JPS6028329Y2 - ジャ−炊飯器 - Google Patents

ジャ−炊飯器

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Publication number
JPS6028329Y2
JPS6028329Y2 JP1980127946U JP12794680U JPS6028329Y2 JP S6028329 Y2 JPS6028329 Y2 JP S6028329Y2 JP 1980127946 U JP1980127946 U JP 1980127946U JP 12794680 U JP12794680 U JP 12794680U JP S6028329 Y2 JPS6028329 Y2 JP S6028329Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
heat
rice
temperature
heater
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980127946U
Other languages
English (en)
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JPS5751408U (ja
Inventor
隆 小塩
貞敏 田縁
佳男 安達
正明 熱田
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
Priority to JP1980127946U priority Critical patent/JPS6028329Y2/ja
Publication of JPS5751408U publication Critical patent/JPS5751408U/ja
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Publication of JPS6028329Y2 publication Critical patent/JPS6028329Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 ジャー炊飯器は、米を炊飯して、そのまま長時間保温を
行う器具であるが、この保温の状態を考えると必ずしも
器具をとりまく環境は一定でなく、時間経過によって環
境温度は変化をする。
特に冬期ともなると、食事中暖房された室に置かれたり
、夜間の台所に置かれたりすると、環境温度差は20度
から30度となる場合も考えられる。
このような器具をとりまく環境変化にも一定の温度でご
飯の保温をすることが、ご飯の変色、腐敗、臭気等を発
生させずに長持ちさせる重要なポイントである。
本考案は、この室温依存性を少なくするジャー炊飯器を
提供しようとするものである。
従来、ご飯を入れる鍋を収納する本体の側面および底面
と、この本体上部開口部を覆う外蓋下面の三方向から熱
を供給して保温する器具は、放熱を防止するために、本
体側の側部と外蓋内にそれぞれ断熱材を介在させていた
また、場合によっては本体底部にも断熱材を設けていた
このような構成により室温を20℃とした時の保温状態
を良好になるように、三つのヒータによる加熱量のバラ
ンスを設定した場合、室温が下がって0℃もしくは0℃
以下の低温になった場合、保温温度が高くなり、ヒータ
による加熱量のバランスもくずれ、鍋内に保温したご飯
は上部は乾燥し、下部は水分をふくんで、ふやけた感じ
になってしまう欠点があった。
本考案は上記従来の欠点を解消するもので、以下、本考
案の一実施例を添付図面に基づき説明する。
図において、1は器具本体で、筒状の外かく2と保護枠
3の上部を上枠4で連結し、外かく2の底部に裏板5を
取付けて二重構造に構成されている。
保護枠3には、側面外周に保温ヒータ6が接着され、ま
た温度感知装置7が取付けられ、内底部上に炊飯ヒータ
8が取りつけられている。
器具本体1には、外かく2と保護枠3の間に断熱材9を
介在している。
10は本体1に着脱自在に収納された鍋である。
本体1及び鍋10の上部開口部は鍋を内蓋11で覆い、
更に本体全体を2重構造の外蓋12で覆っている。
外蓋12は外蓋上カバー13とバンドル14を一体成形
され、下面に下カバー15を圧入され、部分的に固定さ
れている。
下カバー15には、蓋ヒータ16がはりつけられた放熱
板17が固定されている。
内M11には、内蓋バッキング18が装着されており、
放熱板17に取付けられた軸19に着脱自在に取付けら
れて外蓋12の開閉に連動する。
外M12はヒンジ軸20によって本体と連結されこれを
中心に外蓋12の開閉を行なうことができ、フックレバ
ー21によって閉時のロックを行なう。
上記構成の器具で、保温時におけるトータル電力値10
0Wとした場合、常温20℃における保温では40Wを
消費し、−5℃における保温では60Wを消費するにい
たる。
これは器具全体が冷やされるが特に本体側に保護枠3に
取付けられた温度感知装置7に近傍における熱の損失が
大きいためである。
すなわち、ご飯の温度を制御しようとする温度感知装置
7の動作温度は常に一定で開閉をくり返し、熱損失の補
うために熱源である保温ヒーター6、炊飯ヒーター8、
蓋ヒーター16からの熱供給が増加するが、本体1と外
M12間の間隙22から入った冷気が鍋側面や保護枠等
を冷やしたり、本体下部の部品相互間の密封度の悪さか
ら本体側全体を冷やしたりするが、外蓋側は、外蓋自体
が上面は一体成形のうえ下面を圧入及び固定による良好
な密封度構成となっている。
従って、従来例のように外蓋内部に断熱材を弁材してい
ると、本体側にくらべて、熱損失の割合が少ない。
このため、熱供給のバランスが、外蓋側が大きくなるが
、温度感知装置は、保温ヒーターからの熱供給を主とし
て受けて制御するため、外蓋側の熱供給増加を感知する
ことができず、ご飯に必要以上の熱供給を行なうことに
なり、保温温度を押し上げ、また、熱供給のバランスが
くずれて、上部の温度が高くなり下部の温度が低くなる
ことにより、つゆが鍋下面に付着しこれをご飯が吸収し
てふやけ、ご飯の上面は乾燥しやすくなる。
以上のような熱供給の差によって生じる室温依存性を少
なくするために、本実施例では本体側と蓋側の熱損失の
割合を同じくすべく、本体側の側部にのみ断熱材を介在
させ蓋側の熱損失とバランスを保った構成としたもので
ある。
すなわち、上記構成において低温雰囲気中で保温を行な
うと、蓋側と本体側の熱損失が同じ割合もしくは蓋の方
が大きくなるが、熱は上方に伝達される傾向を有してい
ること等により鍋に対する各ヒーターからの熱供給のバ
ランスが常温時と同様となり、保温温度を押し上げたり
、熱供給のバランスをくずして、部分的につゆが付着し
ご飯をふやけさせたり、ご飯の上面を乾燥させたりする
ことがなく、常温における保温状態との変化を少なくす
ることができるようになり、ご飯のいたみが少なく長時
間保温することができる。
なお、上記実施例においては断熱材を本体の側部のみ設
けた場合について説明したが、本体の大きさや、裏板の
取付状態によって本体底部からの熱損失が大きい場合に
は底部にも断熱材を設けてよい。
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、断熱
材を本体の側部のみ、もしくは側部および底部のみに設
けたことにより、鍋の熱供給バランスが均一化され、鍋
底部のご飯がふやけたり、ご版上部表面が乾燥したりす
ることがないジャー炊飯器を提供することができ、その
実用的価値は大なるものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すジャー炊飯器の断面図であ
る。 1・・・・・・本体、6・・・・・・保温ヒーター、8
・・・・・・炊飯ヒーター、9・・・・・・断熱材、1
2・・・・・・外蓋、16・・・・・・蓋ヒーター。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 二重構造の本体と、この本体に着脱自在に収納される鍋
    と、本体の上面を覆う外蓋と、本体底部上に配置された
    ヒータと、本体内側面に配置されたヒータと、外蓋下面
    に配置されたヒータを備えるとともに、前記本体の側部
    のみ、もしくは本体の側部および底部にのみ断熱材を設
    けてなるジャー炊飯器。
JP1980127946U 1980-09-09 1980-09-09 ジャ−炊飯器 Expired JPS6028329Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980127946U JPS6028329Y2 (ja) 1980-09-09 1980-09-09 ジャ−炊飯器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980127946U JPS6028329Y2 (ja) 1980-09-09 1980-09-09 ジャ−炊飯器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5751408U JPS5751408U (ja) 1982-03-24
JPS6028329Y2 true JPS6028329Y2 (ja) 1985-08-28

Family

ID=29488340

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980127946U Expired JPS6028329Y2 (ja) 1980-09-09 1980-09-09 ジャ−炊飯器

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JP (1) JPS6028329Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55113426A (en) * 1979-02-26 1980-09-02 Sanyo Electric Co Warmth preserving electric rice cooker

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5599430U (ja) * 1979-01-01 1980-07-10

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55113426A (en) * 1979-02-26 1980-09-02 Sanyo Electric Co Warmth preserving electric rice cooker

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Publication number Publication date
JPS5751408U (ja) 1982-03-24

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