JPS60255755A - 2、6‐ジクロル‐4‐ニトロアニリンの製法 - Google Patents

2、6‐ジクロル‐4‐ニトロアニリンの製法

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JPS60255755A
JPS60255755A JP60102799A JP10279985A JPS60255755A JP S60255755 A JPS60255755 A JP S60255755A JP 60102799 A JP60102799 A JP 60102799A JP 10279985 A JP10279985 A JP 10279985A JP S60255755 A JPS60255755 A JP S60255755A
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hydrochloric acid
acid
chlorination
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オツトー・アルント
テオドール・パーペンフース
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Hoechst AG
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C209/00Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton
    • C07C209/68Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton from amines, by reactions not involving amino groups, e.g. reduction of unsaturated amines, aromatisation, or substitution of the carbon skeleton
    • C07C209/74Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton from amines, by reactions not involving amino groups, e.g. reduction of unsaturated amines, aromatisation, or substitution of the carbon skeleton by halogenation, hydrohalogenation, dehalogenation, or dehydrohalogenation

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、水中で次亜塩素酸(HOIO)で塩素化する
ことにより4−ニトロアニリンから2,6−ジクロル−
4−ニトロアニリンを製造する既に知られた方法を改良
した方法に関する。
ドイツ特許第2./i4&054号明細書には、4−ニ
トロアニリンと次亜塩素酸とを強酸の存布下で反応させ
るジクロルニトロアニリン例えハフ。6−ジクロルー4
−ニトロアニリンノ製造方法が記載されている。そこに
されている記載によれば強酸はこの場合、加えられる水
の重量に対して5重量5から400重量%までの(無水
酸の)広い濃度範囲で使用され得る。上記特許明細書の
実施例に記載されている得られた2、6−ジクロル−4
−ニトロアニリンの融点から、そこで使用された方法で
は品質の劣った生成物が得られるということがわかる。
このように、そこに記載されている融点は174℃と1
82℃との間を変動するが、文献に記載されている最高
の融点は195℃である( Atti ctella 
ReaveAcademia dei Linc+si
 (Rendiaonti (5) 221 。
826) )。
ロシア特許第865590号の記載によっても、30%
の淡変の塩酸(25モル)と96%の硫酸(14モル)
との混合物の大過剰で、しかしいくらか低い温度で行わ
れる。(この場合に得られた2、6−ジクロル−4−ニ
トロアニリンの融点は190.5〜191.5℃である
。)この方法の欠点は塩酸と硫酸とによって排水が非常
に汚染されることである。
英国特許第2.077.261号明細書には、15〜2
5%の濃度の塩酸中で元素の塩素で4−二トロアニリン
を塩素化することによって比較的高い温度(95〜11
0℃)で問題の生成物が製造されることが記載されてい
る。この場合に得られる生成物は品質が悪い(約82な
いし最高90%の純度)。使用される塩酸の濃度が14
%以下の場合には粗収率が75%以下に下がるつ次亜塩
素酸ナトリウムによる4−ニトロアニリンの塩素化で、
非常に少量の−即ち次亜塩素酸ナトリウム(NaOCl
)による塩素化で遊離する水酸化ナトリウム(NaOH
)の中和に必要な量だけの一塩酸を使用することも文献
に言及されている(Bulletin de la 8
oaiet5 Chimiquedes IFranc
e (4)、 41.197.205)。この場合にも
生成物の品質が劣っていることが予想される:この仁と
は上記引用文献の著者がこの条件で悪い品質の生成物を
予想しうる引用文献を挙げていることから明らかである
( Kornet 。
Jahreeborichte uber die F
ort8ahrltto derChemie (化学
の進歩に関する年報)1875゜第523頁Be1la
tein、 12.755.5yst、 Al671を
参照)。非常に希薄な(例えば1%以下の)水性塩酸中
で次亜塩素酸ナトリウムで4−ニトロアニリンを塩素化
すると常に不純な2,6−ジクロル−5−ニトロアニリ
ンが生じるということはJ、Chem、 Boa、 9
5.第1773頁(1908)からも明らかである。
その原生じる樹脂は、窒素−塩素−化合物、例えばN、
N’−テトラクロル−4−ニトロアニリンの生成に帰因
すると思われる。他の方法は有機添加剤を、ときには触
媒として(東ドイツ特許第160111号)、ときには
希釈剤として、または有機酸を(東ドイツ特許第160
111号; 、r、 Ohem、 Boa、 95.1
774 ; Auetra19.T。
Chem、 12(1959)、 450 )使用する
これらの既知の方法は皆、生態学的及び経済的観点から
も、目的生成物の品質の点でも、かなり欠点をもつ。生
態学的欠点は、無機酸及び有機酸によって、ある場合に
はニトロアロマチックスによっても(悪い収率の場合)
、排水が非常に汚染されることと考えることかで色る。
経済的欠点は、有機添加剤の再生でなされるべき技術的
努力及び場合によシ必要な排水の後処理にある。これら
の既知の方法によって得ること点から明らかになる。
ところで、反応条件で安定々分散剤の存在のもとて希薄
な水性の酸の形の5〜6モルの塩酸(H(4)または硝
酸(HNO,)中で1モルの4−二トロアニリ/を塩素
化し、その際先ず5カいし10℃でそして次に15〜2
0’Cで塩素化し、最後に、中間で生じた90〜95%
の2−クロル−4−ニトロアユリンカ2.6−ジクロル
−4−ニトロアニリンに変った後に水性懸濁液の温度を
塩素漂白液の追加なしで殊に分散剤を再び加えて15〜
20℃から70℃に上げ、次に塩素漂白液を再び加えて
20℃と70℃との間の温度で再び塩素化し、次に水性
懸濁液のp)Iを9.OKし、生じた2、6−ジクロル
−4−ニトロアニリンを炉取して希薄な鉱酸で洗浄する
と、塩素漂白液で水中で4−ニトロアニリ/を塩素化す
ること罠よって、排水の汚染や排水の再生及び後処理の
ための技術的努力のようカ前記の欠点なしで、高純度(
少なくとも96%の純度)且つ高収率(理論量の90%
)で2,6−ジクロル−4−ニトロアニリンを製造する
ことができるということを見いだした。
4−ニトロアニリンの本方法による塩素化には(30〜
51%の濃度の)塩酸を使用するのが好ましい。しかし
、本方法で得られた洗浄酸を(再循環の意味で)供給し
た酸に添加して一緒に使用することも可能であり且つ特
に経済的である。
塩酸を使用する場合には、使用されるべき酸の最小量は
、 (リ 4−ニトロアニリン1モル当り全部で5当量(=
3モル)のHOIに相当する、4−ニトロアニリン塩酸
塩の生成の際の1当量の塩酸(HOJ) (Am、 S
oa、 52 (1930) 5N5及び5122)と
一般反応式 %式% に従って4−ニトロアニリ/を次亜塩素酸ナトリウムで
塩素化する際の2当量の塩酸との必要量によってそして (2) pi(0,5以上での4−ニトロアニリンと次
亜塩素酸との接触を避けなければ々らないための、本発
明では(1)による当量のほかに1〜5当量の塩酸(H
OJ)で十分な必要量によって、決定される。
例えば1モルの4−ニトロアユリント2モtwのNa0
C!/との反応で遊離される前記の式による2当量のN
aOHを中和するのに丁度十分な2当量だけのHClを
使用すると、特に悪い品質及び収率で生成物が得られる
。特に、英国特許第2、077.261号明細書に欠点
として記載されているMCl−濃度が14%に達しない
ことは、本発明による処理条件には当はまらないという
ことも見いだされた。
懸濁液を70℃で(塩素漂白液を追加せずに)後処理す
ると、2,6−ジクロル−4−ニトロアニリンの溶解し
なかった固体粒子でおおわれた約6%の2−クロル−4
−ニトロアニリンが遊離される。
塩酸媒質中で塩素化する場合には、 HCl−濃度が約
5ないし約14重量%の水性媒質中で反応を行うのが好
ましい。
文献に記載されたかなり様々カ態様の方法は不満足な結
果を生じるに過ぎないので(前を参照)、最小量が3モ
ルそして最大量が6モルの塩酸または硝酸のほかに分散
剤を使用し且つ後の塩素化で熱による後処理を行うこと
によって本発明による塩素化がNa0clでうまく行わ
れることは驚くべきことと思わなければならない。
核の塩素化のほかに副反応が起らないという上記引用文
中のBulletin de 1a Soa、 Chi
m、 de1’rancθ に載っている主張と反対に
、発明者等の研究によれば副生成物は確かに形成され、
該副生成物は色濃度が大きいので痕跡で本目的生成物の
品質に有害な影響を及ばず。本発明による処理の過程で
アルカリ性にした懸濁液の濾過によって該副生成物を除
くことは明らか力進歩である。
使用されるべき分散剤には、本発明による塩素化の条件
で比較的に安定なことが要求される。
適当な分散剤は例えばアルカンスルホネート(IrIに
第二アルカンスルホネート)、アルアルキルスルホネ−
) (アルキルベンゼンスルホネート及びアルキルナフ
タリンスルホネー))、第一アルキルスルホネート(脂
肪アルコールスルフェート、脂肪アルキルスルフェート
、脂肪アルコールスルホネート)、第二アルキルスルフ
ェート、脂肪酸縮合生成物(アミン基を含む物質との縮
合物、ヒドロキシル基を含む物質との縮合物及び芳香族
炭化水素との縮合物)、ポリグリコールエーテル及びピ
リジン塩基より成る群の化合物である。使用量について
は、4−ニトロアニリン1モル当シ約4〜45重量部を
使用するのが好ましい。
本発明による方法の更に細かい点及びtEtLい実施態
様を以下に記載する: 塩素化の準備のため[4−ニトロアニリンを5〜10倍
の量の水の中で、適当な分散剤例えば第二アルカンスル
ホネートを加えて撹拌する。
この懸濁液の中へ、塩酸を使用する場合には4−ニトロ
アニリン1モル当り少がくとも3当量(5モル)、殊に
5〜6当量(5〜6モル)の51%の濃度の塩酸を流入
させる。6当量(6モル)以上のHCIを加えることは
、不必要であり、排水の汚染が増し且つ塩素の発生が激
しくなるであろう。従って、水溶液全体に対して約13
%の濃度で5〜6当量(モル)のHe/を使用すること
は、4−ニトロアニリンが溶解するので好ましい。再循
環させた酸、例えば2,6−ジクロル−4−ニトロアニ
リンの洗浄に使用した鉱酸例えば塩酸を使用することも
できる。
塩素漂白液とは本発明による方法ではNa0C1及びN
aC1の水溶液を意味すると解され、該水溶液は塩素を
冷たい水性の水酸化す) IJウムの中へ導入すること
により製造することができる(15.5重量%の塩素漂
白液は1.2299=11当り166gの有効塩素を含
有し、これは11当!> 2.54モルのNa0C!l
Ic相当する(G+nelinsHan4buch d
er anorganischan Ohemio (
グメリンの無機化学のハンドブック)6 (1927)
、第296頁; Ullmanns Fncyklop
a+H,e der technlechenahem
ie (ウルマンの工業化学の百科辞典〕9、第4版(
1975)、第544頁)。
塩素化の前に、本発明により使用される量の塩酸または
硝酸中の4−ニトロアニリンの懸濁液またはそれの塩酸
塩の溶液を5〜10℃に冷却する。
塩素化は二工程で進む・ (1)2−クロル−4−ニトロアニリンの生成;(2)
 ?、6−’)クロル−4−ニトロアニリ/の生成・ 両方の工程には温度及び持続時間の点でいくらか相違す
る条件が必要である。第一工程のために特に好ましい温
度は5〜10℃であり、第二工程のために特に好ましい
温度は最初15〜20℃そして次に70℃である。第二
工程は変換の完全性が第一工程よりもかなり悪い。第一
工程には、おもに冷却の必要が増大するので2〜3時間
かかる。第二工程には15〜20℃から出発する70℃
での殊に再び添加する分散剤の存在下での本発明による
熱による後処理が必要であり、その後に20℃または7
0℃での後の塩素化が必要である。第二工程のための最
初15ないし20℃で5〜7時間そして70℃の上の温
度で、2時間よりも長い時間は、それによって空時収量
の減少が起るので不経済である。
第二工程で時間が1時間よりも短いと不十分な変換が起
る。
本発明による条件を最適に保つと、2当景よりもほんの
少し多い(例えば228モル%の)次亜塩素酸ナトリウ
ムで既に、4−ニトロアニリンの2,6−シクロルー4
−ニトロアニリンへの完全な変換が行われる。不利な条
件では、かなシ大過剰の塩素漂白液でも無用である。変
換の終点を薄層クロマトグラフィーでチェックした後に
、事情によってはまだ存在する残留有効塩素を当量の4
0%の濃度の亜硫酸水素ナトリウム溶液で破壊する。淡
黄色の懸濁液を70℃で戸遇する。こζで痕跡の濃く着
色した副次成分を分離する可能性を含めるのが好ましい
。このために、懸濁液を濾過の前にも63%の濃度の水
酸化ナトリウム水溶液でpH9,0にする。この点で安
全のために再度40%の濃度の亜硫酸水素ナトリウム溶
液を加えることができる。濃かつ色の母液が濾過で得ら
れるが、淡色の生成物が戸数される。次に熱時洗浄を水
で、場合により分散剤を更に加えて、次に例えば2%の
濃度の塩酸でそして最後に再び水で行う。濾過は開放ヌ
ッチェで行うことができる。塩素による汚染は生じたい
2.6−シクロルー4−ニトロアニリンハ理論量の90
%の収率でそして少なくとも97%の純度(高圧液体ク
ロマトグラフィー(” HPLO” )Kよる)及び1
87〜191℃の融点(文献のデータによる;融点は9
9.6%の純度において192℃である)で得られる。
(2,1%の)2−クロル−4−ニトロアニリンが不純
物として含まれている( HPLO)。もちろん塩素化
を第一工程で止めて2−クロル−4−ニトロアニリンを
得ることもできる(ドイツ国特許第109189号(1
89B)を参照)。
前記の文献公知の諸方法と比較して本発明による方法は
処理方法のやさしさ及び品質の改善の点で明らかに進歩
している。2,6−ジクロル−4−ニトロアニリンは”
r、5−ジクロルアニリンを製造するための重要外中間
体であり、この3.5−ジクロルアニリンは植物保護の
有効成分の中間体である。それは又、アゾ染料を製造す
るための中間体である。
以下の例は、本発明による方法の例証に使用されるが本
発明による方法は以下の例だけに限らない。部は重量部
を意味する。分散剤の重量部は、標準化された60%の
濃度の水溶液と解される。
例1 (存在する塩酸の量の影響) 5部の分散剤(第二アルカンスルホネート)を添加した
1000部の水の中へ、商業上入手しうる工業的品位の
湿った形又は工業的品位の乾燥した形の140部(1モ
ル)の4−ニトロアニリン(融点147℃)を、約25
℃で通常の撹拌条件で導入する。この混合物を次に5〜
10℃に冷却する。更に、51%の濃度の塩酸706部
(6モル)を流入させる。この溶液へ撹拌しながらそし
て更に外部冷却しながら5〜10℃で、15.5%の濃
度の塩素漂白液565部(1,07モ/L’のNa0C
l= 1.07モルの活性塩素に相当する)を3時間で
滴加する。2−クロル−4−ニトロアニリンが晶出する
。tP取した試料はほんの約1〜2%の4−ニトロアニ
リンを含有するに過ぎない。場合にょシ再び5部の分散
剤を添加した後に、懸濁液の温度を15〜20℃に上昇
させる。次に、撹拌しながら15〜20℃で再び、15
.5%の濃度の塩素漂白液565部(1,07モルのN
a0Cl= 1.07 モにの活性塩素に相当する)を
5時間で滴加する。
変換の終りを薄層クロマトグラフィーでチェックした後
に、まだ存在する残留活性塩素を、当量の40%の濃度
の亜硫酸水素ナトリウム溶液で破壊する;このためKは
一般に15部で十分である。次に約30分間で60〜6
5℃に加熱する。薄い、黄色の、微粒子の懸濁液を35
%の水酸化ナトリウム溶液476部でpHQから−9.
0にする。今や薄い、淡かっ色の懸濁液を・再度15部
の40%の濃度の亜硫酸水素ナトリウム溶液を加えた後
に70”Cでヌッチェで吸引F取する。母液は暗かっ色
である。生成物を次に (92,5部の分散剤を加えた70〜75℃の水100
0部、 (2)70〜75℃の0.2%の濃度の塩酸2000部
及び (3)70〜75℃の水1000部 で順々に洗う。
60℃で乾燥後、2,6−ジクロル−4−ニトロアニリ
ンの純度が94.0%(HPLC)そして融点が183
〜187℃の、理論量の86%の収量に相当する191
部の乾燥生成物が、黄色粉末として得られる;該粉末を
ジメチルホルムアミドに溶解させると(100〜/ジメ
チルホルムアミド)、薄いかつ色がかった黄色の溶液が
生じる。2−クロル−4−ニトロアニ1J7(7)含量
は5.5%である。排水(約6900〜7000部、声
1.2)は約16部のニトロアロマチツクスを含有し、
適当な前処理の後に生物学的精製に供給することができ
る。
例2 (存在する塩酸の量の影響) 例1に記載したと同様に行うが、わずか656部の31
%の濃度の塩酸(5モル)を供給するに過ぎない点が相
違する。今度はもう4−ニトロアニリンは溶解しない。
それにもかかわらず、乾燥後に、理論量の76%の収量
に相当する、例1によるのとほとんど同じ重量(193
部)の、しかしもつと低い約82%の2,6−ジクロル
−4−ニトロアニリンの純度と9%の2−クロル−4−
ニトロアニリンノ含量ト176〜180℃の融点とを有
する乾燥生成物が、淡かつ色の粉末として得られる;該
粉末をジメチルホルムアミドに溶解させると(100m
l/ジメチルホルムアミド1om/)、かつ色の溶液が
生じる。
塩素化の終りにおける塩素の放出は、例2による処理で
は例1による処理よりも少ない。
例5 (存在する塩酸の量の影響) 例1に記載したと同様に行うが、わずか235部の51
%の濃度の塩酸(2モル)を供給するに過ぎない点が相
違する。際立って悪い収量の。
即ち(理論量の58%の収量に相当する)わずか168
部の、47%の2,6−ジクロル−4−ニトロアニリン
の純度と11%の2−クロル−4−ニトロアニリンの含
量と150〜165℃の融点とを有する乾燥生成物が得
られる。この結果は又、例2の結果よシもかなり悪い。
5モル以下の塩酸を供給する場合には品質及び収量が実
際に下がるということがわかる。
例4 (第二反応工程が進行する際に多過ぎる量の塩素漂白液
を使用することの不利な影響)例1に記載したと同様に
行うが、わずか588部の51%の濃度の塩酸(5モル
)を供給する点及び加える塩素漂白液の二番目の割合が
635部である点が相違する。
(理論量の82%の収量に相当する)187部の、91
%の2.6−シクロルー4−ニトロア二1J10純&と
5%の2−クロル−4−ニトロアニリンの含量と182
〜186℃の融点とを有する乾燥生成物が得られ今が、
溶液の色は例1による処理の場合よりも濃い。
例5 (供給する酸への洗浄用の酸の添加) 例4に記載したと同様に行うが、供給する塩酸のほかに
洗浄用酸(塩酸)を使用する結果、全部で約5.5モル
のHO(lを供給する点が相違する。二回の再循環の後
に、(理論量の83%の収量に相当する)179部の、
96%の2,6−シクロルーーーニトロアニリンの純度
と5%の2−クロル−4−二トロアニリンノ含量ト17
5〜185℃の融点とを有する乾燥生成物が得られる。
例6 (塩素化への、分散剤の無いことの効果)例4に記載し
たと同様に行うが、分散剤を添加しない点が相違する。
(理論量のわずか78%の収量に相当する)185部の
、わずか88%の2,6−ジクロル−4−ニトロアニリ
ンの純度と6%の2−クロル−4−ニトロアニリンの含
量とわずか170〜182℃の融点とを有する乾燥生成
物が得られる。溶液の色は、例4による処理の場合より
もいくぶんか濃い。
例7 (この例は、本発明による方法の全部の特徴をもつので
、最適な実施例である) 例1に記載したと同様に行うが、例1で記載した形の1
150部の塩素漂白液の反応の後に混合物を70℃に加
熱し、更に10部の分散剤(第二アルカンスルホネート
)を添加する(従って分散剤は全部で22.5部)。混
合物を20℃に冷却させ、20℃でもう一度の後の塩素
化を70部の塩素漂白液で行う。(理論量の90%の収
量に相当する)195部の、96%の2.6−ジクロル
−4−ニトロアニリ/の純[ト2.1矛の2−クロル−
4−ニトロアニリンのttと187〜191℃の融点と
を有する乾燥生成物が得られる。溶液の色は、例1によ
る処理の場合と同様に薄いかつ色がかった黄色である。
例8 (いくらか多い塩素漂白液を使用することの不利な効果
) 例7に記載したと同様に行うが、後の塩素化で140部
の塩素漂白液を使用する点が相違する。186〜189
℃の融点を示すわずか179部の乾燥生成物が得られる
例9 (41つと少量の分散剤を使用することの不利な効果) 例7に記載したと同様に行うが、全部で22.5部では
なくわずか10部の分散剤を使用する点が相違する。1
87部の、わずか180〜185℃の融点を示す乾燥生
成物が得られる。
例10 (この例は、本発明による方法の全部の特徴を含む) 例7に記載したと同様に行うが、後の塩素化を70℃で
行う点が相違する。
(理論量の88%の収量に相当する)186部の、97
.5%の2,6−ジクロル−4−ニトロアニ’) 7 
ノJJIlt トo、s%の2−クロル−4−二トロア
ニリンの含量と187〜191℃の融点とを有する乾燥
生成物が得られる。
溶液の色は、淡橙色であり、例7による処理の場合より
も薄い。
例11 (そのほかの本発明による処理の$9が全部与えられて
いる場合の分散剤のないことの、制限された不利な効果
) 例10に記載したと同様に行うが、分散剤を使用しない
点が相違する。(理論量の86%の収量に相当する)1
部5部の、96%の2,6−ジクロル−4−ニトロアニ
リンの純度と1.4%の2−クロル−4−ニトロアニリ
ンの含量と。
185〜188℃の融点とを有する乾燥生成物が得られ
る。溶液の色は、淡橙 かっ色で、例10による処理の
場合よシもいくらか濃い。
例12 (冷却せずに塩素漂白液の二番目の分をあまりにもはや
く添加することの、収量への不利な効果) 例1に記載したと同様に行うが、二番目の分の565部
の13.5%の塩*S白液を更に外部冷却せずに15分
間で流入させる(この際温度が25℃に上がる)点が相
違する。次に25℃で1時間撹拌し、例7及び例10に
記載した熱による後処理と70’Cでの後の塩素化とに
よって塩素化を完結させる。(理論量の85%の収量に
相当する)181部の、97%の2,6−ジクロル−4
−ニトロアニリンの純[ト1.2%の2−クロル−4−
ニトロアニリンの含量と186〜188℃の融点とを有
する乾燥生成物が得られる。
例15 (反応を第一工程の後に中止することによって4−ニト
ロアニリンのモノクロル銹導体だケラ獲得) 例1に記載したと同様に行うが、第一番目の分の塩素漂
白液だけを加える点が相違する。生L7’j2−クロル
ー4−ニトロアニリンヲ10”Cで吸引P取し、飲用水
1000部、5%の濃度の炭酸す) IJウム溶液20
00部そして再び飲用水1000部で洗う。94〜1゛
o1℃の融点を示す167部の2−クロル−4−ニトロ
アニリンが、理論量の90%以上の収率で得られる。
代理人江崎光好 代理人江崎光史

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 t 酸を使用して水中で塩素漂白液で4−ニトロアニリ
    ンを塩素化することによって2,6−ジクロル−4−ニ
    トロアニリンを製造する方法にして、反応条件で安定な
    分散剤の存在のもとて希薄な水性の酸の形の3〜6モル
    の塩酸(Heぎ)または硝酸()(No3)中で1モル
    の4−ニトロアニリンを塩素化し、その際先ず5ないし
    10℃でそして次に15〜20℃で塩素化し、最後に、
    中間で生じた90〜95%の2−クロル−4−ニトロア
    ニリン力2.6−ジクロル−4−ニトロアニリンに変っ
    た後に水性懸濁液の温度を塩素漂白液の追加なしで15
    〜20℃から70℃に上げ、次に塩素漂白液を再び加え
    て20℃と70℃との間の温度で再び塩素化17、水性
    懸濁液の所を9.0にシ、生t、fic2.6−シクロ
    ルー4−ニトロアニリンを炉取して希薄な鉱酸で洗浄す
    ること全特徴とする方法。 λ 使用する4−ニトロアニリンに対して5ないし6モ
    ルの塩酸(Hol)の存在のもとて塩素化を行う、特許
    請求の範囲第1項記載の方法。 6、水性塩酸媒質中で塩素化を行ない、該媒質の塩酸(
    Hog)の濃度は約5ないし約14重量%である、特許
    請求の範囲第1項または第2項記載の方法。 4、後処理を、塩素漂白剤を加えずに反応条件で安定な
    分散剤を再び加えて懸濁液を加熱することによって行う
    、特許請求の範囲第1項または第2項記載の方法。
JP60102799A 1984-05-18 1985-05-16 2、6‐ジクロル‐4‐ニトロアニリンの製法 Pending JPS60255755A (ja)

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