JPS6029950A - 光記録媒体およびその製造方法 - Google Patents

光記録媒体およびその製造方法

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JPS6029950A
JPS6029950A JP58138347A JP13834783A JPS6029950A JP S6029950 A JPS6029950 A JP S6029950A JP 58138347 A JP58138347 A JP 58138347A JP 13834783 A JP13834783 A JP 13834783A JP S6029950 A JPS6029950 A JP S6029950A
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JP
Japan
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layer
recording medium
optical recording
groove
medium according
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Application number
JP58138347A
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English (en)
Inventor
Akihiko Kuroiwa
黒岩 顕彦
Shigeru Asami
浅見 茂
Toshiki Aoi
利樹 青井
Kazuo Takahashi
一夫 高橋
Noriyoshi Nanba
憲良 南波
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/24Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material
    • G11B7/26Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of record carriers
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/24Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■ 発明の背景 技術分野 本発明は、特にヒートモードの光記録媒体とその製造方
法に関する。
先行技術とその問題点 ヒートモードの光記録媒体として、色素等の光吸収体か
らなるか、色素や顔料等の光吸収体と樹脂とからなる記
録層を基体上に設け、この記録層に書き込みレーザー光
を照射して、記録層表面にピットと称される微小小穴の
列をトラック状に形成し、ピットの有無を読み出しレー
ザー光で検出して、情報の記録書き込みを行うものが知
られている。
このような媒体の書き込みおよび読み出しにおいては、
トラッキングの制御が必要である。
従来、トラッキングの制御を行うには、基体の記録層形
成面にトラッキング用の溝を設け。
この溝の凹部または凸部上の記a層をトラック部とし、
溝の段差による干渉効果や記録層の膜厚の相違にもとす
く光学特性の差、ないしは反射、吸収率等の光学特性の
差等を利用して、トラックをはずれているかを検出する
ことによっている。
しかし、いわゆる塗布型の光記録媒体として、記録層を
塗布によって形成するときには、溝の四部上にも凸部上
にも均一な厚さで記録層が塗設されるので、トラッキン
グ信号が小さいという欠点がある。
また、この溝は入/8n(入は光の波長、nは基体の屈
折率)程度の深さとされるため、製造がむずかしく、厳
密な加工精度を要し、量産性が低いという欠点がある。
 この場合、特に基体がうすいときには、実質上製造が
不可能に近く、また、ロールに巻きとって製造すること
もできず、量産性も低い。
さらには、記録層をスピンナーコートすることも難しく
、媒体の製造上の種々の欠点があII 発明の目的 本発明は、このような実状に鑑みなされたものであって
、その主たる目的は、塗布型の光記録媒体とその製造方
法を改良することによって、得られるトラッキング信号
を増大し、しかも媒体の量産性を向上し、製造上の種々
の欠点を解消することにある。
このような目的は、下記の本発明によって達成される。
すなわち第1の発明は。
基体上にトラック層を有し、トラック層にパターン状に
トラッキング用の溝を有し、溝の底部とトラック層表面
とのヌレ性が互いに異なっており、溝の内部またはトラ
ック層表面のいずれかに、記録層が選択的に塗設されて
いることを特徴とする光記録媒体である。
また第2の発明は、 基体上に、トラック層を有し、トラック層にパターン状
にトラッキング用の溝を有し、溝のvc麓シトラー、/
F層裏面ンのヌI/性が瓦いに某なっており、溝の内部
またはトラック層表面のいずれかに、記録層が選択的に
塗設されており、トラック層表面上に蓋体を設けてなる
ことを特徴とする光記録媒体である。
そして第3の発明は、 基体上にレジストからなるトラック層を設層し、次いで
レジストを、厚さ方向の一部または全域に亘って、パタ
ーン状に選択的に除去し、トラッキング用の溝を形成し
、溝の底部と残存するトラック層表面とのヌレ性を互い
に異ならしめ、しかるのち記録層塗布液を塗布して、溝
の内部またはトラック層表面のいずれかに記録層をパタ
ーン状に設層することを特徴とする光記録媒体の製造方
法である。
■ 発明の具体的構成 以下、本発明の具体的構成について詳細に説明する。
本発明の光記録媒体は、第1図、第2図に示されるよう
に、基体2上に記録層5を有する。
この場合、記録層5は、基体2上に設層されたドラック
層4に形成されたトラッキング用の溝の内部(四部)ま
たは凸部(トラック層表面)のいずれか一方に選択的に
形成され、書き込み、読み出し時のトラッキングの制御
を容易にするものである。
記録N5を選択的に形成するには、溝の底部とトラック
層4表面とのヌレ性を、互いに異ならしめる。 ヌレ性
を異ならしめるには、一般に、溝の底部とトラック層表
面とのうちの一方を、記録層の塗布溶媒に対し親液性、
他方を撥液性とする。 このとき、記録層5は2、撥液
性部分には形成されず、親液性の部分にのみ塗設される
ので、連続状ないし散点状の溝の内部(このときには溝
底部が親液性)、あるいは連続状ないし散点状に凸部と
して形成されたトラック層4の表面(このときにはトラ
ック層表面が親液性)に、連続細条状ないし散点状に記
録層5が形成されることになる。
なお、撥液性であるとは、用いる溶媒(塗布溶媒)との
接触角が60”以上、特に90@以上であり、親液性で
あるとは、用いる溶媒との接触角が60°未満、特に5
0°以下であるものである。
このような条件を満たすかぎりにおいて、基体およびト
ラック層の材質については制限はない、 ただ、トラフ
、り層は、パターン状のトラ・ンキング用の溝を有する
ものである。 溝を形成するには種々の方法が可能であ
るが、生産性の点で、溝の形成をフォトエツチング−プ
ロセスによって行うことが好ましいので、トラック層は
、レジストから形成することが好ましい。
なお、レジストの他、場合によっては感光性樹脂を用い
ることもできる。
本発明においては、トラック層4しこ形成されたパター
ン状のトラッキング用の溝の底部と、トラック層の表面
とのヌレ性が異なるものであるが、溝の底面は、後述の
ように、トラック層4を形成するレジストのエツチング
を途中までで終了することにより、トラック層底面番ご
達していなくてもよい。
このような場合1例えば、後述のフッ素のレジストから
トラック層を形成したようなときなどには、表層のみが
撥液性(このときli撥油性)を示し、トラック層の厚
さ方向にヌレ性の違いが生じることがあるので、溝底部
とトラック層表面とのヌレ性を変えること力ζできる。
ただ、このような場合よりは、製造上のル制御が容易と
なる点で、溝はトラック層の厚さ全域に亘って形成し、
溝の底面として基体表面を露出させるのが有利である。
こめようなときには、基体の少なくとも表面と、トラッ
ク層4の表面とのヌレ性を異ならしめ、これらのうちの
一方を親液性、他方を撥液性とする。
このような場合において、塗布溶媒としては、水または
水の混合溶媒を用いることもでき、このときには、親液
性を親水性とし、撥液性を撥水性とする。
この場合、基体表面を撥水性とするた′めには、基体と
して、ポリメタクリル樹脂、ポリアクリル樹脂、ポリカ
ーボネート樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ポ
リエーテルサルフォン樹脂、ポリエーテルケトン樹脂等
の撥水性の樹脂から形成したり、その他、これらの撥そ
して、親水性のトラック層としては、重クロム酸塩、ジ
アゾニウム化合物またはアジド化合物等の、感光性化合
物を混ぜた水溶性高分子[高分子としては、卵白アルブ
ミン、カゼイン、グルー、ゼラチン、アラビアゴム、セ
ラック、PVA (ポ’) ヒ:−Ay7セター71/
) 、PVA+酢酸ビニル、ポリビニルピロリドン、ポ
リアクリルアミド、セルロース誘導体など1等のレジス
トを用いるのが、トラック層をパターン状に形成する点
で好ましい。
一方、これとは逆に、トラック層を撥水性として、溝の
内部に記録層を形成すると、消去特性、線消去特性、特
に消去劣化、消去パワー、消去光学系、消去幅、クロス
トーク、トラッキング特性等の点でより一層好ましい結
果をうる。
この場合には、基体として、酢酸ビニル−クロトン酸共
重合体、 アクリル酸−スチレン共重合体、 メタクリ
ル酸−メタクリル酩エステル共重合体、 メタクリル酸
−アクリル酸エステル共重合体、 エチレン−メタクリ
ル酸共重合体、 エチレン−マレイン酸共重合体、イソ
ブチレン−マレイン酸共重合体等の親水性の樹脂を用い
たり、あるいはこれらの親水性の樹脂や、アルミニウム
、クロム、金、ニッケル等の各種金属、各種酸化物、各
種セラミクスなどの親水性の下地層3を基体表面に設け
る。
そして、撥水性のトラック層と゛しては、ポリケイ皮酸
ビニル系、 環化ゴム−ビスアジド系、 フェノール−ノボラック樹脂−キノンアジドまたはスル
ホニルクロリド系、 これらに、没食子酸アルキル、ピロガロール、 2,3
.4−)リヒドロキシベンゾフェノンを含む系、 ポリメチルイソプロペニルケトン。
MMA−GMA (グリシジルメタアクリレート)共重
合体、 MMA−アシロキシイミノメタアクリレート共重合体。
ポリフェニルイソプロペニルケトン などのレジストを用いればよい。
他方、記録層塗布設層用の溶媒としては、例えば、メチ
ルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキ
サノン等のケトン系、酢酸ブチル、酢酸エチル、カルビ
上−ルアセテート、ブチルカルピトールアセテート等の
エステル系、 メチルセロソルブ、エチルセロソルブ等のエーテル系、 ないしトルエン、キシレン等の芳香族系。
ジクロロエタン等のハロゲン化アルキル系。
アルコール系などを単独または混合して用いることが好
ましい。
このとき、作業性が向上し、記録層の塗膜性も良好とな
る。
このような有機溶媒を用いるときには、親液性は親油性
とし、撥液性は撥油性とする。
このような場合の第1の態様は、基体の少なくとも表面
を撥油性とする。
すなわち、各種含フツ素高分子等の撥油性樹脂からなる
基体を用いるか。
シリコーンまたはフッ素含有フォトボリマ−、シリコー
ンまたはフッ素含有フォトレジスト、フッ素系樹脂等の
撥油性の樹脂や、シリコーン、フッ素、シリコーンゴム
系レジスト等の撥油性の下地層2を基体表面に形成した
ものを用いる。
そして、天然の、あるいはcis−1,4−ポリイソプ
レンを主成分とする環化ゴム−ビスアジド系、 ポリケイ皮酸ビニル系、 フェノールボラック樹脂−キノンアジドもしくはスルホ
ニルクロリド系、 これらに没食子酸アルキル、ピロガロール、2.3.4
− トリヒドロキシベンゾフェノンを含む系、 ポリメチルインプロペニルケトン、 MMA−GMA (グリシジルメタアクリレート)共重
合体、 MMA−アシロキシイミノメタアクリレート共重合体。
ポリフェニルインプロペニルケトン、 PMMA (ポリメチルメタクリレート)ポリメチルイ
ソプロペニルケトンの増感タイプ、 ビスアジド−フェノールスチレンまたはフェノール樹脂
等の親油性のレジストを用い、トラック層をパターン状
に形成する。
これに対し、これとは逆にトラック層を撥油性とし、溝
の内部に記録層を形成するときには、前記同様、消去特
性(消去劣化、消去幅、消去パワー)が良好となり、ト
ラッキング信号が大きく、しかもトラッキング信号のS
/N比が良好となる等の点で有利である。
このようなもっとも好ましい態様においては、下記のよ
うな基体とトラック層を用いるのが好適である。
l) 基体 a)ポリメタクリル樹脂、ポリアクリル樹脂、ポリカー
ボネート樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリ
エーテルサルフォン樹脂、ポリエーテルケトン樹脂等の
親油性樹脂製基体。
b)各種セラミクス、各種金属、各種ガラス等の親油性
基体。
C)上記a)、b)の基体や、これ以外の樹脂製等の各
種基体2上に、親油性の下地層3を設けたもの。
下地層3としては、特に下記のものが好適である。
i)アルミニム、チタン、クロム、金、銀、ニッケル、
銅、白金等の単一金属ないし合金ii )各種無機化合
物( 例えば、各種酸化物 (A文203,5t02 、Mg
O、Znoなど)や ′ 各種フッ化物(Mg F2 、 Cu F2など)等 1ii)各種セラミクスや、各種グレーズlマ)有機ク
ロルシラン、ヘキサメチルジシラザンなど v)Ti、Zr、A1等のア、ルコキシド、キレート化
物等の架橋剤の加水分解物層 マi)各種シランカップリング剤 マii)感光性樹脂の光架橋物からなる親油性下地層 これら各下地層を設けるときには、ヌレ性の点で良好と
なり、また基体材質を樹脂製としたとき、記録層塗設に
際して、塗布溶媒によって基体がおかされ反射率等の光
学特性が劣化することがなく、より好ましい結果をうる
2)トラック層 i )フッ素系のレジスト層 特に、フルオロアルキル基をもつポリマーからなるレジ
スト 例えば、フルオロアルキル基をもつメタクリレート樹脂
、 フルオロエチレンポリマー、 パーフルオロポリマー、 テトラフルオロエチレン。
フルオロアルキルビニルエーテルのコポリマーあるいは
これをアリルアルコールで半エステル化したボ、リマー
、 テトラフルオロエチレンとアルキルビニルエーテルまた
はハロゲン化アルキルビニルエーテルのコポリマー、 フルオロアルキル基をもつハロゲン化ビニルポリマー、 フッ素化シリコーン、 フルオロアルキルメタクリレートとアジド含有メタクリ
レートのコポリマーなど。
11)シリコーン樹脂レジスト層 例えば、ポリメチルシクロシロキサン、ポリビニルシロ
キサンなど。
1ii) シリコーン、フッ素およびフッ素シリコーン
のうちの1種ないし2種以上を添加したレジスト層 それぞれ、シリコーン、フッ素およびフッ素シリコーン
のうちの1種ないし2種以上を添加した、例えば、 天然、あるいはcis−1,4−ポリイソプレンを主成
分とする環化ゴム−上2アジド系、ポリケイ皮酸ビニル
系、 フェノールボラック樹脂−キノンアジドもしくはスルホ
ニルクロリド系、 これらに没食子酸アルキル、ピロガロール、2,3.4
−トリヒドロキシベンゾフェノンを含む系、 ポリメチルイソプロペニルケトン、 MMA−GMA (グリシジルメタアクリレート)共重
合体、 MMA−アシロキシイミノメタアクリレート共重合体、 ポリフェニルイソプロペニルケトン。
PMMA (ポリメチルメタクリレート)、ポリメチル
イソプロペニルケトンの増感タイプ、 ビスアジド−フェノールスチレンまたはフェノール樹脂
などのレジスト層 これら各種レジストの他、トラック層は、iマ)各種感
光性樹脂から形成してもよい。
なお、トラフ゛り層の厚さは、O’、 001〜200
0μm、特に0.005〜io00gm 、より好まし
くは0.01〜200ル鵬が好適である。
そして、溝の深さは、0.001〜1000gm、特に
0.01〜200gmとされる。
また、溝部の巾は、0.1〜5終鵬程度、トラック層凸
部の巾もこれと同程度とされる。
さらに、上記各下地層の厚さは、0.0.O1〜100
0p+s、特に0.003〜lOO#Lmが好適である
なお、トラック層のパターン形状を形成するには、常法
に従い、フォトエツチングを行えζfよい。
また、基体2の形状としては、ディスク状、テープ状、
カード状等いずれであってもよく、その厚さは、一般に
0.1〜5m−程度とされる。
このようなトラック層4を有し、必要に応じ下地層3を
有する基体2上には、上記のとおり、トラック層4の凸
部表面、または溝凹部内に記録層が塗設される。
記録層5は、光吸収体単独からなるか、光吸収体の組成
物から形成される。
用いる光吸収体は、通常、色素である。
用いる色素には特に制限はなく、シアニン系、フタロシ
アニン系、アゾ系、アントラキノン系、コリン、コロー
ル系、スクワリリウム系、ピラゾリン系等公知の種々の
色素あるいは色素のポリマー等のいずれも好適に用いる
ことができる。
このような色素のうち、感度が高く、読み出しのS/N
比の高いものはシアニン色素である。
シアニン色素のなかでは、下記式(I)で示されるもの
が好ましい。
式CI) Φ−L=ψ (X)m 上記式CI)において、!およびΦは、芳香族環、例え
jfベンゼン環、ナフタレン環、フェナントレン環等が
縮合してもよいインドール環、チアゾール環、オキサゾ
ール環、セレナゾール環、イミダゾール環、ピリジン環
等をあられす。
これらΦおよび!は、同一でも異なっていてもよいが、
通常は同一のものであり、これらの環には、種々の置換
基が結合していてもよい。
なお、Φは、環中の窒素原子が十電荷をもち。
!は、環中の窒素原子が中性のものである。
これらのΦおよび!の骨格環としては、下記式〔Φ工〕
〜〔Φ双〕で示されるものであることが好ましい。
なお、下記においては、構@ t4Φの形で示される。
1 (R4)q 〔Φm〕 1 〔Φ■〕 R】 〔Φ■〕 ■ 1 1 R。
〔Φ■〕
R1 〔Φ窟〕 〔Φ双〕R1′ 1 このような各種卵において、環中の窒素原子(イミダゾ
ール環では2個の窒素原子)に結合する基R1(Rt 
、Rt ′)は、置換または非置換のアルキル基または
アリール基である。
このような環中の窒素原子に結合する基R,+R1’の
炭素原子数には、特に制限はない。 また、この基がさ
らに置換基を有するものである場合、置換基としては、
スルホン酸基、アルキルカルボニルオキシ基、アルキル
アミド基、アルキルスルホンアミド基、アルコキシオキ
シ基、アルキルアミノ基、アルキルカル八モイル基、ア
ルキルスルファモイル基、水酸基、ハロゲン原子等いず
れであってもよい。
なお、後述のmが0である場合、Φ中の窒素原子に結合
する・基R1は、置換アルキルまたはアリール基であり
、かつ−電荷をもつ。
さらに、Φおよびψの環が、縮合ないし非縮合のインド
ール環(式〔ΦI〕〜〔ΦIV))である場合、その3
位には、22の置換基R2+R3が結合することが好ま
しい、 この場合、3位に結合する2つの置換基R2,
R3としては、アルキル基またはアリール基であること
が好ましい。 そして、これらのうちでは、炭素原子数
1または2、特にlの非置換アルキル基であることが好
ましい。
一方、Φおよびψで表わされる環中の所定の位置には、
さらに他の置換基R4が結合していてもよい。 このよ
うな置換基としては、アルキル基、アリール基、複素環
残基、ハロゲン原子、アルコキシ基、アルキルチオ基、
アルキルオキシカルボニル基、アルキルカルボニルオキ
シ基、カルボン酸基等種々の置換基であってよい。
そして、これらの置換基の数(p、q、r。
s、t)は、通常、Oまたは1〜4程度とされる。 な
お、p、q、r、s、tが2以上であるとき、複数のR
4は互いに異なるものであってよい。
なお、これらのうちでは、式〔ΦI〕〜〔Φ■〕の縮合
ないし非縮合のインドール環を有するものが好ましい。
 これらは、塗膜性、安定性にすぐれ、きわめて高い反
射率を示し、読み出しのC/N比がきわめて高くなるか
らである。
他方、Lは、モノ、ジ、トリまたはテトラカルボシアニ
ン色素を形成するための連結基を表わすが、特に式(L
I)〜〔L■〕のいずれかであることが好ましい。
式(LI) CH= (H−CH= CH−C= CH−CH= C
H−CH式(Lll) CH=CH−CH=C−1)1
=CH−CH式(Lm) 式(LV) 式(LVI) cH−c==cH−cHここに、Yは、
水素原子または1価の基を表わす、 この場合、1価の
基としては、メチル基等の低級アルキル基、メトキシ基
等の低級アルコキシ基、ジメチルアミノ基、ジフェニル
アミ7基、メチルフェニルアミノ基、モルホリノ基、イ
ミダゾリジン基、エトキシカルボニルピペラジン基など
のジ置換アミノ基、アセトキシ基等のフルキルカルボニ
ルオキシ基、メチルチオ基等のフルキルチオ基、シアノ
基、ニトロ基、Br、C1等のハロゲン原子などである
ことが好ましい。
また、R8およびR9は、それぞれ水素原子またはメチ
ル基等の低級アルキル基を表わす。
そして、文は、Oまたはlである。
なお、これら式(L I)〜〔L■〕の中では、トリカ
ルボシアニン連結基、特に式(LII )、(LIII
)が好ましい。
さらに、X−は陰イオンであり、その好ましい例として
は、I−、B r−、C’jLO4−、BF4−。
を挙げることができる。
なお、mは0またはlであるが、mがOであるときには
、通常、ΦのR1が一電荷をもち、分子内塩となる。
次に、本発明の光吸収色素の具体例を挙げるが、本発明
はこれらのみに限定されるものではない。
色朱μ 乞’Pjul−均一 シー」ユDI (ΦI)
 CH3CH3 D2 (ΦI) CH3CH3 D3 (ΦI)、 c2Ha O)(CH3D4 ((
)I) ((:H日l潮:Na。CH3D5 (ΦII
 ) CH3CI(3 D6 (Φm) (CH2)3 SO3二 C)13’
 (CH2)3 SO3Na” D7 (ΦIII) CH2CH20HCH3D8 (
Φm) (CH2)20COCH3CH3D9 (ΦI
II) (CH2)20COCH3CH3D10 〔Φ
m) CH3CH3 Dll (Φm) CH3C1(3 D12 〔ΦI)C18H37CH3 D13 〔ΦI) C4Hg CH3 D14 〔ΦI) CH0COCH5CH31B RJ−” ” −”− −(LIIJ HI −(LTI) H0文04 − (LII[) HBr −(LII) H− −(Lll) HC交04 − (LIT) H− −(LII) 、、HC立04 − (LIT) HBr −(Lm) −N(CaHs)2 C立04− (LH
) H0文04 − (LIII) −N (C8H5)2 0文04−
(Lll) HI −(Lll) H0文04 − (LIII) −N (Ca Hs ) 2 Cf
LO4D15 (ΦIll C7H1,CH20HC)
(3D16 〔ΦII〕C3H17CH3 DI? (Φm) C8H17C)13D19〔Φm)
C7H14C00C2H5CH3D20 〔Φm)C4
H9CH3 D21〔Φm)C18H37CH3 D22 〔Φnl) C4H9CI(3D23〔ΦI)
 C,7H3,C00CH3CH3D24 〔ΦI〕 
C3H160COCH3CH3D25 〔ΦI)′ C
8H17C2H3D28 (ΦI ) C71(t5C
2)15D27〔ΦII)C17H34C00CH3C
H3D28 〔Φ■I) C3H18CH20COCH
3CH3D28 〔ΦII ) C1□H35CH3−
(LIT) HI (Lll) HC1Oa −(Lll) H− −(LII) HBF4 − (Lm) −N (Cs H5) 2 CJloa
−(LII) H0文04 − (LII) H0文04 −(LII) H’ ” (Lm) −N (C6H5)2 I −(LTi) HI −(Lll) Hニ ー (LIT) HC文O4 D30 〔ΦII) C7H14COOCH3c2H5
D31 (Om) C7)1.C)120HCH3D3
2 〔Φ■〕 C7H14c′H2ococ2H5cH
3D33 〔Φm〕 C17H34cooc2H5cH
3D34 〔Φ■〕 C17H35cH3D35 〔Φ
”) C7H15C21(5D38 (ΦrV) CH
3CH3 D37 (OIV) C)(3CH3 D38 (OTV) C4Hg (H3D39 (’!
’rIr) CCH2)20COCH3CH3D40 
(ΦV) C2Hs 4−C)(3D41 〔ΦV) 
CH34−CT(3D42 〔ΦV[) C2H5− D43 ((!IVI) C2H55−CID44 (
OVr) C2H55−QC)13D45 ’(OVI
) C2Hs (5−OCH3−0CH3 (Lll) HCJIO4 (Lll) HCl0a −(Ln) HI (Lm) −N (C1l H5) 2 I−(LIV
) HI −(LII) HI −(Lll) HI (LII) H(1104 −(LII) HCl0a −(LIり Hr −(LIT) HI −CI、H) H1 (Lll) HBr (Lm) −N(C6H5)2 Br −〔L■〕HcH3c6H5so3 (Lll) HBr D4B 〔Φ■〕 C2H5−− D47 〔ΦVT) C2H5−− D48 〔ΦVl ) C2H5−− D49 〔Φ■〕 C2H3 D50 〔ΦVl) C2)I5− −D51 (Φ■
〕 C2H5−− D52 〔Φ■〕 C2H5−− D53 〔Φ■〕 (CH2)30COCH3D54 
(ΦVT) C1(、、CH20m(5−CI −D5
5 〔Φ■〕 C2H5−− D56 〔ΦIX) C21(5−−−D57 〔ΦI
X) C2H5−− D58 〔ΦIX) C2H5−− D59 (Φx) C2H5−− D60 〔ΦX[) CH2Cl、、OH−−D81 
’(Φ■〕 C2H5 〔L■〕 Br (、Lll) HBr (LI) HBr (Lll) CH3Br (LV) HB r (LV) HB r (Lm) B r (Lm)’ −N、(C6H5)2 CH3C6H55
o3〔LTI)HCH3CBH5S03 (LII) HBr (Lll) HBr (Lm) OCH3I (L II ) HI (LTI) HBr (1,[[) HI D82 〔Φ岨 (CH2)30COCH3−−一一一
■陽 D83 (Φ鴎〕 C2H3 Dl(4(OXlll) CH2C1(2CH2So3
H−D65 〔Φ店〕 C2H3 D66 〔Φ店〕 C2H3 D67 〔Φ双) C2H5 D68〔Φ■〕C3H1゜ 4−C)13 −D88 
〔Φ■〕 Cl8H37 D70 〔Φ■〕 C3H1□ Dl1(ΦVI) C3)1.75−C1−Dl2〔Φ
Vl) C111H3□ 5−0文 −5−OCH3− Dl3 (OVl) CBH1? (・6−0゜43D
74〔ΦVl) C3H175−OCI(3−075(
Φ■〕C8H175−C交 −D7B〔ΦVE ) C
ts H3? 5 0文 −D?? ゛(ΦVl) C
8H17− (L II ) )(I (Lm) −N (C6H5) 2 (:文04(Lm
) −N (C61(5) 2 工(Lll) HBr (Lll) HBr (L 11 ) HI (Lm) −N (Co Hs ) 2 Br(L T
I ) H0文04 (LIII)−N(Ca)ib)2C立04(L II
 ) H工 (LTI) H■ (LTV) −” (Lm) −N(C6H5)2 Br (LIII) −N(C8H5)2 BrD78 〔Φ
■) C8H17−− Dl9 〔Φ■) Cl8H3□ 5−Cl −D80
 〔Φ■〕 Cl8H375−C1−D81 〔ΦVl
) C3H1□ −−D82 〔Φ■〕 C8H17− D83 〔Φ■) C8H17− D84 〔Φ■〕 C8H17− D85 〔Φ■) Cl8H3□ − D88 〔Φ■) C13H2? ’ D87 〔Φ■) C13H27− D88 〔Φ■〕 C8H17−− D89 (Φ■) C8H17−− D80 〔Φ■) Cl8H3? −−091(Φ■)
 C8H17− D92 〔Φ■) 018H3□ − D93 (ΦX’) CRH17− 〔LH) HI (L II ) 0H3(:6’H5SQ3(L’ 1
1 ) 0文C3H3S03(LV) HI (LVI) HBr 〔L■〕 ■ (Lm) −N (Ca Hs ) 2 Br(L I
I )・ HCH3C6H5503(LH) HBr (LIT) HBr (Lm) (Lm) 0CI(3I (LII ) 、 H’ C)13C8)15SO3(
L II ) ” HC)I2O3)+5So3(Lm
) −N (Co H5”) 2 cn3c6u5so
3(Lll) HBr D94 〔Φ刈〕 C8H17− D95 〔Φ刈〕 C8H17− D98 〔Φ刈) C13H275−CID97 〔Φ
■〕 C8H17− D88 〔Φ■〕 018H3? D99 〔Φ店〕 C8H17− Dloo CΦ双〕 C3H1□ − DIOI (ΦV) C81(,7− DI02 (Φ■〕 C3H17 D103 (Φ店〕 C3H17 D104 (ΦI) CHC1(0COCRCH32 D105 (ΦI) CH,、C)(、、OH、CH3
D106 (Φm ) CH3CH3 −(Lll) HI −(LrI) HI −(Lm) −N(C6H5)2 Br−(LII[)
 −N(C6H5)2 Br−(LIT) HBr −(LII) HBr −(Lll) HBr −(LII) HBr −(LII) HBr −(Lll) HC文04 − (Lll) HBr −(LVI) Br C文O4 このような色素は、大有機化学(朝食書店)含窒素複素
環化合物■432ページ等の載置に記載された方法に準
じて容易に合成することができる。
すなわち、まず対応するΦ′−CH3(Φ′は前記Φに
対応する環を表わす。)を、過剰のR,I (R,はア
ルキル基またはアリール基)とともに加熱して、R1を
Φ′中の窒素原子に導入してΦ−CH5I−を得る。 
次いで、これを不飽和ジアルデヒドまたは不飽和ヒドロ
キシアルデヒドとアルカリ触媒を用いて脱水縮合すれば
よい。
さらに、このような色素は、通常、単量体の形で記録層
中に含有させられるが、必要に応じ重合体の形で含有さ
せられてもよい。
この場合、重合体は、色素の2分子以上を有するもので
あって、これら色素の縮合物であってもよい。
例えば、−OH、−COO!(、−303H等の官能基
の1種以上を、1個または2個以上有する上記色素の単
独ないし共縮合物、 あるいはこれらと、ジアルコール、ジカルボン酸ないし
その塩化物、ジアミン、ジないしトリインシアナート、
ジェポキシ化合物、酸無水物、ジヒドラジド、ジイミノ
カルボナート等の共縮合成分や他の色素との共縮合物が
ある。
あるいは、上記の官能基を有する色素を、単独で、ある
いはスペーサー成分や他の色素とともに、金属系架橋剤
で架橋したものであってもよい。
この場合、金属系架橋剤としては、 チタン、ジルコン、アルミニウム等のアルコキシド、 チタン、ジルコン、アルミニウム等のキレート(例えば
、β−ジケトン、ケトエステル、ヒドロキシカルボン酸
ないしそのエステル、ケトアルコール、アミノアルコー
ル、エノール性活性水素化合物等を配位子とするもの)
、チタン、ジルコン、アルミニウム等のアシレートなど
がある。
さらには、−0)!基、−0COR基 オヨヒーCOO
R基(ここに、Rは、置換ないし非置換のアルキル基な
いしアリール基である)のうちの少なくとも1つを有す
る色素の1種または2種以上、あるいはこれと他のスペ
ーサー成分ないし他の色素とをエステル交換反応によっ
て、−COO−基によって結合したものも使用可能であ
る。
この場合、エステル交換反応は、チタン、ジルコン、ア
ルミニウム等のアルコキシドを触媒とすることが好まし
い。
加えて、上記の色素は、樹脂と結合したものであっても
よい。
このような場合には、所定の基を有する樹脂を用い、上
記の重合体の場合に準じ、樹脂の側鎖に、縮合反応やエ
ステル交換反応によったり、架橋によったりして、必要
に応じスペーサー成分等を介し、色素を連結する。
光吸収体として色素を用い、るとき、記録層は、色素の
塗膜から形成してもよく、樹脂と色素の相溶した塗膜と
してもよい。
なお、光吸収体としては、特に後述のように記録層を光
吸収体と樹脂とから形成する場合、カーボンブラックな
どの各種顔料や、金属超微粉、あるいは各種酸化物等を
用い、これらを樹脂中に分散してもよい。
用いる樹脂は、通常、ニトロセルロース、メチルスチレ
ン等の自己酸化性の樹脂、あるいは熱可塑性の樹脂であ
る。
これらのうち、特に好適に用いることができる樹脂には
、以下のようなものがある。
i)ポリオレフィン ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ4−メチルペンテ
ン−1など。
ii)ポリオレフィン共重合体 例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−ア
クリル酸エステル共重合体、エチレン−アクリル酸共重
合体、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−ブテ
ン−1共重合体、エチレン−無水マレイン酸共重合体、
エチレンプロピレンターポリマー(EPT)など。
この場合、コモノブ−の重合比は任意のものとすること
ができる。
1ii)塩化ビニル共重合体 例えば、酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体、塩化ビニル
−塩化ビニリデン共重合体、塩化ビニル−無水マレイン
酸共重合体、アクリル酸エステルないしメタアクリル酸
エステルと塩化ビニルとの共重合体0、アクリルニトリ
ル−塩化ビニル共重合体、塩化ビニルニーチル共重合体
、エチレンないしプロピレン−塩化ビニル共重合体、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体に塩化ビニルをグラフト重
合したものなど。
この場合、共重合比は任意のものとすることができる。
ii)塩化ビニリデン共重合体 塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合体、塩化ビニリデン
−塩化ビニル−アクリロニトリル共重合体、塩化ビニリ
デン−ブタジェン−ハロゲン化ビニル共重合体など。
この場合、共重合比は、任意のものとすることができる
マ)ポリスチレン マi)スチレン共重合体 例えば、スチレン−アクリロニトリル共重合体(As樹
脂)、スチレン−アクリロニトリル−ブタジェン共重合
体(ABS樹脂)、スチレン−無水マレイン酸共重合体
(SMA樹脂)、スチレン−アクリル酸エステルーアク
リルアミド共重合体、スチレン−ブタジェン共重合体(
SBR)、スチレン−塩化ビニリデン共重合体、スチレ
ン−メチルメタアクリレート共重合体など。
この場合、共重合比は任意のものとすることができる。
マii)スチレン型重合体 例えば、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、2
,5−ジクロルスチレン、α。
β−ビニルナフタレン、α−ビニルピリジン、アセナフ
テン、ビニルアントラセンなど、あるいはこれらの共重
合体、 例えば、α−メチルスチレンとメタクリル酸エ
ステルとの共重合体。
マ1ii)クマロン−インy” ンIt 脂クマロンー
インデンースチレンの単独または共重合体。
ix)テルペン樹脂ないしピコライト 例えば、α−ピネンから、得られるリモネンの重合体で
あるテルペン樹脂や、β−ピネンX)アクリル樹脂 特に、下記式で示される原子団を含むものが好ましい。
式 %式% 上記式において、R10は、水素原子またはアルキル基
を表わし、R20は、置換または非置換のアルキル基を
表わす、 この場合、上記式において、RInは、水素
原子または炭素原子数1〜8の低級アルキル基、特に水
素原子またはメチル基であることが好ましい。
また、R2Oは、置換、非置換いずれのアルキル基であ
ってもよいが、アルキル基の炭素原子数は1〜4である
ことが好ましく、また。
R20が置換アルキル基であるときには、アルキル基を
置換する置換基は、水酸基、ハロゲン原子またはアミン
基(特に、ジアルキルアミ/基)であることが好ましい
このような上記式で示される原子団は、他のくりかえし
原子団とともに、共重合体を形成して各種アクリル樹脂
を構成してもよいが、通常は、上記式で示される原子団
の1種または2種以上をくりかえし単位とする単独重合
体または共重合体を形成してアクリル樹脂を構成するこ
とになる。
xi)ポリアクリロニトリル xii)アクリロニトリル共重合体 例えば、アクリロニトリル−酢酸ビニル共重合体、アク
リロニトリル−塩化ビニル共重合体、アクリロニトリル
−スチレン共重合体、アクリロニトリル−塩化ビニリデ
ン共重合体、アクリロニトリル−ビニルピリジン共重合
体、アクリロニトリル、−メタクリル酸メチル共重合体
、アクリロニトリル−ブタジェン共重合体、アクリロニ
トリル−アクリル酸ブチル共重合体など。
この場合、共重合比は任意のものとすることができる。
ziii)ダイア七トンアクリルアミドポリマーアクリ
ロニトリルにアセトンを作用させたダイア七トンアクリ
ルアミドポリマー。
xii)ポリ酢酸ビニル !り酢酸ビニル共重合体 例えば、アクリル酸エステル、ビニルエーテル、エチレ
ン、塩化ビニル等との共重合体など。
共重合比は任意のものであってよい。
!マ1)ポリビニルエーテル 例えば、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルエチル
エーテル、ポリビニルブチルエーテルなど。
xvii)ポリアミド この場合、ポリアミドとしては、ナイロン6、ナイロン
6−6、ナイロン6−10、ナイoン6−12.ナイロ
ン9.ナイロン11、ナイロン12、ナイロン13等の
通常のホモナイロンの他、ナイロン6/6−6/6−1
0、ナイロン6/6−6/12、ナイロン6/6−6/
11等の重合体や、場合によっては変性ナイロンであっ
てもよい。
Xマ旨i)ポリエステル 例えば、シュウ酸、コハク酸、マレイン酸、アジピン酩
、セバステン酸等の脂肪族二塩基酸、あるいはイソフタ
ル酸、テレフタル酸などの芳香族二塩基酸などの各種二
塩基酸と、エチレングリコール、テトラメチレングリコ
ール、ヘキサメチレングリコール等のグリコール類との
縮合物や、共縮合物が好適である。
そして、これらのうちでは、特に脂肪族二塩基酸とグリ
コール類との縮合物や、グリコール類と脂肪族二塩基酸
との共縮合物は、特に好適である。
さらに、例えば、無水フタル酸とグリセリンとの縮合物
であるグリプタル樹脂を、脂肪酸、天然樹脂等でエステ
ル化変性した変性グリプタル樹脂等も好適に使用される
X:X)ポリビニルアセタール系樹脂 ポリビニルアルコールを、アセタール化して得られるポ
リビニルホルマール、ポリビニルアセタール系樹脂はい
ずれも好適に使用される。
この場合、ポリビニルアセタール系樹脂のアセタール化
度は任意のものとすることができる。
!りポリウレタン樹脂 ウレタン結合をもつ熱可塑性ポリウレタン樹脂。
特に、グリコール類とジインシアナート類との縮合によ
って得られるポリウレタン樹脂、とりわけ、アルキレン
グリコールとアルキレンジイソシアナートとの縮合によ
って得られるポリウレタン樹脂が好適である。
xxi)ポリエーテル スチレンホルマリン樹脂、環状アセタールの開環重合物
、ポリエチレンオキサイドおよびグリコール、ポリプロ
ピレンオキサイドおよびグリコール、プロピレンオキサ
イド−エチレンオキサイド共重合体、ポリフェニレンオ
キサイドなど。
xxii)セルロース誘導体 例えば、ニトロセルロース、アセチルセルロース、エチ
ルセルロース、アセチルブチルセルロース、ヒドロキシ
エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メ
チルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロースな
ど、セルロースの各種エステル、エーテルないしこれら
の混合体。
xxiii)ポリカーボネート 例えば、ポリジオキシジフェニルメタンカーボネート、
ポリジオキシジフェニルプロバンカーポネート等の各種
ポリカーボネー!冨iマ)アイオノマー メタクリル酸、アクリル酸などの Na。
Li、Zn、Mg塩など。
!Xマ)ケトン樹脂 例えば、シクロヘキサノンやアセトフェノン等の環状ケ
トンとホルムアルデヒドとの縮合物。
菫xvi)キシレン樹脂 例えば、m−キシレンまたはメシチレンとホルマリンと
の縮合物、あるいはその変性体。
xxvii)石油樹脂 C5系、C9系、C5−Ccl共重合系、ジシクロペン
タジェン系、あるいは、これらの共重合体ないし変性体
など。
xxviii)上記i)〜xxvii)の2種以上のブ
レンド体、またはその他の熱可塑性樹脂とのブレンド体
なお、樹脂の分子量等は種々のものであってよい。
このような樹脂と、前記の色素とは、通常、重量比で1
対0.1−100の広範な量比にて設層される。
このような記録層中には、さらに、クエンチャ−が含有
されることが好ましい。
クエンチャ−の添加により、色素の安定性が向上し、保
存によって書き込み感度や読み出しのS/N比が劣化す
ることが少なくなる。
また、書き込み、読み出し、消去芒←由〒峯≠φ券揚の
それぞれの光に対しても安定性が向」ニする。
クエンチャ−としては1種々のものを用いることができ
るが、特に、再生劣化が減少すること、そして色素結合
樹脂との相溶性が良好であることなどから、遷移金属キ
レート化合物であることが好ましい。 この場合、中心
金属としては、Ni 、Co、Cu、Mn−、Pd、P
t等が好ましく、特に下記の化合物が好適である。
l) アセチルアセトナートキレート系QI Nt(I
I)アセチルアセトナートQ2 Cu(II)アセチル
アセトナートQ3Mn(m)アセチルアセトナート Q4Co(II)アセチルアセトナート2) ビスジチ
オ−α−ジケトン系 ここに、R(1′)−R(4)は、置換ないし非置換の
アルキル基またはアリール基を表わし、Mは、Ni 、
Co、Cu、Pd、Pt等の遷移金属原子を表わす。
この場合、Mは一電荷をもち、4級アンモニウムイオン
等のカチオンと塩を形成してもよい。
Q5Ni(II)ジチオベンジル Q6 N1(II)ジチオビアセチル 7 N ” (04H,)4 3) ビスフェニルジチオール系 ここに、RおよびR(6)は、メチル基(5) などのアルキル基、あるいはC1などのハロゲン原子等
を表わし、Mは、Ni、Co。
Cu、Pd、Pt等の遷移金属原子を表わす、 さらに
、aおよびbは、それぞれ、Oまたは4以下の整数であ
る。
また、上記構造のMは一電荷をもって、カチオンと塩を
形成してもよく、さらにはMの上下には、さらに他の配
位子が結合していてもよい。
このようなものとしては、下記のものがある。
QIOPA−1001(商品名 三井東圧ファイン株式
会社製) Qll PA−1002(同 上 Nt−ビス(トルエ
ンジチオール)テトラ(を −ブチル)アンモニウム〕 Q12 、FA−1003(同 上) Q13 PA−1005(同 上 Ni−ビス(ジクロ
ロベンゼン)テトラ(t− ブチル)アンモニウム〕 Q14 FA−1006(同 上 Ni−ビス(トリク
ロロベンゼンジチオール) テトラ(t−ブチル)アンモニウム〕 Q15 Co−ビス(ベンゼン−1,2−ジチオール)
テトラブチルアンモニウム Q16 Co−ビス(0−キシL/ンー4.5−ジチオ
ール)テトラ(t−ブチル) アンモニウム Q17N+−ビス(ベンゼン−1,2−ジチオール)テ
トラブチルアンモニウム Q18Ni−ビス(0−キシレン−4,5−ジチオール
)テトラブチルアンモニ ウム Q19Ni−ビス(5−クロロベンゼン=1.2−ジチ
オール)テトラブチルア ンモニウム Q2ONi−ビス(3,4,5,6−テトラメチルベン
ゼン−1,2ジチオー ル)テトラブチルアンモニウム Q21 Ni−ビス(3,4,5,6−テトラクロロベ
ンゼン−1,2ジチオー ル)テトラブチルアンモニウム 4) ジチオカルバミン酸キレート系 (7) ここに、RおよびR(8)はアルキル基を表わす、 ま
た、MはNi、Co、Cu。
pd、pt等の遷移金属原子を表わす。
Q22Ni−ビス(ジブチル ジチオカルへミン酸)〔
アンチゲン NEC(住 人化学社製〕〕 5) ビスフェニルチオール系 Q23 Ni−ビス(オクチルフェニル)サルファイド 6) チオカテコールキレート系 ここに、Mは、Ni 、Co、Cu、Pd。
pt等の遷移金属原子を表わす。 また、Mは一電荷を
もち、カチオンと塩を形成していてもよく、ベンゼン環
は置換基を有していてもよい。
Q24 Ni−ビス(チオカテコール)テトラブチルア
ンモニウム塩 7) サリチルアルデヒドオキシム系 ここに、R(8)およびR(to)は、アルキル基を表
わし、Mは、Ni、Co、Cu。
Pd 、Pt等の遷移金属原子を表わす。
Q25 Ni (II)o −(N−イソプロピルホル
ムイミドイル)フェノール Q26 N′i (II)o −(N−ドデシルホルム
イミドイル)フェノール Q27 C’o (II)o −(N−ドデシルホルム
イミドイル)フェノール Q28 Cu (II)o −(N−ドデシルホルムイ
ミドイル)フェノール Q29 Ni (II)2.2′−(エチレンビスにト
リロメチリジン)〕−ジフェ ノール Q30 Co(II)2.2′−〔xチレンビスにトリ
ロメチリジン)〕−ジフェ ノール Q31 N1(II)2.2 ′ −(1,8−ナフチ
レンビスにトリロメチリジ ン)〕−ジフェノール Q32 Ni (II)−(N−フェニルホルムイミド
イル)フェノール Q 33 Co (II ) (N 7、− ニルホJ
l/ ムイミドイル)フェノール Q34 Cu (II) −(N−)、=ルホルムイミ
ドイル)フェノール Q35 N1(II)サリチルアルデヒドフェニルヒド
ラゾン Q36 N1(II)サリチルアルデヒドオキシム (11) ここに、Mは前記と同じであり、Rお よびR(12)は、アルキル基を表わす、 またMは一
電荷をもち、カチオンと塩とを形成していてもよい。
Q37 Ni (■)n−ブチルアミノ(2゜2′−チ
オビス(4−tert−オクチル)−フェルレート) 
(Gyagorb −UV−1084(7メ!Jカフ 
シア ナミドCo、、Ltd、)) Q38 Co(11)n−ブチルアミノ〔2゜2′−チ
オビス(4−tart−オクチル)−フェノレート〕 Q39 Ni (II)−2、,2′−チオビス(4−
tert−オクチル)−フェルレート9) 亜ホスホン
酸キレート系 ここに、Mは前記と同じであり、R(13)およびu 
(14)は、アルキル基、水酸基等の置換基を表わす。
ようなものがある。
10) ベンゾエート系 Q41 既存化学物質3−3040 (チヌビ′ンー1
20(チバガイギー社製)〕 11) ヒンダードアミン系 Q42 既存化学物質5−3732〔5ANOLLS−
770(三共製薬社製)〕 このようなりエンチャーは、公知の方法に従い合成され
る。
そして、クエンチャ−は、前記色素1モルあたり、一般
に0.05〜12%ル、 特に0.1〜1.2モル程度
含有される。
なお、クエンチャ−の極大吸収波長は用いる色素の極大
吸収波長以上であることが好ましい。
これにより、再生劣化はきわめて小さくなる。
この場合1両者の差はOか、350n+s以下であるこ
とが好ましい。
クエンチャ−の添加により1色素の安定性が向上し、保
存によって書き込み感度や読み出しのS/N比が劣化す
ることが少なくなる。
また、書き込み、読み出し、消去、トラッキング形成の
それぞれの光に対しても安定性が向上する。
この他、このような記録層中には、各種界面活性剤、可
塑剤、紫外線吸収剤、可視光吸収剤、分散剤、レベリン
グ剤、撥水撥油剤、安定剤等が含有されていてもよい。
このような記録層は、通常、0.0l−100IL、I
Ol特に0.02〜20gm程度の厚さに基体の一面上
に、上記したような溶媒を用いて塗設される。
なお、記録層上には、各種の層ないし蓋体を形成するこ
ともできる。
特に、基体2を1つ用い、この片面または両面に記録層
5を形成するときには、第1図に示されるように、記録
層5を蓋体7で覆い、ホコリやチリに対する配慮を行う
ことが好ましい。
また、このとき、光学系の汚染も防止される。
このような場合には、記録層5は、トラック層4表面に
形成されていてもよいが、溝の内部に形成されることが
好ましい。
記録層5を溝の内部に形成する場合、記録層5の厚さは
、溝の深さく通常、トラック層の厚さ)と同一であって
も、それより大きくなってもよいが、特に、溝の深さよ
りも小さいことが好ましい。
このときには1図示のように、蓋体7と記録層5間に空
隙6が形成され、蓋体7を透明として、蓋体7側から書
き込みおよび読み出し、さらには光消去を行ったとき、
屈折率による口°スが生じず、感度、S/N比、消去効
率等の向上がはかられるからである。
なお、空隙6の厚さは、0.001gm以上あれば十分
である。
また、第2図に示されるように、片面に記録層5.5′
をそれぞれ有する基体2.2′を2つ用い、これを、記
録層5.5′が対向するようにして一体化することもで
きる。
このとき、記録密度が向上する。 また、光学系の汚染
も少なくなる。
なお、2つの光記録部分の一体化を介在層6を介して行
えば、互いの記録層5,5′の影響もなくなるので、よ
り一層好ましい結果をうる。
なお、この場合も、記録@5 、5 ′は、トラック層
4,4′表面に設けられてもよいが。
通常は、記録層5.5′を図案のように一内部に形成す
るものであり、このとき、記録層5゜5′の厚さは、溝
°の深さと同一であっても、それより大であっても、小
であってもよい。
■ 発明の具体的作用 本発明の媒体への書き込みに用いる書き込み光としては
、半導体レーザー、He−Neレーザー、アルゴンレー
ザー客種々のものが使用可能である。
この場合、書き込み光は、l−100eV程度の集光部
出力にて、0.01 N1oo07Lsec幅のパルス
として照射され、このとき、媒体を1101L/秒〜1
00m/秒程度の線速度で回転ないし走行させる。
このような書き込みにより、線状、散点状ないし散線状
の溝の内部ないし凸部にて、トラ。
り状に形成された記録層5には、ピットの列が形成され
る。
この場合、ピットの幅は、一般に0.01〜300終腸
、ピットの深さは0.01〜100μ腸程度とされる。
 ピットは、底が露出してもよいし、しなくてもよい。
このような場合、書き込みに際してトラッキングの制御
、を行うには、例えば、フォトディテクタを2つないし
複数個近接して配置し、記録層の存在の有無にもとづく
反射率や位相の差と、トラック層の段差にもとづく干渉
効果による位相差等とを利用して、2つないし複数個の
ディテクタの出力差等を検出することによればよい。 
このとき、いわゆるスリービーム法を用いてもよい。
このように形成されたピット列は、通常、書き込みレー
ザー光と同一ないし波長の異なるレーザー光の読み出し
光を照射して、その反射光ないし透過光(通常、反射光
)を検知して、ピットの有無を判別して読み出される。
 読み出し光は、基体の表側から照射しても、裏側から
照射してもよく、その強度は、書き込み光よりも小さい
ものとする。
なお、このように書き込み炙行った媒体は、一旦形成し
たビットの一部または全部を、消去て、記録層表面を平
滑化し、その後再書き込みを行うことができる。 この
ような消去および再書き込みは、安定に、くりかえし何
回も行うことができる。
消去は、熱や溶媒によってもよいが、特に、消去光(レ
ーザー光)を用いて線消去することが好ましい。
■ 発明の具体的効果 本発明によれば、溝の四部または凸部のいずれか一方の
みに選択的に記録層が存在するので、トラッキングの制
御に際しての検出信号はきわめて大きく、トラッキング
の制御はきわめて容易かつ確実に行うことができる。
また、溝の四部または凸部のみに記録層が選択的に形成
されるので、線消去特性が向上する。
さらに、基体にトラッキング用の溝を形成するのがきわ
めて容易であり、製造が容易で量産性がきわめて高い。
すなわち、溝がきわめて容易に形成でき、さらに、きわ
めてうすい基体を用いることもでき、また、記録層を製
造するに際してロールに巻きとりながら連続的に製造し
たり、種々の塗布を行ったりできるからである。
そして、第2の発明によれば、書き込み、読み出し、消
去等に際しての、ホコリやキズの影響がなくなり、光学
系の汚染もなくなる。
さらに、第3の発明によれば、このような光記録媒体を
きわめて効率よく製造することができる。
本発明者らは、本発明の効果を確認するため種々実験を
行った。 以下にその1例を示す。
実験例1 基体2として、1.2mm厚のエポキシ樹脂製の基体上
に、i−プロパノ−ルー水混合溶媒にて、ジ−ミープロ
ポキシ−ビス(アセチルアセトン)チタネートを塗布し
、0.05#Lm厚のチタン架橋剤加水分解物からなる
親油性の下地層3を形成した。
次いで、この上に、シリコーンを含むキノンアジド−フ
ェノールノボラック系フォトレジストを0.9#Lm厚
に塗布し、フォトエツチングにより、1.0p層I11
.0.QlL脂深さのトラック溝を連続状に形成した。
これとは別に、色素として、銅フタロシアニン系オレオ
ゾール ファーストフルーEL(住人化学社製) 樹脂として、共重合ナイロン、 クエンチャ−として、FA−1006(三井東圧ファイ
ン社製 ニッケルービスフェニルジチオール錯体)を用
い、 これを2:2:lの重量比にて、0.6川m厚に、上記
の基体上に形成したトラッキング溝内に選択的に塗布し
た。
されるような光記録媒体lを作製した。 この場合、空
隙6の厚さは0.3μ腸である。
次いで、He−Neレーザーを1ルmφに集光しく集光
部出力10mW) 、 900 n5ecのパルス列と
して、蓋体側および基体側からそれぞれ照射を行い、書
き込みを行った。 これにより、l1l10.91Lm
、深さ0.09終朧のピットが凹部上に形成された。
次いで、He−Neレーザーをl終mφに集光しく集光
部出力1+sW)、蓋体側および基体側から照射を行い
、その反射光を検出したところ、下記表1のS/N比を
えた。
表 1 S/N比(dB) 47 45 また、He−Neレーザー(14mW)により線消去を
行ったところ、消去特性もきわめて良好であり、くりか
えし何回もの消去、再書き込みを安定に行うことができ
た。
なお、書き込みおよび読み出しに際しては、フォトダイ
オードを2個近接配置し、これらの反射光の出力差を検
知してトラッキングの制御を行ったところ、きわめて良
好なトラック信号かえられ、良好なトラッキング制御を
行うことができた。
実験例2 実験例1において、記録層に用いた色素を・1.1′、
3,3.3′、3′−へキサメチル−4,4′、5.5
′−ジベンゾ−2,2′−インドトリカルボシアニン 
バークロレートにかえ、 また、樹脂なハロン80(本州化学工業社製ケトン樹脂
)にかえ、 色素:樹脂:クエンチャ−を2ニア:1の重量比にかえ
、 さらに書き込みおよび読み出しならびに消去レーザー光
を半導体レーザー(820nm)にかえ、 書き込みパルス巾を、500nmに短縮した他は、実験
例1と同様の実験を行った。
このようにして得られた読み出しのS/N比を、下記表
2に示す。
表 2 S/N比(dB) 55 52 なお、トラッキング制御、消去特性ともきわめて良好で
あった。
【図面の簡単な説明】 第1図および第2図は、それぞれ、本発明の光記録媒体
の例を示す断面図である。。 1 ・・・・・・ 光記録媒体。 2.2′ ・・・・・・ 基体。 3.3′ ・・・・・・ 下地層。 4.4′ ・・・・・・ トラック層。 5.5′ ・・・・・・ 記録層。 6 ・・・・・・ 空隙。 7 ・・・・・・ 蓋体。 8 ・・・・・・ 介在層 出願人 ティーディーケイ株式会社 代理人 弁理士 石 井 陽 − 第1頁の続き 0発 明 者 臓 橋 −夫 東京都中央区日本橋式会
社内 0発 明 者 南 波 憲 良 東京都中央区日本橋式
会社内 り丁目1旙1号 ティーディーケイ株 り丁目1旙1号 ティーディーケイ株 手続補正書印発) 11本件の表示 昭和58年特許願第138347号 2、発明の名称 光記録媒体 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 任 所 東京都中央区日木橘−丁目13番1号名 称 
(306) ティーディーケイ株式会社代表者 大蔵 
寛 4、代理人 〒101 住 所 東京都千代田区岩本町3丁目2番2号千代田岩
木ビル4階 願書 6、補正の内容 願書の右上部に「特許法第38条ただし書の規定による
特許出願」を加入し、 「l1発明の名称」の欄と「2
1発明者」の欄との間に、rl’ 、特許請求の範囲に
記載された発明の数3」を加入する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 基体上にトラック層を有し、トラック層にパター
    ン状にトラッキング用の溝を有し、溝の底部とトラック
    層表面とのヌレ性が互いに異なっており、溝の内部また
    はトラック層表面のいずれかに、記録層が選択的に塗設
    されていることを特徴とする光記録媒体。 2、 溝の底面が、トラック層底面に達していない特許
    請求の範囲第1項に記載の光記録媒体。 3、 溝の底面として、基体表面が露出している特許請
    求の範囲第1項に記載の光記録媒体。 4、 トラック層表面と溝の底部とのうちの一方が親液
    性、他方が撥液性である特許請求の範+w+++戯し−
    −−細管0T^A−1−ノふりふ1ず9コ4−一−S4
    シコ録媒体。 5、 親液性が親油性であり、撥液性が撥油性である特
    許請求の範囲第4項に記載の光記録媒体。 6、 溝の底部が親液性、トランク層表面が撥液性であ
    り、溝の内部に記録層が塗設されている特許請求の範囲
    第4項または第5項に記載の光記録媒体。 7、 基体が、トラック層形成面に下地層を有する特許
    請求の範囲第1項ないし第6項のいずれかに記載の光記
    録媒体。 8、 下地層が、親液性であり、かつ溝の底部に露出し
    ている特許請求の範囲第7項に記載の光記録媒体。 9、 トラック層が、フォトレジストからなる特許請求
    の範囲第1項ないし第8項のいずれかに記載の光記録媒
    体。 10、溝の深さが、0.001〜1000ル誼である特
    許請求の範囲第1項ないし第9項のいずれかに記載の光
    記録媒体。 11、トラック層の厚さが、0.001〜2000ルm
    である特許請求の範囲第1項ないし第10項のいずれか
    に記載の光記録媒体。 12、記録層が、色素または色素の組成物からなる特許
    請求の範囲第1項ないし第11項のいずれかに記載の光
    記録媒体。 13、色素が、記録層中に、単量体の形で含まれるか、
    重合体の形で含まれ−るか、あるいは樹脂と結合した形
    で含まれている特許請求の範囲第12項に記載の光記録
    媒体。 14、記録層が、色素の組成物からなり、組成物が樹脂
    を含む特許請求の範囲第12項または第13項に記載の
    光記録媒体。 15、記録層が、色素の組成物からなり、組成物がクエ
    ンチャ−を含む特許請求の範囲第12項ないし第14項
    のいずれかに記載の光記録媒体。 18、色素が、シアニン色素である特許請求の範囲第1
    2項ないし第15項のいずれかに記載の光記録媒体。 17、シアニン色素が、両端に芳香族環が縮合してもよ
    いインドール環を有する特許請求の範囲第18項に記載
    の光記録媒体。 18、基体上に、トラック層を有し、トラック層にパタ
    ーン状にトラッキング用の溝を有し、溝の底部とトラッ
    ク層表面とのヌレ性が互いに異なっており、溝の内部ま
    たはトラック層表面のいずれかに、記録層が選択的に塗
    設されており、トラック層表面上に蓋体を設けてなるこ
    とを特徴とする光記録媒体。 18、トラック層表面と溝の底部とのうちの一方が親液
    性、他方が撥液性である特許請求の範囲第18項に記載
    の光記録媒体。 20、溝の底部が親液性、トラック層表面が撥液性であ
    り、溝の内部に記録層が塗設されており、トラック層表
    面に接して蓋体を一体的に接続してなる特許請求の範囲
    第18項または第18項に記載の光記録媒体。 21、蓋体と記録層間に空隙がある特許請求の範囲第2
    0項に記載の光記録媒体。 22、蓋体をとおして書き込みおよび/または読み出し
    を行う特許請求の範囲第21項に記載の光記録媒体。 23、蓋体が、基体上にトラック層を有し、トランク層
    にパターン状にトラッキング用の溝を有し、溝の底部と
    トラック層表面とのヌレ性が互いに異なっており、溝の
    内部またはトラック層表面のいずれかに、記録層が選択
    的に塗設されている第2の光記録部分であり、両記録層
    が、対向するように一体化してなる特許請求の範囲第1
    8項ないし第20項のいずれかに記載の光記録媒体。 24、第2の光記録部分を、介在層を介して一体化して
    なる特許請求の範囲第23°項に記載の光記録媒体。 25、親液性が親油性であり、撥液性が撥油性である特
    許請求の範囲第18項ないし第24項のl、%すれかに
    記載の光記録媒体。 26、基体が、トラック層形成面に下地層を有する特許
    請求の範囲第18項ないし第24項のいずれかに記載の
    光記録媒体。 27、下地層が、親液性であり、かつ溝の底部に露出し
    ている特許請求の範囲第2B項に記載の光記録媒体。 28、トラック層が、フォトレジストからなる特許請求
    の範囲第18項ないし第24項のし)ずれ力)に記載の
    光記録媒体。 29、基体上にレジストからなるトラック層を設層し、
    次いでレジストを、厚さ方向の一部または全域に亘って
    、パターン状に選択的に除去し、トラッキング用の溝を
    形成し、溝の底部と残存するトラック層表面とのヌレ性
    を互1.Xに異ならしめ、しかるのち記録層塗布液を塗
    布して、溝の内部またはトラック層表面のl/Xずれ力
    )に記録層をパターン状に設層することを特徴とする光
    記録媒体の製造方法。 30、トララフ層表面と溝の底部とのうちの一方が親液
    性、他方が撥液性である特許請求の範囲第28項に記載
    の光記録媒体の製造方法。 31、親液性が親油性であり、撥液性が撥油性である特
    許請求の範囲第30項に記載の光記録媒体の製造方法。 32. 溝の底部が親液性、トラック層表面が撥液性で
    あり、溝の内部に記録層を塗設する特許請求の範囲第2
    9項または第30項に記載の光記録媒体の製造方法。 33、基体が、トラック層形成面に下地層を有する特許
    請求の範囲第28項ないし第32項のいずれかに記載の
    光記録媒体の製造方法。 34、下地層が、親液性であり、かつ溝の底部に露出し
    ている特許請求の範囲第33項に記載の光記録媒体の製
    造方法。
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