing lock device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979138276U JPS603001Y2 (ja) | 1979-10-04 | 1979-10-04 | ウエビングロツク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5656348U JPS5656348U (ja) | 1981-05-15 |
JPS603001Y2 true JPS603001Y2 (ja) | 1985-01-28 |
Family
ID=15218123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979138276U Expired JPS603001Y2 (ja) | 1979-10-04 | 1979-10-04 | ウエビングロツク装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4371126A (ja) |
JP (1) | JPS603001Y2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6223659Y2 (ja) * | 1980-12-03 | 1987-06-16 | ||
DE3421837A1 (de) * | 1984-02-16 | 1985-12-12 | Hans-Hellmut Dipl.-Ing. 2061 Sülfeld Ernst | Arretiervorrichtung fuer einen sicherheitsgurt |
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1980
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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