JPS6026862B2 - 高圧スチ−マ内への加熱液供給方法及び装置 - Google Patents

高圧スチ−マ内への加熱液供給方法及び装置

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JPS6026862B2
JPS6026862B2 JP9709480A JP9709480A JPS6026862B2 JP S6026862 B2 JPS6026862 B2 JP S6026862B2 JP 9709480 A JP9709480 A JP 9709480A JP 9709480 A JP9709480 A JP 9709480A JP S6026862 B2 JPS6026862 B2 JP S6026862B2
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JP
Japan
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steamer
liquid
tank
hot water
temperature
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Expired
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JP9709480A
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JPS5721561A (en
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美一 山東
博司 石徹白
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Sando Iron Works Co Ltd
Original Assignee
Sando Iron Works Co Ltd
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Publication date
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Priority to US06/207,426 priority patent/US4357811A/en
Priority to DE19803043453 priority patent/DE3043453A1/de
Priority to DE19808030769U priority patent/DE8030769U1/de
Priority to GB8037436A priority patent/GB2063943B/en
Publication of JPS5721561A publication Critical patent/JPS5721561A/ja
Publication of JPS6026862B2 publication Critical patent/JPS6026862B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は布常を高圧湿熱の下で湿熱処理して布岳の前処
理あるいは染色する高圧スチーマ内で有効に使用される
高圧スチーマ内への給液装置に関するものである。
例えば工業的に生産する布局を前処理、あるいは染色処
理する従来法は例えば染色時においては染色すべき布常
を染色液槽内を通して染料を付与した後、これを100
℃以下のスチーマ内則ちバッチ内で湿熱処理して間歌的
に発色せしめていた。
従って従来の染色法においては、連続的な染色加工がで
きず熱エネルギーの無駄を生じることは勿論のことバッ
チ毎に染色度が異り、しかも100qo以下の湿熱によ
る染色法では染料が布常に染着されるまでに長時間を要
することから経済性に欠けるものであった。そこで本発
明者等は、その染着時間あるいは前処理時間を短縮し、
高速染着あるいは前処理を実現させるために長期に亘る
研究を重ね、その結果、布常染色あるいは前処理を秒単
位でしかも連続的に実施できる高圧スチーマを開発し現
在運転がなされているものであるが、この高圧スチーマ
においてはスチーマ缶体内を高圧に保持させ、しかも布
常をスチーマ缶体内に連続的に供V給するために互に庄
接される一対のシールロールが設けられており、布幕は
この加圧シールを通してスチーマ缶体内に供野合しなけ
ればならないことから例えばスチーマ缶体外部で処理液
を含浸せしめた布尾はそのシールロールによって搾液さ
れてしまい液の含浸量に不足を起すことが生じる。
そこでスチーマ缶体内部に液槽又はシャワー手段を設け
て、スチーマ缶体内に供V給された布常に所定液を含浸
せしめるようにした方法及び装置について多数提案して
いるが、高圧スチーマ内は通常150qo前後の高温度
の湿熱に保持されており、またスチーマ外部からそのス
チーマ缶体内に供給すべき液温は常温(約20qo)で
あるためにその液温とスチーマ缶体内温度との間にかな
りの温度差がある。即ち高温度高温熱のスチーマ缶体内
に低温の液が供給されると、その冷液によって高圧スチ
ーマ缶体内の蒸気がドレン化してスチーマ缶体内の湿度
が低下されると同時に液の濃度が変化されて布常の均一
なる処理加工ができない問題点が生じる。本発明はかか
る問題点を解消するためになされたもので、布用を連続
的に湿熱処理すべき高圧スチーマ缶体内に、該スチーマ
缶体外部より処理液を供給する方法において、スチーマ
缶体内へ供V給すべき液温を加熱してスチーマ缶体内に
供V給するようにしたものである。
従ってスチーマ缶体内に供V給される液温はスチーマ缶
体内温度と温度差が殆んどないので蒸気のドレン化が防
止され、これによって安定した湿熱処理と一定の濃度の
液が付与されることで均一かつ品質の高い処理加工が達
成できる効果がある。
以下に本発明を図面に示す実施例(染色例)に基いて詳
細に説明する。1はスチーマ缶体、2はそのスチーマ缶
体1に形成した布寅導入口、3は布畠導出口であって、
その布岳導入口2及び布常導出口3には導入側シール機
構4及び導出側シール機構5が敬着けられている。
これらのシール機構4,5はスチーマ缶体1内の高温熱
を保持しながら布畠の導入導出を許すために設けたもの
であるが、その導入側シール機構4には、互に圧接され
る一対のシールゴムロール4,を有しているものである
。また他方の導出側シール機構も、前記導入側シール機
構と同機に互に圧接される一対のシールゴムロール51
と、側面略J字状の徐冷槽52と、この徐冷液槽内に洗
浄を兼ねる徐冷液をスチーマ外部より供給せしめるため
の液供給管53を有しているものである。6はスチーマ
缶体1内において上下チドリ状に配設されている布尾の
ガイドロールであって、かかるガイドロール中にはテン
ション調整ロール6′が含まれている。
7は前記ガイドロール6が内装されている液槽であって
、この液槽7は区割壁8によってガイドロール6が位置
される布常浸液部9とオーバーフロー部10とに区分さ
れ、その布畠浸液部9の上部には給液管11が配置され
ている。
またオーバーフロー部10の底部には液をスチーマ缶体
1の外部へ導く導出管12が接続されている。13はス
チーマ缶体外部に設置された給液機構であって、この給
液機構13は濠槽14と、一乃至複数の嫁液槽15,,
152(本実施例は染色液槽15,と助剤槽152 )
と一乃至複数の原液槽15,,152 から適量供v給
された原液を蝿拝混合する混合槽16、この混合槽16
を内菱している保温槽17を有し、前記の湯槽14内に
はスチーマ缶体の布常導入口2より排出される蒸気熱を
導入して湯槽14内の水をスチーマ缶体内部の温度近く
まで加熱する蒸気パイプ18が接続され、またこの濠槽
14には、この湯槽14内の湯を前記の保温槽17内へ
供帯舎するか、又は混合槽16内へも供V給することも
できる給湯パイプ19が接続されている。20は混合槽
16内の液を前記の液槽7内へ供9蛤するためのポンプ
である。
尚上記液槽7にかえ、液噴射ノズル21を設けるかある
いは液槽7とノズル21を併用してもよい。
以上が本実施例の構造であるが次にその作用について述
べると、スチーマ缶体内の排熱は蒸気パイプ18を経て
傷槽14内の水が加熱されスチーマ缶体内温度と略等し
くなるまで加熱される。
濠槽14内の湯は保温槽17内に供給されることで、こ
の保温槽17内に位置される混合槽16内の混合液が高
温度(100qo近く)に加熱され、この加熱液がポン
プ20の動作によってスチーマ缶体1内の液槽7内に供
聯合されるかもし〈はノズル21より布精22に向けて
噴射されるものである。以上のように本実施例によれば
スチーマ缶体外部で加熱された液がスチーマ缶体内に供
給されることから、スチーマ缶体内のスチームのドレン
化を抑制することができ、これによってスチーマ缶体内
では安定した湿熱が保持されると共に液濃度も一定に保
ち布角の均一処理が達成できる効果がある。
また液の加熱手段としてスチーマ缶体内の緋熱を利用し
ていることから熱源の経済性が高いが必ずしもスチーマ
缶体内の緋熱蒸気を使用しなくてもよく、例えばヒータ
等の熱源によって傷槽14内の湯を加熱するようにして
もよい。
また混合槽16内及び液槽7内を洗浄する場合はバルブ
の均換によって場槽14内の湯を混合横内に供V給すれ
ば、該混合槽及び液槽は容易に湯洗される利点もある。
図面の簡単な説明図面は本発明よりなる装置の1例を示
した説明図である。
1・・・・・・スチーマ缶体、2・・・・・・布岳導入
口、3…・・・布再導出口、4・・・・・・導入側シー
ル機構、4.・・・…シールゴムロール、5……導出側
シール機構、51・・・・・・シールゴムロール、52
・・・・・・徐冷槽、53・・・・・・液供給管、6・
・・・・・ガイドロール、7・・・・・・液糟、8・・
・・・・区割肇、9・・・…布岳浸液部、10・・・・
・・オーバーフロー部、11・・・・・・給液管、12
・・・・・・導出管、13……給液機構、14……傷槽
、15,,152・・・・・・原液槽、16・・・・・
・混合槽、17・・・・・・保温槽、18・・・・・・
蒸気パイプ、19・・・・・・給湯パイプ、20……ポ
ンプ、21……ノズル、22……布用。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 布帛を連続的に湿熱処理すべき高圧スチーマ缶体内
    に、該缶体外部より処理液を供給する方法において、ス
    チーマ缶体内に供給すべき液の液温を100℃近くまで
    加熱して、当該スチーマ缶体内に供給するとを特徴とす
    る高圧スチーマ内への加熱液供給方法。 2 加熱手段を具備せしめた湯槽と、該湯槽内の湯を導
    入する保温槽と、この保温槽内に位置され、しかも一乃
    至複数の原液供給パイプ及び前記湯槽内の湯供給パイプ
    を具備せしめている混合槽と、この混合槽内の加熱液を
    スチーマ缶体内の布帛に付与せしめるためのポンプを備
    えた給液機構をスチーマ缶体外部に設けていることを特
    徴とする高圧スチーマ内への加熱液供給装置。
JP9709480A 1979-11-21 1980-07-16 高圧スチ−マ内への加熱液供給方法及び装置 Expired JPS6026862B2 (ja)

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JP9709480A JPS6026862B2 (ja) 1980-07-16 1980-07-16 高圧スチ−マ内への加熱液供給方法及び装置
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DE19803043453 DE3043453A1 (de) 1979-11-21 1980-11-18 Hochdruckdaempfer zum kontinuierlichen behandeln von maschenware
DE19808030769U DE8030769U1 (de) 1979-11-21 1980-11-18 Hochdruckdaempfer zum kontinuierlichen behandeln von maschenware
GB8037436A GB2063943B (en) 1979-11-21 1980-11-21 Continuous processing of fabric materials

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