JPS60259177A - 昆布酒の製造法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）発明の分野 この発明は、清酒中に昆布を混入して昆布酒を製造する
昆布酒の製造法に関する。

（０）発明の背景 清酒中に種々のものを混入し、その混入物の熟成により
、混入物のエキスを含有させた各種の酒がある。

昆布酒としては、家庭で好みにより酒の中に昆布を入れ
て飲んでいた程度であるが、最近昆布を粉末にして、こ
の粉末昆布と米などの他物の粉末とを混合し、この混合
物でぐい飲みを作り、このぐい飲みにより酒を飲むこと
が行なわれるようになった。

しかし、これでは昆布のエキスを充分に、かつ均等に味
わうことができなかった。

（ハ）発明の目的 この発明は、昆布特有のエキスを充分に味わうことので
きる昆布酒の製造法の提供を目的とする。

（ニ）発明の要約 この発明は、清酒中に乾燥昆布と焼上げ昆布とを混入し
て熟成させる昆布酒の製造法であることを目的とする。

（ホ）発明の効果 この発明によれば、清酒中に乾燥昆布と焼上げ昆布とを
同時に混入させて熟成するので、昆布特有の甘味やミネ
ラルの外に、焼上げ昆布により磯の香りや、まろやかな
風味を含有する調味のとれた昆布酒が製造されるのであ
る。

（へ）発明の実施例 短冊状に裁断した昆布を加熱して、表面が茶色になるま
で焼上げた焼上げ昆布５ｇと、乾燥昆布１０ｇとを布袋
に入れたのち、清酒１８００ｃｃ中に混入し、５０日間
熟成させた。

この熟成期間は清酒量に対しての各昆布量によって左右
され、例えば上述の実施例における昆布量を２倍にづ“
ることによって、１力月間の熟成でよく、また昆布量を
５分の１にすることにより１年間の熟成期間が必要とな
る。

また、乾燥昆布と焼上げ昆布との混入率にＪ、り風味が
左右し、乾燥昆布が多くなると甘味が増大し、焼上げ昆
布が多くなると磯の香りが増大し、この風味調和は人の
好みにより選択される。

上述の上限乃至下限の範囲は人体、清酒１８００ｃｃに
対して、焼上げ昆布量が２〜２０ｇ、乾燥昆布量が３〜
４０ｇで、熟成期間２０〜４００日程度と解される。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、清酒中に乾燥昆布と加熱して焼上げた昆布とを混入
   して熟成させることを特徴とする昆布酒の製造法。