JPS60262846A - 導電性金属被覆ポリアクリロニトリル系粒状物 - Google Patents
導電性金属被覆ポリアクリロニトリル系粒状物Info
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- JPS60262846A JPS60262846A JP11790284A JP11790284A JPS60262846A JP S60262846 A JPS60262846 A JP S60262846A JP 11790284 A JP11790284 A JP 11790284A JP 11790284 A JP11790284 A JP 11790284A JP S60262846 A JPS60262846 A JP S60262846A
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- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は高分子物質からなる粒状物に導電性金属を被覆
した新規な粒状物に関する。
した新規な粒状物に関する。
近年、コンピューターの汎用化に伴い電磁波障害の問題
が表面化しており、その対策として電磁波シールド材料
が注目されている。特に導電性塗料や導電性樹脂はその
代表的なものであり、従来金属微粒子、金属繊維等を導
電性フィラーとして混練し導電性能を得ている。しかし
ながら、これらのフィラーは比重が８〜９と大きく、塗
料や樹脂に混練する際、沈降してしまい電導度の均一な
塗膜や樹脂成形物が得られ難いという欠点がある。
が表面化しており、その対策として電磁波シールド材料
が注目されている。特に導電性塗料や導電性樹脂はその
代表的なものであり、従来金属微粒子、金属繊維等を導
電性フィラーとして混練し導電性能を得ている。しかし
ながら、これらのフィラーは比重が８〜９と大きく、塗
料や樹脂に混練する際、沈降してしまい電導度の均一な
塗膜や樹脂成形物が得られ難いという欠点がある。
さらにアクリルやポリエステル等の合成繊維に無電解メ
ッキのような化学的処理やスパッタリングのような物理
的処理により導電性被膜を形成させた導電性繊維あるい
は繊維自体が導電性を有する炭素繊維等比重の小さいフ
ィラーも一部で使用されている。
ッキのような化学的処理やスパッタリングのような物理
的処理により導電性被膜を形成させた導電性繊維あるい
は繊維自体が導電性を有する炭素繊維等比重の小さいフ
ィラーも一部で使用されている。
しかしながら、短繊維に切断するのに手間がかかり、塗
料や樹脂釦混練する際、かなり均一に混練しないと繊維
どうしが絡んで集束し、ふくれを生じ易くなる。
料や樹脂釦混練する際、かなり均一に混練しないと繊維
どうしが絡んで集束し、ふくれを生じ易くなる。
このため、使用量が制限されて高い性能は期待できない
。また、ポリアセチレンに代表される有機導電性高分子
物質は一般に比重が小さいが、導電性は金属に比べて劣
り、ドーピングを行なって電導度を向上させたものでも
空気中では不安定であり劣化してゆくため、導電性フィ
ラーとしての使用は難しい。
。また、ポリアセチレンに代表される有機導電性高分子
物質は一般に比重が小さいが、導電性は金属に比べて劣
り、ドーピングを行なって電導度を向上させたものでも
空気中では不安定であり劣化してゆくため、導電性フィ
ラーとしての使用は難しい。
一方、上記の欠点を補うためＫ、カーボンブラックや有
機高分子粒状物のような比重の小さい担体上に導電性金
属を被覆する試みもいくつか行なわれている。これらは
微小粒子の集合体であるため表面積が非常に大きく、用
いる金属の量をかなり多くしないと、均一な金属被膜及
び良好な導電性能は得られ難く、高価なものＫなってし
まう。
機高分子粒状物のような比重の小さい担体上に導電性金
属を被覆する試みもいくつか行なわれている。これらは
微小粒子の集合体であるため表面積が非常に大きく、用
いる金属の量をかなり多くしないと、均一な金属被膜及
び良好な導電性能は得られ難く、高価なものＫなってし
まう。
本発明は従来より少ない金属付着量で良好な導電性能が
得られる導電性金属被覆高分子粒状物を提供することを
目的とするものである。
得られる導電性金属被覆高分子粒状物を提供することを
目的とするものである。
即ち本発明の要旨とするところは、酸性基が４０ ｍｍ
ｏｌ／）ｃ１ｉ＋ポリマー以上含有されてなる水不溶性
のポリアクリロニトリル系粒状物の表面に導電性金属が
被覆されていることを特徴とする導電性金属被覆ポリア
クリロニトリル系粒状物にある。
ｏｌ／）ｃ１ｉ＋ポリマー以上含有されてなる水不溶性
のポリアクリロニトリル系粒状物の表面に導電性金属が
被覆されていることを特徴とする導電性金属被覆ポリア
クリロニトリル系粒状物にある。
本発明の高分子物質としては酸性基を４０ｍｍｏｌ／ｋ
Ｉ！ポリマー以上含有し、アクリロニトリル３０重量％
以上を共重合されてなる水不溶性のポリアクリロニトリ
ル系ポリマーが用いられる。酸性基が４０ ｍｍｏｌ／
に９ポリマー未満では従来の有機高分子粒状物や無機粒
状物と同様に水との親和性に乏しく金属イオンの吸着量
も少ないので均一な前処理及び効率の良い金属被覆処理
が難しく、良好な導電性能を得るためには金属の付着量
をかなり多（する必要がある。
Ｉ！ポリマー以上含有し、アクリロニトリル３０重量％
以上を共重合されてなる水不溶性のポリアクリロニトリ
ル系ポリマーが用いられる。酸性基が４０ ｍｍｏｌ／
に９ポリマー未満では従来の有機高分子粒状物や無機粒
状物と同様に水との親和性に乏しく金属イオンの吸着量
も少ないので均一な前処理及び効率の良い金属被覆処理
が難しく、良好な導電性能を得るためには金属の付着量
をかなり多（する必要がある。
一方、酸性基が４ Ｑ ｍｍｏｌ／ゆポリマー以上含有
された本発明に用いるポリアクリロニトリル系ポリマー
では、水との親和性が向上し、金属イオンの吸着も容易
となるため、均一な前処理ができ、ポリマーと金属との
接着性も増すので効率の良い金属被覆を行なうことがで
きる。
された本発明に用いるポリアクリロニトリル系ポリマー
では、水との親和性が向上し、金属イオンの吸着も容易
となるため、均一な前処理ができ、ポリマーと金属との
接着性も増すので効率の良い金属被覆を行なうことがで
きる。
すなわち、酸性基含有量を増加させて効率良く金属被膜
を形成することで、従来のものに比べて少ない薬品量で
同一の導電性能を得ることが可能となる。
を形成することで、従来のものに比べて少ない薬品量で
同一の導電性能を得ることが可能となる。
但し、酸性基含有量が多すぎると水可溶性となり、金属
被覆処理が不可能となるため、水不溶性であることが必
要である。酸性基含有量の好ましい範囲としては８０
＝ １０００ ｍｍｏｌ／に９ポリマーである。また、
粒状物の粒度としては用途によって異なり、例えば塗料
用としては１０μ以下のものを用い、一般の導電性樹脂
に混線する場合は５０〜１００μのものを用いる等目的
によって使い分ければよい。尚、高分子物質の均質な微
粒子化は非常に困難であり、その観点からは重合物をそ
のまま利用できるエマルジョン重合による製法が好まし
い。又、導電性金属としてはニッケル、鋼、銀の金属単
体が用いられる。さらＫこれらの複合系を用いることも
可能である。
被覆処理が不可能となるため、水不溶性であることが必
要である。酸性基含有量の好ましい範囲としては８０
＝ １０００ ｍｍｏｌ／に９ポリマーである。また、
粒状物の粒度としては用途によって異なり、例えば塗料
用としては１０μ以下のものを用い、一般の導電性樹脂
に混線する場合は５０〜１００μのものを用いる等目的
によって使い分ければよい。尚、高分子物質の均質な微
粒子化は非常に困難であり、その観点からは重合物をそ
のまま利用できるエマルジョン重合による製法が好まし
い。又、導電性金属としてはニッケル、鋼、銀の金属単
体が用いられる。さらＫこれらの複合系を用いることも
可能である。
高分子物質の粒状物に導電性金属を被覆する方法として
は、特に限定されないが無電解メッキ処理等の浴中処理
方式が好ましい。これは本発明に使用する酸性基を４０
ｍｍｏｌ／ゆポリマー以上含有するポリアクリロニト
リル系粒状物は水との親和性が高く、酸性基への金属イ
オンの吸着が行なわれ易いばがりでなく、分散も容易な
ため、個々の粒子に均一な被覆が可能となるためである
。
は、特に限定されないが無電解メッキ処理等の浴中処理
方式が好ましい。これは本発明に使用する酸性基を４０
ｍｍｏｌ／ゆポリマー以上含有するポリアクリロニト
リル系粒状物は水との親和性が高く、酸性基への金属イ
オンの吸着が行なわれ易いばがりでなく、分散も容易な
ため、個々の粒子に均一な被覆が可能となるためである
。
本発明は上述のように酸性基が４０ ｍｍｏｆ／に９ポ
リマー以上含有されてなる水不溶性のポリアクリロニト
リル系粒状物に金属を被覆して得られた導電性金属被覆
ポリアクリロニトリル系粒状物であり、電磁波シールド
材として使用する場合は、導電性粒状物を直接成形加工
するか、又は任意の樹脂と混練し成形加工してもよく、
あるいは塗料に混線したり被電磁波シールド材に直接吹
付塗装してもよい。
リマー以上含有されてなる水不溶性のポリアクリロニト
リル系粒状物に金属を被覆して得られた導電性金属被覆
ポリアクリロニトリル系粒状物であり、電磁波シールド
材として使用する場合は、導電性粒状物を直接成形加工
するか、又は任意の樹脂と混練し成形加工してもよく、
あるいは塗料に混線したり被電磁波シールド材に直接吹
付塗装してもよい。
また、銀や銅を被覆したアクリロニトリル系ポリマー粒
状物は、導電性能の他に殺菌作用を有しているため、浄
水器等の細菌の繁殖を防止する用途や衣料、カーペット
等の抗菌、防臭加工に使用しても良い。
状物は、導電性能の他に殺菌作用を有しているため、浄
水器等の細菌の繁殖を防止する用途や衣料、カーペット
等の抗菌、防臭加工に使用しても良い。
以下、実施例をあけて本発明を更に詳しく説明する。
実施例１
酸性基３００ ｍｍｏｌ／ゆポリマーを含有するアクリ
ロニトリル９３″ｉ量部とビニルアセテート７重量部の
共重合体からなる粒状物（平均粒径５０μ）２０／を塩
化第一スズ２Ｐ１濃塩酸１ｃｃを溶解した２ ００ ｃ
ｃ の液中で２０℃で５分間処理した後、水洗した。
ロニトリル９３″ｉ量部とビニルアセテート７重量部の
共重合体からなる粒状物（平均粒径５０μ）２０／を塩
化第一スズ２Ｐ１濃塩酸１ｃｃを溶解した２ ００ ｃ
ｃ の液中で２０℃で５分間処理した後、水洗した。
続いて塩化パラジウム０．ＩＪ’、濃塩酸０．５ｃｃを
溶解した２ ００ ｃｃ の液中で２０℃で５分間処理
した後、再び水洗を行なった。
溶解した２ ００ ｃｃ の液中で２０℃で５分間処理
した後、再び水洗を行なった。
上記の前処理を行なった粒状物を塩化ニッケル５４Ｐ１
次亜リン酸ナトリウム１８り、クエン酸ナトリウム１１
７ｐ、塩化アンモニウム９０１１アンモニア水５０ ｃ
ｃ を含む液１．８１中で５０℃で２０分間処理した後
、水洗し、乾燥を行なった。
次亜リン酸ナトリウム１８り、クエン酸ナトリウム１１
７ｐ、塩化アンモニウム９０１１アンモニア水５０ ｃ
ｃ を含む液１．８１中で５０℃で２０分間処理した後
、水洗し、乾燥を行なった。
得られた高分子粒状物は均一にニッケル金属が被覆され
たものであり、比重が２程度と金属微粒子等に比べて非
常に小さく、しかも比抵抗が１．６Ｘ１０Ω、ｃＩｒＬ
と良好な導電性を有するものであった。
たものであり、比重が２程度と金属微粒子等に比べて非
常に小さく、しかも比抵抗が１．６Ｘ１０Ω、ｃＩｒＬ
と良好な導電性を有するものであった。
尚、この導電性粒状物を直接（（加圧成形し、電子製品
部材として使用したところ電磁波障害は全く発生しなか
った。又、他の樹脂と混練した場合圧も均一な導電性樹
脂が得られ電磁波障害の発生を非常に低く抑えることが
できた。
部材として使用したところ電磁波障害は全く発生しなか
った。又、他の樹脂と混練した場合圧も均一な導電性樹
脂が得られ電磁波障害の発生を非常に低く抑えることが
できた。
実施例２
酸性基４００ ｍｍｏｌ／に９ポリマーを含有するアク
リロニトリル９５重量部とメチルアクリレート５重量部
の共重合体からなる粒状物（平均粒径５０μ）を用いて
実施例１と同一の条件で前処理及び無電解ニッケルメッ
キを行なったところ、均一にニッケル金属が被覆された
導電性ポリマー粒状物が得られ、比抵抗は７．２Ω、ｃ
ＩＬであった。
リロニトリル９５重量部とメチルアクリレート５重量部
の共重合体からなる粒状物（平均粒径５０μ）を用いて
実施例１と同一の条件で前処理及び無電解ニッケルメッ
キを行なったところ、均一にニッケル金属が被覆された
導電性ポリマー粒状物が得られ、比抵抗は７．２Ω、ｃ
ＩＬであった。
比較例１
アクリロニトリル９３重量部とビニルアセテート７重量
部の共重合体からなる酸性基含有率が２０ ｍｍｏｌ／
ｋｇポリマーのアクリロニトリル系ポリマー粒状物（平
均粒径５０μ）を用いて実施例１と同一の条件で前処理
及び無電解ニッケルメッキを行なったところ、ニッケル
金１４がきれいに被覆された粒子と被覆されない粒子が
混在し、非常に高い電気抵抗を示した。
部の共重合体からなる酸性基含有率が２０ ｍｍｏｌ／
ｋｇポリマーのアクリロニトリル系ポリマー粒状物（平
均粒径５０μ）を用いて実施例１と同一の条件で前処理
及び無電解ニッケルメッキを行なったところ、ニッケル
金１４がきれいに被覆された粒子と被覆されない粒子が
混在し、非常に高い電気抵抗を示した。
比較例２
アクリロニトリル１００重量％からなるポリマー粒状物
（平均粒径５０μ）を用いて実施例１と同一の条件で前
処理及び無電解ニッケルメッキを行なったところ、やは
りニッケル金属がきれいに被覆された粒子と被覆されな
い粒子が混在し、非常に高い電気抵抗を示した。
（平均粒径５０μ）を用いて実施例１と同一の条件で前
処理及び無電解ニッケルメッキを行なったところ、やは
りニッケル金属がきれいに被覆された粒子と被覆されな
い粒子が混在し、非常に高い電気抵抗を示した。
実施例３
実施例１と同一の条件で前処理を行なった酸性基１００
ｍｍｏｌ／ｋｇポリマーを含有するアクリロニトリル
９３重量部とビニルアセテート７重量部の共重合体から
なる粒状物（平均粒径５０μ）２０りを硫酸鋼２１！、
水酸化ナトリウム３０Ｐ１酒石酸カリウムナトリウム３
０Ｐ、ホルマリン（３７％） １２０ ｃｃ を含む液
ｌｌ中で２０℃で１０分間処理した後、水洗し、乾燥を
行なった。
ｍｍｏｌ／ｋｇポリマーを含有するアクリロニトリル
９３重量部とビニルアセテート７重量部の共重合体から
なる粒状物（平均粒径５０μ）２０りを硫酸鋼２１！、
水酸化ナトリウム３０Ｐ１酒石酸カリウムナトリウム３
０Ｐ、ホルマリン（３７％） １２０ ｃｃ を含む液
ｌｌ中で２０℃で１０分間処理した後、水洗し、乾燥を
行なった。
得られた高分子粒状物０，１りを黄色ブドウ状球菌を植
種した寒天培地上ＫＷｔき、３７℃で２４時間菌の培養
を行なった。その結果、高分子粒状物周辺での黄色ブド
ウ状球菌の生育が認められずハローが発生した。従って
本発明の高分子粒状物は良好な殺菌効果を有することが
認められる。
種した寒天培地上ＫＷｔき、３７℃で２４時間菌の培養
を行なった。その結果、高分子粒状物周辺での黄色ブド
ウ状球菌の生育が認められずハローが発生した。従って
本発明の高分子粒状物は良好な殺菌効果を有することが
認められる。
実施例４
酸性基４００ ｍｍｏｌ／ｋｇポリマーを含有するアク
リロニトリル９５重量部とメチルアクリレート５重量部
の共重合体からなる粒状物（平均粒径５０μ）２０Ｐを
硝酸銀２０ｐ１アンモニア水（２８％） ２０ ｃｃ
を含む水溶液ｌｌ中罠浸潰して充分圧分散させた後、こ
の分散液にホルマリン（３７％）２００ｍ／を添加して
該粒状物の表面に銀メッキを行なった。
リロニトリル９５重量部とメチルアクリレート５重量部
の共重合体からなる粒状物（平均粒径５０μ）２０Ｐを
硝酸銀２０ｐ１アンモニア水（２８％） ２０ ｃｃ
を含む水溶液ｌｌ中罠浸潰して充分圧分散させた後、こ
の分散液にホルマリン（３７％）２００ｍ／を添加して
該粒状物の表面に銀メッキを行なった。
メッキ処理後、水洗、乾燥をし銀被覆高分子粒状物を得
た。得られた銀被覆高分子粒状物を用いて実施例３と同
一条件で殺菌効果の検討を行なったところ、黄色ブドウ
状球菌の生育は認められず良好な殺菌効果を有するもの
であった。
た。得られた銀被覆高分子粒状物を用いて実施例３と同
一条件で殺菌効果の検討を行なったところ、黄色ブドウ
状球菌の生育は認められず良好な殺菌効果を有するもの
であった。
本発明は上述のように特定のアクリロニトリル系ポリマ
ー粒状物を導電性金属により被覆したものであり、金属
微粒子に比較して比重が大幅に低くなる。
ー粒状物を導電性金属により被覆したものであり、金属
微粒子に比較して比重が大幅に低くなる。
従って他の樹脂と混練する際は、比重差が小さくなるの
で混線中の沈降が生じ難く均質混練が可能となる。この
ことは従来、電子製品の電磁波シールド用途として使用
する際に指摘されていた導電材料の導電性の不均一の問
題を解消し得るものであり、得られる効果は大きい。し
かも酸性基を４０ ｍｍｏｌ／ｋｇポリマー以上含有し
ているため、均一な金属被膜が従来の方法よりも少ない
薬品量で得られる。従って従来の金属被覆高分子粒状物
よりもコストが安価になるという利点を有りている。尚
、この場合、本発明の導電性粒状物を直接成形加工すれ
ば、完全に均質な導電性部材が得られ、精密な電子部品
の場合にも高度の電磁波シールドが可能となる。
で混線中の沈降が生じ難く均質混練が可能となる。この
ことは従来、電子製品の電磁波シールド用途として使用
する際に指摘されていた導電材料の導電性の不均一の問
題を解消し得るものであり、得られる効果は大きい。し
かも酸性基を４０ ｍｍｏｌ／ｋｇポリマー以上含有し
ているため、均一な金属被膜が従来の方法よりも少ない
薬品量で得られる。従って従来の金属被覆高分子粒状物
よりもコストが安価になるという利点を有りている。尚
、この場合、本発明の導電性粒状物を直接成形加工すれ
ば、完全に均質な導電性部材が得られ、精密な電子部品
の場合にも高度の電磁波シールドが可能となる。
また、銅や銀を被覆したものは導電性ばかりでなく、良
好な殺菌作用を有するため、細菌の繁殖を抑える必要の
ある浄水器や衣料品等へ本発明の金部被覆アクリロニト
リル系ポリマー粒状物を適用することができる。
好な殺菌作用を有するため、細菌の繁殖を抑える必要の
ある浄水器や衣料品等へ本発明の金部被覆アクリロニト
リル系ポリマー粒状物を適用することができる。
２９１
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、 酸性基が４０ ｍｍｏｌ／ｌｃｐポリマー以上含
有されてなる水不溶性のポリアクリロニトリル系粒状物
の表面に導電性金属が被覆されていることを特徴とする
導電性金属被覆ポリアクリロニトリル系粒状物。 ２、導電性金属が銀、銅又はニッケルである特許請求の
範囲第１項記載の導電性金属被覆ポリアクリロニトリル
系粒状物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11790284A JPS60262846A (ja) | 1984-06-08 | 1984-06-08 | 導電性金属被覆ポリアクリロニトリル系粒状物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11790284A JPS60262846A (ja) | 1984-06-08 | 1984-06-08 | 導電性金属被覆ポリアクリロニトリル系粒状物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60262846A true JPS60262846A (ja) | 1985-12-26 |
Family
ID=14723026
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11790284A Pending JPS60262846A (ja) | 1984-06-08 | 1984-06-08 | 導電性金属被覆ポリアクリロニトリル系粒状物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60262846A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2621328A1 (fr) * | 1987-10-05 | 1989-04-07 | Rhone Poulenc Chimie | Particules metallisees de polymere fonctionnalise reticule, leur procede de preparation et leur application a la fabrication de materiaux electro-conducteurs |
-
1984
- 1984-06-08 JP JP11790284A patent/JPS60262846A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2621328A1 (fr) * | 1987-10-05 | 1989-04-07 | Rhone Poulenc Chimie | Particules metallisees de polymere fonctionnalise reticule, leur procede de preparation et leur application a la fabrication de materiaux electro-conducteurs |
| US4943482A (en) * | 1987-10-05 | 1990-07-24 | Rhone-Poulenc Chimie | Metallized particles of crosslinked polymer, process for their preparation and their application in the manufacture of electrically conductive materials |
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