JPS60264215A - 樹脂表面の帯電防止処理方法 - Google Patents
樹脂表面の帯電防止処理方法Info
- Publication number
- JPS60264215A JPS60264215A JP12231284A JP12231284A JPS60264215A JP S60264215 A JPS60264215 A JP S60264215A JP 12231284 A JP12231284 A JP 12231284A JP 12231284 A JP12231284 A JP 12231284A JP S60264215 A JPS60264215 A JP S60264215A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- antistatic agent
- coat
- antistatic
- molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
- B29C45/14778—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles the article consisting of a material with particular properties, e.g. porous, brittle
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（イ）産業上の利用分野
この発明は樹脂表面の帯電防止処理方法に関するもので
、特に射出成形による樹脂成形品に適用するものである
。
、特に射出成形による樹脂成形品に適用するものである
。
（ロ）従来技術
樹脂成形品は表面が帯電しやすく、特に冬期の乾燥状態
で顕著となる。帯電が生じると、樹脂表面が埃で覆われ
、汚くなったり、静電気のスパークにより思わぬ事故が
発生したりする。
で顕著となる。帯電が生じると、樹脂表面が埃で覆われ
、汚くなったり、静電気のスパークにより思わぬ事故が
発生したりする。
そこで、例えば、太陽熱温水器では特開昭５８−２１０
４３７号公報に開示されているように、貯湯槽の外装の
樹脂カバーを帯電防止剤で処理している。
４３７号公報に開示されているように、貯湯槽の外装の
樹脂カバーを帯電防止剤で処理している。
従来の樹脂成形品の帯電防止処理方法としては樹脂成形
品の表面に帯電防止剤の水溶液またはアルコール溶液等
を刷毛やスプレーで塗布するのが一般的である。ところ
が、この方法は帯電防止剤の塗布後、溶剤を蒸発させ、
さらには帯電防止剤の被膜を強化するために熱キユアー
と呼ばれる加熱処理をしなければならず、手間のかかる
欠点があった。また、樹脂成形の際、樹脂ペレットに帯
電防止剤や力〜ボン粉を混入させ、帯電防止を行なう方
法も知られているが、この方法は帯電防止剤やカーボン
粉を多量に必要とするため、不経済であるとともに、樹
脂の耐久性やその他の特性に悪影響を及ぼす虞れがあっ
た。
品の表面に帯電防止剤の水溶液またはアルコール溶液等
を刷毛やスプレーで塗布するのが一般的である。ところ
が、この方法は帯電防止剤の塗布後、溶剤を蒸発させ、
さらには帯電防止剤の被膜を強化するために熱キユアー
と呼ばれる加熱処理をしなければならず、手間のかかる
欠点があった。また、樹脂成形の際、樹脂ペレットに帯
電防止剤や力〜ボン粉を混入させ、帯電防止を行なう方
法も知られているが、この方法は帯電防止剤やカーボン
粉を多量に必要とするため、不経済であるとともに、樹
脂の耐久性やその他の特性に悪影響を及ぼす虞れがあっ
た。
（ハ） 発明の目的
この発明は上述した従来技術に鑑みてなされたものであ
り、樹脂表面の帯電防止処理を樹脂の特性に悪影響を与
えることなく、簡単かつ経済的に行なうことを目的とす
る。
り、樹脂表面の帯電防止処理を樹脂の特性に悪影響を与
えることなく、簡単かつ経済的に行なうことを目的とす
る。
に）発明の構成
上記の目的を達成するため、この発明の樹脂表面の帯電
防止処理方法は射出成形金型に予め帯電防止剤を塗布し
、射出成形時に帯電防止剤を樹脂表面に転写する構成で
ある。
防止処理方法は射出成形金型に予め帯電防止剤を塗布し
、射出成形時に帯電防止剤を樹脂表面に転写する構成で
ある。
斯かる構成によれば、樹脂成形と帯電防止処理とを同時
に行ないつつ、表面が帯電防止剤の被膜で覆われた樹脂
成形品を製造することができる。
に行ないつつ、表面が帯電防止剤の被膜で覆われた樹脂
成形品を製造することができる。
また、帯電防止剤の被膜は樹脂成形時の熱で加熱され、
強化されるため、成形後に熱キエアーをする必要がない
。
強化されるため、成形後に熱キエアーをする必要がない
。
（ホ）実施例
次に、樹脂としてポリプロピレン、帯電防止剤として出
願人が特願昭５８−２４６８１７号において提案したカ
チオン系モノマーとメタクリル酸低級アルキルエステル
との共重合体を主成分とするもの（以下ＩＡコートと称
す）を使用した実施例について説明する。
願人が特願昭５８−２４６８１７号において提案したカ
チオン系モノマーとメタクリル酸低級アルキルエステル
との共重合体を主成分とするもの（以下ＩＡコートと称
す）を使用した実施例について説明する。
まず、第１図に示すように、射出成形金型の雌型（１）
の内壁面に離屋剤（２）を塗布し、この離型剤（２）を
乾燥させる。次に、ＩＡコートを４０ｆｌ／ｌ含むメタ
ノール溶液を離屋剤（２）の上に刷毛塗りまたはスプレ
ー塗布する。そして、１〜２分間乾燥させることにより
、溶剤であるメタノールが蒸発し、半乾燥状態のＩＡコ
ートの被膜（３）が形成される。
の内壁面に離屋剤（２）を塗布し、この離型剤（２）を
乾燥させる。次に、ＩＡコートを４０ｆｌ／ｌ含むメタ
ノール溶液を離屋剤（２）の上に刷毛塗りまたはスプレ
ー塗布する。そして、１〜２分間乾燥させることにより
、溶剤であるメタノールが蒸発し、半乾燥状態のＩＡコ
ートの被膜（３）が形成される。
その後、第２図に示すように、雌型（１１と雄型（４）
とを結合し、所定の成形条件（ホールド時間および温度
）に従い、ポリプロピレン（５）を注入する。このとき
、雌型（１１の被膜（３）はポリプロピレン（５）の樹
脂表面に転写され、さらに溶融された樹脂の熱を受けて
硬化する。成形後、金型（１）、（４）を取り外すこと
により、第３図に示すように、表面がＩＡコートの被膜
（３）で覆われたポリプロピレン（５）の成形品を取り
出すことができる。
とを結合し、所定の成形条件（ホールド時間および温度
）に従い、ポリプロピレン（５）を注入する。このとき
、雌型（１１の被膜（３）はポリプロピレン（５）の樹
脂表面に転写され、さらに溶融された樹脂の熱を受けて
硬化する。成形後、金型（１）、（４）を取り外すこと
により、第３図に示すように、表面がＩＡコートの被膜
（３）で覆われたポリプロピレン（５）の成形品を取り
出すことができる。
このようにして製造されたポリプロピレンの成形品は帯
電防止処理を施さない通常の成形品に比べ、屋外設置し
たときの埃の付着が少なく、汚れについて顕著な差が認
められた。
電防止処理を施さない通常の成形品に比べ、屋外設置し
たときの埃の付着が少なく、汚れについて顕著な差が認
められた。
なお、上述した実施例では樹脂にポリプロピレンを使用
したが、本発明はポリエチレン、スチロール、ＡＢＳ、
塩化ビニール等の射出成形可能な熱可塑性樹脂に適用可
能である。また、帯電防止剤としてはアルティック社の
ＴＥＣＨＮＯ−Ｃ０ＡＴ、コルコート社のコルコートＮ
ＲＩ ２１Ｘおよびコルコー）＃２００．東京電気化学
社のＴＤＫ ５ＴＵＴＩＣＩＤＥ、春日電気社のイオラ
イザー＃２０００などを使用しても良い。
したが、本発明はポリエチレン、スチロール、ＡＢＳ、
塩化ビニール等の射出成形可能な熱可塑性樹脂に適用可
能である。また、帯電防止剤としてはアルティック社の
ＴＥＣＨＮＯ−Ｃ０ＡＴ、コルコート社のコルコートＮ
ＲＩ ２１Ｘおよびコルコー）＃２００．東京電気化学
社のＴＤＫ ５ＴＵＴＩＣＩＤＥ、春日電気社のイオラ
イザー＃２０００などを使用しても良い。
（へ）発明の効果
この発明は以上のように構成されているので、樹脂表面
の帯電防止処理を樹脂成形と一緒に簡単に行なうことが
でき、しかも帯電防止剤の被膜が樹脂成形時の熱で加熱
強化され、成形後の熱キユアーも不要となる。また、帯
電防止剤の被膜を樹脂表面に転写するようにしたので、
樹脂の耐久性等の特性に影響を及ぼす心配がなく、帯電
防止剤の使用量も少なくて済み、経済的である。
の帯電防止処理を樹脂成形と一緒に簡単に行なうことが
でき、しかも帯電防止剤の被膜が樹脂成形時の熱で加熱
強化され、成形後の熱キユアーも不要となる。また、帯
電防止剤の被膜を樹脂表面に転写するようにしたので、
樹脂の耐久性等の特性に影響を及ぼす心配がなく、帯電
防止剤の使用量も少なくて済み、経済的である。
第１図ないし第３図は何れも本発明の一実施例に関する
ものであり、第１図は帯電防止剤を塗布した射出成形金
型（雌型）の断面図、第２図は金型への樹脂注入状態を
示す断面図、第３図は樹脂成形品の断面図である。 （１）・・・雌型（射出成形金Ｗ）、（３１・・・被膜
（帯電防止剤）、 （４）・・・雄型（射出成形金型）
、 （５）・・・ポリプロピレン（樹脂）。 出願人 三洋電機株式会社 外１名 代理人 弁理士 佐 野 静 夫
ものであり、第１図は帯電防止剤を塗布した射出成形金
型（雌型）の断面図、第２図は金型への樹脂注入状態を
示す断面図、第３図は樹脂成形品の断面図である。 （１）・・・雌型（射出成形金Ｗ）、（３１・・・被膜
（帯電防止剤）、 （４）・・・雄型（射出成形金型）
、 （５）・・・ポリプロピレン（樹脂）。 出願人 三洋電機株式会社 外１名 代理人 弁理士 佐 野 静 夫
Claims (1)
- （１）射出成形金型に予め帯電防止剤を塗布し、射出成
形時に帯電防止剤を樹脂表面に転写することを特徴とす
る樹脂表面の帯電防止処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12231284A JPS60264215A (ja) | 1984-06-14 | 1984-06-14 | 樹脂表面の帯電防止処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12231284A JPS60264215A (ja) | 1984-06-14 | 1984-06-14 | 樹脂表面の帯電防止処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60264215A true JPS60264215A (ja) | 1985-12-27 |
Family
ID=14832835
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12231284A Pending JPS60264215A (ja) | 1984-06-14 | 1984-06-14 | 樹脂表面の帯電防止処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60264215A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63118216A (ja) * | 1986-07-14 | 1988-05-23 | Minako Yasuda | プリント方法 |
| JP2008533263A (ja) * | 2005-03-15 | 2008-08-21 | インモルド バイオシステムズ エイ／エス | ポリマー表面への材料の移動 |
| KR20190128787A (ko) * | 2018-05-09 | 2019-11-19 | 주식회사 국가대표 | 매트 제조방법 및 이에 의해 제조된 매트 |
| KR20190131878A (ko) * | 2018-05-17 | 2019-11-27 | 이복술 | 방오기능을 가지는 대전방지 매트 |
-
1984
- 1984-06-14 JP JP12231284A patent/JPS60264215A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63118216A (ja) * | 1986-07-14 | 1988-05-23 | Minako Yasuda | プリント方法 |
| JP2008533263A (ja) * | 2005-03-15 | 2008-08-21 | インモルド バイオシステムズ エイ／エス | ポリマー表面への材料の移動 |
| KR20190128787A (ko) * | 2018-05-09 | 2019-11-19 | 주식회사 국가대표 | 매트 제조방법 및 이에 의해 제조된 매트 |
| KR20190131878A (ko) * | 2018-05-17 | 2019-11-27 | 이복술 | 방오기능을 가지는 대전방지 매트 |
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