JPS6029495Y2 - 擁壁 - Google Patents
擁壁Info
- Publication number
- JPS6029495Y2 JPS6029495Y2 JP7020981U JP7020981U JPS6029495Y2 JP S6029495 Y2 JPS6029495 Y2 JP S6029495Y2 JP 7020981 U JP7020981 U JP 7020981U JP 7020981 U JP7020981 U JP 7020981U JP S6029495 Y2 JPS6029495 Y2 JP S6029495Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blocks
- retaining wall
- spacer
- crushed stone
- block
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Retaining Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
係合用切欠をもつコンクリート製杆体を井桁に組上げ、
内部空間に砕石を充填して築造される擁壁は水吐けがよ
く強度および外観がすぐれており、杆体の結合の態様に
ついては種々の形式のものが知られている。
内部空間に砕石を充填して築造される擁壁は水吐けがよ
く強度および外観がすぐれており、杆体の結合の態様に
ついては種々の形式のものが知られている。
本案は上記井桁構造のものと同様の外観をもつと共に充
分高い強度をもつ擁壁を井桁構造のものより少ない労力
の下に工期を短縮して築造し得るようにすることを目的
とするもので、以下図について説明する如く、各頂点よ
り立上る間座部をもつ３角形の枠状ブロックとキーとし
て作用する杆体とを使用して擁壁を築造させるものであ
る。
分高い強度をもつ擁壁を井桁構造のものより少ない労力
の下に工期を短縮して築造し得るようにすることを目的
とするもので、以下図について説明する如く、各頂点よ
り立上る間座部をもつ３角形の枠状ブロックとキーとし
て作用する杆体とを使用して擁壁を築造させるものであ
る。
第１図において、１は３辺が３角形枠を形成しつつ連な
るブロック、２は水平方向に隣り合うブロック間に介在
された上下方向の杆体、３は内部空間に充填された砕石
である。
るブロック、２は水平方向に隣り合うブロック間に介在
された上下方向の杆体、３は内部空間に充填された砕石
である。
第２図はブロック１と杆体２との係合関係を示すため砕
石を除いて示す斜視図、第３図はブロック１上に設けら
れた間座部の詳細を示す斜視図である。
石を除いて示す斜視図、第３図はブロック１上に設けら
れた間座部の詳細を示す斜視図である。
ブロック１は、その３個の頂点部より立上る間座部４．
５．６を持ち、これらの間座部を衝合部としつつ第２
図に示す如く積上げられる。
５．６を持ち、これらの間座部を衝合部としつつ第２
図に示す如く積上げられる。
３個の間座部４．５．６のうち、２個の間座部４，５は
前面側のもの、他の１個の間座部６は尾端側のものであ
る。
前面側のもの、他の１個の間座部６は尾端側のものであ
る。
前面側の間座部４，５の外側面上にはキーとして作用す
る杆体２（第１図および第２図参照）が嵌入係合する上
下方向の円筒面７，８が設けられ、尾端側間座部６の上
面には位置決め用の突起９が設けられている。
る杆体２（第１図および第２図参照）が嵌入係合する上
下方向の円筒面７，８が設けられ、尾端側間座部６の上
面には位置決め用の突起９が設けられている。
突起９は他のブロックにおける尾端側間座部の下面に設
けられた凹所に係合させられる。
けられた凹所に係合させられる。
１０．１１は前面側の間座部４．５にあけられたボルト
挿通孔で、相隣るブロックｌａ、ｌｂは、第５図に示す
如く、これらの孔１０．１１および杆体２上の孔１２を
通るボルト１３およびそれに嵌合するナツト１４により
締付けられる。
挿通孔で、相隣るブロックｌａ、ｌｂは、第５図に示す
如く、これらの孔１０．１１および杆体２上の孔１２を
通るボルト１３およびそれに嵌合するナツト１４により
締付けられる。
嵌体２と間座部４，５との間の衝合は円筒面対円筒面の
関係にあるので、ブロック１ａｉｂは彎曲した前面を擁
壁に与える如く配置することができる。
関係にあるので、ブロック１ａｉｂは彎曲した前面を擁
壁に与える如く配置することができる。
杆体２は、運搬および施工の面よりしてあまり長くない
ものとされ、所定の高さの擁壁を築造するため適宜重ね
合せて使用される。
ものとされ、所定の高さの擁壁を築造するため適宜重ね
合せて使用される。
このものは一つの平面上に分布するブロック群と他の一
つの平面上に分布するブロック群との間に相対的移動が
起らないようにする要素である。
つの平面上に分布するブロック群との間に相対的移動が
起らないようにする要素である。
ブロック１の３辺１５，１６．１７のうち、擁壁の前面
側にくる辺１５は、砕石３の流出を阻止するため、他の
２辺１６．１７より高さが高いものとされている。
側にくる辺１５は、砕石３の流出を阻止するため、他の
２辺１６．１７より高さが高いものとされている。
（辺１５の断面形は第４図の左方下部に点線を付加して
示される。
示される。
）杆体２は前面側の辺１５の両端にある間座部４．５と
共働してブロック層間にづれが発生するのを防止するキ
ーとしての作用と必要に応じ彎曲する前面を擁壁に与え
る作用とを行うものであると共に、このものはブロック
の積上げを行う際にクレーン車よりブロックが降される
位置を指示する作用を行う。
共働してブロック層間にづれが発生するのを防止するキ
ーとしての作用と必要に応じ彎曲する前面を擁壁に与え
る作用とを行うものであると共に、このものはブロック
の積上げを行う際にクレーン車よりブロックが降される
位置を指示する作用を行う。
すなわち、ブロックは２本の杆体間に該杆体により案内
されつつ下降させられればよいのである。
されつつ下降させられればよいのである。
以上において説明した本案によるものの特長は、使用す
る部品の主なものはブロック１、杆体２、ボルト１３お
よびナツト１４で部品点数が極めて少いこと、杆体２が
充分大きな強度を与えること、施工を道路側において容
易に行い得ることにある。
る部品の主なものはブロック１、杆体２、ボルト１３お
よびナツト１４で部品点数が極めて少いこと、杆体２が
充分大きな強度を与えること、施工を道路側において容
易に行い得ることにある。
第１図は本案による擁壁の正面図、第２図は第１図に示
すものの３角形枠状のブロックとそれらの間に介在され
る杆体との関係を示す斜視図、第３図、第４図は上記３
角形枠状ブロツクの斜視図および側面図、第５図は上記
ブロックおよび杆体の連結状態を示す断面図である。 １・・・・・・３角形枠状のブロック、２・・・・・・
杆体、３・・・・・・砕石、４．５．６・・・・・・間
座部、７，８・・・・・・円筒面、９・・・・・・突起
、１０，１１・・・・・・間座部４，５におけるボルト
の挿通孔、１２・・・・・・杆体におけるボルトの挿通
孔、１３・・・・・・ボルト、１４・・・・・・ナツト
、１５，１６，１７・・・・・・３角形枠状ブロツクの
３辺。
すものの３角形枠状のブロックとそれらの間に介在され
る杆体との関係を示す斜視図、第３図、第４図は上記３
角形枠状ブロツクの斜視図および側面図、第５図は上記
ブロックおよび杆体の連結状態を示す断面図である。 １・・・・・・３角形枠状のブロック、２・・・・・・
杆体、３・・・・・・砕石、４．５．６・・・・・・間
座部、７，８・・・・・・円筒面、９・・・・・・突起
、１０，１１・・・・・・間座部４，５におけるボルト
の挿通孔、１２・・・・・・杆体におけるボルトの挿通
孔、１３・・・・・・ボルト、１４・・・・・・ナツト
、１５，１６，１７・・・・・・３角形枠状ブロツクの
３辺。
Claims (1)
- 頂点部のおのおのより立上る間座部４．５．６をもち３
辺１５，１６．１７が３角形枠を形成しつつ連なると共
に３辺１５，１６．１７のうち擁壁の前面側にくるべき
一辺１５が砕石３の逸出防止周辺とされ、上記の間座部
４，５．６のうち砕石３の逸出防止周辺１５の両端に位
置する間座部４．５上に上下方向の円筒面７，８をもつ
ブロック１が積上げられ、水平方向において相隣るブロ
ック１ａ、１ｂが該ブロックの間座部４，５上の円筒面
７，８に対し円筒面対円筒面の状態下の嵌合係合をする
杆体２を介在させつつボルト１３およびナツト１４によ
り連結され、積上られたブロック群の内部空間に砕石３
が充填されていることを特徴とする擁壁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7020981U JPS6029495Y2 (ja) | 1981-05-15 | 1981-05-15 | 擁壁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7020981U JPS6029495Y2 (ja) | 1981-05-15 | 1981-05-15 | 擁壁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57184158U JPS57184158U (ja) | 1982-11-22 |
| JPS6029495Y2 true JPS6029495Y2 (ja) | 1985-09-05 |
Family
ID=29866044
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7020981U Expired JPS6029495Y2 (ja) | 1981-05-15 | 1981-05-15 | 擁壁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6029495Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-05-15 JP JP7020981U patent/JPS6029495Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57184158U (ja) | 1982-11-22 |
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