JPS6029523B2 - 新規な高分子凝集剤及びこれを用いる凝集処理方法 - Google Patents

新規な高分子凝集剤及びこれを用いる凝集処理方法

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JPS6029523B2
JPS6029523B2 JP2225077A JP2225077A JPS6029523B2 JP S6029523 B2 JPS6029523 B2 JP S6029523B2 JP 2225077 A JP2225077 A JP 2225077A JP 2225077 A JP2225077 A JP 2225077A JP S6029523 B2 JPS6029523 B2 JP S6029523B2
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polymer flocculant
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栄之助 東村
一郎 渡辺
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、アクリルアミド単量体が実質的に除去される
新規なアクリルアミド系高分子凝集剤及びこれを用いる
凝集処理方法に関する。
アクリルアミド又はこれと英重合体可能なビニル化合物
との混合単量体は、容易に重合して水溶性のアクリルア
ミド系高分子重合体を生成する。
これらの重合体は他の多くの水溶性ビニル化合物重合体
よりも優れた凝集作用を有し、鉱石の沈降、各種産業廃
水の処理及び下水汚泥の脱水などに凝集剤として広く使
用されている。凝集剤として使用されるアクリルアミド
系重合体は、通常は水溶液重合法により単量体濃度5〜
3の重量%で重合反応を行ない、得られた重合体を乾燥
、粉砕することによって製造される。
また凝集剤にあっては重合反応終了後の重合体粘鋼液を
製品とすることもいまいま行なわれている。凝集剤のた
めのこの種の重合体は大きな分子量を有することが好ま
しく、特にノニオン系及びアニオン系の凝集剤の場合は
、1000万以上の分子量を有するものが要求される。
従って重合に用いられる触媒の量は一般に徴量である。
さらに前記の単量体濃度で重合反応を行なうため、特に
高分子量重合体の製造においては反応後期に重合体がゲ
ル状となって、反応が進行し難くなる。これらの理由も
加わって、100%に近い重合率を得ることは一般に困
難であり、通常のアクリルアミド系重合体中には、未反
応のアクリルアミド単量体や0.1重量%ないし数重量
%残存している。アクリルアミド単量体は毒性が強いた
め、未反応のアクリルアミド単量体を含有する製品は公
害防止上問題であり、その使用が制限されている。
例えば浄水場での処理、食品廃水の浄化処理などに使用
される高分子凝集剤は、これに含有されるアクリルアミ
ド単量体の量が0.05重量%以下であるべきことを規
定している国が多い。このため未反応アクリルアミド単
量体を減少又は除去する方法が種々提案されている。例
えば最も確実で単純な方法としては、重合体を溶解しな
いがアクリルアミド単量体のみを溶解する溶剤、例えば
メタノールを用いて洗浄、抽出する方法が知られている
。しかしこの方法は多量の溶剤を必要とし、その回収、
釜残査の処理、操作の煩雑さ、乾燥処理等により、製品
価格が高くなる欠点を有する。またアクリルアミド単量
体と選択的に反応する物質、例えばアンモニア、アミン
等を添加することにより、未反応アクリルアミド単量体
を他の無害な物質に変える方法も知られている(袴公昭
33一2646号公報及び椿関昭50一40689号明
細書参照)。
しかしこの方法は、流動性を有する低い単豊体仕込み濃
度でアクリルアミド系重合体を製造する場合、すなわち
生産性がきわめて劣る場合に限られる。なぜならば1の
重量%以上の高い単量体仕込み濃度においては、アンモ
ニア、アミン等が生成したゲル状重合体中に均一に混合
することが不可能となり、未反応アクリルアミド単量体
と完全に反応し得ないからである。またこれらの物質は
重合体の溶解時に添加しても、カチオン性重合物には好
ましくない。さらに最近では、触媒系として従来から使
用されているレドックス系重合開始剤のほか、アゾ系重
合開始剤を併用することにより、禾反応アクリルアミド
単量体を減少させる方法(特公昭47−2643び烏公
報、袴関昭50一4428び号及び特関昭50一966
8y号各明細書参照)が開発されている。
この方法はかなり改善されたものであるが、分子量の低
下を招くことが多く、アクリルアミド単量体の減少の点
でも不満足である。本発明者らはこれらの従釆法による
欠点を除いた有利な凝集処理剤を開発するため種々研究
した結果、特定の微生物又はその酵素を存在させること
により、アクリルアミド系高分子凝集剤中の未反応アク
リルアミド単量体を実質的に完全に除去しうろことを見
出した。
本発明はこの知見に基づくもので、アクリルアミドの単
独重合体及び/又はアクリルアミドを主成分とする共重
合体、ならびにアクリルアミド単量体分解能を有するノ
カルジア属に属する細菌又はその酵素を有効成分とする
ことを特徴とする、前記重合体中の未反応アクリルアミ
ド単量体を実質的に除去しうるアクリルアミド系高分子
凝集剤である。
さらに本発明は、アクリルアミドの単独重合体及び/又
はアクリルアミドを主成分とする共重合体、ならびにア
クリルアミド単量体分解能を有する/カルジア属に属す
る細菌又はその酵素を有効成分とするアクリルアミド系
高分子凝集剤を、水性溶媒に溶解した形で凝集処理に使
用し、その際前記重合体中の未反応アクリルアミド単量
体が実質的に除去されることを特徴とする、アクリルア
ミド系高分子凝集剤を用いる凝集処理方法である。
本発明に用いられるアクリルアミド系重合体は、アクリ
ルアミドの単独重合体、アクリルアミドを主成分とする
共重合体、その高分子反応による変性物又はこれらの混
合物である。
コモノマーとしては、アクリルアミドと共重合可能なも
のであれば任意の化合物を使用できる。コモノマーとし
ては例えば次のものが用いられる。メタクリルアミド、
(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸の塩、(メタ
)アクリル酸のェステル、(メタ)アクリルアミドのN
−誘導体、(メタ)アクリロニトリル、(メタ)アクロ
レイン、アリルアミン、酢酸ピニル、塩化ビニル、塩化
ビニリデン、ビニルピリジン、ビニルアルキルエーテル
、スチレン及びその譲導体、ビニルスルホン酸及びその
誘導体、これらスルホン酸の塩等。個々には前記のもの
のほか、例えば下記の化合物がコモノマーとして用いら
れる。
(メタ)アクリル酸のェステルとしては、1価又は多価
のアルコール例えばメチル一、エチル−、プロピルー、
プチル−、ヒドロキシェチルー又はヒドロキシプロピル
アルコールのエステル、アミノアルコール例えばジメチ
ルアミノーもしくはジェチルアミノエタ/ール、ジメチ
ルアミノーもしくはジエチルアミノプロパノール又はト
リェタノールアミンのェステル、(メタ)アクリルアミ
ドのN−譲導体としては、(メタ)アクリル酸とアルキ
レンジアミンとのアミド例えばN−ジメチルアミノェチ
ル−又はN−ジェチルアミノプロピルー(メタ)アクリ
ルアミド、さらにNーメチロール−(メタ)アクリルア
ミド又は2−(メタ)アクリルアミドー2−メチルプロ
パンスルホン酸、ビニルアルキルェーテルとしては例え
ばピニルメチルヱーテル又はビニルェチルェーテル、ス
チレン誘導体としては例えばQーメチルスチレン又はビ
ニルトルェン、ビニルスルホン酸誘導体としては例えば
ビニルベンゼンスルホン酸又はビニルトルヱンーQ−ス
ルホン酸。(メタ)アクリル酸ならびにスルホン酸化合
物の塩としては、好ましくはアルカリ金属塩、水溶性ア
ルカリ土類金属塩又はアンモニウム塩、特にナトリウム
塩があげられる。
アミ/基を有するコモノマー、例えば(メタ)アクリル
酸のアミノアルキルェステル又はN−ジアルキルアミノ
アルキル−(メタ)アクリルアミド等は、例えば酸、塩
化アンモニウム、ジメチル硫酸、ジヱチル硫酸、塩化メ
チル等を作用させてその四級アンモニウム化合物に導い
たものを用いることもでき、共重合したのちに四級化し
てもよい。前記のコモノマーは、得られる共重合体の性
質例えば水溶性、/ニオン性、アニオン性又はカチオン
性などに応じて適宜選択され、単独で又は2種以上混合
してアクリルアミドと共重合させることができる。
アクリルアミドの単独重合及び共重合は、任意の公知の
方法及び条件を用いて行なうことができる。
アニオン性重合体は。例えばポリアクリルアミドを部分
的に加水分解するか、あるいはコモノマーとして(メタ
)アクリル酸、スルホン酸化合物又はこれらの酸の塩を
使用することにより製造される。カチオン性重合体は、
例えばアミノ基含有コモノマーの四級アンモニウム化合
物を用いるか、あるいは重合体中のアミノ基を四級化す
ることにより製造される。またポリアクリルアミドの四
級化方法は、例えば椿関昭51一126293号明細書
に記載されている。これら重合体の分子量は一般に50
方以上、好ましくは500万〜1000方であり、ノニ
オンについては1000万〜1500万が好ましい。本
発明者らは先に、土壌、井戸水などからアクリルアミド
単量体の分解館及び資化能を有する数種の細菌を分離し
、そのうちNo.10021号細菌は特に高い活性を有
することを見出した。No.10021号細菌はノカル
ジア属に属し、徴工研菌寄第3451号として寄託され
ており、その分類学的ならびに生理学及び生化学的性質
は、特豚昭51一2002叫号(特公昭60−3び号公
報参照)及び樽膿昭51一1507紙号明細書(特関昭
53一76508号公報参照)に詳しく記載されている
前記明細書に記載の性質を有するNo.10021号細
菌はその近緑菌及び変異株を含めて、本発明においても
「アクリルアミド単童体分解能を有する/カルジア属菌
」と呼ぶことにする。すなわちアクリルアミド単量体分
解能を有する限り、No.10021号細菌のほかその
近緑菌及び変異株を本発明に使用することができる。こ
れら細菌と同様にその酵素も用いられる。
酵素の抽出、分離、精製等は特磯昭51−2002計号
明細書に記載の方法によって行なうことができる。本発
明においては粗酵素を用いてもよい。本発明の凝集剤は
、前記の成分のほか普通の添加物、例えば重合体の熱劣
化防止剤、溶解助剤等を含有することができる。
公知の方法により製造された高分子量のアクリルアミド
系重合体は、前記のように0.1重量%ないし数重量%
の未反応アクリルアミド単量体を含有している。
従って前記定義のアクリルアミド分解館を有するノカル
ジア属菌又はその酵素の使用量は、重合体中に残存して
いるアクリルアミド単量体の量により若干異なる。No
.10021号細菌の場合は、アクリルアミド系重合体
に対し通常は0.001〜5重量%、好ましくは0.0
1〜1重量%の量で添加される。酵素はアクリルアミド
単量体の分解活性が菌体の場合に比して濃縮されている
ので、酵素の使用量は一般に細菌の量の1/2〜1/4
で足りる。本発明の凝集剤は、アクリルアミドの単独重
合体、高分子反応による変性物、共重合体又はこれらの
混合物に、前記の細菌又はその酵素を所望により基質を
一部残した乾燥物として、普通の粉体混合法により混合
することによって、製品が液状品の場合は細菌又は酵素
をそのまま添加混合することによって製造することがで
きる。
こうして製造された凝集剤混合物は常温又は冷時保存す
ることが好ましく、酵素の安定剤を添加することもでき
る。本発明の凝集剤は、普通のアクリルアミド系凝集剤
と同様の方法で、水及び水溶液中の固体物質を凝集させ
て分離するため、例えば鉱石の沈降、各種産業廃水の処
理、下水汚泥の脱水その他の凝集処理のために使用する
ことができる。凝集剤は使用時に水性溶媒例えば水又は
塩類を含有する水に通常0.1〜5重量%の重合体濃度
に溶解される。乾燥状態にある本発明の凝集剤では、前
記細菌の菌体酵素のアクリルアミド分解活性は一般に発
揮されないが、使用時に水などに溶解するにあたり凝集
剤溶液中に存在するアクリルアミド単量体が、この溶液
中で常温において比較的短時間に、通常は数時間以内に
酵素の作用により効果的に分解される。従って本発明の
凝集剤の好ましい態様においては、アクリルアミド系重
合体と前記細菌又はその酵素とを別個に貯蔵し、そして
使用時に両者を一緒にする。
この場合アクリルアミド系重合体と細菌又はその酵素と
を混合して又は任意の順序で別個に水性溶媒に加えて溶
解するか、あるいは重合体溶液に細菌又はその酵素を加
えることができる。操作上の便宜から、両者を混合した
のち溶解することが好ましい。この方法は特に製品が液
状の場合、高温貯蔵による変質のおそれがある場合など
に適用される。こうして高温貯蔵などによる変質のおそ
れを防止することができる。また菌体乾燥物を使用する
場合には、溶解時及び処理時に通気しながら蝿拝すると
、短時間で目的を達成できる。本発明による前記定義の
アクリルアミド単量体分解能を有するノカルジア属菌又
はその酸素を併用することにより、重合体に含まれる未
反応アクリルアミド単量体を簡単にかつ実質的に完全に
除去することができる。
前記細菌又はその酸素はノニオン系、アニオン系及びカ
チオン系のすべての型の凝集剤に使用可能で、その凝集
性能に対し不利な影響を全く与えず、凝集剤溶液の粘度
もほとんど変化しない。本凝集剤は従来公知の凝集剤と
同様の方法で使用できる。下記実施例中の部及び%は重
量に関する。
アクリルアミド単量体の定量は、次のようにしてガスク
ロマトグラフイ一により行なった。重合体及び凝集剤の
水溶液について、パーキン・ェルマー・ガスクロマトグ
ラフF−11を用い、クロモソルブを担体とし、カラム
(ガラス製lm)の温度170℃、注入温度200℃及
びN2ガス30肌【/分の条件で、FID検出器により
約6分のIJテンンションタィムに見られるピークを定
量曲線から計測した。また菌体又は酵素の添加混合によ
る凝集性能への影響の有無を調べるため、通常行なわれ
る凝集性測定法により、菌体又は酵素を添加混合し凝集
剤と無添加のものとの性能の差異を調べ、そして簡易的
に性熊査差を調べるために粘度をB型粘度計で測定した
。実施例 1 アニオン系凝集剤: 加水分解度15%のポリアクリルアミド部分加水分解物
粉末(分子量1200万、未反応アクリルアミド単量体
5000pHを含有する。
)1礎織こ、No.10021号細菌の乾燥菌体0.0
2部を混合して凝集剤とした。このポリアクリルァミド
部分加水分解物は、0.1%溶液(横浜市水使用)の粘
度が35比pであった。この凝集剤を0.1%の濃度に
なるように、水道水に室温で損梓下に溶解した。
約2時間でほぼ完全に溶解し、このときの水溶液の粘度
は32&pであった。溶解直後の水溶液中のアクリルア
ミド単量体の量は測定限界以下であって、実質的にO脚
であった。実施例 2 ノニオン系凝集剤: ポリアクリルアミド粉末(加水分解度0.5%、分子量
約1200万、未反応アクリルアミド単量体800の血
を含有する)1碇都‘こNo.10021号細菌の粗酵
素粉末0.01部を混合して凝集剤とした。
このポリアクリルアミドは1%溶液(横浜市水使用)の
粘度が280比pであった。この凝集剤を1%の濃度と
なるように、水道水に室温で縄梓下に溶解した。
約2時間でほぼ完全に溶解し、このときの水溶液の粘度
は280比pであった。溶解直後の水溶液中のアクリル
アミド単量体の量は実質的にO脚であった。前記と同様
にして、酸素の代わりに乾燥菌体0.05部を用い、通
気蝿梓下に溶解すると、1.5時間後にほぼ完全に溶解
した。
粘度は280比pで変化しなかった。溶解直後のアクリ
ルァミド単量体の量はO脚であった。実施例 3カチオ
ン系凝集剤: アクリルアミド80%及びジメチルアミノェチルメタク
リレート硫酸塩20%からの共重合体粉末(未反応アク
リルアミド単量体5000柳を含有する)10部に、N
o.10021号細菌の乾燥菌体0.1部を混合して凝
集剤とした。
この共重合体は1%溶液の粘度が60比pであった。こ
の凝集剤を1%の濃度となるように、水道水に室温で健
枠下に熔解した。
約1時間でほぼ完全に溶解し、このときの水溶液の粘度
は62&pであった。溶解直後の水溶液中のアクリルア
ミド単量体の量を測定すると、ほとんど検出されなかっ
た。この凝集剤の下水汚泥に対する凝集脱水性能は、菌
体無添加のものに比して有意差が全く認められなかった
実施例 4 カチオン系凝集剤: アクリルアミド50%及びトリメチルアミノヱチルメタ
クリレート塩化物50%からの共重合体粉末(未反応ア
クリルァミド単量体3500脚を含有する)1庇部‘こ
、No.10021号細菌の乾燥菌体0.05部を混合
して凝集剤とした。
この共重合体は、1%溶液の粘度が150比pであった
。この凝集剤を0.5%の濃度となるように、水道水に
室温で麓梓下に溶解した。
約1時間後でほぼ完全に熔解し、このときの水溶液の粘
度は55比p、アクリルアミド単量体の量はO脚であっ
た。
この凝集剤の下水汚泥に対する凝集脱水性能は、菌体無
添加のものに比して有意差が全く認められなかった。実
施例 5 アクリルアミド50%及びトリメチルアミノェチルメタ
クリレート・メチル硫酸塩50%よりなる共重合体の3
0%水溶液(粘度約50万cp)100部を、3び音量
の水道水に溶解し、この際NO.10021号細菌の粗
酵素粉末0.3部を混合した。
約30分でほぼ均一な水溶液が得られ、その粘度は5比
pであった。熔解直後のアクリルアミド単量体の量はほ
とんどO脚であった。なお粗酵素を添加しないで共重合
体のみを溶解した場合のアクリルアミド単量体の濃度は
50の岬であった。両溶液の下水汚泥に対する脱水性能
を比較したところ、有意差は全く認められなかった。実
施例 6 カチオン変性率20%のポリアクリルアミド部分マンニ
ッヒ反応生成物の10%水溶液(粘度8万cp)100
部を10倍量の水道水に溶解し、この際No.1002
1号細菌の乾燥菌体0.1部を混合した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アクリルアミドの単独重合体及び/又はアクリルア
    ミドを主成分とする共重合体、ならびにアクリルアミド
    単量体分解能を有するノカルジア属に属する細菌又はそ
    の酵素を有効成分とすることを特徴とする、前記重合体
    中の未反応アクリルアミド単量体を実質的に除去しうる
    アクリルアミド系高分子凝集剤。 2 アクリルアミドの単独重合体及び/又はアクリルア
    ミドを主成分とする共重合体、ならびにアクリルアミド
    単量体分解能を有するノカルジア属に属する細菌又はそ
    の酵素を有効成分とするアクリルアミド系高分子凝集剤
    を、水性溶媒に溶解した形で凝集処理に使用し、その際
    前記重合体区の未反応アクリルアミド単量体が実質的に
    除去されることを特徴とする、アクリルアミド系高分子
    凝集剤を用いる凝集処理方法。 3 使用の直前に、アクリルアミドの単独重合体及び/
    又はアクリルアミドを主成分とする共重合体と、アクリ
    ルアミド単量体分解能を有するノカルジア属に属する細
    菌又はその酵素とを、水性溶媒に溶解することを特徴と
    する、特許請求の範囲第2項に記載の方法。
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