JPS6028835B2 - 製造方法 - Google Patents

製造方法

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JPS6028835B2
JPS6028835B2 JP51030920A JP3092076A JPS6028835B2 JP S6028835 B2 JPS6028835 B2 JP S6028835B2 JP 51030920 A JP51030920 A JP 51030920A JP 3092076 A JP3092076 A JP 3092076A JP S6028835 B2 JPS6028835 B2 JP S6028835B2
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chemical
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ヘンリー バン レーネン バーラン
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Pharmacia and Upjohn Co
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Upjohn Co
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Publication date
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Publication of JPS6028835B2 publication Critical patent/JPS6028835B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D307/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom
    • C07D307/77Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom ortho- or peri-condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D307/93Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom ortho- or peri-condensed with carbocyclic rings or ring systems condensed with a ring other than six-membered
    • C07D307/935Not further condensed cyclopenta [b] furans or hydrogenated cyclopenta [b] furans
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C405/00Compounds containing a five-membered ring having two side-chains in ortho position to each other, and having oxygen atoms directly attached to the ring in ortho position to one of the side-chains, one side-chain containing, not directly attached to the ring, a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, and the other side-chain having oxygen atoms attached in gamma-position to the ring, e.g. prostaglandins ; Analogues or derivatives thereof

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Furan Compounds (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプロスタグランジン型(PG−型)化合物をつ
くるのに有用な二環式ラクトンを製造す改良方法である
更に詳細には本発明は、側鎖オキソ部分の還元によって
高度に立体選択性で著しいQーヒドロキシPG型化合物
をラクトン側鎖に導入する方法を提供する。プロスタグ
ランジン類は、薬学的に有用な2の固の炭素原子のシク
ロベンタン誘導体類の一族である。
これらは例えばPGF3Q、PGF2は、PGF,Q及
び対応するPGE,PGA,PGB、及びPGF8化合
物類を包含する。これらのプロスタグランジン類の各々
は、次の構造と原子の番号付けをもったプロスタン酸の
譲導体と考えられる。例えばペングストローム(Ber
gstrom)ら、Pharmacol.Rev.2畔
蓋1頁(19総年)とそこに引用されている参考文献を
参照。
上式ならびに以下に述べる式で、シクロベンタン環への
太線の結合は、ベータ立体配置すなわちシクロベンタン
環の面より上の置換基を示す。
シクロベンタン残への破線結合はシクロベンタン環の面
より下の置換基、すなわちアルファ立体配置を示す。本
明細書中の式に関連して波線を使用する時には、置換基
の結合はアルファ又はベータ立体配置のいずれか、又は
Qと8異性体の混合物としてである。このように例えば
式で表わされるPOP2Qは、C−9、C−11、及び
C−15の位置の各々にアルファ立体配置にあるヒドロ
キシ置換基をもつ。
C−9,C−11、及びC−15のような表現は、プロ
スタン酸と同じ番号の位置に相当する位置にあるプロス
タグランジン又はプロスタグランジン類似体の炭素原子
のことである。上のPGF2QのC−15アルコール官
能基はS立体配置にある。
プロスタグランジン類のこれやその他の立体化学的特徴
の論議には、ネイチャー誌212蓋38頁(1966王
)を参照。同様に、プロスタグランジン類と同じ薬学目
的に対して有用であることが知られているプロスタグラ
ンジン類似体類が、この技術に知られている。
特にこれらの類似体の多くは、種々のプロスタグランジ
ン類の一つに対して同じシクロベンタン環構造を保持し
ながら、C−7アルファ側鎖又はC−13べ−タ側鎖又
は両方で変化を示す。更に3Q,5Q−ジヒドロキシ−
23一(3ーオキソートランス−1−オクテニル)一I
Q−シクロベンタン酢酸y−ラクトン3ーアセテート又
は3−フエニルベンゾエート(イー・ジェー.コリ−(
E.J.Corey)ら、J.Am.Chem.S帆.
,92巻39刀頁(1970年)及びィー・ジェー・コ
リーら、9鏡等1491頁(1971年))は、光学活
性のPGF2Q及びPGE2をつくる際に有用な3−オ
キソ二環式ラクトン中間体であることが知られている。
この−環式ラクトンは式 で表わされる。
式中R,.はアセチル又はpーフェニルベンゾィルであ
る。この技術に知られているようにC−12ベータ側鎖
中に変化を現わすプロスタグランジン類似体をつくろう
とする時には、これら類似体類の製造に有用な対応する
二濠式ラクトン類が次式に従って知られている。○ 式中Lは 又は と の混合物であり、こ こでR3とR4は水素、メチル、又はフルオロであって
、同じ又は別のものであるが、但しR3とR4の一方が
水素又はフルオロの時にのみ他方がフルオロであること
を条件としており、R7は{1} −(C均)k−C
H3 (kは2〜6)〔式中Tはクロロ、フルオロ、ト
リフルオロメチル、1〜3個の炭素原子のアルキル、又
は1〜3個の炭素原子のアルコキシであり、sはゼロ、
1、2、又は3であるが、但し2個を越えないTがアル
キル以外であることを条件として、種々のTは同じ又は
別のものである〕〔式中Tとsは上に定義されたとおり
〕又は【4} シス−CH=CH−CH2−CH3であ
るが、但しR3とR4が水素又はメチルであって同じ又
は別のものである時にのみR7がであることを条件とし
ており、またR,2は水素又はカルボキシルである。
従ってプロスタグランジン、プロスタグランジン類似体
、又は中間体を表わす本明細書中の各式は、化合物の光
学活性型を表わしている。
特に、こうして表わされる光学異性体は、幅乳類組織か
ら得られる対応プロスタグランジンと同じ相対的立体化
学配置のものであり、或は中間体の場合には、0甫乳類
組織から得られる対応プロスタグランジンと同じ相対的
立体化学配置の対応プロスタグランジン型生成物を生ず
るような立体化学配置のものである。プロスタグランジ
ン類又はプロスタグランジン類似体類(すなわちプロス
タグランジン型化合物類)の各々は、それぞれの骨格の
位置、及びその位置における特定置換基又は対応する親
プロスタグランジンからの構造的変化を指定する命令方
式に従って命名される。
この命名方式はェヌ・ェイ・ネルソン(N.A.Nel
son)、ジヤーナル・オブ・メディカル・ケミストリ
(J.Med.Chem.)17巻911頁(197必
王)に記載されている。対応するプロスタグランジン型
化合物類(すなわちプロスタグランジン類又はプロスタ
グランジン類似体類)へ転化される式Wの3−オキソラ
クトン類については、3−ヒドロキシが最終PG型化合
物の15−ヒドロキシとなりうるような対応する3ーヒ
ドロキシラクトンを形成させるのに式m又は式Nのベー
タ側鎖の3−オキソ部分を還元せねばならない。多くの
場合、38−ヒドロキシェピマーよりも3Qーヒドロキ
シェピマーを得るのが望ましい。
というのは、この立体化学的特徴は、この技術に麦秋鞍
漆濠鶴鷺務鼓舞露る。
こうして式0のPGF2Qと同じC−15の立体配置を
もつ化合物類がつくられ、これらの化合物は多くの場合
に、より望ましい薬学性状を現わす。従って、上記の還
元の立体化学的制御を達成するために多大の努力がなさ
れた。還元の立体化学的制御を行なうために先行技術に
明らかにされた方法は、ある種の薬剤と共に、式m又は
式W化合物中のR,.又はR,2基の代わり1こ種々の
有機部分を使用するものであった。
リチウムリモネンテキシルポロハイドライド、すなわち
リチウムテキシルージ−第二プチルポロノ・ィドラィド
、及びリチウムトリ第二プチルボロ/・ィドラィドのよ
うな還元剤と組合わせて、R,.又はR,2の代わりに
pーフェニルベンゾイル、及びp−フェニルフエニルカ
ルバモイルとフエニルカルバモイル部分のようなカルバ
モィル類を使用することについての論議には、イー・ジ
ェー・コリーら、J.Am.Chem.Soc.9年蓋
8616頁(1972王)を参照。更にリチウムトリ第
二プチルポロノ・ィドラィドの製造使用についての論議
は、エイチ・シー・ブラウン(日.C.Brown)ら
、J.Am.ChemSoc.94巻7159頁(19
72王)に提供されている。同様にカリウムトリ第二プ
チルポロノ・ィドラィドの製造使用についての論議は、
シー・ェイ・ブラウン(C.A.Brown)、J.A
m.Chem.Soc.95巻4101頁(1973年
)に提供されている。本発明の一つの目的は、プロスタ
グランジン型化合物類の製造に有用な二還式3Qーヒド
ロキシラクトン中間体類の大規模製造に適した新規方法
を提供するにある。
更に一つの目的は、上記の方法において、3−オキソ二
環式ラクトン(例えば式m又はW)を対応する3Qーヒ
ドロキシ二環式ラクトンへ高度に立体選択的に環元する
方法を提供するにある。
従って本発明は、式 〔式中L,とR7は上に定義されたとおりであり、R,
3は下に定義されるようにダイレクテイング基である〕
の3−オキソ二環式ラクトンかり式 の対応する3Q−ヒドロキシ二環式ラクトンを高度に立
体選択的に製造する新規方法を提供している。
この方法は上記の二環式3−オキソラクトンをカリウム
トリ第一ブチルボロ/・ィドライド!こより高度に立体
選択的に還元することからなる。本発明の目的に有用な
ダィレクティング基(R,3)は次のものである。
〔式中R,とR2は水素、クロロ、フルオ〇、プロモ、
1〜3個の炭素原子のアルキル、又は1〜3個の炭素原
子のアルコキシであって、同じ又は別のものである〕、
又は〔式中R,とR2は上に定義されたとおりであり、
各フェニル環に対し同じ又は別のものである〕本発明の
目的に特に好ましいダィレクティング基は、フェニルカ
ルバモィル、すなわち及びp−トリルヵルバモ イルすなわち であ る。
その他の好ましいダィレクテイング基は、R,とR2の
一方が水素で他方がメチル、メトキシ又はクロロである
場合のものである。本発明に有用な還元剤は、カリウム
トリ第二プチルボロハイドライドである。
従って、本発明と特にその好ましい上記の実施態様は、
本発明の目的達成において、先行技術に記載の手順より
も驚異的かつ子想外の利点を提供する。
第一に本発明は、先行技術の手順よりも驚異的かつ予想
外により立体選択的であり、従って製造されるアルファ
対ベータヒドロキシニ環式ラクトン生成物の比は、驚異
的かつ子想外に増加する。
第二に、本発明は次の点でその最終生成物の大規模ない
し工業生産に対し驚異的かつ予想外により有用である。
‘1} 本明細書で使用されるダィレクテイング基は発
がん性又は発がん性の疑いがある副生物をつくることが
知られている基(例えばpーフェニルフェニルカルバモ
ィル)の使用をさげている。
‘2’本明細書に使用される還元剤は、簡単、直接、及
び経済的につくられる。
(3} 最適の立体選択性を達成するのに要する反応条
件は、先行技術のものより過酷でない。
脚 本方法の使用により、158−ヒドロキシェピマー
を排除して本質的に純粋な2,3,4,5,6−ペンタ
ノルーPGF,Q型化合物の結晶化が可能となり、それ
によってPG型生成物のC−15ェピマー混合物をクロ
マトグラフィによって分離する必要がなくなる。
図 A 図Aを参照すると、本発明の新規方法の操作が明らかと
なろう。
L,、R7、及びR,3は上に定義されたとおりである
。Mはカリウム、ナトリウム、又はリチウムである。式
幻はこの技術で知られているか、又はこの技術に知られ
た方法で容易につくられる。
式M化合物はシクロベンタン環の3ーヒドロキシ水素を
R,3によるダイレクテイング基と置換することによっ
て式血へ転化される。R,3がフェニル又は置換フェニ
ルカルバモィルのダィレクティング基である時には、式 〔式中R,とR2は上に定義されたとおり〕の対応する
フェニル又は置換フェニルィソシアナートを使用する。
反応をゼロないし25qoで実施するのが好ましい。有
利には、反応をピリジン希釈剤又は触媒量のピリジンを
含有するテトラヒドロフランのような希釈剤中で実施す
る。その代わりに、ピコリン類及びルチジン類のような
その他のピリジン型塩基を使用して差支えない。より強
力な第三級アミン塩基(例えばトリェチルアミン)が同
機に有用である。しかし、好ましい方法によると、反応
希釈剤としてピリジンのみを使用する。反応が終了した
ら、N,N′−ジフェニルュリア又は対応する置換フェ
ニルュリアのような創生物を結晶化によって式刈生成物
から分離する。しかし、好ましい方法では結晶化による
精製を省略し、上記のように図Aの後の方法段階に粗反
応生成物を使用する。R.3がジフエニルカルバモイル
のダイレクテイング基の時には、式刈化合物は、対応す
るジフェニルカルバモイルクロライド又は式 の置換ジフェニルカルバモィルクロラィド〔式中R,と
R2は上に定義されたとおり〕を使用して、式×化合物
からつくられる。
反応は、上の混合物へ水素化ナトリウム1当量の添加に
よって進む。反応が終了してから、有機酸、例えば酢酸
の添加によって任意過剰の水素化ナトリウムを破壊する
。純粋な生成物は、慣用方法を使用して任意に反応混合
物から回収される。式×m化合物は、本発明の新規な高
度に立体選択的な還元によって式皿化合物から得られる
高い選択性を達成するには、この反応を−78℃ないし
−120q0という低温で進める。約一11び の温度
を使用するのが特に好ましい。この還元に対する反応希
釈剤は、好ましくは3:1の比ジェチルェーテルとテト
ラヒドロフランの混合物からなる。この希釈剤混合物の
異なる比が本発明に有用であるが、テトラヒドロフラン
の凝固点(一65qo)のためその単独使用は妨げられ
ている。しかし反応体を確実に溶液にしておくために十
分な量のテトラヒドロフランが存在するのが好ましい。
この還元、及び(式×Nからの)ボラン抽出に先立つ還
元以後の段階に対するもう一つの必要条件は、反応体中
に窒素をあわ立たせることによって、全反応体が酸素を
含まないようにすることである。
この手順は、式柳化合物の還元でつくられるトリアルキ
ルボランの破壊を防ぐために必要である。次に還元はカ
リウムトリ第二ブチルボ。
ハイドラィドの添加によって行なわれる。式馴化合物の
モル当量当りカリウムトリアルキルボロ/・ィドラィド
1.2〜1.4モル当量を使用するのが好ましい。上記
のカリウムトリ第二プチルボロ/・ィドラィドは、トリ
第二ブチルボランから、このボランと水素化カリウムと
の反応によってつくられる。水素化カリウムとトリ第二
ブチルボラン類との反応に対してこの技術に知られた手
順を使用する。参考として、前掲シー・ェィ・ブラウン
を参照。このボランは、この技術に知られた幾つかの方
法の任意のものによってつくられる。好ましい方法によ
って、これらは先行技術の手順によるジボランと式 C
H3一(CH2)m−CH:CH−(CH2)m一CH
3〔式中mは0〕のオレフィンとの反応から得られる。
次に式×N化合物は、式Xm化合物のラクトン環を開く
ことによってつくられる。
この目的には、水酸化ナトリウム、カリウム、又はリチ
ウムを、この技術に知られたとおりに水溶液中で使用す
るのが有利である。式×N化合物を含有する上の溶液は
、更に式狐化合物から式×m化合物への還元中につくら
れるトリアルキルボランを含有する。
トリアルキルポラソを例えばジェチルェーテルでの抽出
によって式×W化合物から分離し、こうして得られるト
リアルキルボランを上記のように水素化カリウムと反応
させて、刈からX皿への還元段階に有用なカリウムトリ
アルキルボロハイドライドを再生させるのが好ましい。
次に式×V化合物は、式XW化合物からダィレクティン
グ基の加水分解によってつくられる。
この加水分解はこの技術に知られた方法、例えば加熱し
ながら式×W化合物へ水酸化リチウム、カリウム、又は
好ましくはナトリウムを加えることによって達成される
。反応は通常、約85q0の温度で約2独特間で終了す
るが、反応時間を短くするためにそれより高温を使用す
る。次に式×W化合物は望んでいない有機副生物から式
×V化合物を分離し、続いて酸性化と結晶化によって式
×V化合物からつくられる。
望んでいない有機創生物の抽出は、まず式×V化合物を
含有する溶液のpHを滋酸例えば、燐酸添加によって約
9.0に調整することによって進む。生ずるpH調整さ
れた混合物の抽出は、有機希釈剤、好ましはジクロロメ
タンの添加によって進む。ジクロロメタン抽出液はこれ
らの望んでいない副生物を含有しており、従ってこの抽
出液は捨てられる。このあとの酸性化は、水相を注意深
く冷却し(0〜5℃)、滋酸を更に添加してpH4まで
酸性化することによって進む。そのあとで、望む式×の
生成物は例えば慣用方法で達成される酢酸エチルでの抽
出及び結晶化によって回収される。上の手順で得られる
とおり、式×の化合物は結晶型で得られるため、式×の
化合物の対応する158ーヒドロキシェピマーを実質的
に排除している。
従って、上の手順では、式池化合物から式×m化合物を
つくるために述べた還元でつくられる15Q−及び15
8ーヒドロキシェピマー類をクロマトグラフィで分離す
る必要がなくなる。式×風化合物は、種々のPGF,P
GE,PGA、及びPCB型化合物類をつくるのに非常
に役立つ中間体であることが知られている。
例えば式×の化合物はこの技術に知られた方法によって
対応する式×肌ラクトンへ転化され、式×肌ラクトンは
上記のプロスタグランジン型化合物の製造に非常に有用
な中間体であることが知られている。本発明は以下の調
製例及び実施例によって更に完全に理解できる。
温度はすべて、摂氏の度数である。
赤外線吸収スペクトルは、パーキン・ェルマー・モデル
421赤外線スベクトロフオトメー夕−上で記録されて
いる。
他に特定された時を除いて、未希釈の(まじりもののな
い)試料が使われている。UV(紫外線)スペクトルは
、キャリー・モデル15スベクトロフオトメー夕−上で
記録されている。
NMR(核磁気共鳴)スペクトルは、デュ−7ロクロロ
ホルム溶液中で、テトラメチルシランを内部標準として
、バリァンA−60、A−6皿又はT−60スベクトロ
フオトメーター上で記録されている。
質量スペクトルは、CEGモデル1108二重焦点式高
解像質量スベクトロメーター又はLKBモデル9000
ガスクロマトグラフ質量スベクトロメーター上に記録さ
れている。
他に特定されている場合を除いてトリメチルシリル誘導
体が使用されている。「塩水」とは塩化ナトリウム飽和
水溶液のことである。
薄層クロマトグラフィ(TLC)に使用されるA−K溶
媒系は、ェム・ハンバーグ(M.舷m戊rg)およびビ
ー・サムヱルソン(B.Samuelsson)、J.
Biol.Chem.241巻257頁(1966年)
に従って酢酸エチル−酢酸−2,2,4ートリメチルベ
ンタン−水(90:20:50:100)からつくられ
る。
スケリソルブB(SSB)とは異性体へキサン類の混合
物のことである。
本明細書中で使用されるシリカゲルクロマトグラフィは
、溶離、フラクション収集、およびTLC(薄層クロマ
トグラフイ)によって所望の生成物を含有するが、出発
材料と不純物を含まないことが示されたフラクションを
一緒にすることを包含したものと理解される。
融点(MP)はフィッシャー=ジョーンズの融点測定装
置で測定された。
THFとはテトラヒドロフランのことである。
比旋光度〔Q〕は、特定された溶媒中の化合物溶液につ
いてパーキン・ェルマー・モデル141自動式ポラリメ
ーターによって測定されている。実施例 1フェニルカ
ルバモィルのダィレクティング基を使用して3Q,5Q
−ジヒドロキシ28−(3−オキソートランスー1ーオ
クテニル)−IQーシクロベンタン酢酸y−ラクトンか
らつくられる2,3,4,5,6ーベンタノル−PGF
,Q(式×W: はn−ベンチ ノレ A3Q,5Q−ジヒドロキシ−28一(3ーオキソート
ランス−1ーオクテニル)一IQ−シクロベンタン酢酸
y−ラクトン3.97夕を乾燥ピリジン6泌中に溶解す
る。
生ずる溶液に窒素雰囲気下に、0℃に冷却された乾燥ピ
リジン6の‘とフヱニルィソシアナート2.14夕の溶
液を加える。添加は3粉ご間に滴下させて進める。次に
上の反応混合物を0℃で更に30分かきまぜ、次にかき
まぜながら薄層クロマトグラフイ(スケリソルブB中の
酢酸エチル1:1)によって反応終了が示されるまで、
室温に暖まるようにする。約1報時間で反応は終了し、
ラクトン出発材料のフェニルウレタン誘導体を生ずる。
上の純粋な生成物は、反応混合物へ10〜1針音量の水
を加えてから、酢酸エチル45の‘で抽出することによ
り、任意に回収される。
一緒にした酢酸エチル層を水で1回及び1モル燐酸水溶
液で2回洗う。最後に有機相を水洗し、硫酸ナトリウム
上で乾燥し、35二0で減圧下に蒸発させると、油を生
ずる。次にこの油をベンゼン中に溶解し、約5℃に冷却
し、この温度に1時間保持する。ジフェニルュリア沈殿
物が形成し、この沈殿物をろ過して冷し、ベンゼンで洗
う。次に有機相を真空下に蒸発させると、ラクトン出発
材料のフェニルウレタン譲導体605夕を生ずる。メタ
ノールから再結晶させるとこの生成物は融点92〜94
qoを示す。NMR吸収はデューテロクロロホルム中で
5.1、6.156.7、及び7.36。また特徴的な
赤外線吸収は169を 1730、及び1770肌‐1
に観察される。B 湿気を排除しながら、A部の反応生
成物6.09を乾燥テトラヒドロフラン25必中に溶解
する。
生ずる混合物を次に乾燥ジェチルェーテル120の【で
希釈する。次いで溶液中に窒素を数分間あわ立たせるこ
とによって、酸素をこの溶液から排除する。窒素の雰囲
気下に、まずドライアイスで−78q0に冷却されその
あとで反応温度を保持するように液体窒素の断続的添加
によって更に一110qoに冷却し、95%エタノール
裕中でこの溶液を−110q0に冷却する。この冷却さ
れた溶液に、乾燥ジェチルェーテルの添加によって10
0叫容量まで希釈されたテトラヒドロフラン中の0.9
Mカリウムトリ第二プチルボロノ・ィドラィド54.8
の‘を加える。添加は2〜3時間にわたって滴下して進
める。反応の進行を薄層クロマトグラフィ(酢酸エチル
とスケリソルブB、7:3)によって照合する。出発材
料が消費された時にカリウムトリ第二プチルボロノ・ィ
ドラィド溶液の添加をやめる。次に酸素を含まないメタ
ノール10の上及び酸素を含まない水25の【の添加に
よって反応を止める。次に反応混合物を10〜20qo
まで暖まるようにする。こうしてつくられる式×mラク
トンは、それ以上の精製或は特性化をせずに下の段階に
使用される。C 上のB部の反応生成物に、酸素を含ま
ない10%水酸化ナトリウム水溶液9肌をかきまぜなが
ら加える。
反応混合物を室温まで暖まるようにし、反応の進行を終
了まで薄層クロマトグラフイによって照合する。D 反
応混合物に酸素を含まない水25の‘を加え、振とうし
、次いで下の水相を分離することによって、トリ−第二
ブチルボランを上のC部の反応生成物から抽出する。
次に有機相を部分的に飽和させた塩化ナトリウム溶液で
一回洗い、洗浄液を水性抽出液に加える。次に一緒にし
た水層をジェチルヱーテルで抽出する。この抽出から三
層が生ずる。すなわち水層、テトラヒドロフランを含有
する層、及びエーテル層。ェーナル層を上で得られる有
機相と一緒にし、この一緒にした有機相を硫酸マグネシ
ウム上で乾燥し、酸素を含まない条件下に油まで蒸発さ
せる。この油は本質的にトリ第二ブチルボランからなる
が、ジフェニルュリアからなる幾分の汚染物質を伴なつ
ている。E 上のD部の抽出によって得られる有機及び
テトラヒドロフラン層を、水酸化ナトリウム4.2のこ
加える。
次にこの混合物を860に約16〜18時間加熱して、
11ーフェニルウレタンのダイレクティング基の加水分
解を達成させる。この反応の進行をシリカゲルTLCで
照合するのが好都合である。次に生ずる混合物を室温に
冷却し、2M燐酸の添加によってpHを9.0に調整す
る。次にこの混合物をジクロロメタンで2回抽出し、そ
のあとでこれらのジクロロメタン抽出液を捨てる。次に
水相を0〜5℃に冷却し、注意深くpH4へ酸性化する
。次に生ずる酸性溶液を固体塩化ナトリウムの添加によ
って飽和させる。そのあと、この飽和水溶液を酢酸エチ
ル400の‘で抽出し、望んでいない創生物を除くため
、こうして得られる有機抽出液を塩水で2回洗う。次に
生ずる有機相を冷却し、混合物が混濁するまでベンゼン
を混合物に加える。次にこの有機混合物を硫酸ナトリウ
ム上で乾燥し、溶媒を30qoで真空下に蒸発させる。
この蒸発中に式×W生成物の結晶化が起る。次に酢酸エ
チルを加えて20〜30泌容量となるようにし、次いで
結晶化を終了させるため酢酸エチル混合物を0℃に2時
間冷却する。次に酢酸エチルをろ過によって除き、ろ液
を冷し、酢酸エチルで洗う。生ずる結晶を恒量まで乾燥
すると、純粋な式×の生成物3.13夕を生ずる。調製
例 1 カリウムトリ第二プチルボロ/・ィドラィドへのトリ第
二ブチルボランの再循環実施例1の○部から得られるト
リ第二ブチルボランを、酸素を含まないスケリソルブB
(異性体へキサン類)loo地中に溶解する。
この混合物中に存在するジフェニルュリアはスケリソル
ブB中に不溶であるから、これを分離する。次に溶媒を
窒素の雰囲気及び真空下に蒸発させると、トリ第二ブチ
ルボランを生ずる。鉢油中の57%水素化カリウム懸濁
液1.5夕を、乾燥した酸素を含まないテトラヒドロフ
ラン25叫中に溶解する。
生ずるスラリーを窒素の雰囲気下に0℃に冷却する。テ
トラヒドロフラン5の【中における上で得られるトリ第
二ブチルボラン1.575夕を10分間に滴加する。生
ずる混合物を室温に暖まるま)にし、それから1時間か
きまぜる。
かきまぜをやめ、微細な固体を一夜放置して沈降させる
。次に生ずる混合物を窒素の雰囲気下に微細な暁綾ガラ
スのろうとに通してろ過すると、表題化合物の透明な薄
黄色の溶液を生ずる。実施例 2 ジフェニルカルバメートのダーィレクティング基を使用
して、3Q,5Qージヒドロキシー23(3ーオキソー
トランスー1ーオクテニル)−IQーシクロベンタン酢
酸yーラクトンからつくられる2,3,4,5,6−ペ
ンタノルーPGF2QA 室温で窒素の雰囲気下に、テ
トラヒドロフラン70地中の式ラクトン出発材料5.0
夕とジフェニルカルバモイルクロライド3.42をかき
まぜながら混合する。
それから水素化ナトリウム(鉱油中の57%懸濁液とし
て)300の9を徐々に加える。反応の進行を薄層クロ
マトグラフィによって照合し、約3時間で反応終了が示
された時に、酢酸を徐々に滴加して反応をとめる。次い
で溶媒蒸発、氷水の添加、ジクロ。
メタンによる抽出、及びジクロロメタン抽出液を洗浄、
乾燥、及び溶媒蒸発にかけることによって、ジフヱニル
カルバモィル誘導体を精製する。融点は80〜8200
である。紫外線吸収は23mhr(ご22528)に^
最大(エタノール)を示す。特徴的なNMR吸収は4.
0、6.0、6.6及び7.258に見られる。特徴的
な赤外線吸収は16601686、1700、及び17
756に見られる。B 表題化合物は、A部の反応生成
物を、実施例1のB〜E部に述べる手順に次々にかける
ことによって得られる。実施例 3 p−トリルカルバモィルのダイレクティング基を使用し
て、3Q,5Qージヒドロキシー28−(3−オキソー
トランス−1ーオクテニル)−IQ−シクロベンタン酢
酸y−ラクトンからつくられる2,3,4,5,6ーベ
ンタノル−PGF,QA 式幻ラクトン、p−トリルィ
ソシァナート、及びトリヱチルアミンを室温で新しく蒸
留したテトラヒドロフラン中でかさまぜる。
生ずる反応が薄層クロマトグラフィによって終了を示さ
れた時に、テトラヒドロフランを蒸発によって除去し、
生ずる混合物を冷水と一緒にしてからジクロロメタンで
抽出する。純粋な式皿pートリルウレタン誘導体は、シ
リカゲルクロマトグラフィにかけ、続いて酢酸エチル及
びスケリソルブB(異性体へキサン類)からの結晶化に
よって回収される。融点80.5〜82.5℃。紫外線
スペクトル(エタノール)は234m仏(ご=2693
3)に^最大を示す。NMRスペクトルは5.0与6.
17、6.&及び7.0〜7.46に特徴的な吸収を示
す。B 上のA部の反応生成物を使用し、実施例1のB
〜E部に述べる手順に従って、表題化合物がつくられる
実施例 4 3一(2,5ージクロロフエニル)力ルバモイルのダイ
レクテイング基を使用して、3Q,5Q−ヒドロキシー
28一(3−オキソートランス−1ーオクテニル)−I
Qーシクロベンタン酢酸ヅーラクトンからつくられる2
,3,4,5,6ーベンタノルーPGF,QA 式Mラ
クトン出発材料と2,5ージクロロフェニルイソシアナ
ートを乾燥ピリジン中で室温で一緒にかきまぜる。
薄層クロマトグラフィによって反応終了が示された時に
、冷水添加及び酢酸エチルでの抽出によって生成物の単
離が進む。酢酸エチル抽出液をシリカゲルクロマトグラ
フィ及び酢酸エチルースケリソルブBからの結晶化にか
けると、純粋な生成物を出ずる。生成物は薄層クロマト
グラフィのRf値0.11(酢酸エチルとスケリソルブ
BI:1)を示す。B 上のA部の反応生成物を使用し
、実施例1のB〜E部の手順に従って、表題化合物がつ
くられる。
実施例 5 3−(pーブロモフエニル)力ルバモイルのダイレクテ
イング基を使用して、3Q,5Q−ジヒドロキシー28
一(3−オキソートランスー1−オクテニル)−IQー
シクロベンタン酢酸yーラクトンからつくられる2,3
,4,5,6−ペン夕/ル−PGF,QA 実施例4の
A部の手順に従うが、2,5−ジクロロフェニルイソシ
アナートの代わりに、pーブロモフェニルイソシアナー
トを使用して、対応する3−(p−ブロモフェニル)ウ
レタン生成物がつくられる。
B 上のA部の反応生成物を使用し、実施例1のB〜E
部の手順に従って、表題化合物がつくられる。
実施例 6 3−(pーエトキシフエニル)力ルバモイルのダイレク
テイング基を使用して3の,5Qージヒド。
キシー28−(3−オキソートランスー1ーオクテニル
)−IQ−シクロベンタン酢酸yーラクトンからつくら
れる2,3,4,5,6ーベンタ/ルーPGF,QA
実施例4のA部の手順に従うが、2,5−ジクロロフヱ
ニルイソシアナ−トの代わりにpーェトキシフェニルイ
ソシアナートを使用して、ラグトン出発材料の対応する
3一(p−ェトキシフヱニル)ウレタン誘導体がつくら
れる。
融点91〜9300。B 上のA部の反応生成物を使用
し、実施例1のB〜E部の手順に従って、表題化合物が
つくられる。
実施例1〜6の任意のものの手順に従うが、カリウムー
トリ第二プチルボロノ・ィドラィドの代わりに次のカリ
ウムボロハイドラィド、すなわちトリ−(3−へキシル
)トリー(4ーオクチル)又は トリー(5ーデシル) を使用して、式×の生成物が得られる。
更に実施例1〜6の任意のものの手順に従うか、又は前
節に述べる手順に従うが、ラクトン出発材料の代わり‘
こ、28一位置に次の置換基、すなわち3ーオキソー4
ーメチルートランスー1−オクテニル、3ーオキソー4
,4−ジメチルートランス−1ーオクテニル、3−オキ
ソ−4ーフルオロートランス一1ーオクテニル。
3ーオキソー4,4ージフルオロートランスー1ーオク
テニル、3−オキソ−4ーフエノキシートランスー1ー
プテニル・3ーオキソ−4−(mークロロフエノキシ)
ートランスー1ーブテニル、3ーオキソー4−(mート
リフルオロメチルフエノキシ)−トランス一1ープテニ
ル、3ーオキソー4一(pーフルオロフエノキシ)ート
ランスー1ーブテニル、3ーオキソー4ーフエノキシー
トランスー1−ペンテニ/し、3−オキソー4一(m−
クロロフエノキシ)ートランスー1−ペンテニル、3ー
オキソー4一(mートリフルオロメチルフエノキシ)ー
トランスー1−ペンテニル、3ーオキソー4一(pーフ
ルオロフエノキシ)ートランスー1ーベンテニル、3−
オキソ−4−メチル一4ーフエノキシートランスー1−
ペンテニル、3−オキソ−4−メチル一4一(mークロ
ロフエノキシ)−トランス一1ーベンテニル、3ーオキ
ソー4ーメチルー4一(mートリフルオ○メチルフエノ
キシ)ートランスー1−ペンテニル、3ーオキソー4ー
メチル−4一(p−フルオロフエノキシ)−トランス一
1−ペンテニル、3ーオキソ−5−フヱニルートランス
−1ーベンテニル、3ーオキソー5一(mークロロフエ
ニル)ートランス−1ーベンテニル、3−オキソー5一
(mートリフルオロメチルフエニル)ートランスー1ー
ベンテニル、3ーオキソー5一(pーフルオロフエニル
)−トランス一1ーベンテニル、3ーオキソ−4ーメチ
ルー5−フヱニルートランスー1−ペンテニル、3ーオ
キソー4ーフエニル−5−(m−クロロフエニル)ート
ランスー1ーベンテニル、3ーオキソー4−メチル一5
−(m−トリフルオoメチルフヱニル)ートランスー1
−ペンテニル、3ーオキソー4ーフエニルー5−(p−
フルオロフエニル)ートランスー1ーベンテニル、3ー
オキソー4,4ージメチルー5ーフエニルートランス−
1ーベンテニル、3ーオキソー4,4ージメチル−5−
(m−クロロフエニル)−トランス一1ーベンテニル、
3ーオキソー4,4−ジメチル−5−(m−トリフルオ
ロメチルフエニル)ートランスー1ーベンテニル、3ー
オキソ−4,4−ジメチル−5−(pーフルオ口フエニ
ル)ートランスー1ーベンテニ/し、3ーオキソー4ー
フルオロー5−フヱニルートランスー1ーベンテニル、
3−オキソー4ーフルオロー5−(mークロロフエニル
)ートランスー1ーベンテニル、3ーオキソー4ーフエ
ニルー5一(m−トリフルオoメチルフエニル)−トラ
ンス一1ーベンテニル、3ーオキソー4ーフエニルー5
一(pーフルオ口フエニル)ートランス−1ーベンテニ
ル、3ーオキソー4,4ージフルオロー5−フエニルー
トランスー1ーベンテニル、3ーオキソ−4,4ージフ
ルオロ−5一(m−クoロフエニル)ートランスー1−
ペンテニ′レ、3ーオキソー4,4ージフルオロ−5一
(m−トリフルオロメチル)ートランスーベンテニ′レ
、3ーオキソー4,4ージフルオロー5−(pーフルオ
ロフエニル)ートランスー1ーベンテニル、3ーオキソ
ートランス−1−シスー5−オクタジエニルー4−メチ
ルートランスー1ージスー5ーオクタジエニル、3ーオ
キソー4,4ージメチルートランス−1−シスー5ーオ
クタジエニル、3−オキソ−4−フルオロートランス−
1ーシス−5−オクタジェニル、又は3ーオキソー4,
4−ジフルオロートランス−1−シスー5ーオクタジエ
ニルの一つで置換されている3Q,5Qージヒドロキシ
−IQ−シクロベンタン酢酸yラクトンを使用して、次
のように対応する2,3,4,5,6ーベンタノル−P
GF,Q型化合物が得られる。
すなわち、16ーメチル、 16,16−ジメチル、 16ーフルオロ、 16,16−ジフルオロ、 16−フエノキシ−17,18,19,20ーテトラノ
ル、16−(m−クロロフエノキシ)−17,18,1
9,20ーテトラノル、16一(mートリフルオロメチ
ルフエノキシ)−17,18,19,20−テトラノル
、16一(p−フルオロフエノキシ)一17,18,1
9,20−テトラノル、16−フエノキシ−18,19
,20ートリノル、16−(mークロロフエノキシ)一
1&19,20−トリ/ル、16一(m−トリフルオロ
メチルフエノキシ)−18,19,20ートリノル、1
6−(p−フルオロフヱノキシ)一18,19,20−
トリノル、16−メチル一16−フエノキシー18,1
9,20−トリノル、16−メチル−16−(mークロ
ロフエノキシ)−18,19,20−トリノル、16−
メチル−16一(m−トリフルオロメチルフエノキシ)
一18,19,20ートリノル、16−メチル−16−
(pーフルオロフエノキシ)−・&19,20ートリノ
ル、17−フエノキシ−18,19,20ートリノル、
17一(mークロロフエニル)−18,19,20ート
リ/ル、17−(m−トリフルオロメチルフエニル)一
1819,20−トリノル、17一(pーフルオロフエ
ニル)−18,19,20一トリノル、16ーメチル−
17−フエニルー18,19,20ートリノル、16ー
メチル−17一(mークロロフエニル)一1&19 2
0−トリノル、16−メチル一17一(mートリフルオ
ロメチルフヱニル)−1819,20−トリノル、16
ーメチルー17−(pーフルオロフエニル)−1819
20ートリノル、16,16ージメチル−17ーフエ
ニルー18,19,20ートリノル、16,16−ジメ
チル−17一(mークロロフエニル)一18,19,2
0−トリノル、16,16ージメチルー17一(mート
リフルオロメチル)一18,19,20−トリノル、1
6,16ージメチル−17一(pーフルオロフエニル)
一18,19,20ートリ/ル、16ーフルオロー17
ーフエニルー18 19,20−トリノル、16−フル
オロー17一(m−クロロフエニル)−18,19,2
0ートリノル、16ーフルオロ−17一(m−トリフル
オロメチルフエニル)一18,19,20−トリノル、
16ーフルオロー17一(pーフルオロフエニル)18
,19,20ートリノル、16,16ージフルオロー1
7ーフエニルー1&19,20−トリノル、1616−
ジフルオロー17−(mークロロフヱニル)一18,1
9,20ートリ/ル、1016−ジフルオロ−17−(
m−トリフルオロメチルフエニル)一18,19,20
ートリノル、16,16ージフルオロ−17一(p−フ
ルオロフヱニル)−18,19,20−トリノル、シス
ー17,18ージデヒド〇、 16ーメチルーシスー17,18ージデヒドロ、10
16−ジメチルーシス−17,18ージデヒドロ、16
ーフルオローシスー17,18,ージデヒドロ、又は1
6,16−ジフルオローシスー17,18ージデヒド〇

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ {式中L_1は ▲数式、化学式、表等があります▼ 又は ▲数式、化学式、表等があります▼ と ▲数式、化学式、表等があります▼ の混合物であ り、ここでR_3とR_4は水素、メチル、又はフルオ
    ロであつて、同じ又は別なものであるが、但しR_3と
    R_4の一方が水素又はフルオロの時にのみ他方がフル
    オロであることを条件とし、R_7は(1)−(CH_
    2)k−CH_3(ここでkは2〜6)(2)▲数式、
    化学式、表等があります▼ (式中Tはクロロ、フルオロ、トリフルオロメチル、
    1〜3個の炭素原子のアルキル、又は1〜3個の炭素原
    子のアルコキシであり、sはゼロ、1、2、又は3であ
    るが、但しTのアルキル以外のものは2個を越えないこ
    とを条件とし種々のTは同じ又は異なるるものである。 )(3)▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Tとsは上に定義されたとおり)又は(4)
    シス−CH=CH−CH_2−CH_3であるが、但し
    R_3とR_4とが水素又はメチルで同じ又は別のもの
    である時にのみR_7が▲数式、化学式、表等がありま
    す▼ であることを条件としており、 R_1_3は〔(1) 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R_1とR_2は水素、クロロ、フルオロ、ブ
    ロモ、1〜3個の炭素原子のアルキル、又は1〜3個の
    炭素原子のアルコキシであつて、同じ又は別のものであ
    る)又は(2) 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R_1とR_2は上に定義されたとおりであつ
    て、各フエニル環について同じ又は別のものである)の
    ダイレクテイング基である〕)のラクトンをカリウムト
    リ第二ブチルポロハイドライドで環元し、それによつて
    式▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中L_1、R_7及びR_1_3は上に定義され
    たとおり〕のアルコールをつくることからなる、このラ
    クトンの側鎖オキソ部分を高度に立体選択的に環元する
    方法。 2 ダイレクテイング基(R_1_3)が式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中R_1とR_2は特許請求の範囲第1項に定義
    されたとおり〕のものである、特許請求の範囲第1項に
    よる方法。 3 R_1とR_2が各フエニル環とも水素である、特
    許請求の範囲第2項による方法。 4 ▲数式、化学式、表等があります▼ がn−ペンチルである、特許請 求の範囲第3項による方法。 5 ダイレクテイング基(R_1_3)が▲数式、化学
    式、表等があります▼ 〔式中R_1とR_2は特許請求の範囲第1項に定義
    されたとおり〕である、特許請求の範囲第1項による方
    法。 6 ダイレクテイング基がフエニルカルバモイル又はp
    −トリルカルバモイルである、特許請求の範囲第5項に
    よる方法。 7 R_3とR_4の少なくとも一方がメチルである、
    特許請求の範囲第6項による方法。 8 R_3とR_4の一方が水素である、特許請求の範
    囲第7項による方法。 9 R_7が−(CH_2)−(CH_2)k−CH_
    3(kは特許請求の範囲第1項で定義されたとおり)で
    ある、特許請求の範囲第8項による方法。 10 R_7がn−ブチルである、特許請求の範囲第9
    項による方法。 11 R_3とR_4がともにメチルである、特許請求
    の範囲第7項による方法。 12 R_7が−(CH_2)k−CH_3(kは特許
    請求の範囲第1項に定義されたとおり)である、特許請
    求の範囲第11項による方法。 13 R_7がn−ブチルである、特許請求の範囲第1
    2項による方法。 14 R_3とR_4の少なくとも一方がフルオロであ
    る、特許請求の範囲第6項による方法。 15 R_3とR_4の一方が水素である、特許請求の
    範囲第14項による方法。 16 R_7が−(CH_2)k−CH_3(kは特許
    請求の範囲第1項に定義されたとおり)である、特許請
    求の範囲第15項による方法。 17 R_7がn−ブチルである、特許請求の範囲第1
    6項による方法。 18 R_3とR_4がともにフルオロである、特許請
    求の範囲第14項による方法。 19 R_7が−(CH_2)k−CH_3(kが特許
    請求の範囲第1項に定義されたとおり)である、特許請
    求の範囲第18項による方法。 20 R_7がn−ブチルである、特許請求の範囲第1
    9項による方法。 21 R_3とR_4がともに水素である、特許請求の
    範囲第6項による方法。 22 R_7が ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中Tとsは特許請求の範囲第1項に定義されたと
    おり〕である、特許請求の範囲第21項による方法。 23 sがゼロ又は1で、Tがクロロ、フルオロ、又は
    トリフルオロメチルである、特許請求の範囲第22項に
    よる方法。 24 Tがトリフルオロメチルである、特許請求の範囲
    第23項による方法。 25 Tがフルオロである、特許請求の範囲第23項に
    よる方法。 26 Tがクロロである、特許請求の範囲第23項によ
    る方法。 27 sがゼロである、特許請求の範囲第23項による
    方法。 28 R_7が ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔Tとsは特許請求の範囲第1項に定義されたとおり
    〕である、特許請求の範囲第21項による方法。 29 Tがクロロ、フルオロ、又はトリフルオロメチル
    であり、sがゼロ又は1である、特許請求の範囲第28
    項による方法。 30 Tがトリフルオロメチルである、特許請求の範囲
    第29項による方法。 31 Tがフルオロである、特許請求の範囲第29項に
    よる方法。 32 Tがクロロである、特許請求の範囲第29項によ
    る方法。 33 sがゼロである、特許請求の範囲第29項による
    方法。 34 R_7がシス−CH=CH−CH_2−CH_3
    である、特許請求の範囲第21項による方法。 35 R_7が−(CH_2)k−CH_3(kは特許
    請求の範囲第1項で定義されたとおり)である、特許請
    求の範囲第21項による方法。 36 R_7がn−ブチルである、特許請求の範囲第3
    5項による方法。 37 R_1_3が ▲数式、化学式、表等があります▼ である、特許請求の範囲第36項による方法。
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