JPS6027673B2 - 新規な2↓−ハロメチル↓−5↓−ビニル↓−1,3,4↓−オキサジアゾ−ル化合物 - Google Patents

新規な2↓−ハロメチル↓−5↓−ビニル↓−1,3,4↓−オキサジアゾ−ル化合物

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JPS6027673B2
JPS6027673B2 JP53096306A JP9630678A JPS6027673B2 JP S6027673 B2 JPS6027673 B2 JP S6027673B2 JP 53096306 A JP53096306 A JP 53096306A JP 9630678 A JP9630678 A JP 9630678A JP S6027673 B2 JPS6027673 B2 JP S6027673B2
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halomethyl
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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は2ーハロメチルー5ービニル−1・3・4−オ
キサジアゾール化合物に属する新規な物質に関するもの
である。
光に曝すことにより分解した遊離基を生成する化合物(
遊離基生成剤)はグラフィックアーツの分野でよく知ら
れている。
それらは光重合性組成物中の光重合開始剤、遊離基写真
組成物中の光活性剤および光で生じる酸により触媒され
る反応の光開始剤として広く用いられている。そのよう
な遊離基生成剤を用いて印刷、複製、複写およびその他
の画像形成系で有用な種々の感光性材料が作られる。有
機ハロゲン化合物は光によりハロゲン遊離基を出すので
光開始剤として有用である。
この種の有機ハロゲン化合物としては、これまで四臭化
炭素、ヨードホルム、トリブロモアセトフェノンなどが
代表的なものであり、広く用いられてきた。しかしなが
らこれらの遊離基生成剤はかなり限られた波長領域の光
でしか分解しないという欠点を有していた。つまりそれ
は通常用いられる光源の主波長より短波の紫外領域に感
度があった。それゆえこれらの化合物は光源の発する近
紫外から可硯城の光を有効に利用する能力がないため、
遊離基生成館が劣っていた。このような欠点が改良でき
、しかも光に対する感度の高い遊離基生成能力を有する
物質として下記一般式〔1〕で示される新規な化合物が
有用であることがわかった。
ここでWは置換されたもし〈は無置換のフヱニル基又は
無置換のナフチル基を示し、フヱニル基はハロゲン原子
、ニトロ基、シアノ基、炭素数1〜3のアルキル基又は
炭素数1〜4のアルコキシ基を置換基としてもつ。また
フェニル基は2つのァルコキシ基が環を作ったような構
造であるの形をとってもよい。贋換基の数はハロゲン原
子の場合は1つ又は2つであるがその他の場合は1つで
ある。
Xは水素原子、炭素数1〜3のアルキル基又はフェニル
基をあらわす。
Yはハロゲン原子を示し、nは1〜3の整数を示す。
本発明の新規な2−ハロメチルー5−ビニルー1・3・
4−オキサジアゾール類は次の反応式に示した一連の反
応により有利に合成することができる。
〔ここでW、X、Y、nは一般式1で定義されたものと
同一の意味である。
Rはトリクロロメチル基、一〇−CO− C馬mYn基又は弗素原子、塩素原子、又は臭素原子を
意味する。
〕本発明の化合物の製造に使用される一般式0のアクリ
ル酸ヒドラジド誘導体のうち好適なものは、桂皮酸ヒド
ラジド、p−ニトロ桂皮酸ヒドラジド、pーシアノ桂皮
酸ヒドラジド、2・4ージクロロ桂皮酸ヒドラジド、p
ークロロキ毛皮酸ヒドラジド、pーメチル桂皮酸ヒドラ
ジド、pーメトキシ桂皮酸ヒトラジド、m−メトキシキ
毛皮酸ヒドラジド、oーメトキシ桂皮酸ヒドラジド、p
−n−ブトキシ桂皮酸ヒドラジド、3・4−メチレンジ
オキシ桂皮酸ヒドラジド、ナフチルァクリル酸ヒドラジ
ド、Q−メチル桂皮酸ヒドラジド、Q−フェニル桂皮酸
ヒドラジド等である。
これらのアクリル酸ヒドラジド護導体の合成はW.0.
G℃dtfredsen & S.Vange舷1著
Acね Chem.Scand.9 14鱗(1955
)およびS.Harada &日.Kondo著、Bu
ll.Chem.SM.Jap.41(10)2521
(19路)に記載の方法に準じて行なうことができる。
つまり、アクリル酸類のアルカリ金属塩とクロル炭酸エ
チルとから合成した混合酸無水物(Mixed−aci
船nhydride)を氷冷した抱水ヒドラジンクロロ
ホルム分散液中に添加し、0℃で一晩放置する方法及び
アクリル酸類のシアノメチルェステル又はp−ニトロフ
ェニルヱステル等の活性化(Actjvaにd)ェステ
ルをメタノール、クロロホルム等に溶解又は分散後、抱
水ヒドラジンを加えて室温から溶液還流温度の範囲で縄
拝する方法である。得られた粗製アクリル酸ヒドラジン
類はエタノール又はメタノール又は水より再結晶により
精製することができる。本発明の化合物の製造に使用さ
れる一般式mの化合物のうち好適なものは、ヘキサクロ
ロアセトン、ヘキサプロモアセトン、トリクロロ酢酸無
水物、ジクロロ酢酸無水物、モノクロロ酢酸無水物、ト
リブロモ酢酸無水物、ジブロモ酢酸無水物、モノブロモ
酢酸無水物、トリクロロ酢酸クロリド、ジクロo酢酸ク
ロリド、モノクロロ酢酸クロリド、トリブロモ酢酸ブロ
ミド、ジブロモ酢酸ブロミド、モノブロモ酢酸クロリド
、モノブロモ酢酸ブロミド等を掲げることができる。
一般式0と一般式血の化合物より一般式Nの化合物に導
くのは公知の方法で行なうことができる。
例えばアクリル酸ヒドラジド類をやや過榛』のへキサク
ロルアセトン又はへキサブロモアセトンとアセトニトリ
ルのような溶媒中室温へ還流温度で櫨拝する方法、アク
リル酸ヒドラジド類を等モルのハロ無水酢酸と室温で灘
拝する方法、ジオキサン、テトラヒドロフランのような
溶媒を使い室温で2モルのアクリル酸ヒドラジド類と1
モルのハロ酢酸ハラィドを瀦拝する方法等がある。
粗生成物はアセトニトリル、エタノール、メタノール等
より再結晶することにより精製できる。一般式Wの化合
物から対応する1・3・4−オキサジアゾールに導くの
は、M.P.HuU、E.F.E1sla袋て、L.M
.Wer戊1著、J.Heterocycl.Chem
.7(3)511(1970)に記載の方法に準じて実
施される。
すなわちN−アクリロイル−N′ーハロアセチルヒドラ
ジド類を2倍モル以上のオキシ塩化リン、又は無水酢酸
等で、加熱還流することにより合成できる。
反応溶媒としてはトルェン、ベンゼン等を用いることで
きる。粗生成物はエタノール含水エタノール等より再結
晶することにより精製する。本発明の具体的化合物例と
しては以下のものである。
本発明における一般式1の化合物は、J.A則nham
等の米国特許第3954475号および同第39870
37号明細書記載のビニルーハロメチル−Sートリアジ
ン化合物とは構造が本質的に異なる。
つまり、本発明の化合物はハロメチル基と芳香族環との
間を結ぶ共役結合が次式W−C=C−C=N−N=C−
CX3 で表わさるのれに対し、歌nham等の化合物の場合は
次式のように表わされるからである。
又、本発明の化合物は、ハロメチル基が光吸収性基と結
合しているものである点で、Bo肌am等の化合物と似
ている。
しかしながらこの理由から本発明の化合物がBoMam
等の化合物より容易に類推されると判断することは正当
でない。というのは、例えば次のような化合物はハロメ
チル基と光吸収性基が結合しているにもかかわらず、光
による遊離基生成能がほとんどないからである。約30
0から約50仇川の波長の活性光線で放射された時、本
発明の1・3・4−オキサジアゾール化合物は遊離基を
発生する。この理由より、この化合物は感光性組成物及
び要素に用いられる光反応開始剤として有用である。か
くして、これらは平版、凸版、凹版などの印刷版、フオ
トレジスト及び写真要素を製造するために使用される光
重合性組成物及び煉付け組成物および露光のみにより可
視像の得られる感光性レジスト形成性組成物に配合でき
る。本発明の遊離基生成剤は、平版印刷版、IC回路、
フオトマスク製造のための感光性レジスト形成性組成物
に、露光により現像することなく可視像を与える性能を
与える場合に特に有用である。
このような感光性レジスト組成物は露光作業における黄
色安全灯下で、露光のみによって可視画像が得られるた
め、例えば、同時に多くの印刷版を露光する過程で、例
えば仕事が中断された時など製版者に与えられた版が露
光されているかどうかを知ることが可能となる。同様に
例えば、平版印刷版を作るときのいわゆる殖版焼付け法
のように一枚の大きな版に対して何度も露光を与える場
合、作業者はどの部分が露光済であるかを直ちに確かめ
ることができる。
本発明の遊離基生成剤が有利に使用できる、露光により
直ちに可視画像を与える感光性レジスト形成性組成物は
必須成分として感e伝性レジスト形成性化合物、遊離基
生成剤、変色剤および任意に一つ又は複数の可塑剤、結
合剤、変色剤でない染料、顔料、かぶり防止剤、感光性
レジスト形成性化合物用増感剤等から通常構成される。
実施例 1 2ートリクロロメチル−5一(pーメトキシスチリル)
−1・3・4−オキサジアゾール(化合物No.7)の
製法17.8夕のpーメトキシ桂皮酸と13.9夕のp
ーニトロフェノールを50の【の塩化チオニルと50の
‘のベンゼン中で1時間加熱還流した。
過剰の塩化チオニルとベンゼンを蒸留後得られる固体の
水洗した後乾燥した。実質的に理論量のp−メトキシ桂
皮酸p′−ニトロフェニルェステルを得た。pーメトキ
シ桂皮酸p′ーニトロフェニルェステル18.0夕を8
0%抱水ヒドラジン11.4夕とメタノ−ル75叫の溶
液に添加し30分間加熱還流した。
反応液を放袷後トリェチルアミン6.3夕を加え、水4
00の‘に洋加した。無色結晶のpーメトキシ桂皮酸ヒ
ドラジド7.9夕が析出した。pーメトキシ桂皮酸ヒド
ラジド19.2夕を、ヘキサクロルアセトン29.2夕
とアセトニトリル100の【の溶液に加え、2び分間加
熱還流した。
反応液を冷却すると無色結晶のN−pーメトキシシンナ
モィルーN′ートリクロロアセチルヒドラジド30.1
夕が析出した。N一p−メトキシシンナモイル一N′ー
トリクロロアセチルヒドラジド4夕とオキシ塩化リン4
0の‘を3時間加熱還流後氷水200のこ割り得られる
沈殿をメタノールより再結晶して、2ートリクロロメチ
ルー5−(pーメトキシスチリル)−1・3・4ーオキ
サジアゾール(融点140.5〜141.5℃)2.5
夕を得た。
この化合物に元素分析を行ない、CDC13中における
NMR、マススベクトルUV吸収スペクトル及び赤外吸
収スペクトルを測定した。
元素分析 実測値 H=3.04% C=44.94% =8.8
0%計算値 H=2.84% C;45.10% N=
8.77%NMR(CDC13中で標準物質としてTM
Sを使用し6仙位zで測定)S値 3.80(S、3) 6.74(d、1、J=15.5HZ) 6.84(d、2、J=7.5日2) 7.43(d、2、J=7.5HZ) 7.58(d、1、J=15.5HZ) イオン加速電圧舷V イオン化電圧7企V マススベクトルの結果 イオン化電流150AA試料加
熱温度70〜8ぴ0イオン源温度190午○ 心e 強度 心e 強度 62 5.5 178
3.374 4.5 201
3‐675 5.5 2
82 16.089 9.3
283 25.090 617
284 12.0102 10
.2 285 19.0103
4.3 317 100.0116
7.1 318 32
.0118 5.5 319
92.0133 16.0 3
20 28.0143 5.7
321 29.0144 4
.0 322 9.6145
4.8 323 5.61
59 26.0161 72.0 赤外線吸収スペクトルの結果(KBrヌジョール法で測
定)ピークの位置;2900、2810、1630、1
595、15701515、1450「 143い14
15、1360、1300、1290、1255、12
40、1200、1170、1105、1025、99
0、960、840、830、810、795、775
、675、545 515弧‐I実施例 2 2ートリクロロメチルー5一(3′・4ーメチレンジオ
キシスチリル)一1・3・4−オキサジアゾール(化合
物No.11)の製法上記化合物が実施例1と同じ方法
で、3・4−メチレンジオキシ桂皮酸より得られた。
この化合物の雛点‘ま156〜158qoで元素分析の
結果は以下のとおりである。
実測値 H=2.26% C=43.46% NF8.
45%計算値 H=2.12%、C=43.21%、N
=8.40%実施例 32ークロロメチル−5−(pー
メトキシスチリル)−1・3・4ーオキサジアゾール(
化合物No.14)の製法実施例1で得られた中間体p
ーメトキシ桂皮酸ヒドラジド1.9夕をモノクロロ酢酸
無水物1.7夕と酢酸15の‘の混合物中で室温下30
分間蝿拝した。
その後水へ割り得られる沈殿をメタノールと水の混合溶
媒より再結晶してN−p−メトキシシンナモィル、N′
ークロロアセチルヒドラジド0.8夕を得た。N−p−
メトキシシンナモイル一N′ークロロアセチルヒドラジ
ド0.8夕とオキシ塩化リン10の‘を1時間加熱還流
後反応液を氷水に割り得られる沈殿をエタノールより再
結晶して、2−クロロメチルー5−(pーメトキシスチ
リル)−1・3・4−オキサジアゾール(融点139〜
14rC)0.4夕を得た。
この化合物の元素分析の結果は以下のとおりである。
実測値 H=4.53% C=57.68% N=10
.93%計算値 H=4.39% C=57.49%
N=11.18%実施例 4 2ートリフルオロメチル一5一(pーメトキシスチリル
)一1・3・4ーオキサジアゾール(化合物No.15
)の製法実施例1で得られた中間体pーメトキシモ竜皮
酸ヒドラジド3.8夕を氷酢酸20の‘に溶解後損拝し
ながらトリフルオロ酢酸無水物4.2夕を添加した。
生じた白色沈殿を炉別後、含水エタノールから再結晶し
てN−p−メトキシシンナモイル−N′−トリフルオロ
アセチルーヒドラジン3.2夕を得た。N−pーメトキ
シシンナモイルーN′−トリフルオロアセチルヒドラジ
ン1夕とオキシ塩化リン10私を5時間加熱還流後反応
液を氷水に注ぎ、得られる沈殿をエタノールより再結晶
して、2−トリフルオロメチルー5一(p−メトキシス
チリル)−1・3・4−オキサジアゾール0.4夕を得
た。
融点117〜11が○元素分析: 計算値 H=3.36% C=53.私% N=10.
37%実測値 H=3.斑% C=53.51% N=
10.53%実施例 5 2ートリブロモメチル−5一(p−メトキシスチリル)
−1・3・4−オキサジアゾール(化合物No.17)
の製法実施例1で得られた中間体p−メトキシ桂皮酸ヒ
ドラジド8.75夕をジオキサン180の‘に溶解後、
鷹拝しながらトリブロモ酢酸ブロミド8.2夕を10分
間で滴下した。
この反応液を4時間室温で縄梓後、得られる沈殿を炉別
した。炉液に水を200の‘添加後、冷却してN−pー
メトキシシンナモィルーN′ートリブロモアセチルヒド
ラジド8.8夕の結晶を得た。この結晶3.92とオキ
シ塩化リン20泌を1時間加熱還流後、反応液を氷水に
注ぎ、得られる沈殿を酢酸エチルより再結晶して、2ー
トリブロモメチルー5−(pーメトキシスチリル)−1
・3・4ーオキサジアゾール2.0夕を得た。
融点160〜16100元素分析: 計算値 H=2.00%、C=31.82% N=6.
18%実測値 H=2.06% C=32.11% N
=6.23%本発明の化合物の有用性を示すため以下の
実施例の実験を行なった。
実施例 6 ポジ型平版印刷版の製造 表面を砂目立てした厚さ0.15肌のアルミニウム板(
1)に次の感光液をホェラ−で塗布し10000におい
て2分間乾燥を行ない感光性平版印刷版を作成した。
ナフトキノンー(1・2)ージアジド【21−5ースル
ホニルクロリドとピロガロールアセトン樹脂とのェステ
ル化物 0.759クレゾール
ノボラツク 2.1タテトラヒド
ロ無水フタル酸 0.15タクリスタルバ
イオレツト 0.02タ遊離基生成剤
(第2表に記載のもの) 0.03タエチレンジクロ
リド 18タメチルセロソルプ
12タ乾燥後の塗布量は2.2夕/
めであった。
これらの感光性平版印刷版をそれぞれ30アンペアのカ
ーボンアーク灯で70肌の距離から露光した後DP−1
(商品名:富士写真フィルム株式会社製、ポジ型圧S版
用現像液)の6倍希釈液で25℃において6晩砂間現像
し感度を測定した。
この時の適性露光時間としては光学濃度差0.15のグ
レースケールで5段が完全にクリアーとなる点とした。
また露光のみの版における露光部と未露光部の感光層の
光学濃度をマクベス反射濃度計を用いて測定した。さら
に未露光の感光性平版印刷版を強制経時ごせた後、蕗光
し上記測定を繰返した。
強制経時の条件は温度45oo、湿度75%、7日間で
つた。露光により得られた画像は露光部の濃度と夫露光
部のそれとの間の差(△D)が大きい程、鮮明にみえる
。第2表 感光性平版印刷板の性能 △Dが大きい程画像は鮮明に見える。
表2より本発明の遊離基生成剤No.7は従来のもので
ある、ナフトキ/ンー1・2−ジアジド−2一4−スル
ホニルクロリNこ比べて経時性が優れている。
また、214ービス(トリクロロメチル)一6一pーメ
トキシスチリル−S−トリアジンは経時性の点では本発
明の遊離基生成剤No.7と同様に良好であるがレジス
ト感度を低下する点で劣っている。また2ートリクロロ
メチル−3−ニトロ−6一(p−メトキシスチリル)ー
ピリジンや2−トリクロロメチルー4一(pーメトキシ
スチリル)−キナゾリンは露光により露光部の濃度を変
化させる能力を有していない。実施例 7 ポジ型感光性平版印刷版の製法 表面を砂目立てした後陽極酸化した厚さ0.24側のア
ルミニウム板(0)に次の感光液を塗布し感光性平版印
刷版を得た。
ナフトキノン−(112)−ジアジドー■−5ースルホ
ニルクロリドとポリーpーヒドロキシスチレン(分子量
7000)とのヱステル化物 0.70タクレゾール
ノボラック樹脂 2.25タp一にrt−
プチルフェノールノボラック樹脂0.05夕テトラヒド
ロ無水フタル酸 0.15タ遊離基生成剤
No.11 0.02タオイルプ
ルー#603 0.02タテト
ラヒドロフラン 18タメチルセロ
ソルブアセテート 12#この版を画像露光
することによって現像することなく鮮明な焼出し画像を
得た。
実施例 8 ネガ型感光性平版印刷版の製法 実施例で用いたアルミニウム(0)に下記感光液をホェ
ラーを用いて塗布し乾燥した。
ポリビニルアルコール(ケン化度88%重合度1000
)とpーァジド安息香酸とのェステル化反応生成物
0.5夕1ーニトロー
4−アセトアミノナフタレン0.02タ遊離基生成剤N
o.3 0.008夕。
イコクリスタルバイオレツト 0.0082ジ
オクチルフタレート 0.1タエ
チレンジクロリド 62モノクロルベン
ゼン 9タこの感光性平版印刷版を
画像露光したところ、コントラストの高い齢出し画像が
得られた。
本発明の好ましい実施態様を以下に示す。{1’Wが無
置換又は置換フェニル基であるような特許請求の範囲の
化合物。
【2)×が水素原子であるような上記‘1に記載の化合
物。
‘3} 置換基がアルコキシ基であるような上記‘1’
に記載の化合物。
Wが であるような特許語 求の範囲の化合物。
■ 置換基がメトキシ基であるような上記‘洲こ記載の
化合物。
■ 置換基がシアノ基であるような上記糊に記載の化合
物。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記一般式で示される化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼ Wは無置換もしくは置換されたフエニル基又は無置換の
    ナフチル基を表わし、フエニル基の置換基はハロゲン原
    子、ニトロ基、シアノ基、炭素数1〜3のアルキル基又
    は炭素数1〜4のアルコキシ基である。 またフエニル基には2つのアルコキシ基が環を作つたよ
    うな構造である▲数式、化学式、表等があります▼の形
    をとつてもよい。 置換基の数はハロゲン原子のときは1つ又は2つであり
    、その他の場合は1つである。 Xは水素原子、フエニル基又は炭素数1〜3のアルキル
    基をあらわす。 Yはハロゲン原子を示し、nは1〜3の整数を示す。
JP53096306A 1977-11-28 1978-08-08 新規な2↓−ハロメチル↓−5↓−ビニル↓−1,3,4↓−オキサジアゾ−ル化合物 Expired JPS6027673B2 (ja)

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JP53096306A JPS6027673B2 (ja) 1978-08-08 1978-08-08 新規な2↓−ハロメチル↓−5↓−ビニル↓−1,3,4↓−オキサジアゾ−ル化合物
US05/962,851 US4212970A (en) 1977-11-28 1978-11-22 2-Halomethyl-5-vinyl-1,3,4-oxadiazole compounds
GB7845706A GB2010259B (en) 1977-11-28 1978-11-23 2-halomethyl-5-vinyl-1,3,4-oxadiazole
FR7833187A FR2409992A1 (fr) 1977-11-28 1978-11-24 Nouveaux 2-halomethyl-5-vinyl-1,3,4-oxadiazoles
DE2851471A DE2851471C2 (de) 1977-11-28 1978-11-28 2-Trihalogenmethyl-5-vinyl-1,3,4-oxadiazol-Verbindungen

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