JPS6029317Y2 - 交直切換電源装置 - Google Patents

交直切換電源装置

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JPS6029317Y2
JPS6029317Y2 JP17279579U JP17279579U JPS6029317Y2 JP S6029317 Y2 JPS6029317 Y2 JP S6029317Y2 JP 17279579 U JP17279579 U JP 17279579U JP 17279579 U JP17279579 U JP 17279579U JP S6029317 Y2 JPS6029317 Y2 JP S6029317Y2
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JP
Japan
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power supply
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relay
circuit
inverter circuit
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JP17279579U
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JPS5689629U (ja
Inventor
昭夫 小林
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澤藤電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、交直切換電源装置、特に車輌に搭載される冷
蔵庫用圧縮機を交直各電源にて切換使用し得る如き交直
切換電源装置に関するものである。
一般に電気振動型圧縮機は小型、軽量でしかも運転効率
が良い等の理由から、家庭用の冷蔵庫は勿論のこと、自
動車、モータ・ボート等に搭載される冷蔵庫用としても
使用されている。
しかし自動車の電源はバッテリーであるため直流を交流
に変換するためのインバータ回路を必要としている。
したがって上記冷蔵庫用圧縮機の電源装置としては交流
電源及び直流電源のいずれも駆動し得るような交直切換
電源装置が考慮されており、一例として第1図図示の如
きものがある。
第1図において、1は変成器、2は冷蔵庫用圧縮機、3
は該冷蔵庫用圧縮機2により冷却される冷蔵庫の温度制
御を行なうサーモスタット、4はインバータ回路、5は
出力巻線、6は交流入力巻線、7はインバータ出力端子
側巻線、7−1は該巻線7の中間タップ、8は帰還巻線
、9は交流駆動用の回路と直流駆動用の回路とを切換え
るリレ−装置、10,13,16は夫々前記リレー装置
9における直流側接点、11,14.17は夫々上記リ
レー装置9における交流側接点、12,15.18は夫
々上記リレー装置における可動接点、19は上記リレー
装置におけるリレー巻線、C2はインバータ回路4にお
ける変動電圧を平滑化する平滑コンデンサを夫々表わし
ている。
そして冷蔵庫用圧縮機2を交流電源にて駆動する場合、
リレー装置9のリレー巻線19が付勢されて可動接点1
2,15.18が夫々交流側接点11.14,17に接
続され、図示交流端子a1−交流入力巻線6−交流側接
点11−可動接点12−サーモスタット3−可動接点1
5−交流側接点14−交流端子a2なる回路によって交
流入力巻線6に交流電圧が供給される。
したがって変成器1を介して出力巻線5に交流電圧が生
じ冷蔵庫用圧縮機2を駆動する。
一方、上記圧縮機を直流電源で駆動する場合には、リレ
ー装置9において各可動接点12,15.18が復帰し
ているため、直流電源の正端子■−直流側接点13−可
動接点15−サーモスタット3−可動接点12−直流側
接点10−インバータ回路4−インバータ出力端子側巻
線7の中間タップ7−1−直流電源の負端子○なる回路
が形成され、インバータ回路4におけるトランジスタQ
□、Q2が交互にオン・オフを繰り返し、インバータ出
力端子側巻線7に対して交流電圧が供給される。
モして変成器1を介して出力巻線5に交流電圧が生じ、
冷蔵庫用圧縮機2が駆動される。
なお帰還巻線8は周知の如く上記トランジスタQ1.Q
2のスイッチングを制御するためのものである。
またリレー装置9における直流側接点16と交流側接点
17と可動接点18とは直流電源により圧縮機2を起動
せしめる際にインバータ回路4のトランジスタQ□、Q
2に対して起動電流を供給せしめるためのものである。
しかしながら上記した従来装置にあっては、■ 交直切
換をリレー装置9内に相対峙した接点間で行なっている
ため前記各接点間の耐電圧が破壊され易い難点をもって
おりこれを解決することが望まれる。
■ 更にサーモスタットを直流電源駆動時と交流電源駆
動時とで切換える必要があるが、サーモスタット内に2
つの接点をもたせ直流電源駆動時と交流電源駆動時とで
夫々の接点を利用するようにすれば、上記交直切換リレ
ー内の接点を用いて切替える必要がなくなる。
しかし、2つの接点をもつサーモスタットを用いること
は、高価となりかつ温度設定がきわめて面倒なこととな
る。
このために単一の接点をもつサーモスタットを用い、直
流電源駆動時には直流入力回路を開閉し、交流電源駆動
時には第1図図示の出力巻線5からの出力回路を開閉す
るようにして、切替リレー接点間において高電圧と低電
圧、とが対向しないようにすることが望まれる。
本考案は上記各欠点を解決することを目的としてなされ
たものであり、相対峙した接点間隙によって交直両電源
を切換えすることなくリレー装置を分割し、圧縮機の作
動を停止させる場合には、交流電源駆動時にあっては2
次側出力巻線回路を切ることとし、一方、直流電源駆動
時にあってはインバータの入力側電源を切ると同時に2
次側出力巻線回路をも切るようにし、あわせて温度検知
制御部を電子回路化して効率の良い交直切換電源装置を
提供することを目的としている。
以下図面を参照しつつ実施例を説明する。
第2図は本考案−実施例であり、温度検知制御部にサー
モスタットを用いた場合を示す。
第3図は本考案の他の実施例であり、温度検知制御部を
検知用サーミスタと電子回路化されたシュミット回路に
よって構成した場合を示す。
第2図において9−1.9−2は夫々第1のリレー及び
第2のリレーを示し第1図図示リレー装置9に相当する
10ないし15は第2のリレー9−2内にある固定接点
であり、とりわけ接点11.12は出力巻線5に接続さ
れる。
16ないし21は第1のリレー9−1内にある固定接点
であって交流電源の開放に夫々役立つ。
22ないし25は上記各リレー内の可動接点、26は第
2のリレーにもうけた付勢巻線、27は第1のリレーに
もうけた付勢巻線、28,29はダイオード、30は過
電流リレー、C3はコンデンサ、他の符号は第1図の符
号に対応したものを夫々表わしている。
冷蔵庫用圧縮機2を交流電源で駆動する場合、交流電源
が端子a1.a2に印加されるため第1のリレー9−1
内にある付勢巻線27が励磁されて可動接点24.25
を反転し固定接点17.20に接触する。
ここで可動接点24の反転によって直流電源回路は遮断
され、一方、可動接点25の反転は交流回路を形威し交
流入力巻線6に交流電圧が供給され、変成器1を介して
出力巻線5に交流電圧が発生する。
この状態では冷蔵庫温度が高いため温度制御を行なうサ
ーモスタット3が閉路している。
したがって交流入力巻線6による電圧が変成器1を介し
てインバータ出力端子側巻線7に誘起され、該巻線7か
らダイオード28、第2のリレー内にある付勢巻線26
、サーモスタット3の回路を形威して付勢巻線26を励
磁する。
前記付勢巻線26の励磁により可動接点22.23が反
転し出力巻線5を閉路して冷蔵庫用圧縮機2を駆動させ
、冷蔵庫温度を下げる。
上記運転状態の継続によって冷蔵庫内温度が規定以下に
なると、温度制御を行なうサーモスタット3が開放し、
付勢巻線26の励磁を解く。
したがって可動接点22.23は復帰して出力巻線5を
開放し冷蔵庫用圧縮機2の駆動を停止する。
以上の繰り返し動作により冷蔵庫内温度は規定値に保た
れる。
次に冷蔵庫用圧縮機2の直流電源駆動の場合であるが、
この場合は交流電源がないため、第1のリレー9−1内
にある付勢巻線27の励磁がなく、可動接点24.25
は図示の如く復帰している。
この場合も上記同様、温度制御を行なうサーモスタット
3が閉路していて直流電源回路は■端子、過電流リレー
30、可動接点24、固定接点16、ダイオード29、
第2のリレー内にある付勢巻線26、サーモスタット3
、○端子なる回路を形威し、付勢巻線26を励磁して可
動接点22.23を反転する。
前記可動接点22の反転は出力巻線5の回路を閉路し、
同じく可動接点23の反転はインバータ回路4に対する
直流電圧■極性及び○極性の印加となる。
インバータ回路4への直流電圧の印加によってコンデン
サC3の充放電を促腰インバータ出力端子側巻線7に交
番電圧を供給し、変成器1を介して出力巻線5に電圧を
誘起し冷蔵庫用圧縮機2を駆動する。
上記運転状態の継続によって冷蔵庫内温度が規定値以下
になると、温度制御を行なうサーモスタット3が開放し
、付勢巻線26の励磁を解く。
したがって可動接点22.23は復帰して出力巻線5を
開放し冷蔵庫用圧縮機2の駆動を停止すると同時にイン
バータ回路の直流電源も遮断する。
第3図に図示した本考案の他の1実施例は、第2図図示
実施例と基本的には同様なものであるが、温度制御を行
なうサーモスタット3に代えてサーミスタ32を使用し
、温度検知制御部を電子回路化したシュミット回路を用
いた実施例である。
第3図において31は温度検知制御部であり、32は検
知用サーミスタである。
33ないし38は抵抗、39はコンデンサ、10はダイ
オード、(4,Q、はトランジスタを表わしている。
したがって回路全体の作動は前記第2図図示実施例と同
一であるため省略し、温度検知制御部31のみの動作を
説明する。
今、冷蔵庫内温度が高い場合を考えると、この場合はサ
ーミスタ32の抵抗値が高いため抵抗38に流れる電流
値が小さく、シたがってバイアス電圧が小であってトラ
ンジスタQ4がオフとなり、1トランジスタQ3をオン
して付勢巻線26を励磁し第2図同様の動作によって冷
蔵庫用圧縮機2を駆動する。
一方、冷蔵庫内温度が規定値以下になると、サーミスタ
32の抵抗値が小となり、抵抗38に流れる電流値が大
きく、したがってバイアス電圧が大となってトランジス
タQがオンしトランジスタQ3をオフする。
トランジスタQ3のオフは付勢巻線26の励磁を解き、
可動接点22.23を夫々復帰して冷蔵庫用圧縮機2の
駆動を停止する。
以上説明した如く、本考案によれば、リレー装置を2分
割することにより可動接点間隙で交直両電圧を対峙させ
ない接点構成とすると共に、交流電源駆動時にあっては
圧縮機駆動電源を出力巻線側で人切りするようにし、直
流電源駆動時にあってはインバータ電源回路と共に出力
巻線側をも人切りするようにしているため効果的な作動
が期待できる。
また温度検知制御部を電子回路化しているため小型化で
きてより効率の良い交直切換電源装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の交直切換電源装置、第2図はサーモスタ
ットを使用した本考案の1実施例装置、第3図は温度検
知制御部を電子回路化した本考案の他の実施例装置を夫
々示す。 図中、1は変成器、2は冷蔵庫用圧縮機、3はサーモス
タット、4はインバータ回路、5は出力巻線、6は交流
入力巻線、7はインバータ出力端子側巻線、9−1.9
−2は第1及び第2のりレー、31は温度検知制御部、 夫々表わしている。 32はサーミスタを

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 交流入力巻線とインバータ出力端子側巻線と2次巻
    線とを夫々有する変成器、前記2次巻線に接続される負
    荷、該負荷の温度制御を行なう温度感知制御部、前記交
    流入力巻線に接続される交流電源、前記インバータ出力
    端子側巻線に接続されるインバータ回路、該インバータ
    回路に対して直流電圧を印加する直流電源、前記交流入
    力巻線に接続される交流電源と前記インバータ回路に対
    して直流電圧を印加する直流電源とを夫々選択的に切換
    えるリレー装置を有する交直切換電源装置において、上
    記リレー装置は交流入力巻線を交流電源に接続するため
    の第1のリレーと、インバータ回路に対して直流電源を
    接続するための第2のリレーとをそなえ、前記各リレー
    が交流電源ならびに直流電源のいずれかを選択した場合
    に、前記各リレーの選択にしたがって上記単一の温度感
    知制御部が上記いずれかの選択された電源回路に挿入さ
    れてなり、上記第1のリレーによる交流電源選択時にお
    いては上記単一の温度感知制御部を、介して2次巻線か
    ら負荷に電力を供給する電力供給回路を制御し、上記第
    2のリレーによる直流電源選択時においては上記単一の
    温度感知制御部を介してインバータ回路に対する直流電
    圧供給回路を制御すると同時に、2次巻線から負荷に電
    力を供給する電力供給回路を制御して上記負荷に対する
    電力供給を制御するよう構成したことを特徴とする交直
    切換電源装置。 2 上記温度感知制御部は検知用サーミスタと電子回路
    化されたシュミット回路によって構成されることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の交直切換電
    源装置。
JP17279579U 1979-12-12 1979-12-12 交直切換電源装置 Expired JPS6029317Y2 (ja)

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JPS5689629U JPS5689629U (ja) 1981-07-17
JPS6029317Y2 true JPS6029317Y2 (ja) 1985-09-04

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JPH0824427B2 (ja) * 1985-10-31 1996-03-06 澤藤電機株式会社 圧縮機駆動制御装置

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JPS5689629U (ja) 1981-07-17

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