JPS60258202A - 合成樹脂成形品の製造法 - Google Patents
合成樹脂成形品の製造法Info
- Publication number
- JPS60258202A JPS60258202A JP11408284A JP11408284A JPS60258202A JP S60258202 A JPS60258202 A JP S60258202A JP 11408284 A JP11408284 A JP 11408284A JP 11408284 A JP11408284 A JP 11408284A JP S60258202 A JPS60258202 A JP S60258202A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin molded
- polymerizable compound
- synthetic resin
- molded article
- article
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明は2合成樹脂成形品の製造法に関する。
(従来技術)
従来、高分子ポリマーの板状晶を製造する方法として、
ガスケットで周辺をシールした2枚の型板からなる鋳型
中に、モノマーまたは部分的に重合したモノマー・ポリ
マー混合物を注入し、水浴中または空気浴中で重合を行
なって板状の重合物を得る注型重合法がある。
ガスケットで周辺をシールした2枚の型板からなる鋳型
中に、モノマーまたは部分的に重合したモノマー・ポリ
マー混合物を注入し、水浴中または空気浴中で重合を行
なって板状の重合物を得る注型重合法がある。
注型重合法により製造された板状晶は、無機ガラスと同
様な美麗な表面を有し、銘板、ミラー、装飾用およびそ
の他の多くの分野に使用されている。
様な美麗な表面を有し、銘板、ミラー、装飾用およびそ
の他の多くの分野に使用されている。
しかしながら、注型重合法において1重合完結後、板状
晶を鋳型から離型させて取り出す際板状晶と型板とが密
着しているために、板状晶の表面のキズまたは割れ、あ
るいは型板の損傷・変形等をもたらすことがあり、その
ことが製品 ”の品質および歩留りを低減させ、製品コ
ストの上昇をもたらす原因となっていた。
晶を鋳型から離型させて取り出す際板状晶と型板とが密
着しているために、板状晶の表面のキズまたは割れ、あ
るいは型板の損傷・変形等をもたらすことがあり、その
ことが製品 ”の品質および歩留りを低減させ、製品コ
ストの上昇をもたらす原因となっていた。
これまでこのよう寺な次点を改良する方法として1例え
ば流動パラフィン、ワックス、高級脂肪酸とそのエステ
ル、高級アルコール、特定の置換基を有するフェノール
化合物を重合性化合物に添加して離凰性を向上させるこ
とも試みられているが、離型効果が不充分であったり、
離型性は向上するが着色したり、あるいは表面にブリー
ドしたりしていまだに注型重合における離型性問題は解
決されていない。
ば流動パラフィン、ワックス、高級脂肪酸とそのエステ
ル、高級アルコール、特定の置換基を有するフェノール
化合物を重合性化合物に添加して離凰性を向上させるこ
とも試みられているが、離型効果が不充分であったり、
離型性は向上するが着色したり、あるいは表面にブリー
ドしたりしていまだに注型重合における離型性問題は解
決されていない。
(発明の目的)
本発明の目的は、上述した如き従来技術の問題点を解決
できる合成樹脂成形品の製造法を提供することにある。
できる合成樹脂成形品の製造法を提供することにある。
(発明の構成)
本発明に係る合成樹脂成形品の製造法は1重合性化合物
を注型重合するに際し2重合性化合物中に、下記の一般
式 (式中、nは1または2の整数であり、Rは炭素数1〜
6の飽和炭化水素基を表わす)で示される酸性リン酸エ
ステルをo、ooos〜1重量%添加して重合すること
よりなる。
を注型重合するに際し2重合性化合物中に、下記の一般
式 (式中、nは1または2の整数であり、Rは炭素数1〜
6の飽和炭化水素基を表わす)で示される酸性リン酸エ
ステルをo、ooos〜1重量%添加して重合すること
よりなる。
本発明の製造法において使用される重合性化合物として
は、注型重合しうる化合物であればすべて用いうる。そ
の具体例としては、アクリル酸のエステルおよびメタア
クリル酸のエステル類、ヒドロキシアルキルエステル類
、エポキシ含有アルキルエステル類等のアクリル系モノ
マー;スチレン、α−メチルスチレン、クロロスチレン
等のスチレン系モノマー;マレイン酸。
は、注型重合しうる化合物であればすべて用いうる。そ
の具体例としては、アクリル酸のエステルおよびメタア
クリル酸のエステル類、ヒドロキシアルキルエステル類
、エポキシ含有アルキルエステル類等のアクリル系モノ
マー;スチレン、α−メチルスチレン、クロロスチレン
等のスチレン系モノマー;マレイン酸。
フマール酸、イタコン酸等のα、β−不飽和カルポン酸
;アクリロニトリル、酢酸ビニル等の不飽和モノマーな
どがあげられる。
;アクリロニトリル、酢酸ビニル等の不飽和モノマーな
どがあげられる。
その他年飽和ポリエステルの注型にも本発明を有効に用
いうる。
いうる。
前記の不飽和化合物は、一種でまたは二種以上の混合物
として用いられる。また必要に応じてジビニルベンゼン
、エチレングリコールジメタクリレート等の多官能性化
合物等も併用できる・また各種の添加剤・例え&−X安
定剤・難燃化 )、。
として用いられる。また必要に応じてジビニルベンゼン
、エチレングリコールジメタクリレート等の多官能性化
合物等も併用できる・また各種の添加剤・例え&−X安
定剤・難燃化 )、。
剤、可塑剤2重合度調節剤、光拡散剤、染・顔料等を添
加してもよい。
加してもよい。
本発明において用いられる前記一般式CI’Jで示され
る酸性リン酸エステルの好ましい例としては、モノエチ
ルフォスフェート、ジエチルフーオスフエート、モツプ
チルフォスフェート、ジブチルフォスフェート等が挙げ
られる。これらの化合物は、一種または二種以上を混合
して用いられる。
る酸性リン酸エステルの好ましい例としては、モノエチ
ルフォスフェート、ジエチルフーオスフエート、モツプ
チルフォスフェート、ジブチルフォスフェート等が挙げ
られる。これらの化合物は、一種または二種以上を混合
して用いられる。
本発明における一般式〔工〕で示される酸性リン酸エス
テルの添加量は2重合性化合物に対して0.0005〜
1重景%、好未満くは0.001〜0.5重量%である
。添加量が0.0005重景%未満では2本発明の目的
である注型重合における剥離不良を防止に対する効果が
十分でなく。
テルの添加量は2重合性化合物に対して0.0005〜
1重景%、好未満くは0.001〜0.5重量%である
。添加量が0.0005重景%未満では2本発明の目的
である注型重合における剥離不良を防止に対する効果が
十分でなく。
また1重量%を越えると樹脂成形品の熱変形温度2機械
的強度の低下が認められがちである。
的強度の低下が認められがちである。
本発明の製造法において使用される鋳型としては、従来
使用されている強化ガラス、クロムメッキ金属板、アル
ミニウム板、ステンレススチール板等の型板と柔軟性の
ガスケット等で構成されたものがあげられる。
使用されている強化ガラス、クロムメッキ金属板、アル
ミニウム板、ステンレススチール板等の型板と柔軟性の
ガスケット等で構成されたものがあげられる。
注型重合は、前記の鋳型を使用してバッチもしくは連続
の両方で行いうる。
の両方で行いうる。
本発明の製造法にお℃・て2重合性化合物の注型重合に
使用される重合開始剤としては2例えばアゾビスイソブ
チロニトリル、アゾビスジメチルバレロニトリル、ベン
ゾイルバーオキシト。
使用される重合開始剤としては2例えばアゾビスイソブ
チロニトリル、アゾビスジメチルバレロニトリル、ベン
ゾイルバーオキシト。
ラウロイルパーオキシド、2,4−ジクロロベンゾイル
パーオキシド、イングロビルパーオキシジカーボネート
、イソブチルパーオキシド、アセチルシクロベキシルス
ルホニルパーオキシドなどのフリーラジカル開始剤を使
用することができる。また酸化還元系の重合開始剤2例
えばパーオキシド類とアミン類の組み合せを使用するこ
ともできる。これらの重合開始剤は、単独のみならず二
種以上を混合して使用でき、その使用量は重合性化合物
100重量部に対して0.001〜1重量部である。
パーオキシド、イングロビルパーオキシジカーボネート
、イソブチルパーオキシド、アセチルシクロベキシルス
ルホニルパーオキシドなどのフリーラジカル開始剤を使
用することができる。また酸化還元系の重合開始剤2例
えばパーオキシド類とアミン類の組み合せを使用するこ
ともできる。これらの重合開始剤は、単独のみならず二
種以上を混合して使用でき、その使用量は重合性化合物
100重量部に対して0.001〜1重量部である。
注型重合は45℃〜95°Cで、0.3〜15時間2次
いで80〜150℃で10分〜5時間かけて行なわれる
。
いで80〜150℃で10分〜5時間かけて行なわれる
。
(実施例)
以下、実施例、比較例により本発明をさらに詳しく説明
する。
する。
なお、実施例、比較例中の「部」は重量部を表わす。
実施例1〜2.比較例1〜2
大きさが460mmX 610mm、厚さが6 rnm
の2枚の強化ガラス板か、あるいは同じ大きさで厚さが
2 mrnの2枚の片面鏡面研摩されたステンレス鋼板
と、軟質のポリ塩化ビニル製のガスケットとでセルを組
みたて、このセルに表1に示す重合性組成物を注入し、
65℃の水浴槽に5時間浸漬した後、120’Cに加温
された熱風循環炉中にて2時間加熱して重合を完結させ
、その後セルを室温にて自然冷却させ、セルの表面温度
が特定の温度となった時、セルから樹脂板を剥離させて
、3mm厚の樹脂板を得た。
の2枚の強化ガラス板か、あるいは同じ大きさで厚さが
2 mrnの2枚の片面鏡面研摩されたステンレス鋼板
と、軟質のポリ塩化ビニル製のガスケットとでセルを組
みたて、このセルに表1に示す重合性組成物を注入し、
65℃の水浴槽に5時間浸漬した後、120’Cに加温
された熱風循環炉中にて2時間加熱して重合を完結させ
、その後セルを室温にて自然冷却させ、セルの表面温度
が特定の温度となった時、セルから樹脂板を剥離させて
、3mm厚の樹脂板を得た。
表1に樹脂板の剥離状況結果を示す。
(発明の効果)
本発明の製造法は、従来注型−重合法によって板状晶を
製造する際に起っていた。型板と成形品との剥離不良を
なくシ、それによって製品の品質および歩留りを向上さ
せると共に、製品のコストダウンを計ることができ、工
業的価値は極めて犬である。
製造する際に起っていた。型板と成形品との剥離不良を
なくシ、それによって製品の品質および歩留りを向上さ
せると共に、製品のコストダウンを計ることができ、工
業的価値は極めて犬である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、x合性化合物を注型重合するに際し2重合性化合物
中に、下記の一般式 (式中、nは1または2の整数であり、Rは炭素数1〜
6の飽和炭化水素基を表わす)で示される酸性リン酸エ
ステルを0.0005〜1重量%添加して重合すること
を特徴とする合成樹脂成形品の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11408284A JPS60258202A (ja) | 1984-06-04 | 1984-06-04 | 合成樹脂成形品の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11408284A JPS60258202A (ja) | 1984-06-04 | 1984-06-04 | 合成樹脂成形品の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60258202A true JPS60258202A (ja) | 1985-12-20 |
Family
ID=14628616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11408284A Pending JPS60258202A (ja) | 1984-06-04 | 1984-06-04 | 合成樹脂成形品の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60258202A (ja) |
-
1984
- 1984-06-04 JP JP11408284A patent/JPS60258202A/ja active Pending
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