JPS6028180Y2 - 刈払機における防振装置 - Google Patents
刈払機における防振装置Info
- Publication number
- JPS6028180Y2 JPS6028180Y2 JP6516080U JP6516080U JPS6028180Y2 JP S6028180 Y2 JPS6028180 Y2 JP S6028180Y2 JP 6516080 U JP6516080 U JP 6516080U JP 6516080 U JP6516080 U JP 6516080U JP S6028180 Y2 JPS6028180 Y2 JP S6028180Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- operating rod
- clutch case
- engine
- tip
- fitted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Harvester Elements (AREA)
- Safety Devices And Accessories For Harvesting Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は刈払機における防振装置に関する。
すなわち、エンジンと一体のクラッチケースの内方から
パイプ形操作杆を延出しその先端側に刈刃を装設して構
成する刈払機において、先行技術である実開昭５３−６
５４２５号公報に見られるような構成であると、エンジ
ンの回転数を増減させる際に生じるトルク変動が過大と
なって、その反動力でエンジンが操作杆の軸心を中心に
して急激に回転するため、ホルダーがストッパ一体に衝
突して衝撃を与えることになり、実際には作業者が保持
するバンドルまたはグリップに振動が伝わるといった構
造になっていた。
パイプ形操作杆を延出しその先端側に刈刃を装設して構
成する刈払機において、先行技術である実開昭５３−６
５４２５号公報に見られるような構成であると、エンジ
ンの回転数を増減させる際に生じるトルク変動が過大と
なって、その反動力でエンジンが操作杆の軸心を中心に
して急激に回転するため、ホルダーがストッパ一体に衝
突して衝撃を与えることになり、実際には作業者が保持
するバンドルまたはグリップに振動が伝わるといった構
造になっていた。
本考案は、その欠点を解決したもので、エンジンが操作
杆の軸心を中心にして急激に回転しても、操作杆側に対
し良好に緩衝させることができて振動が伝わるのを減少
させることができ、しかも、エンジンが横方向に倒れる
のを良好に防止することかできて、軽快な刈払作業を行
なうことができ、簡単な構造にして好適に実施できるよ
う提供するものである。
杆の軸心を中心にして急激に回転しても、操作杆側に対
し良好に緩衝させることができて振動が伝わるのを減少
させることができ、しかも、エンジンが横方向に倒れる
のを良好に防止することかできて、軽快な刈払作業を行
なうことができ、簡単な構造にして好適に実施できるよ
う提供するものである。
次に、図面に示す実施例について説明する。
第１図は刈払機全体の斜視図を示し、エンジン６と一体
に装設したクラッチケース７の内方からは内部に伝動軸
１５を有するパイプ形操作杆１を長く延設腰クラッチケ
ース７の近傍に話ける操作杆１の部分の外周には握り部
５を嵌装するとともにその近傍の操作杆１の部分には片
手握り用のバンドル４を装設し、操作杆１の先端側には
安全カバー３を介装した刈刃２を装設して従来形と略同
様に構成する。
に装設したクラッチケース７の内方からは内部に伝動軸
１５を有するパイプ形操作杆１を長く延設腰クラッチケ
ース７の近傍に話ける操作杆１の部分の外周には握り部
５を嵌装するとともにその近傍の操作杆１の部分には片
手握り用のバンドル４を装設し、操作杆１の先端側には
安全カバー３を介装した刈刃２を装設して従来形と略同
様に構成する。
前記クラッチケース７の内部には前記操作杆１の端部を
軸方向に抜けないよう従来形同様に係止して嵌挿するが
、クラッチケース７の内周面と操作杆１の外周面との間
に微小間隙Ｃが保持されるよう嵌挿し、クラッチケース
７の先端部７ａにおける内方には端面側に開放する径大
凹部１６を形成腰その先端部７ａの端面側には軸方向に
対し段状となる切欠部７ｂを形成して構成する。
軸方向に抜けないよう従来形同様に係止して嵌挿するが
、クラッチケース７の内周面と操作杆１の外周面との間
に微小間隙Ｃが保持されるよう嵌挿し、クラッチケース
７の先端部７ａにおける内方には端面側に開放する径大
凹部１６を形成腰その先端部７ａの端面側には軸方向に
対し段状となる切欠部７ｂを形成して構成する。
８は操作杆１に嵌合する緩衝ゴム体で、その一方側には
前記先端部７ａの端面に接合する大径部８ｂを形成し、
他方側には前記径大凹部１６の内方に嵌接する小径部８
ａを形成し、大径部８ｂの内側方一部には前記切欠部７
ｂに嵌合する段状の突出部８ｃを形成して、クラッチケ
ース７の先端部７ａと操作杆１の一部の周面との間に緩
衝ゴム体８を介装するが、第２図に示すように、前記突
山部８ｃと切欠部７ｂとの間で円周方向の対向する部分
には間隙Ｂを保持させて取付は構成する。
前記先端部７ａの端面に接合する大径部８ｂを形成し、
他方側には前記径大凹部１６の内方に嵌接する小径部８
ａを形成し、大径部８ｂの内側方一部には前記切欠部７
ｂに嵌合する段状の突出部８ｃを形成して、クラッチケ
ース７の先端部７ａと操作杆１の一部の周面との間に緩
衝ゴム体８を介装するが、第２図に示すように、前記突
山部８ｃと切欠部７ｂとの間で円周方向の対向する部分
には間隙Ｂを保持させて取付は構成する。
また、前記緩衝ゴム体８の端面に接合するようにして環
状の支持体９を操作杆１の外周に嵌合するとともに、割
形にした支持体９の両端部９ａ。
状の支持体９を操作杆１の外周に嵌合するとともに、割
形にした支持体９の両端部９ａ。
９ａにボルト１２を挿通しワッシャー１３を介装してボ
ルト１２の先端にナツト１４を螺合し支持体９を操作杆
１に固定するが、両端部９ａ、９ａの外面には細長板ば
ね製の両ばね体１１．１１の一端を合わせて前記ボルト
１２によりそれぞれ固定し、操作杆１の方向にそうよう
にして平行に延出する両ばね体１１．１１の他端を、ク
ラッチケース７の先端部７ａに接近する両側部分に合わ
せてホルト１２を挿通ずるとともにナツト１４を螺合し
締付けて固定する。
ルト１２の先端にナツト１４を螺合し支持体９を操作杆
１に固定するが、両端部９ａ、９ａの外面には細長板ば
ね製の両ばね体１１．１１の一端を合わせて前記ボルト
１２によりそれぞれ固定し、操作杆１の方向にそうよう
にして平行に延出する両ばね体１１．１１の他端を、ク
ラッチケース７の先端部７ａに接近する両側部分に合わ
せてホルト１２を挿通ずるとともにナツト１４を螺合し
締付けて固定する。
したがって、作業者は片手で握り部５を、他の片手でバ
ンドル４を握って操作しながら操作杆１を振るようにし
て刈刃２により刈払作業を行なうことができる。
ンドル４を握って操作しながら操作杆１を振るようにし
て刈刃２により刈払作業を行なうことができる。
その状態で、エンジン６により発生する振動が操作杆１
側に伝達されようとするが、クラッチケース７と操作杆
１との間には微小間隙Ｃが保持されているために、操作
杆１の直径方向の振動が伝達を減少させることになり、
緩衝ゴム体８の介装によりクラッチケース７と操作杆１
の衝撃的な衝突が避けられて防振状態となる。
側に伝達されようとするが、クラッチケース７と操作杆
１との間には微小間隙Ｃが保持されているために、操作
杆１の直径方向の振動が伝達を減少させることになり、
緩衝ゴム体８の介装によりクラッチケース７と操作杆１
の衝撃的な衝突が避けられて防振状態となる。
また、クラッチケース７と支持体９とがばね体１１．１
１により連結されているので、エンジン６が操作杆１の
軸心を中心として回転し転倒することは防止されるとと
もにエンジン６側から操作杆１に振動が伝達するのは防
止され、とくに、エンジン６の回転数を増減させる際に
生じる円周方向の衝撃が操作杆１に伝達されるのを防止
することができて、作業者にエンジン６の振動が伝わる
のを減少させることができる。
１により連結されているので、エンジン６が操作杆１の
軸心を中心として回転し転倒することは防止されるとと
もにエンジン６側から操作杆１に振動が伝達するのは防
止され、とくに、エンジン６の回転数を増減させる際に
生じる円周方向の衝撃が操作杆１に伝達されるのを防止
することができて、作業者にエンジン６の振動が伝わる
のを減少させることができる。
このように本考案は、エンジンと一体のクラッチケース
の内方からパイプ形操作杆を延出しその先端側に刈刃を
装設して構成する刈払機において、前記クラッチケース
の内方に周囲に微小間隙を有するようにして前記操作杆
を嵌挿し、クラッチケースの先端部と操作杆の一部の局
面との間に緩衝ゴム体を介装し、その緩衝ゴム体の近傍
で操作杆の一部の周囲に嵌合固定した支持体と前記クラ
ッチケースとをばね体により連結して構成したから、微
小間隙、緩衝ゴム体およびばね体の介装によりエンジン
側から発生する振動が操作杆側に伝達するのを確実良好
に減少させることができ、ばね体の介装によりエンジン
が倒れるのを防止することもでき、操作杆側を握る作業
者に振動が伝わるのを減少させることができて軽軽快な
刈払作業を行なうことができ、簡単な構造にして好適に
実施できる特長を有する。
の内方からパイプ形操作杆を延出しその先端側に刈刃を
装設して構成する刈払機において、前記クラッチケース
の内方に周囲に微小間隙を有するようにして前記操作杆
を嵌挿し、クラッチケースの先端部と操作杆の一部の局
面との間に緩衝ゴム体を介装し、その緩衝ゴム体の近傍
で操作杆の一部の周囲に嵌合固定した支持体と前記クラ
ッチケースとをばね体により連結して構成したから、微
小間隙、緩衝ゴム体およびばね体の介装によりエンジン
側から発生する振動が操作杆側に伝達するのを確実良好
に減少させることができ、ばね体の介装によりエンジン
が倒れるのを防止することもでき、操作杆側を握る作業
者に振動が伝わるのを減少させることができて軽軽快な
刈払作業を行なうことができ、簡単な構造にして好適に
実施できる特長を有する。
図面は本考案の実施例を示し、第１図は刈払機全体の斜
視図、第２図は要部の側面図、第３図は第２図の部分の
断面図、第４図は第３図のＩ−Ｉ線における断面図であ
る。 ６・・・・・・エンジン、７・・・・・・クラッチケー
ス、１・・・・・・操作杆、２・・・・・・刈刃、Ｃ・
・・・・・微小間隙、７ａ・・・・・・先端部、８・・
・・・・緩衝ゴム体、９・・・・・・支持体、１１・・
・・・・ばね体。
視図、第２図は要部の側面図、第３図は第２図の部分の
断面図、第４図は第３図のＩ−Ｉ線における断面図であ
る。 ６・・・・・・エンジン、７・・・・・・クラッチケー
ス、１・・・・・・操作杆、２・・・・・・刈刃、Ｃ・
・・・・・微小間隙、７ａ・・・・・・先端部、８・・
・・・・緩衝ゴム体、９・・・・・・支持体、１１・・
・・・・ばね体。
Claims (1)
- エンジンと一体のクラッチケースの内方からパイプ形操
作杆を延出しその先端側に刈刃を装設して構成する刈払
機において、前記クラッチケースの内方に周囲に微小間
隙を有するようにして前記操作杆を嵌挿し、クラッチケ
ースの先端部と操作杆の一部の周囲との間に緩衝コム体
を介装腰その緩衝ゴム体の近傍で操作杆の一部の周囲に
嵌合固定した支持体と前記クラッチケースとをばね体に
より連結して構成したことを特徴とする防振装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6516080U JPS6028180Y2 (ja) | 1980-05-13 | 1980-05-13 | 刈払機における防振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6516080U JPS6028180Y2 (ja) | 1980-05-13 | 1980-05-13 | 刈払機における防振装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56167827U JPS56167827U (ja) | 1981-12-11 |
| JPS6028180Y2 true JPS6028180Y2 (ja) | 1985-08-26 |
Family
ID=29659319
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6516080U Expired JPS6028180Y2 (ja) | 1980-05-13 | 1980-05-13 | 刈払機における防振装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6028180Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-05-13 JP JP6516080U patent/JPS6028180Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56167827U (ja) | 1981-12-11 |
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