JP2923183B2 - 金属板ガスケット及びその製造方法 - Google Patents

金属板ガスケット及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えばエンジンの燃焼室
或は排気孔等の流体流通孔をシールする金属板ガスケッ
トに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばエンジンの燃焼室或は排気孔等の
流体流通孔をシールする金属板ガスケットにおいて、そ
の流体流通孔の周縁に厚肉部を形成しシール性能を向上
させることは公知である。また、特開昭54−1332
13号公報には、かかる厚肉部を備えた金属板ガスケッ
トを製造する方法として、金属板に流体流通孔の径より
も若干小径の孔を設け、この孔の周縁を金属板の板面に
ほぼ直角な方向に折曲げて突出周縁を形成し、次いで該
突出周縁をプレスにより圧潰することにより金属板の両
表面からほぼ均等に膨出する厚肉部を形成するとともに
該厚肉部の内側に流体流通孔を形成する方法が記載され
ている。
【0003】流体流通孔の周縁に厚肉部を備えた金属板
ガスケットを突出周縁の圧潰により製造する上記の製造
方法は、例えば厚肉部を溶射により形成する方法或は厚
肉部以外をエッチングして厚肉部を形成する方法等の特
別な加工手段を必要とする方法とは異なり、金属板ガス
ケット製造に通常な加工手段により比較的容易に製造す
ることができ、また、例えば、厚肉部をガスケットを形
成する金属板自体の折返し或はグロメット板の折返しに
より形成し厚肉部の厚さが金属板自体の厚さやグロメッ
ト板の厚さにより決まってしまう方法とは異なり、厚肉
部の厚さを所望の厚さに適宜に調整することが比較的容
易であるという利点を有する。
【0004】然しながら、上記の製造方法により製造し
た金属板ガスケットにおいては、厚肉部が突出周縁の圧
潰により形成されるため、厚肉部及びその周辺において
圧潰加工による加工硬化を生じ、金属板ガスケットの他
の部分に較べて硬度が大きくなり、当該硬化部分はシー
ルすべき接合面の凹凸や歪みに対するなじみ性が損なわ
れる。このなじみ性が損なわれる部分がまさに流体流通
孔に対するシール部を形成しているのであるから、上記
製造方法により得られた金属板ガスケットはシール性能
が今一つ優れない憾みがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みてなされたもので、金属板の孔部の周縁を折曲げて形
成した突出周縁を圧潰して金属板表面両側に膨出した厚
肉部及びその内側の流体流通孔を形成した金属板ガスケ
ットにおいて、接合面の凹凸や歪みに対する厚肉部及び
その周辺のなじみ性を改善することを目的とするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、金属板の孔部の周縁を折曲げて形成した突出周縁
を圧潰して金属板の上下両面に膨出した環状の厚肉部及
びその内側の流体流通孔を形成した金属板ガスケットに
おいて、金属板ガスケットの上下両面に上記厚肉部の外
周に沿って環状に延長する溝状の凹み部を設けたことを
特徴とするものである。
【0007】また、本発明による金属板ガスケットの製
造方法は、金属板に流体流通孔より小径の孔部を設け、
該孔部の周縁よりやや外側を該金属板の板面にほぼ直角
な方向に屈曲するとともに、該孔部の周縁を上記の屈曲
の方向と逆方向に折曲げて突出周縁を形成し、次いで、
上記突出周縁をプレスにより圧潰し、金属板ガスケット
の上下両面に膨出した厚肉部を形成するとともに金属板
ガスケットの上下両面に該厚肉部の外周に沿って延長す
る凹み部を形成し、更に、該厚肉部の内側に流体流通孔
を形成することを特徴とするものである。
【0008】
【実施例及び作用】本発明による金属板ガスケットとそ
の製造方法の詳細を実施例の図面に基づき以下に説明す
る。図1は本発明の金属板ガスケットの実施例の平面図
であり、図2は図1のA−A線断面図である。図3は図
1のB−B′線に断面プロファイルを示す拡大断面図
で、厚さの変化を誇張して示している。図4(A),
(B)及び図5(A),(B)は本発明による金属板ガ
スケットの製造方法の実施例を説明する説明図(断面
図)である。各図において同一符号は同一部分を示して
いる。
【0009】図において1は本発明の実施例の金属板ガ
スケットを示し、該ガスケット1は、エンジンの燃焼室
用孔或は排気孔用孔等の流体流通孔3と、金属板ガスケ
ットをシールすべき接合面間に締結するボルトを挿通す
るボルト挿通孔4とを備えている。金属板ガスケット1
の流体流通孔3の周縁には流体流通孔3を囲むように厚
肉部5が設けられている。この厚肉部5は、後に詳しく
説明するように、ガスケット1を構成する鉄板或はステ
ンレス鋼板等の金属板の孔部の周縁を折曲げて形成した
突出周縁を圧潰して形成されたもので、金属板2の上面
からH1 の高さ膨出し、下面からH2 の高さ膨出するよ
うに形成されている。
【0010】該厚肉部5の外側には厚肉部5の外周に沿
って環状に延長する溝状の凹み部6が金属板ガスケット
の上下両面にそれぞれ設けられ、また、金属板ガスケッ
ト1の上面側においては凹み部6の外周に沿って延長
し、厚肉部5の膨出高さH1と同じ高さ膨出した外側膨
出部7が形成されている。ただし、外側膨出部7は本発
明に必須なものではなく、本発明の金属板ガスケットは
外側膨出部7を備えないように形成することもできる。
【0011】上記の膨出の高さH1 とH2 との和すなわ
ち厚肉部の厚さT2 と金属板2の厚さT1 との差T2
1 の大きさは、シールすべき流体の圧力、接合面の剛
性、接合面の歪みや表面粗さ、締付力及び厚肉部の幅を
考慮して適宜に調整する必要があり、もしこの段差T2
−T1 の大きさが過小であれば必要な面圧が得られずに
流体の漏洩が生じる。逆にこの段差の大きさが過大であ
れば締付力を過剰に消費しガスケット全体の面圧分布を
損なう等の障害を生じ易い。本発明による金属板ガスケ
ットにおいては厚肉部5の膨出高さH1 及びH2 を適宜
に選定することにより段差T2 −T1 の大きさを適宜に
調整し、金属板ガスケット1のシール性能を高めること
ができる。
【0012】また、本発明の金属板ガスケット1はその
上下面にそれぞれ厚肉部5の外周に沿って環状に延長す
る溝状の凹み部6を備えているので、厚肉部5がこの溝
状の凹み部6を中心に屈曲し易くなり、その結果、曲げ
加工及び圧潰加工により加工硬化した厚肉部及びその周
辺に柔軟性が付与される。従って、本発明によればシー
ルすべき接合面、例えばエンジンのシリンダヘッドやブ
ロックの接合面の凹凸や歪みに対する厚肉部及びその周
辺のなじみ性が改善され、金属板ガスケット1のシール
性能が向上する。
【0013】上記説明した構造の金属板ガスケット1の
製造は下記の方法により行うことができる。図4(A)
に示すように、深さh4 の溝部11と該溝部11の内周
側に接する垂直面12と、該垂直面の上部に設けた段部
13とを備えた下型9と、上記溝部11に相対する高さ
3 の突部14を備えた上型10との間に、流体流通孔
3よりも小径の孔部8を設けた金属板2を装着し、図4
(B)に示すように、上型10と下型9とにより金属板
2をプレスし成形する。
【0014】このプレス成形により、金属板2には、そ
の孔部8の周りにおいて、孔部8よりやや外側に溝部1
1の深さ方向に屈曲した屈曲部すなわち金属板2の板面
にほぼ直角な方向に屈曲された屈曲部15を形成すると
ともに、孔部8の周縁を垂直面12に沿って折曲げた突
出周縁すなわち孔部8の周縁を上記屈曲部15の屈曲方
向と逆方向に折曲げた突出周縁16を形成する。
【0015】次いで、図5(A)に示すように、溝部1
9を有する圧潰金型の下型17と溝部21を有する上型
18との間に上記のように成形された金属板2を装着す
る。このとき、下型17の左側面20と上型の垂直面2
2とが相接するように配設する。そして図5(B)に示
すように下型17と上型18とにより金属板2をプレス
することにより、突出周縁16が圧潰されて厚肉部5が
形成されかつこの厚肉部5の内側に流体流通孔3が形成
されて、流体流通孔3の周縁に厚肉部5を備えた金属板
ガスケット1が形成される。金属板2には前記した屈曲
部15が設けられているので、上記のプレス成形時に、
金属板ガスケット1の上面側では上記屈曲部15の内側
に、金属板ガスケットの下面側では上記屈曲部15の外
側に、共に厚肉部の外周に沿って延長する凹み部6、6
が形成される。また金属板ガスケットの上面側には凹み
部6の外側に外側膨出部7が形成される。
【0016】厚肉部5は、上型18の溝部21の深さh
1 と同一寸法のH1 の厚さだけ金属板2の上面よりも上
方に膨出し、また下型17の溝部19の深さh2 と同一
寸法のH2 の厚さだけ金属板2の下面よりも下方に膨出
し、厚肉部5の厚さと金属板2の厚さとの間にはH1
2 の段差が形成される。従って、上型18及び下型1
7の溝部21及び19の深さh1 及びh2 を適宜に選ぶ
ことにより厚肉部5の厚さT2 と金属板2の厚さT1
の差すなわち段差H1 +H2 を適宜に調整することがで
きる。段差H1 +H2 の大きさは、通常、0.05〜
0.15mmの範囲に選ばれる。溝部21及び19の深
さh1 及びh2 を等しくして膨出厚さH1及びH2 が等
しくなるように形成してもよいが、金属板ガスケット1
が装着される二つの接合面において面粗度或は歪み等に
差異があるときは、面粗度、歪み等が大きい接合面に接
する面側の膨出高さが大きくなるように厚肉部を成形す
るのが望ましい。
【0017】また、厚肉部5の幅W(図1参照)は突出
周縁16の高さEを選択することにより適宜に調整でき
るが、突出周縁16の高さの調整は金属板2の孔部8の
内径を適宜に選択することにより行うことがきる。金属
板ガスケット1の下面側の凹み部6の大きさは屈曲部1
5の屈曲長を調整することにより、具体的には下型9の
溝部11の深さh4 を選択することにより調整すること
ができる。金属ガスケット1の上面側の凹み部6の大き
さは、上型10の突部の高さh3 と突出周縁16の高さ
Eとに依存して変化する。
【0018】前記の外側膨出部7も厚肉部5と同様に溝
部21の深さh1 と同一寸法のH1の厚さだけ金属板2
の上面よりも上方に膨出している。上型18の溝部21
の幅を狭くし、溝部21の外側の端縁が屈曲部15より
も内側に位置するようにして、プレスすれば、外側膨出
部は形成されず、凹み部6の外側では金属板2の上面と
同一平面に整合される。なお、上記実施例におけるよう
に屈曲部15の屈曲と折曲げによる突出周縁の形成とを
同時に一工程で行う代わりに、まず屈曲部15を屈曲
し、次いで孔部8の周縁を折曲げて突出周縁を形成する
ようにしても勿論差支えはない。
【0019】さて、前記した先行技術の特開昭54−1
33213号公報記載の発明においては記載も示唆もさ
れていないが、突出周縁の圧潰により形成した厚肉部5
の厚さを流体流通孔の周りに沿って変化させることは金
属板ガスケットのシール性能を向上させる上で有益な場
合がある。例えば、流体流通孔3周りの中でボルト締結
部から離隔する位置においては厚肉部5の厚さを厚くし
て段差T2 −T1 を大きくし、ボルト締結部に近接する
位置においては厚肉部の厚さを薄くして段差T2 −T1
を小さくすることにより、各部分に働く締付力に応じて
厚肉部の厚さを変化させ、各部の面圧を調整することが
できる。
【0020】図3に流体流通孔の周りに沿ってのかかる
厚肉部5の厚さの変化が示されており、流体流通孔の周
縁の厚肉部の中でB位置すなわちボルト締結位置から離
隔した位置(図1参照)の近傍では厚肉部の厚さT2
厚くして段差T2 −T1 を大きくし、B′位置すなわち
ボルト締結位置に接近した位置(図1参照)の近傍では
厚肉部の厚さT2 を薄くして段差T2 −T1 を小さくし
ている。そしてこれらの中間においては厚肉部の厚さT
2 を徐々になだらかに変化させている。
【0021】本発明による金属板ガスケットが複数の燃
焼室用孔を有するシリンダヘッドガスケットとして形成
されているときは、燃焼室用孔周りにおいて隣接する燃
焼室用孔と近接する部分等、熱的影響を大きく受ける部
分の厚肉部の厚さを厚肉部の他の部分の厚さよりも厚く
するようにしてもよい。
【0022】上記したように流体流通孔3の周縁に沿っ
て厚肉部5の厚さを変化させるには、前述説明した本発
明の金属板ガスケット製造方法において圧潰金型の上型
18の溝部21の深さh1 及び下型17の溝部19の深
さh2 を該溝部21、19の周方向に沿って部分的に変
化させておけばよい。また、これに加えて、必要に応
じ、突出周縁16の高さIが該突出周縁の周方向に沿っ
て部分的に変化するように予め成形しておけばよい。突
出周縁16の高さは前記の通り金属板2の孔部8の径に
より調整され得るので、この場合は孔部8の内周は突出
周縁16の各部の高さに応じた凹部凸部を有する形状に
整える必要がある。
【0023】上記詳説した本発明による金属板ガスケッ
ト1は単板で種々の用途のガスケットとして用いること
ができる。その場合に、図6の断面図に示すように、厚
肉部5及び凹み部6の外側にビード23を設けることも
できる。また、本発明の金属板ガスケットは積層して積
層型金属板ガスケットを構成することができ、図7には
本発明による金属板ガスケット1の上下に、厚肉部5及
び凹み部6よりも外側の位置において流体流通孔3を囲
むように形成したビード25を備えた金属板24、24
をビード25の頂部が互いに対向するように積層した積
層型金属板ガスケットの断面図を示している。
【0024】
【発明の効果】上記説明した通り、本発明の金属板ガス
ケット及びその製造方法においては、金属板に設けた流
体流通孔より小径の孔部周縁を折曲げて形成した突出周
縁を圧潰することにより流体流通孔の周りに厚肉部を形
成しているので、金属板ガスケットにおいて通常な加工
手段により容易に厚肉部を形成でき、かつ流体流通孔の
周縁に沿って厚肉部の厚さを部分的に変化させることも
でき、各部分における面圧を調整することができる。し
かも本発明によれば、金属板ガスケットの上下両面にお
いて厚肉部の外周に沿って環状に延長する溝状の凹み部
が形成されているので、厚肉部及びその周辺の接合面に
対するなじみ性が改善される。従って、本発明によれば
金属板ガスケットのシール性能を著しく向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の金属板ガスケットの平面図で
ある。
【図2】図1のA−A線による拡大断面図である。
【図3】図1のB−B′線に沿う拡大断面図である。
【図4】(A)は本発明による金属板ガスケットの製造
方法を説明する説明図で、金属板の屈曲、折曲げ工程の
前段を示す。(B)は(A)と同一工程の後段を示す説
明図である。
【図5】(A)は本発明による金属板ガスケットの製造
方法を説明する説明図で、突出周縁を圧潰する工程の前
段を示す。(B)は(A)と同一工程の後段を示す説明
図である。
【図6】本発明の金属板ガスケットの他の実施例の図2
に相当する断面図である。
【図7】本発明の金属板ガスケットの更に他の実施例の
図2に相当する断面図である。
【符号の説明】
3 流体流通孔 5 厚肉部 6 凹み部 8 孔部 9 下型 10 上型 15 屈曲部 16 突出周縁 17 下型 18 上型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16J 15/08 B21D 19/00 F02F 11/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属板の孔部の周縁を折曲げて形成した
    突出周縁を圧潰して金属板の上下両面に膨出した環状の
    厚肉部及びその内側の流体流通孔を形成した金属板ガス
    ケットにおいて、金属板ガスケットの上下両面に上記厚
    肉部の外周に沿って環状に延長する溝状の凹み部を設け
    たことを特徴とする金属板ガスケット。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の金属板ガスケットにお
    いて、厚肉部の厚さを流体流通孔の周縁に沿って変化さ
    せたことを特徴とする金属板ガスケット。
  3. 【請求項3】 金属板に流体流通孔より小径の孔部を設
    け、該孔部の周縁よりやや外側を該金属板の板面にほぼ
    直角な方向に屈曲するとともに、該孔部の周縁を上記の
    屈曲の方向と逆方向に折曲げて突出周縁を形成し、次い
    で、上記突出周縁をプレスにより圧潰し、金属板ガスケ
    ットの上下両面に膨出した厚肉部を形成するとともに、
    金属板ガスケットの上下両面に該厚肉部の外周に沿って
    延長する凹み部を形成し、更に該厚肉部の内側に流体流
    通孔を形成することを特徴とする金属板ガスケットの製
    造方法。
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