JPS60260082A - 採点装置 - Google Patents

採点装置

Info

Publication number
JPS60260082A
JPS60260082A JP59115967A JP11596784A JPS60260082A JP S60260082 A JPS60260082 A JP S60260082A JP 59115967 A JP59115967 A JP 59115967A JP 11596784 A JP11596784 A JP 11596784A JP S60260082 A JPS60260082 A JP S60260082A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
audio signal
fundamental frequency
audio
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP59115967A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0344312B2 (ja
Inventor
聰 遠藤
古田 敬明
森田 雅晴
南 暎二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP59115967A priority Critical patent/JPS60260082A/ja
Publication of JPS60260082A publication Critical patent/JPS60260082A/ja
Publication of JPH0344312B2 publication Critical patent/JPH0344312B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は俗に言うカラオケ装置等の音声信号記録再生装
置と共に用いて、ユーザーの唄う音声信号を、基準とな
る磁気テープ等の再生音声信号と比較して自動的にユー
ザーの歌唱力を採点する採点装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点 音響機器の一分野として、磁気テープ等の記録媒体に記
録された楽器などの演奏音楽信号を再生。
拡声し、これに合わせてユーザーが歌を唄うと上記演奏
音楽信号と混合して拡声する。俗に言う「カラオケ装置
」と呼ばれているものがあシ、広く一般家庭用あるいは
業務用として普及している。
上記「カラオケ装置」を用いて歌を唄うことによシ、ユ
ーザーは喜びゃ満足感を得ることができるが、近年、自
らの歌唱力を向上させたいと思う人々が増加しておシ、
歌唱方向上のために歌の先生の指導を受ける人もいるが
、誰もが可能なことではなく、−人で歌の勉強ができる
一つの手段として、「音声多重テープ」とよばれる磁気
テープ等の音声多重式の記録媒体なるものが急速に普及
してきている。この音声多重式の記録媒体とは一例とし
て磁気テープの場合、第1図に示すように、磁気テープ
1における第1のトラック101に歌手などのボーカル
信号が、第2のトラック102に楽器等の演奏音楽信号
がそれぞれ記録されたものである。この磁気テープを用
いる場合、第2図に示すような構成の音声多重式の1カ
ラオケ装置」が用いられ、磁気テープ1に記録されたボ
ーカル信号および演奏音楽信号を、磁気ヘッド201と
増幅器202よシなる第1の磁気テープ再生手段2と、
磁気へラド301と増幅器302よシなる第2のテープ
再生手段3とによシ再生し、この2つの出力をマイク4
o1と増幅器402よシなるマイク入力手段の出力とと
もに混合増幅器5により混合・電力増幅してスピーカ6
よシ音響信号として出力する。
上記の装置を用いて、記録媒体に記録されているボーカ
ル信号を聴き、自分で実際にボーカル信号に合せて唄う
練習をすれば歌唱力の上達が図れるとされているが、ど
んなに練習を重ねても、自分の唄が手本となっているボ
ーカル信号の唄い方にどれだけ近づいているのか、すな
わち自分の歌唱力がどの程度向上しているのかがユーザ
ー自身には分らないという欠点があり、又聞違った唄い
方をしていてもユーザー自身はそれに気づかないままで
あったシして、個人での練習をする際には自ずと限界が
生じ、興味がなくなって練習意欲もなくしてしまうこと
も多いという欠点を有していた。
発明の目的 本発明は上記従来の問題点を解消するもので、音声多重
式の記録媒体等に記録されているボーカル信号とユーザ
ーの唄う音声信号とを比較し、その合致度を得点として
算出・表示して、ユーザーの歌唱力に対する一つの客観
的評価手段を提供することを目的とするものである。
発明の構成 本発明の採点装置は、入力される第1の音声信号をパル
ス信号に変換する第1の波形変換手段と、前記第1の波
形変換手段の出力パルス信号をもとに、前記第1の音声
信号の基本周波数を検出する第1の音程検出手段と、あ
る時間幅の分量の前記第1の音程検出手段の出力である
前記第1の音声信号の基本周波数のデータ群を記憶保持
する第1の音程記憶手段と、入力される第2の音声信号
をパルス信号に変換する第2の波形変換手段と、前記第
2の波形変換手段の出力パルス信号をもとに前記第2の
音声信号の基本周波数を検出する第2の音程検出手段と
、前記第2の音声信号の信号レベルの変化を検出するレ
ベル変化検出手段と、前記レベル変化検出手段によシ前
記第2の音声信号のレベルが変化したと検出された時点
付近の前記第1の音程検出手段の出力である前記第1の
音声信号の基本周波数を記憶保持する第2の音程記憶手
段と、第2の音程記憶手段に記憶されている前記第2の
音声信号の基本周波数と前記第1の音程記憶手段に記憶
されている前記第1の音声信号の基本周波数のデータ群
の内容とを照合して前記第1の音声信号の基本周波数の
データ群の中から前記第2の音声信号の基本周波数と最
も近似している前記第1の音声信号の基本周波数を選出
後、選出された前記第1の音声信号の基本周波数と前記
第jの音程記憶手段に記憶されている前記第2の音声信
号の基本周波数とを比較演算して、前記第1の音声信号
が前記第2の音声信号とどの程度合致しているかを得点
として算出する得点計算手段とから構成されており、こ
の構成によって、第1の音声信号としてユーザーの唄う
音声信号、第2の音声信号として歌の手本となる記録媒
体に記録されているボーカル信号の再生音声信号を用い
ることによシ、ユーザーの唄う音声信号が記録媒体のボ
ーカル信号の再生音声信号とどの程度合致しているかが
得点として表示されるためユーザーは自分の歌唱力が記
録媒体のボーカル信号と比較してどの程度のレベルであ
るかが認識できるものである。
実施例の説明 第3図は本発明の一実施例を示すブロック図である。4
はユーザーの唄う音声を電気信号に変換し増幅を行なう
マイク入力手段で、401はマイク、402は増幅器で
おる。2は音声多重式の記録媒体に記録されているボー
カル信号の再生を行なう第1の磁気テープ再生手段で、
201は磁気ヘッド、202は増幅器である。7は第1
の波形変換手段で、ユーザーが唄った音声の信号をパル
ス信号へ変換するものである。8は第2の波形変換手段
で、記録媒体のボーカル信号をパルス信号へ変換するも
のである。9は第1の音程検出手段で、ユーザーが唄う
音声の基本周波数を検出するものである。1oは第2の
音程検出手段で、ボーカル信号の基本周波数を検出する
ものである。
11は第1の音程記憶手段で、ある時間幅の分量のユー
ザーが唄う音声の基本周波数のデータ群の記憶を行なう
ものである。16はレベル変化検出手段で、ボーカル信
号のレベル変化の検出を行なうものである。12は第2
の音程記憶手段で、ボーカル信号のレベル変化が生じた
時点付近のボーカル信号の基本周波数の記憶を行なうも
のである。
13は得点計算手段で、ボーカル信号の信号レベルが変
化した時点付近のある時間幅の分量のユーザーが唄う音
声の基本周波数のデータ群とボーカル信号の信号レベル
が変化した時点付近のボーカル信号の基本周波数とを比
較演算してユーザーが唄う音声信号がボーカル信号とど
の程度合致しているかを得点として算出するものである
。14は得点表示手段で、前記得点計算手段13で算出
された得点をユーザーに知らせるために得点表示を行な
うものである。
第4図は本実施例の具体的な構成を示すブロック図で、
上記ユーザーの唄う音声の音程検出、ボーカル信号の音
程検出、ユーザーが唄う音声信号の基本周波数のデータ
群の記憶保持、ボーカル信号の基本周波数の記憶保持、
得点の計算の機能をマイクロコンピュータ15で実現し
たものである。
第5図は前記第1の波形変換手段7の実際の回路例を示
したもので、通常、第1の波形変換手段7と第2の波形
変換手段8は同一回路が使われる場合が多いため、第1
の波形変換手段70回路を代表的に第6図の動作説明図
とともに説明する。
701は入力端子、702.704.705 。
708.710,711は抵抗器、703,706゜7
09はコンデンサ、7o了は演算増幅器(以下OPアン
プと略称する)、712はトランジスタ、713は出力
端子である。
OPアンプ707と抵抗器702.704 。
7−05とコンデンサ703.706とは低減通過形の
アクティブフィルタを構成しておシ、入力端子701に
入力される第6図(、)に示されるような音声電気信号
の高域成分を取シ去シ、同時にOPアンプ了0了の増幅
作用により必要な信号増幅を行なうものでアリ、さらに
抵抗器708とコンデンサ709とで構成された時定数
回路によシ前記アクティブフィルタで除去不十分である
高域成分を補助的に除去する。こうして必要な量だけ高
域成分を除去された第6図[有])に示されるような音
声電気信号は抵抗器710,711とトランジスタ71
2とで第6図(C)に示されるようなパルス波形に変換
されることとなる。このようにして第1の波形変換手段
7によりマイク入力手段4の出力であるユーザ一の唄う
音声信号は・くルス波形へと変換され、同様に第2の波
形変換手段8により第1の磁気テープ再生手段の出力で
あるボーカル信号もパルス波形に変換されることとなる
又、レベル変化検出手段16はアナログディジタル変換
器や従来のアナログ技術およびディジタル技術応用のサ
ンプルホールド回路などで現在のレベルと以前のレベル
とを比較することによシ実現できる。
以下、第7図のマイクロコンピュータの処理動作の要部
を示すフローチャートにもとづいて本実施例の動作を説
明する。
まず、装置の電源は投入されておシ、マイクロコンピュ
ータ16内部にある記憶素子等も初期化されているもの
とする。ユーザーの唄う音声信号はマイク入力手段4に
よシミ気音声信号となり、増幅され、第1の波形変換手
段7によシパルス信号に変換され、マイクロコンピュー
タ15に入力され、ステップ17で入力パルスの時間幅
がディジタル量に変換され、記憶される。すなわち第6
図(C)に示されるパルス信号のHである期間をマイク
ロコンピュータ自身のもっているクロック信号によ逆計
数すれば入力パルスの時間幅のディジタル量への変換が
達成できる。このようにして第6図(c)におけるtl
からtlの時間幅、t5からt4の時間幅、t5からt
6の時間幅・・・・・という順で変換が行なわれる。な
お、この時間幅は、音声の基本周波数に反比例する情報
であシ増加すれば音程が低くなったことを示し、減少す
れば音程が高くなったことを示している。
一方、音声多重式の記録媒体である磁気テープ1に記録
されているボーカル信号は第1の磁気テープ再生手段2
により再生され、レベル変化検出手段16の出力により
ステップ18で信号レベルが増大したか否かをチェック
し、増大していればステップ19でマイクロコンピュ〜
り15に入力された第2の波形変換手段8の出力である
音声の基本周波数の逆数の係の値を表すパルスの時間幅
がディジタル量に変換され、記憶される。
ステップ19に続いて、ステップ2oとステップ21に
よって、ステップ19に入ってからある一定時間TO期
間分の第1の音声信号のパルス信号の時間幅のデータが
収集され、次いでステップ22によシ、このステップ2
2に入った時点から過去2Tの時間分の第1の音声信号
のパルス信号の時間幅のデータ群、すなわちステップ1
9に入った時点からみれば、−丁から十Tの時間におけ
るユーザーの唄の音声信号のパルス信号の時間幅データ
群の中からステップ19で得られたボーカル信号の音声
信号のパルス信号の時間幅に最も近似したものを選出し
て、ステップ23によシステップ19で得たボーカル信
号の音声信号のパルス信号の時間幅とステップ22で得
たユーザーの唄の音声信号のパルス信号の時間幅とを比
較し、その合致度を計算し、合致度に応じて得点を算出
する。
このステップ23における得点の算出法の1例について
以下に述べる。例えば第1の音声信号のパルス信号時間
幅が9.s(mS:]、第2の音声信号のパルス信号時
間幅が10 (ms )とすればその合致度はC10−
9,5)/1ox1oo=rs 〔饅〕 という風に合
致度は算出され、この合致度の大小に応じて得点に反映
される配点を変えることとする。
−列として合致度が3チ以内なら100点、3〜5チな
ら80点、6〜7係なら60点、7チ以上は0点という
風に配点をし、−回の採点対象となる唄の中で時間幅の
合致度の算出をした回数をNC回〕、時間幅の合致度の
算出をした度毎に得た配点をPn〔点〕とすると第1の
音声信号と第2の音声信号の合致度を示す得点Pは一例
として以下のように表わされる。
P−Σn−,(Pn)/N (点〕 上記の式に、よる得点計算の一例を挙げてみれば、−回
の採点対象となる唄の中で、時間幅の合致度の算出を1
0回行ない、3回は3チ以内、4回は3〜6係、1回は
6〜7%、2回は7チ以上の合致度であったとし、配点
も前記の通りであったとすれば得点Pは、100点満点
中で P=(3X100+4X80+lX60+2XO)/1
0=680/10= 68(点) という風に算出される。
次にステップ24により採点を終了する時点であるか否
かを判断する。採点を終了する判断のもととなるものと
しては、採点終了の指定をする押しボタンスイッチ(図
示せず)の情報を用いてもよいし、磁気テープ1に記録
されている演奏音楽信号の有無を検出して、演奏音楽信
号がなくなった時点で採点開始としてもよい。またその
曲の終了を示す終了信号をあらかじめ記録しておき、そ
の終了信号を検出した時点や、磁気テープの終端検出の
時点を利用することも可能である。
採点終了の時点になっていなければステップ24より、
次の時間幅情報の収集、比較および得点計算へと備え、
ステップ17へと進むこととなる。
そして、採点終了の時点になればステップ24か−らス
テップ25へと進み、得点の表示が行なわれる。
さて、ここでボーカル信号の信号レベルが増大した時点
付近の2種の音声信号のノくルス時間幅を照合、比較す
ることの意味について第8図の唄い方の変化説明図を用
いて説明を行なう。第8図(7)はマイクから入力され
るユーザーの唄、第8ス(イ)はプロ歌手による音声多
重媒体のボーカル信号の1例とする。第8図(−)と(
d)で示すようにアマチュアのユーザーはプロ歌手の唄
うボーカル信号よりも唄うタイミングが遅れたシ、第8
図(b)と(、)で示すようにユーザーはボーカル信号
を唄っているプロ歌手のようにはこぶしやバイブレーシ
ョンと呼ばれる一つの発声の中での周波数や信号レベル
の変化を自由に行なうことができないことが多い。
このため第8図の例に示すような場合においてユーザー
の唄とボーカル信号の唄との″それぞれの周波数を逐一
連続的に比較して採点してしまっては、これらのこぶし
やバイブレーションの影響が大きく表われる。例えば第
8図(f)のG点以降のようにプロ歌手によるボーカル
信号はバイブレーションによシ周波数が大きく変ってい
るのに、ユーザーの唄はバイブレーションがかからない
ため、はぼ−足の周波数なのでこの部分では非常に低い
評価得点しか得られないことが生じる。これらのこぶし
やバイブレーションはプロ歌手でも個人差が大きく表わ
れ、また、同一人物でも毎回同じようには発声できない
ため、唄を採点する際にはこぶしやバイブレーションを
も含めて連続的にユーザーの唱とボーカル信号の唄とを
比較し採点すると採点得点のバラツキが非常に大きくな
ってしまう。
また、第8図(、)と(d)の歌詞の位置関係のずれか
ら分るようにこの第8図の例ではユーザーの唄とボーカ
ル信号とは唄うタイミングがずれている。
このようなタイミングずれは通常普通に生じるものであ
シ、ユーザーの唄とボーカル信号の唄とのそれぞれの周
波数を逐一連続的に比較してしまっては、第8図(e)
のボーカル信号の最初の唄い出しにあたる点では第8図
(b)で分るように1だユーザーは唄い出していないか
ら2種の基本周波数の比較は不可能であるし、第8図(
ψで示すボーカル信号の歌詞が1も」に対応することば
の唄い出しの時点では第8図(a)のユーザーの歌詞で
は最初の「<」の音の延長の位置にあたるため2種の信
号の基本周波数を比較しても合致はしないのでたとえユ
ーザーが正しい音程で唄っていても低い評価得点しか得
られないということが生じる。
本発明は以上のような不都合を解決し、第8図の例では
、第8図(r)に示すようにA点の次はB点、B点の次
は0点というようにボーカル信号の信号レベルが大きく
増大する時点付近のこぶしやバイブレーション等が生じ
ていない部分でのボーカル信号の基本周波数と、第8図
Φ)に示すようにボーカル信号の信号レベルが大きく増
大した時点、例えばA点の前後のTという長さの時間の
間、すなわちA一点からt点までの期間のユーザーの唄
の基本周波数のデータ群とを照合して、A点の時点付近
のボーカル信号の基本周波数に最も近似しているユーザ
ーの唄の基本周波数のデータを選出し、これら2種の基
本周波数を比較することによシ、ユーサーtv唄とボー
カル信号とが多少タイミング的にずれていたとしても、
第8図(b)で示すようなA一点からA点1での期間で
のユーザーの唄の基本周波数のデータ群の中で、第8図
(e) 、 (f)で示すようなA点の時点付近のボー
カル信号の基本周波数とほぼ合致するデータが存在すれ
ば、良い評価得点を得ることができることとなシ、ユー
ザーの唄とボーカル信号のプロ歌手の唄との唄い出しの
タイミングずれを吸収し、こぶしやバイブレーション等
の個人差の大きく表われる部分での比較を行なわないた
め実際に人間が耳で聴いて採点評価する場合の評価に近
いよシ正確な採点が行なえることとなる。
以上のように本実施例によれば、磁気テープ等のボーカ
ル信号の信号レベルが変化した時点付近のボーカル信号
の基本周波数の情報とユーザーの唄う音声信号の基本周
波数のある期間分のデータとを比較し、その合致度を得
点として算出し、表示することができるので、こぶしや
バイブレーション、唄うときのタイミングずれ等の唄い
方の個人差を除外したユーザーの歌唱力に対する一つの
よシ正確な客観的評価手段を提供することができる。
なお、本実施列では採点の対象としてユーザーの唄う音
声信号を、また採点の基準となるものとして音声多重式
の記録媒体である磁気テープのボーカル信号を取p上げ
たが、これらは楽器演奏信号や単なる正弦波信号や人の
話し声などどのような音声信号を用いてもよい。
また、本実施例では音声信号をパルス信号に変換するた
めに低域通過形アクティブフィルタとトランジスタを用
いた波形変換手段を取シ上げだが、これは音声信号波形
をアナログ−ディジタル変換器で直接ディジタル値のパ
ルス信号に変換する回路を用いてもよい。
また、本実施例では、音程検出手段、得点計算手段等を
マイクロコンピュータによシ実現したがこれらを従来の
汎用ロジック回路等で実現して用いてもよいのはもちろ
んのことである。
また、本実施例ではユーザーの音声信号の処理と、ボー
カル信号の処理とでそれぞれ個別に一波形変換手段、音
程検出手段を設けたが、これらを1系統のみとし、時分
割でユーザーの音声信号の処理と、ボーカル信号の処理
を行なわせてもよい。
また、本実施例では、波形変換手段の出力であるパルス
信号のHの場合の時間幅を第6図(c)において、tl
からtlの時間幅の次はt5からt4の1fP間幅とい
うようにすべて検知して音声信号の基本周波数、すなわ
ち音程を検出するようにしているが、例えば、第6図(
C)においてtlからtlの時間幅の次はt5からt6
の時間幅というように1つずつ、とびとびに時間幅を検
出してもよいし、波形変換手段の出力であるパルス信号
のH″となる1つの時間幅に比べて十分長い一定期間の
間の波形変換手段の出力であるパルス信号のHとなる時
間幅を全パルスについて、または一部分のパルスについ
て調べ、1つのパルス当シの平均時間幅や最大時間幅等
をめて、この平均時間幅等によシ音声信号の音程を検出
するようにしてもよいし、パルス信号のHの時間幅でな
く、Hの立上シから次のHの立上9までの時間幅という
ようにパルス−周期分の時間幅をめて処理してもよい。
発明の効果 以上のように本発明は、2つの音声信号をパルス信号に
変換する2つの波形変換手段と、その出力をもとに2つ
の音声信号の基本周波数を表す情報を検出する2つの音
程検出手段と、基本周波数を記憶保持する2つの音程記
憶手段と、採点の基準となる音声信号の信号レベルの変
化を検出するレベル変化検出手段と、採点の基準となる
音声信号の信号レベルが変化した時点付近の採点の基準
となる音声信号の基本層′波数と、採点すべき音声信号
のある期間分の基本周波数のデータとを照合、比較演算
する得点計算手段とから成シ、この構成によシ2つの音
声信号の合致度をこぶしやバイブレーション、唄うとき
のタイミングずれ等の唄い方の個人差を除外して得点と
して得ることができる。
このことは音声多重式の記録媒体を用いて歌の練習をす
る人々に、音声多重式の記録媒体に記録されているボー
カル信号を歌の先生として、その歌の先生の歌唱力に対
し、自分は何点の歌唱力があるかという客観的判断手段
を提供できることとなシ練習等の効果は犬なるものがあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は音声多重式記録媒体の1つである磁気テープ上
の音声多重トラックの説明図、第2図は音声多重式記録
媒体の1つである磁気テープを用いた俗にいう音声多重
式の「カラオケ装置」のブロック図、第3図は本発明の
一実施例の要部ブロック図、第4図は本実施例の具体的
構成を示すブロック図、第5図は本実施例の第1の波形
変換手段の具体的構成を示す回路図、第6図は第1の波
形変換手段の動作を説明するための動作説明図、第7図
は本実施例のマイクロコンピュータの処理動作の要部を
示すフローチャート、第8図は唄い方の時間的変化を説
明するための唄い方の変化説明図である。 7 ・・第1の波形変換手段、8・・・・第2の波形変
換手段、9・・・・第1の音程検出手段、1o・・第2
の音程検出手段、11・・・・第1の音程記憶手段、1
2 ・・第2の音程検出手段、13・・・ 得点計算手
段、14 ・・・得点表示手段、16・・・・レベル変
化検出手段。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第2図 第4図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 入力される第1の音声信号をパルス信号に変換する第1
    の波形変換手段と、前記第1の波形変換手段の出力パル
    ス信号をもとに、前記第1の音声信号の基本周波数を検
    出する第1の音程検出手段と、ある時間幅の分量の前記
    第1の音程検出手段の出力である前記第1の音声信号の
    基本周波数のデータ群を記憶保持する第1の音程記憶手
    段と、入力される第2の音声信号をパルス信号に変換す
    る第2の波形変換手段と、前記第2の波形変換手段の出
    力パルス信号をもとに、前記第2の音声信号の基本周波
    数を検出する第2の音程検出手段と、前記第2の音声信
    号の信号レベルの変化を検出するレベル変化検出手段と
    、前記レベル変化検出手段によシ前記第2の音声信号の
    レベルが変化したと検出された時点付近の前記第1の音
    程検出手段の出力である前記第1の音声信号の基本周波
    数を記憶保持する第2の音程記憶手段と、第2の音程記
    憶手段に記憶されている前記第2の音声信号の基本周波
    数と前記第1の音程記憶手段に記憶されている前記第1
    の音声信号の基本周波数のデータ群の内容とを照合して
    前記第1の音声信号の基本周波数のデータ群の中から前
    記第2の音声信号の基本周波数と最も近似している前記
    第1の音声信号の基本周波数を選出後、選出された前記
    第1の音声信号の基本周波数と前記第2の音程記憶手段
    に記憶されている前記第2の音声信号の基本周波数とを
    比較演算して、前記第1の音声信号が前記第2の音声信
    号とどの程度合致しているかを得点として算出する得点
    計算手段とを備えたことを特徴とする採点装置。
JP59115967A 1984-06-06 1984-06-06 採点装置 Granted JPS60260082A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59115967A JPS60260082A (ja) 1984-06-06 1984-06-06 採点装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59115967A JPS60260082A (ja) 1984-06-06 1984-06-06 採点装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60260082A true JPS60260082A (ja) 1985-12-23
JPH0344312B2 JPH0344312B2 (ja) 1991-07-05

Family

ID=14675567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59115967A Granted JPS60260082A (ja) 1984-06-06 1984-06-06 採点装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60260082A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007527022A (ja) * 2003-07-09 2007-09-20 ソニー コンピュータ エンタテインメント ヨーロッパ リミテッド タイミング・オフセット許容型カラオケゲーム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007527022A (ja) * 2003-07-09 2007-09-20 ソニー コンピュータ エンタテインメント ヨーロッパ リミテッド タイミング・オフセット許容型カラオケゲーム
JP4673303B2 (ja) * 2003-07-09 2011-04-20 ソニー コンピュータ エンタテインメント ヨーロッパ リミテッド タイミング・オフセット許容型カラオケゲーム
JP2011098205A (ja) * 2003-07-09 2011-05-19 Sony Computer Entertainment Europe Ltd タイミング・オフセット許容型カラオケゲーム
US8634759B2 (en) 2003-07-09 2014-01-21 Sony Computer Entertainment Europe Limited Timing offset tolerant karaoke game

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0344312B2 (ja) 1991-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS60260082A (ja) 採点装置
JPS6087397A (ja) 採点装置
JPH0344314B2 (ja)
JPS6083097A (ja) 採点装置
JPS60260083A (ja) 採点装置
JPS6135479A (ja) 採点装置
JP2674219B2 (ja) 採点装置
JPH0225198B2 (ja)
JPH0344313B2 (ja)
JPS62134696A (ja) 採点装置
JPS62134695A (ja) 採点装置
JPS61167970A (ja) 採点装置
JPH0225197B2 (ja)
JPS6240488A (ja) 採点装置
JPH0225195B2 (ja)
JPS6135477A (ja) 採点装置
JPH0346837B2 (ja)
JPS6083096A (ja) 採点装置
JPS60260984A (ja) 採点装置
JPH0318200B2 (ja)
JPH0225196B2 (ja)
JPS6240487A (ja) 歌唱力採点装置
JPH0234398B2 (ja)
JPS6087398A (ja) 採点装置
JPS60262189A (ja) 採点装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees