JPS6029530B2 - 使い捨て型オイルフイルタおよびその製造方法 - Google Patents

使い捨て型オイルフイルタおよびその製造方法

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JPS6029530B2
JPS6029530B2 JP52139672A JP13967277A JPS6029530B2 JP S6029530 B2 JPS6029530 B2 JP S6029530B2 JP 52139672 A JP52139672 A JP 52139672A JP 13967277 A JP13967277 A JP 13967277A JP S6029530 B2 JPS6029530 B2 JP S6029530B2
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JP
Japan
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cover plate
plate
reinforcing plate
assembly
protrusion
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JP52139672A
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English (en)
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JPS5472576A (en
Inventor
国広 野中
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TSUCHA SEISAKUSHO KK
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TSUCHA SEISAKUSHO KK
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Publication date
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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本願は、内燃機関用の使い捨て型オイルフィル夕および
その製造方法に関するものである。
使い捨て型オイルフィル夕は、開放端を有するケーシン
グ内にフィルタヱレメントを内蔵させ前記開放端を部厚
の補強板で閉塞しその外側から薄目のカバ板で覆い、そ
の外周を前記ケーシング開放端縁とロールシームして成
るものである。かかる横成のフィル外こおいて、従来、
前記補強板とカバ板とは電気溶接により固定されていた
。しかしながら、このような固定手段によれば強固な接
合が得られる反面、補強板材費を変質させて、接合部が
亀裂したりまた溶接条件に変化があった場合所定の強度
が得られず溶接部が剥離するという不具合がある。これ
を改良するため、上記の電気溶接を用いることなく機械
的に両者を連結させるようにしたものが、たとえば特公
昭48−36223号公報に記載されたように、知られ
ている。すなわち、カバ板に形成した管状部が、補強板
の油入口関口内面に係合し両者が機械的に接合するよう
になったものである。この場合、上記溶接による欠点は
解消するが接合強度は著しく低下しフィル夕の耐久性能
を悪化させる恐れが生ずる。したがって、本願は、上記
溶接手段を用いることなく十分な接合強度が得られる機
械的接合構造を有する使い捨て型オイルフィル夕および
その製造方法を提供するものである。
実施例により説明すると、第1図は本発明の使い捨て型
オイルフィル夕10であって、一方端が開放した円筒ケ
ーシング2内に、スプリング1を介してフィルタェレメ
ント9が収容されそして上記開放端を端板アセムブリ体
20で閉塞させた構成になっている。
端板アセムブIJ体20は、第2図、第3図のように中
央ねじ付油排出口3およびその周りに複数の油流入口4
を有する部厚の補強板5と、中央が閉口し複数の関口2
4を設けた薄目のカバ板21とで成り、該カバ板外周は
、前記ケーシングの開放端縁とロールシーム8される。
また、カバ板21には環状の溝13が形成されここにガ
スケット14が保持される。58は逆止弁である。
補強板5とカバ板21とは、放射状に相対する4コの接
合部22で連結され第4図に示すように、補強板5に設
けた突出部23の外周に前記カバ板21の閉口24が鉄
合され、さらに突出部23の頭部が外方に拡張した構造
になっている。
端板ァセムブリ体20を有するオイルフィル夕は、油排
出口3のねじ部がエンジンマウント(図示せず)に螺着
され使用に供される。補強板5とカバ板21とは、上記
接合部により強力に固着されるから、ねじ込みに際しオ
イルフィル夕が空転することはない。またエンジンから
の振動力を受けても接合部が剥離し異音を発することも
ない。なお、上記接合部の接合強度は従来の機械的接合
部のそれに比し約2倍である。次に、接合部22を有す
る端板アセムブリ体20を備えた使い捨て型オイルフィ
ル夕の製造方法について説明する。
第5図〜第10図で、まず所定形状にプレス加工された
補強板51とカバ板52とが用意され、両者は積重され
て円筒状凹部54を設けて成るダィ53上に配設されそ
してプレス装置(図示せず)に設置される。この場合、
カバ板52は下層に位置する。(第6図)次いでプレス
装置を始動させると、パンチ55が補強板51の接合部
位を押圧し、補強板52に突出部23を形成させる。突
出部23が形成される際に、ダィ53の前記凹部に面し
た部位のカバ板52は、円形に切断され、前記閉口24
が形成される。(第7図、第8図)さらに、このように
加工された補強板とカバ板とは、別のダィ53′に送ら
れる。ダィ53′は第9図のように前記ダィ53の凹部
54より、より大なる径の凹部54′を有し、その底部
に突起57が設けられている。プレス装置のパンチ55
が下降すると、接合部位が加圧される。この結果、突出
部23の頭部は凹部54′の底部に押圧され外方に拡張
することになる。したがって、カバ板の閉口24は、前
記突出部外周に保持固定され(第10図)一体的な端板
ァセムブリ体20が形成される。なお、上記突出部23
頭部の加圧に際し、頭部上面に溝をあらかじめ形成して
おけば前記拡張を良好になし得る。このようにして得ら
れた端板アセムブリ体20は、周知のように、フィルタ
ヱレメントを収容するケーシングの開放端を閉塞させる
べく配設され、さらに前記アセムブリ体のカバ板外周が
ケーシング外周縁とロールシームされて使い捨て型オイ
ルフィル夕が製造される。上記製造方法において、接合
部22は、ケーシング、ロールシーム、カバ板および補
強板を形成する場合と同じくプレス加工により形成され
るから、製造に際し、一貫した自動プレスライン化を可
能にする。
以上のように、本発明は、補強板とカバ板とが上記接合
部により一体化されて成る端板アセムブリ体を用いたも
のであるから、弊害を伴なわない機械的連結で強固な接
合が得られオイルフィル夕の耐久性能を向上させる。
また、オイルフィル夕の製造方法は、プレス加工により
形成される上記接合工程を含み、これが一貫した自動プ
レスラインを可能とし、したがって自動化量産体制によ
る量産効果をもたらす。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による使い捨て型オイルフィルタ断面
図、第2図、第3図は端板ァセムブリ体の断面図および
平面図を示す。 第4図は、第2図の一部拡大図を示す。第5図〜第10
図は、オイルフィル夕の製造方法の接合部形成工程を示
す図である。2・・・…ケーシング、20…・・・端板
アセムブリ体、5・・・・・・補強板、21・・・・・
・カバ板、9・・・・・・フィルタェレメント、23…
・・・突出部。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 フイルタエレメントを収容した円筒ケーシングの開
    放端部を、中央にねじ付油排出口を備えその周りに油流
    入口が穿設されさらに複数の突出部を有する補強板に複
    数の開口を設けたカバ板を積重しカバ板の開口を前記突
    出部外周に嵌合させるとともに突出部の頭部を外方に拡
    張させて補強板とカバ板とを一体的に接合させて成る端
    板アセムブリ体で閉塞し、カバ板外周と前記ケーシング
    開放端縁とがロールシームされた使い捨て型オイルフイ
    ルタ。 2 所定形状に加工された補強板とカバ板とを補強板を
    上層にして積重しこれを凹部を有するダイ上に配設する
    工程と、接合部位を押圧して補強板に突出部を形成する
    とともにカバ板に開口を形成する工程と、突出部の頭部
    を押圧して外方に拡張した接合部を形成させて補強板と
    カバ板とが一体となつた端板アセムブリ体を形成する工
    程と、該アセムブリ体を、フイルタエレメントを収容し
    た円筒ケーシングの開放端に配設し前記アセムブリ体の
    カバ板の外周と前記ケーシングの開放端縁とをロールシ
    ーム加工する工程から成る使い捨て型オイルフイルタの
    製造方法。
JP52139672A 1977-11-21 1977-11-21 使い捨て型オイルフイルタおよびその製造方法 Expired JPS6029530B2 (ja)

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JPS5472576A JPS5472576A (en) 1979-06-11
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS632085Y2 (ja) * 1981-01-16 1988-01-20
JPS5970709U (ja) * 1982-11-01 1984-05-14 和興産業株式会社 スロ−アウエイ型オイルフイルタ
JPH0410425Y2 (ja) * 1989-11-17 1992-03-16
JP3108586B2 (ja) * 1994-06-01 2000-11-13 富士産業株式会社 育毛剤

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JPS5472576A (en) 1979-06-11

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