JP2004510932A - 可変厚ストッパを有するシリンダ・ヘッド・ガスケット及び該ストッパの固定方法 - Google Patents
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Abstract
本発明の対象は、燃焼室と連通する少なくとも1つの孔(12)及びエンジン・ブロックに対しシリンダ・ヘッドを固定する手段の通過孔(14)により、エンジン・ブロック及びシリンダ・ヘッドの間に配置されるために備えられ、一方で燃焼室と連通する孔の周りに設けられたリブ(18、22)を含む少なくとも1つの金属板(16、20)、及びくさびとして役立つ少なくとも1つの金属板(24)の積層を、並びに他方でリブ(18)の圧縮を制限するために備えられたストッパ(26)と呼ばれるくさびを含むシリンダ・ヘッド・ガスケットにおいて、ストッパ(26)及びくさびとして役立つ金属板(24)は、相接して配置されることを特徴とするシリンダ・ヘッド・ガスケットである。
【選択図】図3
【選択図】図3
Description
【0001】
本発明は、ガスケット、特に相接して配置された可変厚ストッパを備えたシリンダ・ヘッド・ガスケット、並びに前記ストッパの製作及び固定方法に関するものである。本発明は、一方がリブを付けた少なくとも2つの金属板を含む多葉シリンダ・ヘッド・ガスケットに特に適している。
【0002】
公知のように、シリンダ・ヘッド・ガスケットは、エンジン・ブロック及びシリンダ・ヘッドの間に置かれ、かつ一方でこれら2つの部品間の、かつ他方で燃焼室、流体、水又は油の通過穴及び固定ビスの通過穴の周りのようにこの境界面を横断する容量間の気密性を確保せねばならない。
【0003】
新規なエンジンの効率を改良するために、燃焼室内部の圧力は、次第に高くなっており、このことはシリンダ・ヘッド・ガスケットのレベルで遥かに大きな応力を発生させる。
【0004】
このようなわけで、より良好な気密性を確保するために、シリンダ・ヘッド・ガスケットは、特に燃焼室の周りに周縁リブを含む。従って、広げられた実施態様によれば、シリンダ・ヘッド・ガスケットは一方がリブ付きである、少なくとも2つの重ねられた金属板を含む。
【0005】
補足として、通過開口部、特に燃焼室の開口部の縁部のレベルで、ストッパと呼ばれるくさびが、リブに対する圧縮を制限する機能を確保するために備えられる。このくさびは、燃焼室のレベルでの大きな圧力を許容し、シリンダ・ヘッド・ガスケットは、固定ビスによりエンジン・ブロック及びシリンダ・ヘッドの間で強く圧縮されるが、しかしながらリブが平たくなることはない。
【0006】
第1の実施態様によれば、ストッパは、リブを付けた金属板に相対して平坦な金属板の面に溶接することによって固定される。多数の溶接技術が、先行技術において、特に出願人名のフランス国特許願第FR00.00527号に記載されている。
【0007】
もう1つの解決策は、例えば焼結によって、リブを付けた金属板に相対して平坦な金属板の面に特段の厚さを製作することからなる。
【0008】
両方の場合に、ストッパは、連結される金属板の面の一方に対して配置されている。
【0009】
破砕防止機能が製作されるとしても、製作方法、特にストッパのそれは、利用が比較的複雑であり、かつ時間がかかるので、先行技術のシリンダ・ヘッド・ガスケットは、完全に満足を与えない。その上、これらの方法を使用すると、ストッパの輪郭を変化させることは、困難である。
【0010】
それ故、本発明は、新規なシリンダ・ヘッド・ガスケット、並びに場合によりストッパ輪郭のストッパの周囲に沿った変化を可能にし、従ってこのようにして得られたシリンダ・ヘッド・ガスケットがより良好な気密性を与える、利用が比較的簡易であり、かつ手短である、特にストッパの製作及び固定ステップに関して、前記ガスケットの新規な製作方法を提案して、先行技術の欠点を抑えることを目的とする。
【0011】
このために、本発明は、一方で燃焼室と連通する孔の周りに設けられたリブを含む少なくとも1つの金属板、及びくさびとして役立つ少なくとも1つの金属板の積層を、並びに他方でリブの圧縮を制限するために備えられたストッパと呼ばれるくさびを含み、前記ストッパ及びくさびとして役立つ前記金属板が相接して配置され、かつ連結手段を含む、燃焼室と連通する少なくとも1つの孔を有するシリンダ・ヘッド・ガスケットであって、前記連結手段は、前記ストッパの塑性変形によって、より正確には径方向の拡張によって得られ、ストッパは、くさびとして役立つ金属板の内径に等しいか、又は僅かに小さい外径を変形前に有し、かつ前記金属板に対して相接して配置されることを特徴とするシリンダ・ヘッド・ガスケットを対象とする。
【0012】
本発明のもう1つの特徴によれば、連結手段は、金属板の各側面に、ストッパのレベルで2つの目詰めを含み、このようにして前記金属板を固定化する。
【0013】
好ましくは、ストッパは、その周囲に沿って変化する厚さを有し、厚さは、通過孔と角度的に直角に位置する領域において減少し、かつ厚さは、中間領域においてより大きい。
【0014】
この場合に、ストッパは、ガスケットの残りの部分に対して、かつ特に通過孔に対してストッパを角度的に位置決めするように、指標付け手段を含む。
【0015】
好ましい実施態様によれば、ストッパは、本体及びリブ付きの金属板に相対する本体の面の少なくとも1つに、突き出たリブを含む。
【0016】
好適には、突き出たリブは、ストッパ断面の垂直軸に沿って対称な輪郭を有する。
【0017】
本発明は、ストッパ及びくさびとして役立つ金属板の間の連結が、前記ストッパの塑性変形によって、より正確には径方向の拡張によって得られ、ストッパは、金属板の内径に等しいか、又は僅かに小さい外径を変形前に有し、かつ金属板に対して相接して配置されることを特徴とする、先に定義されたシリンダ・ヘッド・ガスケットにおいて使用されるストッパの固定方法も同様に提案する。
【0018】
もう1つの特徴によれば、くさびとして役立つ金属板に対しストッパを固定することは、径方向の拡張だけでなく、金属板の各側面に、ストッパのレベルで2つの目詰めを形成し、このようにして前記金属板を固定化することによっても得られる。
【0019】
好ましくは、ストッパの固定に必要な径方向の拡張は、塑性変形、特に型押しによって得られる、ストッパの所望の輪郭製作時に生じる。
【0020】
その他の特徴及び利点は、添付図面を参照して、専ら実施例として示す記載である、本発明の装置の、以下に続く記載から判明するであろう。
【0021】
図1に、燃焼室とほぼ同一の寸法の、燃焼室の通過のために備えられた、少なくとも1つの開口部12、及び図示しない、エンジン・ブロックに対するシリンダ・ヘッドの連結を確実に行う固定ビスを通過させることが可能な、通過孔14を含むシリンダ・ヘッド・ガスケット10の一部示した。
【0022】
多葉シリンダ・ヘッド・ガスケットの場合、それは、一方がリブ付きで、かつ他方がほぼ平坦な、少なくとも2つの金属板を含む。
【0023】
好ましくは、図3(A)及び(B)に明示されたように、シリンダ・ヘッド・ガスケットは、リブ18を有する第1の金属板16、リブ22を有する第2の金属板20、及びほぼ平坦なくさびとして役立ち、前者2つの金属板16及び20の間に配置された第3の金属板24を含み、2つのリブ18及び22は、第3の金属板24に対して接触するようになる。
【0024】
それぞれリブ18及び22を備えた金属板16及び20は、特にシリンダ・ヘッドーエンジン・ブロックの組み合わせの運動にあって、気密性を完成させることを可能にする。
【0025】
補足として、燃焼室と連通する各孔の縁部のレベルで、ストッパと呼ばれるくさび26が、リブ18、20に対する圧縮を制限する機能を確保するために備えられる。このくさびは、燃焼室のレベルでの大きな圧力を可能にし、シリンダ・ヘッド・ガスケットは、固定ビスによりエンジン・ブロック及びシリンダ・ヘッドの間で強く圧縮されるが、しかしながらリブが平たくなることはない。
【0026】
先行技術のシリンダ・ヘッド・ガスケットとは反対に、本発明によれば、ストッパ26は、それが連結される金属板24の面の一方に対してではなく、前記金属板と相接して配置される。
【0027】
この配置は、追って詳しく説明する、特に金属板24へのストッパ26の製作及び固定に関して、多数の利点を与える。
【0028】
本発明のもう1つの特徴によれば、図2に明示するように、ストッパの厚さは、周囲に沿って変化する。
【0029】
この厚さの変化により、エンジン・ブロックに対するシリンダ・ヘッドの固定手段によって発生する燃焼室のすぐ周りの圧力の変化を補償することが可能になる。圧力は、通過孔14に近い領域では、前記孔14から離れた領域よりも遥かに大きい。
【0030】
好ましい実施態様によれば、ストッパは、正弦曲線に沿って変化する厚さを有し、厚さは、角度的に通過孔14に直角に位置する領域において、45°、135°、225°及び315°で減少し、かつ厚さは、中間領域において、0°、90°、180°、270°でより大きい。
【0031】
好適には、ストッパ26は、ガスケットの残りの部分に対して、かつ特に通過孔14に対してストッパを角度的に位置決めするように、指標付け手段28を含む。
【0032】
各燃焼室のストッパが独立しており、かつ各々が図1で明示するようにリング形状を有する場合、各ストッパ26は、ツメと呼ばれ、周縁部に備えられ、金属板24の縁部34に備えられたくぼみ形状32内に収納され得る、突き出た部品30を含む。
【0033】
燃焼室のストッパが図4及び5(B)で明示するように、峡部によって互いに連結される場合、ストッパ26は、それ自体が指標付け機能を果たす。
【0034】
本発明のもう1つの特徴によれば、ストッパ26は、本体36、及びリブ付きの金属板16又は20に相対する本体の面の少なくとも1つに、突き出たリブ38を含む。好ましくは、このリブ38は、より良好な気密性を確保するために、例えば半円形の、断面の垂直軸39に沿って対称な輪郭を有する。
【0035】
場合に応じて、ストッパ26の厚さの変化は、本体36の厚さを変化させるか、リブ38の高さを変化させるかして得られる。
【0036】
変形例では、ストッパは各面に、図5(B)及び6で明示するように、突き出たリブ38、図3(A)、(B)、5(A)及び8で明示するように、面の一方に突き出たリブ38及び対向する面にくぼんだリブ40、又は図7で明示するように、面の一方に単独の突き出たリブ38を含み得る。
【0037】
同様に、図7及び8で明示するように、例えば台形のような、リブの他の輪郭を検討することができる。
【0038】
場合に応じて、ストッパは、図5(A)で明示するように外側金属板16、20の2つのリブ18及び22の間に部分的に来るように、又は図5(B)で明示するように2つのストッパ26を結合するように、ストッパの外周に対して伸長する延長部42を含み得る。
【0039】
ストッパ26は、例えばレーザ溶接、点による溶接、接着、鉛板の流込み(clinchage)のように、当業者に公知の組立技術により、金属板24と一体化され得る。
【0040】
本発明のもう1つの特徴によれば、ストッパ26及び金属板24の間の連結は、前記ストッパ26の塑性変形、特に径方向の拡張によって得られる。
【0041】
図面全体に対し、ストッパ26及び金属板24が別であることを確実に示すために、これら2つの部品の間に空間を示した。実際にこれら2つの部品は、一方が他方に対向して配置されることは、明らかである。
【0042】
好ましい実施態様によれば、ストッパ26の輪郭は、塑性変形、より正確には型押しによって得られ、径方向の拡張は、この同じ作業の間に得られる。
【0043】
このようにして、型押し作業の前に、ストッパは任意の、例えば長方形又は正方形の断面を有するリングの形状で現れ、かつ金属板24の内径に等しいか、又は僅かに小さい外径を有する。型押し作業中は、ストッパは、所望の輪郭を得るように、2つの型の間で圧縮される。同時に、外径の増加を発生させ、従ってストッパが金属板24に固定される、ストッパの径方向の拡張が同様に得られる。
【0044】
好適には、金属板24がストッパより小さな厚さを有する場合、金属板に対するストッパの固定は、径方向の拡張だけでなく、金属板24の各側面に、ストッパのレベルで2つの目詰め44の形成によっても得られ、図3Aで明示するように、このようにして前記金属板を固定化する。
【0045】
この固定技術は、ストッパが中間金属板24と相接して配置される以上、ストッパのあらゆる輪郭に応用され得る。
【0046】
ストッパ及び金属板を分離することにより、所望のストッパの輪郭を得るための型押しの荷重を少なくとも減少させることが可能になる。
【0047】
図9から13に様々なシリンダ・ヘッド・ガスケットを実施例として示した。
【0048】
図9で、ガスケットは、リブ付きの機能的な単独の金属板46、くさびとして役立つほぼ平坦な単独の金属板48及びストッパ50を含む。
【0049】
図10で、ガスケットは、リブが反対に配置された、互いに接着される2つのリブ付きの金属板52、54、もう1つのリブ付きの金属板56、くさびとして役立つほぼ平坦な金属板58及びストッパ60を含み、両方とも一方で金属板52及び54、並びに他方で金属板56の間に配置される。
【0050】
図11で、ガスケットは、図3(A)及び(B)と同一の部品を含み、リングの形状のくさび62は、ストッパ26の下に配置される。
【0051】
図12で、ガスケットは、図3(A)及び(B)と同一の部品を含み、リブ付きの金属板の一方、例えば20は、ほぼ平坦である。
【0052】
図13で、ガスケットは、ほぼ平坦な金属板64及びストッパ26の両側に、互いに接着される一対のリブ付きの金属板66、68を含み、リブは、反対に配置される。
【0053】
シリンダ・ヘッド・ガスケットがどのようなものであれ、ストッパは、くさびとして役立つ金属板と相接して配置される。好ましくは、このストッパは、その周囲に沿って可変である厚さを有する。
【0054】
当然に、本発明は明らかに、以上に示し、かつ記載した実施態様に限定されず、逆に、特にストッパの輪郭、使用される材料に関して、そのあらゆる変形をカバーする。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明によるシリンダ・ヘッド・ガスケットのストッパの平面における断面図である。
【図2】
ストッパの厚さの変化を明示する図表である。
【図3】
図1のシリンダ・ヘッド・ガスケットの断面図であって、(A)は図1のA−A線上の横断面図、(B)は図1のB−B線上の横断面図である。
【図4】
本発明の変形例によるシリンダ・ヘッド・ガスケットのストッパの平面における断面図である。
【図5】
図4のシリンダ・ヘッド・ガスケットの断面図であって、(A)は図4のA−A線上の横断面図、(B)は図4のB−B線上の横断面図である。
【図6】
ストッパの輪郭の他の実施例を明示する断面図である。
【図7】
ストッパの輪郭のさらに他の実施例を明示する断面図である。
【図8】
ストッパの輪郭のさらに別の実施例を明示する断面図である。
【図9】
シリンダ・ヘッド・ガスケットのさらに他の実施例を示す断面図である。
【図10】
シリンダ・ヘッド・ガスケットのさらに別の実施例を示す断面図である。
【図11】
シリンダ・ヘッド・ガスケットのさらに別の実施例を示す断面図である。
【図12】
シリンダ・ヘッド・ガスケットのさらに別の実施例を示す断面図である。
【図13】
シリンダ・ヘッド・ガスケットのさらに別の実施例を示す断面図である。
本発明は、ガスケット、特に相接して配置された可変厚ストッパを備えたシリンダ・ヘッド・ガスケット、並びに前記ストッパの製作及び固定方法に関するものである。本発明は、一方がリブを付けた少なくとも2つの金属板を含む多葉シリンダ・ヘッド・ガスケットに特に適している。
【0002】
公知のように、シリンダ・ヘッド・ガスケットは、エンジン・ブロック及びシリンダ・ヘッドの間に置かれ、かつ一方でこれら2つの部品間の、かつ他方で燃焼室、流体、水又は油の通過穴及び固定ビスの通過穴の周りのようにこの境界面を横断する容量間の気密性を確保せねばならない。
【0003】
新規なエンジンの効率を改良するために、燃焼室内部の圧力は、次第に高くなっており、このことはシリンダ・ヘッド・ガスケットのレベルで遥かに大きな応力を発生させる。
【0004】
このようなわけで、より良好な気密性を確保するために、シリンダ・ヘッド・ガスケットは、特に燃焼室の周りに周縁リブを含む。従って、広げられた実施態様によれば、シリンダ・ヘッド・ガスケットは一方がリブ付きである、少なくとも2つの重ねられた金属板を含む。
【0005】
補足として、通過開口部、特に燃焼室の開口部の縁部のレベルで、ストッパと呼ばれるくさびが、リブに対する圧縮を制限する機能を確保するために備えられる。このくさびは、燃焼室のレベルでの大きな圧力を許容し、シリンダ・ヘッド・ガスケットは、固定ビスによりエンジン・ブロック及びシリンダ・ヘッドの間で強く圧縮されるが、しかしながらリブが平たくなることはない。
【0006】
第1の実施態様によれば、ストッパは、リブを付けた金属板に相対して平坦な金属板の面に溶接することによって固定される。多数の溶接技術が、先行技術において、特に出願人名のフランス国特許願第FR00.00527号に記載されている。
【0007】
もう1つの解決策は、例えば焼結によって、リブを付けた金属板に相対して平坦な金属板の面に特段の厚さを製作することからなる。
【0008】
両方の場合に、ストッパは、連結される金属板の面の一方に対して配置されている。
【0009】
破砕防止機能が製作されるとしても、製作方法、特にストッパのそれは、利用が比較的複雑であり、かつ時間がかかるので、先行技術のシリンダ・ヘッド・ガスケットは、完全に満足を与えない。その上、これらの方法を使用すると、ストッパの輪郭を変化させることは、困難である。
【0010】
それ故、本発明は、新規なシリンダ・ヘッド・ガスケット、並びに場合によりストッパ輪郭のストッパの周囲に沿った変化を可能にし、従ってこのようにして得られたシリンダ・ヘッド・ガスケットがより良好な気密性を与える、利用が比較的簡易であり、かつ手短である、特にストッパの製作及び固定ステップに関して、前記ガスケットの新規な製作方法を提案して、先行技術の欠点を抑えることを目的とする。
【0011】
このために、本発明は、一方で燃焼室と連通する孔の周りに設けられたリブを含む少なくとも1つの金属板、及びくさびとして役立つ少なくとも1つの金属板の積層を、並びに他方でリブの圧縮を制限するために備えられたストッパと呼ばれるくさびを含み、前記ストッパ及びくさびとして役立つ前記金属板が相接して配置され、かつ連結手段を含む、燃焼室と連通する少なくとも1つの孔を有するシリンダ・ヘッド・ガスケットであって、前記連結手段は、前記ストッパの塑性変形によって、より正確には径方向の拡張によって得られ、ストッパは、くさびとして役立つ金属板の内径に等しいか、又は僅かに小さい外径を変形前に有し、かつ前記金属板に対して相接して配置されることを特徴とするシリンダ・ヘッド・ガスケットを対象とする。
【0012】
本発明のもう1つの特徴によれば、連結手段は、金属板の各側面に、ストッパのレベルで2つの目詰めを含み、このようにして前記金属板を固定化する。
【0013】
好ましくは、ストッパは、その周囲に沿って変化する厚さを有し、厚さは、通過孔と角度的に直角に位置する領域において減少し、かつ厚さは、中間領域においてより大きい。
【0014】
この場合に、ストッパは、ガスケットの残りの部分に対して、かつ特に通過孔に対してストッパを角度的に位置決めするように、指標付け手段を含む。
【0015】
好ましい実施態様によれば、ストッパは、本体及びリブ付きの金属板に相対する本体の面の少なくとも1つに、突き出たリブを含む。
【0016】
好適には、突き出たリブは、ストッパ断面の垂直軸に沿って対称な輪郭を有する。
【0017】
本発明は、ストッパ及びくさびとして役立つ金属板の間の連結が、前記ストッパの塑性変形によって、より正確には径方向の拡張によって得られ、ストッパは、金属板の内径に等しいか、又は僅かに小さい外径を変形前に有し、かつ金属板に対して相接して配置されることを特徴とする、先に定義されたシリンダ・ヘッド・ガスケットにおいて使用されるストッパの固定方法も同様に提案する。
【0018】
もう1つの特徴によれば、くさびとして役立つ金属板に対しストッパを固定することは、径方向の拡張だけでなく、金属板の各側面に、ストッパのレベルで2つの目詰めを形成し、このようにして前記金属板を固定化することによっても得られる。
【0019】
好ましくは、ストッパの固定に必要な径方向の拡張は、塑性変形、特に型押しによって得られる、ストッパの所望の輪郭製作時に生じる。
【0020】
その他の特徴及び利点は、添付図面を参照して、専ら実施例として示す記載である、本発明の装置の、以下に続く記載から判明するであろう。
【0021】
図1に、燃焼室とほぼ同一の寸法の、燃焼室の通過のために備えられた、少なくとも1つの開口部12、及び図示しない、エンジン・ブロックに対するシリンダ・ヘッドの連結を確実に行う固定ビスを通過させることが可能な、通過孔14を含むシリンダ・ヘッド・ガスケット10の一部示した。
【0022】
多葉シリンダ・ヘッド・ガスケットの場合、それは、一方がリブ付きで、かつ他方がほぼ平坦な、少なくとも2つの金属板を含む。
【0023】
好ましくは、図3(A)及び(B)に明示されたように、シリンダ・ヘッド・ガスケットは、リブ18を有する第1の金属板16、リブ22を有する第2の金属板20、及びほぼ平坦なくさびとして役立ち、前者2つの金属板16及び20の間に配置された第3の金属板24を含み、2つのリブ18及び22は、第3の金属板24に対して接触するようになる。
【0024】
それぞれリブ18及び22を備えた金属板16及び20は、特にシリンダ・ヘッドーエンジン・ブロックの組み合わせの運動にあって、気密性を完成させることを可能にする。
【0025】
補足として、燃焼室と連通する各孔の縁部のレベルで、ストッパと呼ばれるくさび26が、リブ18、20に対する圧縮を制限する機能を確保するために備えられる。このくさびは、燃焼室のレベルでの大きな圧力を可能にし、シリンダ・ヘッド・ガスケットは、固定ビスによりエンジン・ブロック及びシリンダ・ヘッドの間で強く圧縮されるが、しかしながらリブが平たくなることはない。
【0026】
先行技術のシリンダ・ヘッド・ガスケットとは反対に、本発明によれば、ストッパ26は、それが連結される金属板24の面の一方に対してではなく、前記金属板と相接して配置される。
【0027】
この配置は、追って詳しく説明する、特に金属板24へのストッパ26の製作及び固定に関して、多数の利点を与える。
【0028】
本発明のもう1つの特徴によれば、図2に明示するように、ストッパの厚さは、周囲に沿って変化する。
【0029】
この厚さの変化により、エンジン・ブロックに対するシリンダ・ヘッドの固定手段によって発生する燃焼室のすぐ周りの圧力の変化を補償することが可能になる。圧力は、通過孔14に近い領域では、前記孔14から離れた領域よりも遥かに大きい。
【0030】
好ましい実施態様によれば、ストッパは、正弦曲線に沿って変化する厚さを有し、厚さは、角度的に通過孔14に直角に位置する領域において、45°、135°、225°及び315°で減少し、かつ厚さは、中間領域において、0°、90°、180°、270°でより大きい。
【0031】
好適には、ストッパ26は、ガスケットの残りの部分に対して、かつ特に通過孔14に対してストッパを角度的に位置決めするように、指標付け手段28を含む。
【0032】
各燃焼室のストッパが独立しており、かつ各々が図1で明示するようにリング形状を有する場合、各ストッパ26は、ツメと呼ばれ、周縁部に備えられ、金属板24の縁部34に備えられたくぼみ形状32内に収納され得る、突き出た部品30を含む。
【0033】
燃焼室のストッパが図4及び5(B)で明示するように、峡部によって互いに連結される場合、ストッパ26は、それ自体が指標付け機能を果たす。
【0034】
本発明のもう1つの特徴によれば、ストッパ26は、本体36、及びリブ付きの金属板16又は20に相対する本体の面の少なくとも1つに、突き出たリブ38を含む。好ましくは、このリブ38は、より良好な気密性を確保するために、例えば半円形の、断面の垂直軸39に沿って対称な輪郭を有する。
【0035】
場合に応じて、ストッパ26の厚さの変化は、本体36の厚さを変化させるか、リブ38の高さを変化させるかして得られる。
【0036】
変形例では、ストッパは各面に、図5(B)及び6で明示するように、突き出たリブ38、図3(A)、(B)、5(A)及び8で明示するように、面の一方に突き出たリブ38及び対向する面にくぼんだリブ40、又は図7で明示するように、面の一方に単独の突き出たリブ38を含み得る。
【0037】
同様に、図7及び8で明示するように、例えば台形のような、リブの他の輪郭を検討することができる。
【0038】
場合に応じて、ストッパは、図5(A)で明示するように外側金属板16、20の2つのリブ18及び22の間に部分的に来るように、又は図5(B)で明示するように2つのストッパ26を結合するように、ストッパの外周に対して伸長する延長部42を含み得る。
【0039】
ストッパ26は、例えばレーザ溶接、点による溶接、接着、鉛板の流込み(clinchage)のように、当業者に公知の組立技術により、金属板24と一体化され得る。
【0040】
本発明のもう1つの特徴によれば、ストッパ26及び金属板24の間の連結は、前記ストッパ26の塑性変形、特に径方向の拡張によって得られる。
【0041】
図面全体に対し、ストッパ26及び金属板24が別であることを確実に示すために、これら2つの部品の間に空間を示した。実際にこれら2つの部品は、一方が他方に対向して配置されることは、明らかである。
【0042】
好ましい実施態様によれば、ストッパ26の輪郭は、塑性変形、より正確には型押しによって得られ、径方向の拡張は、この同じ作業の間に得られる。
【0043】
このようにして、型押し作業の前に、ストッパは任意の、例えば長方形又は正方形の断面を有するリングの形状で現れ、かつ金属板24の内径に等しいか、又は僅かに小さい外径を有する。型押し作業中は、ストッパは、所望の輪郭を得るように、2つの型の間で圧縮される。同時に、外径の増加を発生させ、従ってストッパが金属板24に固定される、ストッパの径方向の拡張が同様に得られる。
【0044】
好適には、金属板24がストッパより小さな厚さを有する場合、金属板に対するストッパの固定は、径方向の拡張だけでなく、金属板24の各側面に、ストッパのレベルで2つの目詰め44の形成によっても得られ、図3Aで明示するように、このようにして前記金属板を固定化する。
【0045】
この固定技術は、ストッパが中間金属板24と相接して配置される以上、ストッパのあらゆる輪郭に応用され得る。
【0046】
ストッパ及び金属板を分離することにより、所望のストッパの輪郭を得るための型押しの荷重を少なくとも減少させることが可能になる。
【0047】
図9から13に様々なシリンダ・ヘッド・ガスケットを実施例として示した。
【0048】
図9で、ガスケットは、リブ付きの機能的な単独の金属板46、くさびとして役立つほぼ平坦な単独の金属板48及びストッパ50を含む。
【0049】
図10で、ガスケットは、リブが反対に配置された、互いに接着される2つのリブ付きの金属板52、54、もう1つのリブ付きの金属板56、くさびとして役立つほぼ平坦な金属板58及びストッパ60を含み、両方とも一方で金属板52及び54、並びに他方で金属板56の間に配置される。
【0050】
図11で、ガスケットは、図3(A)及び(B)と同一の部品を含み、リングの形状のくさび62は、ストッパ26の下に配置される。
【0051】
図12で、ガスケットは、図3(A)及び(B)と同一の部品を含み、リブ付きの金属板の一方、例えば20は、ほぼ平坦である。
【0052】
図13で、ガスケットは、ほぼ平坦な金属板64及びストッパ26の両側に、互いに接着される一対のリブ付きの金属板66、68を含み、リブは、反対に配置される。
【0053】
シリンダ・ヘッド・ガスケットがどのようなものであれ、ストッパは、くさびとして役立つ金属板と相接して配置される。好ましくは、このストッパは、その周囲に沿って可変である厚さを有する。
【0054】
当然に、本発明は明らかに、以上に示し、かつ記載した実施態様に限定されず、逆に、特にストッパの輪郭、使用される材料に関して、そのあらゆる変形をカバーする。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明によるシリンダ・ヘッド・ガスケットのストッパの平面における断面図である。
【図2】
ストッパの厚さの変化を明示する図表である。
【図3】
図1のシリンダ・ヘッド・ガスケットの断面図であって、(A)は図1のA−A線上の横断面図、(B)は図1のB−B線上の横断面図である。
【図4】
本発明の変形例によるシリンダ・ヘッド・ガスケットのストッパの平面における断面図である。
【図5】
図4のシリンダ・ヘッド・ガスケットの断面図であって、(A)は図4のA−A線上の横断面図、(B)は図4のB−B線上の横断面図である。
【図6】
ストッパの輪郭の他の実施例を明示する断面図である。
【図7】
ストッパの輪郭のさらに他の実施例を明示する断面図である。
【図8】
ストッパの輪郭のさらに別の実施例を明示する断面図である。
【図9】
シリンダ・ヘッド・ガスケットのさらに他の実施例を示す断面図である。
【図10】
シリンダ・ヘッド・ガスケットのさらに別の実施例を示す断面図である。
【図11】
シリンダ・ヘッド・ガスケットのさらに別の実施例を示す断面図である。
【図12】
シリンダ・ヘッド・ガスケットのさらに別の実施例を示す断面図である。
【図13】
シリンダ・ヘッド・ガスケットのさらに別の実施例を示す断面図である。
Claims (11)
- 一方で燃焼室と連通する孔の周りに設けられたリブ(18、22)を含む少なくとも1つの金属板(16、20)と、及びくさびとして役立つ少なくとも1つの金属板(24)との積層を、並びに他方でリブ(18)の圧縮を制限するために備えられたストッパ(26)と呼ばれるくさびを含み、前記ストッパ(26)及びくさびとして役立つ前記金属板(24)が相接して配置され、かつ連結手段を含む、燃焼室と連通する少なくとも1つの孔(12)を有するシリンダ・ヘッド・ガスケットにおいて、前記連結手段は、前記ストッパ(26)の塑性変形によって、より正確には径方向の拡張によって得られ、ストッパは、くさびとして役立つ金属板(24)の内径に等しいか、又は僅かに小さい外径を変形前に有し、かつ前記金属板に対して相接して配置されることを特徴とするシリンダ・ヘッド・ガスケット。
- 連結手段は、金属板(24)の各側面に、ストッパ(26)のレベルで2つの目詰め(44)を含み、このようにして前記金属板を固定化することを特徴とする請求項1記載のシリンダ・ヘッド・ガスケット。
- ストッパ(26)は、その周囲に沿って変化する厚さを有することを特徴とする請求項1又は2記載のシリンダ・ヘッド・ガスケット。
- ストッパ(26)は、変化する厚さを有し、厚さは、通過孔(14)と角度的に直角に位置する領域において減少し、かつ中間領域においてより大きいことを特徴とする請求項3記載のシリンダ・ヘッド・ガスケット。
- ストッパ(26)は、ガスケットの残りの部分に対して、かつ特に通過孔(14)に対してストッパを角度的に位置決めするように、指標付け手段(28)を含むことを特徴とする請求項3又は4記載のシリンダ・ヘッド・ガスケット。
- ストッパ(26)は、本体(36)、及びリブ付きの金属板(16、20)に相対する本体の面の少なくとも1つに、突き出たリブ(38)を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載のシリンダ・ヘッド・ガスケット。
- 突き出たリブ(38)は、ストッパ断面の垂直軸(39)に沿って対称な輪郭を有することを特徴とする請求項6記載のシリンダ・ヘッド・ガスケット。
- ストッパの厚さの変化は、本体(36)の厚さを変化させて得られることを特徴とする請求項6又は7記載のシリンダ・ヘッド・ガスケット。
- 請求項1〜8のいずれか1項記載のシリンダ・ヘッド・ガスケットにおいて使用されるストッパの固定方法において、ストッパ(26)及び金属板(24)の間の連結が、前記ストッパ(26)の塑性変形によって、より正確には径方向の拡張によって得られ、ストッパは、くさびとして役立つ金属板(24)の内径に等しいか、又は僅かに小さい外径を変形前に有し、かつ前記金属板に対して相接して配置されることを特徴とする固定方法。
- くさびとして役立つ金属板に対しストッパを固定することは、径方向の拡張だけでなく、金属板(24)の各側面に、ストッパ(26)のレベルで2つの目詰め(44)を形成し、このようにして前記金属板を固定化することによっても得られることを特徴とする請求項9記載のストッパ固定方法。
- ストッパの固定に必要な径方向の拡張は、塑性変形、特に型押しによって得られる、ストッパの所望の輪郭の製作時に生じることを特徴とする請求項9又は10記載のストッパ固定方法。
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