JPS60261769A - アンチスキツド制御装置 - Google Patents
アンチスキツド制御装置Info
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- JPS60261769A JPS60261769A JP11545684A JP11545684A JPS60261769A JP S60261769 A JPS60261769 A JP S60261769A JP 11545684 A JP11545684 A JP 11545684A JP 11545684 A JP11545684 A JP 11545684A JP S60261769 A JPS60261769 A JP S60261769A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/32—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
- B60T8/58—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration responsive to speed and another condition or to plural speed conditions
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、車両の制動時にスリップ率が所定値以上とな
る時に、制動液圧の減圧制御を行なうアンチスキッド制
御装置の改良に関する。 〔技術の背景〕 − 車両における車輪と路面との摩擦係数μは一般に第16
図に示すように、所定のスリップ率λ。 (約15%)の時に最、大μ(max)となり、この時
に、車両における制動効率が最大となる。そこで、通常
のアンチスキッド制御装置では、車両の制動時において
、車輪のスリップ率λが常時当該スリップ率λ。付近の
値となるように、制動液圧を増圧、減圧あるいは保持に
切り換え制御するものである。その結果、制動時におけ
る停止距離の短縮が図れると共に、操縦安定性の確保が
可能となる。 〔従来技術と問題点〕 そこで、従来のアンチスキッド制御装置では、スリップ
率λが所定スリップ率λ。以上となる時には、車輪の回
転を回復させるために、制動液圧を減圧するように制御
している。その具体的な制御としては、例えば第17[
iJに示すようなものがある。尚、スリップ率λは車輪
速Vwと車体速Vcとに基づいて λ= I Vw/Vc としてめられるが、制動時における車体速Vcの検出が
容易でないことから、この例では、車体速Vcとして車
輪減速度が所定値btvc達した時の車輪速ybから所
定の傾きをもつ疑似的な車体速(以下、疑似車速Viと
いう)と発生するようにしている。 まず、制動を開始して制動液圧Pが増圧され、車輪速V
wが減少すると共に、その減手速度も上昇して所定値b
1に達すると、上記疑似車速Viが順次出力される一方
、更に車輪速の急激な減少を押えるために制動液圧Pの
増圧と中断して、比較的高い液圧で制動液圧Pが保持さ
れる。そして、この状態で、車輪速vwが減少し、当該
車輪速Vwがスリップ率λ。 礼= 1− Vw /Vf = 15%に対応した’V
wo = 0.85 X Viに達すると、スリップ率
λが所定値λ。を超えたということで、制動液圧Pが減
圧制御される。その後、この制動液圧Pの減圧によって
車輪減速度が小さくなり、更に車輪速Vwが回復して、
その加速度がa、に達’ −i、bよ、え01.。□、
□、え。 ために制動液圧PのA圧を中断して、比較的低い液圧で
制動液圧Pが保持される。そして、車輪速Vwがスリッ
プ率へに対応したVw o = V i X O,85
と超える一方、車輪加速度が所定値a1を下回ると、制
動液圧Pが増圧制御され、以後、上記と同様の制動液圧
制御が繰返し行なわれるようになる。 上記のような制動における制動液圧Pの制御によれば、
スリップ率λが所定値λ。以上となる期間Eに制動液圧
Pの減圧制御によって、所定値λ。以上となったスリッ
プ率λを当該所定値に回復させることが可能となる。 ところで、上記のような制動液圧Pの制御において、車
輪との摩擦係数μ(以下、路面μという)が比較的大き
くなる路面(以下、高μ路面という)では、車輪がロッ
クすべき液圧P(1ock)が高いことから、制動液圧
Pは比較的高い液圧領域で変化し、一方路面μが比較的
小さくなる路面(以下、低μ路面という)では、工1、
o y 、?−”CtiEEP (lock) 5fk
kイl # ’から、制動液圧Pは比較的低い液圧領域
で変化することになる。 また、制動液圧Pを制動力として車輪に伝達するホイル
シリンダ等の液圧系のアクチュエータの減圧特性は、一
般に第18図に示すように、高液圧領域では減圧速度が
大きく、低液圧領域では減圧速度が小さくなる。 上記のことから、特に高μ路面での制動において、制動
液圧Pの減圧時に、当該減圧制御を中断するための条件
、例えば車輪加速度が所定値a、に達したことを検出す
るの示達れると、制動状態が、第16図における領域■
、■から一気に領域■における低域にまで達してしまう
。そして、この領域■における低域では、第16図に示
すように、スリップ率λの変化に対して摩擦係′l&(
路面μ)の変化が大きくなることから、制動液圧Pのわ
ずかな差が制動効率、即ち制動力に影響2与え、例えば
操舵輪全独立してアンチスキッド制御する場合、左右車
輪の制動力のアンバランスからステアリングによる操舵
が不安定になるという可能性がある。 そこで、上記高μ路面での制動において、比較的高液圧
領域内での減圧制御を行なうため、液圧糸におけるアク
チュエータの特性を第18図の点線で示すようなものに
することが考えられる。 しかしながら、このようにアクチュエータの特性全全体
として変更すると、低μ路面で制動液圧Pの比較的低い
領域での液圧制御が行なわれると、その液圧制御におけ
る減圧速度が更に小さくなり、今度は、当該低μ路面で
車輪の回転(車輪速)の回復が遅れ、車輪がロックする
可能性がある。 〔発明の目的〕 本発明は上記に鑑みてなされたもので、低μ路面での減
圧特性と適正に保持しつつ、高μ路面で、できるだけ高
い液圧す域での制動制御を可能にしたアンチスキッド制
御装置を提供することを目的としている。 〔発明の構成〕 上記目的を達成するため、本発明は、車両の制動時に、
スリップ率が所定値以上となる時に、制動液圧の減圧制
御を行なうアンチスキッド制御装置において、更に制動
時の路面μを考慮するようにし、当該路面μが所定値よ
り高い状態にあることを判定する判定手段と、この判定
手段からの当該判定出力に基づいて上記制動液圧の減圧
制御を緩やかな減圧特性に制御する制御手段と2備える
ようにしたものである。 〔発明の実施例〕 以下、本発明の実施例と図面に基づいて説明する。 第1図は本発明に係るアンチスキッド制御装置の基本構
成を示すブロック図である。即ち、基本的にこのアンチ
スキッド制御装置(アンチスキッド制御回路100)は
、制動時に、車輪速センサ1から出力される車輪102
の回転速に比例した周波数の検出信号に基づいて、制動
液圧に イ。7□、’J > 1” 101カ1.オイ
2いッ1,2ヶ、。3に至る経路に設けた流入弁14(
以下、EV弁14という)の切り換え制御と、ホイルシ
リンダ103からリザーバタンク104、液圧回収用の
ポンプ17を介してマスクシリンダ101に至る液圧回
収経路の上記リザーバタンク104、ポンプ17の前段
に設けた流出弁15(以後、AV弁15という)の切り
換え制御とを行なうものである。そして、EV弁14の
切り換え信号(以下、EV倍信号いう)とAv弁15の
切9換え信号(以下、AV信号という)とによってホイ
ルシリンダ103の液圧、即ち制動液圧は次表のように
制御されることになる。 表 ここで、アンチスキッド制御回路100の具体的な構成
は第2図に示すようになっている。同 1図において、
2け車輪速センサ1からの出力信号に基づいて車輪速V
wを演算する車輪速検出回路、3は車輪速検出回路2か
らの検出車輪速信号を例えば微分処理して車輪の加速度
及び減速度(負の加速度)を検出する加減速度検出回路
である。4はスリップ率λを検出するうえで必要となる
壕似車速V+ (疑似的な車体速)を発生する疑似車速
発生回路、5は加減速度検出回路3からの検出減速度が
基準減速度す1以上となる時にHレベル信号(以下、b
1信号という)と出力する比較回路であり、上記疑似車
速発生回路4は比較回路5からのす、信号が入力する毎
に、例えばその時車輪速検出回路2から出力される検出
車輪速値から予め定めた一定の傾き?もった速度直線と
なる疑似車速Vi、又は前回上記b1信号が入力した時
の検出車輪速と今回の検出車輪速とを結ぶ速度直線とな
る疑似車速VIと出力するようになっている。6け目標
車輪速発生回路であり、この目標車輪速発生回路6は疑
似車速発生回路4からの疑似車速v1に基づいて制動効
率が最大付近となるスリップ率λ。 礼= 1− (vwo /Vi ) に対応した制御目標となる目標車輪速Vwo f出力す
るもので、具体的には、八が約0.15 (15%)と
なることから Vwo ” vt X OB 5 の演算を行ないその演算値を出力するようになっている
。 7は目標車輪速発生回路6からの目標車輪速Vw oと
車輪速検出回路2からの検出車@ M Vwとを入力し
、検出車輪速Vwが目標車輪速Vwoを下まわった時に
Hレベル信号(以下、スリップ信号という)f!:出力
する比較回路、8は加減速度検出回路3からの検出加速
度が基準加速度35以上となる時にHレベル信号(以下
、a、信号という)と出力する比較回路、9は比較回路
5と同様に加減速度検出回路3からの検出減速度が基準
減速度b1以上となる時にHレベル信号(bI倍信号を
出力する比較回路である。そして、比較回路8からのa
、信号の反転信号と比較回路7からのスリップ信号との
アンドゲート10によるアンド信号(AV信号)が、後
述するようなAY信号調整回路18を経て更にドライバ
13を介してAV弁15に入力し、また、比較回路8か
らのa1信号と比較回路9からのす、信号とアンドゲー
ト10からの出力信号とのオアゲート11によるオア信
号(EV倍信号がドライバ12を介してEV弁に入力す
るようになっている。 16はアンドゲート10からの出力信号(AV信号八へ
する毎に、その立ち上りで起動がかかり、所定時間(例
えば2秒程度)のHレベル信号(以後、MR倍信号いう
)?出力するIJ ) IJガプルタイマであり、この
リトリガブルタイマ16からのMR倍信号よって液圧回
収用のポンプ17が作動するようになる一方、上記積車
車速発生回路4がこのMR倍信号よって更に制御される
ようになっている。 ここで、上記AV信号調整回路18は、高μ路面におけ
る減圧特性?変調する手段であり、当該高μ路面の判定
は、加減速度検出回路3からの検出加速度に基づいて行
っており、具体的には車輪加速度が所定値αth(例え
ば10G)に達し、車輪速が急激に回復した場合に、高
μ路面と判定するようにしている。そしてこのAV信号
調整回路18の具体的な構成は例えば第3図に示すよう
になっている。 同図において、181は加減速度検出回路3からの検出
車輪加速度αWが所定値αth以上となる時にHレベル
信号を出力する比較回路、182は比較回路181の出
力の立ち上がりでセットする一方、リトリガブルタイマ
−6からのM R,信号の立ち上がりでリセットするフ
リップフロップ(以下、FFという)、183は所定周
期の矩形パルス信号?出力するパルス発生回路、184
け切り換えスイッチであり、この切り換えスイッチ18
4はFF182の出力QがHレベルの時にパルス発生回
路183側に切り換わり、同出力QがLレベルの時に回
路電源Ecc(例えば+5V)側を維持するものである
。そして、上記切り換えヤ ーイッチ184を介したパルス発生回路183がら 1
のパルス信号又は電源Ecc電圧信号によってゲートコ
ントロールされるアンドゲート185を介して、第2図
におけるアンドゲート10からのAV信号がドライバ1
3に伝送されるようになっている。 次に、本装置の作動について説明する。 まず、車輪加速度αWが所定値αth以上となることが
なく、第3図における切り換えスイッチ184が電源E
cc(fiffを維持して、アンドゲート10からのA
V信号−が常時許容状態きなるアントゲ−) 185を
介してそのままドライバ13に伝送される場合の、基本
的なアンチスキッド制御の作動について説明する。 運転者がブレーキペダルと踏み込んで制動液圧(ホイル
シリンダ103内の液圧)が上昇すると、それに伴って
車輪速が減少すると共に車輪減速度(負の加速度)が増
加する。ここで、車輪減速度が更に増加して所定値す、
に達すると、比較回路9からす、信号が出力し、オアゲ
ート11を介した当該す、信号(EV倍信号によってE
V弁14が作動し、制動液圧がその時点で保持される。 この時、上記車輪減速度が所定値b1に達した時点で、
疑似車速発生回路4からその時点での検出車輪速から所
定の傾きをもった疑似車速Viが出力し、と゛同時に目
標車輪速発生回路6からスリップ率λ。に対応した目標
車輪速Ywo (=Vi X O,85)が順次出力す
る。そして、上記のような制動液圧の高液圧での保持に
よって車輪速が更に減少して上記目標車輪速Vwo f
下まわると、比較回路7からスリップ信号が出力し、ア
ンドゲート10に介した当該スリップ信号(AV信号)
によってAV弁15が作動すると共に、オアゲート11
ヲ介した同スリップ信号(EV倍信号によってEV弁舅
の作動状態が保持し、制動液圧が減圧される。このよう
に制動液圧が減圧されると、それに伴って車輪速及び車
輪加速度が復帰し、当該車輪加速度が所定値a、に達す
ると、比較回路8から31信号が出力し、オアゲート1
1に介した当該al信号(、BY倍信号によってbv弁
14の作動が更に持続する一方、同a、信号によってア
ンドゲート10が禁止状態となることからAY弁15が
初期状態に復帰し、制動液圧が保持される。このように
制動液圧が比較的低い液圧ながらも保持されると、車輪
速が上記目標車輪速を超えて(この時点で上記スリップ
信号はなくなる)ある程度増加した時点で再び減少を開
始すると共に、車輪加速度もまた、上記所定値31以上
の値から減少していく。ここで、この車輪加速度が所定
値a、を下ま2わると、比較回路8からのa、信号が立
ち下がり、その時点での各比較回路7.9からの出力が
Lレベルであることと相俟ってEV倍信号AV信号がL
レベルとなり、制動液圧は再び増圧される。そして、車
輪速及び車輪加速度が更に減少し、以後、上記と同様な
制動液圧の制御が順次繰り返されることになる。 即ち、上記制動時における制動液圧の切り換え制御は第
4図に示すように車輪加減速度αWとスリップ率λ(実
際にはVw/Vi)とに基づい1 アオh Th!IJ
?&I14− YVC%v−ヶゎ。あ。 次に、上記のような基本的なアンチスキッド制御の過程
で、例えば第5図に示すように時刻t、で加減速度検出
回路3からの検出車輪加速度αWが所定値αthを超え
ると、第3図におけるF F’ 182がセットされ、
その出力QがHレベルとなり、切り換えスイッチ184
がパルス発生回路183側に切り換わる。一方、このよ
うな状態で、車輪加速度αWが減少して、時刻t、で所
定値a8を下回ると上記同様制動液圧Pが増圧制御され
、更に車輪減速度が所定値b11超えると(時刻ts)
液圧保持が行なわれ、この車輪減速度が再び所定値b1
を下回ると(時刻t4)制動液圧が増圧される。そして
、当該増圧によって車輪減速度が再び所定値b12超え
ると(時刻’5)液圧が保持され、その後時刻t6で車
輪速Vwがスリップ率λ。に対応した目標車輪速Vwo
(= Vi X O,85)と下回ると、比較回路7
からスリップ信号が出力されることになるが、この時、
このスリップ信号によって許容状態となるアンドゲート
184(第3図における)を介して、パルス発生回路
1183からのパルス信号がAV信号としてドライバ1
3に伝送され、Av弁15がこのパルス信号に同期して
、オン・オフ作動と繰り返す。その結果、時刻t、以後
の減圧が、第5図に示すように緩やかな減圧特性となる
。 上記のように本実施例によれば、車輪加速度αWが所定
値αth以上となることを検出した時に高μ路面と判定
し、以後の減圧制御において、AV弁15をパルス発生
回路183からのパルス信号に同期させてオン・オフ作
動させるようにしたため、高μ路面における減圧が緩や
かな減圧特性とな9、当該高μ路面における制動では制
動液圧が比較的高い液圧で制御されるようになる。 第6図は、本発明の他の実施例における制動液圧系を示
すブロック図である。 この例は、第1図に示す液圧系の構成要素に、ホイルシ
リンダ103内の液圧を減圧する経路を更に一系統付加
したものである。そして、当該液圧経路にはオリフィス
105を設けると共に、流出弁15゛(以下、A V’
弁15’ トイウ) kmkf、このAV’弁15゛が
作動した時には、オリフィス105の作用によりAY弁
15が作動した時に比べ、ホイルシリンダ103内の液
圧の減少速度(減圧速度)が小さくなるようになってい
る。 一方、この液圧系と制御するアンチスキッド制御回路1
00の具体的構成は第7図に示すようになっている。第
2図におけるAV信号調整回路18の代わりに、加減速
度検出回路3からの検出車輪加速度αWが所定値αth
(例えば10G)以上となるときにHレベル信号を出
力する比較回路19と、この比較回路19からの出力の
立ち上がりでセットされ、リトリガブルタイマ16から
のMR倍信号よってリセットされるフリップフロップ2
0(以下、FF’20という)と、とのF F 20の
反転出力Qによってゲートコントロールされるアンドゲ
ート21と、FF20の出力Qによってゲートコントロ
ールされるアンドゲート22とを設けたものとなってい
る。そして、アンドゲート10からの出力信号は一方で
AV信号として上記アンドゲート21、ドライバ13を
介して、AV弁15に入力するようになり、また他方で
AV’信号として上記アントゲ−1−η、ドライバ13
′と介してAV’弁15′に入力するようになっている
。 このような装置では、通常F F 20がリセット状態
となることから、その反転出力QがHレベルとなり、ア
ンドゲート21が許容状態となって、制動液圧の制御が
、AV信号によるAV弁15の切り換え制御上、オアゲ
ート11からの刃V@号によるEV弁14の切り換え制
御とによって行なわれるが、車輪加速度αWが所定値α
thを超えて高μ路面の判定がなされると、FF20が
セットされてその出力QがHレベルとなり、アンドゲー
トηが許容状態となって、制動液玉の制御が、AV’信
号によるAV’弁15′の切り換え制御と、上記ffV
信号によるEV弁14の切り換え制御とによって行なわ
れる。 上記のように、本実施例によれば、車輪加速度αWが所
定値αthを超えて高μ路面の判定がなされると、通常
のAV弁15の制御が無効となる一方、AV’弁15′
の制御が有効となることから、高μ路面での減圧が級や
かな減圧特性となり、当該高μ路面における制動では制
動液圧が比較的高い液圧で制御されるようになる。 第8図は本発明に係るアンチスキッド制御装置の更に他
の実施例を示すブロック図である。 本実施例では、疑似車速発生回路4け、制動を開始l−
て、初めてのす、信号出力時に、その時の検出車輪速値
Vb(0)から所定の傾き、例えば60.4Gの傾きを
もった速瓜直線を疑似車速Viとして発生し、以後、−
信号が発生する毎に、その時の検出車輪速vb(n)か
ら、当該検出車輪速値Vb(rl)と上記制動初期にお
ける検出車輪速値Vb(0)とを結ぶ直線の傾きkもっ
た速度直線を疑似車速Viとして発生するようになって
いる。 そして、AV信号調整回路23では、上記疑似車速Vi
の傾き情報から高μ路面の判定を行なうようになってお
り、具体的には、上記傾きムが大きい時は車体速の減速
傾向が大きいことから高μ路面と判定するものである。 軒 〜 ここで5疑似車速発生回路4の具体的構成は第9図に示
すようになっている。同図において、40aは第2図に
おけるリトリガブルタイマ16からのMR倍信号インバ
ータG2を介した反転信号と同比較回路5からのす、信
号とのアンドゲートG、によるアンド信号に同期して車
輪速検出回路2からの検出車輪速と抽出保持するサンプ
ルホールド回路、40I)は上記す、信号に同期して同
検出車輪速を抽出保持するサンプルホールド回路であり
、また、41は所定の周期でインクリメントするタイマ
カウンタ、40CFi上記アンドゲートG、からの出力
信号に同期してタイマカウンタ41の数値を抽出保持す
るサンプルホールド回路、40dは上記す、信号に同期
してタイマカウンタ41の数値を抽出保持するサンプル
ホールド回路テある。42はサンプルホールド回路40
aのサンプリング車輪速値Voからサンプルホールド回
路40bのサンプリング値Vb Th減算する減算回路
、43はサンプルホールド回路40Cのサンプリング値
T。 からサンプルホールド回路40dのサンプリング値Tb
を減算する減算回路であり、44は減算回路42からの
減算値(To −Wb )を減算回路43からの減算値
(To −Tb )で除する除算回路である。また、4
5は所定の車輪速傾き信号、例えば0.4Gに相当する
傾き信号を発生する傾き発生回路、46は傾き発生回路
45からの傾き信号と除算回路44からの演算出力 (Vo −Vb ) / (To −Tb )2を切り
換える切り換えスイッチであり、更に、47けサンプル
ホールド回路40b保持されたサンプリング値’I’
b (n)からタイマカウンタ41からの出力値を減算
する減算回路、48はこの減算回路47からの減算値と
、除算回路44からの除算値又は切り換えスイッチ46
を介した傾き発生回路45からの傾き値とを乗算する乗
算回路であり、49はサンプルホールド回路40bに順
次サンプリングされる検出車輪速値から乗算回路48か
らの演算出力を減算する減算回路である。そして、50
は上記す、信号とMR倍信号アンドゲートG、によるア
ンド信号の立ち上りでセットされ、MR倍信号立ち下が
りでリセットされるR8フリップ70ツブ(以下、単に
FF50という)であり、上記切り換えスイッチ46が
このPIF50の出力QがLレベルの時に傾き発生回路
45側に、同出力QがHレベルの時に除算回路44側に
夫々切り換えられるようになっている。 一方、AV信号調整回路乙の具体的な構成は第10図に
示すようになっている。同図において、231は疑似車
速発生回路4からの上記傾き情報Aが所定値AIh(例
えば0.5 G相当)以上となる時Hレベル信号を出力
する比較回路、232は所定周期の矩形パルス信号を出
力するパルス発生回路、233は切り換えスイッチであ
り、この切り換えスイッチ233は比較回路231の出
力がHレベルの時にパルス発生回路232側に切ゆ換わ
り、同出力がLレベルの時に回路電源Ecc側を維持す
るものである。そして、上記切り換えスイッチ233と
介したパルス発生回路232からのパルス信号又は電源
Eccの電圧信号によってゲ鞭 −11,)。−75□
うエア4.アー) 234 !?介して、第8図におけ
るアンドゲート10からのAV信号がドライバ13に伝
送されるようになっている。 次に、本装置の作動を説明すると、疑似車速Viの傾き
が所定値Ath以上となることがなく・第10図におけ
る切り換えスイッチ233が電源Ecc側と維持して、
アンドゲート10からのAV信号が常時許容状態となる
アンドゲート234を介してそのままドライバ13に伝
送される場合の基本的なアンチスキッド制御の作動け、
前述したような第1の実施例と同様の作動となる。 このような基本的なアンチスキッド制御の過程で、第9
図に示す疑似車速発生回路4け第11図のタイミングチ
ャートで示すように次のような作動を行なう。 制動を開始し、時刻t。で車輪減速度が初めて所定減速
度す、に達すると、比較回路5からのb1信号の立ち上
がりに同期してサンプルホールド回路40a、同40b
に車輪速検出回路2からの検出車輪速力、値7.(。)
−7゜よL”(ヶッ7.ツケ、1 )ると共に、同す、
信号の立ち上がりに同期してサンプルホールド回路40
C1同40dにタイムカウンタ41からのカウント値T
(0) −Toがサンプリングされる。また、この時
点で当該制御装置でのAV信号がLレベルとなっている
ことからFF5(j[セットされず、このF F 50
の出力QはLレベルを保持して切り換えスイッチ46が
傾き発生回路45側となっている。そして、車輪減速度
が再び所定値す、に達するまでの時間経過に伴って演算
回路47からその時間経過に相当するカウント 値Tc Te = ’I’ −T (0) T:タイムカウンタ41の出力値 が順次出力されると共に、このカウント値Tcと傾き発
生回路45からの傾き値AO(0,4G )とに基づい
て乗算回路48から速度の減少値に相当する値 Ao X Tc が順次出力される。そして更に、減算回路49から Vb (0) Ao X Tc が疑似車速Viとして目標車輪速発生回路6に対して出
力される。 即ち、時刻t。で車輪減速度が所定値b1に達してから
再び車輪減速度が同b1に達するまでの第1のスキッド
サイクルでは、時刻t。での検出車輪速値■(0)から
傾きAoをもって減少する特性の疑似車速vIが出力さ
れることになる。 次に、時刻t1で再び車輪減速度が所定値す、に達する
と、その時点での検出車輪速値Vb(1)が当該す、信
号に同期してサンプルホールド回路40bに新たにサン
プリングされると共に、同時点でのタイムカウンタ41
からのカウント値Tb(1)、1;同り1信号に同期し
てサンプルホールド回u 40d K新たにサンプリン
グされる。また、この時、リトリガブルタイマ16から
のMR倍信号Hレベルとなっており、アンドゲートG、
が禁止状態となってサンプルホールド回路40a1同4
0C内の値Vb(ω、Tb(0)が更に保持されると共
に、F F 50がセット状態々なって切り換えスイッ
チ46が除算回路本側に切り換え保持される(以後、こ
の状態が続く)。ここで、減算回路42から上記時刻1
oでの当該検出車輪速値Vb(0)と時刻t2での当該
検出車輪速値Vb(1)との差値△Vb(1)△Vb(
1)=Vb(0)−Vb(1)が出力すると共に、減算
回路43から上記時刻t。 でのカウンタ値T b(0)と時刻t2でのカウンタ値
Tb(1)との差値△’[’b(11 △Tb(1) =Tb(0)−Tb(1+が出力し、こ
れらの差値△Vb (1) 、△Tν1)に基づいて除
算回路44が △vb(1)/△Tb(1) の演算を行ない、この演算値A1をVb(Q)からVb
(11に至る傾き情報として出力する。そして、車輪減
速度が更に所定値す、4C達するまでの時間経過に伴っ
て減算回路47からその時間経過に相当するカウント値
Tc Tc = T Tb (1) が順次出力されると共に、このカウント値Tcと除算回
路44からの傾き情報A1 ’A (A、 =△Vb(1)/Tb(1))とに基づ
いて乗算回路48から速度の減少値に相当する値 4 X Tc が順次出力される。そして更に、減算回路49から Vb(1) −AI X ’Fc が疑似車速として出力される。 即ち、時刻t、で車輪減速度が所定値b1に達してから
更に再び車輪減速度が同b1に達するまでの第2のスキ
ッドサイクルでは、時刻t1での検出車輪速値Vb(1
)から傾きA1をもって減少する特性の疑似車速Viが
出力されることになる。 以後同様に、各スキッドサイクルで車輪減速度が所定値
す、に達する毎に、その時の検出車輪速値と最初の同条
件下における検出車輪速値Vb(0)との差と、その時
間間隔(カウント値)とに基づいて、傾き情報を演算し
、次に車輪減速度が所定値b1に達するまで、当該“そ
の時の検出車輪速値から上記傾き?もって減少する疑似
車速V゛が出力されることになる・ 、。 上記のように、疑似車速発生回路4から順次 )その傾
きAが変更される疑似車速vIの発生と共に、車輪速V
wが当該疑似車速v1で決まる目標車輪速Vwo (ス
リップ率λ。に対応)を下回る毎に行なわれる制動液圧
Pの減圧制御について着目して、AV信号調整回路乙の
作動と第12図に示すタイミングチャートに従って説明
する。 まず、疑似車速発生回路4から出力される疑似車速’V
iの傾きAが所定値Ath (0,5G相当)と下回る
とき、第8図における比較回路7からのスリップ信号に
基づいてアンドゲート10の出力がHレベルとなるが、
この時、切り換えスイッチ233が電源Ecc側に維持
されていることから、当該アンドゲート和からの出力が
許容状態となるアンドゲート234に介してそのままド
ライバ13にHレベルのAV倍信号して伝送され、それ
に伴うAV弁15の作動によって制動液圧Pはアクチュ
エータの特性に従って減圧される。 一方、上記疑似車速■1の傾きAが所定値Ai h以上
になると、上記スリップ信号に基づいてアンドゲート1
0の出力がHレベルとなるが、この時比較回路231の
出力がHレベルとなって切9換えスイッチ233がパル
ス発生回路232側に切り換えられることから、当該ス
リップ信号(アンドゲート10の出力)によって許容状
態となるアンドゲート234を介してパルス発生回路2
32からのパルス信号がムV信号としてドライバ13に
伝送され、Av弁15がこのパルス信号に同期してオン
・オフ作動と繰返す。その結果、この時の制動液圧Pの
減圧が、第12図に示すように緩やかな減圧特性となる
。 上記のように本実施例によれば、疑似車速発生回路4か
らの疑似車速vIの傾きAが所定値Ath(0,5G相
当)以上となるときに高μ路面と判定し、この時の減圧
制御において、A■弁15全パルス発生回路232から
のパルス信号に同期させてオンφオフ作動させるように
したため、高μ路面における減圧が緩やかな減圧特性と
なり、当該高μ路面における制動では、制動液圧が比較
的高い液圧で制御されるようになる。 更に、上記AV信号調整回路23の構成を第13図に示
すようにしても良い。これは、鋸波発生回路236から
の鋸波状信号と疑似車速発生回路4からの傾き信号Aと
のレベルを比較回路235で比較し、当該傾き信号Aの
レベルを鋸波状信号のレベルが超える時に比較回路23
5からHレベル信号が出力するようになり、この比較回
路235からの矩形パルス信号によってゲートコントロ
ールされるアンドゲート237を介してアンドゲート1
0からの出力がドライバ13に伝送されるようになって
いる。 この装置では、第14図に示すように、低μ路面で疑似
車速V1の傾きが小さい、即ち傾き信号Aのレベルが低
くなると、比較回路235がら出力されるパルス信号の
デユーティ比が大きくなり、スリップ信号に基づくアン
ドゲート10からのHレベル出力が、アンドゲート23
7によって上記比較的大きいデユーティ比と同様のパル
ス信号に変調される。その結果、AY弁15はオン・に
オフ作動するものの、そのオン時間が長くなり、制動
液圧Pの減圧は、比較的アクチュエータの減圧特性に近
いものとなる。 一方、高μ路面で上記傾き信号Aのレベルが高くなると
、比較回路235から出力されるパルス信号のデユーテ
ィ比が小さくなり、スリップ信号に基づくアンドゲート
10からのHレベル信号が、アンドゲート237によっ
て上記比較的小さいデユーティ比と同様のパルス信号に
変調され、当該パルス信号によってオン・オフ作動する
AY弁15のオン時間が短くなり、制動液圧Pの減圧は
上記低μ路面の場合と比べて緩やかな減圧特性となる。 また更に、AV信号調整回路nは第15図に示すような
構成にしても良い。これは、第1O図に示した例と第1
3図に示した例を組み合せたものであり、疑似車速V1
の傾tAが所定mthを下回る時には切り換えスイッチ
241が電源回路Ecc側を維持し、許容状態となるア
ンドゲート242を介して、アンドゲート10からの出
力がそのままドライバ13に伝送される一方、上記傾き
Aが 1所定値Ath以上になると、切り換えスイッチ
241が比較回路239側に切り換わり、鋸波発生回路
240からの鋸波状信号と当該傾き信号Aとの比較回路
231による比較出力が切り換えスイッチ241を介し
てアンドゲート242の一方の入力端に入力する。この
傾きAが所定値A16以上となる場合、第13図に示す
Oと同様に、スリップ信号に基づくアンドゲート10か
らのHレベル信号が比較回路239からのパルス信号に
よって許容状態と禁止状態と繰返す、アンドゲート24
2によって変調されるようになる。 この装置によれば、高μ路面で疑似型7V+の傾きが所
定値Alh以上になると、スリップ信号に基づくアンド
ゲート10からのHレベル信号が比較回路239からの
パルス信号と同じデユーティ比のパルス信号に変調され
、それに伴ってAY弁15がオン・オフ作動することに
より、制動液圧Pの減圧は緩やかな減圧特性となる。そ
して、上記傾き信号Aのレベルが高くなればなるほど、
即ち高μ路面になればなるほど、比較回路239からの
パルス信号のデユーティ比が小さくなり、よって、AV
弁15のオン作動時間が短くなることから、当該緩やか
な減圧特性の程度はより大きくなる。 尚、前述した各実施例では、路面μの判定を車輪加速度
、疑似車速Viの傾きに基づいて行なうようにしたが、
本発明けこれに限られることなく、例えば、高μ路面で
は制動液圧Pが比較的高い領域で制御されることに着目
して、液圧系に圧力センサを設け、このセンサ出力に基
づいて路面μの判定を行なうようにしても良い。 〔発明の効果〕 以上説明してきたように本発明によれば、車両の制動時
にスリップ率が所定値以上となる時に、制動液圧の減圧
制御を行なうアンチスキッド制御装置において、路面μ
が所定値より高いと判定した時に、上記減圧制御を緩や
かな減圧特性に制御するようにしたため、低μ路面での
減圧特性と適正に保持しつつ、高μ路面でより高い液圧
領域での制動制御が可能となり、例えば操舵輪の左右独
立したアンチスキッド制御においても、高μ路面におけ
る制御力の差に起因した操舵の不安定性が極力解消する
ことができ、より安全なアンチスキッド制御装置の実現
が可能となる。
る時に、制動液圧の減圧制御を行なうアンチスキッド制
御装置の改良に関する。 〔技術の背景〕 − 車両における車輪と路面との摩擦係数μは一般に第16
図に示すように、所定のスリップ率λ。 (約15%)の時に最、大μ(max)となり、この時
に、車両における制動効率が最大となる。そこで、通常
のアンチスキッド制御装置では、車両の制動時において
、車輪のスリップ率λが常時当該スリップ率λ。付近の
値となるように、制動液圧を増圧、減圧あるいは保持に
切り換え制御するものである。その結果、制動時におけ
る停止距離の短縮が図れると共に、操縦安定性の確保が
可能となる。 〔従来技術と問題点〕 そこで、従来のアンチスキッド制御装置では、スリップ
率λが所定スリップ率λ。以上となる時には、車輪の回
転を回復させるために、制動液圧を減圧するように制御
している。その具体的な制御としては、例えば第17[
iJに示すようなものがある。尚、スリップ率λは車輪
速Vwと車体速Vcとに基づいて λ= I Vw/Vc としてめられるが、制動時における車体速Vcの検出が
容易でないことから、この例では、車体速Vcとして車
輪減速度が所定値btvc達した時の車輪速ybから所
定の傾きをもつ疑似的な車体速(以下、疑似車速Viと
いう)と発生するようにしている。 まず、制動を開始して制動液圧Pが増圧され、車輪速V
wが減少すると共に、その減手速度も上昇して所定値b
1に達すると、上記疑似車速Viが順次出力される一方
、更に車輪速の急激な減少を押えるために制動液圧Pの
増圧と中断して、比較的高い液圧で制動液圧Pが保持さ
れる。そして、この状態で、車輪速vwが減少し、当該
車輪速Vwがスリップ率λ。 礼= 1− Vw /Vf = 15%に対応した’V
wo = 0.85 X Viに達すると、スリップ率
λが所定値λ。を超えたということで、制動液圧Pが減
圧制御される。その後、この制動液圧Pの減圧によって
車輪減速度が小さくなり、更に車輪速Vwが回復して、
その加速度がa、に達’ −i、bよ、え01.。□、
□、え。 ために制動液圧PのA圧を中断して、比較的低い液圧で
制動液圧Pが保持される。そして、車輪速Vwがスリッ
プ率へに対応したVw o = V i X O,85
と超える一方、車輪加速度が所定値a1を下回ると、制
動液圧Pが増圧制御され、以後、上記と同様の制動液圧
制御が繰返し行なわれるようになる。 上記のような制動における制動液圧Pの制御によれば、
スリップ率λが所定値λ。以上となる期間Eに制動液圧
Pの減圧制御によって、所定値λ。以上となったスリッ
プ率λを当該所定値に回復させることが可能となる。 ところで、上記のような制動液圧Pの制御において、車
輪との摩擦係数μ(以下、路面μという)が比較的大き
くなる路面(以下、高μ路面という)では、車輪がロッ
クすべき液圧P(1ock)が高いことから、制動液圧
Pは比較的高い液圧領域で変化し、一方路面μが比較的
小さくなる路面(以下、低μ路面という)では、工1、
o y 、?−”CtiEEP (lock) 5fk
kイl # ’から、制動液圧Pは比較的低い液圧領域
で変化することになる。 また、制動液圧Pを制動力として車輪に伝達するホイル
シリンダ等の液圧系のアクチュエータの減圧特性は、一
般に第18図に示すように、高液圧領域では減圧速度が
大きく、低液圧領域では減圧速度が小さくなる。 上記のことから、特に高μ路面での制動において、制動
液圧Pの減圧時に、当該減圧制御を中断するための条件
、例えば車輪加速度が所定値a、に達したことを検出す
るの示達れると、制動状態が、第16図における領域■
、■から一気に領域■における低域にまで達してしまう
。そして、この領域■における低域では、第16図に示
すように、スリップ率λの変化に対して摩擦係′l&(
路面μ)の変化が大きくなることから、制動液圧Pのわ
ずかな差が制動効率、即ち制動力に影響2与え、例えば
操舵輪全独立してアンチスキッド制御する場合、左右車
輪の制動力のアンバランスからステアリングによる操舵
が不安定になるという可能性がある。 そこで、上記高μ路面での制動において、比較的高液圧
領域内での減圧制御を行なうため、液圧糸におけるアク
チュエータの特性を第18図の点線で示すようなものに
することが考えられる。 しかしながら、このようにアクチュエータの特性全全体
として変更すると、低μ路面で制動液圧Pの比較的低い
領域での液圧制御が行なわれると、その液圧制御におけ
る減圧速度が更に小さくなり、今度は、当該低μ路面で
車輪の回転(車輪速)の回復が遅れ、車輪がロックする
可能性がある。 〔発明の目的〕 本発明は上記に鑑みてなされたもので、低μ路面での減
圧特性と適正に保持しつつ、高μ路面で、できるだけ高
い液圧す域での制動制御を可能にしたアンチスキッド制
御装置を提供することを目的としている。 〔発明の構成〕 上記目的を達成するため、本発明は、車両の制動時に、
スリップ率が所定値以上となる時に、制動液圧の減圧制
御を行なうアンチスキッド制御装置において、更に制動
時の路面μを考慮するようにし、当該路面μが所定値よ
り高い状態にあることを判定する判定手段と、この判定
手段からの当該判定出力に基づいて上記制動液圧の減圧
制御を緩やかな減圧特性に制御する制御手段と2備える
ようにしたものである。 〔発明の実施例〕 以下、本発明の実施例と図面に基づいて説明する。 第1図は本発明に係るアンチスキッド制御装置の基本構
成を示すブロック図である。即ち、基本的にこのアンチ
スキッド制御装置(アンチスキッド制御回路100)は
、制動時に、車輪速センサ1から出力される車輪102
の回転速に比例した周波数の検出信号に基づいて、制動
液圧に イ。7□、’J > 1” 101カ1.オイ
2いッ1,2ヶ、。3に至る経路に設けた流入弁14(
以下、EV弁14という)の切り換え制御と、ホイルシ
リンダ103からリザーバタンク104、液圧回収用の
ポンプ17を介してマスクシリンダ101に至る液圧回
収経路の上記リザーバタンク104、ポンプ17の前段
に設けた流出弁15(以後、AV弁15という)の切り
換え制御とを行なうものである。そして、EV弁14の
切り換え信号(以下、EV倍信号いう)とAv弁15の
切9換え信号(以下、AV信号という)とによってホイ
ルシリンダ103の液圧、即ち制動液圧は次表のように
制御されることになる。 表 ここで、アンチスキッド制御回路100の具体的な構成
は第2図に示すようになっている。同 1図において、
2け車輪速センサ1からの出力信号に基づいて車輪速V
wを演算する車輪速検出回路、3は車輪速検出回路2か
らの検出車輪速信号を例えば微分処理して車輪の加速度
及び減速度(負の加速度)を検出する加減速度検出回路
である。4はスリップ率λを検出するうえで必要となる
壕似車速V+ (疑似的な車体速)を発生する疑似車速
発生回路、5は加減速度検出回路3からの検出減速度が
基準減速度す1以上となる時にHレベル信号(以下、b
1信号という)と出力する比較回路であり、上記疑似車
速発生回路4は比較回路5からのす、信号が入力する毎
に、例えばその時車輪速検出回路2から出力される検出
車輪速値から予め定めた一定の傾き?もった速度直線と
なる疑似車速Vi、又は前回上記b1信号が入力した時
の検出車輪速と今回の検出車輪速とを結ぶ速度直線とな
る疑似車速VIと出力するようになっている。6け目標
車輪速発生回路であり、この目標車輪速発生回路6は疑
似車速発生回路4からの疑似車速v1に基づいて制動効
率が最大付近となるスリップ率λ。 礼= 1− (vwo /Vi ) に対応した制御目標となる目標車輪速Vwo f出力す
るもので、具体的には、八が約0.15 (15%)と
なることから Vwo ” vt X OB 5 の演算を行ないその演算値を出力するようになっている
。 7は目標車輪速発生回路6からの目標車輪速Vw oと
車輪速検出回路2からの検出車@ M Vwとを入力し
、検出車輪速Vwが目標車輪速Vwoを下まわった時に
Hレベル信号(以下、スリップ信号という)f!:出力
する比較回路、8は加減速度検出回路3からの検出加速
度が基準加速度35以上となる時にHレベル信号(以下
、a、信号という)と出力する比較回路、9は比較回路
5と同様に加減速度検出回路3からの検出減速度が基準
減速度b1以上となる時にHレベル信号(bI倍信号を
出力する比較回路である。そして、比較回路8からのa
、信号の反転信号と比較回路7からのスリップ信号との
アンドゲート10によるアンド信号(AV信号)が、後
述するようなAY信号調整回路18を経て更にドライバ
13を介してAV弁15に入力し、また、比較回路8か
らのa1信号と比較回路9からのす、信号とアンドゲー
ト10からの出力信号とのオアゲート11によるオア信
号(EV倍信号がドライバ12を介してEV弁に入力す
るようになっている。 16はアンドゲート10からの出力信号(AV信号八へ
する毎に、その立ち上りで起動がかかり、所定時間(例
えば2秒程度)のHレベル信号(以後、MR倍信号いう
)?出力するIJ ) IJガプルタイマであり、この
リトリガブルタイマ16からのMR倍信号よって液圧回
収用のポンプ17が作動するようになる一方、上記積車
車速発生回路4がこのMR倍信号よって更に制御される
ようになっている。 ここで、上記AV信号調整回路18は、高μ路面におけ
る減圧特性?変調する手段であり、当該高μ路面の判定
は、加減速度検出回路3からの検出加速度に基づいて行
っており、具体的には車輪加速度が所定値αth(例え
ば10G)に達し、車輪速が急激に回復した場合に、高
μ路面と判定するようにしている。そしてこのAV信号
調整回路18の具体的な構成は例えば第3図に示すよう
になっている。 同図において、181は加減速度検出回路3からの検出
車輪加速度αWが所定値αth以上となる時にHレベル
信号を出力する比較回路、182は比較回路181の出
力の立ち上がりでセットする一方、リトリガブルタイマ
−6からのM R,信号の立ち上がりでリセットするフ
リップフロップ(以下、FFという)、183は所定周
期の矩形パルス信号?出力するパルス発生回路、184
け切り換えスイッチであり、この切り換えスイッチ18
4はFF182の出力QがHレベルの時にパルス発生回
路183側に切り換わり、同出力QがLレベルの時に回
路電源Ecc(例えば+5V)側を維持するものである
。そして、上記切り換えヤ ーイッチ184を介したパルス発生回路183がら 1
のパルス信号又は電源Ecc電圧信号によってゲートコ
ントロールされるアンドゲート185を介して、第2図
におけるアンドゲート10からのAV信号がドライバ1
3に伝送されるようになっている。 次に、本装置の作動について説明する。 まず、車輪加速度αWが所定値αth以上となることが
なく、第3図における切り換えスイッチ184が電源E
cc(fiffを維持して、アンドゲート10からのA
V信号−が常時許容状態きなるアントゲ−) 185を
介してそのままドライバ13に伝送される場合の、基本
的なアンチスキッド制御の作動について説明する。 運転者がブレーキペダルと踏み込んで制動液圧(ホイル
シリンダ103内の液圧)が上昇すると、それに伴って
車輪速が減少すると共に車輪減速度(負の加速度)が増
加する。ここで、車輪減速度が更に増加して所定値す、
に達すると、比較回路9からす、信号が出力し、オアゲ
ート11を介した当該す、信号(EV倍信号によってE
V弁14が作動し、制動液圧がその時点で保持される。 この時、上記車輪減速度が所定値b1に達した時点で、
疑似車速発生回路4からその時点での検出車輪速から所
定の傾きをもった疑似車速Viが出力し、と゛同時に目
標車輪速発生回路6からスリップ率λ。に対応した目標
車輪速Ywo (=Vi X O,85)が順次出力す
る。そして、上記のような制動液圧の高液圧での保持に
よって車輪速が更に減少して上記目標車輪速Vwo f
下まわると、比較回路7からスリップ信号が出力し、ア
ンドゲート10に介した当該スリップ信号(AV信号)
によってAV弁15が作動すると共に、オアゲート11
ヲ介した同スリップ信号(EV倍信号によってEV弁舅
の作動状態が保持し、制動液圧が減圧される。このよう
に制動液圧が減圧されると、それに伴って車輪速及び車
輪加速度が復帰し、当該車輪加速度が所定値a、に達す
ると、比較回路8から31信号が出力し、オアゲート1
1に介した当該al信号(、BY倍信号によってbv弁
14の作動が更に持続する一方、同a、信号によってア
ンドゲート10が禁止状態となることからAY弁15が
初期状態に復帰し、制動液圧が保持される。このように
制動液圧が比較的低い液圧ながらも保持されると、車輪
速が上記目標車輪速を超えて(この時点で上記スリップ
信号はなくなる)ある程度増加した時点で再び減少を開
始すると共に、車輪加速度もまた、上記所定値31以上
の値から減少していく。ここで、この車輪加速度が所定
値a、を下ま2わると、比較回路8からのa、信号が立
ち下がり、その時点での各比較回路7.9からの出力が
Lレベルであることと相俟ってEV倍信号AV信号がL
レベルとなり、制動液圧は再び増圧される。そして、車
輪速及び車輪加速度が更に減少し、以後、上記と同様な
制動液圧の制御が順次繰り返されることになる。 即ち、上記制動時における制動液圧の切り換え制御は第
4図に示すように車輪加減速度αWとスリップ率λ(実
際にはVw/Vi)とに基づい1 アオh Th!IJ
?&I14− YVC%v−ヶゎ。あ。 次に、上記のような基本的なアンチスキッド制御の過程
で、例えば第5図に示すように時刻t、で加減速度検出
回路3からの検出車輪加速度αWが所定値αthを超え
ると、第3図におけるF F’ 182がセットされ、
その出力QがHレベルとなり、切り換えスイッチ184
がパルス発生回路183側に切り換わる。一方、このよ
うな状態で、車輪加速度αWが減少して、時刻t、で所
定値a8を下回ると上記同様制動液圧Pが増圧制御され
、更に車輪減速度が所定値b11超えると(時刻ts)
液圧保持が行なわれ、この車輪減速度が再び所定値b1
を下回ると(時刻t4)制動液圧が増圧される。そして
、当該増圧によって車輪減速度が再び所定値b12超え
ると(時刻’5)液圧が保持され、その後時刻t6で車
輪速Vwがスリップ率λ。に対応した目標車輪速Vwo
(= Vi X O,85)と下回ると、比較回路7
からスリップ信号が出力されることになるが、この時、
このスリップ信号によって許容状態となるアンドゲート
184(第3図における)を介して、パルス発生回路
1183からのパルス信号がAV信号としてドライバ1
3に伝送され、Av弁15がこのパルス信号に同期して
、オン・オフ作動と繰り返す。その結果、時刻t、以後
の減圧が、第5図に示すように緩やかな減圧特性となる
。 上記のように本実施例によれば、車輪加速度αWが所定
値αth以上となることを検出した時に高μ路面と判定
し、以後の減圧制御において、AV弁15をパルス発生
回路183からのパルス信号に同期させてオン・オフ作
動させるようにしたため、高μ路面における減圧が緩や
かな減圧特性とな9、当該高μ路面における制動では制
動液圧が比較的高い液圧で制御されるようになる。 第6図は、本発明の他の実施例における制動液圧系を示
すブロック図である。 この例は、第1図に示す液圧系の構成要素に、ホイルシ
リンダ103内の液圧を減圧する経路を更に一系統付加
したものである。そして、当該液圧経路にはオリフィス
105を設けると共に、流出弁15゛(以下、A V’
弁15’ トイウ) kmkf、このAV’弁15゛が
作動した時には、オリフィス105の作用によりAY弁
15が作動した時に比べ、ホイルシリンダ103内の液
圧の減少速度(減圧速度)が小さくなるようになってい
る。 一方、この液圧系と制御するアンチスキッド制御回路1
00の具体的構成は第7図に示すようになっている。第
2図におけるAV信号調整回路18の代わりに、加減速
度検出回路3からの検出車輪加速度αWが所定値αth
(例えば10G)以上となるときにHレベル信号を出
力する比較回路19と、この比較回路19からの出力の
立ち上がりでセットされ、リトリガブルタイマ16から
のMR倍信号よってリセットされるフリップフロップ2
0(以下、FF’20という)と、とのF F 20の
反転出力Qによってゲートコントロールされるアンドゲ
ート21と、FF20の出力Qによってゲートコントロ
ールされるアンドゲート22とを設けたものとなってい
る。そして、アンドゲート10からの出力信号は一方で
AV信号として上記アンドゲート21、ドライバ13を
介して、AV弁15に入力するようになり、また他方で
AV’信号として上記アントゲ−1−η、ドライバ13
′と介してAV’弁15′に入力するようになっている
。 このような装置では、通常F F 20がリセット状態
となることから、その反転出力QがHレベルとなり、ア
ンドゲート21が許容状態となって、制動液圧の制御が
、AV信号によるAV弁15の切り換え制御上、オアゲ
ート11からの刃V@号によるEV弁14の切り換え制
御とによって行なわれるが、車輪加速度αWが所定値α
thを超えて高μ路面の判定がなされると、FF20が
セットされてその出力QがHレベルとなり、アンドゲー
トηが許容状態となって、制動液玉の制御が、AV’信
号によるAV’弁15′の切り換え制御と、上記ffV
信号によるEV弁14の切り換え制御とによって行なわ
れる。 上記のように、本実施例によれば、車輪加速度αWが所
定値αthを超えて高μ路面の判定がなされると、通常
のAV弁15の制御が無効となる一方、AV’弁15′
の制御が有効となることから、高μ路面での減圧が級や
かな減圧特性となり、当該高μ路面における制動では制
動液圧が比較的高い液圧で制御されるようになる。 第8図は本発明に係るアンチスキッド制御装置の更に他
の実施例を示すブロック図である。 本実施例では、疑似車速発生回路4け、制動を開始l−
て、初めてのす、信号出力時に、その時の検出車輪速値
Vb(0)から所定の傾き、例えば60.4Gの傾きを
もった速瓜直線を疑似車速Viとして発生し、以後、−
信号が発生する毎に、その時の検出車輪速vb(n)か
ら、当該検出車輪速値Vb(rl)と上記制動初期にお
ける検出車輪速値Vb(0)とを結ぶ直線の傾きkもっ
た速度直線を疑似車速Viとして発生するようになって
いる。 そして、AV信号調整回路23では、上記疑似車速Vi
の傾き情報から高μ路面の判定を行なうようになってお
り、具体的には、上記傾きムが大きい時は車体速の減速
傾向が大きいことから高μ路面と判定するものである。 軒 〜 ここで5疑似車速発生回路4の具体的構成は第9図に示
すようになっている。同図において、40aは第2図に
おけるリトリガブルタイマ16からのMR倍信号インバ
ータG2を介した反転信号と同比較回路5からのす、信
号とのアンドゲートG、によるアンド信号に同期して車
輪速検出回路2からの検出車輪速と抽出保持するサンプ
ルホールド回路、40I)は上記す、信号に同期して同
検出車輪速を抽出保持するサンプルホールド回路であり
、また、41は所定の周期でインクリメントするタイマ
カウンタ、40CFi上記アンドゲートG、からの出力
信号に同期してタイマカウンタ41の数値を抽出保持す
るサンプルホールド回路、40dは上記す、信号に同期
してタイマカウンタ41の数値を抽出保持するサンプル
ホールド回路テある。42はサンプルホールド回路40
aのサンプリング車輪速値Voからサンプルホールド回
路40bのサンプリング値Vb Th減算する減算回路
、43はサンプルホールド回路40Cのサンプリング値
T。 からサンプルホールド回路40dのサンプリング値Tb
を減算する減算回路であり、44は減算回路42からの
減算値(To −Wb )を減算回路43からの減算値
(To −Tb )で除する除算回路である。また、4
5は所定の車輪速傾き信号、例えば0.4Gに相当する
傾き信号を発生する傾き発生回路、46は傾き発生回路
45からの傾き信号と除算回路44からの演算出力 (Vo −Vb ) / (To −Tb )2を切り
換える切り換えスイッチであり、更に、47けサンプル
ホールド回路40b保持されたサンプリング値’I’
b (n)からタイマカウンタ41からの出力値を減算
する減算回路、48はこの減算回路47からの減算値と
、除算回路44からの除算値又は切り換えスイッチ46
を介した傾き発生回路45からの傾き値とを乗算する乗
算回路であり、49はサンプルホールド回路40bに順
次サンプリングされる検出車輪速値から乗算回路48か
らの演算出力を減算する減算回路である。そして、50
は上記す、信号とMR倍信号アンドゲートG、によるア
ンド信号の立ち上りでセットされ、MR倍信号立ち下が
りでリセットされるR8フリップ70ツブ(以下、単に
FF50という)であり、上記切り換えスイッチ46が
このPIF50の出力QがLレベルの時に傾き発生回路
45側に、同出力QがHレベルの時に除算回路44側に
夫々切り換えられるようになっている。 一方、AV信号調整回路乙の具体的な構成は第10図に
示すようになっている。同図において、231は疑似車
速発生回路4からの上記傾き情報Aが所定値AIh(例
えば0.5 G相当)以上となる時Hレベル信号を出力
する比較回路、232は所定周期の矩形パルス信号を出
力するパルス発生回路、233は切り換えスイッチであ
り、この切り換えスイッチ233は比較回路231の出
力がHレベルの時にパルス発生回路232側に切ゆ換わ
り、同出力がLレベルの時に回路電源Ecc側を維持す
るものである。そして、上記切り換えスイッチ233と
介したパルス発生回路232からのパルス信号又は電源
Eccの電圧信号によってゲ鞭 −11,)。−75□
うエア4.アー) 234 !?介して、第8図におけ
るアンドゲート10からのAV信号がドライバ13に伝
送されるようになっている。 次に、本装置の作動を説明すると、疑似車速Viの傾き
が所定値Ath以上となることがなく・第10図におけ
る切り換えスイッチ233が電源Ecc側と維持して、
アンドゲート10からのAV信号が常時許容状態となる
アンドゲート234を介してそのままドライバ13に伝
送される場合の基本的なアンチスキッド制御の作動け、
前述したような第1の実施例と同様の作動となる。 このような基本的なアンチスキッド制御の過程で、第9
図に示す疑似車速発生回路4け第11図のタイミングチ
ャートで示すように次のような作動を行なう。 制動を開始し、時刻t。で車輪減速度が初めて所定減速
度す、に達すると、比較回路5からのb1信号の立ち上
がりに同期してサンプルホールド回路40a、同40b
に車輪速検出回路2からの検出車輪速力、値7.(。)
−7゜よL”(ヶッ7.ツケ、1 )ると共に、同す、
信号の立ち上がりに同期してサンプルホールド回路40
C1同40dにタイムカウンタ41からのカウント値T
(0) −Toがサンプリングされる。また、この時
点で当該制御装置でのAV信号がLレベルとなっている
ことからFF5(j[セットされず、このF F 50
の出力QはLレベルを保持して切り換えスイッチ46が
傾き発生回路45側となっている。そして、車輪減速度
が再び所定値す、に達するまでの時間経過に伴って演算
回路47からその時間経過に相当するカウント 値Tc Te = ’I’ −T (0) T:タイムカウンタ41の出力値 が順次出力されると共に、このカウント値Tcと傾き発
生回路45からの傾き値AO(0,4G )とに基づい
て乗算回路48から速度の減少値に相当する値 Ao X Tc が順次出力される。そして更に、減算回路49から Vb (0) Ao X Tc が疑似車速Viとして目標車輪速発生回路6に対して出
力される。 即ち、時刻t。で車輪減速度が所定値b1に達してから
再び車輪減速度が同b1に達するまでの第1のスキッド
サイクルでは、時刻t。での検出車輪速値■(0)から
傾きAoをもって減少する特性の疑似車速vIが出力さ
れることになる。 次に、時刻t1で再び車輪減速度が所定値す、に達する
と、その時点での検出車輪速値Vb(1)が当該す、信
号に同期してサンプルホールド回路40bに新たにサン
プリングされると共に、同時点でのタイムカウンタ41
からのカウント値Tb(1)、1;同り1信号に同期し
てサンプルホールド回u 40d K新たにサンプリン
グされる。また、この時、リトリガブルタイマ16から
のMR倍信号Hレベルとなっており、アンドゲートG、
が禁止状態となってサンプルホールド回路40a1同4
0C内の値Vb(ω、Tb(0)が更に保持されると共
に、F F 50がセット状態々なって切り換えスイッ
チ46が除算回路本側に切り換え保持される(以後、こ
の状態が続く)。ここで、減算回路42から上記時刻1
oでの当該検出車輪速値Vb(0)と時刻t2での当該
検出車輪速値Vb(1)との差値△Vb(1)△Vb(
1)=Vb(0)−Vb(1)が出力すると共に、減算
回路43から上記時刻t。 でのカウンタ値T b(0)と時刻t2でのカウンタ値
Tb(1)との差値△’[’b(11 △Tb(1) =Tb(0)−Tb(1+が出力し、こ
れらの差値△Vb (1) 、△Tν1)に基づいて除
算回路44が △vb(1)/△Tb(1) の演算を行ない、この演算値A1をVb(Q)からVb
(11に至る傾き情報として出力する。そして、車輪減
速度が更に所定値す、4C達するまでの時間経過に伴っ
て減算回路47からその時間経過に相当するカウント値
Tc Tc = T Tb (1) が順次出力されると共に、このカウント値Tcと除算回
路44からの傾き情報A1 ’A (A、 =△Vb(1)/Tb(1))とに基づ
いて乗算回路48から速度の減少値に相当する値 4 X Tc が順次出力される。そして更に、減算回路49から Vb(1) −AI X ’Fc が疑似車速として出力される。 即ち、時刻t、で車輪減速度が所定値b1に達してから
更に再び車輪減速度が同b1に達するまでの第2のスキ
ッドサイクルでは、時刻t1での検出車輪速値Vb(1
)から傾きA1をもって減少する特性の疑似車速Viが
出力されることになる。 以後同様に、各スキッドサイクルで車輪減速度が所定値
す、に達する毎に、その時の検出車輪速値と最初の同条
件下における検出車輪速値Vb(0)との差と、その時
間間隔(カウント値)とに基づいて、傾き情報を演算し
、次に車輪減速度が所定値b1に達するまで、当該“そ
の時の検出車輪速値から上記傾き?もって減少する疑似
車速V゛が出力されることになる・ 、。 上記のように、疑似車速発生回路4から順次 )その傾
きAが変更される疑似車速vIの発生と共に、車輪速V
wが当該疑似車速v1で決まる目標車輪速Vwo (ス
リップ率λ。に対応)を下回る毎に行なわれる制動液圧
Pの減圧制御について着目して、AV信号調整回路乙の
作動と第12図に示すタイミングチャートに従って説明
する。 まず、疑似車速発生回路4から出力される疑似車速’V
iの傾きAが所定値Ath (0,5G相当)と下回る
とき、第8図における比較回路7からのスリップ信号に
基づいてアンドゲート10の出力がHレベルとなるが、
この時、切り換えスイッチ233が電源Ecc側に維持
されていることから、当該アンドゲート和からの出力が
許容状態となるアンドゲート234に介してそのままド
ライバ13にHレベルのAV倍信号して伝送され、それ
に伴うAV弁15の作動によって制動液圧Pはアクチュ
エータの特性に従って減圧される。 一方、上記疑似車速■1の傾きAが所定値Ai h以上
になると、上記スリップ信号に基づいてアンドゲート1
0の出力がHレベルとなるが、この時比較回路231の
出力がHレベルとなって切9換えスイッチ233がパル
ス発生回路232側に切り換えられることから、当該ス
リップ信号(アンドゲート10の出力)によって許容状
態となるアンドゲート234を介してパルス発生回路2
32からのパルス信号がムV信号としてドライバ13に
伝送され、Av弁15がこのパルス信号に同期してオン
・オフ作動と繰返す。その結果、この時の制動液圧Pの
減圧が、第12図に示すように緩やかな減圧特性となる
。 上記のように本実施例によれば、疑似車速発生回路4か
らの疑似車速vIの傾きAが所定値Ath(0,5G相
当)以上となるときに高μ路面と判定し、この時の減圧
制御において、A■弁15全パルス発生回路232から
のパルス信号に同期させてオンφオフ作動させるように
したため、高μ路面における減圧が緩やかな減圧特性と
なり、当該高μ路面における制動では、制動液圧が比較
的高い液圧で制御されるようになる。 更に、上記AV信号調整回路23の構成を第13図に示
すようにしても良い。これは、鋸波発生回路236から
の鋸波状信号と疑似車速発生回路4からの傾き信号Aと
のレベルを比較回路235で比較し、当該傾き信号Aの
レベルを鋸波状信号のレベルが超える時に比較回路23
5からHレベル信号が出力するようになり、この比較回
路235からの矩形パルス信号によってゲートコントロ
ールされるアンドゲート237を介してアンドゲート1
0からの出力がドライバ13に伝送されるようになって
いる。 この装置では、第14図に示すように、低μ路面で疑似
車速V1の傾きが小さい、即ち傾き信号Aのレベルが低
くなると、比較回路235がら出力されるパルス信号の
デユーティ比が大きくなり、スリップ信号に基づくアン
ドゲート10からのHレベル出力が、アンドゲート23
7によって上記比較的大きいデユーティ比と同様のパル
ス信号に変調される。その結果、AY弁15はオン・に
オフ作動するものの、そのオン時間が長くなり、制動
液圧Pの減圧は、比較的アクチュエータの減圧特性に近
いものとなる。 一方、高μ路面で上記傾き信号Aのレベルが高くなると
、比較回路235から出力されるパルス信号のデユーテ
ィ比が小さくなり、スリップ信号に基づくアンドゲート
10からのHレベル信号が、アンドゲート237によっ
て上記比較的小さいデユーティ比と同様のパルス信号に
変調され、当該パルス信号によってオン・オフ作動する
AY弁15のオン時間が短くなり、制動液圧Pの減圧は
上記低μ路面の場合と比べて緩やかな減圧特性となる。 また更に、AV信号調整回路nは第15図に示すような
構成にしても良い。これは、第1O図に示した例と第1
3図に示した例を組み合せたものであり、疑似車速V1
の傾tAが所定mthを下回る時には切り換えスイッチ
241が電源回路Ecc側を維持し、許容状態となるア
ンドゲート242を介して、アンドゲート10からの出
力がそのままドライバ13に伝送される一方、上記傾き
Aが 1所定値Ath以上になると、切り換えスイッチ
241が比較回路239側に切り換わり、鋸波発生回路
240からの鋸波状信号と当該傾き信号Aとの比較回路
231による比較出力が切り換えスイッチ241を介し
てアンドゲート242の一方の入力端に入力する。この
傾きAが所定値A16以上となる場合、第13図に示す
Oと同様に、スリップ信号に基づくアンドゲート10か
らのHレベル信号が比較回路239からのパルス信号に
よって許容状態と禁止状態と繰返す、アンドゲート24
2によって変調されるようになる。 この装置によれば、高μ路面で疑似型7V+の傾きが所
定値Alh以上になると、スリップ信号に基づくアンド
ゲート10からのHレベル信号が比較回路239からの
パルス信号と同じデユーティ比のパルス信号に変調され
、それに伴ってAY弁15がオン・オフ作動することに
より、制動液圧Pの減圧は緩やかな減圧特性となる。そ
して、上記傾き信号Aのレベルが高くなればなるほど、
即ち高μ路面になればなるほど、比較回路239からの
パルス信号のデユーティ比が小さくなり、よって、AV
弁15のオン作動時間が短くなることから、当該緩やか
な減圧特性の程度はより大きくなる。 尚、前述した各実施例では、路面μの判定を車輪加速度
、疑似車速Viの傾きに基づいて行なうようにしたが、
本発明けこれに限られることなく、例えば、高μ路面で
は制動液圧Pが比較的高い領域で制御されることに着目
して、液圧系に圧力センサを設け、このセンサ出力に基
づいて路面μの判定を行なうようにしても良い。 〔発明の効果〕 以上説明してきたように本発明によれば、車両の制動時
にスリップ率が所定値以上となる時に、制動液圧の減圧
制御を行なうアンチスキッド制御装置において、路面μ
が所定値より高いと判定した時に、上記減圧制御を緩や
かな減圧特性に制御するようにしたため、低μ路面での
減圧特性と適正に保持しつつ、高μ路面でより高い液圧
領域での制動制御が可能となり、例えば操舵輪の左右独
立したアンチスキッド制御においても、高μ路面におけ
る制御力の差に起因した操舵の不安定性が極力解消する
ことができ、より安全なアンチスキッド制御装置の実現
が可能となる。
第1図は本発明に係るアンチスキッド制御装置における
制動液圧糸の一例を示すブロック図、第2図は本発明に
係るアンチスキッド制御装置の一例の基本構成と示すブ
ロック図、第3図は第2図におけるAV信号調整回路の
具体的構成の一例を示すブロック図、第4図は第3図に
示す装置による制動液圧の制御モードを示す説明図、第
5図は第2図及び第3図に示す装置の作動状態と示すタ
イミングチャート、第6図は本発明に係るアンチスキッ
ド制御装置の他の実施例における制動液圧系を示すブロ
ック図、第7図は第6図に示す制動液圧系を制御するア
ンチAl ″<+y y制御装置0−例を示す7°゛′
り図・第8図は本発明に係るアンチスキッド制御装置の
更に他の実施例の基本構成を示すブロック図、第9図は
第8図における疑似車速発生回路の具体的構成の一例を
示すブロック図、第10図は第8図におけるAV信号調
整回路の具体的構成の一例と示すブロック図、第11図
は第9図に示す疑似車速発生回路の作動と示すタイミン
グチャート、第12図は第10図に示すA、 V信号調
整回路の作動を示すタイミングチャート、第13図は第
8図におけるAV信号調整回路の具体的構成の他の一例
を示すブロック図、第14図は第13図に示すAV信号
調整回路の作動を示すタイミングチャート、第15図は
第8図におけるAV信号調整回路の更に他の一例と示す
ブロック図、第16図は車輪と路面との摩擦係数μとス
リップ率λとの関係と示すグラフ図、第17図は従来の
アンチスキッド制御装置による制動時の車輪速、制動液
圧、車輪加減速度の状態を示す説明図、第18図は制動
液圧糸に設けた一般的なアクチュエータの減圧特性を示
すグラフ図である。 1・・・車輪速センサ 2・・・車輪速検出回路 13
・・・加減速度検出回路 4・・・疑似車速発生回路5
.7,8.9・・・比較回路 6・・・目標車輪速発生回路 12 、13 、13−・・ドライバ 14・・・流入弁(EV弁) 15・・・流出弁(AV弁) 15′・・・流出弁(AV’弁) 16・・・リトリガブルタイマ 17・・・ポンプ 18 、23・・・AV信号調整回路 19・・・比較回路 九・・・7リツプフロツプ(FF) 21 、22・・・アンドゲート 181・・・比較回路 182・・・フリップフロップ(FF)183・・・パ
ルス発生回路 184 、233・・・切り換えスイッチ185 、2
34・・・アンドゲート 231・・・比較回路 特許出願人 日産自動車株式会社 第1図
制動液圧糸の一例を示すブロック図、第2図は本発明に
係るアンチスキッド制御装置の一例の基本構成と示すブ
ロック図、第3図は第2図におけるAV信号調整回路の
具体的構成の一例を示すブロック図、第4図は第3図に
示す装置による制動液圧の制御モードを示す説明図、第
5図は第2図及び第3図に示す装置の作動状態と示すタ
イミングチャート、第6図は本発明に係るアンチスキッ
ド制御装置の他の実施例における制動液圧系を示すブロ
ック図、第7図は第6図に示す制動液圧系を制御するア
ンチAl ″<+y y制御装置0−例を示す7°゛′
り図・第8図は本発明に係るアンチスキッド制御装置の
更に他の実施例の基本構成を示すブロック図、第9図は
第8図における疑似車速発生回路の具体的構成の一例を
示すブロック図、第10図は第8図におけるAV信号調
整回路の具体的構成の一例と示すブロック図、第11図
は第9図に示す疑似車速発生回路の作動と示すタイミン
グチャート、第12図は第10図に示すA、 V信号調
整回路の作動を示すタイミングチャート、第13図は第
8図におけるAV信号調整回路の具体的構成の他の一例
を示すブロック図、第14図は第13図に示すAV信号
調整回路の作動を示すタイミングチャート、第15図は
第8図におけるAV信号調整回路の更に他の一例と示す
ブロック図、第16図は車輪と路面との摩擦係数μとス
リップ率λとの関係と示すグラフ図、第17図は従来の
アンチスキッド制御装置による制動時の車輪速、制動液
圧、車輪加減速度の状態を示す説明図、第18図は制動
液圧糸に設けた一般的なアクチュエータの減圧特性を示
すグラフ図である。 1・・・車輪速センサ 2・・・車輪速検出回路 13
・・・加減速度検出回路 4・・・疑似車速発生回路5
.7,8.9・・・比較回路 6・・・目標車輪速発生回路 12 、13 、13−・・ドライバ 14・・・流入弁(EV弁) 15・・・流出弁(AV弁) 15′・・・流出弁(AV’弁) 16・・・リトリガブルタイマ 17・・・ポンプ 18 、23・・・AV信号調整回路 19・・・比較回路 九・・・7リツプフロツプ(FF) 21 、22・・・アンドゲート 181・・・比較回路 182・・・フリップフロップ(FF)183・・・パ
ルス発生回路 184 、233・・・切り換えスイッチ185 、2
34・・・アンドゲート 231・・・比較回路 特許出願人 日産自動車株式会社 第1図
Claims (1)
- 車両の制動時にスリップ率が所定値以上となる時に、制
動液圧の減圧制御と行なうアンチスキッド制御装置にお
いて、車輪と路面との摩擦係数が所定値より高い状態に
あることを判定する判定手段と、この判定手段からの当
該判定出力に基づいて上記制動液圧の減圧制御を緩やか
な減圧特性に制御する制御手段とを備えたことを特徴と
するアンチスキッド制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11545684A JPS60261769A (ja) | 1984-06-07 | 1984-06-07 | アンチスキツド制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11545684A JPS60261769A (ja) | 1984-06-07 | 1984-06-07 | アンチスキツド制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60261769A true JPS60261769A (ja) | 1985-12-25 |
Family
ID=14662997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11545684A Pending JPS60261769A (ja) | 1984-06-07 | 1984-06-07 | アンチスキツド制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60261769A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0339590A2 (en) * | 1988-04-25 | 1989-11-02 | Nissan Motor Co., Ltd. | Anti-skid brake control system for automotive vehicle with feature of derivation of road surface friction representative data |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6035646A (ja) * | 1983-08-09 | 1985-02-23 | Nippon Denso Co Ltd | アンチスキツド制御装置 |
-
1984
- 1984-06-07 JP JP11545684A patent/JPS60261769A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6035646A (ja) * | 1983-08-09 | 1985-02-23 | Nippon Denso Co Ltd | アンチスキツド制御装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0339590A2 (en) * | 1988-04-25 | 1989-11-02 | Nissan Motor Co., Ltd. | Anti-skid brake control system for automotive vehicle with feature of derivation of road surface friction representative data |
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