JPS6027763Y2 - ボンネツト内縦形エンジンの検油装置 - Google Patents

ボンネツト内縦形エンジンの検油装置

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Publication number
JPS6027763Y2
JPS6027763Y2 JP7431481U JP7431481U JPS6027763Y2 JP S6027763 Y2 JPS6027763 Y2 JP S6027763Y2 JP 7431481 U JP7431481 U JP 7431481U JP 7431481 U JP7431481 U JP 7431481U JP S6027763 Y2 JPS6027763 Y2 JP S6027763Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
bonnet
engine
radiator
dipstick
Prior art date
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Expired
Application number
JP7431481U
Other languages
English (en)
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JPS57186611U (ja
Inventor
浩二 宮田
健次 山下
Original Assignee
株式会社クボタ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えばトラクタ等のボンネット内に収容され
た縦形エンジンの給油装置に関し、エンジンの給油をボ
ンネットの上面から給水、給油等に同時に簡単に行なえ
るようにすることを目的とする。
従来、この種のエンジンの給油装置は、第5図に示すよ
うに、エンジン30のスタータや、燃料噴射ポンプ及び
ダイナモ等の補機類をさけたクランクケース31の側壁
31aに給油口32を明け、この給油口32に検油棒3
3を斜め上方から差込むようにしである。
こうしたものでは、検油棒33の引抜き方向に対面する
ボンネット部分34を取外さなければ、オイルパン35
内の潤滑油検出を行なえず、給油操作に手間がかかる。
しかも、エンジン30の側部に設けられるスタータがダ
イナモ等の補機類で検油棒33を挿抜する給油口32の
設置場所が制約を受けたり、または検油棒33をこれら
補機類をさけるように変形加工することが必要な場合も
ある。
本考案は上記欠点を解消するために提案されたもので、
エンジンの給油及びラジェータへの給水のためにボンネ
ット上面に設けた上面操作口から検油棒の給油操作を行
なえるように検油棒をエンジンの上面からオイルパン内
にまで挿抜てきるようにするものである。
以下、本考案の実施例を図面に基き説明する。
第1図はトラクタの全体側面図を示し、このトラクタT
は、エンジン1の後部に直結したミッションケース2を
基本構造体として、その前後に車輪3,4を配置し、エ
ンジン1とこれの前方に設けられるラジェータ5及び図
示を省略したバッテリ及びエアクリーナを覆うボンネッ
ト6が設けである。
このボンネット6の上面6aにはラジェータ5の給水及
びエンジン5の給油を行なうための上面操作ロアが明け
てあり、上面操作ロアは開閉可能なボンネットカバー8
で蓋されている。
そして、ラジェータ5に給水する時にはこのボンネット
カバー8を開いてラジェータ5の上面の給水口9を蓋し
ているラジェータキャップ10を取外して給水し、エン
ジン1の給油はエンジン1のへラドカバ−11に形成さ
れた給油口12の給油キャップ13と取外して給油を行
なうようになっている。
このように構成したボンネット6で覆われるエンジン1
は、第2図に示すように、クランク軸14を枢支したク
ランクケース15の上方にシリンダブロック16を一体
形成し、シリンダブロック16の上方にシリンダヘッド
17とへラドカバー11とを順に載置固定した周知構造
の縦形エンジン1である。
そして、このエンジン1の検油装置18はシリンダヘッ
ド17の上面17aからクランクケース15の内部に通
じるように、シリンダヘッド17とシリンダブ田ンク1
6にかけて直線状に形成した検油棒挿入孔19に、検油
棒20をその下端部20aがクランクケース15の下部
に形成されるオイルパン21の潤滑油22中につかるま
で挿入し、検油棒20の上部に固着したゴム製の位置決
めキャップ23を検油棒挿入孔19の上端の検油口24
に受は止めさせて検油棒20を位置決め固定する。
このように構成したエンジン1の検油装置18で検油を
行なう手順を次に述べる。
先ず、第3図に示すように、ボンネット6の上面操作ロ
アのボンネットカバー8を開くと、ラジェータ5のラジ
ェータキャップ10、エンジン1の給油キャップ13及
び検油棒20が上面操作ロアから操作可能となる。
この状態で検油棒20を上面操作ロアから操作して検油
口24より上方へ引抜いて検油棒20の下端部20aに
付着した潤滑油で潤滑油の状態を知る。
検知し終えた検油棒20は、上記手順とは逆に検油口2
4から差込んで検油棒20の位置決めキャップ23を給
油口24に受は止めさせて組付けを終り、この後、ボン
ネット6の上面操作ロアをボンネットカバー8で蓋して
検油作業を終える。
尚、第4図に示すものは、別の実施例を示すもので、上
記実施例のシリンダヘッド17の上面17aに形成する
給油口24をヘッドカバー11の上面11aに形成する
ようにしたものである。
本考案は、以上述べたように、ボンネット内に収容され
た縦形エンジンの給油装置を検油棒がエンジンの上方に
挿抜てきるようにしであるので、ボンネットの上面操作
口から、ラジェータの給水、エンジンへの給油及び油量
点検の全てを同時に簡単に行なえる。
しかも、検油装置は検油棒をエンジン上面からオイルパ
ン内まで貫通状に挿入するだけの構造であり、検油棒を
挿入する検油口の設置場所がエンジンに付設される補機
類で制約を受けたり、補機類をさけるために検油棒を加
工しなくても済み、その構造、形状が簡単で安価に実施
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はトラクタの全体側面図、第2図は要部の縦断正
面図、第3図はトラクタのボンネット部分の平面図、第
4図は別実施例の要部縦断正面図、第5図は従来例を示
す第2図相当の概略図である。 1・・・・・・エンジン、5・・・・・・ラジェータ、
6・・・・・・ボンネット、6a・・・・・・6の上面
、7・・・・・・上面操作口、8・・・・・・ボンネッ
トカバー、9・・・・・・給水口、10・・・・・・ラ
ジェータキャップ、12・・・・・・給油口、13・・
・・・・給油キャップ、16・・・・・・シリンダブロ
ック、17・・・・・・シリンダヘッド、20・・・・
・・検油棒、21・・・・・・オイルパン、23・・・
・・・位置決めキャップ、24・・・・・・検油口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ホンネット6内に水冷縦形エンジン1とラジェータ5と
    を前後に並設し、ボンネット6の上面6aに操作ロアを
    明け、この上面操作ロアをボンネットカバー8で開閉可
    能にし、ラジェータ5の上面に給水口9を、エンジン1
    の上面に給油口12及び給油口24を上面操作ロアに臨
    ませて開口し、給水口9をラジェータキャップ10で、
    給油口12を給油キャップ13で蓋し、検油棒20の下
    部を給油口24からシリンダヘッド17内及びシリンダ
    ブロック16内を通ってオイルパン21内に挿入すると
    ともに、検油棒20の上部に固定した位置決めキャップ
    23を給油口24に閉蓋固定した事を特徴とするボンネ
    ット内縦形エンジンの給油装置。
JP7431481U 1981-05-21 1981-05-21 ボンネツト内縦形エンジンの検油装置 Expired JPS6027763Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7431481U JPS6027763Y2 (ja) 1981-05-21 1981-05-21 ボンネツト内縦形エンジンの検油装置

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JP7431481U JPS6027763Y2 (ja) 1981-05-21 1981-05-21 ボンネツト内縦形エンジンの検油装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57186611U JPS57186611U (ja) 1982-11-26
JPS6027763Y2 true JPS6027763Y2 (ja) 1985-08-22

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ID=29870090

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JP7431481U Expired JPS6027763Y2 (ja) 1981-05-21 1981-05-21 ボンネツト内縦形エンジンの検油装置

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JPS57186611U (ja) 1982-11-26

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