JPS60259515A - 車両用空調制御装置 - Google Patents

車両用空調制御装置

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JPS60259515A
JPS60259515A JP59276903A JP27690384A JPS60259515A JP S60259515 A JPS60259515 A JP S60259515A JP 59276903 A JP59276903 A JP 59276903A JP 27690384 A JP27690384 A JP 27690384A JP S60259515 A JPS60259515 A JP S60259515A
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control
temperature
determination
heat exchange
cooling
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JP59276903A
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Yasuhiro Iwata
康宏 岩田
Kiyoshi Usami
宇佐美 潔
Sadaichi Nabeta
鍋田 貞一
Masanori Naganoma
永ノ間 政則
Yasushi Kojima
康史 小島
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Denso Corp
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NipponDenso Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/32Cooling devices
    • B60H1/3204Cooling devices using compression

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は車両の空調制御におけるコンプレッサの駆動率
を節減して温度制御を実施する省動力形空調制御装置に
関する。
従来、自動車の空調制御装置では、車載エンジンにコン
プレッサを連結し、このコンプレッサによる冷媒の圧縮
により冷房を可能にしており、このコンプレッサの稼働
率を低減させることによる自動車としての省動力化が要
望されている。
特公昭51−120536号公報では、アナログ回路を
用いて冷房能力の余剰を判定するとともに、その判定結
果に従ってコンプレッサの連結を断続することが提案さ
れている。
j・、ヵ1,4カ4..、’A’x (7)あ。6.お
い、4よ、アヶ。
グ回路構成のために、制御用入力信号の扱いに難があり
、空調装置の制御機能を増加させるにあたり、構成的複
雑を招くという問題点がある。
さらに、公知のものでは、冷房余剰能力の判定が制御結
果としての温度調節部材の実際の位置に依存するために
遅れの問題がある。
本発明は、省動力化の要望に応えるに際して、デジタル
コンピュータのソフトウェアによる制御演算を利用する
ことにより、簡潔な構成でもって初期の目的を達成し、
さらに実際の車室内の温度制御状態に対応して不要な捲
戻能力の削減を図ることを目的とする。
本発明によれば、上記目的は、第3図の機能ブロック線
図に示した構成とすることによって達成される。なお、
第3図中特に括弧で示す符号または記号は、後で述べる
実施例の説明および図面に記載されたものと一致させで
ある。
すなわち、本発明制御装置は、車室に向がって空気を送
るための通風ダクト1と、この通風ダクト1において車
室VCに向かう空気流を生じさせ 【るブロワモータ3
と、通風ダクト1に配置され、加熱器6と車載動力源駆
動の冷却機構5をもつ冷却器4とを含み、前記空気流に
対して熱交換を行うとともにその熱交換量を調節可能と
した熱交換手段TRとを備えた空調機能部を有する。
本発明制御装置は、車室内温度を目標設定温度に保つ温
度制御と、冷却器の稼働率の制御とを、デジタル制御方
式を採用してかつ簡潔な構成で実現する。このため、車
室内温度を目標設定温度に保つのに必要な各種の温度制
御条件を生じる制御信号発生手段PIが設けられ、制御
信号発生手段PIが生じる各種の温度制御条件は入力記
憶手段MMに周期的にデジタル値として入力されて記憶
され、そこに常に最新の制御条件が用意される。
このため、制御信号発生手段PIは、複数の温度制御条
件を順次デジタル値に変換する単一の変換手段16とこ
の変換されたデジタル値をそれぞれに記憶する記憶手段
RAMとを含む。
記憶手段RAMに用意されるデジタル値は、以下の第1
、第2の判定手段JDI、JD2および制御量演算手段
CPが必要とする場合に、その都度使用される。
第1の判定手段JDIは、入力記憶手段MMの記憶手段
RAMに用意された各種の温度制御条件のデジタル値の
少なくとも1つに基づいて熱交換手段TRにおける冷却
余剰能力の有無を周期的に判定し、その判定結果に対応
した第1の制御出力信号sciを生じる。
第2の判定手段JD2は、入力記憶手段MMの記憶手段
RAMに用意された各種の温度制御条件のデジタル値の
少なくとも車室内温度に基づいて熱交換手段TRによる
空気冷却の要否を周期的に判定し、この判定結果に対応
して冷却が必要である場合に、上記第1の判定手段JD
Iによる判定を有効ならしめ、冷却が必要でい場合に、
上記第1の制御出力信号C32を上記第1の判定手段J
D1による判定において余剰能力が有ると判定されたと
同じ状態に設定する。
制御量演算手段CPは、上記第1および第2の判定手段
JDI、JD2による判定結果に対応した補正量および
入力記憶手段MMの記憶手段R,AMに用意された各種
の温度制御条件のデジタル値に基づいて熱交換手段TR
における熱交換量の調節制御量を周期的に演算し、その
結果に対応した第2の制御出力信号C32を生じる。
しかして、上記判定手段JDI、JD2が採用する判定
条件は、制御量演算手段cpが調節制御量を演算するの
に使用する温度制御条件のデジタル値の少なくとも一部
を共用するものである。このことは、温度制御条件をデ
ジタル値として記憶手段RAMに記憶するという構成を
採用したごととの関連において、次の利点に寄与する。
第1に、制御信号発生手段PIは、温度制御条件を生じ
るものをそのまま使用することができ、判定条件を得る
ためのみに付加的な制御信号発生器を設ける必要がない
第2に、この判定条件に相当するデジタル値を得るため
の入力記憶手段MMの構成(例えばA−、Dim!51
°) GJ’JT6.′″0“70・第3に、デジタル
値を記憶するための記憶手段(例えばマイクロコンピュ
ータ17が内蔵するRAM)を共用することができる。
これらの点は、各判定手段JDI、JD2および演算手
段CPが、それぞれ必要なデジタル値を得る場合に、そ
れらデジタル値が異なる手段で利用される場合の干渉の
問題がないため、各手段の機能を正確に実現できる点で
、一層有利である。
ところで、第2の判定手段JD2は、熱交換手段TRに
よる空気冷却が必要でない、つまり暖房必要時であるこ
とを車室内温度から判定するので、第1の判定手段JD
Iによ為判定結果を待つまでもなく、冷却器を停止させ
ることができる。そして、かかる冷却器の停止の場合に
も、演算手段CPによる補正量の演算が行われるから、
温度制御が冷却器の稼働率の低減と関連して常に的確に
実行される。
なお、第1、および第2の判定手段JDI、JD2によ
る第1の制御出力信号C3i C52に応答して冷却機
構5の付、消勢を断続するために、□1o工□2oヵ、
つ2,6ゎ1,11□□□ 1cpによって得られる第
2の制御出力信号C’S2に応答して熱交換手段T、R
の熱交換量を調節する第2の駆動手段19が設けられる
以下本発明を図に示す実施例について説明する1第1図
はその実施例を示す全体構成図である。
この第1図において、1は自動車の空調装置の冷暖房用
空気を導くエアダクトで、外気取入口1aから外気を導
入し、また内気取入口1bから車室内気を循環させる。
2は内外気切替ダンパで、外気導入と内気循環を手動操
作にて切替るもので、外気導入状態を実線で、内気循環
状態を破線で示す。3はブロワモータで、外気取入口1
aまたは内気取入口1bから空気を吸込んで送風する。
4はプロワモータ3による送風空気を冷却通過させるエ
バポレータで、ダクト1内に横断配設しである。5は冷
媒を圧縮して循環させるコンプレッサで、自動車の車載
駆動源をなすエンジンにベルトにて連結してその回転駆
動力により作動し、圧縮した冷媒を凝縮器に送り、エキ
スパンションバルブを通してエバポレータ4に送る。こ
のコンプレッサ5はエンジンに対する連結をlfi続す
るための電磁クラッチを内蔵しており、この電磁クラッ
チの通電にて連結状態となり、通電遮断にて切離状態と
なる。6はエアダクト1内に配設したヒータコアで、エ
ンジン冷却水を導入してその熱により送風空気を加熱通
過させる。7はエアミックスダンパで、エバポレータ4
を通過した除湿、冷却空気に対し、ヒータコア6側に導
入して加熱する空気量の割合を調整し、温度調整する。
このエアミックスダンパ7の開度は、内気、外気温度、
設定温度およびエアミックスダンパ7の関度のフィード
バンクなどの各種情報に基づいて、車室内温度を制御目
標の温度に保つように自動制御される。
9は車室8内の温度を検出して室温信号を発生する室温
センサ、10はエアミックスダンパ7の開度を検出して
開度信号を発生する開度センサで、ポテンショメータを
用いである。11は外気の温度を検出して外気温信号を
発生する外気温センサ、12ば制御目標の設定温度を定
める温度設定器で乗員が手動にて希望の室温を定める。
13は自動車のエンジン始動操作時に始動信号を発生す
る始動スイッチ、14はエンジン回転に応じた周波数の
回転パルスを発生するエンジン回転センサ、15はモー
ド設定器で、オートエアコンにおけるヒータモード、デ
フロスタモード、ターラモードなどの各種モードを手動
にて定めてそれぞれのデジタルモード信号を発生する。
16はアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変
換器で、上記室温信号、開度信号、外気温信号、および
設定信号を順次デジタルに変換する。17は予め定めた
空調制御プログラムに従ってソフトウェアのデジタル演
算処理を実行するシングルチップのマイクロコンピュー
タで、数メガヘルツの水晶振動子18を接続するととも
に、車載バッテリよりの電源供給に基づいて安定化電圧
を発生する図示しない安定化電源回路より給電されて作
動状態になる。そして、このマイクロコンピュータ17
の演算処理によって、コンプレッサノ、 5の作動(オ
ン)条件および作動停止(オフ)条件をめ、このコンプ
レッサ5をオン、オフさせるための指令信号、およびエ
アミックスダンパ7の開度を調整するための指令信号を
発生する。
マイクロコンピュータ17は、上記の指令信号を発生す
るための演算手順を定めた空調制御プログラムを記憶し
ている続出専用メモリ (ROM)と、このROMの空
調制御プログラムを順次読み出してそれに対応する演算
処理を実行する中央処理部(CP U)と、このCPU
の演算処理に関連する各種データを一時記憶するととも
にそのデータのCPUによる読データが可能なメモリ 
(RAM)と、水晶振動子18を伴って上記各種演算の
ための基準クロックパルスを発生するクロック発生部と
、各種信号の入出力を調整する入出力(Ilo)回路部
とを主要部に構成した1チツプの大規模集積回路(LS
I)によって構成される。
19はエアミックスダンパ7の開度を調整する開度調整
アクチュエータで、マイクロコンピュータ17よりの温
度制御の演算処理に基づいて出力される開度指令信号を
受けて、その開度指令信号に対応する作動を行う。20
はコンプレッサ5の Eオン、オフ制御を行なうコンプ
レッサ駆動回路で、マイクロコンピュータ17よりの指
令信号によりコンプレッサ5の電磁クラッチの通電、お
よび通電遮断を制御する。
そして、上記空調制御装置における冷房能力の利用程度
を判定するための検出手段としては、エアミックスダン
パ7の開度を検出する開度センサ10を用いており、こ
のエアミックスダンパ7の開度が最大冷房の近傍に位置
したとき冷房余剰能力がないことを示し、他方それ以外
の開度に調整されているとき冷房余剰能力があることを
示す。
そしてこの冷房余剰能力があることをマイクロコンピュ
ータ17が判定すると、コンプレッサ5をオフさせるた
めのオフ指令信号を駆動回路20に付与する。
次に、上記構成においてその作動を第2図の演算流れ図
とともに説明する。
いま、この装置を備えた自動車においてその運転開始に
より安定回路電源回路より安定回路電圧の供給を受けて
マイクロコンピュータ17が作動状態になり、数百m 
se cの周期で図示の空調制御プログラムの演算処理
を実行する。
すなわち、第2図のスタートステップ101より空調制
御プログラムの演算処理を開始して信号入力ステップ1
02に進む。この信号人力ステップ102では、A/D
変換器16でデジタル値に変換された室温信号、開度信
号、外気温信号、および設定信号と、始動スイッチ13
よりのスタータ作動を示す始動信号、モード設定器15
よりの各種モード信号、およびエンジン回転センサより
の回転パルスによる回転速度演算ルーチン(図示せず)
の演算処理にて計算した回転速度データを入力記憶し、
ステップ103に進む。
スターク作動判定ステップ103では、信号入力ステッ
プ102にて入力記憶した始動信号に基づいてスタータ
作動中か否かを判定する。このとき、スタータ作動中で
あればその判定がイエス(YES)になり、コンプレッ
サオフステップ104に進み、コンプレッサ5の作動を
オフさせるためのオフ指令信号を発生したコンプレッサ
駆動回路20に加える。他方、ステップ103にてスタ
ータ非作動を判定してその結果がノー(No>になると
、エンジン低速判定ステップ105に進み、ステップ1
02で入力記憶した回転速度データに基づいてエンジン
が通常のアイドリングを示す低速になっているか否かを
判定する。このとき、エンジン回転が低速になればその
判定がYESになり、ステップ106に進み、コンプレ
ッサオフ指令信号を駆動回路20に加える。さらに低速
レベル補正ステップ107″に進んで低速判定にヒステ
リシスを設ける。他方、ステップ105にてエンジン非
低速を判定して結果がNoになると、低速レベルセット
ステップ108に進んで低速レベル補正ステップ107
の補正量を除いた値の低速レベルを次回の演算時の低速
判定のためにセットし、ステップ109に進む。
温度判定ステップ109ではステップ102で入力記憶
した室温信号および設定信号に基づいて室温が設定温よ
り不感帯幅を越えて充分に低くな−1) ・たか否かを
判定する。このとき、室温が設定温より充分に低くなる
とその判定がYESになり、コンプレッサオフステツブ
110に進み、コンプレッサ駆動回路20にオフ指令信
号を加えるとともに、温度レベル補正ステップ111に
進んで温度判定にヒステリシスを設けるためにその温度
レベルを補正設定する。他方、温度判定ステップ109
にて室温が設定値以上になったことを判定してその結果
がNoになると、レベル補正解除ステップ112に進ん
でステップ111の補正量を次回の演算時の温度判定の
ために解除し、ステップ113に進む。
余剰能力判定ステップ113では信号入力ステップ10
2にて入力記憶した開度セット10よりの開度信号に基
づいて、エアミンクスダンパフの開度が最大冷房の近傍
より離れて位置しているか否かを判定する。このとき、
エアミンクスダンパフの開度が最大冷房の近傍より離れ
た位置になればその結果がYESになり、コンプレッサ
オフステツブ114に進むとともに、能カレヘル補正ス
テップ115でヒステリシスを設けるために能力 iレ
ベルを補正し、補正量演算′ステップ116に進む。ま
た、上記のステップ104,107.111の各ステッ
プを処理した後も同様にステップ116が処理される。
この補正量演算ステップ116ではコンプレッサ5の作
動停止に伴う空調制御特に温度制御の補正量をめ、空調
制御の演算に補正を加える。
他方、余剰能力判定ステップ113にて冷房能力に余剰
能力がないことを判定してその判定がNOになると、能
力レベルセットステップ117に進んで補正ステップ1
16の補正量を除いた値の能力レベルを次回の演算時の
余剰能力判定のためにセットする。
コンプレッサオンステップ118ではコンプレッサ5の
作動指令を示すオン指令信号を発生したコンプレッサ駆
動回路20に加え、次の制御量演算ステップ119に進
む。なお、上記のステップ116を処理した後にもステ
ップ119に進む。
制御量演算ステップ119では、ステップ102で入力
記憶した室温、外気温、設定温、ダンパ開度などの各種
条件に基づいて室温を設定温に保つためのエアミックス
ダンパ7の目標関度をめ、また補正量演算ステップ11
6を経由した場合にはその補正に基づいて補正を加えた
後の目標開度をめ、ダンパ開度指令ステップ120に進
んでその目標開度の指令信号を開度調整アクチュエータ
19に加え、エアミンクスダンパフの開度を制御しくエ
ンドステップ121に進み、1回の演算処理を終了する
以後、同様の演算を数百m s e cの周期にて繰り
返し、室温制御およびコンプレッサ制御を含む空調制御
を行なう。
次に、冷房時の種々の状態における全体作動を説明する
。まず、エンジン始動前において、スタートステップ1
01より信号入力ステップ102を処理し、スタータ作
動判定ステップ103に進むが、このときスタータが非
作動のためステップ105−106と進み、コンプレッ
サ5を停止状態に制御し、さらにステップ107−11
6→119→120−121と演算処理を行なう。この
繰り返しはエンジンが始動するまで続けられ、その間コ
ンプレッサ5は停止状態に維持される。
続いて、エンジンが始動されると、ステップ103の判
定がNoからYESに反転し、ステップ104−116
−119 →12−0と処理が行われ、エンジン始動が
完了して始動スイッチ13よりの始動信号が消えるまで
、この処理の繰り返しによっ−Cコンプレッサ5は停止
状態に維持される。
やがて、エンジン始動がすみアイドリング運転になると
、ステップ103の判定がYESがらNOに反転して、
エンジン低速判定ステップ105が処理される。このと
きも、エンジン回転速度が充分に高くないので、ステッ
プ106→107→116→119−120が繰り返し
行われて、コンプレッサ5は停止状態に維持される。
その後自動車が走行を開始して、エンジン回転速度が充
分高くなると、ステップ105の判定結果がYESから
Noに反転し、ステップ108で低速レベルが小さい値
に設定される。そして、温・1 度判定ステップ109
に進み、室温が設定温より、・(′ 充分に低くなっているが否かを判定するが、冷房前であ
るとその判定がNoであるので、ステップ112に進む
。ステップ112では温度セントの補正を解除するが、
前回までの演算処理で温度レベルの補正がされていない
ので“、そのままのレベルが維持され、余剰能力判定ス
テップ113に進む。
余剰能力判定ステップ113では開度センサlOよりの
開度信号に基づいて冷房の余剰能力の有無が判定される
が、冷房開始前の場合は判定がNOになり、ステップx
rrf初期設定にて定めた値と同じ値の能力レベルをセ
ントし、次のコンプレッサオンステップ118に進み、
オン指令信号を駆動回路20に保持させて、車室8の冷
房を開始する。次に処理する制御量演算ステップ119
では、室温、外気温、設定温、ダンパ開度なとの各種条
件に基づいて室温を設定値に保つためのエアミンクスダ
ンパフの目標開度をめ、その結果に対応する指令信号を
ステップ120でアクチュエータ19に加える。これに
よって、エアミンク 1スダンパフの開度ケ制御され、
車室8内の冷房の温度調整が開始される。
車室8内の温度が温度設定器12に定めた設定値に近づ
くまでステップ101から102−103−105→1
08→109→112→113→117→11B−11
9→120→121に至る演算処理を繰り返し、コンプ
レッサ5の作動を継続しつつエアミンクスダンパフの開
度調整を行って冷房の空調制御により、車室8内の温度
を徐々に低下させる。このとき、車室8内の温度が設定
温に対して充分に高いときには、エアミンクスダンパフ
の開度がヒークコア6への空気の流れをほとんど遮断す
る最大冷房の位置、すなわち大きな角度に制御されてお
り、車室8の温度が低下するに従ってエアミンクスダン
パフの開度が最大冷房の位置から徐々に離れてその角度
が徐々に小さくなり、車室8内の温度を設定値に保つ。
この空調制御中において、エアミンクスダンパフの開度
が能力レベルセントステップ117にて定めた能カレベ
ルの角度より小さくなると、上記の繰り返し演算におけ
る余剰能力判定ステップ113に到来したとき、その判
定結果がNoからYESに反転し、コンプレッサオフス
テップ114にてオフ指令信号を駆動回路20に加えて
、コンプレッサ5を停止させる。また、能力レベル補正
ステップ115でヒステリシスを設けるための補正を行
い、補正量演算ステップ116での補正量を含んでステ
ップ119にてエアミックスダンパ7の目標開度をめ、
その目標開度の指令信号をアクチュエータI9に加える
このようにコンプレッサ′5を停止したまま車室8内の
温度を設定温に保つ制御を行なうため、エアミンクスダ
ンパフの開度が徐々に大きな開度になる。そして、その
開度が能力レベル補正ステップ115で定めた補正レベ
ルに達すると、余剰能力判定ステップ113での判定結
果がYESからNoに反転する。このため、能力レベル
セントステソプ117で能力レベルを再セットし、ステ
ップ118で駆動回路20にコンプレッサのオン指令信
号を加えて、再びコンプレッサ5の作動状態にてエアミ
ックスダンパ7の開度調整を行って車室8内の温度を設
定温に保つ。
このように、通常走行時においてエアミンクスダンバフ
の開度に基づいて冷房の余剰能力があるか否かを判定し
、コンプレッサ5の作動および停止を制御することによ
り、車載エンジンにてコンプレッサ5の停止時にエンジ
ン負荷を軽減することができる。
さらに、上記の作動中において、車室8内の温度が設定
温より充分に低下すると、上記繰り返し演算における温
度判定ステップ109の判定結果がNOからYESに反
転する。このためステップ110にて駆動回路20にオ
フ指令信号を加えてコンプレッサ5を停止させ、さらに
ステップ111→116−119−120を処理する。
このようにしてコンプレッサ5の停止状態にて温度制御
を行なうことにより、車室8内の温度が徐々に上昇して
くると、やがて温度判定ステップ109での判定結果が
YESからNOに反転し、レベル補)1 正解除ステ・
・プ112および余剰能力判定ステ・・プ113を経由
する演算処理に切換ねる。このとき、余剰能力が内状態
で余剰能力判定ステップ113の判定がNOになり、能
力レベルセットステップ117からコンプレッサオンス
テップ118に進んでコンプレッサ5を駆動させて、温
度制御を行なう。
以後、スタータ作動判定ステップ113、エンジン低速
判定ステップ105、温度判定ステップ109、余剰能
力判定ステップ113の各判定に対応してそれぞれの演
算処理を実行し、コンプレッサ5の作動制御およびエア
ミックスダンパ7の開度制御を行なう。
なお、上述の実施例では余剰能力の判定のために必要な
パラメータを検出する検出手段として、エアミンクスダ
ンパフの開度を検出する開度センサ10を利用するもの
を示したが、例えば室温、外気温、ダンパ開度等のセン
サを利用してもよく、その際にはその各検出信号の関係
が予め記憶したデータの領域内に入っているか否かによ
って余剰能力を判定するようにしてもよい。 )また、
コンプレッサ5を停止させる条件として外気温が室温よ
り低いことを判定した場合を付加してもよく、その際に
は内外気切替ダンパ2を外気導入状態に制御すればよい
そらに、冷房の余剰能力の判定レベルを、外気温と室温
の偏差、走行速度などによって変化させてもよく、これ
によりコンプレソ号駆動の効率的な節減制御を行なうこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す全体構成図、第2図は
第1図中のマイクロコンピュータの演算処理を示す演算
流れ図、第3図は本発明制御装置の構成上の特徴を表し
た機能ブロック線図である。 4・・・エバポレータ、5・・・コンプレッサ、6・・
・ヒータコア、7・・・エアミックスダンパ、8・・・
車室、9・・・室温センサ、10・・・検出手段、11
・・・外気温センサ、12・・・温度設定器、15・・
・モード設定器、17・・・マイクロコンピュータ、1
9・・・開度調整アクチュエータ、20・・・コンプレ
ッサ駆動回路。 代理人 弁理士 岡 部 隆 第1図 第2図 Iθl 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 車室に向かって空気を送るための通風ダクト、この通風
    ダクトにおいて車室に向かう空気流を生じさせるプロワ
    モータ、 前記通風ダクトに配置され、加熱器と車載動力源駆動の
    冷却機構をもつ冷却器とを含み、前記空気流に対して熱
    交換を行うとともにその熱交換量を調節可能とした熱交
    換手段、 車室内温度を目標設定温度に保つのに必要な各種の温度
    制御条件を生じる制御信号発生手段、この制御信号発生
    手段からの各種の温度制御条件を順次デジタル値に変換
    する単一の変換手段とこの変換されたデジタル値をそれ
    ぞれに記憶する記憶手段とを含んで前記各種の温度制御
    条件を周期的にデジタル値として記憶する入力記憶手段
    、この入力記憶手段の前記記憶手段に用意された各種の
    温度制御条件のデジタル値の少なくとも1つに基づいて
    前記熱交換手段における冷却余剰能力の有無を周期的に
    判定し、その判定結果に対応した第1の制御出力信号を
    生じる第1の判定手段、前記入力記憶手段の前記記憶手
    段に用意された前記各種の温度制御条件のデジタル値の
    少なくとも車室内温度に基づいて前記熱交換手段による
    空気冷却の要否を周期的に判定し、この判定結果に対応
    して冷却が必要である場合に、上記第1の判定手段によ
    る判定を有効ならしめ、冷却が必要でい場合に、上記第
    1の制御出力信号を上記第1の判定手段による判定にお
    いt余剰能力が有ると判定されたと同じ状態に設定する
    、第2の判定手段、上記第1および第2の判定手段によ
    る判定結果に対応した補正量および前記入力記憶手段の
    前記記憶手段に用意された前記各種の温度制御条件のデ
    ジタル値に基づいて前記熱交換手段における熱交換量の
    調節制御量を周期的に演算し、その結果に対応した第2
    の制御出力信号を生じる制御量演算手段、 前記第1および第2の判定手段によって得られる前記第
    1の制御出力信号に応答して前記冷却機構の付、消勢を
    断続する第1の駆動手段、および前記制御量演算手段に
    よって得られる前記第2の制御出力信号に応答して前記
    熱交換手段の熱交換量を調節する第2の駆動手段、 を備えたことを特徴とする車両用空調制御装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3979922A (en) * 1974-12-30 1976-09-14 Honeywell Inc. Energy conservation air conditioning system
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