JPS60262447A - ガラススリ−ブ形半導体装置 - Google Patents

ガラススリ−ブ形半導体装置

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JPS60262447A
JPS60262447A JP59118954A JP11895484A JPS60262447A JP S60262447 A JPS60262447 A JP S60262447A JP 59118954 A JP59118954 A JP 59118954A JP 11895484 A JP11895484 A JP 11895484A JP S60262447 A JPS60262447 A JP S60262447A
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JP
Japan
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sleeve
glass sleeve
electrode
residual stress
slag
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Kensuke Suzuki
健介 鈴木
Mitsusachi Matsuzaki
松崎 光幸
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はガラススリーブ形半導体装置に係如、特に、ス
ラグ電極と半導体ベレットの接触を完全なものとする構
成に関するものである。
〔発明の背景〕
ガラススリーブ形半導体装置は第1図の如き構造となっ
ている。即ち、鉄−ニッケル合金を銅で被覆したジュメ
ット線と呼ばれるものの表面に酸化銅層を設け、所定の
長さに切断して得た1対のスラグ電極lの間に1個のP
ffi接合が形成された(図示していない)半導体基体
2の一面に銀等のバンプ電極3を固着した半導体ベレッ
ト4を配置して、両スラグ電極1間にわたってガラスス
リーブ5を設け、加熱することでこのガラススリーブ5
を溶かし、スラグ電極lに溶着させて、半導体ベレット
4を気密封止している。スラグ電極lには銅等のリード
6が溶接されていることが多い。
本形半導体装置では、スラグ電極1と半導体ベレット4
の間は接着されておらず、圧接されてい、る。
この圧接力は、従来、半導体ベレット4とガラススリー
ブ5の熱膨張係数差によって得るものであるとされ、具
体的には、半導体ベレツ)lを構成する半導体基体2と
バンプ電極3の厚みの比で制御されていた(特開昭58
−112345号公報)。
本発明者等の実験によれば、こうした一連の半導体ベレ
ット4とガラススリーブ5の熱膨張係数差によって半導
体ペレット4とスラグ電極lの間の圧接力を得ることは
適切ではなく、大きな圧接力は得られないことが確めら
れた。
圧接力のばらつきは装置の信頼性に大きな影響を及ぼし
、圧接力の小さなものは、熱的なゆさぶりで断線不良を
起す問題があった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、半導体ペレットとスラグ電極の接触を
完全なものとし信頼性を高めたガラススリーブ形半導体
装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明の特徴とするところは、スラグ電極材とスリーブ
ガラス材の熱膨張係数差を大きくしてスラグを極とガラ
ススリーブの溶着部におけるガラススリーブ内での残留
応力み半4値を60Kp/m以上とすることにある。
〔発明の実施例〕
本発明の一実施例として、第1図の構造のガラススリー
ブ形半導体装置において、スラグ電極12バンプ電極3
を含めた半導体ペレット4、ガラススリーブ5の各々の
熱膨張係数はr4xlo−7/c。
6 10XIO−’/C,100XIO−7/U とした。
このよとなっている。
次に、本発明を1得るに至った考察と実験結果について
説明する。
従来、スラグ電極lと半導体ペレット4の圧接力を高め
るためには、両者1.4の熱膨張係数差を大きくシ、溶
着加熱作業後に、半導体ペレット4よりガラススリーブ
5の方がより大きく収縮すれば良いと考えられていたが
、半導体ペレット4は厚さが薄いため、充分な圧接力を
得られないと考え、むしろ、従来、放置されていたスラ
グi&r、極1とガラススリーブ5の関係に着目し、両
者l。
5の熱膨張係数差を大きくして、ガラススリーブ5がス
ラグ電極lよシ大きく収縮すれば、ガラススリーブ5内
に残留応力を生じ、この残留応力を緩和するべく、ガラ
ススリーブ5内には半導体ペレット4の部分に位置する
ガラススリーブ5を引き寄せるような残留応力を生じ、
その結果、スラグ電極lと半導体ペレット4の圧接力が
高まるのではないかと考えた。
そこで、本発明者等は、半導体ペレット4の熱膨張係数
、寸法は固定し、スラグ電極11ガラススリーブ5の材
料により熱膨張係数を変え、ガラススリーブ5内での残
留応力を測定してみた。
第2図はその実験結果を示している。
用いたサンプルは、半導体ペレット4の平均熱膨張係数
が76XlO’−7/C,ガラススリーブ5の熱膨張係
数は100XIO−’/Cと固定し、スラグ電極lの熱
膨張係数を55〜9oxtO−’/Cと変化させたもの
を用いた。ガラススリーブ5内での残留応力は偏光顕微
鏡で容易に実測できる。
第2図によれば、半導体ペレット4部におけるガラスス
リーブ5内の残留応力はスラグ電極1との溶着部におけ
るガラススリーブ5内の残留応力を犬きくする程大きく
なり、従って、スラグ電極lとガラススリーブ4の材料
の熱膨張係数差を大きくすることが良く、スラグ電極l
と半導体ペレット4の圧接力に大きな影響を及ぼすこと
が明らかになった。
そこで、ガラススリーブ5内の溶着部の残留応力の異な
るサンプルに断続通電により熱ストレスを加え(熱のゆ
さぶり)、断線不良の発生率を調べた。第3図はその結
果を示す。
第3図によれば、溶着部でのガラススリーブ5内の残留
応力が60 Kg / cd以上であれば、断続通電に
よシ断線不良を生じないことが明らかである。
本発明は本発明者等の考察とその裏付けとなった実験結
果より得られたものである。
ガラススリーブ5内における残留応力は大きい程良いが
、あまり大きくすると、溶着部で残留応力によりクラッ
クを生じ、気密封止性を失ってしまうので、ガラススリ
ーブ5として用いられる材料そのものが持つ引張強度以
内にとどめておくべきである。即ち、残留応力の上限は
スリーブガラス材の引張応力である。
以上の実験では、スラグ電極材料を変えているが、スリ
ーブガラス材料を変えても良いことは当然である。即ち
、溶着部でのガラススリーブ5内の残留応力が60Kg
/−以上となるような、スラグ電極1とガラススリーブ
5の材料の各種の組合せが本発明によって実施できるの
で、スラグ電極11ガラススリーブ5に要求される各種
の性能に応じて、材料を圧意に選択できる利点も有して
いる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、半導体ペレット
とスラグ電極の接触が完全で、信頼性の高いガラススリ
ーブ形半導体装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はガラススリーブ形半導体装置を示す断面図、第
2図はガラススリーブ形半導体装置のスラグ電極に対す
るガラススリーブの溶着部の残留応力と半導体ベレット
部のガラススリーブの残留応力の関係を示す図、第3図
はガラススリーブ形半導体装置のスラグ電極に対するガ
ラススリーブの溶着部の残留応力と断線不良率の関係を
示す図である。 l・・・スラグ電極、2・・・半導体基体、3・・・バ
ンプ電極、4・・・半導体ペレット、5・・・ガラスス
リーブ、6・・・リード。 も 1 口 乙 lco 80 +00 120 碧引キ詐力゛う77\留2収、カび℃そ、2)不 3 
図 1ho 80 700 120

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.1対のスラグ電極の間に半導体基体の一面にバンプ
    電極を有する半導体ベレットが配され、両スラグ電極に
    溶着されたガラススリーブで半導体ヘレットを気密封止
    されているガラススリーブ形半導体装置において、スラ
    グ電極材とスリーブガラス材の熱膨張係数の差によりス
    ラグ電極とガラススリーブの溶着部におけるガラススリ
    ーブ内での残留応力は60Kg1crd以上となってい
    ることを特徴とするガラススリーブ形半導体装置。
JP59118954A 1984-06-08 1984-06-08 ガラススリ−ブ形半導体装置 Granted JPS60262447A (ja)

Priority Applications (1)

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JP59118954A JPS60262447A (ja) 1984-06-08 1984-06-08 ガラススリ−ブ形半導体装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59118954A JPS60262447A (ja) 1984-06-08 1984-06-08 ガラススリ−ブ形半導体装置

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Publication Number Publication Date
JPS60262447A true JPS60262447A (ja) 1985-12-25
JPH0467339B2 JPH0467339B2 (ja) 1992-10-28

Family

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JP59118954A Granted JPS60262447A (ja) 1984-06-08 1984-06-08 ガラススリ−ブ形半導体装置

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