JPS60262560A - 飯米処理剤およびこれを使用する飯米処理方法 - Google Patents

飯米処理剤およびこれを使用する飯米処理方法

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JPS60262560A
JPS60262560A JP59117612A JP11761284A JPS60262560A JP S60262560 A JPS60262560 A JP S60262560A JP 59117612 A JP59117612 A JP 59117612A JP 11761284 A JP11761284 A JP 11761284A JP S60262560 A JPS60262560 A JP S60262560A
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JP
Japan
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rice
treating agent
water
proteolytic enzyme
treating
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JP59117612A
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Sadaji Fukumoto
福本 定次
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 この発明は飯米処理剤およびこれを使用する飯米処理方
法に関し、飯米の食味、品質等の向上に適するようにし
たものである。
く背景、従来技術〉 飯米処理剤およびこれを使用する飯米処理方法−1− として本発明者は先に特公昭57−14137の発明を
提案したが、さらに飯米の食味等について鋭意研究の結
果、飯米のつや、ねばりと共に食味に影響を生ずる要因
は、米の成分中の蛋白質ではないかと判断し、これに着
目した。通常、米の成分としては精白米’1ooo中に
は、 を含んでいて351カロリーを有している。この成分中
、炭水化物の大部分はでん、Slんで、複粒で且つ小さ
い多くのでんぷん小粒から出来ている。大きいでんぷん
粒は約100個ものでんぷん小粒からできており、楕円
体をなしている。米の場合、1個のアミノプラストと言
う袋状の顆粒の中に多くのでんぷん粒の結晶ができ、そ
れが群塊して1個の複粒が作られている。即ち米の胚乳
細胞には約200個のでんぷん粒が含まれ、それぞれ1
個のでんぷん粒がまた約100個のでんぷん小粒からな
つ−2− ている。イして米1粒の胚乳は約15万個の細胞から出
来ていて約30億個ので/Vぷん小粒がためられている
S1算になる。さらに、これらでんぷん粒は米の成分中
7%の蛋白質(グルテリンが主で、アルブミン、グロブ
リンも受路包含)にて包まれているもので、蛋白質の形
態は、でんぷん粒よりはるかに小さい球状の蛋白体で、
米粒の内部には少なく周辺部はど多くなっている。この
蛋白質の含有量が多いほど飯米に食味上まずさが残るも
ので、玄米の場合、搗精すると脂質、灰分、無機質、ビ
タミン等の減少は顕著にみられるが、蛋白質については
あまり減少が見られないもので、蛋白質は精白しても減
らないことが判明している。
く目的、構成〉 以」−のごとき知見にもとづき、本発明は米の成分中、
米粒の主として周辺部にある蛋白質を分解させることに
より、でんぷん粒を包んでいる蛋白体を溶かし、飯米と
して前記先行技術よりも一層簡単にしてまろやかな食味
を発揮できるよう改良させたものであり、飯米処理に用
いる処理剤とし−3− ては、白米重量に対して適量となる蛋白分解酵素を水で
うすめた溶液からなることを特徴とするものである。
そして上記のごとき飯米処理剤を用いて飯米処理を行な
うには、飯米処理剤となる溶液に白米を浸水後水切りを
行ない炊飯するか、白米の洗米後に上記溶液を微量添加
させて炊飯することを特徴とする方法である。
〈実流例〉 次いで、この発明の実施例について以下に例示する。
■ 洗米液として用いて飯米処理する場合白米重量の0
.5%に相当する蛋白分解酵素例えば商品名ニブロチア
ーゼ[アマノIP3−−天野製薬株式会社製を白米重量
の1.5倍の水でうすめて造る。
そして、これを用いる飯米処理方法の実施については、
上記用役に精白米を30〜60分浸水し、これをザル等
にあげて水切りをし、普通に炊飯J−る。
−4− ■ 精白米に加工する場合、 白米重量の0.2%に相当する上記蛋白分解酵素を白米
重石の0.5%の水に溶かして飯米処理剤を造り、これ
を精白米に添加させせて加工米とし、この加工米を炊飯
時には通常の洗米をせず、白米重量程度の水に30〜6
0分浸水させ、ザル等に上げて水洗い水切りし普通に炊
飯させる。
■ 炊飯時に混入する場合 通常の炊飯と同様、洗米してから、−に記飯米処理溶液
を白米重量の0.1%添加して炊飯する。
■ 古米臭の脱臭を行なう場合 古米を炊飯する場合については、上記飯米処理溶液にザ
イクロデキストリンを混合した溶液を用い、先の■の場
合のごとく浸水後、溶液を洗い流すことにより完全に脱
臭させた状態で炊飯できる。
尚、1記実施例■よりも力価の低い蛋白分解酵素例えば
商品名プロテアーゼ[アマノJP(大野−5− 製薬株式会社製)を用いる場合には、白米重量に対して
0.7%程度に増量して実施すればよく、逆に力価の高
いものであれば減量すればよい。
〈効果〉 以上の何れ場合についても、蛋白質が適度に分解され、
ふっくらとした食味上好適な炊飯状態が得られ、冷えて
もパザパサとした状態でなくいつまでもまろやかなつや
とねばりのある米飯が1qられた。
尚、上記実施例■■■で用いられた飯米処理溶液は、そ
のまま廃棄せず回収後、さらに蛋白質分解酵素を若干追
加してやると再利用ができる。また飯米処理溶液を40
〜50℃程度の温水にしておくと酵素反応が早く活性効
果が上がる。
そして白米重量に対して適量となる蛋白質分解酵素の量
は、経済性の考慮からと、蛋白質分解機能が飯米に機能
するに適した範囲内のものである。
即ち、高価な蛋白分解酵素をできる丈経済的な経費で用
いて、多産性の低品位米の質を高級の食味に向上させる
ことが可能となる範囲である。
−6− また、蛋白質分解酵素は自然食品の天然物であって、米
成分中に7%包含されている蛋白質に対して酵素の温和
な変性作用にJ:って良好な風味を生じるものである。
そして使用量の多少の増減や、長時間酵素溶液へ米が浸
水されていても米の変質や炊飯の失敗はなく、使用し易
く、簡単で安全性の高い飯米処理が実現できる。
特許出願人 福 本 定 次 −7− 391−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 白米重量に対して適量となる蛋白分解酵素を水で
    うすめた溶液からなることを特徴とする飯米(3)処理
    剤。 2、 白米重量に対して適量となる蛋白分解酵素を水で
    うすめた溶液に白米を浸水後水切りを行ない炊飯するか
    、白米の洗米後に上記溶液を適量添加させて炊飯するこ
    とを特徴とする飯米処理方法。
JP59117612A 1984-06-07 1984-06-07 飯米処理剤およびこれを使用する飯米処理方法 Pending JPS60262560A (ja)

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