JPS6028901Y2 - 流体吹出口構造 - Google Patents

流体吹出口構造

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JPS6028901Y2
JPS6028901Y2 JP4918981U JP4918981U JPS6028901Y2 JP S6028901 Y2 JPS6028901 Y2 JP S6028901Y2 JP 4918981 U JP4918981 U JP 4918981U JP 4918981 U JP4918981 U JP 4918981U JP S6028901 Y2 JPS6028901 Y2 JP S6028901Y2
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JP
Japan
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fluid
control
guide
fluid outlet
section
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JP4918981U
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JPS57162428U (ja
Inventor
宏 又吉
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、空気調和装置等における流体吹出口構造に関
するものである。
一般に、空気調和装置を搭載した車両等にあっては、第
1図に示すように、空気調和装置で形成した温調空気を
車室内に導くために、例えば、インストルメント1の前
面略中央部や両側部等に流体吹出口Fが開設されている
このような流体吹出口Fにおいて、車室内の温調をより
快適にするために、流体吹出口F内に吹出風の風向を切
換える流体制御素子を装着し、この流体制御素子による
流体の側壁付着の原理を利用して流体吹出口Fからの吹
出流を偏向させるようにしたものがある。
従来における流体制御素子は、例えば第2図乃至第4図
に示すように、上下一対の壁板2a、2bと左右一対の
壁板3a、3bとで形成され前後に開口を有する枠体4
と、左右の壁板3a、3bの内側に後方開口部5から前
方開口部6に向けて末広がりに開口すべく設けられた案
内壁7a、7bとで構成されており、案内壁7a、7b
の間には流体通路8を設ける一方、案内壁7a、7bと
左右壁板3a、3bとの間には流体通路8に向けて直角
方向に流体を吹出す制御口9ay9bを備えてなる制御
室10awlObを形成したものである。
そして上記制御室1ea、10bは、流体制御素子Rが
接続するダクト11からの流体を上記制御口9av9b
に導くための制御室人口12a、12bを有しており、
これらの制御室人口12a、12bは、制御室lea、
10b内に設けられた電磁弁13a、13bによって開
閉制御されるようになっている。
即ち、上記電磁弁13a、13bは、オン・オフ作動す
る電磁石14a、14bと、この電磁石14a、14b
の作動により制御室人口12a、12bを開閉するフラ
ッパ15a、15bと、このフラッパ15a、15bを
付勢するスプリング16a、16bとで構成されており
、第3図に示すように、電磁石15bが励磁されたとき
のみ制御室入口12bを開放するように作動する。
従って、第3図のように、一方の電磁弁13bを作動さ
せたときには、一方の制御室入口12bが開放すること
により、ダクト11からの加圧流体は、制御室人口12
bを通じて制御室10b内に入り、その制御口9bから
流体通路8内に正圧の制御流として流出する。
このため、流体通路8内の流体は、第3図中矢印A方向
で示すように、図中右方へ偏向した流れになり、又、他
方の電磁弁13aを作動させたときには、前述したのと
同様の作用によって、第3図矢印B方向で示すように、
左方へ偏向した流れとなり、更に電磁弁13a、13b
を交互に作動させたときには、流体通路8内の流体は左
右揺動流として得られるようになっている。
しかしながら、このような流体制御素子Rを装着した流
体吹出口構造にあっては、流体通路8内に制御流を供給
する流体制御部と、この制御流によって流体通路8内を
通過する加圧流体を所定方向の偏向流として形成する流
体ガイド部とが一体に形成され流体通路8両側の案内壁
7ay7bの拡開角度が決まっていたために、偏向流と
して得られる流体の吹出方向は常に一定方向に限られ、
使用者の要求に応じて風向の調整をすることができなか
った。
本考案は上記の点に鑑みてなされたものであり、流体制
御素子の流体制御部及び流体ガイド部を別個に設は流体
ガイド部には左右側及び上下側に拡開角度の異なる案内
壁を設けるとともに、この流体ガイド部を流体制御部に
着脱、および/または回転可能に取り付けることによっ
て、偏向流の方向を任意に調整できるようにした流体吹
出口構造を提供せんとするものである。
以下添付図面に示す実施例に基づいて本考案を詳細に説
明する。
第5図に示す実施例において、流体吹出口F内に装着さ
れる流体制御素子Rは、流体ガイド部17と流体制御部
18−とが別体として構成されたものである。
流体ガイド部17は、上下一対の壁板19a。
19bと左右一対の壁板20a、20bとで前後に開口
を有するべく形成され、左右壁板20a。
20bの内側に後方開口部から前方開口部に向けて末広
がりに開口すべく設けられた第1の案内壁21a、21
bを有する他、上下壁板19a、19bの内側にも、同
様に前方に向けて末広がりに開口し、かつ前記第1の案
内壁21a、21bとは拡開角度の異なる第2の案内壁
22a、22bを有してなる。
これらの案内壁21a、21b。22 a、 22 b
は、第6図に示すように、後面に短形状の後方開口部2
3を形成すると共に、この後方開口部23の周囲4個所
には溝部を有する係止片24が設けられている。
また流体ガイド部17の後面には真円状の開口25が形
成されている。
一方、流体制御部18は、第6図及び第7図に示すよう
に、流体ガイド部17と同様、上下一対の壁板26 a
、 26 b、左右一対の壁板27a。
27 b並びにこれら壁板26 a、 26 b、
27a、27bの前後方向を閉塞する前板28及び後
板29とで構成され、前板28及び後板29の中央部に
は、前記流体ガイド部17に形成した後方開口部23と
略同−形状の貫通口30が形成されている。
またこの貫通口30の前板28周縁部には、前記流体ガ
イド部17を保持するための円筒体31が設けられ、こ
の円筒体31の先端円周上には前記流体ガイド部17に
形成された係止片24の溝部に係合する突条32が設け
られている。
更に、流体制御部18の内部空間は、中央の仕切板33
a、33bによって左右に別れており、第9図に示すよ
うに貫通口30内の左右両側壁に制御口34a、34b
を備えてなる制御室38a。
35bとして形成されている。
この制御室35a、35bは、その左右両側にダクト1
1からの流体を上記制御口34a、34bに導くための
制御室入口36a、36bを有しており、これらの制御
室入口36a、36bは、制御室35a、35bに設け
られた従来と同様の電磁弁13a、13bによって開閉
されるようになっている。
この電磁弁13a、13bは、電磁石14a、14bが
流体制御部18の前面に突出猛威されており、流体ガイ
ド部17を取り付けた時に、第9図に示すようにその突
出部分が開口25内に隠れる。
従って、第5図に示すように、ダクト11に接続した流
体制御部18に流体ガイド部17を取り付けて流体制御
素子Rとして機能させる場合には、第8図に示すように
、流体制御部18の円筒体31円周に設けられた突条3
2に流体ガイド部17の係止片24の溝部を嵌め込むこ
とによって両者を一体化する。
また流体ガイド部17は、上記係止を解除することによ
って流体制御部18から離脱することができ、更に上記
係止状態で任意に回転することができる。
第9図及び第10図は、流体ガイド部17を取り付けた
場合の一実施例を示したものであり、この場合一方の電
磁弁13bを作動させたときには、一方の制御室人口3
6bが開放することにより、ダクト11からの加圧流体
は制御室人口36bを通じて制御室35b内に入り、制
御口34bから貫通口30内に正圧の制御流として流出
する。
このため、流体通路37内の流体は、第9図中案内壁2
1aに沿って流れると共に、第10図に示す上下の案内
壁22a、22bに沿って流れ、第9図中矢印A方向で
示すように、上下方向にやや拡開した右方偏向流として
得られる。
また他方の電磁弁13aを作動させたときには、前述し
たのと同様の作用により、第9図矢印B方向で示したよ
うに上方にやや拡開した左方偏向流として得られ、更に
電磁弁13a、13bを交互に作動させたときには、左
右揺動流として得られる。
尚、左右偏向流の吹出方向を換える場合には、流体ガイ
ド部17を90°回転し、第9図中において上下案内壁
22a、22bを仮想線で示したように左右案内壁21
a、21bと上下案内壁22a、22bとを交換するこ
とによって行なうことができ、また、左右偏向流ではな
く、所望の方向への吹出流を得たいときには、第11図
に示すように、流体ガイド部17を任意の角度に設定す
ることによって、左右偏向流以外の吹出流を得ることが
できる。
以上説明したように、本考案に係る流体吹出口構造によ
れば、流体制御素子の流体制御部と流体ガイド部とを別
個に形威し、流体ガイド部には、流体通路の左右両側及
び上下両側に夫々拡開角度の異なる案内壁を形成すると
ともに、流体ガイド部を流体制御部に着脱、かつ回転可
能に取り付けるようにしたから、流体ガイド部を適宜回
転させることによって、流体吹出口からの吹出流を任意
の方向に偏向調整することができ、温調をより快適にす
ることができ、またその取扱いが容易である。
また本考案に係る流体吹出口構造は、車室内の温調に限
らず、ビル内の温調又は一般家屋の温調にも適用できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は車両におけるインストルメントの流体吹出口を
示す斜視図、第2図は従来の流体吹出口構造の一例を示
す斜視図、第3図は第2図中A−A線断面図、第4図は
第2図中B−B線断面図、第5図は本考案の流体吹出口
構造の一実施例を示す斜視図、第6図は本考案に適用し
た流体制御素子の斜視図、第7図は流体制御部の斜視図
、第8図は流体制御部と流体ガイド部との係合状態を示
す断面図、第9図は第5図中A−A線断面図、第10図
は第5図中B−B線断面図、第11図は流体ガイド部を
45°回転させた時の開口部の正面図である。 F・・・・・・流体吹出口、R・・・・・・流体制御素
子、7゜21.22・・・・・・案内壁、8,37・・
・・・・流体通路、17・・・・・・流体ガイド部、1
8・・・・・・流体制御部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 流体吹出口内に、制御弁を備えた流体制御部と案内壁を
    形成した流体ガイド部とで構成された流体通路からの風
    向を規制するようにした流体制御素子を装着してなる流
    体吹出口構造において、上記流体ガイド部には、流体通
    路の左右側及び上下側に夫々前方に向かって拡開し、か
    つ左右及び上下で拡開角度の異なる案内壁を設けるとと
    もに、この流体ガイド部を流体制御部に着脱および/ま
    たは回転可能に取り付けたことを特徴とする流体吹出口
    構造。
JP4918981U 1981-04-07 1981-04-07 流体吹出口構造 Expired JPS6028901Y2 (ja)

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JP4918981U JPS6028901Y2 (ja) 1981-04-07 1981-04-07 流体吹出口構造

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Publication Number Publication Date
JPS57162428U JPS57162428U (ja) 1982-10-13
JPS6028901Y2 true JPS6028901Y2 (ja) 1985-09-02

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