JPS6027249Y2 - 窓開閉装置における回転軸とスプロケツトとの駆動連結構造 - Google Patents

窓開閉装置における回転軸とスプロケツトとの駆動連結構造

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JPS6027249Y2
JPS6027249Y2 JP13687977U JP13687977U JPS6027249Y2 JP S6027249 Y2 JPS6027249 Y2 JP S6027249Y2 JP 13687977 U JP13687977 U JP 13687977U JP 13687977 U JP13687977 U JP 13687977U JP S6027249 Y2 JPS6027249 Y2 JP S6027249Y2
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JP
Japan
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sprocket
rotating shaft
closing device
window opening
connection structure
Prior art date
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JP13687977U
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JPS5463855U (ja
Inventor
明文 池田
Original Assignee
株式会社椿本チエイン
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、スプロケットの回動によりチェーンを繰出し
、繰込みして、チェーンの先端に固定された窓を開閉す
る窓開閉装置における回転軸とスプロケットとの駆動連
結構造に関する。
第1図は従来のこの種の窓開閉装置における回転軸とス
プロケットとの駆動連結構造を示すもので、1は回転軸
、2はスプロケット、3はスプロケット2および図示さ
れていないチェーンを収納するケースで、回転軸1のス
プロケット2が取付けられる側を円錐状凸部1aとなし
、この円錐状凸部1aの先端にさらにボルト1bを一体
に形威し、一方スプロケット2には回転軸1の円錐状凸
部1aと係合する円錐状凹部2aを形威すると共に回転
軸1のボルト1bが挿通ずる透孔2bを形威し、スプロ
ケット2の透孔2bに回転軸1のボルト1bを通してス
プロケット2の円錐状凹部2aを回転軸1の円錐状凸部
1aに係合させ、・座金4を介して回転軸1のボルト1
bにナツト5をねじ込んで締付けることにより回転軸1
にスプロケット2を固定するようにしている。
しかしながら、従来このような回転軸へのスプロケット
の取付は構造には次のような問題点があった。
スプロケット2とケース3との摺動面Aの摩擦により摩
耗粉が発生し、この摩耗粉が回転軸1とケース3との摺
動部Bに入り摺動部Bが焼付きを起すことがある。
この焼付きを防止するには回転軸1とケース3とを異材
質の材料で製作し、摺動部Bに潤滑油を塗布する必要が
ある。
しかし回転軸1とケース3とを異材質の材料で製作する
ことはそれだけコスト高となり、また回転軸1とケース
3との摺動部Bよりはみ出した潤滑油が回転軸の円錐状
凸部1aとスプロケット2の円錐状凹部2aとの接触部
Cに入り込み、動力伝達効率が落ちる欠点がある。
マタ、回転軸1とスプロケット2との動力伝達の切り継
ぎは、ナツト5を締めたり緩めたりして回転軸の円錐状
凸部1aとスプロケット2の円錐状凹部2aとの接触部
Cの圧着、切り離しにより行われるが、摩擦伝達のため
ナツトを締付ける時に大きな締付はトルクを必要とし、
このためスパナ、ボックスレンチ等の特殊な工具を必要
とする。
これを解決するのに、キーにより回転軸とスプロケット
とを駆動連結することが考えられるが、窓開閉装置の回
転軸およびスプロケットのような小型の構成部品ではキ
ーを設ける余地がなく、またキーによる場合は単位面積
当りの面積が高くなるので小さなキーでは破損してしま
う恐れがあり、この方法は窓開閉装置には実施できない
さらに、回転軸1に円錐状凸部1aのほかボルト1bを
一体に形成せねばならず、その製作が面倒である。
本考案は窓開閉装置における従来の回転軸とスプロケッ
トとの駆動連結構造の前述の欠点を解消するためになさ
れたもので、以下図面を参照して本考案の実施例を説明
する。
第2図は本考案の第1の実施例を示し、回転軸11は、
スプロケット12が取付けられる側が円錐状凸部11a
とされていて、その円錐状凸部11aにはセレーション
llbが形成されていると共ニ、スプロケット12を回
転軸11に固定スルためのボルト15がねじ込まれる雌
ネジllcが形成されている。
一方、スプロケット12には、回転軸11の円錐状凸部
11aと係合する円錐状凹部12aが形成されていて、
その円錐状凸部12aには回転軸11側のセレーション
llbと噛合うセレーション12bが形成されていると
共に、ボルト15が挿通する透孔12cが形成されてい
る。
13はスプロケット12と図示されていないチェーンと
を覆うケース、すなわちケース伝動機構のケースであり
、16はスプロケット12の側面とケース13との間に
介装された座板で自己潤滑機能を有している。
回転軸11にスプロケット12を固定して駆動連結する
には、まず座板16を回転軸11の円筒部に嵌込み、次
にスプロケット12の円錐状凹部12aを回転軸11の
円錐状凸部11aにそれらのセレーションllbと12
bとが噛合うようにして係合させる。
そしてボルト15を座板14を介して回転軸11の雌ネ
ジ11Cにねじ込み締付ける。
第3図は本考案の他の実施例を不味この実施例では回転
軸11に透孔11dが形成されており、ボルト17を座
板14を介してスプロケット12の透孔12cおよび回
転軸11の透孔11dに通し、ボルト17にナツト18
をねじ込んで締付けることによりスプロケット12が回
転軸11に固定されている。
その他は第1実施例のものと相違するところはない。
本考案に係る窓開閉装置の回転軸とスプロケットとの駆
動連結構造は前述のようになっているので次のような作
用効果を奏するものである。
(1)自己潤滑機能を有する座板をケースとスプロケッ
トとの間に介装させることにより、摩耗粉の発生をなく
し、かつ潤滑剤を塗布しなくてもケースと回転軸との摺
動部の焼付き防止ができる。
(2)自己潤滑機能を有する座板で焼付き防止ができる
ので、各構成部品(回転軸、スプロケット、ケース)を
同一材質のダイカスト製となしえコストダウンを計るこ
とができ、またダイカスト製となしえるので複雑な形状
のものでも安価に製作できる。
(3) ケースと回転軸の摺動部に潤滑剤を塗布する
必要がなく、組立、保守が簡単になる。
(4)窓開閉装置の回転軸およびスプロケットのような
小型の構成部品ではキー等を設ける余地がなく、またキ
ーでは単位面積当りの面圧が高くなるので、小さなキー
で破損する恐れがあるが、セレーションであれば小型の
回転軸およびスプロケットにも実施でき、またセレーシ
ョンの小さな凹凸に均等に圧力が加わり破損等の憂いは
なく、かつ大きな動力伝達能力を発揮できる。
(5)キー等による場合は回転軸とスプロケットとの相
対位置を変えることはできないが、セレーションであれ
ばボルト・ナツトを緩めることにより容易に回転軸とス
プロケットとの相対位置を変えることができ、このため
窓と窓開閉装置との取付位置を微調整することができて
高精度な位置決めを行うことができる。
(6)セレーションであるので、ボルト・ナツトの締め
緩めだけで簡単に動力伝達の切り継ぎができ、かつ締付
はトルクも小さくてすむのでドライバーで簡単に締付は
組立てることができる。
(7)回転軸に円錐状凸部以外のボルト部を設けなくて
もよいので回転軸の製作が容易である。
(8)回転軸に円錐状凸部を、またスプロケットに円錐
状凹部を形成するようにしているので、回転軸に円錐状
凹部を設けたもののように回転軸の強度を損うことなく
、かつ加工も容易である。
以上に列挙した作用効果かられかるように本考案の回転
軸とスプロケットとの駆動連結構造は窓開閉装置に実施
して極めて好適なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は窓開閉装置における従来の回転軸とスプロケッ
トとの駆動連結構造を示すもので、一部を平面で示す断
面図である。 第2図および第3図は本考案の実施例を係る窓開閉装置
における回転軸とスプロケットとの駆動連結構造を示す
もので、一部を平面で示す断面図である。 11・・・・・・回転軸、11a・・・・・・円錐状凸
部、11b・・・・・・セレーション、11c・・・・
・・雌ネジ、11d・・・・・・透孔、12・・・・・
・スプロケット、12a・・・・・・セレーション、1
2b・・・・・・円錐状凹部、12c・・・・・・透孔
、13・・・・・・ケース、14・・・・・・座金、1
5・・・・・・ボルト、16・・・・・・自己潤滑機能
を有する座板、17・・・・・・ボルト、18・・・・
・・ナツト。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)スプロケットの回動によりチェーンを繰出し、繰
    込みして、チェーンの先端に固定された窓を開閉する窓
    開閉装置における回転軸とスプロケットとの駆動連結構
    造において、回転軸のスプロケットが取付けられる側を
    円錐状凸部とな腰スプロケットに回転軸の前記円錐状凸
    部と係合する円錐状凹部を形威し、またその円錐状凸部
    と円錐状凹部とにそれぞれ相互に噛合うセレーションを
    形成し、スプロケットおよびスプロケットに掛は渡され
    たチェーンを収納するケースとスプロケットの側面との
    間に自己潤滑機能を有する座板を介装して、回転軸の円
    錐状凸部にスプロケットの円錐状凹部をそれらのセレー
    ションが相互に噛合うようにして係合させ、スプロケッ
    トをネジ止め手段により回転軸に固定してなることを特
    徴とする窓開閉装置における回転軸とスプロケットとの
    駆動連結構造。
  2. (2)ネジ止め手段が、回転軸に雌ネジを形威し、スプ
    ロケットにボルトが挿通ずる透孔を形威し、ボルトをス
    プロケットの透孔を通して回転軸の雌ネジにねじ込むこ
    とにより回転軸にスプロケットを固定するネジ止め手段
    であることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の窓開閉装置における回転軸とスプロケットとの駆
    動連結構造。
  3. (3) ネジ止め手段が、回転軸およびスプロケット
    にボルト、が挿通ずる透孔を形威し、それら透孔にボル
    トを通してボルトにナツトをねじ込むことにより回転軸
    にスプロケットを固定するネジ止め手段であることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の窓開閉装
    置における回転軸とスプロケットとの駆動連結構造。
JP13687977U 1977-10-14 1977-10-14 窓開閉装置における回転軸とスプロケツトとの駆動連結構造 Expired JPS6027249Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13687977U JPS6027249Y2 (ja) 1977-10-14 1977-10-14 窓開閉装置における回転軸とスプロケツトとの駆動連結構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP13687977U JPS6027249Y2 (ja) 1977-10-14 1977-10-14 窓開閉装置における回転軸とスプロケツトとの駆動連結構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5463855U JPS5463855U (ja) 1979-05-07
JPS6027249Y2 true JPS6027249Y2 (ja) 1985-08-16

Family

ID=29108529

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JP13687977U Expired JPS6027249Y2 (ja) 1977-10-14 1977-10-14 窓開閉装置における回転軸とスプロケツトとの駆動連結構造

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