JPS60256330A - ホイツプドフラワ−ペ−ストの製造法 - Google Patents

ホイツプドフラワ−ペ−ストの製造法

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JPS60256330A
JPS60256330A JP59110926A JP11092684A JPS60256330A JP S60256330 A JPS60256330 A JP S60256330A JP 59110926 A JP59110926 A JP 59110926A JP 11092684 A JP11092684 A JP 11092684A JP S60256330 A JPS60256330 A JP S60256330A
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JP
Japan
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protein
flour paste
paste
whipping
whipped
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JP59110926A
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JPS6148890B2 (ja
Inventor
長谷川 耕治
田口 業太
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Nisshin Oillio Group Ltd
Original Assignee
Nisshin Oil Mills Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本願は、パンやシュークリームのフィリング剤等として
用いられているフラワーペーストに、特定の方法で得ら
れた精製たん自分間物を起泡剤として添加して微細泡沫
を形成せしめるボイソプドフラワーペーストに係る。
(従来の技術) フラワーペーストは、そのまろやかな風味により広く愛
好されているが、食感が重く、現代のソフト化嗜好にマ
ツチせず、ボリューム感を十分に味わうことはできない
欠点がある。
そこで従来から、フラワーペーストに泡沫を入れて、食
感をソフトにしようという試みがなされており、例えば
油脂の存在下100℃近くの温度で、でんぷん類を糊化
させながら、ホイップさせるという方法がとられていた
が、この方法でば起泡剤をいくら増しても多量の微細泡
沫を入れることは到底不可能であった。
一方、フラワーペーストに大豆蛋白を添加する技術(特
開昭58−94.336号公報)があるがこれは耐熱性
を付与する目的であり、本願のホイツプ性向上を目的と
したものではなかった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、フラワーペーストに微細な泡沫を形成せしめ
ることによって、食感をソフトにし、ボリューム感を持
たせることを目的とする。この微細泡沫を形成させるに
は、従来のたん白系の起泡剤を添加しただけではほとん
ど効果が見られないものであった。
(問題点を解決するための手段)お・よび(作用)本発
明は、動植物性たん白質をたん白石水分解酵素を用いて
部分加水分解し、pH2〜6で不溶物を除去した精製た
ん自分間物を起泡剤として添加し、ホイップすることを
特徴とするホイソプドフラワーペーストの製造法である
該精製たん自分間物をフラワーペーストに添加し、ホイ
ップすることにより、微細泡沫が形成され、食感がソフ
トでボリューム感のあるホイップli Fフラワーペー
ストが得られる。微細泡沫量はホイップ時間、ホイツパ
−の回転速度、ホイップ温度を適宜選択することにより
調整できる。
精製たん自分間物の基質となる動植物性たん白としては
、大豆たん白、小麦たん白、卵白、ゼラチン、カゼイン
等が使用できる。
精製たん自分間物は次のようにして得られる。
すなわち、動植物性たん白質を水に分散させ、使用しよ
うとするたん白石水分解酵素の至適pHおよび温度に調
整後、当該酵素を添加し、部分加水分解を行う。酵素と
してはペプシン、ブロメライン、パパイン等の動植物ま
たは菌体由来のものが使える。次いで当該酵素を失活さ
せ、pl+を2〜6に調整して不溶物を除去して精製た
ん白油水分解物を得る。
部分加水分解は不溶物除去後の精製たん自分間物のTC
A可溶率(5%三塩化酢酸溶液に溶解するたん白質の全
たん白質に対する割合)が40%以上、好ましくは50
%以上になるように行う。
40%未満の場合、起泡力が極端に低下するので使用で
きない。
酵素の失活は加熱によるのが有効である。通常75〜1
00°Cで5〜30分間加熱するのが好ましい。
不溶物を除去する際のpl+は2〜6に調整する必要が
あるが、これは1112〜6で不溶物を除去することに
より、精製たん自分間物の起泡力が格段に向上するため
である。不溶物の除去は通常遠心分画、膜分画、溶剤分
画等により行われる。
得られた精製たん自分間物は、濃縮、乾燥を行った後、
フラワーペーストにたん白濃度として0゜5〜8%添加
する。好ましくは、1〜3%が適当であり、添加量が0
.5%より少ないと十分な微細泡沫が得られず、また8
%より多いと風味に変化が生じ、好ましくない。
フラワーペーストの主要原料は、でんぷん類、油脂類、
糖類である。でんぷん類としては、小麦粉、コーンスタ
ーチ、ばれいしょでんぷん等が利用できる。また、糖類
としては、しょ糖、転化糖、果糖、グリコース、麦芽糖
等が利用でき、油脂類としては、マーガリン、ショート
ニング、食用油、乳脂肪等が利用できる。
本発明のホイソブドフラワーペーストは次のようにして
製造する。
まず、でんぷん類、糖類に精製たん自分間物を添加混合
し、85〜100℃の温度ででんぷんを糊化させた後、
品温を80℃(好ましくは60℃)以下に下げてホイッ
プする。マーガリン等の油脂はホイップ後に加える。こ
の製法で重要なことは、ホイップはフラワーペーストの
糊化後、品温を上記の温度に下げてから行い、また、マ
ーガリン等の油脂類の添加はホイップ後に行うことであ
る。これは、でんぶ、ん類を糊化させた後、品温を下げ
てホイップしないと微細泡沫が形成されないからである
。また、油脂類を後から添加するのはホイップ中に油脂
を添加すると微細泡沫が形成されにくいからである。
ホイップ時の温度は、低くければ低いほどよいが、油脂
を添加する際、融点の低い油脂類を添加した場合、ホイ
ップしたフラワーペーストへの混合が困難になるため、
使用する油脂の融点以上で適宜温度調整するとよい。
(実施例1) アルコール洗浄濃縮大豆たん白1kgに水19kgを加
え、攪拌しながら塩酸でpH1,8に調整し、温度は5
5℃の恒温状態にした。これに含糖ペプシン(天野製薬
株式会社製)4gを添加し、8時間加水分解した後、8
0℃で10分間加熱してペプシンを失活させた。この分
解液を水酸化ナトリウムでpH4,5に調整した後、遠
心分離を行い、不溶物を除去した。この上澄液を水酸化
ナトリウムで中和後噴霧乾燥し、精製たん自分間物(T
CA司熔率70.8%)660gを得た。
コーンスターチ60g、上白糖200 g、脱脂粉乳3
0g、全卵70g、水570gの原料に、この精製たん
自分間物20g(フラワーペーストに対するたん白濃度
2%)を加え、混合、攪拌機(三栄製作所5DM−r湯
煎型)を用い、油槽の温度を約100℃に調整してビー
タ−で攪拌しながら糊化させた。この品温を50℃以下
に下げた後、ホイツパ−でホイップして微細泡沫(球径
1袷 0〜80μ)を形成させてから、予め溶融してお
いたマーガリンを50g加え、ビータ−で混合すること
によって本発明のホイソブドフラワーペーストを得た。
対照品として、精製たん自分間物無添加で他は全く同し
条件、方法によりフラワーペーストを作った。
本発明品の比重の指標となるオーバーランを測定すると
、対照品が0%に対して、25%でありQ−ホイップ後
の体積Acc当たりの重量(参考例) 実施例1と同じ方法で得た精製たん自分間物(TCA可
溶率70゜8%)を用いて、ホイップ時の瓜度とマーガ
リンの添加時期についての検討をした。フラワーペース
トの原料を馬れいしょでんぶん70g、上白糖220g
、脱脂粉乳60g、全卵30g、精製たん自分間物20
g(フラワー−,1ストに対するたん白濃度的2%)、
マーガリン50g、水550gとして、混合攪拌機(三
栄製作所5DM−r湯煎型)を用い、油槽の温度を10
0℃にして、ビータ−で攪拌しながら、糊化させた後、
品温を適時調整して、ホイツパ−でホイップして泡沫を
形成させた。マーガリンはホイップ前に添加したものと
、ホイップ後に添加したものについての比較を行った。
結果を表−1に示す。
表−1精製りん自分間物を用いたオーバーランの測定結
果 表−1から、マーガリン等の油脂の存在は、ホイップ時
に精製たん自分間物による泡沫形成にとって阻害効果が
あることがわかる。つまり、マーガリン等の油脂の添加
はホイップ後に行う必要がある。また、ホイップ時の温
度は低いほどオーバーランが高くなり泡沫も、より微細
になる。
(発明の効果) 本発明によるホイップドフラワーベーストは前述した特
定の精製たん自分間物を0.5〜8%含むもので、通常
のフラワーペーストと風味において差はないが、微細泡
沫が多量に含まれるため、フラワーペーストの見かけ比
重を大幅に軽減できる。
この多量の微細泡沫のため、本来フラワーペーストが持
っている食感の重さがなくなり、ソフトでボリューム感
のある従来にないフラワーペーストを得ることができる
ものである。
特許出願人 日清製油株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1,1動植物性たん白質をたん0加水分解酵素を用い
    て部分加水分解し、pl+2〜6で不溶物を除去した精
    製たん自分間物を起泡剤として添加し、ホイップするこ
    とを特徴とするホイソプドフラワーペーストの製造法。 (2) 精製たん自分間物のフラワーペーストに対する
    添加量がたん白濃度として、0.5〜8%である特許請
    求の範囲第1項記載の製造法。 (3)精製たん自分間物を添加後、フラワーペースト原
    料のうち、でんぷん類を糊化させた後、品温を80℃以
    下に下げ、ホイップさせることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の製造法。 (4) フラワーペースト原料のうち、マーガリン等の
    油脂の添加をフラワーペーストのホイップ後に行う特許
    請求の範囲第1項記載の製造法。
JP59110926A 1984-06-01 1984-06-01 ホイツプドフラワ−ペ−ストの製造法 Granted JPS60256330A (ja)

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JP59110926A JPS60256330A (ja) 1984-06-01 1984-06-01 ホイツプドフラワ−ペ−ストの製造法

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JPS60256330A true JPS60256330A (ja) 1985-12-18
JPS6148890B2 JPS6148890B2 (ja) 1986-10-27

Family

ID=14548112

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004329048A (ja) * 2003-05-01 2004-11-25 Sonton Food Industry Co Ltd 含気性フラワーペースト及びその製造方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49109551A (ja) * 1973-02-24 1974-10-18
JPS49120950A (ja) * 1973-03-23 1974-11-19
JPS5588672A (en) * 1978-12-25 1980-07-04 Ajinomoto Co Inc Preparation of vegetable whipped cream
JPS55135562A (en) * 1979-04-11 1980-10-22 Okano Shokuhin Sangyo Kk Vegetable creamlike food

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JPS6148890B2 (ja) 1986-10-27

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