JPS6026887Y2 - スロ−アウエイ式切削工具 - Google Patents
スロ−アウエイ式切削工具Info
- Publication number
- JPS6026887Y2 JPS6026887Y2 JP12436180U JP12436180U JPS6026887Y2 JP S6026887 Y2 JPS6026887 Y2 JP S6026887Y2 JP 12436180 U JP12436180 U JP 12436180U JP 12436180 U JP12436180 U JP 12436180U JP S6026887 Y2 JPS6026887 Y2 JP S6026887Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- supporter
- seat
- notch
- recess
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Milling Processes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、工具本体に形成した凹部にスローアウェイ
切刃チップを支えるサポータおよびシートを前記切刃チ
ップ、サポータおよびシートを前記本体の凹部に締結す
るくさびおよびクランプねじのような締結機構とを有す
るスローアウェイ式切削工具に関するものである。
切刃チップを支えるサポータおよびシートを前記切刃チ
ップ、サポータおよびシートを前記本体の凹部に締結す
るくさびおよびクランプねじのような締結機構とを有す
るスローアウェイ式切削工具に関するものである。
従来、前記のようなスローアウェイ式切削工具は公知で
あるが、従来のものは第11図、第12図に示すように
サポータaに止ねじCなどによりシートbを固定してい
た。
あるが、従来のものは第11図、第12図に示すように
サポータaに止ねじCなどによりシートbを固定してい
た。
このため、部品点数が多く加工コストが高くなり、サポ
ータにねじ部を設けるためにスペースを取りコンパクト
な設計ができず、さらにシートをねじにより固定するた
め部品の組立が面倒になるなどの欠点があった。
ータにねじ部を設けるためにスペースを取りコンパクト
な設計ができず、さらにシートをねじにより固定するた
め部品の組立が面倒になるなどの欠点があった。
また、特公昭48−36387号に開示された「スロー
アウェイカッター」のように、チップを可動シートを介
してチップ用押えによりボディに押圧され固着するよう
に構威し、上記欠点を解消したものもあるが、可動シー
ト全体がはまる切欠きをケータに設け、かつロケータに
は背面でピンによりシートが結合されるよるになってい
るため、チップの着座面積に比べはるかに大きなシート
の着座面積を有するシートが必要となってコストが高く
。
アウェイカッター」のように、チップを可動シートを介
してチップ用押えによりボディに押圧され固着するよう
に構威し、上記欠点を解消したものもあるが、可動シー
ト全体がはまる切欠きをケータに設け、かつロケータに
は背面でピンによりシートが結合されるよるになってい
るため、チップの着座面積に比べはるかに大きなシート
の着座面積を有するシートが必要となってコストが高く
。
なり、またシートの固定用のピン穴の形成が必要となっ
て生産性が悪いという欠点があり、改善が望まれていた
。
て生産性が悪いという欠点があり、改善が望まれていた
。
この考案は、シートを用いることにより苛酷な切削に耐
え、かつ工具本体の寿命を延長させ得るようにしたもの
でありながら、前述した従来の欠点を解消して、シート
のサポータへの固定部品を不要にすることにより、コン
パクトであり、加工コストが低減され、さらに部品の組
立および切刃チップの締緩操作であるスローアウェイ式
切削工具を提供するものである。
え、かつ工具本体の寿命を延長させ得るようにしたもの
でありながら、前述した従来の欠点を解消して、シート
のサポータへの固定部品を不要にすることにより、コン
パクトであり、加工コストが低減され、さらに部品の組
立および切刃チップの締緩操作であるスローアウェイ式
切削工具を提供するものである。
以下この考案の実施例につき図面を参照して説明する。
第1図乃至第6図はこの考案の一実施例のスローアウェ
イ正面フライスを示し、この工具は、工具本体1、サポ
ータ2、シート3、スローアウェイ切刃チップ4、くさ
び5、クランプねじ6およびボルト7から構成されてい
る。
イ正面フライスを示し、この工具は、工具本体1、サポ
ータ2、シート3、スローアウェイ切刃チップ4、くさ
び5、クランプねじ6およびボルト7から構成されてい
る。
前記工具本体1には面11,12,13,14.15.
16からなる切欠き凹部17を備え、この凹部17の面
14,15,16からなる溝にシート3を組込んだサポ
ータ2が嵌合され、底部16に設けたねじ穴16aにサ
ポータ止め穴21を貫通するボルト7をねじ込むことに
より前記サポータ2が工具本体1に固定されている。
16からなる切欠き凹部17を備え、この凹部17の面
14,15,16からなる溝にシート3を組込んだサポ
ータ2が嵌合され、底部16に設けたねじ穴16aにサ
ポータ止め穴21を貫通するボルト7をねじ込むことに
より前記サポータ2が工具本体1に固定されている。
また凹部17の他の面11,12.13からなる溝にく
さび5が嵌合され、底面13に設けたねじ穴13aに前
記くさび5を貫通したクランプねじ6をねじ込むことに
より、くさび5が工具本体1に締付けられ、前記くさび
5とシート3とで切刃チップ4を挾持することにより、
各部品が締緩され1、前記くさび5によって切刃チップ
4の締緩を行なうようにされている。
さび5が嵌合され、底面13に設けたねじ穴13aに前
記くさび5を貫通したクランプねじ6をねじ込むことに
より、くさび5が工具本体1に締付けられ、前記くさび
5とシート3とで切刃チップ4を挾持することにより、
各部品が締緩され1、前記くさび5によって切刃チップ
4の締緩を行なうようにされている。
そしてこの実施例では第2図乃至第6図に示すように、
はS゛矩形なしたシート3の外周辺の対向する隅角部に
切欠き31.32が形成され、これらの切欠き31.3
2と対応するように凸部22.23がサポータ2に設け
たはS゛矩形状の切欠き凹所24の両辺外端部に形成さ
れ、シート3をサポータ2の切欠き凹所24に一側方か
ら嵌合させ、前記切欠き31.32と凸部22.23と
を係合させることにより、シート3がサポータ2から離
脱することを防止するものである。
はS゛矩形なしたシート3の外周辺の対向する隅角部に
切欠き31.32が形成され、これらの切欠き31.3
2と対応するように凸部22.23がサポータ2に設け
たはS゛矩形状の切欠き凹所24の両辺外端部に形成さ
れ、シート3をサポータ2の切欠き凹所24に一側方か
ら嵌合させ、前記切欠き31.32と凸部22.23と
を係合させることにより、シート3がサポータ2から離
脱することを防止するものである。
なお、この実施例において、シート3の切欠き31.3
2を設けない他の対向する隅角部には厚さ方向に切落量
を異ならせて傾斜した切落し33.34が互に対称に設
けられている。
2を設けない他の対向する隅角部には厚さ方向に切落量
を異ならせて傾斜した切落し33.34が互に対称に設
けられている。
第7図はシート3″′の変形例を示し、切欠き31 m
、 32 ntが切欠量を厚さ方向に異ならせて、シ
ート3″′の端面3a″′、3b″′の一方から他方に
対して互に対称に傾斜するように切欠かれている。
、 32 ntが切欠量を厚さ方向に異ならせて、シ
ート3″′の端面3a″′、3b″′の一方から他方に
対して互に対称に傾斜するように切欠かれている。
第8図はシート3″″の他の変形例を示し、切欠き31
“、32“″が互に対称にシート3“の端面3a″′、
3b″“の一方だけに開口し、他方に達するこなく切上
った形状に切欠かれている。
“、32“″が互に対称にシート3“の端面3a″′、
3b″“の一方だけに開口し、他方に達するこなく切上
った形状に切欠かれている。
なお、第7図、第8図のシートに用いるサポータは、切
欠きの形状に対応するように凸部の形状が第1図乃至第
6図のものと異なったものを用いるものである。
欠きの形状に対応するように凸部の形状が第1図乃至第
6図のものと異なったものを用いるものである。
第9図はサポータ2“およびシート3″の形状がさらに
異なった変形例を示し、この例ではほぼ三角形状のシー
ト3″の一辺に切欠き31″を設はサポータ2のはS゛
三角形状の切欠き凹所24″にシート3″を嵌合すると
共にサポータ2″の凹所24″の一辺に設けた凸部22
″に前記シート3″の切欠き31″を係合させることに
より、シート3″がサポータ2“から離脱することを防
止している。
異なった変形例を示し、この例ではほぼ三角形状のシー
ト3″の一辺に切欠き31″を設はサポータ2のはS゛
三角形状の切欠き凹所24″にシート3″を嵌合すると
共にサポータ2″の凹所24″の一辺に設けた凸部22
″に前記シート3″の切欠き31″を係合させることに
より、シート3″がサポータ2“から離脱することを防
止している。
以上説明したようにこの考案は、シートをサポータに嵌
合させると共に、シートの外周辺の一部に切欠きを設け
、前記切欠きをサポータの一部に設けた凸部に係合させ
たものであるからシートを用いたことにより苛酷な切削
に耐え、かつ工具本体の寿命を向上させるものでありな
がら、前記シートは従来のようにチップの着座面積に比
べはるかに大きなシートの着座面積をもつ必要がなくチ
ップと同等又は若干中さい着座面積を有すれば足り、し
かもねじやピンなどによりサポートに固定する必要がな
いので、これにねじ穴16やピン穴を設ける必要もなく
、従ってコンパクトな設計が可能となり、また部品点数
を少なくでき、部品の組立が容易となり、加工コストも
低減されているため、酸価に提供できる。
合させると共に、シートの外周辺の一部に切欠きを設け
、前記切欠きをサポータの一部に設けた凸部に係合させ
たものであるからシートを用いたことにより苛酷な切削
に耐え、かつ工具本体の寿命を向上させるものでありな
がら、前記シートは従来のようにチップの着座面積に比
べはるかに大きなシートの着座面積をもつ必要がなくチ
ップと同等又は若干中さい着座面積を有すれば足り、し
かもねじやピンなどによりサポートに固定する必要がな
いので、これにねじ穴16やピン穴を設ける必要もなく
、従ってコンパクトな設計が可能となり、また部品点数
を少なくでき、部品の組立が容易となり、加工コストも
低減されているため、酸価に提供できる。
さらに切刃チップの締緩操作時にシートが工具本体から
外れることがないので、切刃チップの締緩操作が容易に
なるなどの効果がある。
外れることがないので、切刃チップの締緩操作が容易に
なるなどの効果がある。
第1図はこの考案の一実施例を示す分解斜視図、第2図
は同平面図、第3図および第4図は同サポータの正面図
及び側面図、第5図および第6図は同シートの正面図お
よび側面図、第7図および第8図はシートの互に異なっ
た変形例を示す斜視図、第9図はサポータおよびシート
のさらに異なった変形例を示すこれらの分解斜視図、第
10図は従来のサポータおよびシートの組立状態を示す
正面図、第11図は第10図のA−A線に沿う断面図で
ある。 1・・・・・・工具本体、2,2“・・・・・・サポー
タ、3゜3″ 3nr、3″″・・・・・・シート、4
・・・・・・スローアウェイ切刃チップ、5,6・・・
・・べさび、クランプピン(締結機構)、17・・・・
・・凹部、22,23,22z・・・・・凸部、31,
32.31“、31”’、3231“。 32″″・・・・・・切欠き。
は同平面図、第3図および第4図は同サポータの正面図
及び側面図、第5図および第6図は同シートの正面図お
よび側面図、第7図および第8図はシートの互に異なっ
た変形例を示す斜視図、第9図はサポータおよびシート
のさらに異なった変形例を示すこれらの分解斜視図、第
10図は従来のサポータおよびシートの組立状態を示す
正面図、第11図は第10図のA−A線に沿う断面図で
ある。 1・・・・・・工具本体、2,2“・・・・・・サポー
タ、3゜3″ 3nr、3″″・・・・・・シート、4
・・・・・・スローアウェイ切刃チップ、5,6・・・
・・べさび、クランプピン(締結機構)、17・・・・
・・凹部、22,23,22z・・・・・凸部、31,
32.31“、31”’、3231“。 32″″・・・・・・切欠き。
Claims (1)
- 工具本体に1形戊した切欠き凹部17にスローアウェイ
切刃チップ4を締結するものにおいて、はS゛矩形状の
切欠き凹所24を有してこの凹所の外周辺の一部に凸部
22.23を設けたサポータ2と、該サポータの切欠き
凹所24に嵌合され前記凸部22.23に係合するべく
この凸部と対応する切欠き31,32を外周辺の一部に
形成した前記切刃チップとはS゛同一着座面積を有する
矩形状のシート3と、該シートを組込んだサポータ2を
前記切欠き凹部17の一側に固定するボルト7と、前記
切欠き凹部の側面にクランプねじ6により締着され前記
のシート3との間に切刃チップ4の締緩を行なうように
してなることを特徴とするスローアウェイ式切削工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12436180U JPS6026887Y2 (ja) | 1980-09-03 | 1980-09-03 | スロ−アウエイ式切削工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12436180U JPS6026887Y2 (ja) | 1980-09-03 | 1980-09-03 | スロ−アウエイ式切削工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5648423U JPS5648423U (ja) | 1981-04-30 |
JPS6026887Y2 true JPS6026887Y2 (ja) | 1985-08-14 |
Family
ID=29356260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12436180U Expired JPS6026887Y2 (ja) | 1980-09-03 | 1980-09-03 | スロ−アウエイ式切削工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6026887Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-09-03 JP JP12436180U patent/JPS6026887Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5648423U (ja) | 1981-04-30 |
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