JPS602852Y2 - パネル装着用額 - Google Patents

パネル装着用額

Info

Publication number
JPS602852Y2
JPS602852Y2 JP3053481U JP3053481U JPS602852Y2 JP S602852 Y2 JPS602852 Y2 JP S602852Y2 JP 3053481 U JP3053481 U JP 3053481U JP 3053481 U JP3053481 U JP 3053481U JP S602852 Y2 JPS602852 Y2 JP S602852Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bent
panel
frame
piece
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3053481U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57142972U (ja
Inventor
吉彦 小花
Original Assignee
株式会社アイピ−エス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社アイピ−エス filed Critical 株式会社アイピ−エス
Priority to JP3053481U priority Critical patent/JPS602852Y2/ja
Publication of JPS57142972U publication Critical patent/JPS57142972U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS602852Y2 publication Critical patent/JPS602852Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は写真、絵画等のパネルを装着して壁から吊り下
げたり、机上に立て掛けたりなどして使用するパネル装
着月額に関し、特に四方の角部をほぼ直角に形成して額
全体の均整をとると共に、角部の機械的強度を強めるこ
とができるようにしたものである。
従来から知られているパネル装着月額としては例えば第
1図に示すものが挙げられる。
このパネル装着月額1は、断面コ字状のアルミ角材2に
よってその枠体3が構成されている。
枠体3は図の位置においてその上面側の一辺3Aが着脱
自在になされて、パネルの差し替えができるようになさ
れている。
残りの三辺3B〜3Dで構成される枠体3は、第3図で
示すような1本のアルミ角材2を折り曲げることによっ
て形成される。
即ち、アルミ角材2の所定間隔1を隔てた2ケ所に■字
形状の切欠き4a、4bが形成され、この切欠き4a、
4bを中心に、これら切欠き4at4b側にアルミ角材
2がほぼ直角に折り曲げられて、所定の長さの辺3B〜
3Dをもつし字状の枠片6が形成される。
なお、第3図に示すように上述の切欠き4a、4bの切
込み量はあまり深くない。
それはこれら切欠き4at4bによって形成される2つ
の折曲部5A、5Bの強度を保つためである。
枠片6の各端面は第1図で示すようにほぼ45゜の角度
に切削され、これに対する一辺3Aの両端面もまたほぼ
45°の角度に切削され、従って、−辺3Aを枠片6に
装着することによって、両者の各端面が図のように互に
密着した状態で衡合するようになされている。
そのため、枠片6の各端面と一辺3Aの各端面とによっ
て形成される角部は、図のように丸味のないほぼ直角な
角部となる。
なお、−辺3Aを枠片6に取付けるには、第2図で示す
ように一辺3Aに取付は固定された一対の1字状部材8
が使用され、この1字状部材8を枠片6に挿入後、図の
ようなネジ9によって締付ければよい。
なお、第4図は折曲部5Aの拡大斜視図であって、枠片
6は例えば図のようなコ字状の断面として形成され、従
って、この枠体3を使用してパネルを装着するには、例
えば第5図で示すようなパネル載置用の板体(発泡スチ
ロール板等)12と、パネル10の表面側を覆う透明プ
ラスチック板11を使用すればよい。
従って、パネル10をパネル装着月額1に取り付けるに
はネジ9を弛めて一辺3Aを枠片6から外し、透明プラ
スチック板11及び板材12でパネル10を挟むように
し、且つ枠片6の縁を案内体としてこれ等を第5図に示
す枠片6の奥部迄挿入し、その後で一辺3Aを再び取り
付ければ良い。
ところで、上述したパネル装着月額1にあっては、比較
的浅い切欠き4a、4bを形威して折曲部5A、5Bを
形威しているから、折曲部5A。
5Bにある程度の機械的強度を持たせることができる反
面、■字状の切欠き量が少ないため、第3図のアルミ角
材2を折曲げると、第1図あるいは第4図で示すように
折曲部5A、5Bの角部が夫々丸味を帯び、残り2つの
角部とは著しく相異してしまう。
パネル装着用であるからこのような不均整の外形は好ま
しくない。
さらに、切欠き量が少ないと、アルミ角材2を折曲げた
際に、第4図で示すように、切欠き4a、4bの先端部
分が局部的に盛り上がってしまう。
この盛り上りはアルミ角材2の表面側にできるので、美
感上好ましくないから、この盛り上り部分を叩いて平坦
にしている。
しかし、この平坦化処理によって、その盛り上り部分に
傷が付き、好ましくない。
なお、折曲部5A、5Bの角部の形状にあうように、残
り2つの角部の形状を定めることも考えられるが、−辺
3Aの両端面及び枠片6の両端面をそのように形威する
と、アルミ角材2自体の厚みが基稈ないことから、角部
に空間が生じることがあり、従ってあまり得策ではない
また、従来の構成では折曲げて一字状の枠片6を構成し
ているので、パネル装着時枠片6の両端はどうしても拡
がり、板体12、パネル10等が非常に装着しにくく、
従って差し替えの作業性が悪い。
さらに、この枠片6の両端を不用意に接触すると、その
力が折曲部5A、5Bにかかり、折曲部5A、5Bを切
断するおそれがある。
斯かる点に鑑み、本考案は折曲部の角部の形状・を他の
角部の形状に一致させるように構成して均整をとり、か
つ折曲部の機械的強度が十分に得られるようにすると共
に、この機械的強度を得るためによって生ずる欠点を除
去したパネル装着月額を提案せんとするものである。
以下に、第6図乃至第10図を参照して、本考案に依る
パネル装着月額の一実施例につき詳細に説明するも、上
述した第1図乃至第5図と対応す°る部分には同一符号
を附してその重複説明を省略する。
即ち、本考案によるパネル装着月額は断面が略コ字状に
形威された角材2の所定個所にV字形状の深い切欠き1
4a、14bが形威され、この切)欠き14a、14b
を中心に折曲げられて折曲部5A、5Bが形威され、こ
の折曲部5A、5Bにて略直角に折曲げられた枠体3の
一半部15即ち一辺3Bと他学部即ち一辺3Cとの間及
び辺3C,3Dとの間に略り字状の補強片17が取付け
°られて戒るものである。
更に、詳述するに本考案に於いては断面が略コ字状に形
威された角材例えばアルミ角材2の浅い切込み4a、4
bの部分に所定の2ケ所に略直角を戒すV字形状の1対
の深い切欠き14a、14bが形威される。
この切欠き量は例えば第8図に示すようにアルミ角材2
の厚みWに達する迄の長さに選ばれる。
このように切欠きを深くすればこれ等切欠き14a、1
4b側にアルミ角材2を折曲げた場合には、第6図及び
第9図に示すように折曲部5A、5Bの各角部は丸みを
持つことなく、略直角に折曲げられる。
従って、折曲部5A、5Bの角部の形状を他の残りの角
部の形状に略等しくすることができる。
ところが、このように切欠きを深くすると、折曲部5A
、5Bの各角部が丸みを持つことなく略直角に折曲げら
れる反面、折曲部5A、5Bの強度が著しく低下する。
そこで、この考案では、更に折曲部5A、5Bの強度を
増すため、夫々に補強片17A、17B(第7図、第9
図参照)が取付けられる。
即ち、第9図で示すように直角に折曲げられたL字状の
補強片17Aが折曲部5Aにおいて枠片6の背面板18
に接するようにして取付固定される。
補強片の取付固定は例えば図示のようにビス22を用い
て止める場合の外に、接着材を使用するか或いはリベッ
ト止めによって固定するようにしても良い。
その場合に背面板18には図示のような折曲げフランジ
19を一体に形威し、背面板18の幅を補強片17Aの
幅に略等しく選定すれば、この折曲げフランジ19によ
っても補強片17Aを折曲部5Aに簡単に位置決めでき
る。
尚、第10図に於いて、ネジ22の上面は枠片6の一方
の脚部に形成された突条13の上面と面一とされ、パネ
ル10、透明プラスチック板11及び板材12の先端が
これ等の上面に接するように挿入することによってプラ
スチック板11、パネル10及び板材12が位置決めさ
れるように威されている。
折曲げフランジ19の長さは例えば補強片17の厚みに
ほぼ等しく選定される。
なお、−辺3Aに取付けられる1字状部材8も、−辺3
Aの背面板に取付けられる。
従って、第7図に示すように締付はネジ22も背面板の
裏面側に取付けられるものである。
第7図の実施例は締付はネジ22によって吊り下げ金具
23も同時に取付けるようにした場合である。
額1を縦型用と横型用のいずれにも使用できるようにす
るには、第7図で示すように例えば−辺3Dの折曲部5
B側にもネジ22によって吊り下げ金具23を取付けれ
ばよい。
取付用部品はネジ22に限らず、リベット止めでもよい
斯くして、本考案に依るパネル装着月額に依れば、断面
コ字状の枠体の折曲部に深い切欠きを設け、折曲部を略
直角に曲げ、枠体の一半部と他半部との間には略り字状
を威す補強片を取付けたので、枠体の各角部を同一形状
に、しかもほぼ直角にすることができるから、均整のと
れたパネル装着月額を形成することができる しかも、この考案では折曲部に丸味が生じないように切
欠きを深くしたことにより、切欠きの先端に生ずる盛り
上りをなくすことができるから、これを平坦化する作業
が省け、またその表面を傷付けることもない。
又、補強片を取付けたことにより、折曲部は機械的強度
を強めることができると共に、折曲部が折損するのを防
ぐことができる。
又、補強片を枠体3の背面板に取付は固定するようにし
たので、コイン割りネジ、吊り下げ用金具はパネル装着
月額の裏面に配設されることになり、美感上好ましく体
裁良く仕上げることができる。
又、補強片を取り付けたことに依り、パネルの着脱時に
枠片の両端が無用に拡がるのを防止できる。
そのために、パネル取付用部材等の挿入時、アルミ角材
のコ字状の凹みそのものがその案内体として利用できる
から、上記部材等の着脱が容易になる。
更に、突条13の上面とネジ22の上面とを面一とさせ
たので、パネル10の装着時これを透明プラスチック板
11及び板材12と共に位置決めさせて装着させること
ができる。
すなわち、補強片21を背面板18に固定するときに使
用されるネジ22は第10図などに示すように補強片2
1よりも突出するから、突条13がないと、板材12よ
りもパネル10及びプラスチック板11を大きくしなけ
れば、パネル10を額に正しく位置決めして固定するこ
とができない。
パネル10の寸法が額の寸法に合わないと、パネル10
の挿着位置がずれてしまうからである。
しかし、実際類の寸法に合うように種々の寸法でパネル
10、プラスチック板11を裁断することは大変なこと
である。
これに対し、突条13とネジ22とで形成される面の内
側の寸法が基準の寸法(B敞、Aa等)に合致していれ
ば、パネル10も、プラスチック板11も板材12と同
一の寸法で裁断できるので、同一寸法のパネル10等を
多量生産でき、パネル10、プラスチック板11のコス
トが非常に易くなる。
また、市販のパネル10は殆んどの場合基準の寸法の大
きさであるから、ユーザは買入したパネル10に手を加
えないで済むので非常に便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のパネル装着月額の正面図、第2図はその
背面図、第3図はその折曲部の平面図、第4図はその折
曲部の拡大断面を示す斜視図、第5図はその枠体の■−
■線に沿った断面図、第6図は本考案によるパネル装着
月額の正面図、第7図はその背面図、第8図はその折曲
部の平面図、第9図はその折曲部の拡大断面を示す斜視
図、第10図はそのX−X線に沿った断面図である。 図に於いて、1はパネル装着月額、3は枠体、5A、5
Bは折曲部、14a、14bは深い切欠き、17A、1
7Bは補強片である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面が略コ字状に形成された枠体の所定個所に深い切込
    みを有する折曲部が形成され、該折曲部にて略直角に折
    曲げられた上記枠体の一半部と他学部との間に略り字状
    をなす補強片が上記枠体の背面板より挿入されたネジな
    どの固定具によって上記背面板に取付は固定されると共
    に、上記枠体の前面板には上記固定具と対向する位置に
    上記固定具と面一となるような突条が設けられてなるパ
    ネル装着月額。
JP3053481U 1981-03-05 1981-03-05 パネル装着用額 Expired JPS602852Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3053481U JPS602852Y2 (ja) 1981-03-05 1981-03-05 パネル装着用額

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3053481U JPS602852Y2 (ja) 1981-03-05 1981-03-05 パネル装着用額

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57142972U JPS57142972U (ja) 1982-09-08
JPS602852Y2 true JPS602852Y2 (ja) 1985-01-26

Family

ID=29828030

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3053481U Expired JPS602852Y2 (ja) 1981-03-05 1981-03-05 パネル装着用額

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS602852Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5754259A (en) * 1994-07-27 1998-05-19 Toray Industries, Inc. Optical filter for visual display terminals
JP3603125B2 (ja) * 1995-06-07 2004-12-22 株式会社平和 パチンコ機のガラス枠

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57142972U (ja) 1982-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5255458A (en) Three-dimensional picture corners
US7654025B2 (en) Frame for mounting to a premounted mirror
JPS602852Y2 (ja) パネル装着用額
TWI273898B (en) Picture frame assembly for mounting to a cylindrical object
JP4008381B2 (ja) コンロ用天板
JPH0443078Y2 (ja)
JPH0749011B2 (ja)
JP5939931B2 (ja) 壁面への部材取付け装置
JPH1026359A (ja) 空気調和機の据付板
JPS6040061Y2 (ja) 蓋体取付け装置
JPH0749010B2 (ja)
JP2960871B2 (ja) アコーデオンカーテンの取手
JP3078414U (ja) 移動式カウンター間仕切
JP3879710B2 (ja) 壁パネルの取付構造
JPS598086Y2 (ja) 調理器等の扉装置
JPS5942941Y2 (ja) 額縁
JP3125701B2 (ja) エッジ部材及びその取付方法
JPH03175799A (ja) 圧電スピーカ用支持具
JP2003049506A (ja) 板材の施工金具及び板材の施工方法
JP3579863B2 (ja) 間仕切装置におけるガラスパネルへの縁部保護材の取付構造
JPH09215530A (ja) 鋼板製キャビネット等の角部成形方法
JPS6024223Y2 (ja) 収納間仕切りの調整パネル取付装置
JPS6034973Y2 (ja) 筐体
JP2596786Y2 (ja) 鏡の固定構造
JP3051366U (ja) 額縁とこれに用いる連結具