JPS60257212A - 熱可塑性樹脂配向成形品の圧縮成形法 - Google Patents

熱可塑性樹脂配向成形品の圧縮成形法

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JPS60257212A
JPS60257212A JP59113065A JP11306584A JPS60257212A JP S60257212 A JPS60257212 A JP S60257212A JP 59113065 A JP59113065 A JP 59113065A JP 11306584 A JP11306584 A JP 11306584A JP S60257212 A JPS60257212 A JP S60257212A
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Hiroshi Kataoka
片岡 紘
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Asahi Kasei Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は熱可塑性樹脂素地を圧縮ダイ内で圧縮して配向
成形品を成形する方法に係る。
本発明の目的は熱可重性樹脂の各種属みの配向シートを
圧縮成形する方法の改良、該配向シートを経済的に成形
する方法である。
〔従来の技術〕
圧縮成形で熱、可塑性樹脂の配向成形品を成形する方法
については、USP 3632841等に示されている
。すなわち、圧縮ダイ内表面を潤滑剤で被覆し、厚内の
熱可塑性樹脂素地をガラス転移温度(PL後Tgと略称
)以上溶融点以下で圧縮ダイ内で圧縮して2軸配回させ
ることが示されている。この圧縮成形法では、樹脂素地
をTg以上に加熱し、圧縮ダイも樹脂素地とほぼ同温度
のTg以上に加熱した後に圧縮成形し、次いで圧縮後ダ
イを樹脂のTg以下に冷却することにより圧縮された樹
脂を該Tg以下に冷却した後に配向成形品を取り出して
いる。
すなわち、ダイの加熱、冷却をくり返すことにより成形
を行っている。ダイの加熱・冷却をくり返すことは多量
のエネルギーを消費し、ダイの構造も複雑になり経済的
でない。
〔発明が解決しよとする問題点〕
本発明は圧縮グイをほぼ一定の温度に保持したまま成形
し、ダイの加熱・冷却による不経済なエネルギー消費を
減すものである。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕本発明は、熱
可塑性樹脂素地を、潤滑状態に保持された圧縮ダイで圧
縮して配向成形品を成形する圧縮成形法に於て、 (1)、熱可塑性樹脂素地は少くとも3層であり、(2
)、ダイと接する最表層樹脂のガラス転移温度は内核層
樹脂のガラス転移温度より低く、(3)、表層と内核層
は成形後容易に剥離できる非接着性であり、 (4)、ダイの温度は最表層樹脂のガラス転移温度より
高く、内核樹脂のガラス転移温度より低く、(5)、少
くとも内核層を内核層樹脂のガラス転移温度より高く加
熱した後、圧縮ダイで圧縮して配向させる ことを特徴とする圧縮成形法である。
本発明に述べる熱可塑性樹脂とは一般に圧縮成形できる
熱可塑性樹脂であり、例えばポリスチレン、ステレ°ン
ーアクリロニトリル共重合体、ABS樹脂、ポリ塩化ビ
ニル、ポリメテルメタク゛2リレート、ポリカーボネー
ト、ポリエステル、ナイロン、ポリフェニレンエーテル
、ポリオキシメチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン
等のポリオレフィン、ポリエーテルイミドあるいはこれ
等樹脂のブレンド、共重合体等である。
特に、メチルメタクリレート(以後MMAと略称)を主
体としたアクリル樹脂の成形に適しており、ポリメチル
メタクリレート(以後PMMAと略称)、MMAとアル
キルアクリレート共重合体(Go (MMA−AA )
 ) 、MMA −無水マレイン酸−スチレン三元系共
重合体(Go(MM八−MAR−8t)) 、 MMA
−メタアクリルアミド共重合体(Go(MMA−MAA
mide))、等は良好に使用できる〇 アクリル樹脂の各種シートが使用でき、押出成形された
シート、セルキャスト法で成形された超高分子量体、若
干の架橋が行われたゲル化体も良′好に使用できる。
MMAの超高分子量体は耐化学薬品性に優れ、良好なシ
ートが得られる。これ等熱可塑性樹脂には、必要に応じ
て着色剤、紫外線吸収剤、赤外線吸収剤、熱線反射剤、
難燃剤、熱安定剤も帯電防止剤等を添加することができ
る。アクリル樹脂は耐候性、透明性に優れ、紫外線吸収
剤、赤外線吸収剤、熱線反射剤等を配合したアクリル樹
脂を本発明で成形した2軸配向ソートはグレージング材
の部品として良好に使用できる。
本発明に述べる熱可塑性樹脂素地とは上記熱可塑性樹脂
の0.5〜50襲厚程度の板状素地であり、好ましくは
1〜30鵡厚の板状素地である。
熱可塑性樹脂素地は少くとも3層であり、ダイと接する
最表層樹脂のTgは内核層樹脂のTgより低く、表層と
内核層は成形後容易に剥離できる非接着性である。樹脂
素地は少くとも3層であり、必要に応じて4層以上にし
て用いる。樹脂素地は表層と内核層より成り、圧縮成形
後表層と内核層を剥離して、主に内核層の配向成形品を
主製品とし、て使用する。表層の厚みは成形品の大きさ
、成形条件により異るが、一般にはO,’1mから5u
であり、好ましくは0.3 IIから3鵡である。O,
3m以下では表層をつける効果が小さく、表層が厚すぎ
ると経済的に好ましくない。表層は1層でも、必要に応
じて2層以上でも良い。表層樹脂は、あるいは表層が2
層以上の場合には最表層樹脂はそのTgが内核層樹脂の
Tgより低く、その差は10℃以上が好ましく、更に好
ましくは30’ca上である。、本発明では、圧縮ダイ
と接する最表層樹脂のTgが低いことが必要である。T
gが低い最表層樹脂の厚みが0.18以上が好ましく、
更に好ましくは0.3語以上である。好ましく最表層樹
脂としては、Tgが低く、且っダイとの動摩擦係数が小
さい樹脂が好ましい。ダイとして一般に鋼材、ステンレ
ス鋼材、アルミニウム、銅等金属が使用されるが、これ
等金属との動摩擦係数が小さくて、Tgが低い樹脂、例
えば、高密度ポリエチレン(以後HD−PE と略称〕
、低密度ポリエチレン(P1後LD−PE と略称)、
ポリプロピレン(以後ppと略称)、塩化ビニル樹脂(
以後pvcと略称)等が良好に使用できる。
表層と内核層は成形後容易に剥離できる非接着性である
。容易に剥離できるとは、一般には2Kg/ 25 m
以下(2Q OIHL / min )、すなわち25
語巾の成形品を200 wb/ minの速度で引っ張
った場合の剥離強度が2KfB下が好ましく、更に好ま
しくはIKF以下である。
表層が2層以上の時には、表層の各層は互に非接着性で
も、接着性でも良い。
内核層は1層でも、必要に応じて2層以上でも良い。2
層以上の場合、各層は互に非接着性でも、接着性でも良
い。例えばPMMA /ポリカーボネート/ PMMA
の接着性の3層体を内核層とすれば、互に接着した3層
の配向成形品が得られる。又、P MM A/P P/
P MM A/P P/P MM Aと、非接着性の各
層を交互に積層した積層体を内核層にすると、圧縮成形
後内核の各層を剥離することにより、薄肉の。
非接着性の各層を交互に多数積層した内核層を用いると
、一度の圧縮成形で多数の配向成形品が得られる。内核
層の厚みは一般に1藤〜IQQIII。
好ましくは2w〜5QIBである。
圧縮成形を行う成形条件は、ダイの温度が表層樹脂のT
gより高く、内核樹脂のTgより低いほぼm一定温度に
保たれ、少くとも内核層を内核層樹脂のTgより高く加
熱した後、圧縮ダイで圧縮して配向させる。ダイの温度
は表層樹脂のTgより10℃以上高いことが好ましく、
内核樹脂のTgより10℃以上低いことが好ましい。少
くとも内核層を該樹脂のTgより高く、好ましくは10
℃以上高く加熱した後圧縮成形を行う。すなわち、あら
かじめ内核樹脂のT、gより高く1加熱した内核樹脂を
有する樹脂素地を、該Tgより低いダイで圧縮成形し、
内核樹脂を冷却しつつ配向成形するもので、 Tgが低
い表層樹脂を樹脂素地表面につけることにより配向成形
中の内核樹脂の冷却速度をおそくし、配向成形中の内核
樹脂の温度を該樹脂のTgPi上に保っている間に、圧
縮成形するものである。従って圧縮速度、すなわち圧縮
配向する時間、内核樹脂のTgとダイ温度の差、表層の
厚さと熱伝導率、圧縮成形前に予熱される内核樹脂の温
度等は相互に関係を有し、例えば、圧縮配向する時間が
短かく、あるいは予熱される内核樹脂の温度が高いと表
層を薄くすることができる。
内核樹脂の良好な配向成形品を得るには、一般に該樹脂
のTg以上、軟化温度以下の範囲の適度な温度を選定し
て配回させる必要があり、この範囲で温度が低い程、成
形品の配向度は大きくなる。
しかし、温度が低すぎると成形性が低下する。温度が高
すぎると成形が不安定になり、且つ延伸倍率を上げても
配向度が上らない。最も好ましい内核樹脂の予熱は、内
核層の表面部を高く、中心部を低く加熱しておくことで
ある。本発明では、Tg以上に予熱された内核樹脂をダ
イで冷却しつつ圧縮成形するもので、その内核層の冷却
速度は表層の厚みが厚い程おそくなる。表層は成形後剥
離して内核層の配向成形品を得る場合、表層は薄い方が
経済的である。圧縮速度が速い程、表層を薄くすること
ができ経済的である。又、圧縮速度が速い程、ダイ温度
を低下させることができ、ダイ温度が低い程成形時間を
短縮でき成形効率が良く、経済的である。圧縮速度を速
くするには、圧縮力を大きくするのが最も効果がある。
本発明″では、好ましい圧縮力は樹脂素地当り45Kf
7aZp1上、更に好ましくは100h/l′In以上
、10004/ctIL以下である。この高圧力で圧縮
した場合、樹脂素地の横方向への流動速度は一般に10
07m/分以上であり、2QQm/分以上になる場合が
多い。
圧縮時間も20秒以下、一般には10秒以下である。本
発明ではダイ温度を低くし、高圧力、高速で短時間で圧
縮し、且つ早く冷却して配向成形品を効率良く成形でき
る。
本発明で用いる圧縮グイは平面状ダイの他、若干の曲面
を有するダイも使用できる。潤滑された圧縮グイで圧縮
した時に樹脂素地がプラグフローできる程度の曲率を有
する曲りを有するダイも使用できる。
ダイ内表面と樹脂素地表面の界面を潤滑状態にするには
、ダイ内表面に潤滑剤を塗布するか、あるいは及び表層
樹脂に潤滑剤を練込んだシートを用いることにより潤滑
状態にすることができる。
潤滑剤を塗布することが最も一般的であるが、最表層樹
脂に潤滑剤を練込み、ブリードアウトする潤滑剤により
潤滑することができる。
本発明に述べる潤滑剤とは、成形時に於ける粘度が50
0oポイズ以下、好ましくは1oooポイズ以下の流体
であり、例えば流動パラフィン、ポリジメチルシロキサ
ン等の各種シリコーン油、ステアリン酸、ステアリン酸
金属塩等の各種脂肪酸及びその金属塩、各種界面活性剤
、グリセリン、ポリエチレングリコール、低分子量ポリ
エチレン、これ等の各流体の混合物等の他、一般に使用
されている潤滑剤が使用できる。
樹脂素地のガラス転移温度以上、溶融点以下で圧縮して
配向させるには、重ね合せた素地がダイ内で圧縮力によ
り均一にプラグフローすることにより達成できる。ダイ
内表面と樹脂素地表面の界面を良い潤滑状態にすること
により均一なプラグフロー成形ができる。本発明で1軸
間回、2軸配向のいずれもできるが、特に2軸配向成形
に適した方法であり、特に、複屈折のない均一な2軸配
向シートが良好に成形できる。
本発明では延伸倍率は必要に応じて選択°宅きるが、好
ましくは面積比で2〜10倍、更に好ましくは3〜7倍
である。
〔図面による説明〕
本発明を図面により説明する。
第1図は圧縮成形により2軸配向シートを成形する経過
を示す。第2図は本発明に用いる各種樹脂素地の断面を
示す。第3図は本発明法を実施するに適した成形装置の
一例を示す。
第1図に於て、圧縮ダイ1の内表面2に潤滑剤を塗布し
、熱可塑性樹脂の板状素地3を置き(1−1)、該素地
3のTg以上、溶融点以下に加熱した後圧縮して素地3
をプラグフローさせて2軸間回させ(1−2)、そのま
ま冷却して2軸配向シート4を得る。
この場合、樹脂素地をプラグフローさせるには樹脂素地
がプラグフローしている間Tg以上の温度に保持される
必要があり、従って、これまで圧縮ダイ1は樹脂素地3
のTgj3上にした状態で圧縮し、圧縮終了後ダイを樹
脂のTg以下に冷却して樹脂成形品を冷却する必要があ
った。ダイ1の加熱−冷却をくり返すことにより成形を
行っていた。熱容量の大きいダイ1の加熱−冷却を行う
ことは多大のエネルギーを消費し、且つ時間がかかる。
本発明はダイ1の温度を樹脂のTg以下で成形し、ダイ
1の加熱−冷却を行わないでエネルギー消費を低減し、
且つ成形能率を良くするものである。本発明ではダイ1
の温度を低くして成形するため、樹脂素地を3層以上の
多層とする。
第2図は本発明に用いる多層樹脂素地の断面のいくつか
の例を示す。第2図に於て、(Alは圧縮成形前の樹脂
素地を、(BJは圧縮成形後の成形品を示し、(B)で
は剥離できる各層は剥離して示している。
(2−1)は、内核層5と表層6より成る3層構造であ
り、表層6樹脂のTgは内核層5樹脂のTgより低い。
該3層の樹脂素地を内核層樹脂のTgより高く予熱した
後、潤滑され且つ表層樹脂のTgより高く、内核樹脂の
Tgより低くした圧縮ダイで圧縮して配向成形品を成形
する0配向成形品の表層8と内核層7を剥離し、内核層
の良好に配向した成形品を得る。圧縮ダイの温度は内核
のTgより低いが、表層の断熱効果により成形中は内核
層の温度はTg以上に保たれる。
(2−2)は、内核層5が表層6に包まれている場合で
ある。内核層と表層の界面に空気が抱き込まれることに
より、成形品表面に見ぐるしい跡が生成することを防ぐ
ため、内核層5を表層6で真空包装することが好ましい
(2−3)は表層が2層の場合を示し、最表層9と内裏
層10から成り、最表層9のTgは内核層5のTgより
低い。内核層10のTgも内核層5のTgより低いこと
が好ましい。内裏J@10を用いるのは内裏層の表面を
内核層の表面に転写する場合に良好に使用できる。すな
わち、最表層9にTgが低く、流動性の良い樹脂を用い
てブラグフロ−性を良くし、内表面10゛(内11 r
−の成形品7の表面状態を調節する。圧縮成形後、表層
と内核層を剥離して良好な内核層の配回成形品7を得る
。最表層11と内表面12は接着性でも非接着性でも良
い。樹脂素地は最表層9で真空包装することが好ましい
(2−4)は内核層が多層の場合を示し、3個の内核層
13とその各界面に該内核層13と非接着性の剥離シー
ト14を置く。剥離シート14は内表面10と同一樹脂
でも良い。該素地を圧縮成形してプラグフローさせて配
向させた後、各層を剥離して内核層から成る3個の配向
成形品15を得る。この様に複数の内核層を剥離シート
と交互に積層して成形する方法は比較的薄肉の配回シー
トを成形する優れた方法である。
(2−5)は内核層が互に接着性を有する3層(16−
17−16)から成る場合である。内核層がPMMA−
ポリカーボネート−PMMA の3層である様な場合で
ある。この樹脂素地を同様に圧縮成形すると、3層構造
を有する配回成形品18が得られる。
第3図は曲面を有するダイを用いて、2軸配向された型
物を成形する例を示す。第3図に於て、採光ドーム様の
形を有する圧縮ダイ19.20の間に第2図に示した表
層と内核から成る多層の樹脂素地を置く。ダイ温度は熱
媒孔21に熱媒を流し最表層樹脂のTgより高く、内核
樹脂のTgより低くする。樹脂素地23全体を内核樹脂
のTgより高く予熱した後圧縮成形する。樹脂素地23
はダイの凹面22の上に置くと、圧縮される直前まで樹
脂素地23の温度を高く保つことができ好ましい。
この状態で圧縮してプラグフロー成形させ、樹脂がほぼ
ダイの温度まで冷却された後にダイより取り出す。表層
を剥離して、2軸配向された内核層から成る2軸間回成
形品を得る。
〔発明の効果〕
本発明では、圧縮ダイの温度をほぼ一定に保ったまま成
形ができ、これまでダイの加熱−冷却のために要した多
大のエネルギー消費を著るしく低減し、且つ成形時間を
短縮して成形効率を良くすることかできる。
〔実施例〕
第2図に示した各種類の樹脂素地を用いて、第3図に示
した圧縮ダイを用いて、樹脂素地の2軸配向成形を行っ
た。ダイ表面にはポリジメチルシロキサンを主体とした
潤滑剤を塗布した。樹脂素地及び成形条件を次表に示し
た。樹脂素地は最表層樹脂により真空包装した後、予熱
した。樹脂素地の予熱は、表に示した温度に加熱された
2枚の鉄板の間に素地を15分間はさみ予熱した。各素
地当りSOO?/♂の圧縮力を加えて数秒で厚み比で5
倍に2軸延伸した。表に示した実験Ilo、1〜7の本
発明法で成形した場合、全て良好な内核層の2軸配向成
形品が得られた。実験厖8〜9で示した様に表層樹脂を
っけないで成形した場合、内核層のプラグフローは困難
であり、2軸配向成形できなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は圧縮成形により2軸配向シートを成形する経過
を示す概略説明図。 第2図は本発明に用いる各種樹脂素地の断面を示す概略
断面図。 第3図は本発明法を実施するに適した成形装置の一例を
示す概略断面図。 1・・・圧縮ダイ 2・・・圧縮ダイの内表面3・・・
熱可塑性樹脂の素地 4・・・2軸配向シート5.7.
13・・・内核層 6,8・・・表層9.11・・・最
表層 10.12・・・内裏層14・・・剥離シート 
15・・・配回成形品lfi、17・・・内核層 18
・・・配向成形品19.20・・・圧縮ダイ 21・・
・熱媒孔22・・ダイの凹面 23・・・樹脂素地用 
願 人 旭化成工業株式会社 代理人 豊 1)善雄 第1図 (1−1) (1−2) 第2 (A) (B) 第3 1 (3−1) (3−2)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 熱可塑性樹脂素地を、潤滑状態に保持された圧縮ダイで
    圧縮して配向成形品を成形する圧縮成形法であって、 (1)熱可塑性樹脂素地は少くとも3層であり、(2)
     ダイと接する最表層樹脂のガラス転移温度は内核層樹
    脂のガラス転移温度より低く、(3)表層と内核層は成
    形後容易に剥離できる非接着性であり、 (4) ダイの温度は最表層樹脂のガラス転移温度より
    高く、内核樹脂のガラス転移温度より低く、(5)少く
    とも内核層を内核層樹脂のガラス転移温度より高く加熱
    した後、圧縮ダイで圧縮して配向させる ことを特徴とする圧縮成形法。
JP59113065A 1984-06-04 1984-06-04 熱可塑性樹脂配向成形品の圧縮成形法 Granted JPS60257212A (ja)

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Cited By (1)

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