JPS60264166A - 画信号２値化装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ０）産業上の利用分野 （ロ）従来技術 ファクシミリ装置では、光電変換部により原稿を走査し
て得られたアナログ画信号を、白黒の２値化画信号に変
換する。第１図に、原稿パターンと、それを走査して得
たアナログ画信号との関係を示す。この図に見られる如
く、走査光学系及び光電変換素子の解像度特性により、
細い黒縁が粗に存在する箇所と、密に存在するところで
は、同じ黒線でも画信号レベルが異なシ、粗な部分では
アナログ画信号を２値化する場合、画信号のピーク電圧
値を適当に分圧したものを２値化のための基準白レベル
（以下これを２値化レベルと称す）とし、これ６画信号
レベルとを比較するのであるが、このとき、２値化レベ
ルを図中レベルＡに示す如く、浅く設定すれば密な細線
箇所の２値化ができず、一方、図中レベルＢに示す如く
深く設定すれば、粗な細線の２値化ができないという問
題がある。

先行技術としての実開昭５６−１４０２６９号公報や実
開昭５６−１４７６４８号公報は、このための有効な解
決法を開示している。即ち、画信号を微小時間だけ遅延
し、その上に白黒レベル差を縮小するような補正信号を
加えたものを２億化レベルとして、元の画信号を２値化
するのである。

然るに、この方法では、適正な２値化レベルを得るため
に、複雑なボリューム調整を必要とする。

（ハ）発明の目的 本発明は、原稿パターンの細線の粗、密にか＼わらず、
確実に２値化画信号が得られること、及び調整が簡単で
あること、を可能にした装置を提供するものである。

に）発明の構成 本発明の両部４＋２値化装置は、光電変換された画信号
を、互いに異なった２値化レベルに基いて２値化する第
１、第２のコンパレータ、該第１、第２のコンパレータ
から出力される各２値化画信号の２値反転回数を所定の
単位期間で計数する第１、第２の計数部、該各計数部で
の計数結果に基いて、上記２値反転回数の多い方の当該
期間の２値化画信号を有効とする選択手段を具備せるこ
とを特徴とする。

（ホ）実施例 第２図に本発明実施例を示す。以下この実施例の構成を
、その動作と共に説明する。

入力端子（１）に加わる、２値化すべきアナログ両信号
は、第１、第２の各コンパレータ（２）！３１を並列的
に通過し、２値化画信号Ａ、Ｂとなる。即ち、これらの
コンパレータは、それ自体周知の如く、アナログ画信号
のピーク電圧を分圧した値の２値化レベルをもっており
、入力されたアナログ画信号レベルが、その２値化レベ
ルより負の方向により大であるとき出力信号を出す。

第１．第２コンパレータ（２１（３１の夫々の２値化レ
ベルは、本発明の特徴として、互いに異なる関係にある
。即ち、本実施例では、第１コンパレータ（２１ｉｄ、
第１　図中のレベルＡに、又第２コンハレータ（３）は
同じくレベルＢに夫々対応する２値化レベルを持ってい
る。従って、今、第１図に示すアナログ画信号が入力端
子（１）に加わるとすると、第１、第２コンパレータ１
２）（３１の出力する２値化画信号Ａ、Ｂは第６図に示
す如くなる。こ＼に、信Ｊｉ＋Ａは、粗な原稿パターン
部分の、又信号Ｂは、密な原稿パターン部分の夫々正確
な２値化情報であることに注意すべきである。

２値化画信号Ａ％Ｂは、夫々第１、第２シフトレジスタ
１４）＜５１に入ると共に、第１、第２計数部（６）（
７）に入力される。第１、第２シフトレジスタ（４ｊ　
！５）は、原稿読取り部における画信号読取りタロツク
に同期したタロツク５ＣＬ（第６図）をシフトクロック
とするＮビット長のシリアルイン・シリアルアクト形式
のものである。第１、第２計数部（６）１７）は、入力
された２値化画信号の２値反転回数を所定の単位期間（
今の場合、Ｎビット期間）毎にくり返し計数する。この
ため、第１、第２計数部１６）１７）の計数内容は、Ｎ
ビット周期で発生するリセット信号Ｒ８（第６図）にて
リセットされる。尚、このリセットのタイミングはタロ
ツクＳＣＬより若干遅れている。

従って、Ｎビットの単位期間終了毎に、第１シフトレジ
スタ１４）内にＮビット分の２値化画信号Ａが納められ
、かつそのＮビット内での２値反転回数が第１計数部（
６）に置かれ、同時に第２シフトレジスタ（５）内にＮ
ビット分の２値化画信号Ｂが納められ、かつそのＮビッ
ト内での２値反転回数が第２計数部１７）に置かれる。

選択手段（８）は、第１、第２計数部１６）ＩＴ）での
計数結果に基いて、第」、第２シフトレジスク１４）１
５＞に格納されている当該単位期間の２値化画信Ｊｉｊ
Ａ又はＢのうち、２値反転回数の多い方を有効２値化画
信号として出力端子１９１より出力させる。選択手段（
８）は、祈る動作を実行するために、比較部（１１、ラ
ッチ部（１υ及びスイッチ部＠を備えて、いる。

比較部−は、第１、第２計政部（６）（７）の量計数内
容を常に比較して詔９、後者が前者より大のとき出力値
８をラッチ部（（支）に送る。ラッチ部（１１Ｊは、上
記各単位期間終了毎に、その直後に発生するラッチ信号
５ＬＡ（第３図）と同期して比較部（ＩＩの出力・信号
をランチする。従って、上記各単位期間終了毎に、ラッ
チ部（１１）の内容は、第１、第２計欽部＋６１１７１
の量計数内容の大小関係に対応する状態を表わし、後者
が前者より大のとき切換え信号５ＳＷ（第６図）を発生
する。スイッチＳ＠は、通常第１シフトレジスタ１４）
の出力を出力端子（９）に接続し、切換え信号ＳＳＷが
入力されているとき、第一２シフトレジスタ（５）の出
力を出力端子（９）に接続する。

よって、上記単位期間毎に、第１、第２シフトレジスタ
１４）１５１に並列的に格納された２値化画信号ＡとＢ
は、当該期間における原稿パターンの粗密によって、何
れか一方が選択され、粗な場合には、粗な原稿パターン
部分の正確な２値化情報を含む信号Ａが、又密な場合に
は、密な原稿パターン部の正確な２値化情報を含む信号
Ｂが夫々有効な２値化画信号として出力される。

（へ）発明の効果 本発明の画信号２値化装置によれば、原稿パターンの細
線の粗、密にか＼わらず、ｌｓ実に２値化画信号を得る
ことができ、又そのために互いに異なつ７’ｃ２値化レ
ベルヲモった２つのコンパメータを使用しており、従っ
て夫々の２値化レベルの設定作業は、通常の如く、画信
号のピーク電圧を分圧する際の分圧比を調整するだけの
簡単なものでちる。

【図面の簡単な説明】

第１図は原稿パターンとアナログ画信号との関係を示す
信号波形図、第２図は本発明実施例を示すブロック回路
図、第６図は同回路の動作を説明するための信号波形図
である。 （２）（３１・・・第１、第２コンパレータ、（８）・
・・選択手段。 出願人三洋電機株式会社 代理人弁理士　佐　野　静　夫 第１図　え蘇万鋼 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）光電変換された画信号を、互いに異なった２値化
   レベルに基いて２値化する第１、第２のコンパレータ、
   該第１、第２のコンパレータから出力される各２値化画
   信号の２値反転回数を所定の単位期間で計数する第１、
   第２の計数部、該各計数部での計数結果に基いて、上記
   ２値反転回数の多い方の当該期間の２値化画信号も有効
   とする選択手段を具備せる画信号２値化装置。