JPS60259618A - 吸汗性ポリエステル繊維 - Google Patents
吸汗性ポリエステル繊維Info
- Publication number
- JPS60259618A JPS60259618A JP11222184A JP11222184A JPS60259618A JP S60259618 A JPS60259618 A JP S60259618A JP 11222184 A JP11222184 A JP 11222184A JP 11222184 A JP11222184 A JP 11222184A JP S60259618 A JPS60259618 A JP S60259618A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fiber
- sweat
- leg
- present
- cross
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- Pending
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- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
- Multicomponent Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は詰綿用繊維として好適な吸汗性並びに吸収した
汗の放散性に優れたポリエステル繊維に関する。
汗の放散性に優れたポリエステル繊維に関する。
従来技術
、ｇ ＩＪエステル繊維は良好な力学的特性を有し、捲
縮を付与した場合に卓越した嵩高性を示すので敷布団及
び掛布団の詰綿としても近年需要が増加しているが、ポ
リエステル繊維はそれ自身は親水性がなく画然のことな
がら睡眠中の人体が発散する汗を吸収することができ々
いことよυこれまで２リエステル繊維に吸汗性を付与す
る方法が種々検討されてきた。
縮を付与した場合に卓越した嵩高性を示すので敷布団及
び掛布団の詰綿としても近年需要が増加しているが、ポ
リエステル繊維はそれ自身は親水性がなく画然のことな
がら睡眠中の人体が発散する汗を吸収することができ々
いことよυこれまで２リエステル繊維に吸汗性を付与す
る方法が種々検討されてきた。
例えば繊維表面を改質して親水性を付与する方法、繊維
表面に微細孔を形成し毛管凝縮現象によって吸水性を付
与する方法、繊維長手方向に沿って凹状の溝を形成し毛
細管類似の現象によって吸水性を付与する方法などが提
案されている。
表面に微細孔を形成し毛管凝縮現象によって吸水性を付
与する方法、繊維長手方向に沿って凹状の溝を形成し毛
細管類似の現象によって吸水性を付与する方法などが提
案されている。
しかしながら、これらの従来技術を仔細に検討すると、
確かに数値的には親水性、吸水性は向上しているものの
、その評価の方法並びに測定条件が敷布団、掛布団の実
際の使用条件とかけ離れていたシ、寝心地とは無関係な
測定項目であったシすることが多く、又吸水性は優れる
が一方乾燥がしにくかったシして実用上寝心地がよく健
康的な詰綿用ポリエステル繊維とは言い難いものであっ
たＯ 発明の目的 本発明者等は寝心地のよい敷布団及び掛布団の条件につ
いて鋭意研究した結果汗の水分全布団の側地全通して詰
綿に一旦移動させたあと、詰綿を構成する４Ｎ々の紡ｊ
維と繊維の接触点を経由して水分を人体が直接接触して
いない布団の部分にまで拡散させ、しかる後、再び外側
の側地全通して空気中に水分を放散させれば敷布団及び
掛布団の中に水分がこもることなく寝心地が良くなるこ
とを見出し本発明に到達した。即ち本発明の目的は上述
の如く充填密度が高い場合は勿論のこと、充填密度が比
較的低い場合でも水分の移動性の良好な吸汗性並びに吸
収した汗の放散性に優れ、詰綿として好適な吸汗性ぼり
エステル繊維全提供することにある。
確かに数値的には親水性、吸水性は向上しているものの
、その評価の方法並びに測定条件が敷布団、掛布団の実
際の使用条件とかけ離れていたシ、寝心地とは無関係な
測定項目であったシすることが多く、又吸水性は優れる
が一方乾燥がしにくかったシして実用上寝心地がよく健
康的な詰綿用ポリエステル繊維とは言い難いものであっ
たＯ 発明の目的 本発明者等は寝心地のよい敷布団及び掛布団の条件につ
いて鋭意研究した結果汗の水分全布団の側地全通して詰
綿に一旦移動させたあと、詰綿を構成する４Ｎ々の紡ｊ
維と繊維の接触点を経由して水分を人体が直接接触して
いない布団の部分にまで拡散させ、しかる後、再び外側
の側地全通して空気中に水分を放散させれば敷布団及び
掛布団の中に水分がこもることなく寝心地が良くなるこ
とを見出し本発明に到達した。即ち本発明の目的は上述
の如く充填密度が高い場合は勿論のこと、充填密度が比
較的低い場合でも水分の移動性の良好な吸汗性並びに吸
収した汗の放散性に優れ、詰綿として好適な吸汗性ぼり
エステル繊維全提供することにある。
発明の構成
前述の本発明の目的は横断面が実質的に直線状をなす一
本の足部Ａと、該足部Ａの一端から左右ｐ へ対称的に
延びる二本の腕部Ｂ、Ｃとからなる形状を有し、該腕部
Ｂ、Ｃは夫々前記足部Ａと協同して、該足部Ａの他端の
側へ開口する実質的にＶ字型をなす溝を構成するように
湾曲し、更に該溝の開口度が９００以下、その深さか４
μ以上であること全特徴とする吸汗性ポリエステル繊維
によって達成される。
本の足部Ａと、該足部Ａの一端から左右ｐ へ対称的に
延びる二本の腕部Ｂ、Ｃとからなる形状を有し、該腕部
Ｂ、Ｃは夫々前記足部Ａと協同して、該足部Ａの他端の
側へ開口する実質的にＶ字型をなす溝を構成するように
湾曲し、更に該溝の開口度が９００以下、その深さか４
μ以上であること全特徴とする吸汗性ポリエステル繊維
によって達成される。
問題を解決するだめの手段
本発明を更に詳しく謂、明すると、本発明に於けるポリ
エステル繊維が優れた吸汗性並びに放散性金星す理由で
あるが次の様に考えられる。本発明に於けるポリエステ
ル繊維は繊維横断面形状に特徴があり、繊維横断面の中
心点から直線状に延びる足部と、同じく該中心点から該
足部を対称軸として左右に対称に延びた２本の腕部を有
する形状全なし、前記足部と各腕部との間に実質的にＶ
字型をなす溝を形成している。この溝は繊維の長手方向
に泪って全長にわたって連続している。この特殊々溝が
本発明で規制した形状であるとき毛細管現象に類似した
水分移送効果を生じ、汗を吸い取ると同時に、吸い敗っ
た汗がこの溝を伝わって ）拡散していく。そして更に
驚くべきことに個々の ゛繊維と繊維との接触点を経由
して、水分が繊維から繊維へと集り移り、充填密度が比
較的低い場合でも遠距離の繊維まで水分が拡散していく
。第１図に本発明の、／ ＩＪエステル繊維によって水
分Ｗが移送されていく様子をモデル的に示すが、このよ
うな効果は従来の、３？ ＩＪエステル繊維表面を改質
して、親水性を付与した場合、或は単に繊維横断面に凹
状部分全配設した場合には認められないものである。
エステル繊維が優れた吸汗性並びに放散性金星す理由で
あるが次の様に考えられる。本発明に於けるポリエステ
ル繊維は繊維横断面形状に特徴があり、繊維横断面の中
心点から直線状に延びる足部と、同じく該中心点から該
足部を対称軸として左右に対称に延びた２本の腕部を有
する形状全なし、前記足部と各腕部との間に実質的にＶ
字型をなす溝を形成している。この溝は繊維の長手方向
に泪って全長にわたって連続している。この特殊々溝が
本発明で規制した形状であるとき毛細管現象に類似した
水分移送効果を生じ、汗を吸い取ると同時に、吸い敗っ
た汗がこの溝を伝わって ）拡散していく。そして更に
驚くべきことに個々の ゛繊維と繊維との接触点を経由
して、水分が繊維から繊維へと集り移り、充填密度が比
較的低い場合でも遠距離の繊維まで水分が拡散していく
。第１図に本発明の、／ ＩＪエステル繊維によって水
分Ｗが移送されていく様子をモデル的に示すが、このよ
うな効果は従来の、３？ ＩＪエステル繊維表面を改質
して、親水性を付与した場合、或は単に繊維横断面に凹
状部分全配設した場合には認められないものである。
本発明の、ＪＰ リエステル繊維の横断面形状を以下図
を用い説明する。第２図に本発明の実施態様の一例を示
すが勿論これに限定されるものではない。
を用い説明する。第２図に本発明の実施態様の一例を示
すが勿論これに限定されるものではない。
本発明に於ける繊維横断面の中心点Ｏとはそれぞれ外方
に延びる１本の足部Ａと２本の腕部Ｂ、Ｃの中心線が交
わる点を表わす。足部Ａ及び腕部Ｂ。
に延びる１本の足部Ａと２本の腕部Ｂ、Ｃの中心線が交
わる点を表わす。足部Ａ及び腕部Ｂ。
Ｃはそれぞれ実質的に均一な巾を有することが好ましい
が互いに同一の巾であることは必ずしも必要ではない。
が互いに同一の巾であることは必ずしも必要ではない。
本発明に於ける錨型とも言うべき繊維横断面形状は中心
点０から直線状に一方向に伸びる足部Ａと、該足部Ａを
対称軸として中心点０から左右方向に伸びる腕部Ｂ並び
にＣによって形成される。腕部Ｂ並びにＣは足部Ａの中
心線を対称軸とした、鏡面の関係に配置するのが好まし
い。
点０から直線状に一方向に伸びる足部Ａと、該足部Ａを
対称軸として中心点０から左右方向に伸びる腕部Ｂ並び
にＣによって形成される。腕部Ｂ並びにＣは足部Ａの中
心線を対称軸とした、鏡面の関係に配置するのが好まし
い。
本発明では腕部Ｂ並びにＣは両側から足部Ａの先端側（
図では下方）に向って中心点Ｏから湾曲しながら延びて
いるが、これによってはじめて腕部Ｂ、Ｃと足部Ａとの
間に、夫々特殊な溝が形成される。腕部Ｂ並びにＣが中
心点Ｏから直線状に延びる場合は、溶融したポリエステ
ル重合体が示すバラス効果及び表面張力によって、第３
図のような繊維横断面形状となシ勝ちであシ、本発明の
特殊な溝は形成されない。
図では下方）に向って中心点Ｏから湾曲しながら延びて
いるが、これによってはじめて腕部Ｂ、Ｃと足部Ａとの
間に、夫々特殊な溝が形成される。腕部Ｂ並びにＣが中
心点Ｏから直線状に延びる場合は、溶融したポリエステ
ル重合体が示すバラス効果及び表面張力によって、第３
図のような繊維横断面形状となシ勝ちであシ、本発明の
特殊な溝は形成されない。
本発明の特殊な溝を形成するためには、更に中心点０が
足部Ａ及び腕部Ｂ、Ｃの各頂点ａ ｒ ｂ ＊ｃｉ結ん
で得られる三角形の外側に位置することが必要である。
足部Ａ及び腕部Ｂ、Ｃの各頂点ａ ｒ ｂ ＊ｃｉ結ん
で得られる三角形の外側に位置することが必要である。
中心点０が三角形ａｂｃの内側に位置する場合は第４図
のような繊維横断面形状となってしまい足部Ａと各腕部
Ｂ、Ｃとの間に形成される溝は毛細管類似の現象全示さ
なくなる。
のような繊維横断面形状となってしまい足部Ａと各腕部
Ｂ、Ｃとの間に形成される溝は毛細管類似の現象全示さ
なくなる。
本発明に於ける足部Ａ、！：Ｂ及び足部ＡとＣの間に形
成される溝の開口度と深さを第５図にて説明する。溝の
開口度は溝を形成する内壁ＡｔとＢ′及びＡ２／とＣ′
によってはさまれる角度θ。及びθＡＣ（度）によって
表わす。溝の開口度は９０度以下好ましくは６０度以下
であることが必要である。
成される溝の開口度と深さを第５図にて説明する。溝の
開口度は溝を形成する内壁ＡｔとＢ′及びＡ２／とＣ′
によってはさまれる角度θ。及びθＡＣ（度）によって
表わす。溝の開口度は９０度以下好ましくは６０度以下
であることが必要である。
９０度を超えると毛細管類似の現象が弱くなってポリエ
ステル繊維は充分な水分移送効果を示さなくなる。溝の
深さは溝の底点Ｍ及びＮから腕部Ｂ及びＣの頂点す、ｃ
’ｚ結ぶ直線までの垂線の距離Ｌｍ、Ｌｎｆ表わす。溝
の深さは４μ以上好ましくは６μ以上であることが必要
である。４μ未満では水分移送効果が著しく減退するの
で好ましくない。
ステル繊維は充分な水分移送効果を示さなくなる。溝の
深さは溝の底点Ｍ及びＮから腕部Ｂ及びＣの頂点す、ｃ
’ｚ結ぶ直線までの垂線の距離Ｌｍ、Ｌｎｆ表わす。溝
の深さは４μ以上好ましくは６μ以上であることが必要
である。４μ未満では水分移送効果が著しく減退するの
で好ましくない。
本発明のポリエステル繊維は、Ｙ字型のスリット吐出孔
の先端部に円形の穴を配設した、紡糸吐出孔を有する紡
糸口金を用い溶融粘度の異なる２種類のＩリエステル重
合体金サイドバイサイド型：ぢ に貼り合せて複合溶融
紡糸すれば容易に得ることができる。本発明に於けるポ
リエステル繊維は少ナクトも８５モルチ以上がエチレン
テレフタレートの構成・単位からなるものであるが、溶
融粘度を変更する目的ないし繊維性能を向上させる目的
で他の共重合成分、例えばイソフタル酸、アジピン酸、
イソフタル酸スルホン酸ソー乙ブタンジオール等と共重
合したポリエステルであっても差支えない。本発明のポ
リエステル繊維の表面は親水性の処理剤で被覆ないし改
質されていると更に吸汗性並びに放散性の効果が向上し
極めて好ましい。
の先端部に円形の穴を配設した、紡糸吐出孔を有する紡
糸口金を用い溶融粘度の異なる２種類のＩリエステル重
合体金サイドバイサイド型：ぢ に貼り合せて複合溶融
紡糸すれば容易に得ることができる。本発明に於けるポ
リエステル繊維は少ナクトも８５モルチ以上がエチレン
テレフタレートの構成・単位からなるものであるが、溶
融粘度を変更する目的ないし繊維性能を向上させる目的
で他の共重合成分、例えばイソフタル酸、アジピン酸、
イソフタル酸スルホン酸ソー乙ブタンジオール等と共重
合したポリエステルであっても差支えない。本発明のポ
リエステル繊維の表面は親水性の処理剤で被覆ないし改
質されていると更に吸汗性並びに放散性の効果が向上し
極めて好ましい。
以下実施例に従って本発明を更に具体的に説明する。な
お本発明に於ける吸汗性及び吸収した汗の放散性は次の
ようにして評価した。
お本発明に於ける吸汗性及び吸収した汗の放散性は次の
ようにして評価した。
テストされるＩリエステル繊維８０部をポリエステル系
低融点繊維（４デニール６１ ミＩＪ ：日本エステル
社製）２０部とよく混綿してカードに供給し、シート状
ウェブを得た。該シート状ウェブを比容積３０ ｔｙｎ
３／ ｇ、厚さ２ｃｍに圧縮した状態で１４０℃で１５
分間乾熱処理全流し、低融点繊維を軟化してシート状の
硬綿（かたわだ）を形成し、３゜。−□、工３０ ｔｙ
ｎ’／□□。ヶ４１゜あ ｊ゛綿充填密度（例えば長さ
１９０ｃｒｎＸ巾９０画×厚さ５ｃｒｎの布団に３ｋ１
９の詰綿をした場合、２８．５Ｃｒｎ３／ｇとなる）を
参考にした。このシート状の硬綿を長さ２０Ｃｒｎ×巾
３ｍ×厚さ２ｍの矩形に切シ取り、あらかじめ着色した
水５０ωを入れた５００にのビーカーのなかに第６図に
示すように３ｃｒｎの辺がビーカーの底につくように立
てて８時間放置した。８時間後試料にはポリエステル繊
維の繊維と繊維のすきまに由来する毛細管類似の現象に
基いて吸い上げられた液面から約１ｃｆｎ上の濃い部分
Ｐと本発明の水分移送効果に基〈淡い部分Ｑが認められ
た。本発明妃於ける吸汗性及び吸収した汗の放散性はビ
ーカー液面からＱの上端までの高さ即ち水分の拡散距離
Ｈ（ｃｍ ）によって評価した。
低融点繊維（４デニール６１ ミＩＪ ：日本エステル
社製）２０部とよく混綿してカードに供給し、シート状
ウェブを得た。該シート状ウェブを比容積３０ ｔｙｎ
３／ ｇ、厚さ２ｃｍに圧縮した状態で１４０℃で１５
分間乾熱処理全流し、低融点繊維を軟化してシート状の
硬綿（かたわだ）を形成し、３゜。−□、工３０ ｔｙ
ｎ’／□□。ヶ４１゜あ ｊ゛綿充填密度（例えば長さ
１９０ｃｒｎＸ巾９０画×厚さ５ｃｒｎの布団に３ｋ１
９の詰綿をした場合、２８．５Ｃｒｎ３／ｇとなる）を
参考にした。このシート状の硬綿を長さ２０Ｃｒｎ×巾
３ｍ×厚さ２ｍの矩形に切シ取り、あらかじめ着色した
水５０ωを入れた５００にのビーカーのなかに第６図に
示すように３ｃｒｎの辺がビーカーの底につくように立
てて８時間放置した。８時間後試料にはポリエステル繊
維の繊維と繊維のすきまに由来する毛細管類似の現象に
基いて吸い上げられた液面から約１ｃｆｎ上の濃い部分
Ｐと本発明の水分移送効果に基〈淡い部分Ｑが認められ
た。本発明妃於ける吸汗性及び吸収した汗の放散性はビ
ーカー液面からＱの上端までの高さ即ち水分の拡散距離
Ｈ（ｃｍ ）によって評価した。
相対粘度（メタクレゾール：２５℃）１．６５と１５５
の２秤殖のポリエチレンテレフタレート１．２を＠７図
に示す紡糸吐出孔を有する紡糸口金ケイ萌えた第８図に
示す複合紡糸装置３にて、重１．１比１：１でサイドバ
イサイド型に複合溶融紡糸（２８５Ｃ’ｌ Ｌ、常法に
従い６００ｍ／分で引取りた。このあと未延伸糸を集束
してスライバーと々し、６０ｍ／分で４．０倍に延伸し
たあと機械捲縮を付与し、１３０℃の湿熱処理を施した
後ひきつづいてカットし、６デニール６４ミリのポリエ
ステル短繊維を得た。繊維横断面は第９図に示す如き形
状をなし本発明の範囲のものであった。繊維横断面の形
状の寸法並びに水分の拡散距離Ｈ（―）の測定結果を表
−１に示す。
の２秤殖のポリエチレンテレフタレート１．２を＠７図
に示す紡糸吐出孔を有する紡糸口金ケイ萌えた第８図に
示す複合紡糸装置３にて、重１．１比１：１でサイドバ
イサイド型に複合溶融紡糸（２８５Ｃ’ｌ Ｌ、常法に
従い６００ｍ／分で引取りた。このあと未延伸糸を集束
してスライバーと々し、６０ｍ／分で４．０倍に延伸し
たあと機械捲縮を付与し、１３０℃の湿熱処理を施した
後ひきつづいてカットし、６デニール６４ミリのポリエ
ステル短繊維を得た。繊維横断面は第９図に示す如き形
状をなし本発明の範囲のものであった。繊維横断面の形
状の寸法並びに水分の拡散距離Ｈ（―）の測定結果を表
−１に示す。
２種類のポリエチレンテレフタレートとして両者とも相
対粘度１．６５のポリエチレンテレフタレートヲ用い実
施例と同じ条件で紡出した繊維の横断面は第１０図に示
す通シであった。繊維横断面の形状の寸法並びに水分の
拡散距離Ｈ（ｃｍ ）の測定結果を実施例と併せ表−１
に示す。
対粘度１．６５のポリエチレンテレフタレートヲ用い実
施例と同じ条件で紡出した繊維の横断面は第１０図に示
す通シであった。繊維横断面の形状の寸法並びに水分の
拡散距離Ｈ（ｃｍ ）の測定結果を実施例と併せ表−１
に示す。
発明の効果
前述の如く構成された本発明によれば、吸汗性並びに吸
収した汗の放散性に優れた、敷布団及び掛布団に好適な
寝心地のよい健康的な詰綿用ポリエステル繊維が得られ
る。
収した汗の放散性に優れた、敷布団及び掛布団に好適な
寝心地のよい健康的な詰綿用ポリエステル繊維が得られ
る。
第１図は本発明の繊維の詰綿内における水分移送効果を
示す斜視図、 第２図は本発明の繊維の典型的な横断面形状の模式図、 第３図は本発明外の繊維の横断面形状の模式図、第４図
は本発明外の別の繊維の横断面形状の模式図、 第５図（ａ）及び（ｂ）は第２図と同様の繊維横断面形
状であシ、本発明の繊維の溝の特徴を示す模式図、第６
図は実施例忙おいて用いられた吸汗性の指標をめる測定
方法の説明図、 も 第７図は実施例において用いられた紡糸口金の を吐出
孔形状の模式図、 第８図は同じく紡糸口金の側断面図、及び第９図並びに
第１０図は夫々実施例並びに比較例によって１０られた
ポリエステル繊維の横断面形状である。 １：溶融粘度の低い方のポリエチレンテレフタレート、
２：溶融粘度の昼い方のポリエチレンテレフタレート。 特許出願人 三菱レイヨン株式会社 特許出願代理人 弁理士 青 木 朗 弁理士 西 舘 和 之 弁理士 山 口 昭 之 弁理士 西 山 雅 也 第１図 第２図 第３図 第４図 １ 第５図 （ａ） （ｂ） 第７０Ｉ 第８図
示す斜視図、 第２図は本発明の繊維の典型的な横断面形状の模式図、 第３図は本発明外の繊維の横断面形状の模式図、第４図
は本発明外の別の繊維の横断面形状の模式図、 第５図（ａ）及び（ｂ）は第２図と同様の繊維横断面形
状であシ、本発明の繊維の溝の特徴を示す模式図、第６
図は実施例忙おいて用いられた吸汗性の指標をめる測定
方法の説明図、 も 第７図は実施例において用いられた紡糸口金の を吐出
孔形状の模式図、 第８図は同じく紡糸口金の側断面図、及び第９図並びに
第１０図は夫々実施例並びに比較例によって１０られた
ポリエステル繊維の横断面形状である。 １：溶融粘度の低い方のポリエチレンテレフタレート、
２：溶融粘度の昼い方のポリエチレンテレフタレート。 特許出願人 三菱レイヨン株式会社 特許出願代理人 弁理士 青 木 朗 弁理士 西 舘 和 之 弁理士 山 口 昭 之 弁理士 西 山 雅 也 第１図 第２図 第３図 第４図 １ 第５図 （ａ） （ｂ） 第７０Ｉ 第８図
Claims (1)
- １ 横断面が実質的に直線状をなす一本の足部Ａと、該
足部Ａの一端から左右へ対称的に延びる二本の腕部Ｂ、
Ｃとからなる形状を有し、該腕部Ｂ、Ｃは夫々前記足部
Ａと協同して、該足部Ａの他端の側へ開口する実質的に
Ｖ字型をなす溝全構成するように湾曲し、更に該溝の開
口度が９００以下、その深さが４μ以上であることを特
徴とする吸汗性、ｌ？ ＩＪエステル繊維。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11222184A JPS60259618A (ja) | 1984-06-02 | 1984-06-02 | 吸汗性ポリエステル繊維 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11222184A JPS60259618A (ja) | 1984-06-02 | 1984-06-02 | 吸汗性ポリエステル繊維 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60259618A true JPS60259618A (ja) | 1985-12-21 |
Family
ID=14581281
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11222184A Pending JPS60259618A (ja) | 1984-06-02 | 1984-06-02 | 吸汗性ポリエステル繊維 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60259618A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1995029656A1 (en) * | 1994-04-29 | 1995-11-09 | The Procter & Gamble Company | Resilient fluid transporting network for use in absorbent articles |
| WO1997035055A1 (en) * | 1996-03-18 | 1997-09-25 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Multilobal conjugate fibers and fabrics |
-
1984
- 1984-06-02 JP JP11222184A patent/JPS60259618A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1995029656A1 (en) * | 1994-04-29 | 1995-11-09 | The Procter & Gamble Company | Resilient fluid transporting network for use in absorbent articles |
| US5628736A (en) * | 1994-04-29 | 1997-05-13 | The Procter & Gamble Company | Resilient fluid transporting network for use in absorbent articles |
| WO1997035055A1 (en) * | 1996-03-18 | 1997-09-25 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Multilobal conjugate fibers and fabrics |
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