JPS6029518Y2 - さく孔機 - Google Patents

さく孔機

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Publication number
JPS6029518Y2
JPS6029518Y2 JP1975108895U JP10889575U JPS6029518Y2 JP S6029518 Y2 JPS6029518 Y2 JP S6029518Y2 JP 1975108895 U JP1975108895 U JP 1975108895U JP 10889575 U JP10889575 U JP 10889575U JP S6029518 Y2 JPS6029518 Y2 JP S6029518Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod
bit
drilling
guide frame
rock
Prior art date
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Expired
Application number
JP1975108895U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5222402U (ja
Inventor
直作 田口
Original Assignee
三井造船株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三井造船株式会社 filed Critical 三井造船株式会社
Priority to JP1975108895U priority Critical patent/JPS6029518Y2/ja
Publication of JPS5222402U publication Critical patent/JPS5222402U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、さく岩槻により駆動され先端にビットが取り
付けられたロッドによりさく孔を行うさく孔板に関する
一般的に、さく孔板はガイドフレームに取り付けられた
さく岩槻の駆動力をロッドを介してビットに伝達して、
さく孔を行なっている。
これを第1図に従い説明すると、さく岩槻1は縦型のガ
イドフレーム2に上下方向に移動可能に取り付けられて
おり、このさく岩槻1の出力軸IAには先端にビット3
が取り付けられた縦長のロッド4が接続されている。
このガイドフレーム2は台車5に支持部材6A、6Bを
介して取り付けられており、液圧シリンダの作用により
俯仰、横傾斜およびスライド可能とされている。
前記さく岩槻1には打撃回転用およびブロー用の空気供
給ホース7.8が接続されて、この空気力による駆動力
をロッド4を介してビット3に伝達すると共に、さく岩
槻1にはガイドフレーム2に取り付けられた送りモータ
9の駆動力がチェーン等を介して伝えられてガイドフレ
ーム2に沿って下方に移動されることによりさく孔作業
が行なわれる。
この種のさく孔板においては作業時の騒音が著しく大き
いことが問題になっているので、さく岩槻1の排気を消
音機10に導き排気騒音の低減を計っているものもある
しかし、さく孔板によって発生する騒音は排気音の他に
、さく岩槻1がロッド4を打撃する場合に発生する打撃
音が著しく大きく、この打撃音には高周波音を含んでい
るために特に人体に不快な感じを与える。
これに対しては従来有効な騒音拡散防止策はとられてい
なかった。
さらにこの種のさく孔板の他の大きな問題点としては、
ビット3部の青粉を取り除くためロッド4内を貫通する
孔からビット3部への空気を送り青粉を吹き上げるので
、この粉塵拡散によって周囲の人体、家屋が被害を被る
この粉塵拡散防止対策としては従来、2つの割の殻状で
その合わせ部にロッド4の通過穴を有する集塵箱11を
使用してさく孔部を被い、この集塵箱11内の粉塵を大
径のホース12で集塵器13へ導き粉塵を吸引除去して
いた。
しかし、この様な集塵箱では密封度が低いために集塵効
果が低く、さく孔板の移動に際しては集塵箱11および
ホース12の取扱が煩雑で多大な人手と時間を要するも
のであった。
本考案はこのような事実を考慮し、騒音と粉塵の拡散を
防止して作業者および周囲の環境を害することのないさ
く孔板を提供するものである。
本考案に係るさく孔板は、下部接地端が可撓性材料によ
り形成された遮音箱をさく岩槻およびさく岩槻の出力軸
に接続されかつ先端にビットが取り付けられるロッドと
を被う細長形状とし、前記ロッドおよびビットの通過孔
を有する隔壁により前記遮音箱を上下室に分離して上室
にはさく岩槻を、下室にはビットをそれぞれ収容し、消
音排気口を前記上室に設け、集塵機へと接続される開口
を前記下室に設け、前記隔壁の通過孔と前記ロッドとの
間隙を選択的に開閉可能とする分割されたシール部材と
を設けて、さく岩槻およびロッド等から発生する騒音の
拡散を遮音箱により防止し、ビット部の粉塵を下室に設
けた開口より集塵機へ導き粉塵の飛散を防止するもので
ある。
以下本考案に係るさく孔板の実施例を図面に従い説明す
る。
第2図ないし第5図において、さく孔板はさく孔作業を
するためのさく岩槻1およびロッド4と、このさく岩槻
1を支持しさく孔方向を所定方向とするためのガイドフ
レーム2および台車5と、さく孔板から発生する騒音、
粉塵の拡散を防止するための遮音箱21とにより構成さ
れている。
前記さく岩槻1は縦長のガイドフレーム2にこれに沿っ
て上下動可能に取り付けられ、このさく岩槻の出力軸1
Aには先端にビット3が固着された中空細長状のロッド
4が接続されている。
このさく岩槻1が取り付けられたガイドフレーム2は支
持部材6A、6Bを介して台車5に取り付けられると共
に液圧シリンダにより台車5に対して任意の角度をもっ
て固定され得ることにより、ガイドフレーム2に取り付
けられたさく岩槻1もこれによって任意の角度とされて
、さく孔の方向が自由に変えられる。
このさく岩槻1にはガイドフレーム2に固着された送り
モータ9の出力がチェーンを介して伝達されたガイドフ
レーム2に沿って所定距離移動可能とされてさく孔作業
の送りがなされる。
一方、さく岩槻1は打撃、回転用およびブロー用の2本
の空気供給管22.23と連結されているが、この空気
供給管22.23はガイドフレーム2の長手方向略々中
央部に支持されるとともに、可撓性の空気供給ホース2
2A、23Aを介して前記さく岩槻1に連通されている
この空気供給ホース22A、23Aはさく岩槻1の上方
においてガイドフレーム2に沿って移動可能に取り付け
られた滑車24に巻き掛けられて所定の張力のもとにお
かれている。
前記ガイドフレーム2に取り付けられた前記滑車24は
さく岩槻1がガイドフレーム2に沿って距離L(第3図
参照)だけ移動する間にこれと同り 方向にiだけ移動可能とされて供給ホース22A、23
Aを常にたるみなく支持している。
前記ガイドフレーム2の下端には支脚25が取り付けら
れ、またガイドフレームの下端付近にはさく孔の初期に
ロッド4のふれを防止するロッドガイド26が取り付け
られている。
ロッドガイド26は第5図に示す様に作動シリンダ26
Aにより開閉可能とされている。
前記遮音箱21には下端が開口した縦型断面略矩形の薄
肉形状で、前記ガイドフレーム2、さく岩槻1、ロッド
4、滑車24を覆う大きさに形成され内壁に吸音部材が
設けられている。
この遮音箱21は下部31が可撓性材料のベローズ状に
形成され、下端部31Aは被さく孔岩盤の表面に接して
いる。
前記遮音箱21内の下方には隔壁33が取り付けられて
このガイドフレーム21上室34、下室35に分離して
いる。
この隔壁33の中央部にはロッド4およびビット3の通
過可能な開口32が形成されている。
この隔壁33の直上には、この隔壁33の開口32とロ
ッド4との間隙を閉止するためのシール部材36が設け
られている。
このシール部材36は2つ割りとされその接合面にロッ
ド4に当接する切り欠きが形成されると共に、レバー3
7により開口32を選択的に閉止、開放可能とされてい
る。
前記上室34にはその側壁に沿って縦細長の排気消音通
路38が形成されている。
この通路38は下端開口38Aを介して上室34と、上
端開口38Bを介して外気と、それぞれ連通されている
また、通路38には吸音材が設けられるとともに多数の
じゃま板(図示省略)が設けられ、さく岩槻1の排気を
開口38Aから導入して開口38Bより大気へ放出する
と共に、さく岩槻1の排気音、打撃音が消音されるよう
にされている。
一方前記下室35の一側壁には開口39が形成され、こ
の間口39には集塵ホース41が接続され、こホース4
1の他端は台車5上に設置された集塵機42へと接続さ
れている。
前記上室34の側壁の一部34Aはさく岩槻1等の点検
用の扉を構成腰一端が遮音箱21に固着された蝶番43
の他端が固着されて回動可能に支持され、液圧シリンダ
44により開扉可能とされている。
また遮音箱21には必要により、外部からさく岩槻の位
置を判別するための指示装置を取り付け、又上室34に
はロッド4の継足し用予備ロンドの収納交換室装置を設
置することも可能である。
以上のように本考案に係るさく孔板は、さく岩槻及びさ
く巻機出力軸を包囲する遮音箱の下端を可撓性材料によ
り形成するので遮音箱下端が被さく孔岩盤表面へ密着し
て遮音箱外への騒音拡散を防ぎ遮音箱には隔壁を設けて
遮音箱を上下室に分離するのでロッド先端のビット部か
ら発生する粉塵を下室へ閉じ込めて粉塵の拡散を防ぐこ
とができ、王室へは下室の粉塵が入り込むことはないの
でさく岩槻で発生する騒音を防止することのみを考慮す
ればよく効果的な消音が可能である。
さらに遮音箱を上下室に分離する隔壁にはロッド及びビ
ット用の通過孔とロッドとの間隙を選択的に開閉可能と
するシール部材を複数個に分割して設けたので、必要時
にこの間隙を開放してビットを通過させることができ、
掘さく時にのみこの間隙を閉止して粉塵が上室へ至るの
を確実に阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のさく孔板を示す正面図、第2図は本考案
に係るさく孔板を示す一部断面正面図、第3図は同断面
側面図、第4図は第3図IV−IV線に沿う断面図、第
5図は第3図■−■線に沿う断面図である。 1・・・・・・さく岩槻、IA・・・・・・さく巻機出
力軸、3・・・・・・ビット、4・・・・・田ツド、2
1・・・・・・遮音箱、32・・・・・・開口、33・
・・・・・隔壁、34・・・・・・上室、35・・・・
・・下室、36・・・・・・シール部材、38A、39
・・・・・・開口、42・・・・・・集塵機。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. さく岩槻のガイドフレームと一体に構成されさく岩槻と
    このさく岩槻の出力軸に接続されかつ先端にビットが取
    り付けられるロッドとを包囲し下部接地端が可撓材によ
    り形成された遮音箱をさく岩槻を包囲する上室とビット
    を包囲する下室とに分離しかつ前記ロッドおよびビット
    の通過孔を有する隔壁と、前記下室に設けられ集塵機へ
    と接続された開口と、複数個に分割されて前記隔壁の通
    過孔と前記ロッドとの間隙を選択的に開閉可能としたシ
    ール部材と、を有するさく孔板。
JP1975108895U 1975-08-06 1975-08-06 さく孔機 Expired JPS6029518Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1975108895U JPS6029518Y2 (ja) 1975-08-06 1975-08-06 さく孔機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1975108895U JPS6029518Y2 (ja) 1975-08-06 1975-08-06 さく孔機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5222402U JPS5222402U (ja) 1977-02-17
JPS6029518Y2 true JPS6029518Y2 (ja) 1985-09-05

Family

ID=28590074

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1975108895U Expired JPS6029518Y2 (ja) 1975-08-06 1975-08-06 さく孔機

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57183452U (ja) * 1981-05-12 1982-11-20

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4828301A (ja) * 1971-07-19 1973-04-14 Ilmeg Ab
JPS4937801A (ja) * 1972-08-11 1974-04-08

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4828301A (ja) * 1971-07-19 1973-04-14 Ilmeg Ab
JPS4937801A (ja) * 1972-08-11 1974-04-08

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JPS5222402U (ja) 1977-02-17

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