JPS6030008Y2 - ベニヤ単板の姿勢制御装置 - Google Patents
ベニヤ単板の姿勢制御装置Info
- Publication number
- JPS6030008Y2 JPS6030008Y2 JP5471777U JP5471777U JPS6030008Y2 JP S6030008 Y2 JPS6030008 Y2 JP S6030008Y2 JP 5471777 U JP5471777 U JP 5471777U JP 5471777 U JP5471777 U JP 5471777U JP S6030008 Y2 JPS6030008 Y2 JP S6030008Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- veneer
- conveying
- posture control
- control device
- contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
- Registering Or Overturning Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は合板製造工程において不特定な姿製で搬出され
るベニヤ単板を連続回動する搬送体とその末端に並設し
た実質的に２個の従回動自在ローラとにより所要の姿勢
に制御する装置に関し、その目的とするところは簡単な
機構によりベニヤ単板の姿勢制御を行う装置を提供し合
板製造工程、特に仕組工程の自動化及び省力化を計り、
以って斯界の合理化推進に寄与せんとするものである。
るベニヤ単板を連続回動する搬送体とその末端に並設し
た実質的に２個の従回動自在ローラとにより所要の姿勢
に制御する装置に関し、その目的とするところは簡単な
機構によりベニヤ単板の姿勢制御を行う装置を提供し合
板製造工程、特に仕組工程の自動化及び省力化を計り、
以って斯界の合理化推進に寄与せんとするものである。
合板製造過程に於て、複数枚のベニヤ単板（以下単板と
称す）を重合する仕組工程乃至は仕組後の単板と糊付し
た繊維方向の異なる単板とを貼合する接着工程では歩留
りの向上、不良率の低減、等のために前記各単板誤差で
重合する事が肝要であり、そのために予め一定の姿勢に
制御された単板を前記各工程に供給する事が必要である
。
称す）を重合する仕組工程乃至は仕組後の単板と糊付し
た繊維方向の異なる単板とを貼合する接着工程では歩留
りの向上、不良率の低減、等のために前記各単板誤差で
重合する事が肝要であり、そのために予め一定の姿勢に
制御された単板を前記各工程に供給する事が必要である
。
従来不特定姿勢（搬送方向に傾斜した状態）で搬送され
る単板の姿勢制御は搬送体の末端に垂直かつ搬送方向に
直交したストッパーに前記単板を当接させて行っていた
。
る単板の姿勢制御は搬送体の末端に垂直かつ搬送方向に
直交したストッパーに前記単板を当接させて行っていた
。
然しなから前記従来技術ではストッパーに単板は前記ス
トッパーとの接触点を中心として旋回することとなり単
板に内部応力が生ずる。
トッパーとの接触点を中心として旋回することとなり単
板に内部応力が生ずる。
即ち、ストッパーに当接した単板はストッパーとの摩擦
により接触部分がすれることが出来ずあたかも接触点で
保持された様な状態となり、旋回によって単板は歪めら
れ或いは接触点へ向けて応力が生じ、割れの部分を助長
したり、しわを生じてしまう等の欠点があった。
により接触部分がすれることが出来ずあたかも接触点で
保持された様な状態となり、旋回によって単板は歪めら
れ或いは接触点へ向けて応力が生じ、割れの部分を助長
したり、しわを生じてしまう等の欠点があった。
特に自動仕組機、レイアップ等の自動化機器にあっては
単板の姿勢制御機構の欠点は、該機器の致命的欠陥とな
るのである。
単板の姿勢制御機構の欠点は、該機器の致命的欠陥とな
るのである。
さて本考案は従来技術の欠点を解決する有効適切な装置
を提供するもので以下にその実施例を説明する 第１図に於て、１・・・は単板、２・・・は単板１を矢
印方向人搬送する搬送体であり、実施例では搬送方向に
直交して複数個のローラ３を配置し、これを別置の駆動
源（図示省略）で連続回動させている。
を提供するもので以下にその実施例を説明する 第１図に於て、１・・・は単板、２・・・は単板１を矢
印方向人搬送する搬送体であり、実施例では搬送方向に
直交して複数個のローラ３を配置し、これを別置の駆動
源（図示省略）で連続回動させている。
４．５・・・は各々従回動自在なローラでその軸方向は
搬送体２の搬送面に対して垂直であり、搬送方向の幅員
より狭い間隔を以って実質的に２個を並設し、且つ搬送
体２の末端より単板１の長さに満たない位置に備える。
搬送体２の搬送面に対して垂直であり、搬送方向の幅員
より狭い間隔を以って実質的に２個を並設し、且つ搬送
体２の末端より単板１の長さに満たない位置に備える。
そして単板１は図の左方から搬入されその先行する一方
の端Ａが対面する一方のローラ５に当接して搬送方向の
移動を停止するが、前記ローラ５は従回動自在であり、
前記単板１には引続き搬送体２から搬送力Ｆが作用して
おり単板１は搬送体２上でスリップし搬送体２との摩擦
力は搬送方向にのみ作用しているので搬送方向に直交す
る方向への移動は容易であり、又前記搬送力Ｆは単板１
の質点Ｏ（単板１の対角線の交差する点）に作用すると
考えられるから前記質点Ｏを通る搬送方向に平行な直線
から前記ローラ５との接触点Ａ迄の距離１と前記搬送力
Ｆとから成るモーメントにより単板１は、第２図に例示
する様に、その質点Ｏを中心として反時計方向へ他方の
ローラ４に単板１の他方端が当接する迄旋回し、同時に
前記ローラ５は時計方向へ従回動することとなり、単板
１とローラ５との接触点が前記ローラ５の従回動によっ
て容易にずれる事が出来るからローラ５との接触によっ
て単板ｌが歪められ、割れの部分を助長したり或いはし
わを生じたりする等の欠点は皆無であり、中板用はをと
より表裏用等の薄物単板も何ら支障なく正確に且つ迅速
に姿勢制御を行う事が出来る。
の端Ａが対面する一方のローラ５に当接して搬送方向の
移動を停止するが、前記ローラ５は従回動自在であり、
前記単板１には引続き搬送体２から搬送力Ｆが作用して
おり単板１は搬送体２上でスリップし搬送体２との摩擦
力は搬送方向にのみ作用しているので搬送方向に直交す
る方向への移動は容易であり、又前記搬送力Ｆは単板１
の質点Ｏ（単板１の対角線の交差する点）に作用すると
考えられるから前記質点Ｏを通る搬送方向に平行な直線
から前記ローラ５との接触点Ａ迄の距離１と前記搬送力
Ｆとから成るモーメントにより単板１は、第２図に例示
する様に、その質点Ｏを中心として反時計方向へ他方の
ローラ４に単板１の他方端が当接する迄旋回し、同時に
前記ローラ５は時計方向へ従回動することとなり、単板
１とローラ５との接触点が前記ローラ５の従回動によっ
て容易にずれる事が出来るからローラ５との接触によっ
て単板ｌが歪められ、割れの部分を助長したり或いはし
わを生じたりする等の欠点は皆無であり、中板用はをと
より表裏用等の薄物単板も何ら支障なく正確に且つ迅速
に姿勢制御を行う事が出来る。
更に本考案の装置は従来技術に比し姿勢制御に要する時
間が短い、即ち、従来技術ではストッパーとの接触点を
中心に単板全体が旋回するのでその移動量は大であるが
、本考案の装置では単板の質点を中心として旋回するの
で移動量″は小である。
間が短い、即ち、従来技術ではストッパーとの接触点を
中心に単板全体が旋回するのでその移動量は大であるが
、本考案の装置では単板の質点を中心として旋回するの
で移動量″は小である。
従？て同様に傾斜して搬入された単板であれば従来技術
よりも短時間で姿勢制御を行う事が出来、姿勢制御に要
する時間が短縮され仕組工程乃至は実動仕組機等の生産
能力を著しく増大することになり、単板の姿勢制御を必
要とする各種に於いて歩留りの向上、機械化による省力
化等が計られ合板産業界の合理化に寄与するところ多大
である。
よりも短時間で姿勢制御を行う事が出来、姿勢制御に要
する時間が短縮され仕組工程乃至は実動仕組機等の生産
能力を著しく増大することになり、単板の姿勢制御を必
要とする各種に於いて歩留りの向上、機械化による省力
化等が計られ合板産業界の合理化に寄与するところ多大
である。
第１図は本考案の構成を示す斜視図であり、第２図、第
３図は本考案の装置の説明図である。 １・・・・・・単板、２・・・・・・搬送体、４，５・
曲・回動自在なローラ。
３図は本考案の装置の説明図である。 １・・・・・・単板、２・・・・・・搬送体、４，５・
曲・回動自在なローラ。
Claims (1)
- 連続的に回動する搬送体を備え、該搬送体の搬送方向を
横切る方向に、ベニヤ単板の搬送方向と直交する幅員よ
りも狭い間隔で、２個の従回動自在なローラを、前記搬
送体が形成する搬送面と垂直な方向に軸芯を向けて、搬
送面に並設したことを特徴とするベニヤ単板の姿勢制御
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5471777U JPS6030008Y2 (ja) | 1977-04-27 | 1977-04-27 | ベニヤ単板の姿勢制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5471777U JPS6030008Y2 (ja) | 1977-04-27 | 1977-04-27 | ベニヤ単板の姿勢制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53149075U JPS53149075U (ja) | 1978-11-24 |
| JPS6030008Y2 true JPS6030008Y2 (ja) | 1985-09-10 |
Family
ID=28949649
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5471777U Expired JPS6030008Y2 (ja) | 1977-04-27 | 1977-04-27 | ベニヤ単板の姿勢制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6030008Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-04-27 JP JP5471777U patent/JPS6030008Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53149075U (ja) | 1978-11-24 |
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