JPS6026672B2 - 加工穴端面のかえり取り装置 - Google Patents
加工穴端面のかえり取り装置Info
- Publication number
- JPS6026672B2 JPS6026672B2 JP12262479A JP12262479A JPS6026672B2 JP S6026672 B2 JPS6026672 B2 JP S6026672B2 JP 12262479 A JP12262479 A JP 12262479A JP 12262479 A JP12262479 A JP 12262479A JP S6026672 B2 JPS6026672 B2 JP S6026672B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- fixed
- planetary gear
- grinding wheel
- gear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は加工穴端面の「かえり」を差動機横により、
主軸調整移動径の大小に関係なく、一定の低速回転をし
て端面を研削することなく「かえり」のみ削り落す加工
穴端面のかえり装置に関する。
主軸調整移動径の大小に関係なく、一定の低速回転をし
て端面を研削することなく「かえり」のみ削り落す加工
穴端面のかえり装置に関する。
従来は穴加工後端面の「かえり」をとるのに、端面に砥
石を当て、手で砥石を振幅させながら穴加工端面に生じ
た「かえり」を削りとっていた。
石を当て、手で砥石を振幅させながら穴加工端面に生じ
た「かえり」を削りとっていた。
そのため量産部品加工の完全自動化を困難にしていた。
この発明は穴加工によって生ずる端面の「かえり」の凸
超のみを削除し、端面そのものは研削されないような砥
石の運動、すなわち手動による砥石振幅に相当する砥石
運動を行わせるものである。
この発明は穴加工によって生ずる端面の「かえり」の凸
超のみを削除し、端面そのものは研削されないような砥
石の運動、すなわち手動による砥石振幅に相当する砥石
運動を行わせるものである。
なお、砥石の手軸調整移動径の大小に関係なく、一定の
低速砥石回転が得られるようにし、「かえり一取りの機
械化、自動化を計ることを目的としたものである。さら
に砥石と砥石軸先端とはュバーサルジョイントを介して
連結すると共に被加工物回転中心軸線と砥石軸線となす
角ａを保たせることにより加工穴端面付近を球面状に仕
上げようとするものである。以下この発明の実施例につ
いて図面を参照して説明する。
低速砥石回転が得られるようにし、「かえり一取りの機
械化、自動化を計ることを目的としたものである。さら
に砥石と砥石軸先端とはュバーサルジョイントを介して
連結すると共に被加工物回転中心軸線と砥石軸線となす
角ａを保たせることにより加工穴端面付近を球面状に仕
上げようとするものである。以下この発明の実施例につ
いて図面を参照して説明する。
イケール形本体１に固着された歯車箱２は、本体１に取
り付けるれた電動機３からの回転数を減速する構造とな
っており鞠頭本体を構成する。また、遊星歯車箱４はゆ
っくり回転しながら砥石軸５を回転させるものであるが
、その伝達機構の構造を第２図に示す。本体１と歯車箱
２に組み込まれた入力軸６には、電動機３からの動力入
力用Ｖプーリ７が固着されていて、軸６と一緒に回転自
在にされている。なお、本体１と歯車箱２には出力側固
定軸８が組み込まれ、本体１に回転止金９により固定さ
れている。この固定軸８と同軸上に出力軸筒１０が回転
自在に組み込まれている。更に、入力軸６から出力軸筒
１０間に回転自在な鞠１１，１２，１３及び歯車１４・
１５、１６・１７、１８・１９、２０が連結され、出力
軸筒１川こ固着された歯車２１とは歯車２０が噛み合て
おり、出力軸筒に対し大幅な減速を行っている。また、
遊星歯車箱４の上端部は出力軸筒１０の下端大径面に固
着され、出力軸筒１０と共に回転するようになっている
。この遊星歯車箱４に内装された麹２２の上部に遊星歯
車２３が回転自在に鼠支されている。この遊星歯車２３
の歯幅の一端には固定軸８下端に隣接して固定軸に固着
された固定歯車２４と噛み合い、他の一端はさらにブラ
ケット２６により回転自在に支持されている砥石軸５に
固着された歯車２５と噛み合っている。この砥石軸５を
支持するブラケット２６は、遊星歯車２３の軸心を中心
として砥石軸の轍心が円周方向に遊星歯車箱に対する調
整移動可能なように逃がし溝２７，２８を遊星歯車箱４
の蓋５ｂに設けられている。なお、この溝２８にはブラ
ケット２６に固着された固定ボルト２９が遊合貫通し、
固定用ナット３０によってブラケツト２６を遊星歯車箱
４に位置決めしている。これを第４図に示すように、蓋
５ｂの中心から基準軸３１を出し、砥石軸５との間に基
準ブロック３２を挟むことにより、数種類の位置決めが
容易に行える構造となる。また、第５図に示すようにそ
の一端を基準軸３１に当接した基準板３３を取り付けれ
ば、基準板３３に設けた溝２８と一部対応するプラケッ
ト２６を固定する面を有する長瀞３４により少くとも２
ケ所の位置決めが高精度にしかも素早く変換する構造の
ものとなる。３５ａ及び３５ｂは２ケ所のセット位置を
指示する指示ピンである。
り付けるれた電動機３からの回転数を減速する構造とな
っており鞠頭本体を構成する。また、遊星歯車箱４はゆ
っくり回転しながら砥石軸５を回転させるものであるが
、その伝達機構の構造を第２図に示す。本体１と歯車箱
２に組み込まれた入力軸６には、電動機３からの動力入
力用Ｖプーリ７が固着されていて、軸６と一緒に回転自
在にされている。なお、本体１と歯車箱２には出力側固
定軸８が組み込まれ、本体１に回転止金９により固定さ
れている。この固定軸８と同軸上に出力軸筒１０が回転
自在に組み込まれている。更に、入力軸６から出力軸筒
１０間に回転自在な鞠１１，１２，１３及び歯車１４・
１５、１６・１７、１８・１９、２０が連結され、出力
軸筒１川こ固着された歯車２１とは歯車２０が噛み合て
おり、出力軸筒に対し大幅な減速を行っている。また、
遊星歯車箱４の上端部は出力軸筒１０の下端大径面に固
着され、出力軸筒１０と共に回転するようになっている
。この遊星歯車箱４に内装された麹２２の上部に遊星歯
車２３が回転自在に鼠支されている。この遊星歯車２３
の歯幅の一端には固定軸８下端に隣接して固定軸に固着
された固定歯車２４と噛み合い、他の一端はさらにブラ
ケット２６により回転自在に支持されている砥石軸５に
固着された歯車２５と噛み合っている。この砥石軸５を
支持するブラケット２６は、遊星歯車２３の軸心を中心
として砥石軸の轍心が円周方向に遊星歯車箱に対する調
整移動可能なように逃がし溝２７，２８を遊星歯車箱４
の蓋５ｂに設けられている。なお、この溝２８にはブラ
ケット２６に固着された固定ボルト２９が遊合貫通し、
固定用ナット３０によってブラケツト２６を遊星歯車箱
４に位置決めしている。これを第４図に示すように、蓋
５ｂの中心から基準軸３１を出し、砥石軸５との間に基
準ブロック３２を挟むことにより、数種類の位置決めが
容易に行える構造となる。また、第５図に示すようにそ
の一端を基準軸３１に当接した基準板３３を取り付けれ
ば、基準板３３に設けた溝２８と一部対応するプラケッ
ト２６を固定する面を有する長瀞３４により少くとも２
ケ所の位置決めが高精度にしかも素早く変換する構造の
ものとなる。３５ａ及び３５ｂは２ケ所のセット位置を
指示する指示ピンである。
なお、砥石軸５の内部機構について述べる。砥石軸５は
軸万向に伸縮自在にするようスリーブ５０と、スリーブ
５川こ内鞍摺動可能なロッド部３７およびスリーブ５０
とロッド部３７に当接し両者子を離隔するよう付勢する
スプリング３６を有する。ロッド部３７は溝３８にガイ
ド凸起を有するビス３９によって支えられている。この
ロッド部３７、ソケット４０をピス４１で止めるか、又
はクイックチェンジボール４２を外筒の４３の上下によ
って素早く砥石４４と付けたソケット４０を交換できる
。また、第６図と第７図に示すように、球面形状の物体
４５を取り付けたジグ４６の回転中心は遊星歯車箱４の
回転中心線を基準として０角懐けて、砥石軸に組み込ま
れて、砥石軸５の先端であるソケット４０と砥石４４と
の接続はユニバーサルジョイント４７で接続し、常に砥
石４４の下面４８は球面４９に倣って研削、又は魔ひき
を行える構造となっている。次に動作説明に入る。
軸万向に伸縮自在にするようスリーブ５０と、スリーブ
５川こ内鞍摺動可能なロッド部３７およびスリーブ５０
とロッド部３７に当接し両者子を離隔するよう付勢する
スプリング３６を有する。ロッド部３７は溝３８にガイ
ド凸起を有するビス３９によって支えられている。この
ロッド部３７、ソケット４０をピス４１で止めるか、又
はクイックチェンジボール４２を外筒の４３の上下によ
って素早く砥石４４と付けたソケット４０を交換できる
。また、第６図と第７図に示すように、球面形状の物体
４５を取り付けたジグ４６の回転中心は遊星歯車箱４の
回転中心線を基準として０角懐けて、砥石軸に組み込ま
れて、砥石軸５の先端であるソケット４０と砥石４４と
の接続はユニバーサルジョイント４７で接続し、常に砥
石４４の下面４８は球面４９に倣って研削、又は魔ひき
を行える構造となっている。次に動作説明に入る。
電動機３からＶプーリ７に駆動され、減速用歯車箱２内
の歯車装置で減速されその動力は歯車２０から２１に伝
達され出力軸筒を回転させ、固定軸８の固定歯車２４と
噛みタ合う遊星歯車２３は固定軸８の軸線を中心として
遊星歯車箱４と共に円周方向に回転する。このとき固定
歯車２４を中心に回る遊星歯車２３と、その遊星歯車２
３に噛み合う砥石軸５に直結された歯車２５の回転比は
固定歯車２４の歯数Ｚ，とし、０遊星歯車２３の歯数Ｚ
、砥石軸用歯車２５の歯数乙とし、遊星歯車箱４の回転
数Ｎ，、砥石４４の回転数Ｎ２とした場合に、次の式に
よってＮ２を求めることが出来る。Ｎ２＝Ｎ・（亀‐麦
十・） なお、砥石４４とそのソケット４０との間にユニバーサ
ルジョイント４７で接続したものを用い、ジグを懐けて
回転することにより、表面が球面形状の球面仕上加工が
可能である。
の歯車装置で減速されその動力は歯車２０から２１に伝
達され出力軸筒を回転させ、固定軸８の固定歯車２４と
噛みタ合う遊星歯車２３は固定軸８の軸線を中心として
遊星歯車箱４と共に円周方向に回転する。このとき固定
歯車２４を中心に回る遊星歯車２３と、その遊星歯車２
３に噛み合う砥石軸５に直結された歯車２５の回転比は
固定歯車２４の歯数Ｚ，とし、０遊星歯車２３の歯数Ｚ
、砥石軸用歯車２５の歯数乙とし、遊星歯車箱４の回転
数Ｎ，、砥石４４の回転数Ｎ２とした場合に、次の式に
よってＮ２を求めることが出来る。Ｎ２＝Ｎ・（亀‐麦
十・） なお、砥石４４とそのソケット４０との間にユニバーサ
ルジョイント４７で接続したものを用い、ジグを懐けて
回転することにより、表面が球面形状の球面仕上加工が
可能である。
以上の説明から明らかなように、穴加工後端面の「かえ
り」をとるのにその端面に砥石を当て、手で砥石を振幅
させながら「かえり」をとるような人手を要せず、前述
の機械の完全自動化が可能となった。
り」をとるのにその端面に砥石を当て、手で砥石を振幅
させながら「かえり」をとるような人手を要せず、前述
の機械の完全自動化が可能となった。
すなわち、この発明により、穴加工によって生ずる端面
の「かえり」の凸起のみを削除し、端面そのものは研削
されないような砥石の振幅運動を砥石に与えることが可
能となり、また、砥石の主軸調整移動径の大小に関係な
く、一定の低速砥石回転が得られる。なお、砥石軸の先
端にユニバーサルジョイントで砥石と連結し、被加工物
回転軸中心と砥石軸中心線とのなす角６度を可変して、
表面が球面形状の球面仕上加工を行わせることも可能で
あるなど、更に機械化、自動化により生産性の向上と、
省人化に優れた効果を秦するものである。
の「かえり」の凸起のみを削除し、端面そのものは研削
されないような砥石の振幅運動を砥石に与えることが可
能となり、また、砥石の主軸調整移動径の大小に関係な
く、一定の低速砥石回転が得られる。なお、砥石軸の先
端にユニバーサルジョイントで砥石と連結し、被加工物
回転軸中心と砥石軸中心線とのなす角６度を可変して、
表面が球面形状の球面仕上加工を行わせることも可能で
あるなど、更に機械化、自動化により生産性の向上と、
省人化に優れた効果を秦するものである。
第１図はこの発明の実施例の正面図、第２図は駆動系を
主体とした減速箱及び遊星歯車箱の展開断面図、第３図
は砥石軸の軌跡半径の位置決めを行った実施例の底面図
、第４図は基準ブロックを用いて砥石軸の軌跡半径の位
置決めを行なった他の実施例の底面図、第５図は基準板
を用いて２位置の砥石軸の軌跡半径位置決めを行なった
実施例の底面図、第６図は表面が球面形状の物体の仕上
に用いた他の実施例の正面図、第７図は第６図に示す砥
石軸先端のユニバーサルジョイント部分の詳細断面図で
ある。 ４・・・・・・遊星歯車箱、５・・・・・・砥石軸、８
・・・・・・固定軸、１０・・・・・・出力軸筒、２２
・・・・・・軸、２３・…・・遊星歯車、２４・・・・
・・固定歯車、２５・・・・・・歯車、２６・・・・・
・ブラケツト、２９・…・・固定ボルト、３０・・・・
・・ナット、３１……基準軸、３２……基準ブロック、
３３・・・・・・・・・基準板、３６・・・・・・スプ
リング、３７……ロッド部、４７……ユニバーサルジョ
イント、５０……スリーフ。 第１図 第２図 豹３図 嫌ム図 第５図 第６図 努７図
主体とした減速箱及び遊星歯車箱の展開断面図、第３図
は砥石軸の軌跡半径の位置決めを行った実施例の底面図
、第４図は基準ブロックを用いて砥石軸の軌跡半径の位
置決めを行なった他の実施例の底面図、第５図は基準板
を用いて２位置の砥石軸の軌跡半径位置決めを行なった
実施例の底面図、第６図は表面が球面形状の物体の仕上
に用いた他の実施例の正面図、第７図は第６図に示す砥
石軸先端のユニバーサルジョイント部分の詳細断面図で
ある。 ４・・・・・・遊星歯車箱、５・・・・・・砥石軸、８
・・・・・・固定軸、１０・・・・・・出力軸筒、２２
・・・・・・軸、２３・…・・遊星歯車、２４・・・・
・・固定歯車、２５・・・・・・歯車、２６・・・・・
・ブラケツト、２９・…・・固定ボルト、３０・・・・
・・ナット、３１……基準軸、３２……基準ブロック、
３３・・・・・・・・・基準板、３６・・・・・・スプ
リング、３７……ロッド部、４７……ユニバーサルジョ
イント、５０……スリーフ。 第１図 第２図 豹３図 嫌ム図 第５図 第６図 努７図
Claims (1)
- １ 軸頭本体に固定された固定軸と、固定軸に回転自在
に支持された軸頭本体内の歯車と噛み合う歯車を固着し
た出力軸と、固定軸の下端に隣接して固定軸に固着され
た固定歯車と、固定歯車と噛み合う遊星歯車を回転自在
に内装すると共に出力軸頭下端にその上端部を固着した
遊星歯車箱と、前記遊星歯車とさらに噛み合う歯車をそ
の上端に隣接して固着し反対側端に砥石を装着した砥石
軸と、遊星歯車の軸心を中心として砥石軸の軸心が円周
方向に遊星歯車箱に対するその固定位置を調整移動可能
なように遊星歯車箱内に支持されると共に砥石軸を支持
しているブラケツトとを有し、前記砥石軸は軸方向に伸
縮自在にするようスリーブ、スリーブ内に内接摺動可能
なロツド部およびスリーブとロツド部に当接し両者を離
隔するよう付勢するスプリングとを有する、加工穴端面
のかえり取り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12262479A JPS6026672B2 (ja) | 1979-09-26 | 1979-09-26 | 加工穴端面のかえり取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12262479A JPS6026672B2 (ja) | 1979-09-26 | 1979-09-26 | 加工穴端面のかえり取り装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5652172A JPS5652172A (en) | 1981-05-11 |
| JPS6026672B2 true JPS6026672B2 (ja) | 1985-06-25 |
Family
ID=14840561
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12262479A Expired JPS6026672B2 (ja) | 1979-09-26 | 1979-09-26 | 加工穴端面のかえり取り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6026672B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5913131A (ja) * | 1982-07-10 | 1984-01-23 | Honda Motor Co Ltd | 車輛用クラツチ装置 |
| JPS5925039U (ja) * | 1982-08-06 | 1984-02-16 | 木村工機株式会社 | 全周吹出型空調機におけるシヨ−トサ−キツト防止装置 |
-
1979
- 1979-09-26 JP JP12262479A patent/JPS6026672B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5652172A (en) | 1981-05-11 |
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