JPS6027858B2 - ディスクブレ−キの摩擦パッド摩耗限度警報装置 - Google Patents
ディスクブレ−キの摩擦パッド摩耗限度警報装置Info
- Publication number
- JPS6027858B2 JPS6027858B2 JP56024484A JP2448481A JPS6027858B2 JP S6027858 B2 JPS6027858 B2 JP S6027858B2 JP 56024484 A JP56024484 A JP 56024484A JP 2448481 A JP2448481 A JP 2448481A JP S6027858 B2 JPS6027858 B2 JP S6027858B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- friction
- vibrating
- disc rotor
- pad
- friction pad
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D66/00—Arrangements for monitoring working conditions, e.g. wear, temperature
- F16D66/02—Apparatus for indicating wear
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D65/00—Parts or details
- F16D65/02—Braking members; Mounting thereof
- F16D65/04—Bands, shoes or pads; Pivots or supporting members therefor
- F16D65/092—Bands, shoes or pads; Pivots or supporting members therefor for axially-engaging brakes, e.g. disc brakes
- F16D65/095—Pivots or supporting members therefor
- F16D65/097—Resilient means interposed between pads and supporting members or other brake parts
- F16D65/0972—Resilient means interposed between pads and supporting members or other brake parts transmitting brake reaction force, e.g. elements interposed between torque support plate and pad
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
- Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は車両用ディスクブレーキの摩 パッドが摩耗
限度まで摩耗して交換の必要が生じたときにそれを運転
者に警報する摩耗限度警報装置に関する。
限度まで摩耗して交換の必要が生じたときにそれを運転
者に警報する摩耗限度警報装置に関する。
車両用のディスクブレーキは、車輪と一体的に回転する
ディスクロータと、そのディスクロー夕の摩擦面にアク
チュェータによって押し付けられる摩擦パッドと、その
摩擦パッドをディスクロータの摩擦面に直角な方向に移
動可能に支持するトルク部材とを含むように構成される
のが普通である。
ディスクロータと、そのディスクロー夕の摩擦面にアク
チュェータによって押し付けられる摩擦パッドと、その
摩擦パッドをディスクロータの摩擦面に直角な方向に移
動可能に支持するトルク部材とを含むように構成される
のが普通である。
そして、摩擦パッドは、ディスクロータの摩擦面に対面
する摩擦材と、その摩擦材の裏面に固着された裏板とか
ら構成され、トルク部村はディスクロータの近傍におい
て非回転部材に固定されてブレーキ作用時における摩擦
パッドの回転トルクを裏板の側端面の一部と当綾するこ
とによって受けるように構成される。上記摩擦パッドの
摩擦材は使用につれて摩耗するものであり、この摩耗量
が摩耗限度に達した場合には交換することが必要となる
。そこで、摩擦パッドが摩耗限度に達したことを運転者
に知らせるために摩耗限度警報装置が用いられており、
その一種に、摩擦材が摩耗限度まで摩耗したときディス
クロータと接触して警報音を発する帯板状の警報部材を
摩擦パッドに取り付ける形式のものがある。この形式の
警報装置は既に種々のものが提案されているが、いずれ
も周辺の騒音と明確に区別し得る警報音を得にくい欠点
があった。周辺の騒音と明確に区別し得るためには、周
波数が高く、しかも相当な大きさの音が必要なのである
が、そのような音の得られる警報装置を製作することが
困難であったのである。高い周波数の警報音を得るため
には、警報部材のディスクロータに接触する部分の固有
振動数を高くする必要があるのであるが、単純な帯板か
ら成る警報部村を摩擦パッドの裏板に片持ち状に取り付
ける形式の警報装置において振動部の長さを短くすれば
、その振動部の振幅が小さくなって十分な大きさの音が
得られず、長さを短くしないで固有振動数を高くするた
めに振動部の板厚や板幅を大きくすれば、振動部の強度
が大きくなってディスクロータに接触したときその摩擦
面を傷付けてしまう恐れが有るからである。それに対し
て、例えば、実関昭55−15411号公報に記載され
ているように、警報部材を、摩擦パッドの裏板の側端部
に固定された固定部と、その固定部に続いて形成され、
摩擦パッドの後方位置において回曲するスプリング部と
、そのスプリング部から摩擦パッドの裏板とトルク部材
との間に形成された制動時(車両前進時および後進時の
両方における)においても消滅することのない隙間を通
ってディスクロータの摩擦面に向かって延びるとともに
、先端が摩擦パッドの摩擦材の摩耗限度面に到達する振
動部とを含むものとすれば、振動部が裏板とトルク部材
とに強く挟まれた状態となることがなく、スプリング部
の弾性変形によって振動部の移動が許容されるため、警
報時に振動部がディスクロータの摩擦面に強く当り過ぎ
てその摩擦面を傷付け、あるいは振動部自体が損傷を受
けることがなくなる。
する摩擦材と、その摩擦材の裏面に固着された裏板とか
ら構成され、トルク部村はディスクロータの近傍におい
て非回転部材に固定されてブレーキ作用時における摩擦
パッドの回転トルクを裏板の側端面の一部と当綾するこ
とによって受けるように構成される。上記摩擦パッドの
摩擦材は使用につれて摩耗するものであり、この摩耗量
が摩耗限度に達した場合には交換することが必要となる
。そこで、摩擦パッドが摩耗限度に達したことを運転者
に知らせるために摩耗限度警報装置が用いられており、
その一種に、摩擦材が摩耗限度まで摩耗したときディス
クロータと接触して警報音を発する帯板状の警報部材を
摩擦パッドに取り付ける形式のものがある。この形式の
警報装置は既に種々のものが提案されているが、いずれ
も周辺の騒音と明確に区別し得る警報音を得にくい欠点
があった。周辺の騒音と明確に区別し得るためには、周
波数が高く、しかも相当な大きさの音が必要なのである
が、そのような音の得られる警報装置を製作することが
困難であったのである。高い周波数の警報音を得るため
には、警報部材のディスクロータに接触する部分の固有
振動数を高くする必要があるのであるが、単純な帯板か
ら成る警報部村を摩擦パッドの裏板に片持ち状に取り付
ける形式の警報装置において振動部の長さを短くすれば
、その振動部の振幅が小さくなって十分な大きさの音が
得られず、長さを短くしないで固有振動数を高くするた
めに振動部の板厚や板幅を大きくすれば、振動部の強度
が大きくなってディスクロータに接触したときその摩擦
面を傷付けてしまう恐れが有るからである。それに対し
て、例えば、実関昭55−15411号公報に記載され
ているように、警報部材を、摩擦パッドの裏板の側端部
に固定された固定部と、その固定部に続いて形成され、
摩擦パッドの後方位置において回曲するスプリング部と
、そのスプリング部から摩擦パッドの裏板とトルク部材
との間に形成された制動時(車両前進時および後進時の
両方における)においても消滅することのない隙間を通
ってディスクロータの摩擦面に向かって延びるとともに
、先端が摩擦パッドの摩擦材の摩耗限度面に到達する振
動部とを含むものとすれば、振動部が裏板とトルク部材
とに強く挟まれた状態となることがなく、スプリング部
の弾性変形によって振動部の移動が許容されるため、警
報時に振動部がディスクロータの摩擦面に強く当り過ぎ
てその摩擦面を傷付け、あるいは振動部自体が損傷を受
けることがなくなる。
しかし、この警報部材においては、摩擦パッドのがたつ
きを防止するアンチラトルスブリングとしても機能する
ようにするために、スプリングによる振動部の付勢方向
と車両前進時におけるディスクロータの回転方向とが逆
にされているため、振動部の先端がディスクロー外こ接
触したとき、ディスクロータとの間の摩擦力によってト
ルク部材から離れる方向へ榛まされてトルク部材から離
れ、スプリング部によって支持されている側の端を中心
に回動するモードで振動することとなり、振動部の長さ
が長いために固有振動数が低くなって十分高い周波数の
警報音を得難い。そこで、実開昭53−286号公報に
示唆されているように、スプリング部による振動部の付
勢方向をディスクロータの回転方向と同じにして、振動
部をトルク部材のディスクロータの回転方向に対向する
面に押し付けるようにすれば、振動部がディスクロータ
の摩擦面に接触したとき、振動部が長手方向の中間部を
トルク部材に支持された状態で回動するモードで振動す
ることとなり、支点から先端までの長さが短いために前
記公報に記載されたものに比較して高い振動数が得られ
る利点が生ずる。
きを防止するアンチラトルスブリングとしても機能する
ようにするために、スプリングによる振動部の付勢方向
と車両前進時におけるディスクロータの回転方向とが逆
にされているため、振動部の先端がディスクロー外こ接
触したとき、ディスクロータとの間の摩擦力によってト
ルク部材から離れる方向へ榛まされてトルク部材から離
れ、スプリング部によって支持されている側の端を中心
に回動するモードで振動することとなり、振動部の長さ
が長いために固有振動数が低くなって十分高い周波数の
警報音を得難い。そこで、実開昭53−286号公報に
示唆されているように、スプリング部による振動部の付
勢方向をディスクロータの回転方向と同じにして、振動
部をトルク部材のディスクロータの回転方向に対向する
面に押し付けるようにすれば、振動部がディスクロータ
の摩擦面に接触したとき、振動部が長手方向の中間部を
トルク部材に支持された状態で回動するモードで振動す
ることとなり、支点から先端までの長さが短いために前
記公報に記載されたものに比較して高い振動数が得られ
る利点が生ずる。
しかしながら、この公報に記載されているように、警報
部材の振動部を単純にトルク部材の端面に接触させる場
合には振動部がディスクロータの摩擦面に接触して振動
を開始したとき、その振動部とトルク部村との接触点が
トルク部材端面のディスクロータに近い側のエッジと遠
い側のエッジとに交互に支持されるモードで振動するこ
ととなり、安定に振動し‘こくく、十分な大きさの警報
音を得ることが困難である。本発明は、このような事情
を背景として、ディスクロータと接触したとき、ディス
クロータを傷付ける恐れがなく、しかも、予め予定され
た周波数で安定して振動し得る警報部材を備えた摩擦パ
ッド摩耗限度警報装置を提供することを目的として為さ
れたものであり、その要旨とするところは、警報部材の
振動部に、その振動部と摩擦パッドの裏板またはトルク
部材とが接触する位置を定める突起を形成し、振動部が
この突起を節として予め予定された振動数で安定に振動
するようにした点にある。
部材の振動部を単純にトルク部材の端面に接触させる場
合には振動部がディスクロータの摩擦面に接触して振動
を開始したとき、その振動部とトルク部村との接触点が
トルク部材端面のディスクロータに近い側のエッジと遠
い側のエッジとに交互に支持されるモードで振動するこ
ととなり、安定に振動し‘こくく、十分な大きさの警報
音を得ることが困難である。本発明は、このような事情
を背景として、ディスクロータと接触したとき、ディス
クロータを傷付ける恐れがなく、しかも、予め予定され
た周波数で安定して振動し得る警報部材を備えた摩擦パ
ッド摩耗限度警報装置を提供することを目的として為さ
れたものであり、その要旨とするところは、警報部材の
振動部に、その振動部と摩擦パッドの裏板またはトルク
部材とが接触する位置を定める突起を形成し、振動部が
この突起を節として予め予定された振動数で安定に振動
するようにした点にある。
すなわち、本発明に係る摩耗限度警報装置は、帯板状の
ばね部材から成り、‘aー摩擦パッド裏板の側端部に固
定された固定部と、‘b’その固定部に続いて形成され
、摩擦パッドの後方位置において回曲するスプリング部
と、‘c}そのスプリング部から摩擦パッド裏板の側端
面とトルク部材との間に形成された隙間を通ってディス
クロータの摩擦面に向って伸びるとともに先端が摩擦材
の摩耗限度面に到達する振動部と、‘dーその振動部に
形成された突起部とを含む警報部材を備えるように構成
される。
ばね部材から成り、‘aー摩擦パッド裏板の側端部に固
定された固定部と、‘b’その固定部に続いて形成され
、摩擦パッドの後方位置において回曲するスプリング部
と、‘c}そのスプリング部から摩擦パッド裏板の側端
面とトルク部材との間に形成された隙間を通ってディス
クロータの摩擦面に向って伸びるとともに先端が摩擦材
の摩耗限度面に到達する振動部と、‘dーその振動部に
形成された突起部とを含む警報部材を備えるように構成
される。
摩擦パッドの裏板の側端面の一部はトルク部材と当援し
て回転トルクの伝達を行うのであるが、この側端面の別
の部分とトルク部材との間にはトルク伝達時においても
消滅することのない隙間が形成されることが多いため、
そのような場合はその隙間を通って、また、そのような
隙間がない場合には意図的にそのような隙間を形成して
上記振動部がトルク伝達面に向って延び出させられるの
であり、振動部のこの隙間内に位置する部分に、摩擦パ
ッド袋板の側端面とそれに対面するトルク部材の面との
うちディスクロータの回転方向に対向する側のものであ
る対向面に当援する突起部が形成されるのである。この
突起部は少なくとも振動部の長手方向に関しては点状に
当俵して振動部の他の部分が裏板やトルク部材に接触す
ることを防止する状態で形成され、かつ、スプリング部
の弾性力によって前記対向面に常に押し付けられる。な
お、突起部が対向面に直接当俵することは不可欠ではな
く、対向面が摩擦パッド裏板とトルク部材との錆付きを
防止するためのラィニングや警報部材自身の固定部等に
よって覆われている場合にはそれら他部材を介して間接
に対向面に当接するようにすることも可能である。この
ように構成すれば、振動部は突起を節として安定に振動
し得ることとなって大きな警報音が得られ、しかも、そ
の振動数は突起の形成位置を変えることによって任意に
設定し得るため、周辺の騒音と明瞭に区別し得る周波数
の警報音を得ることができるのであり、特に、この突起
を裏板の側端面もしくはトルク部材のこれに対面する面
に当綾する位置に形成することによて「ピー」という高
い周波数の、周辺の騒音と明瞭に区別し得る警報音が得
られるのである。
て回転トルクの伝達を行うのであるが、この側端面の別
の部分とトルク部材との間にはトルク伝達時においても
消滅することのない隙間が形成されることが多いため、
そのような場合はその隙間を通って、また、そのような
隙間がない場合には意図的にそのような隙間を形成して
上記振動部がトルク伝達面に向って延び出させられるの
であり、振動部のこの隙間内に位置する部分に、摩擦パ
ッド袋板の側端面とそれに対面するトルク部材の面との
うちディスクロータの回転方向に対向する側のものであ
る対向面に当援する突起部が形成されるのである。この
突起部は少なくとも振動部の長手方向に関しては点状に
当俵して振動部の他の部分が裏板やトルク部材に接触す
ることを防止する状態で形成され、かつ、スプリング部
の弾性力によって前記対向面に常に押し付けられる。な
お、突起部が対向面に直接当俵することは不可欠ではな
く、対向面が摩擦パッド裏板とトルク部材との錆付きを
防止するためのラィニングや警報部材自身の固定部等に
よって覆われている場合にはそれら他部材を介して間接
に対向面に当接するようにすることも可能である。この
ように構成すれば、振動部は突起を節として安定に振動
し得ることとなって大きな警報音が得られ、しかも、そ
の振動数は突起の形成位置を変えることによって任意に
設定し得るため、周辺の騒音と明瞭に区別し得る周波数
の警報音を得ることができるのであり、特に、この突起
を裏板の側端面もしくはトルク部材のこれに対面する面
に当綾する位置に形成することによて「ピー」という高
い周波数の、周辺の騒音と明瞭に区別し得る警報音が得
られるのである。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳しく説明する
。
。
第1図および第2図において10は車輪とともに回転す
るディスクロータで一対の摩擦面12,14を備えてい
る。
るディスクロータで一対の摩擦面12,14を備えてい
る。
このロータ10の両側に摩擦材16,18とこれらの髪
面に固着された裏板20,22とから成る一対の摩擦パ
ッド、すなわちアウタパツド24およびインナパツド2
6が配設されている。これらのパッド24,26はトル
ク部材27の中央部に設けられた切欠28に遊鼓されて
ディスクロータ10の摩擦面12,14に対して直角な
方向に移動可能に支持されており、制動時にディスクロ
ータ10からパッド24,26に与えられる回転トルク
部村27によって受けられるようになっている。なお、
トルク部材27は図示しない車輪管等の非回転部材に固
定され、パッド24,26および後述のキャリパ30を
支持するために、ディスクロータ10の外周を跨いで連
結された相対向する板状部を備えている。上記パッド2
4,26をディスクロータ10‘こ押しつけるアクチュ
ェータとしてのキャリパ30は、ィンナパツド26に対
向するシリンダ部32と、アウトパッド24に対向する
りアクション部34と、これらシリンダ部32およびリ
アクション部34を連結するブリッジ部35とを備え、
一対のパッド24,26を跨ぐように配設されている。
シリンダ部32にはピストン36が滑動可能に隊合され
ており、また、リアクション部34は二股に分岐して各
分岐部分が裏板20の外側位置に配置されている。そし
て、このキャリパ30はその両側方部分から延び出す図
示しないアームの先端部に形成された蕨合六と、トルク
部村27にディスクロータ10の鞠心に平行に突設され
た図示しないスライドピンとの嫁合により、ロータ10
の軸心と平行な方向に移動可能に支持されている。パッ
ド24の裏板20のディスクロータ10の軸心に近い側
の部分に、該ディスクロータ10の円周方向に突き出し
た耳部37が形成され、トルク部材27の切欠28の一
部をなす矩形の4・切欠と係合させられているが、その
一方の耳部37には警報部村である帯板状のばね38が
固定されている。なお、図示はしないがインナパツド2
6もアウトパッド24と同様に構成されている。ばね3
8は、第3図および第4図に示すように、固定部40、
第一屈曲部42、第二屈曲部46、振動部48および5
0を有している。固定部40は長手方向にコの字状に曲
げらねて耳部37を把持するとともに、上下方向の位置
決めストッパ39を備えている。第一屈曲部42と第二
屈曲部46とは共にU字状をなし、かつ、互いに直角な
方向に形成されており、第一屈曲部42の一端は固定部
4川こつらなり、池端は第二屈曲部46の一端につらな
っていて、これら第一屈曲部42と第二屈曲部46とに
よって裏板20の後方の空間において回曲するスプリン
グ部が構成されている。そして、第こ屈曲部46の他端
から振動部48が延び出されている。振動部48は髪板
20の耳部37の側端面とトルク部村27のこれに対向
する面との間に形成された隙間を通ってディスクロータ
10に向って延設されており、先端が摩擦パッド16の
摩耗限度面Aに到達している。ブレーキ作用時には裏板
20の耳部37より上方の側端面がトルク部材27に当
接して回転トルクの伝達を行うのであるが、この場合に
も耳部37の側端面とトルク部村27との間に形成され
た上記隙間は消滅することがないように耳部37の長さ
が決定されており、振動部48のこの隙間内に位置する
部分にトルク部材27に向って突出する状態で突起部5
0が設けられている。この突起部50は、振動部48が
長手方向に直角な直線に沿って比較的4・さし、曲率半
径で湾曲させられることにより形成されている。前記第
一屈曲部42と第二屈曲部46とから成るスプリング部
は、この突起部50をトルク部材27に向かう向きに適
度な大きさの力で付勢するとともに、振動部48がディ
スクロータ10に接触したとき、この振動部48のディ
スクロ−夕10への押しつけ力を適度に調整しつつ振動
部48を保持する役割を果たすものであり、第二屈曲部
46にはこれらの力を調節するための長穴45が形成さ
れている。一方、摩擦パッド24,26のガタッキを防
止するために、トルク部材27を把持する固定部52と
摩擦パッド24,26を押上げるスプリング部54とか
らなるラトリング防止ばね56が、耳部37の近傍にに
おいて切欠28の内側にそれぞれ配設されている。
面に固着された裏板20,22とから成る一対の摩擦パ
ッド、すなわちアウタパツド24およびインナパツド2
6が配設されている。これらのパッド24,26はトル
ク部材27の中央部に設けられた切欠28に遊鼓されて
ディスクロータ10の摩擦面12,14に対して直角な
方向に移動可能に支持されており、制動時にディスクロ
ータ10からパッド24,26に与えられる回転トルク
部村27によって受けられるようになっている。なお、
トルク部材27は図示しない車輪管等の非回転部材に固
定され、パッド24,26および後述のキャリパ30を
支持するために、ディスクロータ10の外周を跨いで連
結された相対向する板状部を備えている。上記パッド2
4,26をディスクロータ10‘こ押しつけるアクチュ
ェータとしてのキャリパ30は、ィンナパツド26に対
向するシリンダ部32と、アウトパッド24に対向する
りアクション部34と、これらシリンダ部32およびリ
アクション部34を連結するブリッジ部35とを備え、
一対のパッド24,26を跨ぐように配設されている。
シリンダ部32にはピストン36が滑動可能に隊合され
ており、また、リアクション部34は二股に分岐して各
分岐部分が裏板20の外側位置に配置されている。そし
て、このキャリパ30はその両側方部分から延び出す図
示しないアームの先端部に形成された蕨合六と、トルク
部村27にディスクロータ10の鞠心に平行に突設され
た図示しないスライドピンとの嫁合により、ロータ10
の軸心と平行な方向に移動可能に支持されている。パッ
ド24の裏板20のディスクロータ10の軸心に近い側
の部分に、該ディスクロータ10の円周方向に突き出し
た耳部37が形成され、トルク部材27の切欠28の一
部をなす矩形の4・切欠と係合させられているが、その
一方の耳部37には警報部村である帯板状のばね38が
固定されている。なお、図示はしないがインナパツド2
6もアウトパッド24と同様に構成されている。ばね3
8は、第3図および第4図に示すように、固定部40、
第一屈曲部42、第二屈曲部46、振動部48および5
0を有している。固定部40は長手方向にコの字状に曲
げらねて耳部37を把持するとともに、上下方向の位置
決めストッパ39を備えている。第一屈曲部42と第二
屈曲部46とは共にU字状をなし、かつ、互いに直角な
方向に形成されており、第一屈曲部42の一端は固定部
4川こつらなり、池端は第二屈曲部46の一端につらな
っていて、これら第一屈曲部42と第二屈曲部46とに
よって裏板20の後方の空間において回曲するスプリン
グ部が構成されている。そして、第こ屈曲部46の他端
から振動部48が延び出されている。振動部48は髪板
20の耳部37の側端面とトルク部村27のこれに対向
する面との間に形成された隙間を通ってディスクロータ
10に向って延設されており、先端が摩擦パッド16の
摩耗限度面Aに到達している。ブレーキ作用時には裏板
20の耳部37より上方の側端面がトルク部材27に当
接して回転トルクの伝達を行うのであるが、この場合に
も耳部37の側端面とトルク部村27との間に形成され
た上記隙間は消滅することがないように耳部37の長さ
が決定されており、振動部48のこの隙間内に位置する
部分にトルク部材27に向って突出する状態で突起部5
0が設けられている。この突起部50は、振動部48が
長手方向に直角な直線に沿って比較的4・さし、曲率半
径で湾曲させられることにより形成されている。前記第
一屈曲部42と第二屈曲部46とから成るスプリング部
は、この突起部50をトルク部材27に向かう向きに適
度な大きさの力で付勢するとともに、振動部48がディ
スクロータ10に接触したとき、この振動部48のディ
スクロ−夕10への押しつけ力を適度に調整しつつ振動
部48を保持する役割を果たすものであり、第二屈曲部
46にはこれらの力を調節するための長穴45が形成さ
れている。一方、摩擦パッド24,26のガタッキを防
止するために、トルク部材27を把持する固定部52と
摩擦パッド24,26を押上げるスプリング部54とか
らなるラトリング防止ばね56が、耳部37の近傍にに
おいて切欠28の内側にそれぞれ配設されている。
このラトリング防止ばね56は、摩擦パッド24,26
の裏板20,22とトルク部材27との錆付きを防止す
るラトリングとしても機能するように、トルク部材27
の裏板20,22に対向する面を覆う状態で配設されて
いるため、ばね38の突起部50‘まこのラトリング防
止ばね56を介して間接的にトルク部材27に押し付け
られた状態となっている。その結果、振動部48は長手
方向に関しては一点においてトルク部材27に押し付け
られ、他の部分においては周辺のいかなる部材にも接触
しない状態となっている。なお、第3図および第4図は
アウタパツド24の一方の耳部37付近を示しており、
他方の耳部付近はばね38は配設されないがそれ以外は
同様に構成されている。このように、帯板状のばね38
は、それ自体簡易な構成の部材であり、しかもそれを取
付けるべきディスクブレーキが、摩擦パッド裏板の側面
とトルク部材との間に制動時においても消滅することの
ない十分な大きさの隙間を有するものである場合にはそ
の位置に、また、そのような隙間がないものであれば所
望の位置にそのような隙間を設けて、ばね38を取り付
ければよいため、簡単かつ安価な摩耗限度警報装置を得
ることができる。
の裏板20,22とトルク部材27との錆付きを防止す
るラトリングとしても機能するように、トルク部材27
の裏板20,22に対向する面を覆う状態で配設されて
いるため、ばね38の突起部50‘まこのラトリング防
止ばね56を介して間接的にトルク部材27に押し付け
られた状態となっている。その結果、振動部48は長手
方向に関しては一点においてトルク部材27に押し付け
られ、他の部分においては周辺のいかなる部材にも接触
しない状態となっている。なお、第3図および第4図は
アウタパツド24の一方の耳部37付近を示しており、
他方の耳部付近はばね38は配設されないがそれ以外は
同様に構成されている。このように、帯板状のばね38
は、それ自体簡易な構成の部材であり、しかもそれを取
付けるべきディスクブレーキが、摩擦パッド裏板の側面
とトルク部材との間に制動時においても消滅することの
ない十分な大きさの隙間を有するものである場合にはそ
の位置に、また、そのような隙間がないものであれば所
望の位置にそのような隙間を設けて、ばね38を取り付
ければよいため、簡単かつ安価な摩耗限度警報装置を得
ることができる。
次に、上記構成の装置の作動を説明する。ブレーキ作用
時にシリンダ部32の油室64に制動油圧が供給される
とピストン36が押し出されてインナパッド26をロー
タ10の摩擦面12に押圧する。
時にシリンダ部32の油室64に制動油圧が供給される
とピストン36が押し出されてインナパッド26をロー
タ10の摩擦面12に押圧する。
するとこの反作用でシリンダ部32がピストン36とは
反対の方向に移動させられ、これとともに移動するりア
クション部34がアゥタパッド24をロータ10の他の
摩擦面14に押圧してロータ10の回転を抑制する。ブ
レーキの作用回数が重なるに従ってアゥタパッド24お
よびィンナバッド26における摩擦材16,18はロー
タ10との接触面側から漸次摩耗し、そして摩耗限度に
達する。
反対の方向に移動させられ、これとともに移動するりア
クション部34がアゥタパッド24をロータ10の他の
摩擦面14に押圧してロータ10の回転を抑制する。ブ
レーキの作用回数が重なるに従ってアゥタパッド24お
よびィンナバッド26における摩擦材16,18はロー
タ10との接触面側から漸次摩耗し、そして摩耗限度に
達する。
摩擦材16が摩耗限度に達すると帯板状のばね36の振
動部48の先端が第4図中央矢印Dで示される方向に回
転するディスクロータ10‘こ接触するに至る。すると
振動部48は突起部50を節として安定に振動させられ
て大きな高い周波数の音(高音)を発生する。この高音
は通常の車両騒音に比較して周波数の高い「ピー」とい
う音であるので、極めて効果的な警報音であり、運転者
が容易に摩擦パッド24,26が摩耗限度に達したこと
を知ることができるのである。そして、振動部48とデ
ィスクロータ10との接触状態に無理が生じないように
、振動部48が第一屈曲部42および第二屈曲部46に
よって保持されているので、振動部48が接触するディ
スクロータ10の面には殆ど傷が付くことがないのであ
る。次に本発明の他の実施例を説明する。
動部48の先端が第4図中央矢印Dで示される方向に回
転するディスクロータ10‘こ接触するに至る。すると
振動部48は突起部50を節として安定に振動させられ
て大きな高い周波数の音(高音)を発生する。この高音
は通常の車両騒音に比較して周波数の高い「ピー」とい
う音であるので、極めて効果的な警報音であり、運転者
が容易に摩擦パッド24,26が摩耗限度に達したこと
を知ることができるのである。そして、振動部48とデ
ィスクロータ10との接触状態に無理が生じないように
、振動部48が第一屈曲部42および第二屈曲部46に
よって保持されているので、振動部48が接触するディ
スクロータ10の面には殆ど傷が付くことがないのであ
る。次に本発明の他の実施例を説明する。
なお、以下の実施例は前述の実施例における帯板状のば
ね38において異なるものであるので、他の部分の説明
は省略する。第5図において、帯板状のばね68は、前
述のばね38の固定部40、第一屈曲部42、第二屈曲
部46および振動部48と同様の形状の固定部70、第
一屈曲部72、第二屈曲部74および振動部76を備え
て舞阪20の耳部37に固定されている。
ね38において異なるものであるので、他の部分の説明
は省略する。第5図において、帯板状のばね68は、前
述のばね38の固定部40、第一屈曲部42、第二屈曲
部46および振動部48と同様の形状の固定部70、第
一屈曲部72、第二屈曲部74および振動部76を備え
て舞阪20の耳部37に固定されている。
そして、突起部78は前述の突起部50と同じ位置では
あるが、逆方向である耳部37側へ突出して形成されて
おり、両屈曲部72,74は突起部78が髪板20へ向
かう方向に付勢している。したがって、突起部78は固
定部70を介して間接的に袋板20‘こ押し付けられて
いる。なお、ディスクロータ10の回転方向は図中Eの
方向である。本実施例のばね68によれば、裏板2川こ
該ばね68を固定した状態でトルク部村27の切欠28
内へ鉄め入れるとき、振動部76が開いていないので組
立が容易となる利点がある。
あるが、逆方向である耳部37側へ突出して形成されて
おり、両屈曲部72,74は突起部78が髪板20へ向
かう方向に付勢している。したがって、突起部78は固
定部70を介して間接的に袋板20‘こ押し付けられて
いる。なお、ディスクロータ10の回転方向は図中Eの
方向である。本実施例のばね68によれば、裏板2川こ
該ばね68を固定した状態でトルク部村27の切欠28
内へ鉄め入れるとき、振動部76が開いていないので組
立が容易となる利点がある。
第6図において、帯板状のばね8川ま、前述の第5図の
実施例におけるばね68の第一屈曲部72、第二屈曲部
74、振動部76および突起部78と同様の第一屈曲部
82、第二屈曲部84、振動部86および突起部88を
備えており、耳部37を下側から把持するように長手方
向に対して直角方向にコの字状に曲げられた固定部90
を備えている。
実施例におけるばね68の第一屈曲部72、第二屈曲部
74、振動部76および突起部78と同様の第一屈曲部
82、第二屈曲部84、振動部86および突起部88を
備えており、耳部37を下側から把持するように長手方
向に対して直角方向にコの字状に曲げられた固定部90
を備えている。
したがって、耳部37の先端面は固定部9川こよって覆
われないので、突起部90が耳部37に直接押し付けら
れている。なお、固定部9川こは耳部37に形成された
小穴89に係合する小突起91が設けられ、以てばね8
0の下降が防止されている。本実施例によれば、固定部
90の上下方向の位置決め用ストッパが不要となり、固
定部90の形状が簡単となる利点がある。
われないので、突起部90が耳部37に直接押し付けら
れている。なお、固定部9川こは耳部37に形成された
小穴89に係合する小突起91が設けられ、以てばね8
0の下降が防止されている。本実施例によれば、固定部
90の上下方向の位置決め用ストッパが不要となり、固
定部90の形状が簡単となる利点がある。
第7図において、帯板状ばね92は、前述の第4図の実
施例におけるばね38の第一屈曲部42、第二屈曲部4
6、振動部48及び突起部50と同様の第一屈曲部94
、第二屈曲部96、振動部98及び突起部100を備え
ており、平板状の固定部102が耳部37の外側におい
て該耳部37にリベット104にて固定されている。
施例におけるばね38の第一屈曲部42、第二屈曲部4
6、振動部48及び突起部50と同様の第一屈曲部94
、第二屈曲部96、振動部98及び突起部100を備え
ており、平板状の固定部102が耳部37の外側におい
て該耳部37にリベット104にて固定されている。
本実施例によれば、固定部102の形状が極めて単純と
なり、帯板状ばね92の加工が一層容易となる利点があ
る。
なり、帯板状ばね92の加工が一層容易となる利点があ
る。
なお、上述したのはあくまでも本発明の一実施例であり
、本発明はその精神を逸脱しない範囲において種々変更
が加えられ得るものである。
、本発明はその精神を逸脱しない範囲において種々変更
が加えられ得るものである。
たとえば、振動部48はディスクロータ10の平坦な摩
擦面14に接触させてもよいが、振動部48が接触する
ディスクロータ10の表面に、第7図に示すように、積
極的に振動部48を励振する凹凸部106を設けても差
支えない。この場合、振動部48が発生する警報音が一
層高められる利点がある。また、前述の実施例において
、帯板状のばね38はインナパツド26およびアウタパ
ツド24の一方の耳部37に設けられているが、片側の
パッドのみ設けることも、両方の耳部37に設けること
も可能である。さらに、ラトリング防止ばね56が裏板
20,22に固定される場合には該ばね56と警報部材
とが一体的に構成されてもよい。
擦面14に接触させてもよいが、振動部48が接触する
ディスクロータ10の表面に、第7図に示すように、積
極的に振動部48を励振する凹凸部106を設けても差
支えない。この場合、振動部48が発生する警報音が一
層高められる利点がある。また、前述の実施例において
、帯板状のばね38はインナパツド26およびアウタパ
ツド24の一方の耳部37に設けられているが、片側の
パッドのみ設けることも、両方の耳部37に設けること
も可能である。さらに、ラトリング防止ばね56が裏板
20,22に固定される場合には該ばね56と警報部材
とが一体的に構成されてもよい。
第1図および第2図は本発明の−実施例である摩耗限度
警報装置を含むディスクブレーキの側面断面図および正
面断面図である。 第3図は第2図の実施例の要部を示すためにその背面の
一部を拡大した説明図である。第4図は第3図のW−W
視断面図である。第5図乃至第7図はそれぞれ本発明の
他の実施例を示す第4図に相当する図である。10:デ
ィスクロータ、12,14:摩擦面、16,18:摩擦
材、20,22:裏板、24:ィンナパッド(摩擦パッ
ド)、26:アウタパッド(摩擦パッド)、38,68
,80,92:ばね(警報部村)、40,70,90,
102:固定部、{42,72,82,94:第一屈曲
部、46,74,84,96:第二屈曲部}(スプリン
グ部)、48,76,86,98:振動部、50,78
,88,100:突起部、104:リベット、106:
凹凸部、A:摩耗限度面。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図
警報装置を含むディスクブレーキの側面断面図および正
面断面図である。 第3図は第2図の実施例の要部を示すためにその背面の
一部を拡大した説明図である。第4図は第3図のW−W
視断面図である。第5図乃至第7図はそれぞれ本発明の
他の実施例を示す第4図に相当する図である。10:デ
ィスクロータ、12,14:摩擦面、16,18:摩擦
材、20,22:裏板、24:ィンナパッド(摩擦パッ
ド)、26:アウタパッド(摩擦パッド)、38,68
,80,92:ばね(警報部村)、40,70,90,
102:固定部、{42,72,82,94:第一屈曲
部、46,74,84,96:第二屈曲部}(スプリン
グ部)、48,76,86,98:振動部、50,78
,88,100:突起部、104:リベット、106:
凹凸部、A:摩耗限度面。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図
Claims (1)
- 1 車両の車輪と一体的に回転するデイスクロータと、
該デイスクロータの摩擦面に対面する摩擦材と該摩擦材
の裏面に固着された裏板とを備えた摩擦パツドと、該摩
擦パツドを前記デイスクロータの摩擦面に押しつけるア
クチユエータと、前記デイスクロータの近傍において非
回転部材に固定され、前記摩擦パツドを前記デイスクロ
ータの摩擦面に直角な方向に移動可能に支持するととも
に、ブレーキ作用時における該摩擦パツドの回転トルク
を該摩擦パツドの前記裏板の側端面の一部と当接するこ
とによつて受け、かつ、該当接時においても消滅するこ
とのない隙間を該側端面の他の部分との間に形成するト
ルク部材とを含むデイスクブレーキにおいて、前記摩擦
材が摩耗限度まで摩耗したとき警報音を発生する装置で
あつて、帯板状のばね部材から成り、前記裏板の側端部
に固定された固定部と、該固定部に続いて形成されて前
記パツドの後方位置において回曲するスプリング部から
前記隙間を通つて前記デイスクロータの摩擦面に向つて
伸びるとともに先端が前記摩擦材の摩耗限度面に到達す
る振動部と、該振動部の前記隙間内に位置する部分に設
けられた突起部とを有する警報部材を備え、かつ、前記
突起部が前記裏板の側端面と前記トルク部材の該側端面
と対面する面とのうち前記デイスクロータの回転方向に
対向する側のものである対向面に直接または他部材を介
して間接にかつ少なくとも前記振動部の長手方向に関し
ては一点で当接して該振動部の他の部分が該対向面に接
触することを防止する形状を有するとともに、前記スプ
リング部の弾性力によつて該対向面に常時押し付けられ
ており、前記振動部の先端が前記デイスクロータに接触
したとき該振動部が前記突起部を節として振動して警報
音を発することを特徴とするデイスクブレーキの摩擦パ
ツド摩耗限度警報装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56024484A JPS6027858B2 (ja) | 1981-02-20 | 1981-02-20 | ディスクブレ−キの摩擦パッド摩耗限度警報装置 |
US06/343,476 US4460067A (en) | 1981-02-20 | 1982-01-28 | Pad-wear-limit warning device for disc brake |
GB8202833A GB2093541B (en) | 1981-02-20 | 1982-02-01 | Brake pad wear sensor |
DE3205854A DE3205854C2 (de) | 1981-02-20 | 1982-02-18 | Akustische Warnvorrichtung zum Hinweisen auf die zulässige Verschleißgrenze von Reibblöcken einer Scheibenbremsanlage |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56024484A JPS6027858B2 (ja) | 1981-02-20 | 1981-02-20 | ディスクブレ−キの摩擦パッド摩耗限度警報装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57140934A JPS57140934A (en) | 1982-08-31 |
JPS6027858B2 true JPS6027858B2 (ja) | 1985-07-01 |
Family
ID=12139454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56024484A Expired JPS6027858B2 (ja) | 1981-02-20 | 1981-02-20 | ディスクブレ−キの摩擦パッド摩耗限度警報装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6027858B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100423649B1 (ko) * | 2000-07-26 | 2004-03-22 | 주식회사 만도 | 차량용 디스크브레이크 |
JP5353652B2 (ja) * | 2009-11-17 | 2013-11-27 | 株式会社アドヴィックス | ディスクブレーキ装置 |
JP6086980B2 (ja) * | 2013-05-31 | 2017-03-01 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | ディスクブレーキ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5386970A (en) * | 1977-01-10 | 1978-07-31 | Aisin Seiki Co Ltd | Disk brake |
JPS5515411B2 (ja) * | 1978-01-19 | 1980-04-23 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5653161Y2 (ja) * | 1974-12-14 | 1981-12-11 | ||
JPS5515411U (ja) * | 1978-07-15 | 1980-01-31 |
-
1981
- 1981-02-20 JP JP56024484A patent/JPS6027858B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5386970A (en) * | 1977-01-10 | 1978-07-31 | Aisin Seiki Co Ltd | Disk brake |
JPS5515411B2 (ja) * | 1978-01-19 | 1980-04-23 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57140934A (en) | 1982-08-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4124105A (en) | Audible alarm sounding type pad clip device for disc brake | |
JP6746789B2 (ja) | ディスクブレーキ | |
JPS6027858B2 (ja) | ディスクブレ−キの摩擦パッド摩耗限度警報装置 | |
JPS628653B2 (ja) | ||
JP2003083371A (ja) | 騷音低減型車両用ブレーキキャリパ | |
JPS621130B2 (ja) | ||
JPS63125832A (ja) | 鳴き低減型デイスクブレ−キ | |
US11835100B2 (en) | Disc brake | |
JPS62435Y2 (ja) | ||
JPH0158375B2 (ja) | ||
JPS6015956Y2 (ja) | デイスクブレキの摩擦パツド摩耗限度警報装置 | |
GB2103737A (en) | Disc brake pad lining wear sensor | |
JP3209688B2 (ja) | ディスクブレーキ装置 | |
JPH0547300Y2 (ja) | ||
JPH0159460B2 (ja) | ||
JP2004270729A (ja) | ディスクブレーキのブレーキパッド戻し構造 | |
JP4747577B2 (ja) | ディスクブレーキ | |
JPH0218838Y2 (ja) | ||
JP2910967B2 (ja) | ディスクブレーキ | |
JP2019039511A (ja) | ブレーキパッド摩耗検出器 | |
JP2008144914A (ja) | ディスクブレーキ装置の摩耗警報装置 | |
JP2009036337A (ja) | 中空ピストンに振動抑制手段を組み込んだ制動装置 | |
JPH0319621Y2 (ja) | ||
JP2004225726A (ja) | 車両用ディスクブレーキ | |
JP4263146B2 (ja) | 車両用ディスクブレーキ |