JPS6028985A - オリゴヌクレオチドの製造法 - Google Patents

オリゴヌクレオチドの製造法

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JPS6028985A
JPS6028985A JP58137189A JP13718983A JPS6028985A JP S6028985 A JPS6028985 A JP S6028985A JP 58137189 A JP58137189 A JP 58137189A JP 13718983 A JP13718983 A JP 13718983A JP S6028985 A JPS6028985 A JP S6028985A
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group
nucleotide
compound
reaction
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JP58137189A
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Fusao Kimizuka
君塚 房夫
Akihiro Kondo
昭宏 近藤
Mari Kobayashi
真理 小林
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Takara Shuzo Co Ltd
Original Assignee
Takara Shuzo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は5′末端炭素原子にリン酸基を有するオリゴヌ
クレオチドの製造法に係り、さらに詳しくは、酸で選択
的に脱離しうる保護基を有するリン酸基を5′末端炭素
原子に導入した保護ヌクレオチドと、予め固相法で連結
したヌクレオシド−ポリマー複合体またはヌクレオチド
−ポリマー複合体とを縮合剤の存在下に縮合して5′末
端炭素原子がリン酸化されたオリゴヌクレオチドを製造
する方法に関する。
近年DNAの化学合成技術の進歩にはめざましいものが
あり、特に固相合成技術の進歩により合成に要する時間
は大幅に短楠され、リンカ−アダプター、ミックスプロ
ーブ、プライマーあるいは遺伝子DNAフラグメント等
の合成が容易に行なわれるようになり、 DHkの化学
合成は遺伝子組換え技術の中で重要な役割を果している
このようにして化学合成されたヌクレオチドオリゴマー
は通常その51末端炭素原子はリン酸化されていないの
で、これらのヌクレオチドオリゴマーをDNA リガー
ゼを用いて他のDNAの31側に連結する場合は、予め
5′末端炭素原子をリン酸化しておく必要がある。51
末端炭素原子をリン酸化する方法としてはポリヌクレオ
チドキナーゼとアデノシン−5′−三リン酸(ATp 
)により酵素的にリン酸化する方法が一般的に用いられ
ている。しかし、この方法では5′末端炭素原子を完全
にリン酸化することは困難であり、一般的には、リン酸
化率は70〜80%位と考えられている。かかる反応液
からリン酸化されていないヌクレオチドオリゴマーを除
くのは容易ではないので、通常はリン酸化されていない
ヌクレオチドオリゴマーを含んだまま連結反応に使用し
ているため、これが連結反応を生ぜず、このため収率が
悪(なり必ずしも効率的な方法とはいえない。従って5
末端炭素原子が完全にリン酸化−されたヌクレオチドオ
リゴマーを容易に化学合成できればリガーゼによる連結
の際酵素によるリン酸化を省略できるばかりでなく、反
応収率も向上することが期待できる。5′末端炭素原子
にリン酸基を有するヌクレオチドオリゴマーの効率的合
成法の確立が望まれる理由がここにある。
一方5′末端炭素原子にリン酸基を有するヌクレオチド
オリゴマーを化学的に合成する方法としては、液相法に
よる方法が知られており、例えばテトラヘドロンeレタ
ーズ22.1463(1981)、ヌクレイツク・アシ
ツズ・リサーチ10.2337(1982)等に記載さ
れている。
これらの方法は、予め全ての官能基を保護したヌクレオ
チドオリゴマーを液相法で合成した後、51末端炭素原
子の水酸基の保護基を選択的に脱離し、これにヒドロキ
シベンゾトリアゾール等で活性化したリン酸化剤を作用
させて51末端炭素原子をリン酸化する方法である。こ
の方法は大駄合成には適しているが必ずしも一般的な方
法とはいい難い。なぜならば通常は少量のヌクレオチド
オリゴマーを短時間に効率良く合成することが必要とさ
れるからである。
このような状況に鑑み、本発明者らは5′末端炭素原子
が完全にリン酸化されたオリゴヌクレオチドを同相法を
用いて効率良く合成する方法について検討を重ねた結果
本発明を完成した。
即ち本発明は一般式 〔式中Xは酸で選択的に脱離しうる保護基を表を表わし
、mは0または1以上の重合度を表わす整数を表わし、
Bは少なくともアミノ基が保護されたアデニン、グアニ
ンもしくはシトシンの残プルまたはチミン残基を表わし
、R1は水酸基の保護基を表わす〕で表わされる5′炭
素原子がリン酢化された保護ヌクレオチドと、一般式〔
式中R8は式 を表わし、nは0または1以上の重合度を表わす整数を
表わし、YはOOに結合したアミノ基またはイミ7基含
有ポリマー残基を表わし、BおよびRzは前述したとお
りである〕で表わされるヌクレオシド−ポリマー複合体
またはヌクレオチド−ポリマー複合体とを、縮合剤の存
在下で縮合させることにより一般式 〔式中X * Rz 、 B 、 m 、 nおよびY
は前述したとおりである〕で表わされるオリゴヌクレオ
チドを製造する方法にある。
本発明において使用する上記一般式(i)で表ヌクレオ
チドは、予め51炭素原子に結合した水酸基を保護し、
31炭素原子にリン酸基を導入し、そのリン酸基のOH
を保勲したヌクレオチドを原料として用い例えば下記反
応式によって合成することができ4 0ONO!H8 (5) 上記式中DMTrはジメトキシトリチル基を表わす。
上記式(7)の化合物は一般式(I)jjおいてR1を
表わす式(II)の基においてmが0の場合即ちヌクレ
オチドモノマーを表わす。なお上記mが1以上を表わす
式(II)の基が結合した一般式(I)のヌクレオチド
例えばダイマーは上記式(7)の化合物に上記式(2)
の化合物をトリメチルベンゼンスルホニルニトロトリア
ゾリド(MSNT)の存在下縮合させることにより下記
反応式によって合成することができる。
0ONOxlk OH 上記式(9)の化合物がmが1である一般式(I)で表
わされるダイマーヌクレオチドである。上記反応を繰返
すことにより所望重合度即ち式(ll〕の基においてm
が更に2,3.−−−−−を表わす一般式(1)の51
末端炭素原子がリン酸化された保禮ヌクレオチドを得る
ことかできる。
本発明−により固相合成において使用する一般式〔川〕
で表わされるヌクレオシド−ポリマー複合体マタはヌク
レオチド−ポリマー複合体は、不溶性担体として公知の
材料、例えばシリカゲル、ポリスチレン、アクリルアミ
ド等を用い、これらの担体に予め公知の方法でアミノ基
を導入した後、ヌクレオチドの3’ −OHをサクシニ
ル化等で保護した保護ヌクレオシドと公知の方法でアミ
ド結合またはイミド結合させて例えば下記反応式に従っ
て合成することができる。
II (10) (11) ジ= (12) 0 (16) ここで化合物(16)が一般式(Ill)においてRs
を表わす式(IV)中のnが1である場合のヌクレオチ
ド−ポリマー複合体を表わす。上記反応を組合せること
により所望の重合度即ち、n=2.3.−−−−一のヌ
クレオチド−ポリマー複合体を得ることができる。
本発明は前述した一般式(1)の保護ヌクレオチドと、
一般式(IIl)のヌクレオシド−ポリマー複合体また
はヌクレオチド−ポリマー複合体を同相法で縮合剤の存
在下で結合させるのであるが、このとき使用しうる縮合
剤としては公知の縮合剤を使用でき、例えばメシチレン
スルホニルニトロトリアゾリド(MSNT)、)リイソ
プロピルベンゼンスルホニルテトラゾリド(Tpsre
)、トリイソプ゛ロピルベンゼンスルホニルイミダゾリ
ド(TPSN工)等があり、これらは単独でも二種以上
の混合物の形でも使用できる。
本発明による方法を実施するに当っては上記縮合剤の存
在下一般式(I)の保護ヌクレオチドを、一般式(In
)の同相であるヌクレオシド−ポリマー複合体またはヌ
クレオチド−ポリマー複合体に対して過剰になるようζ
こ使用するとよい。
例えば一般式(lit)のスクレオシドーポリマー複合
体またはヌクレオチド−ポリマー複合体1モルに対して
、一般式(1)の保護ヌクレオチドを2〜10モル過剰
使用するのかよい。反応は一般に20℃〜60℃の温度
、好ましくは40℃〜50℃の温度で、10〜60分、
好ましくは20〜30分反応させる。
反応は一般に溶媒中に一般式(1)の保護ヌクレオチド
を溶かした液に、一般式(III)のヌクレオシド−ま
たはヌクレオチド−ポリマー複合体を分散させて行なう
。使用しうる溶媒としては例えばピリジンが用いられる
。用いる量は、可能な限り少量を用いるが一般には(I
)の濃度が0.1〜0.2 M 濃度になるように使用
する。なお当然のことながらこの反応は無水反応である
から使用する溶媒はもちろん綜合に供する化合物等は脱
水したものを用いる必要がある。縮合剤の使用量は、〔
1〕に対してモル比で3〜5倍后を用いるのが好ましい
かくすることIこよって一般式(V)で表わされる本発
明の目的とするオリゴヌクレオチドを合成できる。
本発明方法を実施するに当って、一般式〔1〕の保護ヌ
クレオチド詔よび一般式(III)のヌクレオシド−ま
たはヌクレオチド−ポリマー複合体中に存在する官能性
基、例えばアミノ基、カルボニル基、リン酸基等は適当
に反応に介入しないよう保循しておく必要がある。例え
は前記Bで表わされるアデニン、グアニン、シトシン、
その他の中のアミン基の保護基としてはアシル基カ好ま
しく、カルボニル基の保護基としてはジフェニルカルバ
モイル基が好ましく、ヌクレオチド結合を形成する分子
内ヌクレオチドリン酸基の保護基および5′炭素原子に
結合したリン酸基中のouiとしては例えばO−クロロ
フェニル基、p−クロロフェニル基、p−ニトロフェニ
ル基等が好ましく、3′末端炭素原子に結合したリン酸
基中のOH保護基(R1)としては、選択的脱離し易い
保護基が好ましく、例えばシアノエチル基、アニリド基
、アニシデート基が好ましい。
一方本発明の一般式(I)の保護ヌクレオチドの5′炭
素原子に結合したリン酸基の酸で選択的に脱離しつる保
護基(X)としては、例えはモルホリノ基が好ましい。
このモルホリフ基の導入には、一般式(1)のヌクレオ
チドを形成するに当り、その原料ヌクレオシドまたはヌ
クレオチドの5′炭素原子に結合したOH基を、例えば
リン酸化剤として0−クロロフェニルホスホロジクロリ
デート、p−クロロフェニルホスホロジクロリデートま
たはp−ニトロフェニルホスホロジクロリデート等を用
い、これらを予め1−ヒドロキシベンゾトリアゾールま
たはIH−112゜4−トリアゾールで活性化した後、
ヌクレオシドまたはヌクレオチドの5′−水酸基にリン
酸を結合させ、次に無水モルホリンを反応させることに
より5′位置番ζモルホリノ基で保護されたリン酸基を
導入することができる。
本発明方法によって製造される一般式(V)のオリゴヌ
クレオチドは、次の如く処理することによって、リン酸
付加リンカ−、アダプターあるいは遺伝子DNAのフラ
グメントとして使用できる。
即ち一般式(V)で示されるオリゴヌクレオチドから保
護基XおよびYで示されるポリマー残基部分、分子内リ
ン酸基の保護基の脱離を行なう。
例えば始めに0.5Mのテトラメチルグアニジン−ピリ
ジンアルドキシム混液中で処理することによってポリマ
ー部分を脱離し、かつ分子内のヌクレオチドリン酸基の
保護基の脱離を行なう。次に水酸化アンモニウム中で処
理することによりアミノ基、カルボニル基等に結合した
アシル基等の保護基を除去する。通常この段階でゲルf
過によって本発明の方法の反応中に形成されることのあ
る低分子区分を除去するとよい。
次に得られた生成物を通常pH2付近の酸で処理するこ
とによって5′−リン酸基の保護基00例えばモルホリ
ノ基を脱離除法することができる。
かくして得られた生成物の精製は例えばイオン交換クロ
マトグラフィまたは逆相クロマトグラフィで処理し、必
要とあればこれを繰返すことによって行なうことかでき
る。
かくして得られた精製物が5′末端炭素原子にリン酸基
が結合した目的生成物であるか否かの検定には、種々の
方法が使用しつるが、一般には酸またはアルカリホスフ
ァターゼで51−リン酸基の除去を行ない、その前後の
イオン交換高速液体クロマトグラフィ(HPLO)パタ
ーンを比水ピリジン5 m molの混合液に溶解した
1−ヒドロキシベンゾトリアゾール5. Om mol
の溶液を滴下し、その後室温で1.5時間攪拌した。こ
の反応液を、予め10ゴの無水OHs ONに溶解して
氷冷した上記化合物(2) 0.5 m molに加え
、室温にて30分攪拌した。この反応混合物に1.0m
molの無水モルホリンを加え、室温にて1.5時間攪
拌し反応させた。この間反応の進行はシリカゲル薄層ク
ロマトグラフィで追跡した。反応終了後反応混合物を2
5艷の0HOIsで稀釈し、等量の0、1 mol 濃
度のトリエチルアンモニウムビカーボネー)(TIDA
B)緩動液で洗浄後、有機層を分取し、水洗し、脱水後
濃縮してシリカゲルカラムクロマトグラフィに供した。
溶離液としてOH01゜中のOH,OH量を順次増加さ
せた混合液を用いて溶出し、目的化合物として上記(6
)の化合物を集め、濃°縮−乾固した。収量は200〜
で収率53%であった。構造はNMRおよび工Rで確認
した。
参考例 2 参考例1において使用した化合@A (2)の代りに下
記化合物 υ 0 = P−= 0ONO!H1 OR’ (bzOはN−ベンゾイルシトシン残基を示)0.5m
molを使用して同様に反応させ処理して下記化合物(
6)を得た。
O= P 0ONO,I(s OR’ 収量は220 ++v、収率は52%であった。
参考例 3 参考例1において使用した化合物(2)の代りに下記化
合物 0 ■ Q == P −0ONO*Hs 具1 (ibGはN−インブチリルグアニン残基を示す)0.
5mmolを用いて同様に反応させ、処理して下記化合
物(6)を得た。
O=P−0ONOxHs 0R’ 収量は150〜、収率35%であった。
参考例 4 参考例iにおいて使用した化合物(2)の代りに下記化
合物 0 =P−ooNa、H6 1゜ R (bzAはN−ベンゾイルアデニン残基を示す)Q、5
mmolを用いて同様に反応させ、処理して下記化合物
(6)を得た。
O==P−0ONO!Ha OR’ 収量はIBomy、収率は41%であった。
参考例 5 反応式 %式% (1) (1 (5) (6) DM’[’r ニジメチルトリチル基 ’tba:m−インブチリルグアニル残基DPOニジフ
ェニルカルバモイルクロリドDP=ジフェニルカルバモ
イル基 BT:ベンゾトリアゾール基 上記化合物(1)500 W (0,57mmoυを3
−の無水ピリジンに溶解し、氷水中で冷却しつつジフェ
ニルカルバモイルクロリド264q(1、14mmol
)を加えた後、0℃で攪拌しつつジインプロピルエチル
アミン0.15+d(0,86m mol)を滴下した
。薄層クロマトグラフィにてインブチリルグアニル残基
のカルボニル基のジフェニルカルバモイル化即ち上記(
1つの化合物の生成を確認し、1時間後に反応を停止し
、クロロホルムで稀釈し、0.1 mol 744度の
TE!AB緩衝液で洗い、次いで水洗後、有機?3を分
取し、脱水濃縮した。濃縮液をトルエンで共沸させた後
塩化メチレン10 theに溶解し、3%ベンゼンスル
ホン酸(メタノール溶液)8−を0℃で攪拌下に加え、
ジメトキシトリチル基の脱離を行な−った。薄層クロマ
トグラフィで反応の終了を確認した後、5%重炭酸ナト
リウム水溶液10mgを加えて一反応を停止させた。
反応混合物から塩化メチレンで2回抽出し、抽出液を0
.1mo1濃度のTR1AB緩衝液で洗浄し、次いで水
洗し、有機層を分取後、脱水し、濃縮し、シリカゲルの
カラムに吸着させた。次いでクロロホルム−メタノール
混合溶液を溶離剤として使用して溶出せしめ、上記化合
物(2)を得た。
このものはシラツブであり、収量254 my (0、
35mmol )を得た。
上記化合物100町(0,14mmol)を用い参考例
1と同様に処理して、上記化合物(6)77■(0,O
I8mmol)を得た。このものはシラツブであった。
参考例 6 前記化合物(8)の製造 反1心式 %式%(2) (8) 参考例3で得られた化合物500 =v (0,52m
mol)に2−のピリジン−トリエチルアミン−水(3
:1:1)混合液を加え、室温で10分放置して0NO
jHi基を脱離させて上記(7)の化合物を得た。その
後溶媒を溜去し、ピリジン共沸を2回行な−った後上記
化合物(2) 380 q(0,43mmol)を加え
てピリジン共沸した後、無水ピリジン7、5 tri%
MSNT255 * (0,86mmol)を加えて室
温で攪拌した。30分後止記化合物(2)の消失および
化合物(8)の生成を薄層クロマトグラフィで確認した
後、50%ピリジン水溶液を水冷下に加えて反応を停止
させた。生成物を塩化メチレンで抽出後、有機層をTE
AE緩衝液で洗浄した後水洗し、脱水し、溶媒を溜去し
た。残渣をシリカゲルカラムで精製して上記目的化合物
(8) 691岬(0,39mmo1)を得た。
次にこの生成物の一部を用いて保護基を脱離せしめ、精
製し、その構造を調査した。即ち上記生成物約20μm
olに0.5mol濃度のテトラメチルグアニジンービ
リジンアルバキシム(TMG −PAO)の50%ジオ
キサン溶液5ffi7!を加え、20℃で24時間攪拌
して分子内の保護基を除去した。これを逆相シリカゲル
カラムにより、5%から20%までのアセトニトリルの
4度勾配で溶出し、p−二トロフェノールの後に溶出さ
れる区分を集めて濃縮した。濃縮物に0.5 mlのピ
リジンおよび10−の濃アンモニア水を加え、密栓して
50“°Cで5時間保持し、アシル基を除去した。これ
を濃縮乾固し、稀塩酸でpH2とし、室温で2時間放置
してモルホリフ基を除去した。
アンモニア水で中和後、DEAI!!セルロースカラム
により、Q、Q5mol濃度からl mol 濃度のT
KAB緩衝液の濃度勾配で溶出し、目的区分を集めて濃
縮乾固した。
保護基を脱離し、精製した上記ダイマーの−m ヲ0.
1 molil1度のアンモニウムアセテートH?lj
液(1)H5,0)中で30℃でニュクレアーゼp、(
ヤマサ醤油社製)を作用させて完全酵素分解した後、セ
ルロース薄層クローアトグラフィプレートにスポットし
、ブタノール−酢酸−水(5:2:3)で展開した。紫
外線照射で検出したところ生成物は、デオキシグアノシ
ン−5′−リン酸と、デオキシチミジン−51−リン酸
のみが検出されたことから、合成したダイマーは上記(
8)のとおりの構造を有することが確認された。
以下に実施例を挙げて本発明を説明する。
実施例 1 d(pOAAGOTTG)pH1n4 I
llリンカ−の合成公知の手段で合成した下記式 (式[F]はポリスチレン残基を示す)を有するヌクレ
オシド−ポリスチレン(100μmol/jibの比で
結合)5μmo1分、をガラスフィルターを取付けた小
さいカラムに入れ、 OHI OLlで膨潤させた後、
1 % TOA (0H101s中)で上記DMT r
基を除去し、OH,01,で、次いでピリジンで洗浄後
、これに予め010.1(、基を除去した下記ダイマー
0=P−OH OR’ (以下TTと称する)25”Fを加え、ピリジン共沸し
た後、縮合剤としてMSNT25〜および触媒としてニ
トロトリアゾール(NT)5Mfを加え、更に無水ピリ
ジン0.3−を加えて冨封後、451“Cのオープン中
で25分間保持した。ピリジンで洗浄後、0.2−の無
水#酸、0.1 mol ta度のジメチルアミノピリ
ジンのピリジン溶i 1.5 dを加え、室温で5分間
反応させ、未反応の水酸基をアセチル化した。ピリジン
で洗浄し、次にOHI dlgで洗浄し、TTの縮合・
2完了させた。
同様の操作を繰返してGo、AAを順次縮合せしめ、最
後に参考例2で得られた生成物を縮合させた。縮合反応
終了後、0.5 mol e4度のTMG−PAO(5
0%ジオキサン中)ltnlを加えて、30℃で40時
間攪拌した。担体をP別した後、濃縮シ、濃厚アンモニ
ア水10−、ピリジン0,5−を加えて、55℃で5時
間保ち、a縮後バイオゲルP −6DGで脱塩濃縮した
。残漬を稀塩酸でpH2とし、室温に2時間保持してモ
ルホリノ基を除去した。アンモニア水で中和後DMA]
1!ドーヨーパール650B(直径1. OX 30 
cm )のカラムにかけ、7mol濃度の尿素を含む0
.05+nolim度ノ1− !J X[酸緩衝液(1
>H7,8)中、Q、1mol+ip度から0.3 m
ol fJ度のMailの濃度勾配で溶出し、260m
mの吸光度を測定して最も高塩濃度で溶出されるピーク
を集めて脱塩濃縮して39A26゜ユニットの目的物を
得た。これGi逆相シリカゲルH3LOにュクレオシル
50xa、直径4,6×150wn)およびアニオン交
換HPLO(TSK gelDxAlD −2Sw、 
4.6X 250+m)で番よ番よ′単一のピークを示
した。次にT 4 DNAリガー廿とATPの存在下に
自己結合がおこることおよび結合したリンカ−が制限酵
素Pstlで切断されることをポリアクリルアミドゲル
電気泳動Iこより確認した。さらにポリヌクレオチドキ
ナーゼの交換反応を利用し、51末端リン酸を32Fで
ラベルした後、2次元ホモクロマトグラフィを行な0そ
の塩基配列が正しいことを確認した。
実施例 2 cl(pGGAATTOG)pFiaoR
−[リンカ−の合成公知の手段で合成した下記式 0 (式中[F]はポリスチレン残基を表わす)で表わされ
るヌクレオシド−ポリスチレン(100μmo1/ 1
1、以下a−レジンという)10.c+mo1を担体と
し、実施例1の2倍のスケールでTo 。
AT 、 GAの順1こ各ダイマーを縮合した。
これを2等分して一方には参考例3で得られた生成物を
、他方には参考例5で得られた生成物をそれぞれ縮合し
た。それぞれを保護基を脱離後精製した結果最後の縮合
に参考例3の生成物を用いた場合2.8A26oユニツ
トの目的物が得られ、参考例5の生成物を用いた場合に
は46A26゜ユニットの目的物が得られた。純度およ
び生物活性は実−施例1と同様の方法で確認した。
実施例 3 d(pGOTGOAGo)pPst lリ
ンカ−の合成実施例1と同様の方法で0−レジン(5μ
mol)を担体とし、G 、 OA 、 TGの順に各
ヌクレオチドを結合させた。最後に参考例6で得られた
生成物を結合させ、保護基を脱離した後精製して38A
26oユニツ計の目的物を得た。純度および生物活性は
実施例1と同様の方法で確認した。
その結果を第1図〜第3図に示す。第1図はイオン交換
HPI、Oで分析したときの溶出パターンを示す。図中
矢印は脱リン酸後の溶出位置を示す。
分析条件は下記のとおりである。
カラム: TSKゲル−DIIA]!! 2 SW (
4,6X 250閣)A液からB液への直線濃度勾配 流速:l−7分 検出:254mmの吸光度測定 第2図はpast l リンカ−の塩基配列を2次元ホ
モクロマトグラフィにより分析したときのオートラジオ
ダラムを示す。第3図はppstlリンカ−をDNAリ
ガーゼとATPでセルフリゲーションを行ない、更にこ
の反応生成物に制限酵素PstIを作用させたときのポ
リアクリルアミドゲル電気泳動のパターンを示す。左側
のレーンはセルフリゲーションのパターンを示し、右側
のレーンはセルフリゲーションした生成物に制限酵素P
st lを作用させたときのパターンを示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例3のpP++t (リンカ−のイオン交
換HPLOのパターンを示し、第2図はその2次元ホモ
クロマトグラフィによるオートラジオダラムを示し、第
3図はそのセルフリゲーションお−よび制限酵素による
切断のポリアクリルアミド電気泳動パターンを示す。 特許出願人 責酒造株式会社 第1図 第2図 32ρG 第3図 左 : セルフリケーション ;fi: セルフリケーション十制限M未Pstl特許
庁長官若杉和夫殿 の表示 昭和58年特許願第137189号の名称 オリゴヌクレオチドの製造法 をする者 との関係 特許出願人 へ\\ 埋入 5、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 (1)明細書第10頁の反応式中、(1)の化合物の式
を下記の如く訂正する。 (1)」 C)同第10頁の反応式中、(2)の化合物の式を下記
の如く訂正する。 (2)」 (J同第11頁の反応式中(ωの化合物の式を下記の如
く訂正する。 (5)」 (4)同第11頁の反応式中、(6)の化合物の式を下
記の如く訂正する。 「 (6)」 (5)同第12頁の反応式中、(8)の化合物の式を下
記の如く訂正する。 [ (8)」 (6)同第16頁の反応式中、(1)の化合物の式を下
記の如く訂正する。 (1)」 (7)同$22頁第3行「水酸化アンモニウム中」を「
アンモニア水中」と訂正する。 03)同第24頁の反応式中、C2)の化合物の式を下
記の如く訂正する。 「 0=P−QC,H,CN OR’ (2) 1 (9)同第24頁の反応式中、(5)の化合物の式を下
記の如く訂正する。 0=P−OR’ ■ QC,H,0N (5)」 0(ト)第24頁の反応式中、(6)の化合物の式を下
記の如く訂正する。 ■ o=p−QC,H,CN OH2 (6〕」 OD同第26頁第2行の化合物の式を下記の如く訂正す
る。 ■ 0=P−QC2H4CN 島・ 」 0の同第26頁第6行の化合物の式を下記の如く訂正す
る。 「 「 0=p−QC2H,CN OR’ 」 03)同第28頁第1行の化合物の式を下記の如く訂正
する。 「 0=P−QC,H,CN 嬶 」 010同第27頁第5行の化合物の式を下記の如く訂正
する。 「 0=P−QC,H40N OR’ 」 (15)同第28頁第1行の化合物の式を下記の如く訂
正する。 [ 0=P−QC,H,CN OR’ 」 06)同第28頁第5行の化合物の式を下記の如く訂正
する。 [ 」 (1つ同第29頁の反応式中、(1)の化合物の式を下
記の如く訂正する。 「 (1)」 (18)同第29頁の反応式中、(1′)の化合物の式
を下記の如く訂正する。 [ 1 0 = P −QC,H,CN OR’ (1′) 」 09)同第29頁や1反応式中、(2)の化合物の式を
下記の如く訂正する。 (2)」 (20)同第30頁の反応式中、(5)の化合物の式を
下記の如く訂正する。 「 Q==p−QC,H,CN OR’ (5) 」 (20同第30頁の反応式中、(6)の化合物の式を下
記の如く訂正する。 ■ Q=p−QC,H,CM OR’ (6〕 」 C2Z)同第32頁の反応式中、(支))の化合物の式
を下記の如く訂正する。 「 0=P−QC,H4CN OR’ (2) 」 (2■同第33頁の反応式中、(8)の化合物の式を下
言己の如く訂正する。 Q=P−QC,H,CN 0R’ (8)」 @同第34頁第11行「ビリジンアルレノ(キシム」ん
「ピリジンアルドキシム」と訂正スル。 ■同第36頁下より第2行「CNC*1h基」を「C,
H4CN基」と訂正する。 G!6)同第38頁第13行「pllt I Jを[H
lnd IJと訂正する。 @同第38頁第16行r 32 p Jヲr Ps2J
IT正する。 (至)第1図を添付の如く訂正する。 7、添付書類目録 (9図 面(第1図) 1通

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 〔式中Xは醗で選択的に脱離しつる保護基を表わし、R
    □は式 を秀わ1.−m口0すたけ1b)#−の雷ろ廖九実もす
    整数を表わし、Bは少なくともアミ7基が保護されたア
    デニン、グアニンもしくはシトシンの残基またはチミン
    残基を表わし、R1は水酸基の保護基を表わす〕で表わ
    される5′炭素原子がリン酸化された保護ヌクレオチド
    と、一般式を表わし、nはOまたは1以上の重合度を表
    わす整数を表わし、Yは00に結合したアミノ基または
    イミノ基含有ポリマー残基を表わし、BおよびR1は前
    述したとおりである〕で表わされるヌクレオシド−ポリ
    マー複合体またはヌクレオチド−ポリマー複合体とを、
    縮合剤の存在下で縮合させることを特徴とする一般式 〔式中、X 、 R1、B 、 m 、 nおよびYは
    前述したとおりである〕で表わされるオリゴヌクレオチ
    ドの製造法。
JP58137189A 1983-07-27 1983-07-27 オリゴヌクレオチドの製造法 Pending JPS6028985A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999000401A1 (fr) * 1997-06-28 1999-01-07 Shanghai Institute Of Biochemistry, Chinese Academy Of Sciences Oligonucleotides 3'-monophosphorylisants

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999000401A1 (fr) * 1997-06-28 1999-01-07 Shanghai Institute Of Biochemistry, Chinese Academy Of Sciences Oligonucleotides 3'-monophosphorylisants
CN1060177C (zh) * 1997-06-28 2001-01-03 中国科学院上海生物化学研究所 3′-单磷酸化寡核苷酸

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