JPS5844Y2 - 空気調和装置の風向変更構造 - Google Patents
空気調和装置の風向変更構造Info
- Publication number
- JPS5844Y2 JPS5844Y2 JP12485379U JP12485379U JPS5844Y2 JP S5844 Y2 JPS5844 Y2 JP S5844Y2 JP 12485379 U JP12485379 U JP 12485379U JP 12485379 U JP12485379 U JP 12485379U JP S5844 Y2 JPS5844 Y2 JP S5844Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- wind direction
- closing plate
- air conditioner
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Air-Flow Control Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は吹出口に風向変更を自動的に行う流体吹出素子
を具備した空気調和装置の改良に関するもので、吹出し
変更角度は一定で、変更時間が可変で゛きるようにする
ことを目的の一つとするもので゛ある。
を具備した空気調和装置の改良に関するもので、吹出し
変更角度は一定で、変更時間が可変で゛きるようにする
ことを目的の一つとするもので゛ある。
従来、この種の空気調和機における風向変更構造は出願
人が特願昭53−99765号として提供しているが、
吹出口における風向変更周期が一定であるため、特に−
個所に使用者がいる場合、単位時間における風当り量(
回数)が一定し、条件によってはもの足りなさを感じ、
またこれを解消するにも機構そのものがそのように構成
さ芽1−でおらず、使い勝手が悪い等の欠点を有してい
た。
人が特願昭53−99765号として提供しているが、
吹出口における風向変更周期が一定であるため、特に−
個所に使用者がいる場合、単位時間における風当り量(
回数)が一定し、条件によってはもの足りなさを感じ、
またこれを解消するにも機構そのものがそのように構成
さ芽1−でおらず、使い勝手が悪い等の欠点を有してい
た。
本考案は上記従来の風向変更構造にみられる欠点を除去
するものである。
するものである。
以下、本考案をその一実施例を示す添付図面を参考に説
明する。
明する。
同図において、Aは空気調和機本体で、前面グリル1、
後述する流体吹出素子Bよりなる吹出口2、電源操作部
およびダンパ操作部からなるエアコン操作部3、本体外
箱4、そして室外側空気吸込口ルーバ5より構成されて
いる。
後述する流体吹出素子Bよりなる吹出口2、電源操作部
およびダンパ操作部からなるエアコン操作部3、本体外
箱4、そして室外側空気吸込口ルーバ5より構成されて
いる。
前記空気調和機Aの内部には圧縮機6、室外側と室内側
とを区画する区画壁7および送風機用モータ8がそれぞ
れ配設され、このモータ8の両側には室外ファン9と室
内ファン10とが同軸に取り付けられている。
とを区画する区画壁7および送風機用モータ8がそれぞ
れ配設され、このモータ8の両側には室外ファン9と室
内ファン10とが同軸に取り付けられている。
11は室外側熱交換器、12は前記室外ファン9のエア
ガイダである。
ガイダである。
13は室外側の吹出し窓、14は前記本体外箱4に設け
られた室内側吸入口、15は室内側吹出し口である。
られた室内側吸入口、15は室内側吹出し口である。
16は前記吸入口14に設けられたフィルタ、17は室
内側熱交換器である。
内側熱交換器である。
18は送風機用モータ8の吸込み流路、19は前記モー
タ8の吹出し流路である。
タ8の吹出し流路である。
20は前記区画壁7の一部からなり、前記吹出し流路1
9を構成する傾斜部である。
9を構成する傾斜部である。
次に、流体素子Bの構成について説明する。
この流体素子Bは前記吹出口15に設けられ風向を制御
する。
する。
この流体吹出素子Bは流れ方向規制板21、整流板22
をそれぞれ具備している。
をそれぞれ具備している。
23.24はそれぞれ右左側制御室で、開口23 a
、24 aによって前記吹出し流路19と連通している
。
、24 aによって前記吹出し流路19と連通している
。
この制御室23.24はノズル形成部25と案内壁26
に囲まれている。
に囲まれている。
27は開口部28を開閉するダンパ、29は前記右左側
制御室23.24の天板31に設けられた開口23 a
、24 aを開閉する閉鎖板で、減速機構(図示せず
)を介して風車31によって回転する。
制御室23.24の天板31に設けられた開口23 a
、24 aを開閉する閉鎖板で、減速機構(図示せず
)を介して風車31によって回転する。
この風車32は前記開口部28から流入する風によって
駆動する。
駆動する。
33は前記天板31と風車32の間に設けられた可変板
で円形をなし、前記閉鎖板29と同軸上に取付けられて
いる。
で円形をなし、前記閉鎖板29と同軸上に取付けられて
いる。
この可変板33には前記制御室23.24の開口23
a 、24 aと同形同寸の透孔33 aが設けられ、
前面に突出したレバー34等によって回動操作できるよ
うに構成されている。
a 、24 aと同形同寸の透孔33 aが設けられ、
前面に突出したレバー34等によって回動操作できるよ
うに構成されている。
次に、上記吹出口15に設けられた流体吹出素子Bの動
作について第3図〜第7図をもとに詳細に説明する。
作について第3図〜第7図をもとに詳細に説明する。
同図においてダンパ27が開口部28を塞ぎ、かつ第5
図のイの如く左側制御口24を閉鎖板29が塞いでいる
とき、送風機8により送られた空気はノズルの出口30
の急激な絞りのため縮流を生じ、ノズル形成部25の突
出端において第4図の矢印a、l)にて示される方向の
流れを生じる。
図のイの如く左側制御口24を閉鎖板29が塞いでいる
とき、送風機8により送られた空気はノズルの出口30
の急激な絞りのため縮流を生じ、ノズル形成部25の突
出端において第4図の矢印a、l)にて示される方向の
流れを生じる。
矢印a。bにて示される流れにより、制御室23.24
の流体がまきこまれ、制御室23.24内の圧力低下を
生じようとする。
の流体がまきこまれ、制御室23.24内の圧力低下を
生じようとする。
しかし、今閉鎖板29が左側制御口24を塞いでおり、
右側制御口23は前記まきこみを補う程度に十分開口さ
れた連通路31に通じているため、はぼ大気圧に保持さ
れていることから左側偏向を生じるような圧力差が発生
する。
右側制御口23は前記まきこみを補う程度に十分開口さ
れた連通路31に通じているため、はぼ大気圧に保持さ
れていることから左側偏向を生じるような圧力差が発生
する。
そこで流れは矢印Cに示される方向に偏向する。
ここでダンパ27が開いており、開口部28を流れる空
気が、風車32を回し、ギヤ(図示せず)を通して減速
された閉鎖板29を回転せしめている状態について説明
する。
気が、風車32を回し、ギヤ(図示せず)を通して減速
された閉鎖板29を回転せしめている状態について説明
する。
第5図イは前記で示したように閉鎖板29が左側制御口
24を塞いでいる場合で、流れは第4図の矢印Cで示さ
れる。
24を塞いでいる場合で、流れは第4図の矢印Cで示さ
れる。
閉鎖板29が第5図のハの状態にあるときは左右の制御
口23.24の圧力は同じ値となり偏向は生ぜず第4図
の矢印dで示される流れとなる。
口23.24の圧力は同じ値となり偏向は生ぜず第4図
の矢印dで示される流れとなる。
第5図の二の場合は同図のイと逆で右側制御口23が閉
鎖板29に塞がれて低圧となり流れは右側に偏向され、
第4図の矢印eで示される流れとなる。
鎖板29に塞がれて低圧となり流れは右側に偏向され、
第4図の矢印eで示される流れとなる。
すなわち、閉鎖板29が第5図のイ→ロ→ハ→二と回転
するにともない流れは第4図の矢印C−+d−+eとな
めらかに偏向する。
するにともない流れは第4図の矢印C−+d−+eとな
めらかに偏向する。
さらに閉鎖板29が回転すると流れはe−+d−+Cと
偏向してスイング動作を繰り返す。
偏向してスイング動作を繰り返す。
ここで、空気調和機の使用者が第4図のc、d。
eの各派れの時間およびCからd、dからe、eからd
、dからCへの各変更時間の割合をかえたい時には円板
33を回転させることにより容易に変更できる。
、dからCへの各変更時間の割合をかえたい時には円板
33を回転させることにより容易に変更できる。
次に、その−例として第6図のへの状態に開口部23を
設定した場合を説明する。
設定した場合を説明する。
第6図において斜線で示す部分が連通路31に通じる開
口部でハに開口面積を設定した場合の閉鎖板29と開口
部との関連図を第7図に示す。
口部でハに開口面積を設定した場合の閉鎖板29と開口
部との関連図を第7図に示す。
第7図のイ99ロ、ハ二はそれぞれ第5図のイ。
ロハニに対応する。
第5図のイの場合、開口部23.24を閉鎖板29が完
全に閉鎖している時間はほは゛ゼロであるが、第7図の
イの場合は開口部23.24の面積が閉鎖板29の面積
に比較して小さいため、開口部23.24を閉鎖板29
が通過するための時間が必要となる。
全に閉鎖している時間はほは゛ゼロであるが、第7図の
イの場合は開口部23.24の面積が閉鎖板29の面積
に比較して小さいため、開口部23.24を閉鎖板29
が通過するための時間が必要となる。
この間開口部23.24は閉塞されているので、室内吹
出口の風の流れはその間固定された流れとなる。
出口の風の流れはその間固定された流れとなる。
すなわち、第5図の状態に比べて風向変更周期は遅くな
る。
る。
このように、風向変更を行うための圧力差を生じさせる
開口部23.24の面積を自由に変えて風向変更周期を
任意に調節することができ、使い勝手の向上がはかれる
ものである。
開口部23.24の面積を自由に変えて風向変更周期を
任意に調節することができ、使い勝手の向上がはかれる
ものである。
上記実施例より明らかなように本考案の空気調和機の風
向変更構造は少なくとも吸込口、送風機、吹出口をそれ
ぞれ具備した空気調和機本体の前記吹出口に流体吹出素
子を設け、さらに前記流体吹出素子に、この流体吹出素
子の吹出側に圧力差を連続的に生じさせて吹出空気を連
続的に変更させる風向変更機構を設け、さらに前記風向
変更機構を、前記送風機からの空気を導入して回転する
閉鎖板と、この閉鎖板の回転により開閉されて前記流体
吹出素子の吹出側に圧力差を生せしめる面積可変の開口
と、前記閉鎖板の空気導入量を制御しかつこの空気導入
を遮断したときに前記閉鎖板の回転を停止する制御機構
とより構成したもので、圧力差を生じさせて風向変更を
行う開口部の面積を可変するため、風向変更周期が任意
に可変でき、風向変更時の騒音が小さいなど従来の流体
素子効果に加えて使い勝手の向上がはかれる。
向変更構造は少なくとも吸込口、送風機、吹出口をそれ
ぞれ具備した空気調和機本体の前記吹出口に流体吹出素
子を設け、さらに前記流体吹出素子に、この流体吹出素
子の吹出側に圧力差を連続的に生じさせて吹出空気を連
続的に変更させる風向変更機構を設け、さらに前記風向
変更機構を、前記送風機からの空気を導入して回転する
閉鎖板と、この閉鎖板の回転により開閉されて前記流体
吹出素子の吹出側に圧力差を生せしめる面積可変の開口
と、前記閉鎖板の空気導入量を制御しかつこの空気導入
を遮断したときに前記閉鎖板の回転を停止する制御機構
とより構成したもので、圧力差を生じさせて風向変更を
行う開口部の面積を可変するため、風向変更周期が任意
に可変でき、風向変更時の騒音が小さいなど従来の流体
素子効果に加えて使い勝手の向上がはかれる。
また可変板を、開口と同形の透孔を具備し、開口と閉鎖
板の間もしくは開口の内面側に回動自在に取付けた構成
とすることにより、構成の簡素化がはかれ、故障の少な
い風向変更構造が得られる等、種々の利点を有するもの
である。
板の間もしくは開口の内面側に回動自在に取付けた構成
とすることにより、構成の簡素化がはかれ、故障の少な
い風向変更構造が得られる等、種々の利点を有するもの
である。
第1図は本考案の一実施例における風向変更構造を具備
した空気調和機の斜視図、第2図は同空気調和機の断面
平面図、第3図は同風向変更構造の斜視図、第4図は同
風向変更構造の動作説明図、第5図イ9口、ハ、二は同
風向変更構造における風向変更動作にともなう閉鎖板の
動作説明図、第6図イ2口、ハは同風向変更構造におけ
る圧力差を生ぜしむる開口の面積可変の説明図、第7図
イ9口。 ハ、二は同風向変更構造において開口を小さくした場合
の風向変更動作にともなう閉鎖板の動作説明図である。 A・・・・・・空気調和機本体、B・・・・・・流体吹
出素子、2・・・・・・吹出口、8・・・・・・送風機
用モータ、23.24・・・・・・開口部、29・・・
・・・閉鎖板、33・・・・・・円板(制御機構)。
した空気調和機の斜視図、第2図は同空気調和機の断面
平面図、第3図は同風向変更構造の斜視図、第4図は同
風向変更構造の動作説明図、第5図イ9口、ハ、二は同
風向変更構造における風向変更動作にともなう閉鎖板の
動作説明図、第6図イ2口、ハは同風向変更構造におけ
る圧力差を生ぜしむる開口の面積可変の説明図、第7図
イ9口。 ハ、二は同風向変更構造において開口を小さくした場合
の風向変更動作にともなう閉鎖板の動作説明図である。 A・・・・・・空気調和機本体、B・・・・・・流体吹
出素子、2・・・・・・吹出口、8・・・・・・送風機
用モータ、23.24・・・・・・開口部、29・・・
・・・閉鎖板、33・・・・・・円板(制御機構)。
Claims (2)
- (1)少なくとも吹込み口、送風機、吹出口をそれぞれ
具備した空気調和機本体の前記吹出口に流体吹出素子を
設け、さらに前記流体吹出素子にこの流体吹出素子の吹
出側に圧力差を連続的に生じさせて吹出空気を連続的に
変更させる風向変更機構を設け、この風向変更機構を、
前記送風機からの空気を導入して回転する閉鎖板と、こ
の閉鎖板の回転により開閉されて前記流体吹出素子の吹
出側に圧力差を生せしめる開口と、この開口の面積を可
変する可変板と、前記閉鎖板への空気の導入口を開閉す
るダンパと、前記開閉するダンパを駆動する線ばねとに
より構成した空気調和装置の風向変更構造。 - (2)可変板を、開口と同形の透孔を具備し、開口と閉
鎖板の間もしくは開口の内面側に回動自在に取付けた構
成とした実用新案登録請求の範囲第1項に記載の空気調
和装置の風向変更構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12485379U JPS5844Y2 (ja) | 1979-09-10 | 1979-09-10 | 空気調和装置の風向変更構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12485379U JPS5844Y2 (ja) | 1979-09-10 | 1979-09-10 | 空気調和装置の風向変更構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5642737U JPS5642737U (ja) | 1981-04-18 |
JPS5844Y2 true JPS5844Y2 (ja) | 1983-01-05 |
Family
ID=29356740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12485379U Expired JPS5844Y2 (ja) | 1979-09-10 | 1979-09-10 | 空気調和装置の風向変更構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5844Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-09-10 JP JP12485379U patent/JPS5844Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5642737U (ja) | 1981-04-18 |
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