JPS594074Y2 - 高圧スチ−マ内洗浄槽への給液装置 - Google Patents
高圧スチ−マ内洗浄槽への給液装置Info
- Publication number
- JPS594074Y2 JPS594074Y2 JP10014180U JP10014180U JPS594074Y2 JP S594074 Y2 JPS594074 Y2 JP S594074Y2 JP 10014180 U JP10014180 U JP 10014180U JP 10014180 U JP10014180 U JP 10014180U JP S594074 Y2 JPS594074 Y2 JP S594074Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steamer
- tank
- fabric
- liquid supply
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06B—TREATING TEXTILE MATERIALS USING LIQUIDS, GASES OR VAPOURS
- D06B23/00—Component parts, details, or accessories of apparatus or machines, specially adapted for the treating of textile materials, not restricted to a particular kind of apparatus, provided for in groups D06B1/00 - D06B21/00
- D06B23/14—Containers, e.g. vats
- D06B23/16—Containers, e.g. vats with means for introducing or removing textile materials without modifying container pressure
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は布帛を高圧温熱の下で湿熱処理して布帛の前処
理あるいは染色するに使用する高圧スチーマ内に設置し
た予洗槽への給液装置に関するものである。
理あるいは染色するに使用する高圧スチーマ内に設置し
た予洗槽への給液装置に関するものである。
例えば工業的に生産する布帛を前処理、あるいは染色処
理する従来法は例えば染色時においては染色すべき布帛
を染色液槽内を通して染料を付与した後、これを１００
℃以下のスチーマ内即ちバッチ内で温熱処理して間欠的
に発色せしめていた。
理する従来法は例えば染色時においては染色すべき布帛
を染色液槽内を通して染料を付与した後、これを１００
℃以下のスチーマ内即ちバッチ内で温熱処理して間欠的
に発色せしめていた。
従って従来の染色法においては、連続的な染色加工がで
きず熱エネルギーの無駄を生じることば勿論のことバッ
チ毎に染色度が異し、しかも１００℃以下の温熱による
染色法では染料が布帛に染着されるまでに長時間を要す
ることから経済性に欠けるものであった。
きず熱エネルギーの無駄を生じることば勿論のことバッ
チ毎に染色度が異し、しかも１００℃以下の温熱による
染色法では染料が布帛に染着されるまでに長時間を要す
ることから経済性に欠けるものであった。
そこで本考案者等は、その染着時間あるいは前処理時間
を短縮し、高速染着あるいは前処理を実現させるために
長期に亙る研究を重ね、その結果、布帛染色あるいは前
処理を秒単位でしかも連続的に実施できる高圧スチーマ
を開発し、現在運転がなされているものであるが、この
高圧スチーマにおいては、スチーマ罐体内で温熱処理し
た布帛を、その高圧スチーマより導出する直前で当該加
熱布帛、即ち膨しゅん状態にある布帛を洗浄すると、き
わめて効果的な洗浄が得られることから、この高圧スチ
ーマ内の出口近くに予洗槽を具備せしめたものを提案し
、この予洗槽内には外部から洗浄水を順次供給して使用
しているのが現状である。
を短縮し、高速染着あるいは前処理を実現させるために
長期に亙る研究を重ね、その結果、布帛染色あるいは前
処理を秒単位でしかも連続的に実施できる高圧スチーマ
を開発し、現在運転がなされているものであるが、この
高圧スチーマにおいては、スチーマ罐体内で温熱処理し
た布帛を、その高圧スチーマより導出する直前で当該加
熱布帛、即ち膨しゅん状態にある布帛を洗浄すると、き
わめて効果的な洗浄が得られることから、この高圧スチ
ーマ内の出口近くに予洗槽を具備せしめたものを提案し
、この予洗槽内には外部から洗浄水を順次供給して使用
しているのが現状である。
ところが、高圧スチーマ内は通常１５０℃前後の高温度
の温熱に保持されており、またスチーマ外部からそのス
チーマ罐体内に供給すべき洗浄水の水温は常温（約２０
℃）であるためにその水温とスチーマ罐体内温度との間
にかなりの温度差がある。
の温熱に保持されており、またスチーマ外部からそのス
チーマ罐体内に供給すべき洗浄水の水温は常温（約２０
℃）であるためにその水温とスチーマ罐体内温度との間
にかなりの温度差がある。
即ち高温度、高湿熱のスチーマ罐体内に低温の水液が供
給されると、その水液によって高圧スチーマ罐体内の蒸
気が鈍化してスチーマ罐体内の湿度が低下、即ちスチー
マ罐体内の湿度が不足してしまうことから高湿度に保た
せるに多量の熱エネルギーが費される等の問題点が生じ
る。
給されると、その水液によって高圧スチーマ罐体内の蒸
気が鈍化してスチーマ罐体内の湿度が低下、即ちスチー
マ罐体内の湿度が不足してしまうことから高湿度に保た
せるに多量の熱エネルギーが費される等の問題点が生じ
る。
本考案はかかる問題点を解消するためになされたもので
、布帛を連続的に温熱処理すべき高圧スチーマ罐体内に
設置した予洗槽内に、該スチーマ罐体外部より洗浄水を
供給する装置において、その予洗槽内に加熱溝を供給す
るようにして高圧スチーマ罐体内蒸気のドレン化を防止
し、これによって安定した温熱処理を均一かつ品質のよ
い処理加工ができる装置を提供するものである。
、布帛を連続的に温熱処理すべき高圧スチーマ罐体内に
設置した予洗槽内に、該スチーマ罐体外部より洗浄水を
供給する装置において、その予洗槽内に加熱溝を供給す
るようにして高圧スチーマ罐体内蒸気のドレン化を防止
し、これによって安定した温熱処理を均一かつ品質のよ
い処理加工ができる装置を提供するものである。
また予洗槽内に供給する加熱溝は高圧スチーマ内の熱エ
ネルギー、あるいは高圧スチーマからの排水を利用して
熱エネルギー、水資源の節約ができる装置を提供するも
のである。
ネルギー、あるいは高圧スチーマからの排水を利用して
熱エネルギー、水資源の節約ができる装置を提供するも
のである。
以下に本考案を図面に示す実施例に基いて詳細に説明す
る。
る。
１はスチーマ錐体、２はそのスチーマ錐体１に形成した
布帛導入口、３は布帛導出口であって、その布帛導入口
２及び布帛導出口３には導入側シール機構４及び導出側
シール機構５が取着けられている。
布帛導入口、３は布帛導出口であって、その布帛導入口
２及び布帛導出口３には導入側シール機構４及び導出側
シール機構５が取着けられている。
これらのシール機構４，５はスチーマ離体１内の高湿熱
を保持しながら布帛の導入導出を許すために設けたもの
であるが、その導入側シール機構４には、互に圧接され
る一対のシールゴムロール４１を有しているものである
。
を保持しながら布帛の導入導出を許すために設けたもの
であるが、その導入側シール機構４には、互に圧接され
る一対のシールゴムロール４１を有しているものである
。
また他方の導出側シール機構も、前記導入側シール機構
と同様に互に圧接される一対のシールゴムロール５□と
、側面略Ｊ字状の徐冷液槽５２と、この徐冷液槽内に洗
浄を兼ねる徐冷液をスチーマ外部より供給せしめるため
の液供給管５３を有しているものである。
と同様に互に圧接される一対のシールゴムロール５□と
、側面略Ｊ字状の徐冷液槽５２と、この徐冷液槽内に洗
浄を兼ねる徐冷液をスチーマ外部より供給せしめるため
の液供給管５３を有しているものである。
６はスチーマ離体１内において上下チドリ状に配設され
ている布帛のガイドロールで゛あって、かかるガイドロ
ール中にはテンション調整ロール６′が含まれている。
ている布帛のガイドロールで゛あって、かかるガイドロ
ール中にはテンション調整ロール６′が含まれている。
７はスチーマ罐体内部の布帛導入口２近く設けた処理液
充填槽、８はスチーマ罐体内の布帛導出口３近くに設置
した予洗槽であるが、この予洗槽８内には、前記徐冷槽
５□内でオーバーフローされて湯溜槽９内に貯積された
高熱湯がポンプ１０の駆動によって順次供給されるもの
である。
充填槽、８はスチーマ罐体内の布帛導出口３近くに設置
した予洗槽であるが、この予洗槽８内には、前記徐冷槽
５□内でオーバーフローされて湯溜槽９内に貯積された
高熱湯がポンプ１０の駆動によって順次供給されるもの
である。
１１は徐冷槽５□に設けたオーバーフロー口、１２は予
洗槽８の排水口である。
洗槽８の排水口である。
以上が本実施例の構造であるが次にその作用について述
べると、スチーマ罐体内を例えば５．５ｋｇ／Ｃｍ２−
１６０℃の高温高圧に保持せしめると同時に徐冷槽５２
内には液供給管５３より常温水を順次供給する。
べると、スチーマ罐体内を例えば５．５ｋｇ／Ｃｍ２−
１６０℃の高温高圧に保持せしめると同時に徐冷槽５２
内には液供給管５３より常温水を順次供給する。
この徐冷槽５２内の水温はスチーマ罐体内の高温によっ
て加熱されるが、常温水を順次供給しているのでシール
ロール５□近くの水温は比較的低く（実例では約５０℃
）、また布帛導出口３近くでは高温（実例では１３０℃
）となる。
て加熱されるが、常温水を順次供給しているのでシール
ロール５□近くの水温は比較的低く（実例では約５０℃
）、また布帛導出口３近くでは高温（実例では１３０℃
）となる。
そこで、この高温度の湯をオーバーフロー口１１よりオ
ーバーフローさせて一旦湯溜槽９内に入れこの加熱水を
ポンプ１０によって予洗槽８内に順次供給するものであ
る。
ーバーフローさせて一旦湯溜槽９内に入れこの加熱水を
ポンプ１０によって予洗槽８内に順次供給するものであ
る。
このように高温加熱水をスチーマ罐体内、即ち予洗槽８
内に供給することでスチーマ罐体内の蒸気がドレン化さ
れることがきわめて少なく、スチーマ罐体内の湿度を高
くしかも略一定に保つことができるので、品質の良好な
る布帛スチーミングが維持できる効果がある。
内に供給することでスチーマ罐体内の蒸気がドレン化さ
れることがきわめて少なく、スチーマ罐体内の湿度を高
くしかも略一定に保つことができるので、品質の良好な
る布帛スチーミングが維持できる効果がある。
また予洗槽８内へ供給される加熱水の加熱源はスチーマ
罐体内の熱伝導を利用し、また加熱水は徐冷槽からの排
水を利用していることがら水資源、熱エネルギーの節約
が可能であって経済性の高い布帛の温熱処理装置が提供
できる効果がある。
罐体内の熱伝導を利用し、また加熱水は徐冷槽からの排
水を利用していることがら水資源、熱エネルギーの節約
が可能であって経済性の高い布帛の温熱処理装置が提供
できる効果がある。
図面は本発明よりなる装置の１例を示した説明図である
。 １・・・・・・スチーマ錐体、２・・・・・・布帛導入
口、３・・・・・・布帛導出口、４・・・・・・導入側
シール機構、４１・・・・・・シールゴムロール、５・
・・・・・導出側シール機構、５□・・・・・・シール
ゴムロール、５□・・・・・・徐冷槽、５３・・・・・
・液供給管、６・・・・・・ガイドロール、７・・・・
・・液槽、８・・・・・・予洗槽、９・・・・・・湯溜
槽、１０・・・・・・ポンプ、１１・・・・・・オーバ
ーフロー口、１２・・・・・・排水口。
。 １・・・・・・スチーマ錐体、２・・・・・・布帛導入
口、３・・・・・・布帛導出口、４・・・・・・導入側
シール機構、４１・・・・・・シールゴムロール、５・
・・・・・導出側シール機構、５□・・・・・・シール
ゴムロール、５□・・・・・・徐冷槽、５３・・・・・
・液供給管、６・・・・・・ガイドロール、７・・・・
・・液槽、８・・・・・・予洗槽、９・・・・・・湯溜
槽、１０・・・・・・ポンプ、１１・・・・・・オーバ
ーフロー口、１２・・・・・・排水口。
Claims (1)
- 布帛を連続的に導入、導出する布帛導入口及び布帛導出
口を備え、その布帛導出口に徐冷槽を有する導出側シー
ル機構を接続せしめてなる高圧スチーマ内に予洗槽を設
備し、この予洗槽内にスチーマ罐体外部より洗浄水を連
続供給する装置において、前記徐冷槽よりオーバーフロ
ーされた高熱水を予洗槽内へ順次供給せしめる給液路を
具備せしめたことを特徴とする高圧スチーマ内洗浄槽へ
の給液装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10014180U JPS594074Y2 (ja) | 1980-07-16 | 1980-07-16 | 高圧スチ−マ内洗浄槽への給液装置 |
| DE19813127537 DE3127537A1 (de) | 1980-07-16 | 1981-07-11 | "vorrichtung zum versorgen eines in einem hochdruckdaempfkessel befindlichen vorwaschtrogs mit fluessigkeit" |
| GB8121772A GB2079800A (en) | 1980-07-16 | 1981-07-15 | Continuous wet-heat treatment of cloth |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10014180U JPS594074Y2 (ja) | 1980-07-16 | 1980-07-16 | 高圧スチ−マ内洗浄槽への給液装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5727495U JPS5727495U (ja) | 1982-02-13 |
| JPS594074Y2 true JPS594074Y2 (ja) | 1984-02-04 |
Family
ID=14266032
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10014180U Expired JPS594074Y2 (ja) | 1980-07-16 | 1980-07-16 | 高圧スチ−マ内洗浄槽への給液装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS594074Y2 (ja) |
| DE (1) | DE3127537A1 (ja) |
| GB (1) | GB2079800A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5950792B2 (ja) * | 1982-03-17 | 1984-12-10 | 株式会社山東鉄工所 | 布帛の湿熱処理装置 |
-
1980
- 1980-07-16 JP JP10014180U patent/JPS594074Y2/ja not_active Expired
-
1981
- 1981-07-11 DE DE19813127537 patent/DE3127537A1/de not_active Withdrawn
- 1981-07-15 GB GB8121772A patent/GB2079800A/en not_active Withdrawn
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5727495U (ja) | 1982-02-13 |
| DE3127537A1 (de) | 1982-05-19 |
| GB2079800A (en) | 1982-01-27 |
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