JPS6026274Y2 - 油量調節器のリセット機構 - Google Patents

油量調節器のリセット機構

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JPS6026274Y2
JPS6026274Y2 JP16954179U JP16954179U JPS6026274Y2 JP S6026274 Y2 JPS6026274 Y2 JP S6026274Y2 JP 16954179 U JP16954179 U JP 16954179U JP 16954179 U JP16954179 U JP 16954179U JP S6026274 Y2 JPS6026274 Y2 JP S6026274Y2
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JP
Japan
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reset button
float
oil
oil level
collar
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Application number
JP16954179U
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English (en)
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JPS5689555U (ja
Inventor
大士 山片
Original Assignee
神菱電機製造株式会社
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Publication date
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  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は石油ストーブ等の燃焼機において、燃料油の供
給量を一定に保つためフロートの上下動に応動して弁装
置を開閉させることにより器筐内へ流入する燃料油を自
動的に制御し、燃料油が基準値を越えて過大に流入する
とフロートをマグネットで引き付けて吸着ロックし弁口
を閉止させる油量調節器の安全装置、特にそのリセット
機構に関するものである。
このような油量調節器のリセット機構においてリセット
ボタンを一段目は浅く、2段目で最長ストロークとなる
ようにストッパーを設けたものは本考案者によって既に
提案されている(実開昭54−28727号)。
公知の装置はリセットボタンの挿入を阻止するストッパ
ー(挿入阻止片)をケース蓋体に設け、又回動規制を必
要とするため構造が複雑で製作組立に手間を要し、操作
も比較的離しいといった問題があった。
本考案はこのような点に対処したもので、その目的の第
1は必要時に右又は左へ回動させるだけの簡単なワンタ
ッチ操作でリセットボタンの押下ストロークを1段目か
ら2段目又はその逆に切換えることのできる油量調整器
のリセット機構を提供することであり、第2の目的は構
造が簡単で組立・分解も容易であり、安価に実施するこ
とのできる装置を提供することにある。
本考案はこのような目的を達成するためにリセットボタ
ンの上下摺動を案内する軸受ブツシュに弾性体よりなる
割リング形のカラーを回動自在に嵌メ、カラーの内面一
部に、リセットボタンと係止してその押下ストロークを
1段目に規制するストッパー用の突起を設けると共に、
この突起を軸受ブツシュの周胴に開設した透孔より中空
縦孔内の前記リセットボタンの保合可能位置へ出没自在
に突出せしめるように構成している。
以下その詳細を図面の実施例について説明する。
図において、1は器筐、2はその油室で、その中には一
端の枢軸3を支点に上下揺動自在にアーム4で支持され
たフロート5と、このフロートに連動して油室2内への
油量流入を制御する弁装置6とフロート5が油面の基準
値を越えて上昇したときにそれを吸着してロックするマ
グネット7及びその開放用リセットボタン8とが備えら
れている。
9は前記リセットボタン8を保持してその上下摺動を案
内する軸受ブツシュであり、器筐1の蓋体10の天板を
貫通してストップリング11にて固定され、その中空縦
孔9aにリセットボタン8の軸杆8aが嵌挿されるもの
である。
12は弾性体よりなる割リング形のカラーであり、軸受
ブツシュ9の周胴にそれを弾圧的に抱持する如く回動自
在に嵌められ、カラー12の一部には内向きに突出する
突起13を一体に有する。
一方軸受プッシュ9にはその周胴の一部に前記突起13
が嵌入し得る透孔14が開設され、それに突起13を嵌
入させると第2図のように突起の先端が周胴内壁より中
空縦孔9a内へ突出してリセットボタン8がそれに対向
するようになる。
この状態でリセットボタン8を押下するとボタン下縁8
bが縦孔9a内において突起13に受は止められる為そ
れ以上の下降は阻止される。
次にカラー12を右又は左へ少し回わすと突起13は透
孔14から抜ケ出る。
その為リセットボタン8は先の突起で受は止められる1
段目より、更に下位へ押下が可能となる。
油面が上昇して基準値を越えるとフロート5は油面と共
に上昇してマグネット7に吸着ロックされ、弁装置6は
閉止する。
この状態でリセットボタン8をはね15の附勢に抗して
押下させると軸杆8aの下端でフロート5の天板を押す
からフロート5は即座にマグネット7から外れるが、カ
ラー12の突起13が透孔14より引込んでいるときは
最下段まで強制的に押されるのでフロートのアーム4を
介してテコの力を弁装置に強く働らかせることかできる
弁装置にあっては、燃料油の粘着性のために弁口に弁体
が強く押付けたま)の状態に久しく放置すると次に急激
に開放する力が働いても急には開かない場合があり、従
ってそのようなときにはフロートを強制的に大きく押下
げてテコの力を働かせるようにしなけれはならないが、
リセットボタンの押下ストロークを必要に応じて変える
ことは仲々難しいものである。
本考案は上述の構成とすることによって突起を有するカ
ラーをその保有弾力を利用して軸受ブツシュに嵌着し、
それを必要時に右又は左へ回動させる簡単なワンダツチ
操作で突起をブツシュの周胴に開設した透孔より出没自
在に突出させることができ、それによってリセットボタ
ンの押下ストロークを簡単に1段から2段目へ切換えて
フロートの強制押下を迅速確実に行わせることができ、
而もカラーは常に軸受ブツシュに嵌着されて妄りに遊動
したり外れない為押下ストロークに狂を生じるおそれが
ないのは勿論、勝手に外れて紛失するようなおそれもな
いものであり、又構造が簡単で安価に実施できる等の実
用的効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施した油量調節器の縦断面図、第2
図は第1図A−A線の拡大断面図、第3図はカラーと軸
受ブツシュの斜視図である。 1・・・・・・器筐、2・・・・・・油室、3・・・・
・・枢軸、4・・・・・・アーム、5・・・・・・フロ
ート、6・・・・・・弁装置、7・・・・・・マクネッ
ト、8・・・・・・リセットボタン、9・・・・・・軸
受ブツシュ、12・・・・・・カラー 13・・・・・
・突起、14・・・・・・透孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 器筐の油室内に、一端の枢軸を支点に油面の上下変化に
    応動して上下動するフロートと、該フロートに連動して
    油室内への油量流入を制御する弁装置、及び前記フロー
    トが油面の基準値を越えて上昇したときにそれを吸着し
    てロックするマグネットとその開放用リセットボタンを
    備えた油量調節器にわいて、前記リセットボタンの上下
    摺動を案内する軸受ブツシュに弾性体よりなる割リング
    形のカラーを回動自在に嵌め、カラーの内面一部に、リ
    セットボタンと係止してその押下ストロークを1段目に
    規制するストッパー用の突起を設けると共に、この突起
    を軸受ブツシュの周胴に開設した透孔より中空縦孔内の
    前記リセットボタンの係合可能位置へ出没自在に突出せ
    しめるように構成した油量調節器のリセット機構。
JP16954179U 1979-12-06 1979-12-06 油量調節器のリセット機構 Expired JPS6026274Y2 (ja)

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JP16954179U JPS6026274Y2 (ja) 1979-12-06 1979-12-06 油量調節器のリセット機構

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JP16954179U JPS6026274Y2 (ja) 1979-12-06 1979-12-06 油量調節器のリセット機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5689555U JPS5689555U (ja) 1981-07-17
JPS6026274Y2 true JPS6026274Y2 (ja) 1985-08-07

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ID=29680373

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JP16954179U Expired JPS6026274Y2 (ja) 1979-12-06 1979-12-06 油量調節器のリセット機構

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JPS5689555U (ja) 1981-07-17

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