JPS6029839B2 - ポンプの起動方法 - Google Patents
ポンプの起動方法Info
- Publication number
- JPS6029839B2 JPS6029839B2 JP54068968A JP6896879A JPS6029839B2 JP S6029839 B2 JPS6029839 B2 JP S6029839B2 JP 54068968 A JP54068968 A JP 54068968A JP 6896879 A JP6896879 A JP 6896879A JP S6029839 B2 JPS6029839 B2 JP S6029839B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pump
- discharge pipe
- pipe
- starting
- discharge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はポンプ起動時に生ずる異常な圧力上昇を防止
するポンプの起動方法に関するものである。
するポンプの起動方法に関するものである。
ポンプの吐出管が吸込水位より上方に位置し、また吐出
管に設けた吐出弁を締切つた状態でポンプを起動する場
合、ポンプと吐出弁との間の吐出管内が完全に潜水の状
態であると、ポンプ起動時に異常な圧力上昇が生ずる。
管に設けた吐出弁を締切つた状態でポンプを起動する場
合、ポンプと吐出弁との間の吐出管内が完全に潜水の状
態であると、ポンプ起動時に異常な圧力上昇が生ずる。
この圧力上昇は吐出管内の負圧が大きいほどはげしくな
る。これはウオータハンマ現象に伴う管内水柱の分離お
よび再結合時に異常な圧力上昇を生じ配管を破損させる
のと類似の現象である。上記の圧力上昇を軽減する方法
として、吐出管内に10%程度の容積に相当する空気を
注入し、これを緩衝体として使用することが有効である
ことが知られており、このため、ポンプと吐出弁との間
の吐出管を満水にしたのち、ポンプ起動の直前に吐出管
内に適量の空気を注入する方法が試みられている。しか
し、この方法では空気を注入するためポンプ起動の操作
が複雑化し、起動時間が長くなる難点がある。この発明
は上記難点を除去し、至って簡単に、かつ確実にポンプ
起動時の異常圧力上昇を軽減することを目的とするもの
である。以下、この発明の実施例を図面について説明す
る。
る。これはウオータハンマ現象に伴う管内水柱の分離お
よび再結合時に異常な圧力上昇を生じ配管を破損させる
のと類似の現象である。上記の圧力上昇を軽減する方法
として、吐出管内に10%程度の容積に相当する空気を
注入し、これを緩衝体として使用することが有効である
ことが知られており、このため、ポンプと吐出弁との間
の吐出管を満水にしたのち、ポンプ起動の直前に吐出管
内に適量の空気を注入する方法が試みられている。しか
し、この方法では空気を注入するためポンプ起動の操作
が複雑化し、起動時間が長くなる難点がある。この発明
は上記難点を除去し、至って簡単に、かつ確実にポンプ
起動時の異常圧力上昇を軽減することを目的とするもの
である。以下、この発明の実施例を図面について説明す
る。
図において、1はポンプで吸込管2より吸込んだ水を吐
出管3に吐出するようになっている。
出管3に吐出するようになっている。
吐出管3は上方に延びており、その上部に吐出弁4が設
けられている。吐出管3の最上部より若干低位層に吸気
管5が取付けられている。吸気管5は満水検知器6、電
磁弁7を介して真空ポンプ8に接続されている。ポンプ
1の起動に際しては吐出弁4を全閉にして真空ポンプ8
を運転すれば吐出管3内の空気は吸気され、ポンプーお
よび吐出管3には吸込管2を介して水が導びかれる。
けられている。吐出管3の最上部より若干低位層に吸気
管5が取付けられている。吸気管5は満水検知器6、電
磁弁7を介して真空ポンプ8に接続されている。ポンプ
1の起動に際しては吐出弁4を全閉にして真空ポンプ8
を運転すれば吐出管3内の空気は吸気され、ポンプーお
よび吐出管3には吸込管2を介して水が導びかれる。
この場合、吸気管5は吐出管3の最上部より若干低位層
に取付けられているため、吸気管5と吐出管3の最上部
との間の管内に空気が残留する。したがって、満水検知
器6は管内に空気が残留した状態で満水検知信号を発し
ポンプを起動させるから上記の残留空気の緩衝作用によ
って異常な圧力上昇を防止できる。尚、残留空気の量は
吸気管5の取付位置の変更によって適宜設定できる。以
上説明したように、この発明によれば吸気管を吐出管の
最上部より若干低位暦に取付け、吐出管内に空気を残留
させることによって、ポンプ起動時の異常な圧力上昇が
防止でき、配管、弁、ポンプ等の破損を防ぐことができ
る。
に取付けられているため、吸気管5と吐出管3の最上部
との間の管内に空気が残留する。したがって、満水検知
器6は管内に空気が残留した状態で満水検知信号を発し
ポンプを起動させるから上記の残留空気の緩衝作用によ
って異常な圧力上昇を防止できる。尚、残留空気の量は
吸気管5の取付位置の変更によって適宜設定できる。以
上説明したように、この発明によれば吸気管を吐出管の
最上部より若干低位暦に取付け、吐出管内に空気を残留
させることによって、ポンプ起動時の異常な圧力上昇が
防止でき、配管、弁、ポンプ等の破損を防ぐことができ
る。
図面はこの発明のポンプの起動方法を説明する図である
。 1……ポンプ、3……吐出管、4……吐出弁、5・・…
・吸気管。
。 1……ポンプ、3……吐出管、4……吐出弁、5・・…
・吸気管。
Claims (1)
- 1 吐出管が吸入水位より上方に位置し、かつ前記吐出
管に設けた吐出弁を締切状態で起動するポンプにおいて
、前記ポンプおよび前記吐出管内の空気を吸気する吸気
管を前記吐出管最上部より若干低位置に取付け、前記吐
出管最上部に適量の空気が残留するようにし、前記ポン
プ起動時に生ずる圧力上昇を軽減するようにしたことを
特徴とするポンプの起動方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54068968A JPS6029839B2 (ja) | 1979-06-04 | 1979-06-04 | ポンプの起動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54068968A JPS6029839B2 (ja) | 1979-06-04 | 1979-06-04 | ポンプの起動方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55161991A JPS55161991A (en) | 1980-12-16 |
JPS6029839B2 true JPS6029839B2 (ja) | 1985-07-12 |
Family
ID=13388973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54068968A Expired JPS6029839B2 (ja) | 1979-06-04 | 1979-06-04 | ポンプの起動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6029839B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH022955U (ja) * | 1988-06-02 | 1990-01-10 | ||
JPH0519459Y2 (ja) * | 1988-09-07 | 1993-05-21 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58104390U (ja) * | 1982-01-11 | 1983-07-15 | 株式会社クボタ | 立軸ポンプのならし運転装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51116401A (en) * | 1975-04-07 | 1976-10-13 | Ebara Corp | Pump starting method |
-
1979
- 1979-06-04 JP JP54068968A patent/JPS6029839B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51116401A (en) * | 1975-04-07 | 1976-10-13 | Ebara Corp | Pump starting method |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH022955U (ja) * | 1988-06-02 | 1990-01-10 | ||
JPH0519459Y2 (ja) * | 1988-09-07 | 1993-05-21 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55161991A (en) | 1980-12-16 |
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